JPH05153834A - 芝刈機の収草装置 - Google Patents
芝刈機の収草装置Info
- Publication number
- JPH05153834A JPH05153834A JP3317947A JP31794791A JPH05153834A JP H05153834 A JPH05153834 A JP H05153834A JP 3317947 A JP3317947 A JP 3317947A JP 31794791 A JP31794791 A JP 31794791A JP H05153834 A JPH05153834 A JP H05153834A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grass
- mower
- mower deck
- vertical wall
- collector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、芝刈機に装着されるコレクタの収
草性能の向上を図らんとするものである。 【構成】モアデッキ9の排出口22側に着脱自在に取り
付けられる筒状のシュ−タ24の入口下部に、刈刃10
の立上り上端と略同じ高さで、僅かに外側に傾斜する縦
壁部40を設け、この縦壁部40の下手側に空気吹出口
39を連設させている。
草性能の向上を図らんとするものである。 【構成】モアデッキ9の排出口22側に着脱自在に取り
付けられる筒状のシュ−タ24の入口下部に、刈刃10
の立上り上端と略同じ高さで、僅かに外側に傾斜する縦
壁部40を設け、この縦壁部40の下手側に空気吹出口
39を連設させている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として乗用芝刈機
の収草装置に関するもので、詳しくは、モアデッキに接
続されるシュ−タ部の改良に関するものである。
の収草装置に関するもので、詳しくは、モアデッキに接
続されるシュ−タ部の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】乗用芝刈機に装着されるモアデッキの左右
方向の一側は開口されていて、これに筒状のシュ−タが
接続され、機体後部に装着したコレクタに刈り取った草
や芝を回収するようにしている。
方向の一側は開口されていて、これに筒状のシュ−タが
接続され、機体後部に装着したコレクタに刈り取った草
や芝を回収するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来装置にあっては、図6、図7に示すように回転してい
る刈刃aによって放射状に飛ばされた芝や草がモアデッ
キb内側の屈曲部cに沿って飛ばされるため、この部分
は風圧が高い。芝や草はこの圧力の高い通路を通って外
方に導かれるがモアデッキbの開口部d付近では一気に
開放されるので、当初は刈った芝や草が勢い良く外側方
のシュ−タe側に飛び出すものの、やがて速度が低下し
てシュ−タeの底部f(図8)に付着することになる。
来装置にあっては、図6、図7に示すように回転してい
る刈刃aによって放射状に飛ばされた芝や草がモアデッ
キb内側の屈曲部cに沿って飛ばされるため、この部分
は風圧が高い。芝や草はこの圧力の高い通路を通って外
方に導かれるがモアデッキbの開口部d付近では一気に
開放されるので、当初は刈った芝や草が勢い良く外側方
のシュ−タe側に飛び出すものの、やがて速度が低下し
てシュ−タeの底部f(図8)に付着することになる。
【0004】出願人は、こうした不具合を解消するため
に、図4、図5に示すようにモアデッキbの上面排出口
側にブロアgを設け、ブロアgが吹き出す風をシュ−タ
eに導いて底部fに溜りがちな芝や草を排出すべく構成
したものを既に出願しているが、春の草や湿った草は比
重が大きく、ブロアgの風を横から当てるだけでは排出
できない問題点がある。
に、図4、図5に示すようにモアデッキbの上面排出口
側にブロアgを設け、ブロアgが吹き出す風をシュ−タ
eに導いて底部fに溜りがちな芝や草を排出すべく構成
したものを既に出願しているが、春の草や湿った草は比
重が大きく、ブロアgの風を横から当てるだけでは排出
できない問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記問題点に
鑑みて提案するものであり、次のような技術的手段を講
じた。即ち、モアデッキ9の排出口22側に着脱自在に
取り付けられる筒状のシュ−タ24の入口下部に、刈刃
10の立上り上端と略同じ高さで、僅かに外側に傾斜す
る縦壁部40を設け、この縦壁部40の下手側に空気吹
