JPH05150081A - 沸騰水炉の並列流再循環系 - Google Patents

沸騰水炉の並列流再循環系

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JPH05150081A
JPH05150081A JP4117161A JP11716192A JPH05150081A JP H05150081 A JPH05150081 A JP H05150081A JP 4117161 A JP4117161 A JP 4117161A JP 11716192 A JP11716192 A JP 11716192A JP H05150081 A JPH05150081 A JP H05150081A
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    • G21C1/084Boiling water reactors
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】再循環系を改良すると共に,ポンプトリップ発
生の場合に自然再循環を増大し,遷移沸騰を減らしたり
無くしたりするのに有効な冷却材再循環系を提供する。 【構成】容器24の中の炉冷却材30の再循環を増大す
るために,環状ポンプデッキ44を含む再循環系を設
け,このポンプデッキ44を下降管28の中に配置し,
炉心入口32に近接した炉心16の下部で容器24およ
び炉心シュラウド26に固定的に結合する。円周方向に
間隔を置いて配置された複数の通常の羽根車駆動式炉内
部ポンプ46を下降管28の中に配置し,ポンプデッキ
44に固定する。円周方向に間隔を置いて配置された複
数の流体駆動式ジェットポンプ48を下降管の中に配置
し,支持デッキ44に固定的に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に沸騰水炉に関する
ものであり、更に詳しくはそのための冷却材再循環系に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】沸騰水炉(BWR−boiling w
ater reactor)には通常、原子炉圧力容器
の中に直列流関係に配置された下側プレナム、炉心、上
側プレナム、汽水分離器、および蒸気乾燥器が含まれ
る。環状下降管を形成するように圧力容器から半径方向
内側に間隔を置いて配置された環状シュラウドが通常、
炉心を囲んでいる。圧力容器は炉心より上のある高さま
で水のような炉冷却材で部分的に充たされる。炉冷却材
は下側プレナムから炉心に入り、これにより加熱され
る。したがって、その濃度が減少するので、上側に上昇
する。水は炉心によって加熱されて蒸気を発生する。蒸
気は汽水分離器および蒸気乾燥器で水分から分離され、
出口ノズルを通して圧力容器から吐出され、通常の蒸気
タービンに流れ、たとえば発電機の動力源となる。
【0003】タービンからの凝縮した蒸気は通常の給水
ポンプによって加圧され、圧力容器の中に配置された通
常の給水散布器を介して圧力容器に戻される。下降管の
中で、比較的冷たい給水が熱い炉冷却材と混合される。
これにより炉冷却材は冷却されて、その濃度が増大し、
重力により下降管内を下降して下側プレナムに達し、再
循環ループが完成する。下降管の中と炉心の中の炉冷却
材の温度差に基づく炉冷却材のこの自然の重力駆動再循
環の流量は比較的小さいので、容器内の冷却材流の強制
再循環系が通常、炉に含まれる。
【0004】たとえば、駆動流体を噴流としてミキサ内
に、引き続いてディフューザ内に噴出するためのノズル
が通常のジェットポンプに含まれる。ディフューザは下
降管内の炉冷却材の一部をミキサ内に吸込むことによ
り、強制再循環を行う。ノズルには圧力容器の外部に配
置された駆動ポンプからの駆動流体が与えられる。この
駆動流体はそれぞれのジェットポンプと流れが通じてい
る圧力容器を通って伸びる対応する供給管を通って与え
られる。圧力容器からの出口は適当な供給管により駆動
ポンプに結合される。炉冷却材の一部が駆動ポンプに与
えられて加圧される。
【0005】このようなジェットポンプは一般に望まし
くない。このようなジェットポンプは外部の駆動ポンプ
および配管ループを必要とするので、系の複雑さが増
し、系製造の際に必要とされる溶接数が増加し、またそ
