JPH0516147Y2 - - Google Patents

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JPH0516147Y2
JPH0516147Y2 JP1987172017U JP17201787U JPH0516147Y2 JP H0516147 Y2 JPH0516147 Y2 JP H0516147Y2 JP 1987172017 U JP1987172017 U JP 1987172017U JP 17201787 U JP17201787 U JP 17201787U JP H0516147 Y2 JPH0516147 Y2 JP H0516147Y2
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nose
elephant
container
partition
discharge part
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願考案は、コンテナに内装され、少なくとも
コンテナの底壁を覆う底面、三側壁を覆う三側
面、フロント壁を覆うフロント面、及び天壁を覆
う天面を有する袋本体と、当該袋本体をコンテナ
の内壁に係止すべく当該袋本体に設けられた係止
部材とを備える、特に微粉体輸送のためのコンテ
ナ内装袋に関する。
〔従来の技術〕
従来、微粉体等の極めて小さなサイズのバルク
カーゴを輸送する場合には、40ft乃至20ftサイズ
の船積用コンテナに較べて!?かに小型の、例えば
500Kg積みのフレキシブルコンテナに当該バルク
カーゴを装入して輸送するのが大部分である。ま
た、単に数10Kg単位の紙袋に当該バルクカーゴを
入れたまま輸送することもある。
しかしながら、上記輸送形態は、荷役効率が悪
く、輸送費用の負担を大きくする。またフレキシ
ブルコンテナや紙袋を使用すると輸送途中で破損
する可能性が高く、混載貨物を汚染する危険性が
ある。特に、PVC RESIN等を輸送する場合に
は、当該物質に発ガン性があり、有害物質を拡散
してしまう事態を招きかねない。
そのため強度的に優れたドライコンテナを利用
して破損事故の少ない大量輸送が要望されるもの
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、バルクカーゴが微粉体等、極め
て小さなサイズのものである場合には、ドライコ
ンテナに直接当該バルクカーゴを積み込むことは
できず、内装袋を併用することが必要となる。け
れども従来公知の、コンテナの底壁を覆う底面、
三側壁を覆う三側面、フロント壁を覆う出入り口
付フロント面、及び天壁を覆う天面を有する袋本
体と、当該袋本体をコンテナの内壁に係止すべく
当該袋本体に設けられた係止部材とを備えるだけ
で特別の手段を設けていないコンテナ内装袋で
は、バルクカーゴの移送の際に異物の混入する可
能性があり、そのために最終製品に欠陥をもたら
したり、或いはこの回避のために余分な精製操作
を必要とするようになる。また、バルクカーゴの
移送の段階で粉塵の発生が避けられず、周囲を汚
染したり、作業員の健康管理の面でも問題とな
る。
また従来のコンテナ内装袋では、上記欠点の
他、小口需要に対する対応の便に供することが容
易でない。
そのために本考案は、輸送費用の低減を図り大
量輸送を実現しつつ、上記従来の内装袋の欠点で
ある異物の混入、粉塵の発生を防止するドライコ
ンテナ用内装袋を創出することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、コンテナに内装され、少なくとも
コンテナの底壁を覆う底面、三側壁を覆う三側
面、フロント壁を覆うフロント面、及び天壁を覆
う天面を有する袋本体と、当該袋本体をコンテナ
の内壁に係止すべく当該袋本体に設けられた係止
部材とを備えるコンテナ内装袋に対して、フロン
ト面外側下部にエレフアントノーズ状の可撓性排
出部を取りつけ、当該エレフアントノーズ状排出
部に覆われたフロント面に開放可能な仕切り部を
設け、当該仕切り部の開放をエレフアントノーズ
状排出部の外から行いうるように開放機構を当該
仕切り部の箇所からエレフアントノーズ状排出部
を介して外部に至る状態で取りつけることで達成
される。
開放可能な仕切り部をフアスナーで構成するこ
とが好適である。
また、開放機構を、その一端がフアスナーの開
閉案内小片に取りつけられ、そこからエレフアン
トノーズ状排出部に設けた少なくとも一個の貫通
小孔を通つて外部に出ている少なくとも一本の引
き糸から構成したり、或いはエレフアントノーズ
状排出部の側面部に当該排出部内方に突出した可
撓性仕切り部操作口を少なくとも一個設けること
で構成したりすればより好適である。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に示し、以下に詳細に説
明する。
第1図においては、コンテナの底壁を覆う底面
11、三側壁を覆う三側面12,13,14′フ
ロント壁を覆うフロント面14、及び天壁を覆う
天面15を有する袋本体と、当該袋本体に設けら
れた係止部材16とを備えるコンテナ内装袋に対
して、フロント面14外側下部にエレフアントノ
ーズ状の可撓性排出部17が取りつけられ、当該
エレフアントノーズ状排出部17に覆われたフロ
ント面14に開放可能な仕切り部としてのフアス
ナー18が設けられている。そして、当該フアス
ナー18の開閉を外部から行いうるように、フア
スナー18の開閉案内小片19に二本の引き糸2
0,21のそれぞれの一端が取りつけられ、そこ
からエレフアントノーズ状排出部17に設けられ
た二個の貫通小孔22,23をそれぞれ通つて外
部に出ている。第1図では仕切り部としてのフア
スナー18が閉じられた状態になつているが、引
き糸21を引けば当該フアスナー18はそれにつ
れて開放されるようになる。逆に引き糸20を引
けば−第1図では最大限引き出されている状態に
ある−、フアスナー18を閉じることが可能であ
る。フアスナー18の閉鎖時におけるフアスナー
18の開閉案内小片19領域での密閉状態を使用
上充分なものとするには、当該小片19領域のフ
ロント面14の内側に垂れ布を取付け、バルクカ
ーゴによる内圧でフロント面に押しつけられるよ
うにすることが適当である。
第2a図及び第2b図では、エレフアントノー
ズ状排出部付内装袋の使用状態を示している。第