出口39を連設させたことを特徴とする芝刈機の収草装
置とするものである。
鑑みて提案するものであり、次のような技術的手段を講
じた。即ち、モアデッキ9の排出口22側に着脱自在に
取り付けられる筒状のシュ−タ24の入口下部に、刈刃
10の立上り上端と略同じ高さで、僅かに外側に傾斜す
る縦壁部40を設け、この縦壁部40の下手側に空気吹
出口39を連設させたことを特徴とする芝刈機の収草装
置とするものである。
【0006】
【実施例】以下、図1乃至図3、及び図9乃至図13に
示す図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。ま
ず、構成から説明すると、1は乗用芝刈機で機体前部に
エンジン2を備え、エンジン2の回転動力をHST式変
速装置(図示省略)とミッションケ−ス内に設けられた
適宜の減速装置(図示省略)を介して減速し、その回転
動力を後輪3、3に伝えるように構成している。
示す図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。ま
ず、構成から説明すると、1は乗用芝刈機で機体前部に
エンジン2を備え、エンジン2の回転動力をHST式変
速装置(図示省略)とミッションケ−ス内に設けられた
適宜の減速装置(図示省略)を介して減速し、その回転
動力を後輪3、3に伝えるように構成している。
【0007】乗用芝刈機1の腹下部にはリンク機構7を
介してモアデッキ9が昇降自在に連結され、モアデッキ
9内部には刈刃10を有する刈刃駆動軸12が2組横方
向に適当間隔をあけて回転自在に軸架されている。エン
ジン2のクランクシャフトに取り付けたプ−リ(図示省
略)からベルト13を介してモアデッキ9の一側の入力
プ−リ11に回転動力が伝えられ、さらに2つの刈刃駆
動軸12、12に固着したプ−リ15、15間に巻き回
されているベルト17により刈刃10、10は平面から
見て時計方向に回転駆動される。
介してモアデッキ9が昇降自在に連結され、モアデッキ
9内部には刈刃10を有する刈刃駆動軸12が2組横方
向に適当間隔をあけて回転自在に軸架されている。エン
ジン2のクランクシャフトに取り付けたプ−リ(図示省
略)からベルト13を介してモアデッキ9の一側の入力
プ−リ11に回転動力が伝えられ、さらに2つの刈刃駆
動軸12、12に固着したプ−リ15、15間に巻き回
されているベルト17により刈刃10、10は平面から
見て時計方向に回転駆動される。
【0008】モアデッキ9の前部には、モアデッキ9の
後半部上面9aよりも高く隆起したトンネル状の草排出
通路20が設けられ、刈り取った芝あるいは草をこの排
出通路20を通して右側の排出口22から排出させる。
排出口22側の刈刃駆動軸12上にはブロア23が設け
られ、このブロア23に内装された羽根が引き起こす風
をシュ−タ24に導く。シュ−タ24はモアデッキ9の
排出口22と機体後部に装着された収草用のコレクタ2
5とを接続するもので、シュ−タ24の後部には伸縮可
能な蛇腹26が連設されている。30は蛇腹26の後方
に設けられた吸引ファンで、ブロア23、吸引ファン3
0の協働作用で芝や草をコレクタ25内に送り込む。
後半部上面9aよりも高く隆起したトンネル状の草排出
通路20が設けられ、刈り取った芝あるいは草をこの排
出通路20を通して右側の排出口22から排出させる。
排出口22側の刈刃駆動軸12上にはブロア23が設け
られ、このブロア23に内装された羽根が引き起こす風
をシュ−タ24に導く。シュ−タ24はモアデッキ9の
排出口22と機体後部に装着された収草用のコレクタ2
5とを接続するもので、シュ−タ24の後部には伸縮可
能な蛇腹26が連設されている。30は蛇腹26の後方
に設けられた吸引ファンで、ブロア23、吸引ファン3
0の協働作用で芝や草をコレクタ25内に送り込む。
【0009】32はシュ−タ24の前部に組み込まれた
送風ユニットであって、次のように構成される。すなわ
ち、図10、図11に示すように、この送風ユニット3
2は比較的厚さが薄くて上面が扁平な風案内部34と、
この風案内部34の前後方向後側にあってその高さがシ
ュ−タ24の内側の高さに略等しく外形が直方体に近い
風取入口部36とを有し、風取入口部36の上端部には
風流入口38が設けられ、これに前記ブロア23の吐出
口23aが接続される。また、風案内部34の横外側部
には空気吹出口39が前後幅いっぱいに形成されてい
る。この送風ユニット32は全体が樹脂のように硬いも
ので形成されており、前記風流入口38から入って空気
吹出口39から吐き出されるように構成している。
送風ユニットであって、次のように構成される。すなわ
ち、図10、図11に示すように、この送風ユニット3
