JPH05159449A - カード切換え遠隔装置及び遠隔操作方法 - Google Patents

カード切換え遠隔装置及び遠隔操作方法

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JPH05159449A
JPH05159449A JP32330891A JP32330891A JPH05159449A JP H05159449 A JPH05159449 A JP H05159449A JP 32330891 A JP32330891 A JP 32330891A JP 32330891 A JP32330891 A JP 32330891A JP H05159449 A JPH05159449 A JP H05159449A
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JP32330891A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Terada
勝昭 寺田
Kosuke Iwagami
光佑 岩上
Yoshizumi Akashi
喜純 明石
Shiyuuko Masutani
周子 桝谷
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はカード切換え遠隔装置に関し、その
リモコン部に係わりデジタル選局スイッチ方式や選局押
しボタンスイッチ方式に依存することなく、被遠隔操作
対象の制御情報が増設された場合であっても、その制御
情報に係る読出しコードを格納した情報カードを使用し
て、該遠隔操作対象の高速アクセスを図ることを目的と
する。 【構成】 数字情報SKを格納した情報カード11と、
前記数字情報SKを解読するカード情報読取り手段12
と、前記数字情報SKに係る搬送媒体CSKを送信する送
信手段13と、前記搬送媒体CSKを受信して数字情報S
Kを出力する受信手段14とを具備し、前記数字情報S
Kに基づいて被遠隔操作対象15の切換え処理をするこ
とを含み構成し、前記カード情報読取り手段12は、カ
ード位置出し手段12A,二以上の検出手段PS1,PS2,
データ解読手段12Bから成ることを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図15) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜3) 作用 実施例(図4〜14) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、カード切換え遠隔装置
及び遠隔操作方法に関するものであり、更に詳しく言え
ば、情報カードから数字情報を読出して、被遠隔操作装
置を制御する装置及びその方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図15は、従来例に係るオーディオ装置の
遠隔操作方法の説明図である。例えば、デジタルオーデ
ィオデータを収録したCD〔Compact Disc 〕を再生
するリモコン機能付きオーディオ装置は、図15におい
て、主記憶ディスク1,プレーヤー2,読出し/再生部
3,赤外線受光部4及びリモコン部5から成る。
【0004】当該オーディオ装置の機能は、例えば、プ
レーヤー3に主記憶ディスク1がセットされ、ユーザが
リモコン部5を介して任意のデジタルオーディオデータ
(以下音響データという)D1の選択又は全情報のスタ
ート指令をすると、主記憶ディスク1から音響データD
1が読出され、読出し/再生部3によりそれが音響再生
処理される。
【0005】なお、リモコン部5は情報選択部6と赤外
線発光部7から成り、例えば、ユーザによって選択され
た情報選択信号Sが赤外線発光部7により赤外線に変換
され、それがオーディオ装置の本体部に設けられた赤外
線受光部4に向けて照射される。また、情報選択部6
は,例えば、デジタル選局スイッチ6Aや選局押しボタ
ンスイッチ6Bから構成される。
【0006】これにより、任意のサウンド情報の情報格
納番号等を探索指定(サーチ)する選局押しボタンスイ
ッチ方式、又は情報格納番号等を初期値から目的値に至
るまで計数アップするデジタル選局スイッチ方式によ
り、リモコン部5から遠くに離れたオーディオ装置の機
能操作を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例のリ
モコン機能付きオーディオ装置によれば、リモコン部5
に設けられたデジタル選局スイッチ6Aや選局押しボタ
ンスイッチ6Bに基づいて、オーディオ装置の主記憶デ
ィスク1に格納された音響データD1の読出しに係る遠
隔操作を行っている。
【0008】このため、ユーザの使用態様から主記憶デ
ィスク1に格納される音響データD1等の情報格納番地
が増設された場合に、デジタル選局スイッチ方式では当
該音響データD1の初期値,すなわち、収録曲の頭から
探索指定(サーチ)しなければならない。これにより、
情報格納番地に至るまで、それを押し続けるか、又は、
その数だけそれを繰返し押さなくてはならず、高速アク
セスの妨げとなるという第1の問題がある。
【0009】同様に、情報格納番地の増設に伴い、選局
押しボタンスイッチ方式では、例えば、主記憶ディスク
1のメモリ領域に割り振られた情報格納番号と該押しボ
タンスイッチ6Bの設置数とを一致させた場合には、リ
モコン部5の操作面に多くの押しボタンスイッチ6Bを
増設しなくてはならない。
【0010】なお、数字「0〜9」を組み合わせて複数
桁の数字情報を信号処理する選択回路機能の増設も考え
