JPH05160546A - 微細回路のエッチング方法 - Google Patents

微細回路のエッチング方法

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JPH05160546A
JPH05160546A JP34916391A JP34916391A JPH05160546A JP H05160546 A JPH05160546 A JP H05160546A JP 34916391 A JP34916391 A JP 34916391A JP 34916391 A JP34916391 A JP 34916391A JP H05160546 A JPH05160546 A JP H05160546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
spray
fine circuit
etching solution
sprayed
Prior art date
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Pending
Application number
JP34916391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nakamura
忠司 中村
Hideaki Yoshida
秀昭 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP34916391A priority Critical patent/JPH05160546A/ja
Publication of JPH05160546A publication Critical patent/JPH05160546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F1/00Etching metallic material by chemical means
    • C23F1/08Apparatus, e.g. for photomechanical printing surfaces

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッチング液の噴霧径を微小化することによ
り、回路パターンの幅を極微細に形成することができる
微細回路のエッチング方法を提供する。 【構成】 厚さ35μmの銅箔を両面に被着した銅箔基
板と、スプレーと、エアーポンプと、銅のエッチング液
と、を準備する。そして、エアーポンプ内の圧縮空気と
エッチング液とを、混合気液の噴霧粒径が10〜200
μmの範囲内になるよう混合してスプレーノズルより銅
箔表面に噴霧する。このとき、銅箔基板はスプレーノズ
ルの噴霧方向に対して垂直に保持しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微細回路のエッチング方
法に関し、詳しくは、噴霧径を微小化したエッチング液
で銅箔、アルミニウム箔等の金属箔を所定パターンにエ
ッチングした微細回路のエッチング方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、多機能化する電子機器に使用され
るプリント基板は、限られた搭載スペースの中で高集積
化しなければならなかった。したがって、プリント基板
表面に被着されて回路パターンを形成する銅箔の極薄
化、回路パターンの微細化、高密度化が要求されてい
る。例えば、銅箔の厚さを100μm以下とすること、
および、回路パターンのパターン幅を100μm以下と
することが求められている。
【0003】このようなプリント基板の製造工程中、回
路パターンの形成は、銅箔へのレジスト塗布、パターン
露光、現像、エッチング等の工程を施すことにより行わ
れていた。このエッチング工程においては、従来、圧送
ポンプまたはマグネットポンプを用いて、エッチング液
をスプレーノズルから回路基板上に垂直に噴射すること
により、微細回路のエッチングを施していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
微細回路のエッチング方法にあっては、液体だけをスプ
レーノズルから噴射していたので、エッチング液の粒径
の微小化に限界があった。この結果、微細回路のパター
ン幅をパターン露光で微細化しても、そのパターン幅よ
りエッチング液の粒径が大きくなり、そのパターン幅に
エッチングできないという課題があった。
【0005】そこで、本発明は、エッチング液の噴霧径
を微小化することにより、回路パターンの幅を極微細に
形成する微細回路のエッチング方法を提供することを、
その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、エッチング液を基板面にスプレーノズルより噴霧す
ることにより、該基板面に微細回路を形成する微細回路
のエッチング方法において、上記エッチング液に気体を
混合して上記スプレーノズルより基板面に噴霧した微細
回路のエッチング方法である。
【0007】請求項2に記載の発明は、エッチング液と
気体とを所定の割合で混合した混合流体をスプレーノズ
ルより基板面に対して垂直にあるいは角度をもたせて噴
