JPH05155407A - 荷予冷施設 - Google Patents

荷予冷施設

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JPH05155407A
JPH05155407A JP35002291A JP35002291A JPH05155407A JP H05155407 A JPH05155407 A JP H05155407A JP 35002291 A JP35002291 A JP 35002291A JP 35002291 A JP35002291 A JP 35002291A JP H05155407 A JPH05155407 A JP H05155407A
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徹 石井
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孝道 下村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】荷貯留室内を所定の荷貯留温度に保冷して、荷
箱に箱詰めされた生産物を新鮮な状態に長期間保つこと
のできる荷予冷施設を提供する。 【構成】荷貯留室を構成する各分割貯留室の何れか一つ
に対して所定箱数分の各荷箱を搬入又は搬出するとき、
その分割貯留室に備えられた循環用ブロワ及び冷凍装置
を駆動停止して、同分割貯留室内に室外の暖かい空気が
吸い込まれるのを防止する。且つ、荷貯留室を構成する
各分割貯留室の何れか一つに対して所定箱数分の各荷箱
を搬入又は搬出した後、その分割貯留室に備えられた循
環用ブロワ及び冷凍装置を駆動して、同分割貯留室内に
保管された各荷箱を冷気により冷却するので、荷貯留室
を構成する各分割貯留室内の室温を所定の荷貯留温度に
常時保冷することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、スイートコ
ーンやイチゴ、ブドウ等の生産物が箱詰めされた荷箱を
出荷時まで保管するために用いられる荷予冷施設に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような生産物が箱詰めされ
た荷箱を出荷時まで保管する場合、例えば、生産者側か
ら持ち込まれる多数の各荷箱を品種別及び等階級別に仕
分け処理してパレット上に所定箱数積重ねた後、所定の
荷貯留温度(例えば約5℃)に保冷された保冷倉庫内に
パレットを順次搬入して出荷時まで保管すると共に、冷
却手段を駆動して、保冷倉庫内の冷気を循環させてパレ
ット上に積重ねられた各荷箱を冷却する。出荷時に於い
て、所定箱数分の各荷箱が積重ねられたパレットを保冷
倉庫から順次搬入して品種別及び等階級別に出荷処理す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
所定箱数分の各荷箱をパレット上に積重ねた状態のまま
搬入又は搬出するので、冷却手段を停止せずにパレット
を搬入すると、保冷倉庫内部の冷気を循環させている関
係上、この循環気流に乗って外部の暖かい空気が積極的
に吸い込まれ、保冷倉庫全体の内部温度が所定の荷貯留
温度よりも急速に高くなるため、荷箱に箱詰めされた生
産物が自己呼吸により早期熟化して、出荷時までに生産
物の鮮度が損なわれてしまう。そこで、保冷倉庫内の雰
囲気を冷却手段で急速冷却して、倉庫内の雰囲気を所定
温度に保冷維持する必要があるが、暖気の流入による温
度上昇の方が大きいため、倉庫内の雰囲気を所定の荷貯
留温度にまで冷却するのに長い時間が掛かり、その間、
保冷倉庫内の温度が荷貯留温度よりも高くなるので、鮮
度低下の解決策とはならないという問題点を有してい
る。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、荷貯留室を構
成する各分割貯留室の冷却手段を停止してから荷箱を搬
入又は搬出することにより、各分割貯留室内の室温を所
