JPH0515070Y2 - - Google Patents

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JPH0515070Y2
JPH0515070Y2 JP8113886U JP8113886U JPH0515070Y2 JP H0515070 Y2 JPH0515070 Y2 JP H0515070Y2 JP 8113886 U JP8113886 U JP 8113886U JP 8113886 U JP8113886 U JP 8113886U JP H0515070 Y2 JPH0515070 Y2 JP H0515070Y2
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cylinder
safety valve
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housing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、安全弁(リリーフ弁)と圧力計と
を兼ねる安全弁付圧力計に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は洗浄に用いられる洗浄機の従来の構成
を示し、液体は、駆動機構により駆動されるポン
プ2により吸入口3から吸入され、ホース4を介
してノズル5へ送られ、ノズル5から噴出され
る。圧力計6と安全弁7とは、別個に設けられ、
ポンプ2の吐出側へ接続され、余液は安全弁7か
らホース8を介して逃がされる。第8図a,bは
圧力計6の縦断面図及び外観図であり、筺体14
は、透明円筒材料から成り、目盛13を記入され
ている。アダプタ15は筺体14の開口とポンプ
2の吐出側管路に螺着され、中心に通孔16を形
成されている。浮動子17はピストンとしての棒
部18と、棒部18の一端に接続される鍔部19
とから成り、棒部18及び鍔部19はそれぞれ通
孔16及び筺体14の内部に摺動可能に配設され
ている。圧縮コイルばね20は筺体14の底壁と
鍔部19との間に縮設され、浮動子17をアダプ
タ15の方へ付勢されている。Oリング21は、
棒部18の環状溝に配設され、液体の漏れを阻止
している。ポンプ2の吐出圧の増大に連れて浮動
子17が圧縮コイルばね20に抗して上昇するの
で、鍔部19の位置を目盛13から読み取ること
によりポンプ2の吐出圧を測定することができ
る。そして、棒部18は通孔16から抜け出るこ
とはない。第9図は安全弁7の縦断面図であり、
筒状筺体30内にはばね受31及び弁受32が摺
動可能に配設され、圧縮コイルばね33は、ばね
受31と弁受32との間に縮設され調節ねじ34
はばね受31の位置を調節する。アダプタ35
は、ポンプ2の吐出側の管路へ螺着されると共
に、筺体30に螺着して弁座36を固定する。球
弁37は弁受32と弁座36との間に配設され、
逃がし口38は弁受32と弁座36との間へ連通
している。Oリング39,40は、それぞればね
受31及び弁座36の環状溝内に収容され、気水
密を保持する。ポンプ2の吐出圧が設定値を上回
ると、球弁37が圧縮コイルばね33に抗して移
動し、これにより弁座36の開口が開き、液体が
逃がし口38を介して逃がされて、ポンプ2の吐
出圧を下げることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
安全弁はその作動頻度が極めて低いにもかかわ
らず、ポンプ使用の際は破損防止のため必要とさ
れている。また、圧力計は圧力測定のために必要
不可欠のものである。しかし従来では安全弁及び
圧力計が別々の物品であるため、組付及び管理
上、煩雑である。
この考案は、安全弁及び圧力計の機能を合わせ
もつ安全弁付圧力計を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案によれば、通孔が開口され、周側縁長
手方向に目盛を設けた透明材料からなる中空筒状
の筺体内に、弾性部材に付勢された浮動子が嵌入
され、浮動子が液体によつて揺動可能とされる液
体ポンプの圧力計において、筺体の開口された一
側縁に戻り管路に連通する通孔を有する継手部材
を、他側縁にシリンダガイドを螺着され、このシ
リンダガイド内に螺合しているシリンダの軸心上
長手方向に通孔が穿設され、外周縁に調節可能に
ねじ溝を刻設された前記シリンダの一端を外方へ
突出させるように締着具によりOリングを介して
気水密に嵌着され、筺体内側縁には一側縁に通路
を具えた鍔部を設け他側縁にOリングが嵌合され
る尖塔状の棒部を設けた断面T字形の浮動子を弾
性部材で前記シリンダガイドへ向かつて付勢嵌入
され、棒部がシリンダ内を加圧液により摺動さ
れ、安全弁の設定圧を上回つた圧力の負荷によ
り、棒部はシリンダから離脱可能とさせる。
〔作用〕
液圧は浮動子の棒部の先端部に作用するが、液
圧の上昇に伴つて浮動子は弾性部材に抗して移動
する。したがつて浮動子の鍔部の位置を筺体の目
盛から読取ることにより液圧を測定することがで
きる。
液圧が設定圧を上回ると、棒部がシリンダの通
孔から抜ける。したがつて液体はシリンダの通孔
及び鍔部の通路を経て継手部材から戻り管路へと
逃がされ、液圧の上限を設定圧に保持することが
でき、この設定圧は筺体に対するシリンダの軸線
方向位置を調節して棒部がシリンダから抜ける時
の弾性部材の付勢力を変更することにより調節さ
れる。
〔考案の効果〕
このように1つの物品に圧力計と安全弁との機
能をまとめることができるので、組立が容易にな
るとともに、管理上も便利である。
この考案による安全弁付圧力計は、従来の圧力
計にわずかの変更を施したのみの構造であるの
で、構造が簡単であり、コストも低くすることが
できる。
〔実施例〕
以下、図示の実施例についてこの考案を説明す
る。
第1図及び第2図は実施例の縦断面図及び外観
図であり、筺体50は中空円筒上の透明材料から
成り、液圧を示す目盛51が記入されている。筺
体50の両側縁には継手部材としての通路52′
が穿設されたアダプタ52と、シリンダガイド5
