JPH05161443A - 光誘引性虫類の捕捉装置 - Google Patents

光誘引性虫類の捕捉装置

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JPH05161443A
JPH05161443A JP35268191A JP35268191A JPH05161443A JP H05161443 A JPH05161443 A JP H05161443A JP 35268191 A JP35268191 A JP 35268191A JP 35268191 A JP35268191 A JP 35268191A JP H05161443 A JPH05161443 A JP H05161443A
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JP
Japan
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light
insects
hood
trapping
attractable
Prior art date
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Pending
Application number
JP35268191A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Takao
尾 克 己 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO ENERG KENKYUSHO KK
Original Assignee
TOYO ENERG KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光誘引性虫類の捕捉性能を高め、一般住宅付近
への設置にも好適とする。 【構成】ライト2と、ライト2との間に光誘引性虫類F
が通過可能な通過間隙8を介してライト2を覆いライト
2の少なくとも下方側に通過間隙8に連通して光誘引性
虫類Fが侵入可能な開放口9が設けられたフード3と、
フード3に接続されフード3から離間した位置まで配設
されフード3の通過間隙8に連通して光誘引性虫類Fを
通過可能にした搬送管4と、搬送管4に接続してフード
3の開放口9から吸気を行なうバキューム機構19と、
バキューム機構10に隣接設置され光誘引性虫類Fを捕
捉収納する捕捉部12とを備えた。 【効果】目的達成に加えて、ライトを照明としても有効
に機能させ、既存設備について簡単に改造実施すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光誘引性虫類の捕捉装
置に関する。さらに詳しくは、光に誘引される性質を有
する蛾等の虫類を捕捉する装置の捕捉性能,設置対象等
に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光誘引性虫類の捕捉装置として
は、例えば、図5に示すものが知られている。
【0003】この従来の光誘引性虫類の捕捉装置は、主
に家畜舎等を設置対象とするもので、光誘引性虫類Fを
誘引する誘蛾灯等のライトaと、ライトaの上方に設置
され下方のライトaに向けて送風するファンbと、ライ
トaの下方に設置され上部のみを開放した通気性を有す
るが光誘引性虫類Fの通過は阻止するメッシュ状の捕捉
ネットcとからなる。この従来の光誘引性虫類の捕捉装
置によると、ライトaに誘引近接した光誘引性虫類Fが
ファンbで下方へ吹落され捕捉ネットcの内部に捕捉さ
れることになる。
【0004】このような従来の光誘引性虫類の捕捉装置
では、光誘引性虫類Fの種類によっては捕捉ネットcの
内部に一旦捕捉されても捕捉ネットcをよじ登って逃避
してしまうものがあり、また捕捉ネットcの内部に捕捉
された光誘引性虫類Fが僅かでも堆積すると捕捉ネット
cの通気性が低下してファンbによる光誘引性虫類Fの
吹落しが円滑に行なわれなくなることがあり、光誘引性
虫類Fの捕捉性能が低いという問題点を有している。さ
らに、ライトaに近接したメッシュ状の捕捉ネットcの
内部に光誘引性虫類Fが捕捉堆積されるため、外観面,
衛生面から一般住宅付近への設置に不向きであるという
問題点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点を考慮してなされたもので、光誘引性虫類の捕捉性能
が高く一般住宅付近への設置にも好適な光誘引性虫類の
捕捉装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る光誘引性虫類の捕捉装置は、ライト
と、ライトとの間に光誘引性虫類が通過可能な通過間隙
を介してライトを覆いライトの少なくとも下方側に通過
間隙に連通して光誘引性虫類が侵入可能な開放口が設け
られたフードと、フードに接続されフードから離間した
位置まで配設されフードの通過間隙に連通して光誘引性
虫類を通過可能にした搬送管と、搬送管に接続してフー
ドの開放口から吸気を行なうバキューム機構と、バキュ
