JPH05157482A - 熱交換器の管の振動防止用くさび止め装置 - Google Patents

熱交換器の管の振動防止用くさび止め装置

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JPH05157482A
JPH05157482A JP3179817A JP17981791A JPH05157482A JP H05157482 A JPH05157482 A JP H05157482A JP 3179817 A JP3179817 A JP 3179817A JP 17981791 A JP17981791 A JP 17981791A JP H05157482 A JPH05157482 A JP H05157482A
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vibration
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Gerard Boula
ブーラ ジェラール
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    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/06Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits having a single U-bend
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B37/00Component parts or details of steam boilers
    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/10Water tubes; Accessories therefor
    • F22B37/20Supporting arrangements, e.g. for securing water-tube sets
    • F22B37/205Supporting and spacing arrangements for tubes of a tube bundle
    • F22B37/206Anti-vibration supports for the bends of U-tube steam generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
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Abstract

(57)【要約】 【目的】U字形の曲がり部を有し、端部が管板内で固定
され、隣接する層により配列され、曲がり部が、管板の
反対側でバンと呼ばれる実質的に半球形態の組み立て体
を形成する管束からなる、蒸気発生器の管の振動防止用
くさび止め装置を提供することを目的とする。 【構成】振動防止用バーを、少なくとも2つのバー(1
8、18b)の複数の組として配列し、バーの外側端部
を、軸線(22)に沿って整列させる。振動防止用バー
(18、18b)の外側端部は、整列したオリフィス
(23、24)を有する。オリフィス(24)は、雌ね
じが切ってある。バー(18a、18b)の端部を、一
方の端にねじ部を、他端にねじ込み、ねじ戻し用ヘッド
(20b)を有するスピンドル(20)により連結す
る。スピンドル(20)を、整列したオリフィス(2
3、24)及び振動防止用バー(18a、18b)間に
介在させた管状のスペーサ(21)のボアへ差し込む。
雌ねじオリフィスにねじ込んだ後、スピンドル(20)
は、防止装置(25)により回転が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気発生器のような熱
交換器の管の振動防止用くさび止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】蒸気発
生器、特に加圧水形原子炉の蒸気発生器は、U字形に曲
げられ、したがって、端部が管板内でクリンプされた2
つの分岐管からなる。管は、隣接した平らな板層により