2a図のようにエレフアントノーズ状排出部17
から直接別の容器にバルクカーゴを移してもよい
が、バルクカーゴの流出の際にかかる荷重負荷に
抗するように第2b図のようにエレフアントノー
ズ状排出部17に円筒状成形品24を差し込んで
使用してもよい。この際円筒状成形品24にバル
ブ25を取りつけておけば、これによつても流出
量調節ができて好適である。
第3図に示すように、エレフアントノーズ状排
出部17に搾り手段26を取りつけて使用すれ
ば、実用上バルクカーゴの流出の際にかかる荷重
負荷に抗するようにして且つ流出量を制御するこ
とも可能となる。
上記したように、フアスナー18の開閉案内小
片19に二本の引き糸20,21のそれぞれの一
端が取りつけられ、そこからエレフアントノーズ
状排出部17に設けられた二個の貫通小孔22,
23をそれぞれ通つて外部に出ているように開放
機構を形成する代わりに、第4図に示すようにエ
レフアントノーズ状排出部17の側面部に当該排
出部内方に突出した可撓性仕切り部操作口27を
複数設けて、当該操作口27に手を入れてフアス
ナー18の開閉案内小片19を操作することも考
えられる。
〔効果〕
本考案に係わる内装袋を用いれば、荷役効率が
優れ輸送費用の負担を低く抑えることのでき且つ
輸送途中の破損危険性が著しく低くなるドライコ
ンテナを、PVC REGIN等の微粉体バルクカー
ゴの輸送に使用でき、しかもバルクカーゴの移送
の際に異物が混入する危険を防いで、粉塵の発生
も防止し、しかもドライコンテナから直接小口需
要への対応に供すること、即ち、小型コンテナや
タンクローリーへの移送を容易且つ安全に行いう
るようになる。ドライコンテナの利用を可能とす
ることは、空コンテナの有効利用となるものであ
る。また開放可能な仕切り部をエレフアントノー
ズ状排出部に覆われたフロント面に設けること
で、バルクカーゴを当該袋に装入するにあたり、
エレフアントノーズ状排出部にまで当該バルクカ
ーゴが入り込まず、無用の負担が当該排出部にか
からず、且つドライコンテナのフロントドアの開
閉もスムーズに行うことができる。更に、上記仕
切り部の開放をエレフアントノーズ状排出部の外
から行いうるようにしたことで、ノーズ部分の長
さに制約を与えることがなく、また開放作業を容
易に行いうるようになる。
また開放機構を開閉可能なように、フアスナー
の開閉案内小片にその一端を取りつけ、そこから
エレフアントノーズ状排出部に設けた二個の貫通
小孔を通つて外部に出ている二本の引き糸で開放
機構を構成したり、或いはエレフアントノーズ状
排出部の側面部に当該排出部内方に突出した可撓
性仕切り部操作口を少なくとも一個設けるように
すれば、流量調節を随時行うことが可能となる。
当該内装袋の材質を耐久性の優れたもので構成し
ておけば、再利用が可能となつて費用的にも好適
なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の内装袋の一実施例の概略斜視
図、第2a図及び第2b図はエレフアントノーズ
状排出部付内装袋の使用状態図、第3図はエレフ
アントノーズ状排出部に搾り手段を加えて場合の
内装袋使用状態図、第4図は本考案の別の一実施
例に係わるエレフアントノーズ状排出部の部分的
概略図である。 14……フロント面、17……エレフアントノ
ーズ状排出部、18……仕切り部としてのフアス
ナー、19……開閉案内小片、20,21……引
き糸、22,23……貫通小孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンテナに内装され、少なくともコンテナの
    底壁を覆う底面、三側壁を覆う三側面、フロン
    ト壁を覆うフロント面、及び天壁を覆う天面を
    有する袋本体と、当該袋本体をコンテナの内壁
    に係止すべく当該袋本体に設けられた係止部材
    とを備えるコンテナ内装袋において、 フロント面外側下部にエレフアントノーズ状
    の可撓性排出部を取りつけること、 当該エレフアントノーズ状排出部に覆われた
    フロント面に開放可能な仕切り部を設けるこ
    と、当該仕切り部の開放をエレフアントノーズ
    状排出部の外から行いうるように開放機構を当
    該仕切り部の箇所からエレフアントノーズ状排
    出部を介して外部に至る状態で取りつけるこ
    と、 を特徴とする内装袋。 (2) 開放可能な仕切り部をフアスナーで構成する
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の内装袋。 (3) 開放機構を、その一端がフアスナーの開閉案
    内小片に取り付けられ、そこからエレフアント
    ノーズ状排出部に設けた少なくとも一個の貫通
    小孔を通つて外部に出ている少なくとも一本の
    引き糸から構成することを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第2項記載の内装袋。 (4) 開放機構を、エレフアントノーズ状排出部の
    側面に当該排出部内方に突出した可撓性仕切り
    部操作口を少なくとも一個設けることで構成す
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    2項記載の内装袋。
JP1987172017U 1987-11-12 1987-11-12 Expired - Lifetime JPH0516147Y2 (ja)

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JPH0176492U JPH0176492U (ja) 1989-05-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640981B2 (ja) * 1976-12-15 1981-09-25

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JPS5640981B2 (ja) * 1976-12-15 1981-09-25

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JPH0176492U (ja) 1989-05-23

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