JPH05162074A - ベルトサンダーの集塵装置 - Google Patents
ベルトサンダーの集塵装置Info
- Publication number
- JPH05162074A JPH05162074A JP35335991A JP35335991A JPH05162074A JP H05162074 A JPH05162074 A JP H05162074A JP 35335991 A JP35335991 A JP 35335991A JP 35335991 A JP35335991 A JP 35335991A JP H05162074 A JPH05162074 A JP H05162074A
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- JP
- Japan
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- sanding
- cleaning
- work
- suction
- suction pipe
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルトサンダーの作動工程に対応して各吸引
ノズルを個別に開放して小型の集塵装置とする。 【構成】 集塵器内に切粉Cを吸引する集塵ダクトから
分岐してサンディング機構3の近傍にサンディング側の
吸引管41,42を設ける。また集塵ダクト50から分
岐してクリーニング機構4の近傍にクリーニング側の吸
引管43〜46を設ける。ベルトサンダーの作動工程に
おいて、サンディング機構3が作動する際にはサンディ
ング側の吸引管41,42を、クリーニング機構4が作
動する際にはクリーニング側の吸引管43〜46を個別
に開放する。
ノズルを個別に開放して小型の集塵装置とする。 【構成】 集塵器内に切粉Cを吸引する集塵ダクトから
分岐してサンディング機構3の近傍にサンディング側の
吸引管41,42を設ける。また集塵ダクト50から分
岐してクリーニング機構4の近傍にクリーニング側の吸
引管43〜46を設ける。ベルトサンダーの作動工程に
おいて、サンディング機構3が作動する際にはサンディ
ング側の吸引管41,42を、クリーニング機構4が作
動する際にはクリーニング側の吸引管43〜46を個別
に開放する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はベルトサンダーの集塵
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルトサンダーはワークをサンディング
機構に搬送するワーク搬送機構と、無端のサンディング
ベルトを走行させてワークの研磨を行なうサンディング
機構と、ワーク搬送機構をクリーニングするクリーニン
グ機構とを備えている。そして、サンディング機構を作
動してワークを研磨すると微細な切粉が大量に発生す
る。この切粉を集塵器に連結された吸引管から吸引し
て、作業環境を清浄なものとしている。ここで、吸引管
はサンディング機構及びクリーニング機構の各部位に設
けられている。これら複数部位に設けられた吸引管から
切粉を吸引するには集塵器を各別に設置するのでは不経
済なため、各吸引管を集塵ダクトに纏めて配管して、集
塵器により一括処理している。
機構に搬送するワーク搬送機構と、無端のサンディング
ベルトを走行させてワークの研磨を行なうサンディング
機構と、ワーク搬送機構をクリーニングするクリーニン
グ機構とを備えている。そして、サンディング機構を作
動してワークを研磨すると微細な切粉が大量に発生す
る。この切粉を集塵器に連結された吸引管から吸引し
て、作業環境を清浄なものとしている。ここで、吸引管
はサンディング機構及びクリーニング機構の各部位に設
けられている。これら複数部位に設けられた吸引管から
切粉を吸引するには集塵器を各別に設置するのでは不経
済なため、各吸引管を集塵ダクトに纏めて配管して、集
塵器により一括処理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各吸引管から
切粉を十分に吸引するためには十分な空気吸引量を必要
とし、このため、複数の吸引管から吸引するのでは大容