配置する。管束の管の曲がり部は、互いに異なる曲率半
径を有し、相互に隣接して配置され、バンと呼ばれる実
質的に半球形態の構造物を形成する。
【0003】蒸気発生器が作動中、高温の加圧水が管束
の管内を循環し、給水がこれらの管の外表面と接触して
それにそって垂直方向に流れると同時に、加熱され、蒸
発し、蒸気発生器の上部から蒸気となって再び現れる。
管と接触して流体が循環する場合、管が効果的に支持さ
れていないとこれらの管に損傷を引き起こしやすい振動
を生じさせる可能性がある。
【0004】管の直管部は、管束の高さ方向に互いに均
等な距離に配列されたスペーサに係合する。したがっ
て、これらの直管部は強固な部品により効果的に支持さ
れる。バンを形成する管束の管の曲がり部は、同様に支
持されなければならず、この目的は、一般的には束の隣
合う管の2つの層の間にそれぞれ介在され、実質的にバ
ンの半径方向に配列されるスペーサバーの使用によって
達成される。これらのスペーサバーは、通常はバンの内
側に向かって位置する端部で2つずつ関節連結の仕方で
連結され、V形構造となるように斜めに配置される。
【0005】関節連結した端部と反対側の振動防止用バ
ーの外側端部は、バンの外側層を形成する管に対して突
出し、振動防止用バーの固着を確実にする連結手段によ
り互いに連結される。バンの上表面に置かれた締結具を
用いて振動防止用バーの外側端部を連結するための種々
の手段が提案されてきている。
【0006】例えば、振動防止用バーの端部を、バンの
中間平面に沿って配置された湾曲部品に溶接することが
提案されている。また、振動防止用バーの端部を、例え
ばバンの上表面に当たっている実質的に平行なフープに
溶接することによって固定することも提案されている。
あらゆる場合に、振動防止用バーの締結は、複雑な作業
を要し、たいてい管の近傍で溶接をしなければならず、
かくして損傷をもたらす危険がある。さらに、振動防止
用バーの材料は、溶接及びもし適当なら、良好な治金状
態での溶接後の後処理が許容されるように選択しなくて
はならい。
【0007】バンの上表面に置かれた固定フープのよう
な締結具に、振動防止用バーの端部を連結する機械的連
結装置が提案されている。これらの装置は、比較的複雑
で、締結するためにはバンに取りつける重くて大きな補
助部品を必要とする。そのうえ、これらの装置は、振動
防止用バーの正確な整列を確保しかつ管層を介在させる
2つの連続する振動防止用バー間の遊びを正確に調整す
ることができない。
【0008】したがって、本発明の目的はU字形の曲が
り部を有し、端部が管板内で固定され、隣接する層によ
り配置され、曲がり部が、管板の反対側で並置されバン
と呼ばれる実質的に半球形形態の組立体を形成する管束
からなる蒸気発生器の管の振動防止用くさび止め装置を
提供することであり、このくさび止め装置は、管束の管
の2つの隣接する層の曲がり部の間に各々配置され、バ
ンの外側に一端を有するように実質的にバンの半径方向
に配置された1組の振動防止用のバーと、振動防止用の
バーの外側端部間の連結組み立て装置からなり、このく
さび止め装置は、小型でかつ工場で製造された新しい蒸
気発生器及びメンテナンス及び修理中の旧蒸気発生器の
いずれにも即座にしかも容易に取り付けることができ、
正確な整列と振動防止用バーの正確な配置調整を行うこ
とができる。
【0009】これを達成するためには、振動防止用バー
の外端部を少なくとも2つのバーの複数の組として配列
し、バーを整列し、1つが雌ねじの切られたオリフィス
を有し、振動防止用バーの端部を連結する装置が、バー
の各々の組とつながっており、各々の連結装置が、一方
の端にねじ部とねじ部の反対側に位置しねじ込み、ねじ
戻し用ヘッドを形成する一端とを有するスピンドルと、
長さが管の層の管の平均直径に実質的に等しい管状の少
なくとも1つのスペーサとからなり、スペーサを、一組
の振動防止用バーの整列したオリフィス及び2つの振動
防止用バーの間に介在させた1つのスペーサのボアへ差
し込み、雌ねじオリフィスへねじ込み、回転防止用装置
により回転を防止する。
【0010】
【実施例】本発明の理解を容易にするために、加圧水型
原子炉の蒸気発生器に使用する本発明によるくさび型装
置の実施例を、添付図面を参照して限定しない例として
説明する。 図1は、全体として参照番号1で表示した
