JPH0515693Y2 - - Google Patents

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JPH0515693Y2
JPH0515693Y2 JP294187U JP294187U JPH0515693Y2 JP H0515693 Y2 JPH0515693 Y2 JP H0515693Y2 JP 294187 U JP294187 U JP 294187U JP 294187 U JP294187 U JP 294187U JP H0515693 Y2 JPH0515693 Y2 JP H0515693Y2
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JP
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watertight
circuit board
printed circuit
shaft
switching
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は水中で使用される装置の水密ケース
の外側から内側のプリント基板の電気回路をスイ
ツチング操作する水密スイツチ構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の水密スイツチ構造としては、
種々のものが実施化されているが、例えば、第4
図に示すようなものがある。
第4図は第1の従来例に係る水密スイツチ構造
を示す斜視図である。
図面において、1は水密ケース、2はプリント
基板、3は端子、4はリード線、5はロータリー
スイツチ、6は操作レバー、7はOリングであ
る。
水中で使用される装置の有底円筒状の水密ケー
ス1内にプリント基板2が設けられ、プリント基
板2上に実装された端子3と水密ケース1の底部
に設置されたロータリースイツチ5の配線端子5
aとはリード線4で接続されている。
このロータリースイツチ5の切替シヤフト8は
水密ケース1の底板1aに水密を保持するOリン
グ7を介して回転可能に設けられ、切替シヤフト
8の下端に操作レバー6が取付けられている。
前記構成において、水中で使用される装置の水
密ケース1の外側の操作レバー6を操作して切替
シヤフト8を回転すると、水密ケース1内のロー
タリースイツチ5が回転し、プリント基板2上の
電気回路のスイツチングが切替えられる。
第5図は第2の従来例に係る水密スイツチ構造
を示す斜視図である。
図面において、9はスライドスイツチ、10は
切替シヤフトである。
有底円筒状の水密ケース1内に設けられたプリ
ント基板2上にスライドスイツチ9が設けられ、
電気回路の直接接続されている。
このスライドスイツチ9はスイツチレバー9a
を有し、このスイツチレバー9aは切替レバー1
2の凹部12aに嵌込まれている。
この切替レバー12はOリング7で水密を保持
した切替シヤフト10により水密ケース1外の操
作レバー6に連結されている。
前記構成において、水密ケース1の外側に取付
けられている操作レバー6を水中で操作して切替
シヤフト10を回転すると、水密ケース1内のス
ライドスイツチ9のスイツチレバー9aが切替え
られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成の第1の従来例では、
プリント基板上の端子とロータリースイツチとを
リード線で接続する必要があるので、組立を機械
化することが困難であり、費用の高い人手による
組立が必要となり、莫大な組立費を必要とし、コ
ストアツプとなるという問題があつた。
また、第2の従来例では、第1の従来例の問題
点を解決してコストの低廉化を図つているが、プ
リント基板とスライドスイツチ、スライドスイツ
チと切替レバー、切替レバーと操作レバーの各加
工精度、組立精度のばらつきやガタの集積によ
り、切替レバーがスライドスイツチのスイツチレ
バーを押し切らず、切替動作不良の発生をきた
し、信頼性に欠けるという問題があつた。
そこで、この考案は前記問題点に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、コストの
低廉化を図り、信頼性を向上させた水密スイツチ
構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的に沿うこの考案は、プリント基板に配
置され、電気回路と接続する複数の電極と、この
電極と接触する電極棒と、プリント基板に回転可
能に設けられ、電極棒を一体に回転させるシヤフ
トと、このシヤフトを水密ケースの外側の操作レ
バーあるいは操作ノブで回転させるシヤフト回転
手段とを備えた構成とし、しかも、そのシヤフト
回転手段はシヤフトに操作ノブを直接連結してな
ることを要旨とする。
〔作用〕
前記構成において、水中での水密ケースの外側
から内側の電気回路のスイツチングを切替操作す
る場合、水密ケースの外側から操作レバーあるい
は操作ノブを回転させると、円筒スリーブは回転
し、これに伴なつて電極棒も回転する。
その結果、電極棒は一方の電極から他方の電極
に切替つて接触する。
水密ケース等の各部品の加工精度や組立精度に
ばらつきやガタが発生した場合、ばらつきやガタ
の発生により、電極棒の回転角度が小さくなつて
も、プリント基板上の電極の長さを大きくし、ま
た、隣り同士の電極の端部を近接しておくことに
より、電極棒の切替動作を確実に行なえる。
また、前記ばらつきやガタの発生により、電極
棒の回転角度が大きくなつても、電極棒の長さを
大きくすることにより、電極棒の切替動作を確実
に行なえる。
したがつて、前記問題点を除去することができ
る。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は第1の実施例に係る水密スイツチ構造
を示す斜視図である。
プリント基板13には、穴14が形成され、こ
の穴14の周囲に帯状の電極15が複数個配置さ
れ、夫々対応した電気回路に直付けされている。
プリント基板13の穴14には、円筒スリーブ
16が挿通され、この円筒スリーブ16は電極1
5と反対側の端部にフランジ17を有し、このフ
ランジ17とプリント基板13との間に圧縮コイ
ルスプリング18が巻装されている。