の中の再循環冷却材による放射線を封じ込めるようにジ
ェットポンプを適当に構成しなければならないからであ
る。更に、ジェットポンプへの流れおよびジェットポン
プからの流れを通すために容器内で必要とされる入口お
よび出口により、炉冷却材の漏れのもととなり得る場所
も増える。これらの入口および出口は通常、炉心の上面
より下に配置されているので、漏れ事故の際に炉心を露
出させることがある。
【0006】ジェットポンプは流体で駆動されるので、
駆動用ポンプおよび外部配管を必要とするのに対し、通
常の炉内部ポンプ(RIP−reactor inte
rnal pump)は羽根車で駆動され、原子炉圧力
容器内に封じ込めることができる。これによりジェット
ポンプに使用される外部ループおよび駆動用ポンプ、な
らびにそれらに付随する問題が解消する。RIPは通常
の速度調整可能な駆動装置を使用することにより炉心を
通る炉冷却材の改良された流量制御も行う。
【0007】しかし、RIP再循環系ではかね合いが必
要となる。たとえば、すべてのRIPが動作不可能とな
るポンプトリップ状態では、RIPは下降管を下る炉冷
却材の自然再循環に対して大きな順方向抵抗を与える。
これにより、炉心入口の流量が大幅に減り、たとえば制
御棒を挿入することにより炉心出力レベルが下がるまで
炉心の流量が不安定、すなわち振動性になることがあ
る。したがって、不安定な動作を防止するため、偶発事
対策が通常、設計に含まれる。これにより、系全体の複
雑さが増大する。
【0008】更に、ポンプトリップ時、RIPはその低
回転慣性により非常に迅速に惰力が低下するので、それ
につれて炉心流量も急速に減少する。ポンプトリップの
生起時、原子炉も緊急停止されるが、核燃料の加熱能力
は即座に停止することができないので、炉冷却材はこれ
により加熱され続ける。炉心流量が減った状態で、遷移
沸騰(transition boiling)が生じることがあり得る。
この場合、炉冷却材が加熱され、核泡の代わりに燃料集
合体のまわりに蒸気膜が形成される。これにより、燃料
集合体の中の燃料棒を取り囲むクラッディングが過熱さ
れることがあり、それが破損したり、寿命が短くなる可
能性がある。
【0009】ポンプトリップ状態での遷移沸騰の発生を
防止するため、冗長で独立な電源を用いて全ポンプトリ
ップの確率を下げてもよいし、あるいはRIPに質量を
付加することによりポンプ系に慣性を組み入れてもよ
い。あるいは、もう一つの実施例では、通常の電動機−
発電機セットをいくつかのRIPに対する電源として使
ってもよい。電気的に駆動される電動機−発電機セット
がRIPに電気を与える。ポンプトリップの場合には、
電動機−発電機セットはそれに接続されたRIPの惰力
低下を遅くするための充分な付加的な慣性をそなえてお
り、遷移沸騰を減らすか、または消去する。
【0010】
【発明の目的】したがって、本発明の一つの目的は沸騰
水炉に対する新しい改良された再循環系を提供すること
である。本発明のもう一つの目的はポンプトリップ発生
の場合に増大した自然再循環をそなえた冷却材再循環系
を提供することである。
【0011】本発明のもう一つの目的はポンプトリップ
発生の場合に遷移沸騰を減らしたり、無くしたりするの
に有効な冷却材再循環系を提供することである。本発明
のもう一つの目的は良好な制御特性をそなえ、構成が比
較的簡単な冷却材再循環系を提供することである。
【0012】
【発明の開示】沸騰水炉用の再循環系には、炉冷却材の
第一の部分に対してポンピングを行うため下降管の中の
円周方向に間隔を置いて配置された、羽根車で駆動され
る複数の炉内部ポンプ、および下降管内の冷却材の残り
の部分に対してポンピングを行うため下降管の中の円周
方向に間隔を置いて配置された、流体で駆動される複数
のジェットポンプが含まれる。一実施例では、原子炉に
与えられる給水の一部によってジェットポンプが駆動さ
れる。
【0013】本発明の特徴と考えられる新規な特徴は特
許請求の範囲に記載されている。本発明の目的および利
点とともに実施例を付図による以下の詳細な説明で述べ
る。
【0014】
【発明の実施態様】図1に沸騰水炉(BWR)の一例が
示されている。下部および上部の圧力ヘッドをそなえた
ほぼ円筒形の原子炉圧力容器24の内側に縦の中心線軸
12を中心として下側プレナム14、炉心16、上側プ
レナム18、汽水分離器20、および蒸気乾燥器22を
