JPH05161489A - スクレーパ式払出し装置 - Google Patents

スクレーパ式払出し装置

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Publication number
JPH05161489A
JPH05161489A JP3350640A JP35064091A JPH05161489A JP H05161489 A JPH05161489 A JP H05161489A JP 3350640 A JP3350640 A JP 3350640A JP 35064091 A JP35064091 A JP 35064091A JP H05161489 A JPH05161489 A JP H05161489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
koji
fin
malt
conveyor
discharging
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3350640A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Hotta
武夫 堀田
Yoichi Koga
洋一 古賀
Shigehiro Sato
繁博 佐藤
Michiro Nishiyama
理郎 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3350640A priority Critical patent/JPH05161489A/ja
Publication of JPH05161489A publication Critical patent/JPH05161489A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 キャステン上に乗っている麹の払い残しを無
くすために、キャステン上から麹を効率的に払出すこと
ができるスクレーパ式払出し装置を得る。 【構成】 キャステン2上に乗っている麹を払出す払出
し装置1は、コンベアとこのコンベアに固定したヒレ
と、ヒレ先端にピンで取付けたヒレ先端板を備えてい
る。また払出し装置1は麹面検知センサからの信号によ
り、麹面に追従して昇降できるよう構成されている。キ
ャステン面の凹凸に対してはヒレ先端板3をピンを中心
に揺動して追従させ、麹面に対しては払出し装置1を昇
降して追従させ、効果的な麹払出しを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は醤油、味噌、酒等の麹製
造装置(製麹装置)において、麹及びその原料をキャス
テンから払出すのに好適な払出し装置、或いは粉体タン
ク内の内容物払出し装置、更には養豚場の糞尿掻き出し
装置等に好適なスクレーパ式払出し装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】醤油、酒、味噌等を作るために必要な麹
は、一般に蒸した米に種菌を加えて混合したものをキャ
ステン上で温度コントロールしながら数日培養して作ら
れる。培養された麹はキャステン上から払出され、次工
程へと搬送され、他で処理した大豆のミンチ、塩とを混
合して味噌のもとが製造される。
【0003】前述した麹の払出し方式として従来より図
4及び図5に示す2方式が良く知られている。このうち
図4に示すものはキャステン上に配置したスクリュコン
ベアの様な横軸のスクリュ1をキャステン上を移動させ
ながら回転させて麹等を払出すようにしたものであり、
また図5に示すものは麹を乗せている面(キャステン)
2を円盤型とし、円盤を回転させつつ回転方向に斜めに
設置された邪魔板3により麹を円周方向に押す力を発生
させて麹の払出しを行なうようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
麹の払出し装置は何れもスクリュ又は邪魔板を使って麹
の払出しを行なうようにしているため、麹の乗っている
面(キャステン)とそれら払出し装置との間に多少の隙
間を持たせなければならず、この結果キャステンと払出
し装置の間に入っている麹は払出されないという不都合
があった。またキャステン上は人が歩いたりするため多
少の凹凸があり、払出し装置との間にどうしても隙間が
生じてしまうという問題があった。そこで本発明は、ス
クリュ又は邪魔板とキャステンとの隙間をコンベアのヒ
レを接触させることで無くすと共に、ヒレの先端を可動
とすることでヒレ先端が接触面の凹凸に追従できる様に
する払出し装置を提供し、前記従来の課題を解決しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、被払
出物載置面上の被払出物を払出すスクレーパ式払出し装
置であって、前記払出し装置はコンベアに取付けたヒレ
と、同ヒレ先端に設けた可動部と、払出し装置を被払出
物の表面に合わせて昇降させることができる昇降機構と
を備えてなるもので、これを課題解決のための手段とす
るものである。
【0006】
【作用】コンベアのヒレは自重で垂れ下がっており、麹
内に潜り麹を掻き出す。残量が少なくなり、ヒレの下面
が麹を乗せている面(キャステン面)に接触しはじめる
とヒレが線接触をなし、麹を有効に押し動かす。また麹
を乗せているキャステンの表面に凹凸があった場合に
は、ヒレの先端部がピンを中心にして左右に揺動し、凹
凸に追従する。これと共にコンベア本体はセンサからの
信号により麹の堆積面表面に追従して昇降するため、麹
の効果的な払出しを実現できる。更にキャステン面と接
触するヒレの先端は摩擦の少ない合成樹脂製の板を採用
したため、その摩耗を防止できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1は本発明の実施例に係るスクレーパ式払出し装
置の側面図、図2は同スクレーパ式払出し装置の平面図
である。図1において1はスクレーパ式払出し装置(以
下払出し装置という)であり、同装置1はキャステン2
上の麹面に対して適当位置に支持されるよう図示しない
支持装置によって昇降可能に支持されている。払出し装
置1は循環可能なコンベアとして構成されており、この
コンベアには図3に示すようにヒレ4が設けられてい
る。コンベア上のヒレ4は図3に示す通り、コンベアベ
ルト5上に適宜手段で固定されており、更に前記ヒレ4
にはコンベアヒレ先端板3がピン7で枢着されている。
コンベアヒレ先端板3はピン7で枢着されているため、
容易に左右に揺動でき、キャステン面の凹凸に追従する
ことができる。またコンベアヒレ先端板3の側方には図
3に示すようなガードパイプに取付けられた掻き取り板
6が配置されており、これらの協働によって麹がコンベ
ア側方に逃げてしまうのを防止している。前記コンベア
ヒレ先端板3及び掻き取り板6は共に摩擦の小さい合成
樹脂で作られている。
【0008】一方キャステン2はキャステン外周壁8内
をモータ12によって回転されるようその中心部におい
て軸支されており、またキャステン外周壁8には払出し
装置1に対向して図2に示すように開口15が形成され
ている。このためキャステンを回転させながらコンベア
を運転すると、キャステン2上に堆積した麹はヒレ4、
コンベアヒレ先端板3によって円周方向外側に払出さ
れ、更に麹は払出し装置1からキャステン外周壁の開口
部15、払出しシュート9を経由して機外へ排出され、