霧した微細回路のエッチング方法である。
【0008】請求項3に記載の発明は、エッチング液に
気体を混合し、この混合流体をスプレーノズルより基板
面に噴霧する微細回路のエッチング方法にあって、上記
スプレーノズルから噴霧されるエッチング液の噴霧の粒
径を10〜200μmとした微細回路のエッチング方法
である。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明に係る微細回路のエッチ
ング方法にあっては、エッチング液に気体を混合して噴
霧するため、そのエッチング液の噴霧径を微小化するこ
とができる。その結果、基板面に微細回路を形成するこ
とができる。
【0010】また、エッチング液に気体を混合してスプ
レーノズルより基板面に噴霧する場合、その混合した流
体の基板面に対して垂直にあるいは角度をもたせて噴霧
することにより、基板面にエッチング液が滞留すること
を防止することができる。
【0011】さらに、上記スプレーノズルから噴霧した
ときのエッチング液の噴霧の粒径を10〜200μm以
下にしたため、微細回路の幅を100μm以下の極微細
に形成することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る微細回路のエッチング方
法の一実施例について説明する。
【0013】まず、厚さ35μmの銅箔を両面に被着し
た銅箔基板と、スプレーと、エアーポンプと、銅のエッ
チング液(例えばFeCl3、CuCl2)と、を準備す
る。この銅箔基板の銅箔表面には、露光、現像、水洗処
理等を経て、幅が100μmの所定回路パターンになる
ようにマスク用のレジストが塗布されている。そして、
エアーポンプ内の所定圧力の圧縮空気とエッチング液と
を、混合気液の粒径が10〜200μmとなるように混
合し、スプレーノズルより混合気液が楕円球形状になる
よう該基板の銅箔面上に噴霧する。この結果、銅箔の不
要パターンがエッチングされる。そして、不要なレジス
トを銅箔表面から除去することにより、銅箔基板表面に
は銅箔による幅が100μm以下の所定パターンが形成
される。また、上記混合気液は銅箔基板の表面に対して
垂直となるようにスプレーノズルから噴霧される。例え
ば銅箔基板を水平面に対して垂直となるように吊り下
げ、この吊り下げられた基板の銅箔表面に、水平方向に
噴霧するスプレーノズルから混合気液を噴霧するものと
する。また、基板の銅箔表面に対して所定の角度(例え
ば45度)を有して混合気液を噴霧してもよい。
【0014】また、表1は、圧縮空気の圧力、ノズルの
口径、エッチング液の噴出量等を各種変更してスプレー
ノズルから混合気液を噴霧した場合、そのエッチング液
の噴霧の粒径に対する銅箔基板のエッチング性を示すも
のである。
【0015】
【表1】
【0016】この表1から解るように、エッチング液
(混合気液)の噴霧の粒径を10〜200μmとするこ
とにより、エッチング性を良好なものとすることができ
る。よって、所望の微細幅の回路パターンを形成するこ
とが容易となる。
【0017】なお、上記実施例にあっても、スプレーノ
ズルを基板表面に沿って移動したり、スプレーノズルを
首振りさせることにより、基板上でのエッチング液の滞
留を完全に防止することができる。これは、噴霧体が気
体と液体との混合体であるので、液体のみのエッチング
液より粘性率が低く、かつ、エッチング液を気体により
吹き飛ばすことが容易にできるからである。したがっ
て、銅箔上にエッチング液が残留することはない。これ
により、エッチングむらが発生することもなくなり、1
00μm以下の極微細の回路パターンの幅の精度が良好
で、均一なエッチング処理ができる。なおまた、上記基
板材料としてはセラミックスまたは金属を使用すること
ができる。さらに、銅箔のエッチングのみに限らず、他
の金属、例えばアルミニウム箔のエッチング等について
も同様に本発明を適用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたように構成
されているので、回路パターンの幅を極微細に形成する
ことができる。また、基板上でのエッチング液の滞留を
防止することもできる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレーノズルからエッチング液を基板
    面に噴霧することにより、該基板面に微細回路を形成す
    る微細回路のエッチング方法において、 上記エッチング液に気体を混合して上記スプレーノズル
    より基板面に噴霧したことを特徴とする微細回路のエッ
    チング方法。
  2. 【請求項2】 エッチング液と気体とを所定の割合で混
    合した混合流体をスプレーノズルより基板面に対して垂
    直にあるいは角度をもたせて噴霧した請求項1に記載の
    微細回路のエッチング方法。
  3. 【請求項3】 エッチング液に気体を混合し、この混合
    流体をスプレーノズルより基板面に噴霧する微細回路の
    エッチング方法にあって、 上記スプレーノズルから噴霧されるエッチング液の噴霧
    の粒径を10〜200μmとした請求項1または請求項
    2に記載の微細回路のエッチング方法。
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