含む通常の構成要素が直列流の関係で配置されている。
通常の環状下降管28を形成するように容器24から半
径方向内側に間隔を置いて配置された通常の円筒形炉心
シュラウド26が炉心16を取り囲んでいる。
【0015】容器24は炉心16より上の高さまで水の
ような炉冷却材30で部分的に充たされる。冷却材30
は下側プレナム14から炉心16の下部入口32で炉心
16に入り、炉心16の中の核燃料によって加熱され
る。これにより、その濃度が低下するので、上向きの矢
印30rで示されるように冷却材30は上昇する。上昇
する冷却材30rも加熱されて蒸気を発生し、通常の水
/蒸気混合物を形成する。水の体積に対する蒸気の体積
は通常、蒸気ボイド率として知られている。上昇する冷
却材30rが炉心16の中の上向きの経路に沿って加熱
されるにつれて、蒸気ボイド率が大きくなる。汽水分離
器20および蒸気乾燥器22の中で冷却材30rから水
分が除去され、比較的乾燥した蒸気30sが発生する。
【0016】蒸気30sは出口ノズル34を介して容器
24から吐出され、通常、通常の蒸気タービン36に送
られる。蒸気タービン36はたとえば、通常の発電機3
8を回転させる。蒸気30sは通常の復水器37で復水
され、給水30fを形成する。給水30fは通常の給水
ポンプ40によって加圧され、容器24および下降管2
8の中に配置された通常の給水散布器42に送られる。
給水30fは汽水分離器20を通る行程の端で、上昇す
る冷却材30rから分離された液体30と混合される。
これにより、その温度が低下し、その密度が増大する。
したがって、下降管の中を下降する炉冷却材30で示す
ように、混合物は重力により下降管28の中を降下す
る。
【0017】容器24の中の炉冷却材30の再循環を増
大するために、本発明の一実施例による再循環系が設け
られ、これには環状ポンプデッキ44が含まれている。
このポンプデッキ44は下降管28の中に配置され、炉
心入口32に近接した炉心16の下部で容器24および
炉心シュラウド26に固定的に結合されている。円周方
向に間隔を置いて配置された複数の通常の羽根車駆動式
炉内部ポンプ(RIP)46が下降管28の中に配置さ
れて、通常ポンプデッキ44に固定的に取り付けられて
いて、炉冷却材30の第一の部分に対してポンプ動作を
行う。これにより炉冷却材30の第一の部分は下降管の
中を下降してRIP吐出し流30aとして下側プレナム
14に入り、炉心入口32に流入する。円周方向に間隔
を置いて配置された複数の流体駆動式ジェットポンプ
(JP)48も下降管28の中に配置されて、通常、支
持デッキ44に固定的に結合されていて、炉冷却材30
の残りの第二の部分に対してポンプ動作を行う。これに
より炉冷却材30の第二の部分は下降管28の中を下降
してJP吐出し流30bとして下側プレナム14に入
り、RIP吐出し流30aと並列に炉心入口32に流入
する。
【0018】図2に示すように、RIP46はJP48
の互いに隣接したものの間に等間隔に配置することが好
ましい。これにより、下降管28から炉冷却材30の一
様な流れがポンプデッキ44を通って、下側プレナム1
4に入り、炉心入口32に入る。図1および2に示すよ
うに、通常の各RIP46には駆動軸52に固定的に結
合された羽根車50が含まれている。駆動軸52は下側
プレナム14および容器24の下部ヘッドを通って下向
きに通常の電動機54へと伸びる。電動機54は選択的
かつ可変式に羽根車50を駆動することにより、それか
ら出るRIP吐出し流30aの流量を制御する。
【0019】図1に示すように各JP48には、JP駆
動流体を噴流58として通常の入口60の中に噴出する
ための通常のノズル56が含まれている。入口60は噴
流58および下降管冷却材30dの第二の部分を受け入
れる。通常の円筒形ミキサ62はJP入口60から下向
きに伸びる。噴流58および下降管冷却材の第二の部分
は混合される。その混合流はJPミキサ62から下向き
に伸びる通常の散開するディフューザ64に流れる。デ
ィフューザ64は混合された噴流58と下降管冷却材の
第二の部分を拡散させる。円筒形のJP出口66はJP
ディフューザ64から下向きに伸び、混合され拡散され
た噴流58と下降管冷却材の第二の部分をJP吐出し流
30bとして吐出す。
【0020】JP48の動作は通常のものである。噴流
58はJP入口60で吸込み圧力を作り、その中に下降