られるが、そのキャンセル回路や付帯回路の設置が余儀
無くされ、その構造が複雑になり、当該装置のコスト高
を招くという第2の問題がある。
【0011】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、リモコン部のデジタル選局スイッ
チや選局押しボタンスイッチに依存することなく、被遠
隔操作対象の制御情報が増設された場合であっても、そ
の制御情報に係る読出しコードを格納した情報カードを
利用して、該遠隔操作対象の高速アクセスを図ることが
可能となるカード切換え遠隔装置及び遠隔操作方法の提
供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1,2は、本発明に係
るカード切換え遠隔装置の原理図(その1,2)であ
り、図3は、本発明に係る遠隔操作方法の原理図をそれ
ぞれ示している。
【0013】本発明のカード切換え遠隔装置は図1
(a)に示すように、数字情報SKを格納する情報カー
ド11と、前記数字情報SKを解読するカード情報読取
り手段12と、前記数字情報SKに係る搬送媒体CSKを
送信する送信手段13と、前記搬送媒体CSKを受信して
数字情報SKを出力する受信手段14とを具備し、前記
数字情報SKに基づいて被遠隔操作対象15の切換え処
理をすることを特徴とする。
【0014】なお、前記カード切換え遠隔装置におい
て、前記カード情報読取り手段12は図1(b)に示す
ように、情報カード11のスライド状態を規定するカー
ド位置出し手段12Aと、前記情報カード11に設けられ
た複数のマークB1〜Bnを検出する二以上の検出手段
PS1,PS2と、前記検出手段PS1,PS2から出力される
検出信号SP1,SP2に基づいて前記情報カード11に格
納された数字情報SKの解読処理をするデータ解読手段
12Bから成ることを特徴とする。
【0015】また、前記カード切換え遠隔装置におい
て、前記送信手段13及び受信手段14が赤外線送受信
装置から成ることを特徴とする。さらに、前記カード切
換え遠隔装置において、図2(a)に示すように、予
め、前記情報カード11の情報格納領域11Aに該情報カ
ード11と対応付けられた被遠隔操作対象15の動作情
報D1を読み出す読出しコードADDxに係る数字情報S
Kが格納されることを特徴とする。
【0016】また、前記カード切換え遠隔装置におい
て、図2(b)に示すように前記情報カード11の情報
格納領域11Aは、長さ方向がm個に分割され、かつ、高
さ方向が二以上に分割され、前記分割された情報格納領
域11Aに、少なくとも、赤外線を吸収する物質により成
るマークB1〜Bnが設けられることを特徴とする。
【0017】なお、本発明の遠隔操作方法は図3の処理
フローチャートに示すように、ステップP1で予め、被
遠隔操作対象15の動作情報D1と情報カード11の数
字情報SKとの対応付け処理をし、次いで、ステップP
2で前記情報カード11に格納された数字情報SKの解
読処理をし、その後、ステップP3で前記数字情報SK
を搬送媒体CSKに変換処理をし、次に、ステップP4で
前記搬送媒体CSKの受信処理によって得られる数字情報
SKに基づいて被遠隔操作対象15の動作切換え処理を
することを特徴とし、上記目的を達成する。
【0018】
【作 用】本発明のカード切換え遠隔装置によれば、図
1(a)に示すようにカード情報読取り手段12,送信
手段13及び受信手段14が具備され、数字情報SKに
基づいて被遠隔操作対象15が切換え処理される。
【0019】例えば、図2(a),(b)に示すような
情報格納領域11Aの長さ方向がm個に分割され、かつ、
高さ方向が二以上に分割され、該分割された情報格納領
域11Aに赤外線を吸収する物質により形成したマークB
1〜Bnを含む情報カード11がカード情報読取り手段
12のカード位置出し手段12Aに挿入されると、該情報
カード11のスライド状態がカード位置出し手段12Aに
より規定される。
【0020】また、情報カード11に設けられた複数の
マークB1〜Bnが二以上の検出手段PS1,PS2により
検出され、該検出手段PS1,PS2からデータ解読手段12
Bに検出信号SP1,SP2が出力される。これに基づいて
情報カード11に格納された数字情報SKがデータ解読
手段12Bにより解読処理される。
【0021】さらに、解読された数字情報SKに係る搬
送媒体CSKが,例えば、赤外線送信装置から成る送信手
段13から赤外線受信装置から成る受信手段14に向け
て送信される。これにより、受信手段14では搬送媒体
CSKが受信され、それに基づく数字情報SKが受信手段
14から被遠隔操作対象15に出力される。
【0022】このため、予め、情報カード11と対応付
けられた被遠隔操作対象15の動作情報D1を読み出す
読出しコードADDxに係る数字情報SKに基づいて被遠
隔操作対象15の切換え処理を直接行うことが可能とな
る。
【0023】このことで、主記憶ディスクを使用した音
響出力装置等の被遠隔操作対象15において、ユーザの
使用態様からそれに格納すべき音響データ等の情報格納
番地が増設された場合であっても、従来例のデジタル選
局スイッチ方式のように、当該音響データ等の制御情報
D1の初期値,すなわち、収録曲の頭から探索指定(サ
ーチ)することが無くなる。
【0024】これにより、情報格納番地に至るまで、選
局スイッチ等を押し続ける操作やその数だけそれを繰返
し押す操作が不要となり、当該被遠隔操作対象15の高
速アクセスを図ることが可能となる。
【0025】また、従来例の選局押しボタンスイッチ方
式にように、例えば、主記憶ディスクのメモリ領域に割
り振られた情報格納番号と情報選択部の設置数とを一致