加圧水型原子炉の蒸気発生器を示し、下部が、非常に厚
肉の管板3に連結された外側ケーシング2を含む。
【0011】ケーシング2は、蒸気発生器の管束を収納
し、その管はU字形に曲げられ、上部に蒸気発生器のバ
ンを形成する半円形の曲がり部を有する管5からなる。
隔壁8で2つの部分に分離された水室7に通じるよう
に、管束の管の直管部5aは、それらの端部が管板3内
にクリンプされている。原子炉の加圧水は、流入連結部
6aを通って水室7の一方の部分に流入し、管束の管内
を循環して流出連結部6bを通って再び現れる。
【0012】管束5は、入口連結部11を通って蒸気発
生器のケーシングに流入する給水を水路にそって導くこ
とを可能とする管束ケーシング9により囲まれている。
蒸気発生器の給水は、まず蒸気発生器の頂部から管束ケ
ーシング9の廻りに位置する環状空間内を下方に、次い
で蒸気発生器の底から管束の管5と接触しながら上方に
流れて、加熱され、蒸発し、蒸気発生器の上部連結部1
2を通って、蒸気の形で再び現れる。
【0013】バンと呼ばれる管束の上部は、連続する管
層にしたがって配列された半円形の曲がり部を並置した
ものからなり、バン内の曲がり部の半径は、管束の外側
から内側に向かって減少する。さらに、管束の管の種々
の連続した管層は、第1図で示す中央の層に平行であ
り、直径の減少する外側の曲がり部からなり、その結
果、管束の上部、即ちバンは、実質的に半球形形態の組
立体を形成する。
【0014】管5の直管部5aは、蒸気発生器が作動
中、熱交換する流体の循環の作用により管が振動するの
を防止するスペーサプレート10により支持される。管
束の上端部に位置する管の曲がり部は、内端部15aが
関節連結されたコンパスの形態をなして、連続する管層
の間に導入された振動防止用バー15により支持されて
いる。
【0015】振動防止用バーの分岐部の外端部15b
は、バンの上側表面に対して突出し、、振動防止用バー
の締結を行うことを可能にする。振動防止用バーは、今
後コンパス形の組立体15の分岐部を表示する。図2
は、蒸気発生器の管束の2つの管16及び16bの曲が
り部の一部を示し、これらの管は、2つの隣合う層に配
列され、これらの層の外側部分に位置決めされる。蒸気
発生器の管束の連続する層の16a、16bのような外
側の管は、半球形態のバンの外側表面を形成する。
【0016】図2と図3は共に、蒸気発生器のバン内に
配置された本発明による振動防止用くさび止め装置の部
品17を示す。くさび止め装置の部品17は、管16a
が配置される管の層とこれと隣合う管の層間に介在され
る第1振動防止用バー18aと、管16aが配置される
管の層と管16bが配置されるこれと隣合う管の層との
間に介在される第2振動防止用バー18aと、連結用ス
ピンドル20と、スペーサ21とからなる。
【0017】振動防止用バー18a、18bは、管16
a、16bの軸線に垂直の軸線22に沿って整列した位
置に配置される。本発明によれば、バンの外側で即ち管
16aと16bに対応して突出したままでいる振動防止
用バー18a、18bの端部は、振動防止用バー18
a、18bがバン内に取り付けられた後、軸線が、2つ
の振動防止用バー18a、18bの整列軸線22である
円筒形のオリフィス23、24を有する。
【0018】オリフィス23は、平滑な円筒形のオリフ
ィスであり、一方オリフィス24には、スピンドル20
のねじ部20aのねじ込みを可能にするように、雌ねじ
が切られている。ねじ部即ちねじ端部20aと反対側の
スピンドル20の端部は、ヘッド20bを形成し、その
断面は例えば6角形をとりうる。ヘッド20bは、適当
な道具を用いてスピンドル20のねじ込み、或いはねじ
戻しを行うことを可能にする。
【0019】スペーサ21は、管状であり、このスペー
サのボアは、オリフィス23と24の直径に実質的に等
しい直径を有する。薄鋼板或いは薄鋼帯板から切り出さ
れたタブ25は、周囲溶接線26によりスペーサ26の
外側表面に固定される。タブ25は、スペーサ21にT
IG溶接により溶接できる。
【0020】スペーサ21の軸方向長さは、管16aの
配置される層を形成する管の平均直径に等しい。本発明
により振動防止用くさび止め装置の部品17を取りつ
け、組み立てを行うためには、従来技術と同じく、蒸気
発生器のバン内の振動防止用バー18a、18bの取り
付けを、先ず最初に行う。オリフィス23、24を有す
