JPH0516237A - 帯状袋体の反転方法 - Google Patents

帯状袋体の反転方法

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JPH0516237A
JPH0516237A JP19496191A JP19496191A JPH0516237A JP H0516237 A JPH0516237 A JP H0516237A JP 19496191 A JP19496191 A JP 19496191A JP 19496191 A JP19496191 A JP 19496191A JP H0516237 A JPH0516237 A JP H0516237A
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JP
Japan
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pressure
water
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JP19496191A
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English (en)
Inventor
Shigeru Endo
茂 遠藤
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GETSUTO KK
GET Inc
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GETSUTO KK
GET Inc
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Publication date
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Publication of JPH0516237A publication Critical patent/JPH0516237A/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C63/00Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
    • B29C63/26Lining or sheathing of internal surfaces
    • B29C63/34Lining or sheathing of internal surfaces using tubular layers or sheathings
    • B29C63/36Lining or sheathing of internal surfaces using tubular layers or sheathings being turned inside out

Abstract

(57)【要約】 [目的] 小型の装置を用いて帯状袋体を作業性良く反
転させることができる帯状袋体の反転方法を提供するこ
と。 [構成] 密閉空間Sに連なる断面積の小さな流路4を
形成し、該流路4に設けられたバルブ10を通して帯状
袋体20を流路4内に挿入するとともに、該帯状袋体2
0の反転部を前記密閉空間S内に臨ませ、該密閉空間S
内に圧縮エアーを供給すると同時に、前記流路4内に圧
縮エアー圧よりも高い圧力の水を流すようにする。密閉
空間Sは圧縮エアー圧よりも高い圧力の水によってシー
ルされるため、密閉空間の内圧を水のヘッド差でバラン
スさせる従来の方法とは異なり、密閉空間Sの内圧を変
化させても、反転装置1のサイズを一定に保つことがで
き、該反転装置1の小型、コンパクト化を図ることがで
き、作業性も一段と高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管路補修工法や帯状袋
体の製作等に適用される帯状袋体の反転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された老朽管を掘出すること
なくその内周面にライニングを施すことによって、当該
老朽管を補修する管路補修工法は既に公知であるが、該
工法においては、可撓性の樹脂吸収材に硬化性樹脂を含
浸せしめて成るライナーを流体圧によって反転させなが
ら管路内に挿入することが行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記管路補
修工法において、ライナーを反転させる流体圧として特
に圧縮ガス圧を用いた場合、ライナーの全てを密閉容器
内に収納する必要があり、特にライナーのサイズが大き
い場合には、密閉容器が大型化するという問題があっ
た。
【0004】そこで、図4に示す反転方法が提案されて
いる。この方法は、容器102内を隔壁103で室S1
とS2に区画し、容器102内にパイプ109から水を
注入し、長い帯状袋体120を容器102の開口部10
2aから室S1に挿入してこれを水中を通して室S2側
に望ませ、その端部を反転させて取付開口部114に図
示のように取り付けた後、室S2側に水によって区画さ
れる密閉空間S内に、コンプレッサーからの圧縮エアー
を供給することによって、密閉空間Sの内圧Pを高め、