させるような要求があった場合にも、情報カードを増刷
することで足り、従来例のようにリモコン部の操作面に
多くの押しボタンスイッチを増設する必要も無くなる。
【0026】なお、本発明者らが現在特許出願中の数字
情報の記憶媒体及びその読取り装置を応用すれば、数字
「0〜9」を組み合わせた複数桁の数字情報を解読可能
とするカード情報読取り手段12を構成することがで
き、当該装置の簡略化を図ることが可能となり、また、
その低コスト化を図ることが可能となる。
【0027】さらに、本発明の遠隔操作方法によれば、
図3の処理フローチャートに示すように、ステップP1
で予め、被遠隔操作対象15の動作情報D1と情報カー
ド11の数字情報SKとの対応付け処理をしている。
【0028】このため、従来例のようなリモコン部のデ
ジタル選局スイッチや選局押しボタンスイッチに依存す
ることなく、被遠隔操作対象の制御情報が従来例に比べ
て増設された場合であっても、その制御情報に係る読出
しコードを格納した情報カードを挿入することで、ステ
ップP2で情報カード11に格納された数字情報SKが
解読処理され、ステップP3で数字情報SKが搬送媒体
CSKに変換処理される。
【0029】このことからステップP4で搬送媒体CSK
の受信処理によって得られた数字情報SKに基づいて被
遠隔操作対象15の動作切換え処理を行うことが可能と
なる。
【0030】これにより、該遠隔操作対象の高速アクセ
スに加えてリモコン操作の簡易化が図られ、幼児や高齢
者等によっても簡単にそれを取扱うことが可能となる。
【0031】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図4〜13は、本発明の実施例に係るカ
ード切換え遠隔装置及び遠隔操作方法を説明する図をそ
れぞれ示している。
【0032】図4は、本発明の実施例に係るSKリモコ
ン音響再生装置の構成図であり、図5〜10は、その補足
説明図をそれぞれ示している。例えば、カード切換え遠
隔装置の一例となるSKリモコン音響再生装置は、図4
において、SK(Super Knowledge)カード21,S
Kコード解読器22,赤外線発光装置23,赤外線受光
装置24及び音響再生装置25から成る。
【0033】すなわち、SKカード21は情報カード1
1の一実施例であり、数字情報SKを格納するものであ
る。また、情報カード11には、磁気情報を格納した磁
気カードやバーコードを印刷したカード等も考えられる
がその読出し装置が複雑化する。なお、SKカード21
については図5,6において詳述する。
【0034】SKコード解読器22はカード情報読取り
手段12の一実施例であり、情報カード11に格納され
た数字情報SKを解読してその数字データDSKを出力す
るものである。また、SKコード解読器22は本発明者
らが現在、別途特許出願中の数字情報の読取り装置を応
用するものであり、SKコード解読器22の構成につい
ては、図7〜9において説明をする。
【0035】赤外線発光装置23は送信手段13の一実
施例であり、数字情報SKに係る数字データDSKに基づ
いて搬送媒体CSKの一例となる赤外線IRを発光するも
のである。
【0036】赤外線受光装置24は受信手段14の一実
施例であり、赤外線IRを受光して数字情報SKを出力
するものである。その原理は、SKコード解読器22の
黒色マーク検出部の受光部と同様である。なお、送信手
段13,受信手段14は周波数帯が許せば、無線周波数
を媒体とするものであっても良い。
【0037】音響再生装置25は被遠隔操作対象15の
一実施例であり、例えば、CDプレーヤー25A,読出し
/再生部25B,CPU25C及び主記憶ディスク(CD)
25Dから成る。なお、被遠隔操作対象15にはテレビ,
エアコン及びCDミニコン等の動作情報D1を具備する
ものであれば、その制御対象となる。
【0038】これにより、SKカード21に基づいてS
Kコード解読器22から遠くに離れた音響再生装置25
の出力切換え処理等を行うことができる。図5(a),
(b)は、本発明の実施例に係る情報カードの説明図で
あり、図5(a)はその構成図であり、図5(b)はそ
のSKコードの説明図をそれぞれ示している。
【0039】例えば、本発明の実施例に係るカード切換
え遠隔装置に適用するSKカード21は、本発明者らが
現在特許出願中の数字情報の記憶媒体に見られるよう
に、図5(a)において、カード基板に設けられたアド
レス格納領域21Aとその他の領域21Bから成る。
【0040】すなわち、カード基板は横の長さWが86
〔mm〕程度、幅Hが58. 5 〔mm〕程度の紙基板であ
る。なお、カード基板は紙に限らずプラスチック,フィ
ルム及び金属材料であっても良い。
【0041】また、アドレス格納領域21Aは情報書込み
領域11Aの一例であり、カード基板の表面に設けられ
る。例えば、アドレス格納領域21Aは、その表面領域に
w×h=8×78〔mm2 〕程度が設けられる。また、
アドレス格納領域21Aの上段が縦×横=4〔mm〕×2
〔mm〕×39に分割され、その下段が縦×横=4〔m
m〕×2〔mm〕×39に分割されている。
【0042】図5(b)は本発明の実施例に係るSKカ
ードに格納された数字「0099」の記号例を示してい
る。例えば、音響再生装置25の主記憶ディスク25Dの
ディジタルオーディオデータD1の格納番地99を読出
す数字「0099」のSKカードは、図5(b)におい
て、データコードF=「0099」及びコントロールコ
ードC=「終了」から成る。
【0043】すなわち、数字情報の1の位,10の位,
100の位,1000の位はそれぞれ先に分割された39のア