る振動防止用バー18a、18bの端部は、振動防止用
バーの取り付け後、蒸気発生器のバンの外側に突出部し
たままである。
【0021】振動防止用バー18a、18b、特にその
突出端部を管16a、16bの軸線に垂直な方向22に
互いに整列して配置する。次いでオリフィス23、24
を、軸線22が共通の軸線となるように配置する。スペ
ーサ21を、振動防止用バー18aと18bの間に介在
させ、この環状のスペーサのボアを、オリフィス23及
び24と整列して配置する。
【0022】90度に曲げたストップタブ25は、折り
返し部25aを有し、オリフィス23と整列して配置さ
れたオリフィス25bが、この折り返し部を貫通する。
スピンドル20を、オリフィス25bと23に、そして
スペーサ21のボアに差し込み、締め付け工具を使用し
て、スペーサ18bの雌ねじ山付オリフィス24にねじ
込む。
【0023】スピンドル20は、振動防止用バー18
a、18bの端部間の連結を行い、管16aを有する層
の管の平均直径に相当する長さのスペーサ21の端面
で、これらの振動防止用バーのクランプを確実にする。
かくして、振動防止用バー18aと18bの間隔は、管
16aを有する層の管の振動防止用くさび止めの状態を
最適にすることを可能にする値に設定される。
【0024】スピンドル20を、締付けた後、タブ25
の折り返し部25aの端を、矢印27で示すようにスピ
ンドルのヘッド20bの方向へ折り返すことによってス
ピンドルの回転を防止することができる。したがって、
スピンドル20は、ゆるむことができず、振動防止用バ
ー18aと18bの連結部品は、運転中の蒸気発生器の
振動の影響でがたを生じることはない。
【0025】蒸気発生器のバンに差し込まれた振動防止
用バーの端部を、図2及び図3に示す装置17のような
装置により、対をなして連結することができる。かくし
て、バン内に完全に整列された管束の振動防止用くさび
止め装置全体は、完全に所定位置に保たれ、曲がり部で
管の種々の層の効果的なくさび止めを確実にする。
【0026】図4は、管29a、29b、29c及び2
9dの軸線に垂直な方向32に整列させた一組の振動防
止用バー28a、28b、28c及び28dを示し、こ
れらの管は、振動防止用バーの間に介在される管の連続
層を形成する。整列した振動防止用バー28aから28
eは、管の連続層で外側に向かって最も遠のく位置に、
管29a、29b等に対して突出する部分を有する。
【0027】共通の軸線が軸線32であるオリフィス
が、これらの突出部で、振動防止用バー28aから28
eを貫通する。振動防止用バーを貫通する整列したオリ
フィスは、最後の列の振動防止用バー(図4のバー28
e)を貫通し、雌ねじ穴からなるオリフィスを除いて、
平滑な穴からなる。
【0028】蒸気発生器のバン内に振動防止用バーを取
り付けられた後、振動防止用バー28aから28eを、
振動防止用バーの整列したオリフィス及び振動防止用バ
ー28aから28e間に配置されたスペーサ31a、3
1b、31c及び31dのボアに差し込まれたスピンド
ル30により、互いにバーの突出部で連結する。スピン
ドル30は、振動防止用バー28aの雌ねじ穴にねじ込
まれるねじ端部を有し、振動防止用バー間の連結をし、
スペーサに対してこれらの振動防止用バーのクランプを
確実にする。スピンドル30は、これのねじ込み、適当
な場合には、ねじ戻しを行うことを可能にするヘッド3
0bを有する。
【0029】スペーサ31a、31b、31c、及び3
1dは振動防止用バー28aから28eによって保持さ
れる管の連続層を形成する管29a、29b、29c及
び29dの平均直径に等しい軸方向長さを有する。かく
して、一回の作業で、管の最も可能なくさび止めを確実
にする間隔をもって、1列の振動防止用バーの完全な整
列及びこれらの振動防止用バーの取り付けを確実にす
る。
【0030】スピンドル30は、図2に示したスピンド
ル20の回転防止と同一の方法で回転を防止することが
できる。スピンドル30のヘッド30bに最も近く位置
するスペーサ31aは、その外表面に溶接されたストッ
プタブを有し、このタブはスピンドルを締付けた後ヘッ
ド30b上へ折り返される。図5は、本発明によるくさ
び止め装置の部品の第2の実施例を示す。
【0031】管の連続する層の外側に配置される管34