ーム機構に隣接設置され光誘引性虫類を捕捉収納する捕
捉部とを備えた手段を採用する。
【0007】
【作用】前述の手段によると、バキューム機構による吸
引で光誘引性虫類をフードの開放口から搬送管を介して
離れた捕捉部へ搬送して捕捉するため、光誘引性虫類が
この長い捕捉経路を逆行して逃避することは完全に不可
能となり、ライトから離間していることを利用して外観
面,衛生面をクリアするように捕捉部を隠蔽等すること
が可能となる。さらに、バキュームで光誘引性虫類を搬
送捕捉するため、バキューム機構,捕捉部を一般家庭の
電気掃除機のようなフィルタを介在させる構造等とする
ことで継続的に多量の光誘引性虫類を捕捉することがで
きるようになる。従って、光誘引性虫類の捕捉性能が高
く一般住宅付近への設置にも好適な光誘引性虫類の捕捉
装置を提供するという課題が解決されることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る光誘引性虫類の捕捉装置
の実施例を図1〜図4に基いて説明する。
【0009】図1は、本発明に係る光誘引性虫類の捕捉
装置の第1実施例を示す。図2は図1中のA部拡大図で
ある。
【0010】この実施例では、地面Eに載置するベース
1にライト2,フード3を支持する支柱兼用の搬送管4
を立設したものを示してある。
【0011】ライト2は、地面Eから一定高さに設定さ
れた搬送管4の先端部に嵌合固定された孔付き皿型の座
金5にブラケット6で吊支持され、その電気ケーブル7
は搬送管4の内部に配線されている。このライト2につ
いては、光誘引性虫類Fの誘引機能の強い特定の波長を
発するものが好ましいが、特にこれに限定されるもので
はない。
【0012】フード3は、錐状の筒形に形成されその上
端を前記座金5に嵌合固定され、ライト2の側方を覆う
ようになっている。なお、図面から明らかなように、ラ
イト2の上方は、座金5によって覆われている。このた
め、ライト2自体に防水性を備えなくても、フード3に
よってライト2が雨に対して防水されることになる。ま
た、このフード3とライト2の間には、光誘引性虫類F
が通過可能な通過間隙8が設けられ、フード3のライト
2の下方側には、光誘引性虫類Fが侵入できるように広
く開口された開放口9が設けられている。なお、この開
放口9によりライト2の下方が開放されているため、ラ
イト2が光誘引性虫類Fの誘引のみではなく通常の照明
としても機能し得る。
【0013】搬送管4は、前記電気ケーブル7の配線に
加えて光誘引性虫類Fが通過可能な中空形に形成された
もので、合成樹脂管,金属管等を湾曲加工してライト
2,フード3を吊下げるように先端部付近がU字形に形
成されている。
【0014】搬送管4が立設されているベース1の上に
は、搬送管4の外にバキューム機構10,フィルタ1
1,捕捉部12が装備されている。これ等のバキューム
機構10,フィルタ11,捕捉部12は、一体的に組付
けられて一般家庭の電気掃除機のような構造に形成さ
れ、搬送管4のベース1近くにホース13で接続されて
いる。このため、フード3の開放口3から通過間隙8,
搬送管4を介して捕捉部12へ光誘引性虫類Fの捕捉経
路が連通することになる。なお、バキューム機構10
は、バキューム型のエアポンプからなるもので、フード
3の開放口3から通過間隙8,搬送管4を介して吸気を
行なってエアと共に光誘引性虫類Fを吸引するものであ
る。フィルタ11は、合成樹脂材の枠体に合成樹脂繊維
の布体を張設等してなるもので、バキューム機構10で
吸引されたエア,光誘引性虫類Fを分離するものであ
る。なお、このようフィルタ11に代えて、捕捉部12
自体に風力回転構造からなる分離機様のものを設けるこ
とも可能である。捕捉部12は、バキューム機構10で
吸引されフィルタ11によって分離された光誘引性虫類
Fを捕捉収納するものである。
【0015】さらに、これ等のバキューム機構10,フ
ィルタ11,捕捉部12は脱臭フィルタ付きの排気口1
4を有するカバー15で覆われており、騒音,悪臭の発
生が防止されると共に、捕捉された光誘引性虫類Fが露
出せず衛生的であり、外観上もコンパクトで奇麗になっ
ている。従って、一般住宅付近へ設置しても、何等不都
合はない。なお、ライト2の電気ケーブル7は、このカ
バー15の内部で搬送管4から引出され、バキューム機
構10の電気ケーブル16と共にカバー15に取付けら
れた電気コネクタ17に接続されている。
【0016】このような実施例によると、バキューム機
構10を駆動することにより、ライト2に誘引された光
誘引性虫類Fをフード3の開放口9から吸込み、吸込ん
だ光誘引性虫類Fをフード3,ライト2間の通過間隙8
から搬送間4の内部を通過させて捕捉部12に捕捉収納
することができる。
【0017】このような捕捉形態では、主に搬送管4に
よって捕捉経路が長く形成されているため、捕捉部12
に捕捉された光誘引性虫類Fこの捕捉経路を逆行して逃
避することがない。また、捕捉部12への光誘引性虫類
Fの捕捉収納が直接バキューム機構10の機能に影響し
ないため、捕捉部12にかなり多量の光誘引性虫類Fが
