JPH0515833A - ブレード型塗工装置及びその塗工量制御方法 - Google Patents
ブレード型塗工装置及びその塗工量制御方法Info
- Publication number
- JPH0515833A JPH0515833A JP20130391A JP20130391A JPH0515833A JP H0515833 A JPH0515833 A JP H0515833A JP 20130391 A JP20130391 A JP 20130391A JP 20130391 A JP20130391 A JP 20130391A JP H0515833 A JPH0515833 A JP H0515833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- profile
- pressing
- pressure
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ブレード型塗工装置において、ブレードの押圧
プロファイルを測定できるブレード型塗工装置、及びそ
れを用いたブレードの初期設定方法と塗工量制御方法を
提供することである。 【構成】ブレード型塗工装置において、幅方向の各位置
のブレードの押圧を電気信号に変換する圧力検出器を持
つことを特徴とするブレード型塗工装置。この塗工装置
を用いて得られるブレードの押圧プロファイルによる、
ブレードの初期設定方法、及び操業時の塗工量プロファ
イル制御方法。 【効果】ブレードの押圧プロファイルを容易に知ること
ができるようになり、ブレードの初期設定や塗工量プロ
ファイル制御を可能とした。これにより塗出し時の品質
向上や安定した操業が可能となった。
プロファイルを測定できるブレード型塗工装置、及びそ
れを用いたブレードの初期設定方法と塗工量制御方法を
提供することである。 【構成】ブレード型塗工装置において、幅方向の各位置
のブレードの押圧を電気信号に変換する圧力検出器を持
つことを特徴とするブレード型塗工装置。この塗工装置
を用いて得られるブレードの押圧プロファイルによる、
ブレードの初期設定方法、及び操業時の塗工量プロファ
イル制御方法。 【効果】ブレードの押圧プロファイルを容易に知ること
ができるようになり、ブレードの初期設定や塗工量プロ
ファイル制御を可能とした。これにより塗出し時の品質
向上や安定した操業が可能となった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレード型塗工装置に
おいてブレードの押圧プロファイルを測定できるブレー
ド型塗工装置及び、それを用いたブレード初期設定方法
と塗工量制御方法に関するものである。
おいてブレードの押圧プロファイルを測定できるブレー
ド型塗工装置及び、それを用いたブレード初期設定方法
と塗工量制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3を用いて従来のブレード型塗工装置
を説明すると、ブレード型塗工装置は、一般にバッキン
グロール7と呼ばれる弾性のある表面を持つロールに運
ばれるベースシート9に塗料を塗工し、一般に弾性のあ
る薄い鋼板でできたブレード8で過剰の塗料をかき落と
すことにより一定の塗工量を得る塗工装置である。ブレ
ード8は、ブレードビーム10とバッキングバー11
(図示せず、図2参照)に支えられ、バッキングロール
7に押し付けられる。この押し付け量を幅方向で調整
(一般には均一になるべく調整)する目的で調整装置1
2が取り付けられるものがある。調整装置12は、ブレ
−ドビ−ム10の幅方向に配列した、部分的にブレ−ド
8の押しつけを調整することができる装置であり、手動
のネジのものや、外部から信号で制御できるものとして
は、モ−タ−によるもの、チュ−ブを配し内圧をかえる
もの、熱膨張によるもの等がある。
を説明すると、ブレード型塗工装置は、一般にバッキン
グロール7と呼ばれる弾性のある表面を持つロールに運
ばれるベースシート9に塗料を塗工し、一般に弾性のあ
る薄い鋼板でできたブレード8で過剰の塗料をかき落と
すことにより一定の塗工量を得る塗工装置である。ブレ
ード8は、ブレードビーム10とバッキングバー11
(図示せず、図2参照)に支えられ、バッキングロール
7に押し付けられる。この押し付け量を幅方向で調整
(一般には均一になるべく調整)する目的で調整装置1
2が取り付けられるものがある。調整装置12は、ブレ
−ドビ−ム10の幅方向に配列した、部分的にブレ−ド
8の押しつけを調整することができる装置であり、手動
のネジのものや、外部から信号で制御できるものとして
は、モ−タ−によるもの、チュ−ブを配し内圧をかえる
もの、熱膨張によるもの等がある。
【0003】しかし、幅方向のブレード押し付け量の調
整装置がついたブレード型塗工装置においても、幅方向
の各調整装置の調整量の初期設定は、ブレード8の刃先
とバッキングロール7の間隔の目視による調整や、ブレ
ード8の刃先とバッキングロール7を接触させて、その
当たり具合による調整等の人間の感覚に頼った不安定な