コンベアで次工程へ搬送される。なお、11はキャステ
ン2に設けられたギヤで、その内側隣はローラ受になっ
ている。また13はキャステン2を支持する複数個設け
られた支持ローラである。
【0009】ところで、前記払出し装置は麹の堆積表面
に追従して昇降できるよう麹面センサと昇降制御装置と
を備えている。以下麹面センサと昇降制御について更に
詳述すると、図5に麹面検知センサの構成を示す。本麹
面検知センサはスキー板のような形状をした検出板17
とリミットスイッチ18とによって構成されている。こ
のセンサでは、麹の表面に払出し装置が適正に位置して
いる場合には、検出板17は水平になり、2つのリミッ
トスイッチ18は共に図中イの中立状態となる。次に麹
面が適正位置より上昇した場合、即ち払出し装置が下降
しすぎた場合には、検出板17は図中ロに示すように傾
き一方のリミットスイッチが押され、他方が延びること
になる。逆に麹面が下降した場合にはリミットスイッチ
は前述とは逆の図中ハの状態となる。このようにこのセ
ンサでは払出し装置の状態をリミットスイッチ18の信
号を用いて検知することができ、このセンサからの信号
に基づいて後述の電動機19の正転、逆転を行なって払
出し装置の位置を麹面に対して適正に保つことができ
る。なお、本麹面検出センサは払出し装置1のガードパ
イプに固定し、コンベアベルトの下面と揃う様調整して
取付けてある。
【0010】次に払出し装置の昇降制御を説明すると、
昇降制御は前記センサの信号を取り込み、電動機19の
制御盤で払出し装置の昇降を制御する。即ち、麹面セン
サより前記ロの状態の信号が入れば、払出し装置本体1
を上昇させ、前記ハの信号なら払出し装置を下降させ
る。昇降機構は図1に示すように電動機19を駆動し、
ギアブロック22を介してスクリュ軸20を回転させる
ことができるようになっている。従ってスクリュ軸が回
転すると、スクリュ軸20に噛み合っているブロック2
1が上下し、連結材23を介して払出し装置1を上下さ
せることができる。以上のように本実施例では昇降自在
のベルトコンベアに可動式のヒレを付けた方式を採用し
たため、ヒレの先端部分が麹の乗っている面の凹凸に応
答でき、常にヒレの先端が麹の乗っている面に接触して
いる為、掻き取り残りが発生しない。また麹が深く盛ら
れている場合には、払出しヒレの部分だけが麹部分に潜
り、コンベア本体は麹表面に出ている様昇降して制御す
る為、ヒレが有効に麹を掻き出すことができる。なお、
本発明は前述した麹の払出し装置に限らず、平底型粉粒
体タンク内の内容物の払出し装置(尿素ペレット運搬船
の払出し装置)、養豚場の豚舎内糞尿掻き出し装置にも
適用できることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、従来方法ではキャステン面と払出し装置の間に隙間
があったため払出し残りが生じたが、本発明によればコ
ンベアのヒレを被払出物に直接接触させて掻き出すため
残りが発生しない。また被払出物表面に局部的な凹凸が
あってもコンベアヒレ先端板が追従するため、残りは発
生しない等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスクレーパ式払出し装置
の側面図である。
【図2】本発明の実施例に係るスクレーパ式払出し装置
の平面図である。
【図3】本発明の実施例に係るスクレーパ式払出し装置
のヒレ部の詳細図である。
【図4】コンベアに設ける掻き取り板の説明図である。
【図5】麹面検知センサの詳細図である。
【図6】麹面検知センサの取付説明図である。
【図7】従来のスクリュ方式のキャステンを示す斜視図
である。
【図8】従来の邪魔板方式のキャステンを示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 払出し装置 2 キャステン 4 コンベアヒレ 5 コンベアベルト 6 掻き取り板 7 ピン 8 キャステン外周壁 9 シュート 10 ギヤ 14 補強材 15 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/82 E 8010−3F 65/42 C 7331−3F (72)発明者 西山 理郎 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式会 社横浜製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被払出物載置面上の被払出物を払出すス
    クレーパ式払出し装置であって、前記払出し装置はコン
    ベアに取付けたヒレと、同ヒレ先端に設けた可動部と、
    払出し装置を被払出物の表面に合わせて昇降させること
    ができる昇降機構とを備えてなることを特徴とするスク
    レーパ式払出し装置。
JP3350640A 1991-12-12 1991-12-12 スクレーパ式払出し装置 Withdrawn JPH05161489A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3350640A JPH05161489A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 スクレーパ式払出し装置

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JP3350640A JPH05161489A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 スクレーパ式払出し装置

Publications (1)

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JPH05161489A true JPH05161489A (ja) 1993-06-29

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ID=18411851

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JP3350640A Withdrawn JPH05161489A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 スクレーパ式払出し装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012192112A (ja) * 2011-03-18 2012-10-11 Hitachi Automotive Systems Ltd 粉末薬剤投与器
CN109850592A (zh) * 2019-01-10 2019-06-07 广州市创智科技发展有限公司 一种食材定量进给装置
JP2021112163A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 株式会社フジワラテクノアート 固体培養基質盛込み装置及び固体培養基質盛込み方法

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CN109850592B (zh) * 2019-01-10 2024-03-01 湖南味东食品有限公司 一种食材定量进给装置
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Effective date: 19990311