量の空気を吸引することになり集塵装置が大型化してし
まう。
切粉を十分に吸引するためには十分な空気吸引量を必要
とし、このため、複数の吸引管から吸引するのでは大容
量の空気を吸引することになり集塵装置が大型化してし
まう。
【0004】そこで、この発明では、各吸引管に各別に
ブロアーを設けることなく、ベルトサンダーの作動工程
に対応して個別に吸引管を開放することにより小型の集
塵装置とすることである。
ブロアーを設けることなく、ベルトサンダーの作動工程
に対応して個別に吸引管を開放することにより小型の集
塵装置とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、集塵器内に切粉を吸引する集塵ダクトと、この集塵
ダクトから分岐して連結されるサンディング機構の近傍
に設けたサンディング側の吸引管と、集塵ダクトから分
岐して連結されるクリーニング機構の近傍に設けたクリ
ーニング側の吸引管とを備え、サンディング機構を作動
する際にはサンディング側の吸引管を開放し、クリーニ
ング機構を作動させる際にはクリーニング側の吸引管を
開放する構成としている。
は、集塵器内に切粉を吸引する集塵ダクトと、この集塵
ダクトから分岐して連結されるサンディング機構の近傍
に設けたサンディング側の吸引管と、集塵ダクトから分
岐して連結されるクリーニング機構の近傍に設けたクリ
ーニング側の吸引管とを備え、サンディング機構を作動
する際にはサンディング側の吸引管を開放し、クリーニ
ング機構を作動させる際にはクリーニング側の吸引管を
開放する構成としている。
【0006】
【作用】サンディング工程の開始に際して、サンディン
グ側の吸引管が開放され、集塵装置に吸引される。一方
クリーニング側の吸引管は閉鎖され吸引されない。この
ため、サンディング側の吸引管から空気が十分に吸引さ
れ、サンディング工程中に発生する切粉は効率よく吸引
されてサンディング機構から除去される。
グ側の吸引管が開放され、集塵装置に吸引される。一方
クリーニング側の吸引管は閉鎖され吸引されない。この
ため、サンディング側の吸引管から空気が十分に吸引さ
れ、サンディング工程中に発生する切粉は効率よく吸引
されてサンディング機構から除去される。
【0007】続いてワーク搬送機構をクリーニングする
クリーニング機構が作動する。制御装置からの指令信号
に基づいてサンディング側の吸引管が閉鎖され、クリー
ニング側の吸引管が開放される。このため、クリーニン
グ側の吸引管から空気が十分に吸引され、クリーニング
機構により清掃された切粉は効率よく吸引される。
クリーニング機構が作動する。制御装置からの指令信号
に基づいてサンディング側の吸引管が閉鎖され、クリー
ニング側の吸引管が開放される。このため、クリーニン
グ側の吸引管から空気が十分に吸引され、クリーニング
機構により清掃された切粉は効率よく吸引される。
【0008】このようにして、サンディング工程・クリ
ーニング工程に応じてサンディング側の吸引管・クリー
ニング側の吸引管のいずれか一方を吸引するため、サン
ディング側の吸引管・クリーニング側の吸引管の双方か
ら吸引する必要がなく、集塵器を小型なものとすること
ができる。
ーニング工程に応じてサンディング側の吸引管・クリー
ニング側の吸引管のいずれか一方を吸引するため、サン
ディング側の吸引管・クリーニング側の吸引管の双方か
ら吸引する必要がなく、集塵器を小型なものとすること
ができる。
【0009】
【発明の効果】この発明では、集塵器内に切粉を吸引す
る集塵ダクトと、この集塵ダクトから分岐して連結され
るサンディング機構の近傍に設けたサンディング側の吸
引管と、集塵ダクトから分岐して連結されるクリーニン
グ機構の近傍に設けたクリーニング側の吸引管とを備
え、サンディング機構を作動する際にはサンディング側
の吸引管を開放し、クリーニング機構を作動させる際に
はクリーニング側の吸引管を開放することとしているた
め、各作動工程に応じた吸引管からそれぞれ吸引する空
気量に基づく小型の集塵装置とすることができる。
る集塵ダクトと、この集塵ダクトから分岐して連結され
るサンディング機構の近傍に設けたサンディング側の吸
引管と、集塵ダクトから分岐して連結されるクリーニン
グ機構の近傍に設けたクリーニング側の吸引管とを備