ものであった。また、このため初期設定は自動化するこ
とができなかった。
整装置がついたブレード型塗工装置においても、幅方向
の各調整装置の調整量の初期設定は、ブレード8の刃先
とバッキングロール7の間隔の目視による調整や、ブレ
ード8の刃先とバッキングロール7を接触させて、その
当たり具合による調整等の人間の感覚に頼った不安定な
ものであった。また、このため初期設定は自動化するこ
とができなかった。
【0004】ブレードの初期設定方法として、特開昭5
4−37139号公報には、ブレ−ドにストレンゲ−ジ
を幅方向に貼りつけ、歪量から幅方向の圧力分布を推定
する装置が開示されている。この装置は、使用ブレード
で初期設定を行う場合、ブレ−ド替え毎に該ブレードに
ストレンゲ−ジを取り付ける作業やその配線に手数がか
かる問題があった。
4−37139号公報には、ブレ−ドにストレンゲ−ジ
を幅方向に貼りつけ、歪量から幅方向の圧力分布を推定
する装置が開示されている。この装置は、使用ブレード
で初期設定を行う場合、ブレ−ド替え毎に該ブレードに
ストレンゲ−ジを取り付ける作業やその配線に手数がか
かる問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ブレ−ド型塗工装置に
おいて、塗工量プロファイルの制御はプロファイル調整
装置によるブレードの押し付け量の操作で行われる。し
かし、この押し付け量の状態や変化、つまりブレードの
押圧プロファイルがどのようになっているかを示すブレ
ード型塗工装置はなかった。ブレード型塗工装置におい
て、塗出しから塗工量プロファイルの良いものを生産す
るためにブレードの幅方向での初期設定が重要である
が、このブレードの幅方向での初期設定を簡易に精度良
く行う方法がなかった。
おいて、塗工量プロファイルの制御はプロファイル調整
装置によるブレードの押し付け量の操作で行われる。し
かし、この押し付け量の状態や変化、つまりブレードの
押圧プロファイルがどのようになっているかを示すブレ
ード型塗工装置はなかった。ブレード型塗工装置におい
て、塗出しから塗工量プロファイルの良いものを生産す
るためにブレードの幅方向での初期設定が重要である
が、このブレードの幅方向での初期設定を簡易に精度良
く行う方法がなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】ブレードの幅方向の押圧
プロファイルを簡易に精度良く測定する方法として、ブ
レード型塗工装置のバッキングバーからブレードビーム
の間に、ブレードの押圧を電気信号に変換する圧力検出
器を設ける。各圧力検出器は、ブレードを押し付けるバ
ッキングバーとバッキングバーを支えるブレードビーム
間の、ブレードの押圧の圧力の伝達経路内に設置され
る。特に、塗工量プロファイルの調整装置が付いたブレ
ード型塗工装置では、塗工量プロファイルの調整装置の
部分的な押圧を発生させる部分とバッキングバーとの間
が好ましい。この圧力検出器が塗工装置の幅方向の任意
の位置に分布することにより、幅方向の圧力プロファイ
ルが検出される。圧力検出器は、ロードセル、感圧抵抗
素子、油圧や空気圧による測定をはじめ、圧力が測定で
き、最終的に電気信号に変換できるものであれば使用で
きる。
プロファイルを簡易に精度良く測定する方法として、ブ
レード型塗工装置のバッキングバーからブレードビーム
の間に、ブレードの押圧を電気信号に変換する圧力検出
器を設ける。各圧力検出器は、ブレードを押し付けるバ
ッキングバーとバッキングバーを支えるブレードビーム
間の、ブレードの押圧の圧力の伝達経路内に設置され
る。特に、塗工量プロファイルの調整装置が付いたブレ
ード型塗工装置では、塗工量プロファイルの調整装置の
部分的な押圧を発生させる部分とバッキングバーとの間
が好ましい。この圧力検出器が塗工装置の幅方向の任意
の位置に分布することにより、幅方向の圧力プロファイ
ルが検出される。圧力検出器は、ロードセル、感圧抵抗
素子、油圧や空気圧による測定をはじめ、圧力が測定で
き、最終的に電気信号に変換できるものであれば使用で
きる。
【0007】このブレード型塗工装置を用いて、ブレ−
ドの幅方向の押圧プロファイルを初期値に手動、または
自動で設定する。ここでいう押圧プロファイルの初期値
とは、一般には押圧が均一になる状態であるが、実際に
は、被塗工シートの特性や塗液の特性、塗工装置の特性
といった塗工条件により異なり、各塗工条件において所
望の塗工量プロファイルが得られる押圧プロファイルの
値を実験的に、または操業経験において得たものを言
う。プロファイル調整装置がモータ等により自動で操作
できる場合、上記作業の全部、または一部を自動化する
ことができる。
ドの幅方向の押圧プロファイルを初期値に手動、または
自動で設定する。ここでいう押圧プロファイルの初期値
とは、一般には押圧が均一になる状態であるが、実際に
は、被塗工シートの特性や塗液の特性、塗工装置の特性
といった塗工条件により異なり、各塗工条件において所
望の塗工量プロファイルが得られる押圧プロファイルの
値を実験的に、または操業経験において得たものを言
う。プロファイル調整装置がモータ等により自動で操作