ドレス格納領域21Aの中の4×8=32が使用され、コ
ントロールコードCは本発明の実施例では「終了」を示
す記号である。なお、データコードF及びコントロール
コードCがカード基板の任意の方向を基準にして長いマ
ークBH と短いマークBL が組み合わされて成る。その
数字コード記号「0〜9」を図6に示している。
【0044】また、データコードF及びコントロールコ
ードCの長いマークBH や短いマークBL が、少なくと
も、赤外線を吸収するカーボンブラックを使用したイン
キ(スミと呼ばれる黒やスミを混入したセピア色などを
いう)を主体とする黒色マークにより印刷される。例え
ば、黒色マークはオフセット印刷,グラビア印刷,活版
等の通常の印刷方式,墨インキ熱転写及び静電カボーン
印刷法により行う。
【0045】なお、21Cは領域分割線であり、便宜上ア
ドレス格納領域21Aを2つに分割する境界線である。ま
た、S1,S2はアドレス格納領域21Aを上下に2分割
した際に生ずるデータ列を示し、以後S1列,S2列と
いい、S1列は当該数字情報カードの下部に位置し、当
該カードを本発明の実施例に係るSKコード解読器22
に適用した場合に、S1列の黒色マークが第1の光セン
サPS1により検出される関係にあるものとする。
【0046】図6は、本発明の実施例に係る情報カード
に使用する数字コード記号「0〜9」の説明図を示して
いる。なお、本発明者らが現在特許出願中(特願平03−
308864号)の数字情報の記憶媒体に見られるように、例
えば、数字「0」〜「9」を長いマークBH 1本と短い
マークBL 3本の計4本で定義する場合、図6におい
て、まず、数字「0」をカード基板の任意の方向,例え
ば、その読出し装置のスキャン方向を基準にして長いマ
ーク(2×8〔mm2 〕)BH =1本をアドレス格納領
域21Aの最初の2〔mm〕×8〔mm〕に印刷するもの
とする。
【0047】また、数字「1」は長いマーク(2×8
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×4〔mm2 〕)BL =1本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、さらに、長いマークBH の
下部にそれを揃えて並べた記号である。
【0048】なお、数字「2」は長いマーク(2×8
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×4〔mm2 〕)BL =2本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、かつ、長いマークBH の下
部に短いマークBL =2本を間隙δ=2〔mm〕を空け
て並べた記号である。
【0049】また、数字「3」は長いマーク(2×8
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×4〔mm2 〕)BL =3本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、かつ、長いマークBH の下
部に短いマークBL =3本を間隙δ=2〔mm〕を空け
て並べた記号である。
【0050】さらに、数字「4」は長いマーク(2×8
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×4〔mm2 〕)BL から成り、該長
いマークBH を付した数字記号「0」に対して間隙δ=
2〔mm〕を空け、長いマークBH の上部に短いマーク
BL を揃えて並べた記号である。
【0051】なお、数字「5」は長いマーク(2×8
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×4〔mm2 〕)BL と短いマーク
(2×4〔mm2 〕)BL から成り、該長いマークBH
を付した数字記号「0」に対して間隙δ=2〔mm〕を
空け、長いマークBH の上部に短いマーク(2×4〔m
2 〕)BL を揃えて並べ、かつ、その下部に短いマー
ク(2×4〔mm2 〕)BL を揃えて並べた記号であ
る。
【0052】また、数字「6」は長いマーク(2×8
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×4〔mm2 〕)BL =1本と、短い
マーク(2×4〔mm2 〕)BL =2本から成り、該長
いマークBH を付した数字記号「0」に対して間隙δ=
2〔mm2 〕を空け、長いマークBH の上部に短いマー
ク(2×4〔mm2 〕)BL =1本を間隙δ=2〔m
m〕を空けて並べ、かつ、その下部に短いマーク(2×
4〔mm2 〕)BL =2本を間隙δ=2〔mm〕を空け
て並べた記号である。
【0053】さらに、数字「7」は長いマーク(2×8
〔mm〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分の
短いマーク(2×4〔mm〕)BL =2本から成り、該
長いマークBH を付した数字記号「0」に対して間隙δ
=2〔mm〕を空け、長いマークBH の上部に短いマー
クBL=2本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べた記号
である。
【0054】また、数字「8」は長いマーク(2×8
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×4〔mm2 〕)BL =2本と、短い
マーク(2×4〔mm2 〕)BL =1本から成り、該長
いマークBH を付した数字記号「0」に対して間隙δ=