3とが螺着され、シリンダ54は、軸心に沿つて
延びる通孔55を有し、外周縁にねじ溝56を刻
設され、シリンダガイド53内に螺合している。
アダプタ52の一端には、戻り管路75が取付け
られる(第4図)。シリンダ54は、一端がシリ
ンダガイド53から外方へ突出しており、その突
出端において例えばポンプ吐出側の管路76に螺
着可能であるとともに、締着具としての止めナツ
ト60によりシリンダガイド53に対する相対位
置を固定される。浮動子61は、T字形の縦断面
をもち、ピストンとしての棒部62と、この棒部
62の基端に結合する鍔部63とを一体に有して
いる。棒部62は先端において尖塔状であり、鍔
部63には、その厚さ方向へ貫通する通路64が
形成され、棒部62及び鍔部63はそれぞれ通孔
55及び筺体50内に摺動可能に配設されてい
る。円筒状の弾性部材である圧縮コイルばね65
は、アダプタ52と鍔部63との間に縮設され、
浮動子61をシリンダ54の方へ付勢する。Oリ
ング69,70,71,72はそれぞれアダプタ
52、シリンダガイド53、シリンダ54及び棒
部62の外周環状溝に配設され、各個所の気水密
を保持する。
第3図a〜cは浮動子61の鍔部63及び通路
64の種々の形状例を示している。第3図aでは
鍔部63は円柱状であり、通路64は、円形横断
面の通孔64aであり、鍔部63の外周縁より内
側に90°間隔に4個形成される。
第3図bでは通路64は、円柱状の鍔部63の
外周縁に90°間隔に4個形成され、半径方向内側
に円弧状にくぼんだ凹部64bとなつている。第
3図bのものでは通路64を更に広くすることが
でき、通路抵抗を小さくすることができる。第3
図cでは鍔部63は正方形の横断面に加工され、
凹部としての通路64は鍔部63の外周縁と筺体
50内壁との間の間隙64cから成る。第3図c
のものでは通路64を広くすることができ、通路
抵抗が小さくなるとともに、浮動子61の加工が
容易となる。
第4図及び第5図を参照して実施例の作用につ
いて述べる。なおアダプタ52には戻り管路75
が接続され、シリンダ54は例えばポンプ吐出側
の管路76に螺着される。
ポンプ2の吐出液は通孔55を通つて棒部62
の先端に作用する。液圧の上昇に伴つて浮動子6
1は第4図に示されるように圧縮コイルばね65
に抗してアダプタ52の方へ移動し、鍔部63
は、液圧による力と圧縮コイルばね65の付勢力
とがつり合つた位置となる。したがつて鍔部63
の位置を目盛51から読取ることにより液圧を測
定することができる。こうして圧力計としての役
目を果たす。
液圧が設定圧を上回ると、第5図に示されるよ
うに、圧縮コイルばね65の力に抗し浮動子61
は上昇し、棒部62は通孔55から抜け、液体は
通孔55及び鍔部63の通路64を経て戻り管路
75へ逃される。したがつて液圧の上限は設定圧
に保持され、安全弁としての役目が果たされる。
安全弁の設定圧を調節するため、第6図に示さ
れるようにシリンダ54をシリンダガイド53に
対して矢印80の方向へ移動させる。この結果、
棒部62が通孔55から抜ける時の位置を調節す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの考案の1実施例に係
る安全弁付圧力計を示し、第1図は縦断面図、第
2図は外観側面図、第3図a〜cは浮動子の鍔部
及び通路の種々の形状例を示す図、第4図は圧力
計として使用しているときの縦断面図、第5図は
安全弁として作用しているときの縦断面図、第6
図は設定圧の調節を説明する図、第7図ないし第
9図は従来例を示し、第7図は圧力計及び安全弁
を備える洗浄機の構成図、第8図a,bは従来の
圧力計の断面図及び外観図であり、第9図は安全
弁の縦断面図である。 50……筺体、51……目盛、52……アダプ
タ(継手部材)、54……シリンダ、55……通
孔、56……ねじ溝、60……止めナツト(締着
具)、61……浮動子、62……棒部、63……
鍔部、64……通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 通孔が開口され、周側縁長手方向に目盛を設
    けた透明材料から成る中空円筒状の筺体内に弾
    性部材に付勢された浮動子が嵌入され、前記浮
    動子が液体によつて揺動可能とされる液体ポン
    プの圧力計において、前記筺体50の開口され
    た一側縁に戻り管路75に連通する通孔52′
    を有する継手部材52を、他側縁にシリンダガ
    イド53を螺着され、このシリンダガイド53
    内に螺合しているシリンダ54の軸心上長手方
    向に通孔55が穿設され、外周縁に調節可能に
    ねじ溝56を刻設された前記シリンダ54の一
    端を外方へ突出させるように締着具60により
    Oリング71を介して気水密に嵌着され、前記
    筺体50内側縁には一側に通路64を具えた鍔
    部63を設け他側にOリング72が嵌合される
    尖塔状の棒部62を設けた断面T字形の浮動子
    61を弾性部材65で前記シリンダガイド53
    へ向かつて付勢嵌入され、前記棒部62は前記
    シリンダ54内を加圧液により摺動され、安全
    弁の設定圧を上回つた圧力の負荷により前記棒
    部62はシリンダ54から離脱されるようにし
    た安全弁付圧力計。 2 前記通路64が通孔64a若しくは凹部64
    bとされる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の安全弁付圧力計。 3 前記通路64が鍔部63側縁と前記筺体50
    内側縁とで形成されてなる間隙64cである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の安全弁付圧
    力計。
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JPS62193537U JPS62193537U (ja) 1987-12-09
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