できる場合、上記作業の全部、または一部を自動化する
ことができる。
【0008】また、このブレード型塗工装置を用いて操
業時の塗工量プロファイル制御を手動、または自動で行
うことが可能である。この場合には、このブレード型塗
工装置により得られるブレード押圧プロファイル情報の
みで塗工量プロファイルを制御することができる。使用
する塗工条件において所望の塗工量プロファイルが得ら
れる押圧プロファイルを目標値とし、操業中はこの目標
値の押圧プロファイルを維持するように調整を行い塗工
量プロファイル制御が行われる。使用する塗工条件にお
いて所望の塗工量プロファイルが得られる押圧プロファ
イルとは、各塗工条件において所望の塗工量プロファイ
ルが得られる押圧プロファイルの値を実験的に、または
操業経験において得たものを言う。プロファイル調整装
置がモータ等により自動で操作できる場合、上記作業の
全部、または一部を自動化することができる。
業時の塗工量プロファイル制御を手動、または自動で行
うことが可能である。この場合には、このブレード型塗
工装置により得られるブレード押圧プロファイル情報の
みで塗工量プロファイルを制御することができる。使用
する塗工条件において所望の塗工量プロファイルが得ら
れる押圧プロファイルを目標値とし、操業中はこの目標
値の押圧プロファイルを維持するように調整を行い塗工
量プロファイル制御が行われる。使用する塗工条件にお
いて所望の塗工量プロファイルが得られる押圧プロファ
イルとは、各塗工条件において所望の塗工量プロファイ
ルが得られる押圧プロファイルの値を実験的に、または
操業経験において得たものを言う。プロファイル調整装
置がモータ等により自動で操作できる場合、上記作業の
全部、または一部を自動化することができる。
【0009】
【作用】ブレードに押圧を加える部位に圧力検出器を組
み込むことにより、プロファイル調整装置の操作により
生じるブレードの押圧の状態をリアルタイムに、簡易に
精度良く測定することが可能となる。さらに、幅方向の
任意の位置に複数の圧力検出器を組み込むことにより、
ブレードの押圧プロファイルを測定することができる。
み込むことにより、プロファイル調整装置の操作により
生じるブレードの押圧の状態をリアルタイムに、簡易に
精度良く測定することが可能となる。さらに、幅方向の
任意の位置に複数の圧力検出器を組み込むことにより、
ブレードの押圧プロファイルを測定することができる。
【0010】ブレードに加わる幅方向の各位置での押圧
が測定できるため、プロファイル調整装置の操作に対す
るブレード押圧分布の状態が得られ、自動または手動に
よる調整が可能になる。さらに、このブレードの押圧分
布の状態が得られるブレード型塗工装置を用いた場合、
ブレ−ドの初期設定は、ブレード押圧分布を外部より信
号により制御できる調整装置と組み合わすことにより自
動化することが可能である。操業中においては、ブレー
ド圧分布を外部より信号により制御できる調整装置と組
み合わすことにより、塗工量プロファイルを自動制御す
ることが可能となる。
が測定できるため、プロファイル調整装置の操作に対す
るブレード押圧分布の状態が得られ、自動または手動に
よる調整が可能になる。さらに、このブレードの押圧分
布の状態が得られるブレード型塗工装置を用いた場合、
ブレ−ドの初期設定は、ブレード押圧分布を外部より信
号により制御できる調整装置と組み合わすことにより自
動化することが可能である。操業中においては、ブレー
ド圧分布を外部より信号により制御できる調整装置と組
み合わすことにより、塗工量プロファイルを自動制御す
ることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を具体的
に説明する。
に説明する。
【0012】実施例1
圧力検出器が組み込まれたブレード型塗工装置
図1、図2は本発明に基づくブレード型塗工装置の一実
施例であり、プロファイル調整装置内の圧力測定部1と
信号処理部3からなる。
施例であり、プロファイル調整装置内の圧力測定部1と
信号処理部3からなる。
【0013】圧力測定部1は、プロファイル調整装置内
のブレードと加減圧力の発生部である調整ネジ13の間
の、力の伝達経路内に設置される圧力検出器2からな
る。ここでは圧力検出器にロードセルを用いた。この圧
力測定部1をブレード型塗工装置の幅方向の各プロファ
イル調整装置に組み込み、幅方向の圧力プロファイルが
検出できるようにした。
のブレードと加減圧力の発生部である調整ネジ13の間
の、力の伝達経路内に設置される圧力検出器2からな
る。ここでは圧力検出器にロードセルを用いた。この圧
力測定部1をブレード型塗工装置の幅方向の各プロファ
イル調整装置に組み込み、幅方向の圧力プロファイルが
検出できるようにした。
【0014】信号処理部3は図1に示す様に、圧力検出
器2の信号を検出、換算する測定機5、また、各圧力検
出器2を順に1台の前記測定機5で測定するために、結
線の自動切り替えを行う切替機4、を用いた。これらの
装置は制御装置6に接続され、各々制御され、このため
に発明者により開発されたフローチャートにより、順に