え、サンディング機構を作動する際にはサンディング側
の吸引管を開放し、クリーニング機構を作動させる際に
はクリーニング側の吸引管を開放することとしているた
め、各作動工程に応じた吸引管からそれぞれ吸引する空
気量に基づく小型の集塵装置とすることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を広幅の金属板からなるワー
クWを研磨する金属用のベルトサンダーに適用した一実
施例を図1から図8に基づいて説明する。
クWを研磨する金属用のベルトサンダーに適用した一実
施例を図1から図8に基づいて説明する。
【0011】図1はこの実施例のベルトサンダーの概略
を示し、ワークWを搬送するワーク搬送機構は基台1の
上部に設けたワーク搬送装置2と、このワーク搬送装置
2の右側に連続して配置されたワークWの搬入コンベア
ユニット24と、左側に連続して配置されたワークWの
搬出コンベアユニット25と、により構成されている。
ワーク搬送装置2は基台1の左側に設けられた駆動ロー
ル21と右側に設けられた従動ロール22とに掛け渡さ
れた送材ベルト23により左右方向に延びて設けられ、
送材ベルト23上に載置されたワークWを移動するよう
にされている。また、ワークを送材ベルト23に押し付
けるそれぞれ2本づつの押えロール34a,34b及び
押えロール35a,35bが配置されている。
を示し、ワークWを搬送するワーク搬送機構は基台1の
上部に設けたワーク搬送装置2と、このワーク搬送装置
2の右側に連続して配置されたワークWの搬入コンベア
ユニット24と、左側に連続して配置されたワークWの
搬出コンベアユニット25と、により構成されている。
ワーク搬送装置2は基台1の左側に設けられた駆動ロー
ル21と右側に設けられた従動ロール22とに掛け渡さ
れた送材ベルト23により左右方向に延びて設けられ、
送材ベルト23上に載置されたワークWを移動するよう
にされている。また、ワークを送材ベルト23に押し付
けるそれぞれ2本づつの押えロール34a,34b及び
押えロール35a,35bが配置されている。
【0012】また、ワーク搬送装置2には、サンディン
グ後に切粉Cにより汚された送材ベルト23、押えロー
ル34a,34b及び押えロール35a,35bをクリ
ーニングするためのクリーニング機構4が付設されてい
る。
グ後に切粉Cにより汚された送材ベルト23、押えロー
ル34a,34b及び押えロール35a,35bをクリ
ーニングするためのクリーニング機構4が付設されてい
る。
【0013】図1の中央に位置するハウジング71には
基台1の四隅から立設された4本の支持ポスト79によ
り支持され、サンディング機構3を支持して、図示しな
い昇降機構によって上下動できるようにされている。ま
た、ハウジング71の天井部には集塵装置に連結される
4本の連結ダクト51〜54が設けられている。
基台1の四隅から立設された4本の支持ポスト79によ
り支持され、サンディング機構3を支持して、図示しな
い昇降機構によって上下動できるようにされている。ま
た、ハウジング71の天井部には集塵装置に連結される
4本の連結ダクト51〜54が設けられている。
【0014】集塵装置は図2,3に示すように、吸引ブ
ロアー8に排気ダクト5を介して二基の集塵器(サイク
ロン)9が並列に連結され、サイクロン9内の空気を大
気に放出するようにされている。
ロアー8に排気ダクト5を介して二基の集塵器(サイク
ロン)9が並列に連結され、サイクロン9内の空気を大
気に放出するようにされている。
【0015】また、サイクロン9の入口側には集塵ダク
ト50が連結され、ハウジング71の上方へ延出されて
いる。ハウジング71の上方部位では、集塵ダクト50
から各連結ダクト51〜54が分岐して連結されてい
る。さらに集塵ダクト50は連結ダクト51〜54の左
右で連結ダクト55,56が分岐して連結され、この6
つに分岐した連結ダクト51〜56には図2に示すよう
にそれぞれダンパ61〜66が接続されている。なお、
連結ダクト51〜54はダンパ61〜64とそれぞれ連
結される部位で蛇腹管とされ、ハウジング71の昇降に
伴って伸縮するようにされている。
ト50が連結され、ハウジング71の上方へ延出されて
いる。ハウジング71の上方部位では、集塵ダクト50