定の荷貯留温度に常時保冷して、荷箱に箱詰めされた生
産物の鮮度が損なわれるのを積極的に防止することがで
きる荷予冷施設の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、生産物が箱
詰めされた荷箱を保管する荷貯留室内部に複数の分割貯
留室を形成し、上記各分割貯留室内部に荷箱を一時貯留
する荷貯留用コンベアを複数本併設し、前記各分割貯留
室の入口側に荷積込み用コンベアを接続し、該各分割貯
留室の出口側に荷積出し用コンベアを接続すると共に、
前記各分割貯留室の入口側及び出口側にシャッタを開閉
自在に設け、前記荷箱を搬入又は搬出するとき分割貯留
室の冷却を停止し、他の各分割貯留室を所定の荷貯留温
度に保冷する冷却手段を設けた荷予冷施設であることを
特徴とする。
【0006】
【作用】この発明は、荷貯留室を構成する各分割貯留室
の何れか一つに対して所定箱数分の各荷箱を搬入又は搬
出するとき、その分割貯留室の冷却手段を駆動停止し、
同分割貯留室の入口側に設けたシャッタを開放して、荷
積込み用コンベアにより搬入される各荷箱を同室内部の
各荷貯留用コンベア上に順次移載する。又は、同分割貯
留室の出口側に設けたシャッタを開放して、同室内部の
各荷貯留用コンベア上に載置された各荷箱を荷積込み用
コンベアに順次移載して搬出するので、同分割貯留室内
に室外の暖かい空気が吸い込まれるのを防止できる。且
つ、一つの分割貯留室に対して荷箱を搬入又は搬出する
とき、他の各分割貯留室に設けたシャッタを閉鎖したま
ま冷却手段により保冷しているので、外気による影響を
受けず各分割貯留室を所定の荷貯留温度に維持する。こ
の後、冷却手段を荷貯留室を構成する各分割貯留室の何
れか一つに対して所定箱数分の各荷箱を搬入又は搬出し
た後、その分割貯留室の冷却手段を駆動して、同室内部
の各荷貯留用コンベア上に載置された各荷箱を冷却する
ので、荷貯留室を構成する各分割貯留室内の室温を所定
の荷貯留温度に常時保冷することができる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、荷貯留室を構成する
各分割貯留室の何れか一つの冷却手段を停止して、その
分割貯留室内に生産物が箱詰めされた所定箱数分の各荷
箱を搬入又は搬出するので、同分割貯留室内に室外の暖
かい空気が吸い込まれるのを防止でき、且つ、複数の各
分割貯留室に対して所定箱数分の各荷箱を搬入又は搬出
するので、室温が上昇した分割貯留室内の雰囲気を冷却
手段で冷却するだけで済み、分割貯留室内の雰囲気を短
い時間で急速冷却して、荷貯留室を構成する各分割貯留
室内の室温を所定の荷貯留温度に常時保冷することがで
きる。しかも、同時に各分割貯留室が適温に保冷維持し
ているので、これら各分割貯留室内の室温を生産物の自
己呼吸による熟化が停止する温度に保冷して、保管期間
中に於いて生産物の鮮度が損なわれるのを積極的に防止
することができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は生産物が箱詰めされた荷箱を出荷時まで
保管するために用いられる荷予冷施設を示し、図1に於
いて、この荷予冷施設1は、同施設内部に生産物が箱詰
めされた各荷箱A…を荷受け処理する荷受け室2と、同
各荷箱A…を品種別及び等階級別に保管する断熱機能を
備えた荷貯留室3とを形成している。
【0009】上述の荷受け室2には、例えば、イチゴや
スイートコーン等の生産物が所定量箱詰めされた各荷箱
A…を同一方向に整列して搬送する荷送り用コンベア
4,4と、同荷送り用コンベア4,4により搬送される
各荷箱A…を後述する各分割貯留室3a,3bの入口側
に3段ずつ夫々架設した各荷積込み用コンベア8…と対
応する高さ位置に分配供給する荷分配用コンベア5と、
同荷分配用コンベア5により分配される各荷箱A…を後
述する各分割貯留室3a,3bの入口側に3本ずつ夫々
架設した各荷積込み用コンベア8…と対応する搬送経路
側に振分け供給する荷振分け機6とを配設している。