2〔mm〕を空け、長いマークBH の上部に短いマーク
(2×4〔mm2 〕)BL =2本を間隙δ=2〔mm〕
を空けて並べ、かつ、その下部に短いマーク(2×4
〔mm2 〕)BL =1本を間隙δ=2〔mm〕を空けて
並べた記号である。
【0055】なお、数字「9」は長いマーク(2×8
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×4〔mm2 〕)BL =3本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、長いマークBH の上部に短
いマーク(2×4〔mm2 〕)BL =3本を間隙δ=2
〔mm〕を空けて並べた記号である。
【0056】図7〜9は、本発明の実施例に係るSKコ
ード解読器の構成図(その1〜3)であり、図7
(a),(b)は、その数字情報の検出部の全体構成図
とその内部回路図を示している。なお、図8はその論理
回路の内部回路図であり、図9はその出力回路とその他
の内部回路図をそれぞれ示している。
【0057】例えば、本発明の実施例に係る100 枚のS
Kカード21の4桁の数字「0000」〜「0099」の解読を
するSKコード解読器22は、本発明者らが現在別途特
許出願中の数字情報の読出し装置に見られるように、黒
色マーク検出回路20,カードガイド22A及びデータ解
読回路22B等から成る。
【0058】すなわち、黒色マーク検出回路20は二以
上の検出手段PS1,PS2の一実施例であり、SKカード
21に設けられた複数のマークBH やBL を検出するも
のである。例えば、黒色マーク検出回路20は二以上の
光センサPS1,PS2と、下部マーク信号処理回路221及
び上部マーク信号処理回路222 から成る。
【0059】また、第1,第2の光センサPS1, PS2は
反射型赤外線センサから成り、各光センサPS1, PS2が
SKカード21のS1列,S2列に設けられた複数の黒
色マークB1〜Bnを検出して検出信号SP1,SP2を下
部,上部マーク信号処理回路22A,22Bに出力するもの
である。なお、検出手段PS1,PS2は、第1,第2の光
センサPS1, PS2のように二つに限定されることはな
い。
【0060】下部マーク信号処理回路221 は入力レベル
が調整された検出信号SP1に基づいてマーク検出データ
(以下マーク検出データDP1ともいう)を出力するもの
である。上部マーク信号処理回路222 は入力レベルが調
整された検出信号SP2に基づいてマーク検出データ(以
下マーク検出データDP2ともいう)を出力するものであ
る。
【0061】カードガイド22Aはカード位置出し手段12
Aの一実施例であり、SKカード21のスライド状態を
規定するものである。データ解読回路22Bはデータ解読
手段12Bの一実施例であり、図8,9に示すようにデー
タ入力回路223 ,データコード解読回路224 ,制御コー
ド解読回路225 及び数字データ出力回路226 から成り、
上部・下部マーク信号処理回路221 ・222 から出力され
たマーク検出データDP1,DP2に基づいてSKカード2
1の数字情報0〜99の解読処理をするものである。
【0062】データ入力回路223 はマーク検出データDP
1,DP2の入力処理をするものである。例えば、データ
入力回路223 は図8に示すように、二入力否定論理積回
路NAND ,二入力論理和回路OR,6個のD型フリップ
・フロップ回路,4個のインバータINV から成り、該マ
ーク検出データDP1,DP2が二入力否定論理積回路NAN
D や二入力論理和回路ORに入力される。
【0063】また、データコード解読回路224 はマーク
検出データDP1,DP2に基づいて各桁の数字情報0〜9
9を解読するものである。例えば、データコード解読回
路224 は図8に示すように3個の三入力論理積回路AND
3 ,2個の二入力論理積回路AND,2個の三入力論理和
回路OR3 ,1個の三入力論理和回路ORから成る。
【0064】制御コード解読回路225 はマーク検出デー
タDP1,DP2に基づいて制御データDCを出力するもの
である。例えば、制御コード解読回路225 は図8に示す
ように3個の三入力論理積回路AND3から成り、本発明
に係るコントロールコードC1〜C3を出力するもので
ある。
【0065】数字データ出力回路226 は数字情報0〜9
9に基づいて桁単位に数字データDFを出力するもので
ある。例えば、数字データ出力回路226 は、図9に示す
ように16個のD型フリップ・フロップ回路から成り、
本発明に係る4桁の数字「0000」〜「0099」を4ビット
の2値化符号により出力するものである。
【0066】なお、2値化符号データD00〜D03が数字
の1の位を示し、同様に、データD10〜D13が数字の1
0の位,データD20〜D23が数字の100の位,データD
30〜D33が数字の1000の位をそれぞれ示すものである。
【0067】また、当該読出し装置の電源回路227 を数
字データ出力回路226 に併せて示している。図10
(a),(b)は、本発明の実施例に係るSKカードと
主記憶ディスクとの関係図であり、図10(a)はSKカ
ードのアドレス格納領域を示している。
【0068】図10(a)において、例えば、SKカード
21の表面には、テレビ番組の人気歌手や漫画のキャラ
クタが印刷され、その裏面には読出しコードADDxが情
報格納領域11Aの一例となるアドレス格納領域21Aに格
納される。
【0069】図10(b)は、音響再生装置25に使用す
る主記憶ディスク25Dのメモリ領域を示す図である。図
10(b)において、例えば、99曲の歌謡曲を収録した
主記憶ディスク25Dのメモリ領域は、少なくとも、主メ