2は比較的厚さが薄くて上面が扁平な風案内部34と、
この風案内部34の前後方向後側にあってその高さがシ
ュ−タ24の内側の高さに略等しく外形が直方体に近い
風取入口部36とを有し、風取入口部36の上端部には
風流入口38が設けられ、これに前記ブロア23の吐出
口23aが接続される。また、風案内部34の横外側部
には空気吹出口39が前後幅いっぱいに形成されてい
る。この送風ユニット32は全体が樹脂のように硬いも
ので形成されており、前記風流入口38から入って空気
吹出口39から吐き出されるように構成している。
【0010】送風ユニット32を構成する風案内部34
の内側面は平面から見ると弧を描くように緩やかに彎曲
し、その立上り部は鉛直線に対して僅かに傾斜するよう
にして、ここに縦壁部40を構成している。縦壁部40
の高さと刈刃10の立上り上端の高さとは図13に示す
ように略等しい。なお、図中符号42はHSTの走行ペ
ダル、44はステアリングハンドル、46は座席、48
はコレクタ25回動用の操作レバ−であって、座席46
に座った運転者がこれを手前に引くとコレクタ25のバ
ック49が回動して中の草を排出する。
の内側面は平面から見ると弧を描くように緩やかに彎曲
し、その立上り部は鉛直線に対して僅かに傾斜するよう
にして、ここに縦壁部40を構成している。縦壁部40
の高さと刈刃10の立上り上端の高さとは図13に示す
ように略等しい。なお、図中符号42はHSTの走行ペ
ダル、44はステアリングハンドル、46は座席、48
はコレクタ25回動用の操作レバ−であって、座席46
に座った運転者がこれを手前に引くとコレクタ25のバ
ック49が回動して中の草を排出する。
【0011】上例において、エンジン2を始動させて機
体を前進させながら芝や雑草刈り作業を行うと、2枚の
刈刃10、10によって刈り取られた芝等はモアデッキ
9の排出通路20を通って排出口22からシュ−タ24
に送られる。このとき、シュ−タ24の入口には送風ユ
ニット32が取り付けられ、しかも送風ユニット32
は、刈刃10の立上り上端部と略同一高さで、外側に向
けて僅かに傾斜する縦壁部40が設けられているので、
モアデッキ9の出口付近で圧力が急激に低下するような
ことがない。したがって、モアデッキ9内の高圧を保っ
たまま高圧の風に乗った刈芝、草が勢いよくシュ−タ2
4側へ排出されるのである。
体を前進させながら芝や雑草刈り作業を行うと、2枚の
刈刃10、10によって刈り取られた芝等はモアデッキ
9の排出通路20を通って排出口22からシュ−タ24
に送られる。このとき、シュ−タ24の入口には送風ユ
ニット32が取り付けられ、しかも送風ユニット32
は、刈刃10の立上り上端部と略同一高さで、外側に向
けて僅かに傾斜する縦壁部40が設けられているので、
モアデッキ9の出口付近で圧力が急激に低下するような
ことがない。したがって、モアデッキ9内の高圧を保っ
たまま高圧の風に乗った刈芝、草が勢いよくシュ−タ2
4側へ排出されるのである。
【0012】そして、この送風ユニット22はブロア2
3の吐出口23aと送風ユニット22の風流入口38と
が接続されているので、ブロア23の風は図12に示す
ように送風ユニット22の風流入口38から入り込んで
いったん下降し、水平状に形成された空気吹出口39か
ら一斉に上方に向けて噴出するものである。したがっ
て、比重が重く、あるいは湿った草であっても、これら
がシュ−タ24の底部に溜ることがなく、速やかにコレ
クタ25側へ移送される。
3の吐出口23aと送風ユニット22の風流入口38と
が接続されているので、ブロア23の風は図12に示す
ように送風ユニット22の風流入口38から入り込んで
いったん下降し、水平状に形成された空気吹出口39か
ら一斉に上方に向けて噴出するものである。したがっ
て、比重が重く、あるいは湿った草であっても、これら
がシュ−タ24の底部に溜ることがなく、速やかにコレ
クタ25側へ移送される。
【0013】なお、この実施例ではシュ−タ24の入口
に送風ユニット32を組み付けて一体型シュ−タとした
が、後付け可能なオプション仕様とし、芝や雑草の湿り
具合等に応じて着脱自在にシュ−タ24の入口に取り付
けるように構成してもよい。次に図14、図15の構成
を説明する。図14に記載された送風ユニット60はブ
ロア23の風の力を利用して刈刃10の持ち回りを防止
せんとするものである。刈刃10、10の回転で刈り取
られた芝等は草排出通路20を通って全てシュ−タ24
に回収される訳ではなく、回転している刈刃10によっ
て一部は持ち回りされ、通路20の下側を通過して再び
刈刃10、10で切断される。モアデッキ9の排出口2
2側に至る程、草の量が増えることからこの傾向が強く