a及び管34bに対して突出する振動防止用バー33
a、33b及び33cの端部は、2つの連続層の管34
aと34bの相対配置の結果、食い違った位置にある。
第1層の外側管34aの曲がり部における曲率は、管3
4bの曲がり部の曲率より小さく、これらの曲率の違い
は、蒸気発生器のバンの形状の結果から生じる。この結
果、振動防止用バー33aの突出部は振動防止用バー3
3b及び33cの突出部に対して後退している。
【0032】この場合、、振動防止用バー33a、33
b及び33cの外端部は、図2と図3に示す装置17と
同様な連結装置35a及び35bにより連結することが
できる。平滑なオリフィスが、振動防止用バー33aを
貫通し、雌ねじオリフィスが、バー33bを貫通し、こ
れらのオリフィスは共通の軸線を有している。スピンド
ル38とスペーサ37からなる装置35aにより、軸線
36aの方向に整列したバー33a、33bの端部間を
連結することができる。
【0033】バー33bは、同様に軸線36aに沿って
整列した雌ねじオリフィスと関連して外方に位置した部
分でバーを貫通する平滑なオリフィスを有する。バー3
3cには、バー33bを貫通する平滑なオリフィスの軸
線と共通の軸線36bを有する雌ねじオリフィスが貫通
している。スピンドルとスペーサからなる装置35b
は、バー33bと33c間の連結を確実にする。
【0034】
【発明の効果】本発明によるくさび止め装置の利点は、
溶接の必要なしに、蒸気発生器のバン内で管層の間に介
在させた振動防止用バー間の連結を行うことである。し
たがって、溶接作業によって影響されない振動防止用バ
ーを形成するのに適当な材料を用いることができる。
【0035】管層の両側に配置される振動防止用バー間
の間隔を非常に正確に調整することが可能であり、この
間隔は、当該層の管の平均直径に相当する値でに設定さ
れる。事実、蒸気発生器管束の層内の管の平均直径は変
化しやすく、したがって、長さを変えうるスペーサを用
いて、振動防止用バーの間隔を最適にすることができ
る。さらに、本発明による装置は、振動防止用バーの整
列したオリフィス内に差し込んだスピンドルからなる連
結部品により、1列に配列した振動防止用バーの正確な
整列を確保することができる。
【0036】本発明による装置は、比較的かさばらない
振動防止用バー間の連結部品からなる。最後に、本発明
による装置は、振動防止用バー間の間隔を設定値に維持
しながら管のくさび止めを行うことを可能にする。本発
明は、説明した実施例に限られることはない。
【0037】したがって、振動防止用バーの配置及びそ
の数に応じて、多数の振動防止用バーの端部同士を連結
する非常に長いスピンドルを用いることが考えられる。
このスピンドルのねじ込み部、ねじ戻し用ヘッドに隣接
して位置し、スペーサに溶接された、ストップタブとは
異なるスピンドル回転防止、スピンドル保持手段を用い
ることができる。
【0038】最後に、本発明による振動防止用くさび止
め装置は、互いに平行な層にしたがって配列された曲が
り管からなるいかなる熱交換器にも使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】管束を保持するための振動防止用バーを有する
加圧水型原子炉の蒸気発生器の部分断面立面図である。
【図2】一部が蒸気発生器のバンの上に配置された本発
明によるくさび型装置の部分断面図である。
【図3】図2の3からみた図である。
【図4】本発明によるくさび型装置の第1の変形の実施
例に関する図3と同様の図である。
【図5】本発明によるくさび型装置の第2の変形の実施
例に関する図3と同様の図である。
【符号の説明】
5 直管部 6 流入ノズル 10 スペーサプレート 16 管 17 部品 18 振動防止用バー 20 スピンドル 22 軸線 23 オリフィス 24 オリフィス 25 タブ 28 振動防止用バー 29 管 30 スピンドル 33 振動防止用バー 34 管 35 連結装置 36 軸線 37 スペーサ 38 スピンドル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字形に曲がり、管板内で端部を固定
    し、平行な層に沿って配列し、曲がり部を前記管板の反
    対側に配置し、バンと呼ばれる実質的に半球形態の組立
    体を形成する管束からなる熱交換器の管のくさび止め装