また、プリント基板13の穴14から電極15
側に突出する円筒スリーブ16の端部に電極棒1
9が貫通固定され、前記圧縮コイルスプリング1
8によつて電極棒19は電極15に押付けられて
電極15と電気的に接続できるようになつてい
る。
一方、水密ケース1の底板1aには、切替シヤ
フト20が水密を保持するOリング21を介して
回転可能に装着され、切替シヤフト20の上端に
は切替レバー22が取付けられ、この切替レバー
22の凹部23に前記電極棒19の下端が嵌込ま
れている。
また、切替シヤフト20の下端には操作レバー
24が装着されている。
次に、前記構成の水密スイツチ構造の動作を第
2図を併用して説明する。
第2図は水密スイツチ構造の電極棒切替動作を
示す平面図である。
前記構成において、水中で、水密消すの外側か
ら内側の電極棒19を切替操作する場合、水密ケ
ース1の外側から操作レバー24を回転させる
と、水密ケース1の内側の切替レバー22が回転
する。
その結果、切替レバー22の凹部23に下端部
を嵌込んだ電極棒19は円筒スリーブ16を中心
に回転し、電極棒19の上端部は接触しつつ一方
の電極15Aから他方の電極15Bへ切替えられ
る。
また、前記部品の加工精度、組立精度のばらつ
きやガタが発生した場合の切替動作について説明
する。
水密ケース1、プリント基板13、円筒スリー
ブ16、切替レバー22、操作レバー24等の各
部品の加工精度や組立精度にばらつきやガタが発
生すると、第2図において、切替レバー22のス
トロークLが小さくなり、ひいては、電極棒19
の回転角度θも小さくなる。
このとき、プリント基板13上の電極15A,
15B,15Cの長さを大きくし、また、電極1
5A,15Bの端部を近接しておくことにより、
電極棒19の回転角度θが小さくなつても、確実
に電極棒19の切替動作を行なえる。
そして、電極棒19の回転角度θが大きくなつ
た場合は、電極棒19の長さを大きくすることに
より、電極棒19の切替動作を確実に行なえる。
第3図は第2の実施例を示す斜視図である。
この第2の実施例は前記第1の実施例とほぼ同
様の構成を有するが、第1の実施例における切替
レバーおよび操作レバーに代えて回転ダイヤル式
操作ノブ25を円筒スリーブ16に直接連結した
ものである。
第2の実施例の動作については、第1の実施例
とほぼ同様であるが、回転ダイヤル式操作ノブ2
5を回転することにより、直接電極棒19を回転
し、電極棒19の切替動作を行うことができる。
また、各部品の加工精度や組立精度のばらつき
やガタが発生した場合の切替動作については前記
第1の実施例と同様であるので、その説明を省略
する。
〔考案の効果〕
以上説明から明らかなように、この考案によれ
ば、プリント基板に配置され、電気回路と接続す
る複数の電極と、この電極と接触する電極棒と、
プリント基板に回転可能に設けられ、電極棒を一
体に回転させるシヤフトと、このシヤフトを水密
ケースの外側の操作レバーあるいは操作ノブで回
転させるシヤフト回転手段とを備えた構成とした
ので、スイツチ機構部の一体化により、リード線
の配線を不要にし、組立の機械化およびコストの
低廉化を図ることができる。
また、各部品の加工精度や組立精度にばらつき
やガタが発生しても、切替動作不良を起こさず、
信頼性を向上させることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例に係る水密スイツチ構造
を示す斜視図、第2図は第1の実施例の動作を示
す平面図、第3図は第2の実施例の水密スイツチ
構造を示す斜視図、第4図は第1の従来例を示す
斜視図、第5図は第2の従来例を示す斜視図であ
る。 13……プリント基板、14……穴、15……
電極、16……円筒スリーブ、17……フラン
ジ、18……圧縮コイルスプリング、19……電
極棒、20……切替シヤフト、21……Oリン
グ、22……切替レバー、24……操作レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 水中で使用される装置の水密ケース内にプリ
    ント基板を備え、水密ケースの外側からプリン
    ト基板の電気回路のスイツチング操作を行う水
    密スイツチ構造において、 前記プリント基板に配置され、電気回路と接
    続する複数の電極と、 この電極と接触する電極棒と、 プリント基板に回転可能に設けられ、電極棒
    を一体に回転させるシヤフトと、 このシヤフトを水密ケースの外側の操作レバ
    ーあるいは操作ノブで回転させるシヤフト回転
    手段とを備えたことを特徴とする水密スイツチ
    構造。 2 前記シヤフト回転手段はシヤフトに操作ノブ
    を直接連結してなることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の水密スイツチ構
    造。
JP294187U 1987-01-14 1987-01-14 Expired - Lifetime JPH0515693Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP294187U JPH0515693Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP294187U JPH0515693Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63111735U JPS63111735U (ja) 1988-07-18
JPH0515693Y2 true JPH0515693Y2 (ja) 1993-04-26

Family

ID=30782250

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP294187U Expired - Lifetime JPH0515693Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

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JPS63111735U (ja) 1988-07-18

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