なり、持ち回り量が多くなると、馬力ロスが生じる。こ
の改良型の送風ユニット60はこうした不具合を解消す
るために提案されたものであって、ブロア23の吐出口
23aに接続される流入口62と、草排出通路20の後
側壁面下部に向けて圧力風を噴出させる縦長の吹出口6
4とを備え、ここから圧力風を吹き出すことによって一
種のエア−カ−テンを作り、持ち回りの草を少なくさせ
ている。
に送風ユニット32を組み付けて一体型シュ−タとした
が、後付け可能なオプション仕様とし、芝や雑草の湿り
具合等に応じて着脱自在にシュ−タ24の入口に取り付
けるように構成してもよい。次に図14、図15の構成
を説明する。図14に記載された送風ユニット60はブ
ロア23の風の力を利用して刈刃10の持ち回りを防止
せんとするものである。刈刃10、10の回転で刈り取
られた芝等は草排出通路20を通って全てシュ−タ24
に回収される訳ではなく、回転している刈刃10によっ
て一部は持ち回りされ、通路20の下側を通過して再び
刈刃10、10で切断される。モアデッキ9の排出口2
2側に至る程、草の量が増えることからこの傾向が強く
なり、持ち回り量が多くなると、馬力ロスが生じる。こ
の改良型の送風ユニット60はこうした不具合を解消す
るために提案されたものであって、ブロア23の吐出口
23aに接続される流入口62と、草排出通路20の後
側壁面下部に向けて圧力風を噴出させる縦長の吹出口6
4とを備え、ここから圧力風を吹き出すことによって一
種のエア−カ−テンを作り、持ち回りの草を少なくさせ
ている。
【0014】次に図16、図17、図18に示すコレク
タバック49について簡単に説明する。まず、簡単に構
成を説明すると、図16において、70はコレクタ25
の前板、71はコレクタ25の上蓋で支えとなる支柱7
2、72にビニ−ル等の可撓性の部材73を縫い付けて
開閉蓋を構成したもので、上からも、あるいは下からも
回動させることができる。
タバック49について簡単に説明する。まず、簡単に構
成を説明すると、図16において、70はコレクタ25
の前板、71はコレクタ25の上蓋で支えとなる支柱7
2、72にビニ−ル等の可撓性の部材73を縫い付けて
開閉蓋を構成したもので、上からも、あるいは下からも
回動させることができる。
【0015】コレクタバック49は左右に2個配設さ
れ、夫々その前端にフック75が固着されており、前板
70から後方に突設されたプレ−ト76上のピン78に
着脱自在に係合される。各バック49は上面と前面が開
口されていてその他の面は通気性を有するメッシュ79
で構成されている。各バック49はパイプ80にメッシ
ュ79の端部を巻き、その折り返し部にホック81を係
止させて取り付けている。コレクタバック49には吊り
棒84と取っ手85が設けられ、バック49を単独で持
ち運ぶときには前記ピン78からバック49のフック7
5を外して吊り棒84を握って移動し、所定の場所で中
の草を廃棄する。
れ、夫々その前端にフック75が固着されており、前板
70から後方に突設されたプレ−ト76上のピン78に
着脱自在に係合される。各バック49は上面と前面が開
口されていてその他の面は通気性を有するメッシュ79
で構成されている。各バック49はパイプ80にメッシ
ュ79の端部を巻き、その折り返し部にホック81を係
止させて取り付けている。コレクタバック49には吊り
棒84と取っ手85が設けられ、バック49を単独で持
ち運ぶときには前記ピン78からバック49のフック7
5を外して吊り棒84を握って移動し、所定の場所で中
の草を廃棄する。
【0016】乗用芝刈機1に乗ったままコレクタバック
49内に収容された芝等を排出するときには、操作レバ
−48の下端を取っ手85に係止させた状態で作業者が
その操作レバ−48を手前に引けばバック49はピン7
8を中心に回動し、前板70とバック49の前面との間
に隙間が生じ、中の収容物を排出させる。従来、コレク
タバック49の前面は前板70に直接メッシュ79が当
たっていたために、これの回動を繰り返すうちに、メッ
シュ79が擦り経ったり、あるいはメッシュ79を巻い
ている部分に刈った芝が入り込んでパイプ80の回りの
径が不均一となり、前板70とコレクタバック49の接
触面が不揃いとなって草が作業中に吹き出す不具合があ
ったのである。
49内に収容された芝等を排出するときには、操作レバ
−48の下端を取っ手85に係止させた状態で作業者が
その操作レバ−48を手前に引けばバック49はピン7
8を中心に回動し、前板70とバック49の前面との間
に隙間が生じ、中の収容物を排出させる。従来、コレク
タバック49の前面は前板70に直接メッシュ79が当
たっていたために、これの回動を繰り返すうちに、メッ