から各連結ダクト51〜54が分岐して連結されてい
る。さらに集塵ダクト50は連結ダクト51〜54の左
右で連結ダクト55,56が分岐して連結され、この6
つに分岐した連結ダクト51〜56には図2に示すよう
にそれぞれダンパ61〜66が接続されている。なお、
連結ダクト51〜54はダンパ61〜64とそれぞれ連
結される部位で蛇腹管とされ、ハウジング71の昇降に
伴って伸縮するようにされている。
【0016】サンディング機構3は、図4に示すように
上部の駆動ロール31と下部のサンディングロール32
に無端のサンディングベルト33が掛け渡されて構成さ
れている。駆動ロール31は図示しないモータによって
駆動され、サンディングベルト33がワークWのサンデ
ィング面において送材ベルト23の走行方向(矢線A方
向)と同方向(矢線B方向)に走行する。また、サンデ
ィングベルト33には研磨油ノズル10が付設され研磨
油を吹付け可能とされている(図1参照)。
上部の駆動ロール31と下部のサンディングロール32
に無端のサンディングベルト33が掛け渡されて構成さ
れている。駆動ロール31は図示しないモータによって
駆動され、サンディングベルト33がワークWのサンデ
ィング面において送材ベルト23の走行方向(矢線A方
向)と同方向(矢線B方向)に走行する。また、サンデ
ィングベルト33には研磨油ノズル10が付設され研磨
油を吹付け可能とされている(図1参照)。
【0017】このサンディング機構3には図4に示すよ
うに、サンディング側の吸引管として吸引管41及び吸
引管42が設けられている。吸引管41はサンディング
ロール32の左側に設けられ、サンディングベルト33
により研磨されたワークWの切粉Cを吸引する。この吸
引管41はダンパ61に連結され、この先端がサンディ
ングロール32の左側近傍にほぼサンディングベルト3
3と同じ幅とされたスリット状の開口を備えており、発
生する切粉Cを十分に捕集できるようにされている。こ
の吸引管41はダンパ61を介して連結ダクト51に連
結されている。
うに、サンディング側の吸引管として吸引管41及び吸
引管42が設けられている。吸引管41はサンディング
ロール32の左側に設けられ、サンディングベルト33
により研磨されたワークWの切粉Cを吸引する。この吸
引管41はダンパ61に連結され、この先端がサンディ
ングロール32の左側近傍にほぼサンディングベルト3
3と同じ幅とされたスリット状の開口を備えており、発
生する切粉Cを十分に捕集できるようにされている。こ
の吸引管41はダンパ61を介して連結ダクト51に連
結されている。
【0018】また、吸引管42はサンディング機構3の
上方に設けられている。この吸引管42は駆動ロール3
1の上方にフード状に開口され、ハウジング71内に舞
い上がった微細な切粉Cを吸引できるようにされてい
る。そしてこの吸引管42はダンパ61と同形のダンパ
62を介して連結ダクト52に連結されている。
上方に設けられている。この吸引管42は駆動ロール3
1の上方にフード状に開口され、ハウジング71内に舞
い上がった微細な切粉Cを吸引できるようにされてい
る。そしてこの吸引管42はダンパ61と同形のダンパ
62を介して連結ダクト52に連結されている。
【0019】サンディングロール32の左右にはワーク
Wを送材ベルト23側に押えつけるそれぞれ二本づつの
押えロール34a,34b,35a,35bが設けられ
ている(図1参照)。この押えロール34a,34bに
は図5に示すように、図示しないモータにより回転する
ブラシロール36a,36bによりそれぞれの表面を清
掃して切粉Cを掃き落として押えロール34a,34b
を清掃するようにされている。そしてブラシロール36
a,36bの近傍には吸引管43が配置されている。
Wを送材ベルト23側に押えつけるそれぞれ二本づつの
押えロール34a,34b,35a,35bが設けられ
ている(図1参照)。この押えロール34a,34bに
は図5に示すように、図示しないモータにより回転する
ブラシロール36a,36bによりそれぞれの表面を清
掃して切粉Cを掃き落として押えロール34a,34b
を清掃するようにされている。そしてブラシロール36
a,36bの近傍には吸引管43が配置されている。
