JPH05156300A - シート状洗浄剤組成物 - Google Patents

シート状洗浄剤組成物

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JPH05156300A
JPH05156300A JP36080191A JP36080191A JPH05156300A JP H05156300 A JPH05156300 A JP H05156300A JP 36080191 A JP36080191 A JP 36080191A JP 36080191 A JP36080191 A JP 36080191A JP H05156300 A JPH05156300 A JP H05156300A
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JP
Japan
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sheet
detergent composition
paper
shaped
surfactant
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JP36080191A
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English (en)
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Ikue Kouno
伊久枝 河野
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RAKU KK
Raku KK
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RAKU KK
Raku KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、天然抽出物を含有する洗浄剤組成物
を、紙、不織布などに含浸させて、なるシート状洗浄剤
であって、簡便に便利に汚れを除去し、且つ衛生的に仕
上げることを目的とする。 【構成】本発明は、天然抽出物とりわけターペンティン
系植物抽出液、界面活性剤、殺菌剤、並びに水分を含む
水性タイプの洗浄剤を、紙、不織布などの吸水性シート
状物質に含浸させたことからなるシート状洗浄剤組成物
である。 【効果】本発明の効果は、手軽に強力な汚れ除去作用
と、目に見えない細菌類をすばやく除去するダブル効果
を有し、安心できる天然原料を使用して人のまわりの環
境の汚れを確実に、安全に、除去することができるこ
と、及び、使用済みシートは、可燃物として紙類のよう
にゴミ化して捨てることが出来るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は紙、布帛、高分子フィル
ム、不織布などのシート状物質の中に界面活性剤、及び
天然抽出成分、とリわけターペンティン系物質 殺菌剤
及び水分からなる基本的構成された液状物を含浸されて
なるシート状洗浄剤組成物に関するものであり 住居
家具 調度品 電化製品 OA機器などのワンウエイス
ポット洗浄組成物に関するものである。
【従来の技術】シート状洗浄剤として凡用されているも
のは、所詮 濡れティッシュの原理で特にエチルアルコ
ールを中心にして それに界面活性剤や殺菌剤を配合下
アルコール系のものと 界面活性剤と石油系ソルベント
を水分散系としたものを 不織布や織維布綿に含浸して
ロール状の形態にしたタイプ及びポケットティッシュの
ように重畳構造に収納した ワンシートタイプのものが
ある。 又通常のドライシート製品に別の液状の洗浄剤
製品を使用の都度含ませて使用するものもある。
【本発明が解決しようとする課題】上記の従来品は多く
の場合アルコールが主成分の為アルコールに過敏な 人
や設備に不利な状況をもたらす外に アルコール濃度が
60%以上 アルコール100%のものは可燃性もあり
火気の取扱いに注意を要求されていた。更に アルコ
ールそのものは気化性に富み 長時間開封された人や設
備に不利な状況をもたらす外に アルコール濃度が60
%以上 アルコール分が100%のものは可燃性もあり
火気の取扱いに注意を要求されていた。更にアルコー
ルそのものは気化性に富み 長時間開封されたままおく
と その効果が希薄化する場合が多かった。又一方 界
面活性剤を数%単独又は石油系ソルベントを水と共に分
散させたものは汚れの種類により 洗浄力が不均一であ
ったり 汚れ再付着 微生物汚染 手肌への安全性など
において 必ずしも満足なものではなかった。 又洗浄
力をアップさせる為にPHを上昇せしめ アルカリサイ
ドに調整していたものも同様であった。 又更に一部
フルーツ ハーバル系香料を含有した芳香調ウエットテ
イッシュも市販されているが洗浄力は望むべくもなく各
種雑菌汚染に陥り易く感覚商品に終始するきらいがあっ
【問題を解決する為の手段】本発明者は上記問題に対し