シュ79が擦り経ったり、あるいはメッシュ79を巻い
ている部分に刈った芝が入り込んでパイプ80の回りの
径が不均一となり、前板70とコレクタバック49の接
触面が不揃いとなって草が作業中に吹き出す不具合があ
ったのである。
【0017】図17、図18に示したコレクタバック4
9はこのような不具合を解消するために、前面部のみゴ
ム90でコ−ティングしたものである。そのコ−ティン
グ範囲は、前板70との接触部を中心にした前部だけ
で、液状のゴム材を容器に満たし、この容器の中にコレ
クタバック49を漬けてゴム90を付着させるようにし
たものである。このような方法によれば、前板70との
接触する部位はゴム90でコ−ティングされているので
耐久性が向上し、前板70との隙間も生じ難くなって芝
等のこぼれも少なくなる。
9はこのような不具合を解消するために、前面部のみゴ
ム90でコ−ティングしたものである。そのコ−ティン
グ範囲は、前板70との接触部を中心にした前部だけ
で、液状のゴム材を容器に満たし、この容器の中にコレ
クタバック49を漬けてゴム90を付着させるようにし
たものである。このような方法によれば、前板70との
接触する部位はゴム90でコ−ティングされているので
耐久性が向上し、前板70との隙間も生じ難くなって芝
等のこぼれも少なくなる。
【0018】
【発明の効果】この発明は前記の如く、モアデッキ9の
排出口22側に着脱自在に取り付けられる筒状のシュ−
タ24の入口下部に、刈刃10の立上り上端と略同じ高
さで僅かに外側に傾斜する縦壁部40を設け、この縦壁
部40の下手側に空気吹出口39を連設させたものであ
るから、モアデッキ9の排出口22から排出された芝や
草等がモアデッキ9内から出たときに急激な圧力変化を
受けて失速するといった従来装置が有していた不具合を
生じることがなく、モアデッキ9内の比較的高い圧力を
保ったまま刈った芝や草はシュ−タ24に送り込まれ、
さらに空気吹出口39からの圧風でシュ−タ24の底部
に溜ろうとする芝や草を持ち上げて後方のコレクタ25
に移送しようとするので高い収草効果が発揮できる。
排出口22側に着脱自在に取り付けられる筒状のシュ−
タ24の入口下部に、刈刃10の立上り上端と略同じ高
さで僅かに外側に傾斜する縦壁部40を設け、この縦壁
部40の下手側に空気吹出口39を連設させたものであ
るから、モアデッキ9の排出口22から排出された芝や
草等がモアデッキ9内から出たときに急激な圧力変化を
受けて失速するといった従来装置が有していた不具合を
生じることがなく、モアデッキ9内の比較的高い圧力を
保ったまま刈った芝や草はシュ−タ24に送り込まれ、
さらに空気吹出口39からの圧風でシュ−タ24の底部
に溜ろうとする芝や草を持ち上げて後方のコレクタ25
に移送しようとするので高い収草効果が発揮できる。
【図1】乗用芝刈機の側面図である。
【図2】乗用芝刈機の平面図である。
【図3】モアデッキ部分の平面図である。
【図4】従来のモアデッキ部分の斜視図である。
【図5】従来のシュ−タの断面図である。
【図6】従来装置の作用説明図である。
【図7】従来装置の作用説明図である。
【図8】従来装置の作用説明図である。
【図9】送風ユニットを組み込んだシュ−タの斜視図で
ある。
ある。
【図10】送風ユニットの斜視図である。
【図11】送風ユニットの斜視図である。
【図12】要部の分解斜視図である。
【図13】要部の背面断面図である。
【図14】送風ユニットの斜視図である。
【図15】要部の平面断面図である。
【図16】コレクタの斜視図である。
【図17】コレクタバックの斜視図である。
【図18】要部の断面図である。
1 乗用芝刈機 2 エンジン 9 モアデッキ 10 刈刃 20 草排出通路 22 排出口 23 ブロア 24 シュ−タ 25 コレクタ 32 送風ユニット 38 風流入口 39 空気吹出口 40 縦壁部
Claims (1)
- 【請求項1】モアデッキ9の排出口22側に着脱自在に
取り付けられる筒状のシュ−タ24の入口下部に、刈刃
10の立上り上端と略同じ高さで、僅かに外側に傾斜す
る縦壁部40を設け、この縦壁部40の下手側に空気吹