各位置の測定を行い、測定された信号を事前に調べてお
いた圧力との関係から圧力値に換算し、押圧のプロファ
イルとしてCRT上にグラフィック表示する。また、塗
工量は圧力の増加に対して基本的に減少することや、塗
液の粘度、濃度といった物性、配合による影響、ブレー
ドの特性、ベント塗工、ベベル塗工の違いによる影響、
塗工ヘッドのローディング角や位置によっても影響を受
けるが、これらを計算し、予想される塗工量の値とし
て、塗工量プロファイルを圧力値から演算して表示す
る。この装置では、これら測定圧力データや予想塗工
量、換算前の電気信号を表示・保存することも可能であ
る。
器2の信号を検出、換算する測定機5、また、各圧力検
出器2を順に1台の前記測定機5で測定するために、結
線の自動切り替えを行う切替機4、を用いた。これらの
装置は制御装置6に接続され、各々制御され、このため
に発明者により開発されたフローチャートにより、順に
各位置の測定を行い、測定された信号を事前に調べてお
いた圧力との関係から圧力値に換算し、押圧のプロファ
イルとしてCRT上にグラフィック表示する。また、塗
工量は圧力の増加に対して基本的に減少することや、塗
液の粘度、濃度といった物性、配合による影響、ブレー
ドの特性、ベント塗工、ベベル塗工の違いによる影響、
塗工ヘッドのローディング角や位置によっても影響を受
けるが、これらを計算し、予想される塗工量の値とし
て、塗工量プロファイルを圧力値から演算して表示す
る。この装置では、これら測定圧力データや予想塗工
量、換算前の電気信号を表示・保存することも可能であ
る。
【0015】実施例2
実施例1のブレード型塗工装置を用いたブレードの初期
設定方法の操作を説明する。 (1)ブレード8をブレードビーム10に挿入しセットす
る。 (2)プロファイル調整装置12をおおよそ初期状態にす
る。ここで言う初期状態とは、各プロファイル調整装置
の押圧、または、ネジ等の繰り出し量がおおよそそろっ
ている状態をいう。 (3)ベースシート9を介して、または直接に、バッキン
グロール7にブレード8が接触するようにコータヘッド
を操作し、測定される押圧プロファイルが所望の押圧プ
ロファイルになるように調整する。 以上によりブレードが初期設定される。
設定方法の操作を説明する。 (1)ブレード8をブレードビーム10に挿入しセットす
る。 (2)プロファイル調整装置12をおおよそ初期状態にす
る。ここで言う初期状態とは、各プロファイル調整装置
の押圧、または、ネジ等の繰り出し量がおおよそそろっ
ている状態をいう。 (3)ベースシート9を介して、または直接に、バッキン
グロール7にブレード8が接触するようにコータヘッド
を操作し、測定される押圧プロファイルが所望の押圧プ
ロファイルになるように調整する。 以上によりブレードが初期設定される。
【0016】実施例3
実施例1のブレード型塗工装置を用いた操業時の塗工量
プロファイル制御方法を説明する。使用する塗工条件に
おいて、所望の塗工量プロファイルが得られる押圧プロ
ファイルを目標値とし、操業中はこの目標値の押圧プロ
ファイルを維持するようにプロファイル調整装置12の
調整を行い、塗工量プロファイル制御を行う。塗工中に
変化する塗工条件、例えばブレードアングルの設定変え
等、に対応した押圧プロファイルの目標値が各々ある場
合は、この塗工条件の変化に対応して押圧プロファイル
の目標値を取り替え、現在の塗工条件にあった押圧プロ
ファイルの目標値を維持するようにプロファイル調整装
置12の調整を行い、塗工量プロファイル制御を行う。
プロファイル制御方法を説明する。使用する塗工条件に
おいて、所望の塗工量プロファイルが得られる押圧プロ
ファイルを目標値とし、操業中はこの目標値の押圧プロ
ファイルを維持するようにプロファイル調整装置12の
調整を行い、塗工量プロファイル制御を行う。塗工中に
変化する塗工条件、例えばブレードアングルの設定変え
等、に対応した押圧プロファイルの目標値が各々ある場
合は、この塗工条件の変化に対応して押圧プロファイル
の目標値を取り替え、現在の塗工条件にあった押圧プロ
ファイルの目標値を維持するようにプロファイル調整装
置12の調整を行い、塗工量プロファイル制御を行う。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
レードの押圧プロファイルを容易に知ることが出来るよ
うになり、ブレードの初期設定や操業中の塗工量プロフ
ァイル制御を可能とした。これにより塗出し時の品質向
上や安定した操業が可能となった。
レードの押圧プロファイルを容易に知ることが出来るよ
うになり、ブレードの初期設定や操業中の塗工量プロフ
ァイル制御を可能とした。これにより塗出し時の品質向
上や安定した操業が可能となった。
【図1】本発明に係わるブレード型塗工装置の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図2】本発明に係わるブレード型塗工装置の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図3】ブレード型塗工装置の概略図。