この内圧Pによって帯状袋体120を次々に反転させる
方法である。
【0005】上記方法によれば、容器102内で最初は
図示のh0の高さにあった水位が、内圧Pによって室S
1内ではh1まで押し下げられ、室S2内ではh2まで
押し上げられ、水はΔh(=h2−h1)のヘッド差が
生じる。
【0006】而して、上記方法によれば、密閉空間Sの
気密を保つべきシール材として水を用いているため、帯
状袋体120はこの水を自由に通過することができ、反
転前の帯状袋体120の大部分は容器102外へ設置し
ておくことができる。
【0007】しかしながら、上記方法においては、容器
102内には密閉空間Sの内圧Pにバランスする水のヘ
ッド差Δh(=P/γ:γは水の比重量)が生じるた
め、例えば反転に必要な内圧Pとして0.5atgを要
する場合には、ヘッド差Δhは約5mとなり、反転装置
が却って大型化する場合もあり得る。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、小型の装置を用いて帯状袋体
を作業性良く反転させることができる帯状袋体の反転方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、密閉空間に連なる断面積の小さな流路を形成
し、該流路に設けられたバルブを通して帯状袋体を流路
内に挿入するとともに、該帯状袋体の反転部を前記密閉
空間内に臨ませ、該密閉空間内に圧縮ガスを供給すると
同時に、前記流路内に圧縮ガス圧よりも高い圧力の圧力
液体を流すようにしたことをその特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、密閉空間は圧縮ガス圧よりも
高い圧力液体によってシールされるため、密閉空間の内
圧上昇は圧力液体の圧力上昇によって対処することがで
き、密閉空間の内圧を水のヘッド差でバランスさせる従
来の方法とは異なり、内圧を変化させても、装置のサイ
ズを一定に保って装置の小型、コンパクト化を図ること
ができ、作業性も一段と高められる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0012】図1は本発明を実施するための反転装置1
の縦断面図であり、図中、2は容器であって、これの上
部の一端には断面矩形のダクト3が斜めに立設されてお
り、該ダクト3内には断面積の小さな流路4が形成され
ていて、該流路4は容器2内に開口している。尚、容器
2内であって、ダクト3の容器2への開口部には、図示
のようにガイド板5が設けられている。
【0013】又、上記ダクト3の上端部には円筒状のタ
ンク6が取り付けられており、該タンク6には流路4に
向かって絞られたノズル6aが形成されている。そし
て、ダクト3の前記ノズル6aに近い位置には、大気に
開口するエアーパイプ7が接続されている。更にダクト
3の途中には断面矩形の分岐ダクト8が接続されてお
り、該分岐ダクト8の大気への開口部にはバルブ9が取
り付けられており、ダクト3の内面であって、且つ分岐
ダクト8のダクト3への開口部周縁には別のバルブ10
が取り付けられている。
【0014】一方、容器2の底部と前記タンク6とはパ
イプ11によって接続されており、パイプ11の途中に
はポンプ12とバルブ13が設けられている。
【0015】又、容器2の上部には円筒状の取付部14
が設けられており、該取付部14は下方に向かって開口
している。更に、取付部14の内周部にはリング状のパ
イプ15,16が固着されており、容器2内の他の部位
には、図1の紙垂直方向に長い直線状のパイプ17,1
8が固着されている。そして、これらのパイプ15〜1
8は不図示のエアーコンプレッサーに接続されており、
その各々には圧縮エアーを噴出すべき多数の孔(図示せ
ず)が穿設されている。
【0016】尚、容器2内には水が注入されており、同
容器2内には水によって区画される密閉空間Sが形成さ
れており、容器2内の前記パイプ11の開口部近傍に
は、図1の紙面垂直方向に長いストッパ19,19が設
けられている。
【0017】而して、長い帯状袋体20の一端は、前記
バルブ9、分岐ダクト8及びバルブ10を経てダクト3
内の流路4を通過した後、容器2内に至り、前記密閉空
間Sを通って前記取付部14から大気中に延出してい
る。そして、該帯状袋体20の端部は反転されてバンド
21にて取付部14の外周部に固定されている。
【0018】次に、本反転装置1の作用を説明しながら
本発明方法について述べる。
【0019】不図示のエアーコンプレッサーを駆動して
圧縮エアーを容器2内の前記パイプ15〜18に供給す
ると、圧縮エアーはパイプ15〜18に穿設された多数
の孔から密閉空間S内に噴出し、その一部は図1に示す
ように帯状袋体20をその圧力でフローティングさせ
る。これと同時に、前記ポンプ12を駆動すれば、容器
2内の水はパイプ11から吸引され、ポンプ12によっ
て密閉空間Sの内圧よりも高い所定の圧力(例えば、3
atg)に昇圧された後、タンク6に圧送される。そし
て、タンク6に圧送された水は、タンク6のノズル6a
からダクト3内の流路4に向かって噴出し、流路4内を
下方に向かって流れ、容器2内に落下する。この場合、
ノズル6aから噴出する水の流速が大きいため、ノズル
6aの後流側におけるダクト3内の圧力は負圧となり、
この負圧に引かれて大気中のエアーがエアーパイプ7か