【0020】この吸引管43の先端は二又に分岐して分
岐管43a,43bとされている。分岐管43aはブラ
シロール36aの近傍に、また分岐管43bはブラシロ
ール36bの近傍に開口して、掃き落とされた切粉Cを
吸引できるように配置されている。そして吸引管43は
ダンパ63を介して吸引ダクト53に連結されている
(図2参照)。また、押えロール35a,35bも押え
ロール34a,34b側とほぼ同じ構成で対称に取付け
られ、吸引管44がダンパ64を介して連結ダクト54
に連結されている。
岐管43a,43bとされている。分岐管43aはブラ
シロール36aの近傍に、また分岐管43bはブラシロ
ール36bの近傍に開口して、掃き落とされた切粉Cを
吸引できるように配置されている。そして吸引管43は
ダンパ63を介して吸引ダクト53に連結されている
(図2参照)。また、押えロール35a,35bも押え
ロール34a,34b側とほぼ同じ構成で対称に取付け
られ、吸引管44がダンパ64を介して連結ダクト54
に連結されている。
【0021】ワーク搬送装置2の左側に位置する駆動ロ
ール21の下方には図6,7に示すようにモータMによ
り回転するブラシロール38が設けられている。このブ
ラシロール38は、送材ベルト23の表面を掃いて切粉
Cを掃き落とし、送材ベルト23を清掃するようにされ
ている。吸引管45は駆動ロール21の横幅とほぼ同じ
とされ、ロート状に上向きに開口しているので、ブラシ
ロール38により掃き落とされた切粉Cを吸引管45の
開口から吸引するように配置されている。また吸引管4
4の下部はダンパ65を介して連結ダクト55に連結さ
れている。
ール21の下方には図6,7に示すようにモータMによ
り回転するブラシロール38が設けられている。このブ
ラシロール38は、送材ベルト23の表面を掃いて切粉
Cを掃き落とし、送材ベルト23を清掃するようにされ
ている。吸引管45は駆動ロール21の横幅とほぼ同じ
とされ、ロート状に上向きに開口しているので、ブラシ
ロール38により掃き落とされた切粉Cを吸引管45の
開口から吸引するように配置されている。また吸引管4
4の下部はダンパ65を介して連結ダクト55に連結さ
れている。
【0022】また、従動ロール22の下方には駆動ロー
ル21側と同様にブラシロール39が設けられ、送材ベ
ルト23の表面にある切粉Cを掃き落とすようにされて
いる。そして吸引管44と同様の構成とされた吸引管4
6がダンパ66を介して連結ダクト56に連結されてい
る(図2参照)。
ル21側と同様にブラシロール39が設けられ、送材ベ
ルト23の表面にある切粉Cを掃き落とすようにされて
いる。そして吸引管44と同様の構成とされた吸引管4
6がダンパ66を介して連結ダクト56に連結されてい
る(図2参照)。
【0023】このように吸引管43,44は、押えロー
ル34a,34b及び35a,35bを、吸引管45及
び吸引管46は送材ベルト23をクリーニングし、これ
らによりクリーニング側の吸引管が構成される。
ル34a,34b及び35a,35bを、吸引管45及
び吸引管46は送材ベルト23をクリーニングし、これ
らによりクリーニング側の吸引管が構成される。
【0024】また、ダンパ61〜66は同じ構成とされ
ているので、ダンパ61により説明すると、図8に示し
ているように、両端に設けた取付フランジ11にボルト
12により吸引管41と連結ダクト51との間に連結さ
れている。そして中央に制御装置からの開閉指令信号に
基づいて回動する支軸13が設けられている。そしてこ
の支軸13に設けられたシャッタ14により、連結ダク
ト51の開閉を行うようにされている。
ているので、ダンパ61により説明すると、図8に示し
ているように、両端に設けた取付フランジ11にボルト
12により吸引管41と連結ダクト51との間に連結さ
れている。そして中央に制御装置からの開閉指令信号に
基づいて回動する支軸13が設けられている。そしてこ
の支軸13に設けられたシャッタ14により、連結ダク
ト51の開閉を行うようにされている。
【0025】なお、図1に示すように、ハウジング71
の右側には、ワーククリーニング装置80が設けられて
いる。ワーククリーニング装置80はロール状に巻いて
納められたコットンベルト81を備え、図示しないモー