管冷却材の第二の部分を引き込む。JPディフューザは
炉冷却材と混合された噴流58の運動エネルギーを低下
した速度でのそれの静圧の増加に変換する。炉10のた
めの単一の再循環系でRIP46およびJP48の両方
を使うことの一つの利点は、全ポンプトリップの場合に
重力による増大した自然再循環炉心流が得られることで
ある。下降管冷却材30dは動作不能のRIP46に比
べて大幅に小さい前方流れ抵抗で動作不能のJP48を
通って流れることができるからである。このようにし
て、RIP46の使用の利点を維持することができると
ともに、更に全ポンプトリップ時にJP48を通る炉心
流が増大する。
【0021】JP48を駆動するために通常の外部駆動
ポンプおよび関連の外部配管を使うことができるが、J
P駆動流体58として給水30fまたは蒸気30sを使
うことなど他の手段によりJP48を駆動することによ
り系全体の複雑さをかなり減少させることができる。本
発明の一実施例によれば、JP駆動流体58をJPノズ
ル56に供給するための手段68が各JP48に含まれ
ている。
【0022】図1に示すような本発明の実施例では、J
P駆動流体供給手段68は、給水30fを加圧するため
の給水駆動ポンプ40、給水駆動ポンプ40と流れが通
じるように配置されている通常の流量制御弁70、およ
び圧力容器24内部に配置されて流量制御弁70と流れ
が通じている給水散布器42を含んでおり、制御弁70
も給水散布器42と並列流関係にJPノズル56と流れ
が通じるように配置される。通常の制御器72が動作
上、給水駆動ポンプ40および流量制御弁70に接続さ
れており、給水30fの全流量および散布器42とJP
ノズル56との間での給水30fの分量を変える。
【0023】JP48に動力を供給するためのJP駆動
流体58として給水30fの一部を使うことにより、通
常必要とされる別個の駆動流体ポンプがそのために必要
とされる関連するすべての外部配管とともに除去され
る。流量制御弁70は選択的に容器24の内部に配置し
てもよく、容器24を介して単一の通常の導管および通
常の給水入口ノズルによりポンプ40からの給水30f
を流量制御弁70に与えてもよい。これにより、JP4
8に動力を供給するために付加的な外部配管ループが不
要となる。JPノズル56および入口60は炉心16よ
り上方に配置することが好ましい。これにより、JPノ
ズル56に供給する管路に破断が生じた場合に、炉心シ
ュラウド26の中の冷却材液位が炉心16の上面より上
にとどまる。
【0024】本発明の給水で駆動される実施例では、蒸
気流30sの増大する要求に応じて給水流30fが自動
的に増大されるので、容器24内部の冷却材30の再循
環流が必然的に増大する。したがって、炉10がより多
くの蒸気30sを発生するにつれて、より多くの蒸気3
0sがタービン36の中で復水され、給水30fの量が
増大し、その結果、散布器42およびJPノズル56に
通される給水30fの量が増大する。散布器42とJP
ノズル56との間での給水30fの分量は各々の特定の
設計に対して決めることができ、またそれのJPノズル
56への流量は散布器42への流量の減少につれて増大
するようにすることができる。
【0025】しかし、給水で駆動されるJP48は定格
からずれた炉条件に対して、蒸気流30s、給水流30
f、および炉心16を通る冷却材30rの再循環流を整
合させるのが難しい。一つの困難な点はJP48のノズ
ルに送らなければならない給水流の割合が高く、典型的
には給水駆動式ジェットポンプだけで構成される再循環
系の場合は総給水流の80%にもなることに関係する。
更に、給水駆動式JP48は容器24の中の冷却水位3
0および炉心入口32への冷却材の流量の独立した制御
を必要とするプラントの変動状態または過渡状態に適応
するのが困難である。
【0026】たとえば、タービン36のトリップ後に生
じ得る、炉10の動力発生状態からのトリップ停止の
際、図には一つだけ示してある通常の制御棒74が通常
の制御棒駆動76により炉心16に挿入されることによ
り炉心16の中の反応度が低下し、原子炉10の運転が
停止される。しかし、二三秒の間生じることがある、ト
リップ直後の過渡期間の間、通常の原子炉の中の炉心流
量は独立に減らされることにより、蒸気ボイドが崩壊し
て炉心16の中を移されるときの冷却材30の液位の低
下を遅くする。また、上昇する冷却材30rのボイド率