【0010】すなわち、荷送り用コンベア4の搬送経路
上に配設したバーコードリーダ7で各荷箱A…に貼付又
は印刷された等階級バーコード(図示省略)を読取り、
同バーコードリーダ7から出力される読取りデータに基
づいて荷分配用コンベア5及び荷振分け機6を夫々駆動
し、荷分配用コンベア5の通過時に於いて、後述する各
分割貯留室3a,3bの入口側に3段架設した各荷積込
み用コンベア8…と対応する高さに各荷箱A…を分配供
給し、荷振分け機6の通過時に於いて、後述する各分割
貯留室3a,3bの入口側に3段架設した各荷積込み用
コンベア8…と対応する方向に各荷箱A…を振分け供給
する。
【0011】前述の荷貯留室3には、図2及び図3にも
示すように、同室内部を左右均等に分割して二つの各分
割貯留室3a,3bを形成し、同各分割貯留室3a,3
bの入口側壁面に開口した各搬入口3c…を介して、同
各分割貯留室3a,3bの入口側外部から入口側内部に
向けて3本の各荷積込み用コンベア8…を上下所定間隔
に隔てて夫々架設し、これら各荷積込み用コンベア8…
の搬送側終端部に直行して各分割貯留室3a,3bに架
設した上段、中段、下段の各荷貯留用コンベア9…を夫
々接続している。且つ、同各分割貯留室3a,3bの出
口側壁面に開口した各搬出口3d…を介して、同各分割
貯留室3a,3bの出口側内部から出口側外部に向けて
3本の各荷積出し用コンベア10…を上下所定間隔に隔
てて夫々架設し、これら各荷積出し用コンベア10…の
搬送側始端部に直交して各分割貯留室3a,3bに架設
した上段、中段、下段の各荷貯留用コンベア9…を夫々
接続すると共に、同各荷積出し用コンベア10…の搬送
側終端部に直行して各出荷用コンベア11…を夫々接続
している。
【0012】上述の各荷貯留用コンベア9…は、各分割
貯留室3a,3bの入口側内部から出口側内部に向けて
6本の各荷貯留用コンベア9…を左右所定間隔に隔てて
夫々併設し、これら各分割貯留室3a,3bの上段位
置、中段位置、下段位置に6本分の各荷貯留用コンベア
9…を夫々架設している。且つ、同各荷貯留用コンベア
9…と対応して各荷積込み用コンベア8…上の搬送側終
端部に設定した荷積込み位置に、同位置に搬送される荷
箱Aの一側面と対向して各プッシャ12…を夫々配設
し、同各荷貯留用コンベア9…上の搬送側終端部に設定
した荷積出し位置に、同位置に搬送される荷箱Aと対向
して各ストッパ13…を出没自在に夫々配設すると共
に、各分割貯留室3a,3bの入口側壁面に開口した各
搬入口3c…に各入口用シャッタ14を開閉自在に夫々
設け、同各分割貯留室3a,3bの出口側壁面に開口し
た各搬出口3d…に各出口用シャッタ15…を開閉自在
に夫々設け、荷貯留室3の入口側外部に架設した下段の
荷積込み用コンベア8と、出口側外部に架設した下段の
荷積出し用コンベア10との間に端量用コンベア16を
架設している。
【0013】前述の各分割貯留室3a,3bには、図3
に示すように、同各分割貯留室3a,3b内部の天井面
及び両側壁面に沿って循環用ダクト18,18を夫々配
管すると共に、同各分割貯留室3a,3bの中間部壁面
に沿って配管した各循環用ダクト18,18の吐出側端
部に多数の各吐出口18a…を夫々開口し、同各分割貯
留室3a,3bの両側部壁面に沿って配管した各循環用
ダクト18,18の吸入側端部に各吸入口18b,18
bを夫々開口している。且つ、同各循環用ダクト18,
18内部に循環用ブロワ19及び冷却ジャケット20を
夫々配設すると共に、これら各冷却ジャケット20,2
0を各分割貯留室3a,3b外部に配設した各冷凍装置
21,21に夫々接続している。
【0014】すなわち、各分割貯留室3a,3bに備え
られた各冷凍装置21,21を独立駆動して、各循環用
ダクト18,18内部に配設した各冷却ジャケット2
0,20を所定の冷却温度(例えば約5℃)に冷却す
る。同時に、各循環用ブロワ19,19を駆動して、各
循環用ダクト18,18内部に吸入される雰囲気を所定