タによって巻き取りながら押えロール82を利用してワ
ークWに押し付けることができる。このワーククリーニ
ング装置80は全体がシリンダ装置によって上下され、
ワークWの研磨が終了するとシリンダ装置が作動するよ
うにされている。そして送材ベルト23により移動され
るワークWにコットンベルト81が押し付けられる。
の右側には、ワーククリーニング装置80が設けられて
いる。ワーククリーニング装置80はロール状に巻いて
納められたコットンベルト81を備え、図示しないモー
タによって巻き取りながら押えロール82を利用してワ
ークWに押し付けることができる。このワーククリーニ
ング装置80は全体がシリンダ装置によって上下され、
ワークWの研磨が終了するとシリンダ装置が作動するよ
うにされている。そして送材ベルト23により移動され
るワークWにコットンベルト81が押し付けられる。
【0026】また、ワーククリーニング装置80の右側
には操作ボックス90が設けられ、ダンパの開閉操作装
置などの操作子及び表示器が設けられ、ダンパ61〜6
6の開閉信号を発信して開閉を制御している。
には操作ボックス90が設けられ、ダンパの開閉操作装
置などの操作子及び表示器が設けられ、ダンパ61〜6
6の開閉信号を発信して開閉を制御している。
【0027】次にこの実施例の作用を説明する。
【0028】操作ボックス90に配置されたメインの電
源スイッチ(図示しない。)をオンすると、ダンパ61
及びダンパ62が開状態になるとともに、ダンパ63〜
66が閉状態に維持される。これと同時に吸引ブロアー
8が駆動され、吸引管41及び吸引管42から空気の吸
引を開始する。また、サンディング機構3も駆動され、
続いてサンディングベルト33の高さ設定、加工往復回
数、移動範囲などのワークWを研磨加工するための諸条
件を設定する。諸条件の設定後、操作ボックス90に配
置された加工開始ボタン(図示しない。)をオンする。
これによりワーク搬送装置2が駆動して搬入コンベアユ
ニット24上に載置されたワークWが送り込まれて所定
のサンディング工程が開始される。サンディングベルト
33によりワークWが研磨されて多量の切粉Cが発生す
る。特にサンディング工程では図4においてサンディン
グベルト33が左側に走行しているため、切粉はサンデ
ィングロール32の右側に向かって飛ばされる。そして
右側でスリット状に開口している吸引管41から連結ダ
クト51内に切粉Cが効率よく吸引される。
源スイッチ(図示しない。)をオンすると、ダンパ61
及びダンパ62が開状態になるとともに、ダンパ63〜
66が閉状態に維持される。これと同時に吸引ブロアー
8が駆動され、吸引管41及び吸引管42から空気の吸
引を開始する。また、サンディング機構3も駆動され、
続いてサンディングベルト33の高さ設定、加工往復回
数、移動範囲などのワークWを研磨加工するための諸条
件を設定する。諸条件の設定後、操作ボックス90に配
置された加工開始ボタン(図示しない。)をオンする。
これによりワーク搬送装置2が駆動して搬入コンベアユ
ニット24上に載置されたワークWが送り込まれて所定
のサンディング工程が開始される。サンディングベルト
33によりワークWが研磨されて多量の切粉Cが発生す
る。特にサンディング工程では図4においてサンディン
グベルト33が左側に走行しているため、切粉はサンデ
ィングロール32の右側に向かって飛ばされる。そして
右側でスリット状に開口している吸引管41から連結ダ
クト51内に切粉Cが効率よく吸引される。
【0029】また、ハウジング71内に立ち昇る切粉C
は駆動ロール31の上方に配置された吸引管32から吸
引され、除去される。
は駆動ロール31の上方に配置された吸引管32から吸
引され、除去される。
【0030】サンディング工程が終了すると、サンディ
ング機構3は上昇し、ワーククリーニング装置80が下
降してワークWがクリーニングされる。その後送材ベル
ト23が回転してワークWが搬出コンベアユニット25
へ搬出される。
ング機構3は上昇し、ワーククリーニング装置80が下
降してワークWがクリーニングされる。その後送材ベル
ト23が回転してワークWが搬出コンベアユニット25
へ搬出される。
【0031】続いてワーク搬送機構をクリーニングする
クリーニング機構が作動する。ワークWの研磨により汚