モリ領域M1とその他のメモリ領域M2から成る。
【0070】また、主メモリ領域M1には情報格納番地
ADD1〜ADD99に対して第1の曲目の音情報D11〜第9
9の曲目の音情報D199 が格納され、当該情報格納番地
ADD1〜ADD99は100枚のSKカード22に格納された
一つの読出しコードADDxによって個々に指定される。
【0071】このようにして、本発明の実施例に係るS
Kリモコン音響再生装置によれば、図4に示すようにS
Kコード解読器22,赤外線発光装置23及び赤外線受
光装置24が具備され、SKカード21に基づいて音響
再生装置25が切換え処理される。
【0072】例えば、図5(a),(b)に示すような
アドレス格納領域21Aの長さ方向が39個に分割され、
かつ、高さ方向が二以上に分割され、該分割されたアド
レス格納領域21Aに赤外線を吸収する物質により形成し
たマークB1〜Bnを含むSKカード21がSKコード
解読器22のカードガイド22Aに挿入されると、該SK
カード21のスライド状態がカードガイド22Aにより規
定される。
【0073】また、SKカード21に設けられた複数の
マークB1〜Bnが二つ光センサPS1,PS2により検出
され、該センサPS1,PS2からデータ解読回路22Bにマ
ーク検出信号SP1,SP2が出力される。これに基づいて
SKカード21に格納された数字データDSKがデータ解
読回路22Bにより解読処理される。
【0074】さらに、解読された数字データDSKに係る
赤外線IRが赤外線発光装置23から赤外線受光装置2
3に向けて発光される。これにより、赤外線受光装置2
4では赤外線IRが受光され、それに基づく数字情報S
Kが赤外線受光装置24から音響再生装置25に出力さ
れる。
【0075】このため、予め、SKカード21と対応付
けられた音響再生装置25の音情報D11〜D190 の一つ
を読み出す読出しコードADDxに基づいて音響再生装置
25の切換え処理を直接行うことが可能となる。
【0076】このことで、主記憶ディスク25Dを使用し
た音響再生装置25において、ユーザの使用態様からそ
れに格納すべき音情報D11〜D190 等のアドレス格納番
地が増設された場合であっても、従来例のデジタル選局
スイッチ方式のように、当該音情報D11〜D190 の初期
値,すなわち、収録曲の第1の曲目から探索指定(サー
チ)することが無くなる。
【0077】これにより、該当するアドレス格納番地に
至るまで、選局スイッチ等を押し続ける操作やその数だ
けそれを繰返し押す操作が不要となり、当該音響再生装
置25の高速アクセスを図ることが可能となる。
【0078】また、従来例の選局押しボタンスイッチ方
式にように、例えば、主記憶ディスク25Dの主メモリ領
域M1に割り振られたアドレス格納番号と情報選択部の
設置数とを一致させる場合にも、SKカード21を増刷
することで足り、従来例のようにリモコン部の操作面に
多くの押しボタンスイッチを増設する必要も無くなる。
【0079】なお、本発明者らが現在特許出願中の数字
情報の記憶媒体及びその読取り装置を応用することで、
当該装置の簡略化を図ることが可能となり、また、その
低コスト化を図ることが可能となる。
【0080】次に、本発明の実施例に係る音響再生装置
の遠隔操作方法について、当該装置の主記憶ディスクと
SKコードとの関係やその動作を補足しながら説明をす
る。図11は、本発明の実施例に係る音響再生装置の遠隔
操作方法の処理のフローチャートであり、図12はそれを
補足する信号フォーマットであり、図13はそのフレーム
の配列図であり、図14はそのQチャネルのデータフォー
マトをそれぞれ示している。
【0081】例えば、SKカード21に基づいて音響再
生装置25の遠隔操作をする場合、まず、図11におい
て、予め、ステップP1で音響再生装置25の主記憶デ
ィスク25Dの音情報D11〜D199 とSKカード21の数
字データDSK=01〜99との対応付け処理をする。
【0082】ここで、図12に示すように主記憶ディスク
25Dの信号フォーマットにおいて、1フレーム〔 588ビ
ット〕の中のサブコーディング(14ビット)の内,
例えば、図14に示したQチャネルを使用して音情報D11
〜D199 の格納番地ADDx=0001001 〜00010099の呼び
出しをする。
【0083】すなわち、図12において、一般にコンパク
トディスク等の主記憶ディスク25Dの信号フォーマット
によれば、1フレーム=588 ビットの中に、フレーム同
期信号,サブコーディング,オーディオデータ,
及びパリティデータ,が記録されている。最初の
24ビットはフレーム同期信号(フレームシンボル)で
あり、3ビットを空けて、14ビットにはサブコーディ
ングが記録され、さらに、3ビットを空けて、14ビッ
トを1シンボルとして12シンボルにデジタルオーディ
オデータD1が記録される。
【0084】また、3ビットを空けて4シンボルにパリ
ティデータが記録され、また、3ビットを空けて、12
シンボルにデジタルオーディオデータD1が記録され、
3ビットを空けて、4シンボルにパリティデータが記録
される。
【0085】さらに、図13のフレームの配置図に示すよ
うに、98フレームを1ブロックとするデータ格納領域
のサブコーディングには、第1,第2のフレームにコ
ードS0,S1と第3〜第98のフレームに8ビットか
ら成るサブコードP〜Wが配列される。なお、サブコー
ドR〜Wはユーザーズビットである。
【0086】また、サブコードPは曲の頭だし検索に使
用され、サブコードQには図14に示すように、収録曲の
番号(00リードイン,01〜09楽章等の番号,リードアウ