捕捉収納されるまでバキューム機構10を有効に機能さ
せることができる。このため、光誘引性虫類Fの捕捉性
能が高くなる。
【0018】図3は、本発明に係る光誘引性虫類の捕捉
装置の第2実施例を示す。
【0019】この実施例では、第1実施例においてベー
ス1,カバー15によって囲撓されたバキューム機構1
0,フィルタ11,捕捉部12を地中に埋設たものを示
してある。
【0020】即ち、地面Eに掘設し合成樹脂枠,コンク
リート枠等の枠材17で保形した埋設穴18に前記各部
を収納し、埋設穴18の上部を開閉可能な蓋19で閉塞
してある。なお、この蓋19には、排気筒20が設けら
れている。
【0021】このような実施例によると、地面Eでの設
置スペースが削減されると共に、一層の騒音の低減等が
図られるため、一般住宅付近への設置にさらに好適とな
る利点がある。
【0022】図4は、本発明に係る光誘引性虫類の捕捉
装置の第3実施例を示す。
【0023】この実施例では、既存の街路灯Lを利用し
て設備したものを示してある。
【0024】即ち、ライト2を囲撓する防水カバーLa
の下面に開口されている水抜き孔をそのまま利用しまた
は拡孔して開放口9とし、搬送管4を防水カバーLaの
上面に接続して防止カバーLa,ライト2を支持する中
空形のアームLbの内部に引込みさらにアームLbを支
持する中空形の支柱Lcの内部に配設してある。なお、
フード3は防水カバーLaをそのまま利用し、前記通過
間隙8はライト2,防水カバーLa間の断熱間隙をその
まま利用している。
【0025】このような実施例によると、既存設備を利
用して安価なコストで設備することができる利点があ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る光誘引性虫類
の捕捉装置は、搬送管等による長い捕捉により光誘引性
虫類の逆行逃避を防止し、バキューム機構,捕捉部で電
気掃除機のような構造とすることで継続的に多量の光誘
引性虫類を捕捉することができるようにしたため、光誘
引性虫類の捕捉性能が高い効果がある。
【0027】さらに、ライトから捕捉部等が離間してい
ることを利用して外観面,衛生面をへの考慮から捕捉部
等を隠蔽等することが可能となるため、一般住宅付近へ
の設置にも好適である効果がある。
【0028】さらに、フードによるライトの照明機能の
阻害がないため、ライトを単なる光誘引性虫類の誘引の
みではなく照明としても有効利用することができる効果
がある。
【0029】さらに、ライトから捕捉部等が離間してい
ることから、街路灯の既存設備について簡単に改造実施
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光誘引性虫類の捕捉装置の第1実
施例を示す断面図である。
【図2】図1のA部分拡大図
【図3】本発明に係る光誘引性虫類の捕捉装置の第2実
施例を示す要部の断面図。
【図4】本発明に係る光誘引性虫類の捕捉装置の第3実
施例を示す要部の断面図。
【図5】従来例を示す簡略の正面図である。
【符号の説明】
2 ライト 3 フード 4 搬送管 8 通過間隙 9 開放口 10 バキューム機構 12 捕捉部 F 光誘引性虫類

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライトと、ライトとの間に光誘引性虫類
    が通過可能な通過間隙を介してライトを覆いライトの少
    なくとも下方側に通過間隙に連通して光誘引性虫類が侵
    入可能な開放口が設けられたフードと、フードに接続さ
    れフードから離間した位置まで配設されフードの通過間
    隙に連通して光誘引性虫類を通過可能にした搬送管と、
    搬送管に接続してフードの開放口から吸気を行なうバキ
    ューム機構と、バキューム機構に隣接設置され光誘引性
    虫類を捕捉収納する捕捉部とを備えてなる光誘引性虫類
    の捕捉装置。
JP35268191A 1991-12-16 1991-12-16 光誘引性虫類の捕捉装置 Pending JPH05161443A (ja)

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JP35268191A JPH05161443A (ja) 1991-12-16 1991-12-16 光誘引性虫類の捕捉装置

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JP35268191A JPH05161443A (ja) 1991-12-16 1991-12-16 光誘引性虫類の捕捉装置

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JPH05161443A true JPH05161443A (ja) 1993-06-29

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ID=18425714

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