れた押えロール34a,34b、押えロール35a,3
5b及び送材ベルト23のクリーニングがなされる。
クリーニング機構が作動する。ワークWの研磨により汚
れた押えロール34a,34b、押えロール35a,3
5b及び送材ベルト23のクリーニングがなされる。
【0032】制御装置からの指令信号に基づいてダンパ
63〜66が開放され、同時にダンパ61,62が閉鎖
される。このため、吸引管41,42からの吸引が、吸
引管43〜46からの吸引となる。そして送材ベルト2
3が駆動され、送材ベルト23は駆動ロール21及び従
動ロール22の部位に設けられたブラシロール38,3
9が回転して送材ベルト23に付着した切粉Cを掃き除
く。この切粉Cは吸引管45,46から吸引され、除去
される。
63〜66が開放され、同時にダンパ61,62が閉鎖
される。このため、吸引管41,42からの吸引が、吸
引管43〜46からの吸引となる。そして送材ベルト2
3が駆動され、送材ベルト23は駆動ロール21及び従
動ロール22の部位に設けられたブラシロール38,3
9が回転して送材ベルト23に付着した切粉Cを掃き除
く。この切粉Cは吸引管45,46から吸引され、除去
される。
【0033】また、ブラシロール36a,36b及びブ
ラシロール37a,37bも同時に回転して押えロール
34a,34b及び押えロール35a,35bに付着し
た切粉Cを掃き除く。切粉Cは吸引管43,44から吸
引され、除去される。
ラシロール37a,37bも同時に回転して押えロール
34a,34b及び押えロール35a,35bに付着し
た切粉Cを掃き除く。切粉Cは吸引管43,44から吸
引され、除去される。
【0034】所定時間清掃した後、ブラシロール36
a,36b及びブラシロール37a,37b及びブラシ
ロール38,39が回転を停止してクリーニング工程が
終了される。
a,36b及びブラシロール37a,37b及びブラシ
ロール38,39が回転を停止してクリーニング工程が
終了される。
【0035】そして、再びダンパ61及びダンパ62が
開状態とされるとともに、ダンパ63〜66が閉状態と
されて、次のワークWのサンディングを行う準備に入
る。
開状態とされるとともに、ダンパ63〜66が閉状態と
されて、次のワークWのサンディングを行う準備に入
る。
【0036】この実施例では、サンディング側の吸引管
として、吸引管41,42との2つを配置し、サンディ
ング工程の際発生する切粉Cを直接吸引する吸引管41
をスリット状の開口として勢いよく吸い込むため、重い
金属の切粉Cであっても、効率よく吸引することができ
る。
として、吸引管41,42との2つを配置し、サンディ
ング工程の際発生する切粉Cを直接吸引する吸引管41
をスリット状の開口として勢いよく吸い込むため、重い
金属の切粉Cであっても、効率よく吸引することができ
る。
【0037】また、クリーニング側の吸引管として、送
材ベルト23を直接クリーニングする吸引管45,46
のみならず、押えロール34a,34b及び押えロール
35a,35bのクリーニングもする構成としたため、
押えロール34a,34b及び押えロール35a,35
bからこぼれ落ちる切粉Cがなく送材ベルト23を十分
にクリーニングすることができる。
材ベルト23を直接クリーニングする吸引管45,46
のみならず、押えロール34a,34b及び押えロール
35a,35bのクリーニングもする構成としたため、
押えロール34a,34b及び押えロール35a,35
bからこぼれ落ちる切粉Cがなく送材ベルト23を十分
にクリーニングすることができる。
【図1】本実施例の金属加工用ベルトサンダーの概略を
示す全体図である。
示す全体図である。
【図2】集塵装置を示す概略正面図である。
【図3】集塵装置を示す概略平面図である。
【図4】サンディング機構の近傍に配置した吸引管の一
部切欠正面図である。
部切欠正面図である。
【図5】押えロールのクリーニング部を示す一部切欠正
面図である。
面図である。
【図6】送材ベルトのクリーニング部を示す一部切欠正
面図である。
面図である。
【図7】送材ベルトのクリーニング部を示す一部切欠側
面図である。
面図である。
【図8】ダンパの断面図である。