トAA),再生装置のチャネル数やプリエンファシスの有
無,情報格納位置を示すポイント(情報格納番地ADD
x),収録曲の始まりからの経過時間,ディスク最内周
の再生開始からの絶対時間等の索引データが記録され
る。
【0087】従って、本発明の実施例では、図13,14に
示すような主記憶ディスク25Dのフレーム配置図やQチ
ャネルのデータフォーマット図において、例えば、アド
レスコードを「0001」とすると、サブコードのQチャ
ネルに、収録曲の第1曲目の情報格納番地ADDx=0001
001 を読み出すSKコード=01を割当て、順次02〜
99を割り当てる。
【0088】なお、その第99曲目の情報格納番地ADD
x=00010099は、SKコード=99が割り当てられる。
また、QチャネルのQ9〜Q80の72ビットのデータを
使用し、CDの頭出し,割込み,プリセット機能を併用
することで、収録曲の順番と無関係に、また、演奏途中
に、演奏時間の指定,所定時間内での繰返し演奏等を行
うことができる。
【0089】次いで、ステップP2でSKカード21に
格納された数字データDSKの解読処理をする。ここで、
図4においてSKコード解読器22,赤外線発光装置2
3の電源を「ON」し、また、赤外線受光装置24が設
けられた音響再生装置25の電源を「ON」して置く。
【0090】例えば、SKコード=30が格納されたS
Kカード21が適用されたものとすれば、SKコード解
読器22のカードガイド22Aに挿入されるたSKカード
21のスライド状態がカードガイド22Aにより規定され
る。
【0091】また、SKカード21に設けられた複数の
マークB1〜Bnが二つ光センサPS1,PS2により検出
され、該センサPS1,PS2からデータ解読回路22Bにマ
ーク検出信号SP1,SP2が出力される。これに基づいて
SKカード21に格納された数字データDSK=30がデ
ータ解読回路22Bにより解読処理される。
【0092】その後、ステップP3で数字データDSKを
赤外線IRに変換処理をする。この際に、解読された数
字データDSK=30に係る, 例えば、パルス状の赤外線
IRが赤外線発光装置23から赤外線受光装置23に向
けて発光される。
【0093】次に、ステップP4で赤外線IRの受信処
理をする。この際に、赤外線受光装置23では、パルス
状の赤外線IRが受光され、それに基づく光電変換信号
による数字データDSK=30が該受光装置24から音響
再生装置25に出力される。
【0094】次いで、ステップP5で数字データDSK=
30に基づいて音響再生装置25の動作切換え処理をす
る。この際に、主記憶ディスク25DのQチャネルのポイ
ント30が読出し/再生部25B及びCPU25Cを介して
呼び出され、その収録曲の情報格納番地ADD30=000100
30,すなわち、第30曲目の音情報D130 が読出し/再
生部25Bを介して再生される。
【0095】このようにして、本発明の実施例に係る音
響再生装置の遠隔操作方法によれば、図11の処理フロー
チャートに示すように、ステップP1で予め、音響再生
装置25の主記憶ディスク25Dの音情報D11〜D199 と
SKカード21の数字データDSK=01〜99との対応
付け処理をしている。
【0096】このため、従来例のようなリモコン部のデ
ジタル選局スイッチや選局押しボタンスイッチに依存す
ることなく、音響再生装置25の主記憶ディスク25Dの
音情報D11〜D199 が従来例に比べて増設された場合で
あっても、その音情報D11〜D199 に係る読出しコード
ADDxを格納したSKカード21を挿入することで、ス
テップP2でSKカード21に格納された数字データD
SKが解読処理され、ステップP3で数字データDSKが赤
外線IRに変換処理される。
【0097】このことからステップP4で赤外線IRの
受信処理によって得られた数字データDSKに基づいて音
響再生装置25の動作切換え処理を高速に行うことが可
能となる。
【0098】これにより、当該音響再生装置25の高速
アクセスに加えてリモコン操作の簡易化が図られ、幼児
や高齢者等によっても簡単にそれを取扱うことが可能と
なる。
【0099】なお、本発明の実施例では、解読処理され
た数字データDSKを一旦赤外線IR等の搬送媒体CSKに
変換したが、本発明者ら現在別途特許出願中の情報記憶
媒体(SKブック)に見られるように、それを有線にて
伝送し、該数字データDSKにより被遠隔操作対象を直接
制御しても良い。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード切
換え遠隔装置によれば、カード情報読取り手段,送信手
段及び受信手段が具備され、情報カードに格納された数
字情報に基づいて被遠隔操作対象の切換え処理を直接行
うことができる。
【0101】このため、主記憶ディスク等を使用した被
遠隔操作対象において、ユーザの使用態様からそれに格
納すべき情報格納番地が増設された場合であっても、従
来例のデジタル選局スイッチ方式や選局押しボタンスイ
ッチ方式に比べて、当該被遠隔操作対象の高速アクセス
を図ることが可能となる。
【0102】なお、本発明者らが現在特許出願中の数字
情報の記憶媒体及びその読取り装置を応用することによ
り、当該装置の簡略化を図ることが可能となり、また、
その低コスト化を図ることが可能となる。
【0103】さらに、本発明の遠隔操作方法によれば、
予め、被遠隔操作対象の動作情報と情報カードの数字情
報との対応付け処理をしている。このため、従来例のよ
うなリモコン部のデジタル選局スイッチや選局押しボタ
ンスイッチに依存することなく、被遠隔操作対象の制御
情報が従来例に比べて増設された場合であっても、簡単