て様々の点から検討を加えてゆく内に シート状物質に
含浸する液剤として動植物油を原料とした 陰イオン
非イオン両性イオンの各種界面活性剤 天然抽出溶剤成
分 とリわけターペンティン系香料素材 及び薬用殺菌
剤を水分散系の中において 中性域で用いることで最適
なる結果を生むことを 見い出したものである本発明に
用いるシート状物質としては 紙パルプ繊維 高分子化
合物フイルム(フイブリル) NWF などの吸水性繊
維素に 液剤とし界面活性剤 例えば脂肪酸塩 高級ア
ルコール硫酸塩 α−スルホ脂肪酸塩 アルキル燐酸塩
アルキルアミノ酸塩 (以上陰イオン) ソルビタン
脂肪酸エステル 及び そのEO付加物 脂肪酸アルカ
ノールアミド 及びそのEO付加物 グリセリン脂肪酸
エステル ショ糖脂肪酸エステル(以上ノニオン) ア
ミドベタイン イミダゾリニウムベタイン グリシンア
ミドプロピルベタイン(以上両性イオン) 特にHLB
が7以上の水可溶性のものが望ましい。天然抽出成分
特にターペンティン系香料素材としてはD−リモネンα
−ピネン β−ピネン ターピノーレン ジペンテン
セスキテルペンミルセン、テルパンアルコール、ターピ
ネオール、テレビン油が好ましく上記界面活性剤、とり
わけ非イオン系界面活性剤と併用することによって汚れ
除去力が相乗的に高まることが特徴である。殺菌剤とし
て薬用のものはそれ自体カチオン界面活性剤である塩化
ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベン
ゼトニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、イソ
プロピルメチルフェノール、トリクロロカルバニリド、
イルガサンDP−300▲R▼、塩酸クロルヘキシジン
などが代表的である。之らの界面活性剤、天然抽出成分
及び殺菌剤の水分散系をベースとなし必要に応じて防腐
剤、着色剤、酸化防止剤、アルコール類、キレート剤、
湿潤剤、生薬剤、などを含有させることもできる。 上記3成分はおおむね 界面活性剤 0.05〜15ωφ 天然抽出成分 0.5〜20ωφ 殺菌剤 0.01〜3ωφ が標準であり、水分散系をなしている。当該液剤をロー
ル状にシート状物質に含浸させて(最大飽和量はシート
状物質の吸水量で決定する)、そのまま非浸透性の容器
(プラスチック、フィルムラミネート紙、など)に収納
し、濡れティシュー方式で取り出す、あるいはポップア
ップ方式で含浸シートを重畳に収納し取り出すなどで目
的に供する。以下実施例で説明する。
【実施例】レーヨンパルプの 量20g/mのシート
状物20×30cmの切片を用意して次の液剤を含浸量
が5〜7g/枚になるように調整した。
【評価方法】洗浄力 : ▲A▼ 鏡面に油性マジックインキでマークしてふきと
った時 ▲B▼ ABS樹脂プレートに人工皮脂汚れ(コレステ
ロール90/オレイン酸10/カーボンブラックqi)
でふきとった時 ▲C▼ シリコンゴムプレートにAspergillu
s nigerのカビ胞子を培養させたもの ○完全に除去した−◎ ○▲A▼、▲B▼は完全なるも▲C▼は約30%残る−
△ ○▲A▼▲B▼▲C▼共不完全安定性 (変色):黄〜橙色に変色 ○なし−◎ ○黄変−△ ○橙色変色−× (におい) ○変化なし−◎ ○やや異臭−△ ○悪臭あり−×ベトツキ感 (触感) ○なし−◎ ○少々−△ ○大 −×殺菌力 ○大腸菌(Escherichia coli) ○黄色ぶどう球菌(Staphylococcus a
ureus) ○枯草菌(Bachillus subtilus) ○完全消滅−◎ ○2/3消滅−△ ○消滅率20%未満−×
【表1】
【発明の効果】本発明はウエットティシュ方式の形態を
とり乍ら、洗浄力、使用感、殺菌力など、従来のタイプ
のものの長所をすべて有するばかりでなく、原料素材が
天然のものをベースにしており、安全性、環境保全の面
でも有利であり、電化製品、通信機器、電子計算機関連
機器、生活用品、スポーツグッズ、手肌の汚れ、細菌の
除去剤として極めてシンプル且つ有効なものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙、布 、高分子フィルム、不織布など
    のシート状物質に界面活性剤、天然抽出溶剤成分、並び
    に殺菌剤及び水分からなる液状物を含浸させたことを特
    徴とするシート状洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 界面活性剤の主原料が動植物油脂を使用
    して合成されたものであって且つ 含有量が10%未満
    であり 天然抽出成分が ターペンティン系物質である
    ことを特徴とする 第1項 のシート状洗浄剤組成物。
JP36080191A 1991-12-10 1991-12-10 シート状洗浄剤組成物 Pending JPH05156300A (ja)

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