JPH0515017A - 制御箱構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転用コネクタ２及び試験用コネクタ３を設
けた制御箱１を収納した機器の誤操作を防止するため。 【構成】 点検カバー６のコネクタ７当てにブザー８を
設け試験時には、点検カバー６が締まらないとともにブ
ザー８がなるように構成した。 【効果】 点検カバー６が閉まらず、かつブザー８がな
るのですぐに試験中と判断することができ、また無理に
カバーを閉めコネクタをこわすことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は運転用コネクタ及び試
験用コネクタを設けた制御箱を収納した機器の誤操作の
防止に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図２は公技番号84−006082に示された従
来の制御箱構造を示す断面側面図であり、図において、
１は制御箱、２は制御箱１に取り付けられた運転用のコ
ネクタ受け、３は同じく制御箱１に取り付けられた試験
用コネクタ受け、４は外部よりの入力線を制御箱１へ引
き込むための外部コネクタ、５は制御箱１を収納するフ
レーム、６は制御箱１を点検するための点検カバー、７
は点検カバー６に取り付けられたコネクタ当てである。

【０００３】運転時、外部コネクタ４は運転用コネクタ
受け２に装着され、点検カバー６は閉じた状態にある。
試験時、外部コネクタ４は試験用コネクタ受け３に装着
され、点検カバー６はコネクタ当て７が外部コネクタ４
に当たるため開いた状態となり試験中と判断できる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されており試験時機械的に点検カバーが閉まら
ないようになっているが、気付かずに無理にカバーを閉
めようとしてコネクタをこわしてしまうなどの問題があ
った。

【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、コネクタ当てにブザーを設け試
験時点検カバーが閉まらないとともにブザーがなりすぐ
に試験中と判断することができる装置を提供することを
目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明に係る制御箱構
造は点検カバーのコネクタ当てにブザーを設け試験時に
はカバーが閉まらないとともにブザーがなるように構成
したものである。

【０００７】

【作用】コネクタがブザーにあたり点検カバーが閉まら
ないとともにブザーがなるのですぐに試験中と判断で
き、また無理にカバーを閉めつけコネクタをこわすこと
がなくなる。

【０００８】

【実施例】実施例１．以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図１において１は制御箱、２は制御箱
１に取り付けられた運転用コネクタ受け、３は同じく制
御箱１に取り付けられた試験用コネクタ受け、４は外部
よりの入力線を制御箱１へ引き込むための外部コネク
タ、５は制御箱１を収納するフレーム、６は制御箱１を
点検するための点検カバー、７は点検カバー６に取り付
けられたコネクタ当て、８はコネクタ当て７に設けられ
たブザーである。

【０００９】運転時外部コネクタ４は運転用コネクタ受
け２に装置され、点検カバー６は閉じた状態にある。試
験時、外部コネクタ４は試験用コネクタ受け３に装置さ
れ点検カバー６を閉めると、ブザー８が外部コネクタ４
に当たり点検カバー６が閉まらないとともにブザー８が
なりすぐに試験中と判断できる。

【００１０】実施例２．なお、上記実施例ではコネクタ
を設けた制御箱について説明したが運転用コネクタ、試
験用のコネクタを必要とするリレー盤、その他のユニッ
トについても同様の効果を奏する。

【００１１】

【発明の効果】以上のようにこの発明によれば点検カバ
ーのコネクタ当てにブザーを取り付け、試験時には点検
カバーが閉まらないとともにブザーがなるように構成し
たのですぐに試験中と判断することができ、無理にカバ
ー閉めコネクタをこわすことがなくなる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例による制御箱構造を示す断
面側面図である。

【図２】従来の制御箱構造を示す断面側面図である。

【符号の説明】

１ 制御箱 ２ 運転用コネクタ受け ３ 試験用コネクタ受け ４ 外部コネクタ ５ フレーム ６ 点検カバー ７ コネクタ当て ８ ブザー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 運転及び試験用のコネクタを設けた制御
   箱において、点検カバーのコネクタ当てにブザーを取り
   付け、試験時には点検カバーが閉まらないとともにブザ
   ーがなるようにしたことを特徴とする制御箱構造。