    置であって、前記くさび止め装置が前記管束の管(16
    a、16b、29aから29d、34a、34b)の2
    つの隣合う層の曲がり部に介在され、前記バンの外側に
    一端を有するように前記バンの半径方向に実質的に配列
    された一組の振動防止用バー(18a、18b、28a
    から28e、33a、33b、33c)と、前記振動防
    止用バーの前記外側端部間の連結組み立て装置とからな
    り、前記振動防止用バー(18a、18b、29aから
    29d、33a、33b、33c)の前記外側端部を少
    なくとも2つのバーの複数の組として配列し、前記バー
    を整列させ、1つが雌ねじの切られたオリフィス(2
    3、24)を有し、前記振動防止用バーの前記端部を連
    結する装置を、前記バーの各々の組とつなげ、各々の前
    記連結装置が、一方の端にねじ部(20a)とねじ部
    (20a)の反対側に位置しねじ込み、ねじ戻し用ヘッ
    ド(20b)を形成する一端とを有するスピンドル(2
    0、30)と、長さが管の層の管(16a、29aから
    29d、34a)の平均直径に実質的に等しい管状の少
    なくとも1つのスペーサとからなり、前記スペーサ(2
    0、30、38)を、一組の振動防止用バーの整列した
    前記オリフィス及び2つの振動防止用バーに介在させた
    1つのスペーサの前記ボアに差し込み、前記雌ねじオリ
    フィスにねじ込み、回転防止用装置(25)により回転
    を防止することを特徴とする熱交換器の管のくさび止め
    装置。
  2. 【請求項2】 前記スピンドル(20)を回転防止する
    ための前記回転防止用装置が、前記スピンドル(20)
    のねじ込み、ねじ戻し用ヘッド(25b)に隣接して位
    置し、スペーサ(21)の外表面に溶接され、スピンド
    ル(20)を係合させるオリフィス(25a)が貫通し
    ている部分25aを有する薄鋼板のタブ(25)からな
    り、前記部分25aは、スピンドル(20)のねじ込
    み、ねじ戻し用ヘッド(25b)上へ折り返されること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記連結装置の少なくとも1つが、2つ
    の連続する振動防止用バー(28aから28e)の間に
    各々介在される少なくとも2つのスペーサ(31aから
    31d)からなり、前記スペーサ(31aから31d)
    が振動防止用バー(28aから28e)を介在させた管
    (29aから29d)の層内の管の平均直径に相当する
    異なる長さを有することを特徴とする請求項1又は請求
    項2のいずれかに記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記振動防止用バー(33a、33b、
    33c)が、前記バンの半径方向にずれた外側端部を有
    し、前記連結装置(35a、35b)が、前記バンの半
    径方向にずれた位置でそれに対応する振動防止用バー
    (33a、33b、33c)に配列されることを特徴と
    する請求項1又は請求項2のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記振動防止用バーの組の少なくとも1
    つが、一方向(32)に配列された複数のバー(28
    a、28b、28c、28d、28e)からなり、雌ね
    じオリフィスの貫通する整列したバー(28aから28
    e)の前記組の前記端部に配列された前記振動防止用バ
    ー(28e)を除いて、組をなす前記振動防止用バー
    (28aから28e)を、共通な軸線が軸線(32)で
    ある整列した平滑なオリフィスが貫通していることを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
JP3179817A 1990-07-20 1991-07-19 熱交換器の管の振動防止用くさび止め装置 Pending JPH05157482A (ja)

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