を増大することにより、冷却材液位30を更に制御し、
炉心16の中の反応度を低下させる。同時に、可能なと
き給水30fの流量も通常、大きくされ、これにより冷
却材30の液位の低下に合わせて安全な運転停止が行わ
れるように原子炉10内の液位が維持または上昇する。
このような過渡状態で炉心流を素早く減らすとともに給
水流を増大することをこのように独立に行うことは給水
駆動式JP48だけでは容易に行えない。
【0027】しかし、JP48とRIP46の両方を含
む上記のような本発明はこれができる。何故なら、JP
48および散布器42を使うことにより、容器24内の
冷却材30の液位を維持または上昇させることができ、
またRIP46を独立に使うことにより、羽根車50の
速度を低下させて炉心入口32を通る炉心流量を素早く
減少させることができるからである。JP48とRIP
46の両方を独立に動作させ得ることにより、定格から
ずれた状態でも蒸気30s、給水30f、および炉心1
6を通る再循環30rの流量を整合させる能力が向上す
る。
【0028】したがって、原子炉10のトリップ時に、
JP48は圧力容器24内の水位を維持、上昇させるよ
うに働くのに対して、RIP46は炉心入口32に入る
炉冷却材の総流量を減らし、炉心16内の蒸気ボイド率
を大きくし、冷却材30の液位を維持し、炉心16の反
応度を低下させるように働く。JP48は給水30fの
一部を容器24内に供給し、炉心16を通して上向きに
通される総炉心入口流量30rの一部、すなわちJP吐
出し流30bを供給する。炉心入口流の残りはRIP4
6、すなわちRIP吐出し流30aにより供給される。
給水で駆動されるJP48の個数のRIP48の個数に
対する比は特定の各設計に対して決めることができ、定
格状態および定格からずれた(すなわち、自然循環流)
状態での、給水駆動式JP48が供給することが望まし
い流量の比率、および給水ポンプヘッドの必要条件に対
するかね合いで決まる。典型的には、再循環ポンプの半
分は給水駆動式JP48で、残り半分はRIP46にす
るが、任意の適当な比を使ってもよい。図2に示すよう
にJP48をRIP46相互の間に配置することによ
り、動作中に炉心入口32を通る炉心流がより一様にな
るようにする。
【0029】本発明の実施例では、RIP46およびJ
P48に異なった、すなわち独立の原動力源を持たせる
ことにより、それらの機能の同時喪失の可能性を低減す
るとともにそれらが独立な動作を行えるようにする。た
とえば、RIP46に動力を供給する電動機54に通常
の第一の電源78を設け、給水駆動ポンプ40に別個
の、すなわち異なった通常の第二の電源80を設けるこ
とが好ましい。したがって、JP48はRIP46とは
別個の動力源を持つことになる。たとえば、いくつかの
給水駆動ポンプ40は蒸気タービンを使用して蒸気で駆
動するようにし、他方、RIP46は電気的に駆動す
る。
【0030】更に、過渡的な炉トリップの間の遷移沸騰
の可能性はJP48とRIP46の両方を使用すること
により、無くならないにしても大幅に少なくなる。各R
IP46は通常比較的低いRIP流慣性をそなえてい
る。RIP流慣性は単に、大部分が羽根車50の回転慣
性によるRIP吐出し流30aの慣性である。RIP4
6がトリップすると、羽根車46は比較的急速に減速し
て停止し、RIP吐出し流30aが比較的急速に減少す
る。すべてRIP46の再循環系では、通常知られてい
るようにこのような比較的低いRIP流慣性は原子炉ト
リップ内の遷移沸騰の可能性を増大し、そのために適当
な通常の対応処置が行われなければならない。たとえ
ば、通常の原子炉内のいくつかのRIPに通常の電動機
−発電機セットの別個の動力源を設けることによりRI
P流慣性を大きくしてトリップ事象の際の惰走を長くす
ることができる。あるいは代案として、羽根車50また
は駆動軸52に質量を付加することにより、その回転慣
性を増大してRIP流慣性を大きくすることができる。
【0031】本発明の一つの目的によれば、各JP48
はRIP流慣性より大きくなるように予め定められたJ
P流慣性をそなえている。これはたとえば、RIP流慣
性より大きいJP流慣性が得られるように給水駆動ポン
プ40の寸法を定めることにより達成することができ
る。給水駆動ポンプ40は通常、約500軸馬力のオー
ダの比較的大きい駆動電動機をそなえた比較的大きいポ