出口39を連設させたことを特徴とする芝刈機の収草装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3317947A JPH05153834A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 芝刈機の収草装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3317947A JPH05153834A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 芝刈機の収草装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05153834A true JPH05153834A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18093796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3317947A Pending JPH05153834A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 芝刈機の収草装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05153834A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102190855B1 (ko) * | 2020-08-04 | 2020-12-15 | 이철호 | 예초 잔디 배출장치 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3317947A patent/JPH05153834A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102190855B1 (ko) * | 2020-08-04 | 2020-12-15 | 이철호 | 예초 잔디 배출장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1079981A (en) | Grass collecting multiple blade mower without auxiliary blower means | |
US3855763A (en) | Self-propelled rotary lawn mower | |
JP2014060940A (ja) | 乗用芝刈機 | |
US4118917A (en) | Method of cutting and bagging grass | |
US10694673B2 (en) | Lawn mower including an inclined blower | |
US7383678B2 (en) | Rear discharge mower deck having non-vertical fan spindle | |
GB2327849A (en) | Reel-type mower | |
US3874151A (en) | Self-propelled lawn mower | |
US3203022A (en) | Vacuum cleaner for lawns | |
US6003292A (en) | Brush mower with deflection plate | |
US3107472A (en) | Rotary mower | |
US2521972A (en) | Disk type mower | |
JPH05153834A (ja) | 芝刈機の収草装置 | |
US2782582A (en) | Power mower with endless belt cutting means | |
US2238707A (en) | Lawn mower | |
US7736422B2 (en) | Cyclonic separation grassbag apparatuses and methods for mowing machines | |
US2041654A (en) | Power attachment means for lawn mowers | |
US3320731A (en) | Air supported mowing machine | |
US3665687A (en) | Blower attachment for reel type lawn mower | |
JPH0726899Y2 (ja) | 芝刈機のカッターデッキ構造 | |
JP2003235321A (ja) | 草刈機の草除去装置 | |
EP0246697B1 (en) | Device for picking pulse crops | |
JPH03297314A (ja) | 芝葉刈取機 | |
JPH0628981Y2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP3353981B2 (ja) | コンバインの唐箕構造 |