な操作で、被遠隔操作対象の動作を直接切換えることが
可能となる。
【0104】これにより、当該遠隔操作対象の高速アク
セスに加えてリモコン操作の簡易化が図られ、幼児や高
齢者等によっても簡単にそれを取扱うことが可能とな
る。このことで、テレビ番組の選局,英会話,イントロ
ゲーム及び音声多重処理等を情報カードで切り換え可能
な汎用タイプのカード切換え遠隔装置の提供に寄与する
ところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード切換え遠隔装置の原理図
(その1)である。
【図2】本発明に係るカード切換え遠隔装置の原理図
(その2)である。
【図3】本発明に係る遠隔操作方法の原理図である。
【図4】本発明の実施例に係るSKリモコン音響再生装
置の構成図である。
【図5】本発明の実施例に係る情報カードの説明図であ
る。
【図6】本発明の実施例に係る数字コード記号「0〜
9」の説明図である。
【図7】本発明の実施例に係るSKコード解読器の構成
図(その1)である。
【図8】本発明の実施例に係るSKコード解読器の構成
図(その2)である。
【図9】本発明の実施例に係るSKコード解読器の構成
図(その3)である。
【図10】本発明の実施例に係るSKカードと主記憶ディ
スクとの関係図である。
【図11】本発明の実施例に係る音響再生装置の遠隔操作
方法の処理フローチャートである。
【図12】本発明の実施例に係る遠隔操作方法を補足する
信号フォーマットである。
【図13】本発明の実施例に係る遠隔操作方法を補足する
フレームの配列図である。
【図14】本発明の実施例に係る遠隔操作方法を補足する
Qチャネルのデータフォーマットである。
【図15】従来例に係るオーディオ装置の遠隔操作方法の
説明図である。
【符号の説明】
11…情報カード、 12…カード情報読取り手段、 13…送信手段、 14…受信手段、 15…被遠隔操作対象、 11A…情報格納領域、 12A…カード位置出し手段、 12B…データ解読手段、 ADDx…読出しコード、 SK…数字情報、 DSK…数字データ、 CSK…搬送媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桝谷 周子 東京都文京区小石川四丁目十四番十二号 共同印刷株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数字情報(SK)を格納する情報カード
    (11)と、前記数字情報(SK)を解読するカード情
    報読取り手段(12)と、前記数字情報(SK)に係る
    搬送媒体(CSK)を送信する送信手段(13)と、前記
    搬送媒体(CSK)を受信して数字情報(SK)を出力す
    る受信手段(14)とを具備し、前記数字情報(SK)
    に基づいて被遠隔操作対象(15)の切換え処理をする
    ことを特徴とするカード切換え遠隔装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカード切換え遠隔装置に
    おいて、前記カード情報読取り手段(12)は、情報カ
    ード(11)のスライド状態を規定するカード位置出し
    手段(12A)と、前記情報カード(11)に設けられた
    複数のマーク(B1〜Bn)を検出する二以上の検出手
    段(PS1,PS2)と、前記検出手段(PS1,PS2)から
    出力される検出信号(SP1,SP2)に基づいて前記情報
    カード(11)に格納された数字情報(SK)の解読処
    理をするデータ解読手段(12B)から成ることを特徴と
    するカード切換え遠隔装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカード切換え遠隔装置に
    おいて、前記送信手段(13)及び受信手段(14)が
    赤外線送受信装置から成ることを特徴とするカード切換
    え遠隔装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカード切換え遠隔装置に
    おいて、予め、前記情報カード(11)の情報格納領域
    (11A)に該情報カード(11)と対応付けられた被遠
    隔操作対象(15)の動作情報(D1)を読み出す読出
    しコード(ADDx)に係る数字情報(SK)が格納され
    ることを特徴とするカード切換え遠隔装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のカード切換え遠隔装置に
    おいて、前記情報カード(11)の情報格納領域(11
    A)は、長さ方向がm個に分割され、かつ、高さ方向が
    二以上に分割され、前記分割された情報格納領域(11
    A)に、少なくとも、赤外線を吸収する物質により成る
    マーク(B1〜Bn)が設けられることを特徴とするカ
    ード切換え遠隔装置。
  6. 【請求項6】 予め、被遠隔操作対象(15)の動作情
    報(D1)と情報カード(11)の数字情報(SK)と
    の対応付け処理をし、前記情報カード(11)に格納さ
    れた数字情報(SK)の解読処理をし、前記数字情報
    (SK)を搬送媒体(CSK)に変換処理をし、前記搬送
    媒体(CSK)の受信処理によって得られる数字情報(S
    K)に基づいて被遠隔操作対象(15)の動作切換え処
    理をすることを特徴とする遠隔操作方法。
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