ンプである。給水駆動ポンプ40のトリップ時に、その
慣性によりポンプ40が惰走するときの低下する速度で
ポンピング動作を継続することができる。これにより、
ポンプ40はJP48からJP吐出し流をポンプで送り
込み続ける。
【0032】したがって、全RIP46がトリップした
場合、JP48は動作し続けて、入口32を通る炉心流
を維持する。この炉心流はRIP46が動作している状
態での総炉心流より小さいが、炉心16内の遷移沸騰を
防止するのには充分である。同様に、全JP48がトリ
ップした場合、RIP46は同様に低下した流量である
が炉心16の中の遷移沸騰を防止するのに適した流量で
炉心流を入口32に供給するように動作し続ける。RI
P46とJP48の両方を含む全ポンプのトリップの場
合は、より大きなJP流慣性自体を使ってRIP46と
は独立に遷移沸騰を防止することができる。更に、従来
RIP46に対し使用されていた電動機−発電機セット
または付加的な回転子質量を除去することにより、系全
体の複雑さとコストが低減され、JP48によって全ポ
ンプトリップ状態の間に必要な炉心流を供給して遷移沸
騰が防止される。
【0033】したがって、RIP46およびJP48の
全ポンプのトリップの場合でも比較的穏やかな過渡状態
となり、遷移沸騰を生じない。更に、全ポンプのトリッ
プ状態での自然再循環のもとでのプラント安定度マージ
ンはJP48によって与えられるより高い炉心流のため
大きくなる。原子炉10の出力マップに於ける部分的な
ポンプのトリップ状態または自然再循環流状態のもとで
安定度排除領域を実現する必要はない。更に、上記のよ
うなRIP46から通常の電動機−発電機セットを除去
することができる。不安定な動作体制を避けるために低
炉心流状態のもとで制御棒74を自動的に挿入する必要
も無くすことができる。上記のようにプラントの変動状
態または過渡状態からの改良された回復も得ることがで
きる。
【0034】図3には冷却材再循環系の代替実施例が示
されている。この実施例では、JP駆動流体58は蒸気
である。この蒸気はたとえば、原子炉出口ノズル34か
ら蒸気タービン36に送られる蒸気30sの一部とする
ことができる。給水駆動ポンプ40は通常のように給水
散布器42にだけ結合され、JP駆動流体すなわち蒸気
を供給する手段68が炉10の出口ノズル34と流れが
通じるように配置され、出口ノズル34から吐出される
蒸気30sの一部を受けてJPノズル56に流す。この
実施例では蒸気供給手段68には、JPノズル56と出
口ノズル34との間に流れが通じるように接続され、ま
たそれを通る蒸気流量を変えるように制御器72に動作
接続された通常の蒸気制御弁82が含まれている。蒸気
供給手段68には、出口ノズル34から受けた蒸気30
sを再加熱して、蒸気30sの温度を上げ、JPノズル
56へ流すそのエネルギーを増大するための通常の手段
84を設けることが好ましい。代案として、通常知られ
ているように、ジェットポンプの上流に配置されたノズ
ル混合区間で蒸気と給水を予め混合することにより、蒸
気を復水して熱エネルギーを駆動流として使用される高
速噴流の形式の運動エネルギーに変換することもでき
る。
【0035】蒸気をJP駆動流体58として使うことに
より、JP48に対してRIP46とは異なる原動力を
得るためのもう一つの構成が得られる。これから上記の
ような種々の利点が得られる。本発明の好適実施例と考
えられるものを説明してきたが、開示した内容から熟練
した当業者は本発明の他の変形を考えつき得る。したが
って、本発明の趣旨と範囲に入るこのような変形はすべ
て請求の範囲に包含されると考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による冷却材再循環系を含む
沸騰水炉の一例の概略立断面図である。
【図2】線2−2に沿って見た図1に示す炉の横断面図
である。
【図3】本発明のもう一つの実施例による冷却材再循環
系を示す図1の炉の一部の概略図である。
【符号の説明】
10 沸騰水炉 14 下側プレナム 16 炉心 24 原子炉圧力容器 26 炉心シュラウド 28 下降管 30 炉冷却材 30a RIP吐出し流 30b JP吐出し流 32 炉心入口 34 出口ノズル 40 給水駆動ポンプ 42 給水散布器 46 炉内部ポンプ 48 ジェットポンプ 56 JPノズル 58 JP駆動流体 60 JP入口 62 JPミキサ 64 JPディフューザ 66 JP出口 68 蒸気供給手段 70 流量制御弁