の冷却温度(例えば約5℃)に冷却すると共に、各循環
用ダクト18,18に開口した各吐出口18a…から各
分割貯留室3a,3b内部に向けて冷気Cを吹出し、同
時に、各循環用ダクト18,18に開口した各吸入口1
8b…から各分割貯留室3a,3b内部の冷気Cを吸入
して循環供給することで、これら各分割貯留室3a,3
b内に保管された各荷箱A…を所定の荷貯留温度(例え
ば約5℃)に保冷する。
【0015】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、荷予冷施設1内部の荷貯留室3に生産物が箱
詰めされた各荷箱A…を保管するときの動作を説明す
る。先ず、図1に示すように、荷貯留室3を構成する各
分割貯留室3a,3bに所定箱数分の各荷箱A…を夫々
保管する場合、荷受け室2に配設した荷送り用コンベア
4,4上に生産物が箱詰めされた各荷箱A…を順次載置
し、同荷送り用コンベア4により搬送される各荷箱A…
の等階級バーコード(図示省略)をバーコードリーダ7
で読取り、同バーコードリーダ7から出力される読取り
データに基づいて荷貯留室3を構成する各分割貯留室3
a,3bの何れか一方に各荷箱A…を分配供給する。す
なわち、荷分配用コンベア5を駆動して、各分割貯留室
3a,3bに架設した各荷積込み用コンベア8…と対応
する高さに各荷箱A…を分配供給し、荷振分け機6を駆
動して、各分割貯留室3a,3bに架設した各荷積込み
用コンベア8…と対応する方向に各荷箱A…を振分け供
給する。
【0016】次に、荷貯留室3を構成する分割貯留室3
b側に各荷箱A…を保管する場合、分割貯留室3b側の
循環用ブロワ19及び冷凍装置21を駆動停止した後、
同側の各搬出口3d…に設けた各出口用シャッタ15…
を閉鎖し、同側の各搬入口3c…に設けた各入口用シャ
ッタ14…を開放して、同側の各荷積込み用コンベア8
…により搬送される各荷箱A…を分割貯留室3b内に順
次搬入する。同時に、同側の各荷積込み用コンベア8…
上に設けた各プッシャ12…を夫々駆動して、これら各
荷積込み用コンベア8…により搬送される各荷箱A…を
分割貯留室3b内の各荷貯留用コンベア9…上に順次移
載する。
【0017】この後、図3に示すように、分割貯留室3
b側の循環用ブロワ19及び冷凍装置21を駆動し、同
分割貯留室3bの各搬入口3c…に設けた各入口用シャ
ッタ14…を閉鎖して、冷却ジャケット20により冷却
された冷気Cを循環用ダクト18の一端側に開口した各
吐出口18a…から吹出し、同循環用ダクト18の他端
側に開口した吸入口18bから冷気Cを吸入して循環さ
せ、同分割貯留室3bの各荷貯留用コンベア9…上に載
置された各荷箱A…を所定の荷貯留温度(例えば約5
℃)に保冷する。
【0018】一方、荷貯留室3を構成する分割貯留室3
a側に各荷箱A…を保管する場合、上述と同様にして、
分割貯留室3a側の循環用ブロワ19及び冷凍装置21
を駆動停止した後、同側の各搬出口3d…に設けた各出
口用シャッタ15…を閉鎖し、同側の各搬入口3c…に
設けた各入口用シャッタ14…を開放して、同側の各荷
積込み用コンベア8…により搬送される各荷箱A…を分
割貯留室3b内の各荷貯留用コンベア9…上に順次移載
する。この後、分割貯留室3a側の循環用ブロワ19及
び冷凍装置21を駆動して、同側の各荷貯留用コンベア
9…上に載置された各荷箱A…を所定の荷貯留温度(例
えば約5℃)に保冷する。
【0019】次に、荷貯留室3を構成する各分割貯留室
3a,3bの何れか一方から各荷箱A…を出荷する場
合、出荷室側の循環用ブロワ20及び冷凍装置21を駆
動停止した後、同側の各搬入口3c…に設けた各入口用
シャッタ14…を閉鎖し、同側の各搬出口3d…に設け
た各出口用シャッタ15…を開放し、同側の各荷貯留用
コンベア9…上に設けた各ストッパ13…を出没動作し
て、これら各荷貯留用コンベア9…上に載置された各荷
箱A…を各荷積出し用コンベア10…上に順次移載し、
同各荷積出し用コンベア10…により搬送される各荷箱
A…を各出荷用コンベア11…に順次移載して、同各出