1 圧力測定部
2 圧力検出器
3 信号処理部
4 切替機
5 測定機
6 制御装置
7 バッキングロール
8 ブレード
9 ベースシート
10 ブレードビーム
11 バッキングバー
12 調整装置
13 調整ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】 ブレード型塗工装置において、幅方向の
各位置のブレードの押圧を電気信号に変換する圧力検出
器を持つことを特徴とするブレード型塗工装置。 - 【請求項2】 幅方向の各位置のブレードの押圧を電気
信号に変換する圧力検出器を持つブレード型塗工装置を
用いて、ブレ−ドの幅方向の押圧プロファイルを初期値
に設定するブレード初期設定方法。 - 【請求項3】 幅方向の各位置のブレードの押圧を電気
信号に変換する圧力検出器を持つブレード型塗工装置を
用いて、ブレ−ドの幅方向の押圧プロファイルを指標と
し、塗工量プロファイルを制御する塗工量制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20130391A JPH0515833A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ブレード型塗工装置及びその塗工量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20130391A JPH0515833A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ブレード型塗工装置及びその塗工量制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515833A true JPH0515833A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16438765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20130391A Pending JPH0515833A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ブレード型塗工装置及びその塗工量制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515833A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011148031A1 (en) | 2010-05-25 | 2011-12-01 | Metso Paper, Inc. | Method and apparatus for controlling a coating head, and a coating head |
WO2012018103A1 (en) | 2010-08-04 | 2012-02-09 | Ricoh Company, Ltd. | Roll blade coating method and roll blade coating apparatus |
JP2020514053A (ja) * | 2017-03-16 | 2020-05-21 | パーセプション ロボティックス,インコーポレイテッド | 乾燥接着剤微細構造の後処理用のシステム及び方法 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP20130391A patent/JPH0515833A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011148031A1 (en) | 2010-05-25 | 2011-12-01 | Metso Paper, Inc. | Method and apparatus for controlling a coating head, and a coating head |
CN102905798A (zh) * | 2010-05-25 | 2013-01-30 | 美卓造纸机械公司 | 用于控制涂布头的方法和装置、以及涂布头 |
US20130064968A1 (en) * | 2010-05-25 | 2013-03-14 | Metso Paper, Inc. | Method and Apparatus for Controlling a Coating Head, and a Coating Head |
CN102905798B (zh) * | 2010-05-25 | 2015-05-27 | 维美德技术有限公司 | 用于控制涂布头的方法和装置、以及涂布头 |
US9393593B2 (en) | 2010-05-25 | 2016-07-19 | Valmet Technologies, Inc. | Method and apparatus for controlling a coating head, and a coating head |