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉心を取り囲み、圧力容器から半径方向
    内側に隔たって配置されることにより環状の下降管を形
    成する円筒形シュラウドを含み、上記環状下降管が再循
    環炉冷却材を下向きに通して容器の下側プレナムに配置
    された炉心入口へ導くようになっている沸騰水炉用の再
    循環系に於いて、 上記下降管の中の上記冷却材の第一の部分を下向きに上
    記炉心入口へポンブ吐出し流として送り出すように上記
    下降管の中に配置された複数の円周方向に間隔を置いて
    設けられた羽根車駆動式炉内部ポンプ(RIP)、およ
    び上記下降管の中の上記冷却材の残りの第二の部分を下
    向きに上記炉心入口へポンプ吐出し流として上記RIP
    の吐出し流と並列に送り出すように上記下降管の中に配
    置された複数の円周方向に間隔を置いて設けられた流体
    駆動式ジェットポンプ(JP)を含むことを特徴とする
    沸騰水炉用再循環系。
  2. 【請求項2】 上記RIPおよび上記JPはそれらの同
    時トリップを防止するため異なった原動力源をそなえて
    いる請求項1記載の沸騰水炉用再循環系。
  3. 【請求項3】 上記各RIPはRIP流慣性を有し、上
    記各JPは上記RIP流慣性より大きいJP流慣性を有
    している請求項2記載の沸騰水炉用再循環系。
  4. 【請求項4】 上記各JPは、 JP駆動流体を噴流として噴出するためのノズル、 上記JP駆動流体の噴流および上記下降管冷却材の第二
    の部分を受けるための入口、 上記噴流と上記冷却材の第二部分を混合するためのミキ
    サ、 上記の混合された噴流と冷却材第二部分を拡散するため
    のディフューザ、 上記の混合され拡散された噴流と冷却材第二部分を上記
    JP吐出し流として吐出すための出口、および上記JP
    駆動流体を上記ノズルに供給する手段を含んでいる請求
    項3記載の沸騰水炉用再循環系。
  5. 【請求項5】 上記JPのノズルおよび入口が上記炉心
    より上方に配置されている請求項4記載の沸騰水炉用再
    循環系。
  6. 【請求項6】 上記JP駆動流体が蒸気である請求項4
    記載の沸騰水炉用再循環系。
  7. 【請求項7】 上記JP駆動流体供給手段が上記沸騰水
    炉の蒸気出口ノズルと流れが通じるように配置されてい
    て、上記沸騰水炉から吐出される蒸気の一部分を受けて
    上記JP駆動流体として上記JPノズルに流す請求項6
    記載の沸騰水炉用再循環系。
  8. 【請求項8】 上記出口ノズルからの上記蒸気を再加熱
    することにより上記蒸気の温度を上昇させて上記JPノ
    ズルに流すための手段が上記JP駆動流体供給手段に含
    まれている請求項7記載の沸騰水炉用再循環系。
  9. 【請求項9】 上記JP駆動流体が給水である請求項4
    記載の沸騰水炉用再循環系。
  10. 【請求項10】 上記JP駆動流体供給手段は、上記給
    水を加圧するための給水駆動ポンプ、上記給水駆動ポン
    プと流れが通じるように配置された流量制御弁、および
    上記圧力容器の内側に配置されて上記流量制御弁と流れ
    が通じている給水散布器を含み、上記流量制御弁が上記
    給水散布器と並列流関係に上記JPノズルと流れが通じ
    るように配置されている請求項9記載の沸騰水炉用再循
    環系。
  11. 【請求項11】 上記JP流慣性が上記RIP流慣性よ
    り大きくなるように上記給水駆動ポンプの寸法が定めら
    れている請求項10記載の沸騰水炉用再循環系。
  12. 【請求項12】 上記沸騰水炉のトリップ時に、上記J
    Pは上記圧力容器内の水位を維持および上昇させるよう
    に働き、上記RIPは上記炉心入口に入る上記炉冷却材
    の総流量を減少させて上記炉心内の蒸気ボイド率を増大
    させ上記炉心の反応度を低下させるように働く請求項1
    0記載の沸騰水炉用再循環系。
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