JPH0516066U - 整列治具 - Google Patents

整列治具

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JPH0516066U
JPH0516066U JP6704191U JP6704191U JPH0516066U JP H0516066 U JPH0516066 U JP H0516066U JP 6704191 U JP6704191 U JP 6704191U JP 6704191 U JP6704191 U JP 6704191U JP H0516066 U JPH0516066 U JP H0516066U
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全彰 金澤
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関西日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 整列治具の表面に整列中にペレット等のワー
クが吸着するのを防止してペレット等のワークの整列効
率を向上する。 【構成】 表面にペレット等のワークが嵌り込む整列穴
(21)を多数成形し、その整列穴(21)にペレット等の
ワークを収容して整列させる整列治具(20)において、
表面の整列穴(21)が形成されていない周辺部に、ペレ
ット等のワークとの間に隙間を形成させる凹凸部(25)
を形成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多数個のワーク、例えばDHD型ダイオードのペレットを整列穴に 収容して整列させる整列治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品、例えば、図4に示す如きDHD型ダイオード(A)は、円筒状のガ ラススリーブ(1)内でペレット(2)を、一対のリード(3)(3)の対向す る一端部にそれぞれ固着されているスラグ(4)(4)により挟持し、このスラ グ(4)(4)の外周とガラススリーブ(1)の内周とを溶着して気密封止させ たものである。
【0003】 通常、上記DHD型ダイオード(A)は、図5に示すような封着治具(5)を 使って複数個一括して製造される。即ち、上記封着治具(5)は、上面にガラス スリーブ(1)が嵌る複数の封着穴(6)を形成し、かつ、各封着穴(6)の底 面に一方のリード(3)が挿入されるリード挿入穴(7)を夫々形成した下治具 (8)と、下面に上記下治具(8)のリード挿入穴(7)と対向して他方のリー ド(3)が挿入されるリード挿入穴(9)を形成した上治具(10)とからなり、 先ず、下治具(8)の封着穴(6)内にガラススリーブ(1)を嵌挿し、次に、 下治具(8)のリード挿入穴(7)にガラススリーブ(1)内から一方のリード (3)を挿入し、更に、ガラススリーブ(1)内にある一方のリード(3)のス ラグ(4)上にペレット(2)を供給し、しかる後、リード挿入穴(9)に他方 のリード(3)を挿入させた上治具(11)を下治具(8)上に被せて当該上治具 (10)の下面から突出する他方のリード(3)のスラグ(4)をガラススリーブ (1)内に嵌挿することにより、図5に示すように、ガラススリーブ(1)内で ペレット(2)を上下からスラグ(4)(4)により挟持させ、この状態で全体 を高温炉内に搬入してガラススリーブ(1)を加熱軟化させることにより、スラ グ(4)(4)の外周とガラススリーブ(1)の内周とを溶着させて内部を気密 封止し、図4のDHD型ダイオード(A)を複数個一括して製造する。
【0004】 このような封着工程において、複数個のペレット(2)を下治具(8)の各封 着穴(6)に嵌挿されたガラススリーブ(1)内に一括して供給するため、図6 および図7に示すような整列治具(11)が使用されている。
【0005】 上記整列治具(11)は、ペレット(2)が嵌り込む整列穴(12)を上述した封 着治具(5)の下治具(8)の封着穴(6)に対応する所定間隔で配列成形した 平板状の整列板(13)と、この整列板(13)の下面に上記各整列穴(12)の下端 を一括して開閉する多数の貫通穴(14)を有する底板(15)とからなる。そして 、図示するように、整列板(13)の整列穴(12)と底板(15)の貫通穴(14)が 一致しない状態にしておいて、整列板(13)上に任意の個数のペレット(2)を ランダムに供給させて振動を付与すると、ペレット(2)が整列板(13)上で拡 散されて全ての整列穴(12)に収容されることによりペレット(2)が整列され るようになされている。そして、この整列治具(11)を上記封着治具(5)の下 治具(8)上に位置決め載置して整列板(13)をスライドすることにより、整列 板(13)の各整列穴(12)に収容してあるペレット(2)が、底板(15)の各貫 通穴(14)を通って、下治具(8)の各封着穴(6)に嵌挿されたガラススリー ブ(1)内に一括して供給される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記整列治具(11)においては、ランダムに供給された多数個のペ レット(2)を振動により整列板(13)上で拡散させて整列穴(12)に収容する 際に、整列板(13)の表面がペレット(2)との摩擦により磨耗し、これにより 整列板(13)の表面が鏡面化する。このように整列板(13)の表面、特に整列穴 (12)を成形していない周辺部が鏡面化すると、ペレット(2)が整列板(13) の表面に隙間なく接するため、整列板(13)の表面にペレット(2)が吸着し易 くなる。そして、整列板(13)の表面の周辺部にペレット(2)が吸着した場合 、この吸着したペレット(2)により他のペレット(2)の移動が妨げられて整 列板(13)上で狙い通りに拡散されず、整列板(13)の全ての整列穴(12)にペ レット(2)が収納されないという問題があった。尚、整列板(13)の表面の整 列穴(12)が形成してある区域では、ペレット(2)は整列穴(12)により整列 板(13)の表面とは密着しないので吸着しない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点に鑑みて提案されたもので、ワークが嵌り込む整列穴を多 数形成した整列板を有し、その整列穴にワークを収容して整列させる整列治具に おいて、整列板の表面の整列穴が形成されていない周辺部に、ワークとの間に隙 間を形成させる凹凸部を形成したことにより、上記問題点を解決するようにした 。