WO2012018103A1 (en) | 2010-08-04 | 2012-02-09 | Ricoh Company, Ltd. | Roll blade coating method and roll blade coating apparatus |
JP2012050977A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | ロールブレード塗布方法及びロールブレード塗布装置 |
RU2507012C1 (ru) * | 2010-08-04 | 2014-02-20 | Рико Компани, Лтд. | Способ нанесения покрытия роликовым ножом и устройство для нанесения покрытия роликовым ножом |
US8807069B2 (en) | 2010-08-04 | 2014-08-19 | Ricoh Company, Ltd. | Roll blade coating method and roll blade coating apparatus |
JP2020514053A (ja) * | 2017-03-16 | 2020-05-21 | パーセプション ロボティックス,インコーポレイテッド | 乾燥接着剤微細構造の後処理用のシステム及び方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
NO323997B1 (no) | Nipp-breddeavleser-system og fremgangsmate | |
DE69617011T2 (de) | System zur erfassung des druckes in einem spalt zwischen rollen | |
US4309960A (en) | Apparatus for scraping excess coating substance off a running web | |
JP4215739B2 (ja) | 塗布量プロファイル制御方法 | |
KR20000017474A (ko) | 열간 압연기의 평탄도 제어장치 | |
US10823605B2 (en) | Method of evaluating pen input device film, apparatus for evaluating pen input device film, and pen input device film | |
JPH0515833A (ja) | ブレード型塗工装置及びその塗工量制御方法 | |
NO176127B (no) | Anordning for drift av en bestrykerinnretning | |
US4757731A (en) | Method and apparatus for selecting the bias upon stacks of sheets in guillotine type cutting machines | |
EP0673283B1 (en) | Adjustable blade coater | |
US4061042A (en) | Audio signal monitoring system with display of two signal characteristics | |
JPH11114484A (ja) | 液状またはペースト状媒体塗布装置の制御方法 | |
JP2006519703A (ja) | 計器を備えたバーを用いるマルチロールレベラー較正装置及び較正方法 | |
JPH07185441A (ja) | ブレードによるメータリング装置 | |
US5092180A (en) | Device for measuring deformations in an elongated machine component, especially the doctor beam of a coater | |
US20020078729A1 (en) | Multi-high roll stand | |
JP2009285596A (ja) | ブレードコータ、ブレードコータの塗工量調整方法および塗工紙の製造方法 | |
US6534113B1 (en) | Method of controlling the amount of coating applied on a moving material web | |
US6055737A (en) | Quick mount angle measurement gauge | |
JPH04131461U (ja) | 幅方向塗工量制御装置 | |
JP3622871B2 (ja) | コーティング装置 | |
KR20040092820A (ko) | 텐션 레벨러의 평탄도 교정 자동 제어장치 및 방법 | |
US4270273A (en) | Measuring instrument | |
JP3685582B2 (ja) | 塗布量プロファイル制御方法 | |
JPH11123358A (ja) | 接着剤塗布装置 |