2…ワーク搬送装置 3…サンディング機構 4…クリーニング機構 9…サイクロン(集塵器) 33…サンディングベルト 41,42…サンディング側の吸引管 43〜46…クリーニング側の吸引管 50…集塵ダクト C…切粉 W…ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 洋一 名古屋市瑞穂区内浜町31番25号 アミテッ ク株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークをサンディング機構に搬送するワ
ーク搬送機構と、無端のサンディングベルトを走行させ
てワークの研磨を行なうサンディング機構と、ワーク搬
送機構をクリーニングするクリーニング機構とを備える
ベルトサンダーに付設される集塵装置であって、 集塵器内に切粉を吸引する集塵ダクトと、この集塵ダク
トから分岐して連結されるサンディング機構の近傍に設
けたサンディング側の吸引管と、集塵ダクトから分岐し
て連結されるクリーニング機構の近傍に設けたクリーニ
ング側の吸引管とを備え、 サンディング機構を作動する際にはサンディング側の吸
引管を開放し、クリーニング機構を作動させる際にはク
リーニング側の吸引管を開放するベルトサンダーの集塵
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35335991A JPH0796187B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ベルトサンダーの集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35335991A JPH0796187B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ベルトサンダーの集塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162074A true JPH05162074A (ja) | 1993-06-29 |
JPH0796187B2 JPH0796187B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=18430305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35335991A Expired - Lifetime JPH0796187B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ベルトサンダーの集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0796187B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020053989A (ko) * | 2000-12-26 | 2002-07-06 | 이구택 | 연마유 미스트 회수장치 |
CN107953158A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-04-24 | 郑州法图曼工具磨具有限公司 | 一种具有除尘功能的砂轮机 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP35335991A patent/JPH0796187B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020053989A (ko) * | 2000-12-26 | 2002-07-06 | 이구택 | 연마유 미스트 회수장치 |
CN107953158A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-04-24 | 郑州法图曼工具磨具有限公司 | 一种具有除尘功能的砂轮机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0796187B2 (ja) | 1995-10-18 |
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