【0008】
【作用】
本考案によれば、上記凹凸部によりペレット等のワークとの接触面積が減少し 、ペレット等のワークが表面に吸着するのを防止することができる。
【0009】
【実施例】
本考案に係る整列治具の一実施例を図1および図2に基づいて説明する。
【0010】 本考案に係る整列治具(20)は、従来と同様に、ペレット(2)が嵌り込む整 列穴(21)を封着治具(5)の下治具(8)の封着穴(6)に対応する所定間隔 で配列成形した平板状の整列板(22)と、この整列板(22)の下面に上記各整列 穴(21)の下端を一括して開閉する多数の貫通穴(23)を有する底板(24)とか らなるもので、整列板(22)の整列穴(21)が形成されていない周辺部に凹凸部 (25)を形成したことを特徴する。この凹凸部(25)は、例えば図1および図2 に示すように、ペレット(2)の移動方向に対して直交する方向に延びるV字状 溝を鋸刃断面状に多数並列して連続成形してなる。
【0011】 本考案の整列治具(20)では、整列板(22)の周辺部に凹凸部(25)を形成し てあるから、ペレット(2)と整列板(22)の表面とは凹凸部(25)により接触 面積が減少されて密接することはない。このため、整列中にペレット(2)は整 列板(22)の表面に吸着しない。このように、整列中に整列板(22)の表面周辺 部でのペレット(2)の吸着を防止することができるため、整列板(22)上での ペレット(2)の拡散が狙い通りに行われ、整列板(22)の全ての整列穴(21) にペレット(2)をスムーズに収納できる。
【0012】 尚、上記実施例では、ペレット(2)の移動方向に対して直交する方向に延び るV字状の溝を鋸断面状に多数並列して連続成形することにより形成した凹凸部 (24)を例示したが、この凹凸部(24)はV字状以外の溝を多数並列して連続成 形することにより形成しても良いし、メッシュ状や梨子地状に形成しても良い。 また、上記実施例で例示したDHD型ダイオードのペレット(2)以外のワーク の整列にも適用することができる。更に、上述した詳細な説明では整列穴(21) を所定間隔で配列成形した平板状の整列板(22)と、この整列板(22)の下面に 上記各整列穴(21)の下端を一括して開閉する多数の貫通穴(23)を有する底板 (24)とからなる整列治具(20)について述べているが、例えば底板(24)の貫 通穴(23)を無くしても良し、図3に示すように、整列板(22)と底板(24)と を一体に形成するとともに、この整列板(22)及び底板(24)にペレット(2) が嵌り込む整列穴(21a)及び(23a)を封着治具(5)の下治具(8)の封着 穴(6)に対応する所定間隔で配列成形し、かつ、整列板(22)と底板(24)と の間に整列板(22)の各整列穴(21a)の下端を一括して開閉する多数の貫通穴 (27)を有するスライド板(26)をスライド可能に配置してなる整列治具でも良 い。また、これ以外の表面にペレットが嵌り込む整列穴を多数形成した整列治具 にも適用することが可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る整列治具によれば、整列板の表面周辺部に ペレット等のワークとの間に隙間を成形させる凹凸部を形成したから、整列中の ペレット等のワークの表面への吸着が防止されて整列効率を向上させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る整列治具の平面図である。
【図2】図1のA−A線における拡大断面図である。
【図3】整列治具の別の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図4】対象部品のペレットを含むDHD型ダイオード
の縦断面図である。
【図5】DHD型ダイオード組み立てよう封着治具の部
分断面図である。
【図6】従来の整列治具の平面図である。
【図7】図5のB−B線における拡大断面図である。
【符号の説明】
20 整列治具 21 整列穴 22 整列板 23 貫通穴 24 底板 25 凹凸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークが嵌り込む整列穴を多数成形した
    整列板を有し、その整列穴にワークを収容して整列させ
    る整列治具において、 整列板の表面の整列穴が形成されていない周辺部に、ワ
    ークとの間に隙間が形成される凹凸部を形成したことを
    特徴とする整列治具。
  2. 【請求項2】 前記凹凸部がワークの移動方向に対して
    直交する方向に延びる多数のV字状溝であることを特徴
    とする請求項1に記載の整列治具。
JP1991067041U 1991-08-23 1991-08-23 整列治具 Expired - Fee Related JP2550270Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003063571A1 (fr) * 2002-01-22 2003-07-31 Hiruta Co., Ltd. Dispositif de support de composants electroniques, lamine, de haute precision

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01160900U (ja) * 1987-12-18 1989-11-08

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