荷用コンベア11…の近傍位置に停車した保冷車(図示
省略)に直接積込んで出荷する。
【0020】このように荷貯留室3を構成する各分割貯
留室3a,3bに所定箱数分の各荷箱A…を夫々保管す
る場合、同各分割貯留室3a,3bに備えられた循環用
ブロワ19及び冷凍装置21を駆動停止して、これら各
分割貯留室3a,3b内に生産物が箱詰めされた所定箱
数分の各荷箱A…を搬入又は搬出するので、同各分割貯
留室3a,3b内に室外の暖かい空気が吸い込まれるの
を防止でき、且つ、これら各分割貯留室3a,3bに対
して所定箱数分の各荷箱A…を搬入又は搬出するので、
室温が上昇した各分割貯留室3a,3b内の雰囲気を冷
却するだけで済み、これら各分割貯留室3a,3b内の
雰囲気を短い時間で急速冷却して、荷貯留室3を構成す
る各分割貯留室3a,3b内の室温を所定の荷貯留温度
に常時保冷することができる。しかも、一方の分割貯留
室3bに対して所定箱数分の各荷箱A…を搬入又は搬出
しているとき、他方の分割貯留室3a内の室温を適温に
冷却維持しているので、これら各分割貯留室3a,3b
内の室温を生産物の自己呼吸による熟化が停止する温度
に保冷して、保管期間中に於いて生産物の鮮度が損なわ
れるのを積極的に防止することができる。
【0021】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の冷却手段は、実施例の循環用ダク
ト18と、循環用ブロワ19と、冷却ジャケット20
と、冷凍装置21とに対応するも、この発明は、上述の
実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0022】上述の実施例では荷貯留室3内部を2室に
分割形成しているが、例えば、3室、4室、5室等の複
数に分割形成するもよく、また、荷貯留室3内部に形成
した各分割貯留室3a,3bを一基の冷凍装置21で冷
却してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷予冷施設の平面構成図。
【図2】荷箱の積込み動作を示す荷貯留室の縦断側面
図。
【図3】荷箱の保冷状態を示す荷貯留室の縦断正面図。
【符号の説明】 A…荷箱 C…冷気 1…荷予冷施設 3…荷貯留室 3a,3b…分割貯留室 8…荷積込み用コンベア 9…荷貯留用コンベア 10…荷積出し用コンベア 14…入口用シャッタ 15…出口用シャッタ 18…循環用ダクト 19…循環用ブロワ 20…冷却ジャケット 21…冷凍装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産物が箱詰めされた荷箱を保管する荷貯
    留室内部に複数の分割貯留室を形成し、 上記各分割貯留室内部に荷箱を一時貯留する荷貯留用コ
    ンベアを複数本併設し、前記各分割貯留室の入口側に荷
    積込み用コンベアを接続し、該各分割貯留室の出口側に
    荷積出し用コンベアを接続すると共に、 前記各分割貯留室の入口側及び出口側にシャッタを開閉
    自在に設け、 前記荷箱を搬入又は搬出するとき分割貯留室の冷却を停
    止し、他の各分割貯留室を所定の荷貯留温度に保冷する
    冷却手段を設けた荷予冷施設。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013245049A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Daifuku Co Ltd 自動冷凍倉庫
JP2013245050A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Daifuku Co Ltd 自動冷凍倉庫
JP2015147686A (ja) * 2015-05-29 2015-08-20 株式会社ダイフク 自動冷凍倉庫

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