らダクト3内に流入し、このエアーは流路4を流れる水
に混入して水と共に流れる。尚、水が流路4から容器2
内に落下するときの水の周囲への飛び散りは、前記ガイ
ド板5によって抑えられる。又、ストッパ19,19の
作用によって、容器2内の水中に浸っている帯状袋体2
0がパイプ11側に吸引されるのが防がれる。
【0020】而して、容器2内の密閉空間Sの内圧が所
定の圧力(例えば、0.5atg)に高められると、帯
状袋体20はこの内圧を受けて次々に反転し、図示の矢
印方向に進み、これに伴って容器2外に設置された反転
前の帯状袋体20はバルブ9、分岐ダクト8、バルブ1
0及びダクト3を通って容器2内に供給され、密閉空間
Sの内圧を受けて次々に反転されて容器2の外へ押し出
されていく。このとき、密閉空間Sのシールは、流路4
を流れる水によってなされ、この水の圧力によってバル
ブ10が閉じ側に付勢されるため、帯状袋体20とバル
ブ10とのシール性が高められる。又、水の流れによっ
て帯状袋体20は押し出し方向の力を受け、しかも、前
述のように帯状袋体20はパイプ15〜18から噴出す
る圧縮エアーの圧力によってフローティング状態に保た
れているため、該帯状袋体20はスムーズに反転されて
容器2外へ押し出されていく。
【0021】以上のように、本実施例においては、密閉
空間Sはこれの内圧よりも高い圧力を有する水の流れに
よってシールされているため、密閉空間の内圧を水のヘ
ッド差でバランスさせる従来の方法とは異なり、密閉空
間Sの内圧を変化させても、容器2やダクト3のサイズ
を一定に保つことができる。つまり、密閉空間Sの内圧
を上げた場合、従来のように水のヘッド差が大きくなる
訳ではなく、必要な場合には、ただ単に水の圧力(ポン
プ12の吐出圧力)を上げることで対処することがで
き、反転装置1自体のサイズを変える必要がないため、
該反転装置1を小型、コンパクトに構成することがで
き、作業性を一段と高めることができる。
【0022】尚、図2に示すように、帯状袋体20をダ
クト3の上端中央部より挿入し、その両側にタンク6,
6を配するよう構成しても良い。又、図3に示すよう
に、タンク6に絞り部であるノズル部分を設けず、ダク
ト3にエアーパイプを接続しない場合には、タンク6内
に供給される水はダクト3内の流路4を充満して流れ
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、密閉空間に連なる断面積の小さな流路を形成し、
該流路に設けられたバルブを通して帯状袋体を流路内に
挿入するとともに、該帯状袋体の反転部を前記密閉空間
内に臨ませ、該密閉空間内に圧縮ガスを供給すると同時
に、前記流路内に圧縮ガス圧よりも高い圧力の圧力液体
を流すようにしたため、小型の装置を用いて帯状袋体を
作業性良く反転させることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための反転装置の縦断面
図である。
【図2】本発明の別実施例を示す反転装置の部分断面図
である。
【図3】本発明の別実施例を示す反転装置の部分断面図
である。
【図4】従来の反転方法を示す反転装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 反転装置 2 容器 3 ダクト 4 流路 6 タンク 10 バルブ 12 ポンプ 20 帯状袋体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉空間に連なる断面積の小さな流路を
    形成し、該流路に設けられたバルブを通して帯状袋体を
    流路内に挿入するとともに、該帯状袋体の反転部を前記
    密閉空間内に臨ませ、該密閉空間内に圧縮ガスを供給す
    ると同時に、前記流路内に圧縮ガス圧よりも高い圧力の
    圧力液体を流すようにしたことを特徴とする帯状袋体の
    反転方法。
  2. 【請求項2】 前記圧力液体は、循環して流されること
    を特徴とする請求項1記載の帯状袋体の反転方法。
JP19496191A 1991-07-10 1991-07-10 帯状袋体の反転方法 Pending JPH0516237A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100776418B1 (ko) * 2006-07-06 2007-11-19 최재현 워터체크를 이용한 상하수도 비굴착 관로보수장치 및 공법
US20220057038A1 (en) * 2018-12-04 2022-02-24 Shonan Gosei-Jushi Seisakusho K.K. Apparatus and method for everting a lining material
KR102374063B1 (ko) * 2021-01-22 2022-03-16 주식회사 에스알이테크 내부격벽을 구비한 관로 보수용 튜브 반전장치

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KR102374063B1 (ko) * 2021-01-22 2022-03-16 주식회사 에스알이테크 내부격벽을 구비한 관로 보수용 튜브 반전장치

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