JPH05149721A - プリンタ用ギヤツプセンサ - Google Patents

プリンタ用ギヤツプセンサ

Info

Publication number
JPH05149721A
JPH05149721A JP34218791A JP34218791A JPH05149721A JP H05149721 A JPH05149721 A JP H05149721A JP 34218791 A JP34218791 A JP 34218791A JP 34218791 A JP34218791 A JP 34218791A JP H05149721 A JPH05149721 A JP H05149721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
light
sensor
printer
image sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP34218791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Tejima
昌一 手島
Satoru Igarashi
悟 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP34218791A priority Critical patent/JPH05149721A/ja
Publication of JPH05149721A publication Critical patent/JPH05149721A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ヘッドと印字媒体との間のギャップを非
接触でしかも高精度に測定することを可能としたプリン
タ用ギャップセンサを提供すること。 【構成】 プリンタの印字ヘッド55に一体的に装備さ
れ当該印字ヘッド55と印字媒体57との間の間隙Sを
特定するエッジ部材2と、このエッジ部材2と印字媒体
57との間隙部Sを照射する発光体1と、この発光体1
からの照射光を間隙部Sを介して受光するイメージセン
サ4と、間隙部Sを通過した照射光を前記イメージセン
サ4上に結像させる集光手段3,3A,3Bとを備えて
いること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ用ギャップセ
ンサに係り、とくにプリンタの印字ヘッドと印字媒体と
のギャップを検出するギャップセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】印字媒体に印刷を行うプリンタの内、特
にドットインパクト方式あるいはインクジェット方式の
プリンタにおいては、印字ヘッドと印字媒体の間隙を適
切に保つ必要があり、この間隙を検出する手段が必要と
なる。
【0003】従来、プリンタにおいて間隙そのものを検
出する有効な手段はなく、図10に示すように一度ゼロ
原点を設定した後,適切な間隙となるよう調整する方式
が一般的となっていた。
【0004】この図10に示す実施例は、プラテン56
に巻回された用紙57に対し、印字ヘッド55が対向装
備されている。この印字ヘッド55は、キャリア50上
に装備されている。このキャリア50は、ガイドシャフ
ト51,52に案内されてプラテン56の印字面に沿っ
て往復移動可能に装備されている。ガイドシャフト5
1,52の内、プラテン側のガイドシャフト51は、キ
ャリアをプラテンに向けて往復移動させるキャリア進退
駆動機能を備えている。具体的には、ガイドシャフト5
1が偏心軸51A部分を中心に外力によって回転し、こ
れによって印字ヘッド55が同図点線矢印の如く進退可
能となっている。そして、偏心軸51Aの回転により、
最初に印字ヘッドが印字媒体に接触し加圧してゼロ点が
検出される。その後、偏心軸51Aが一定量回転するこ
とにより、所要のギャップSが設定される。
【0005】また、間隙Sあるいは変位を検出する他の
手段として、図9に示すようにレーザを使用した方法が
ある。この図9に示す従来例では、レーザの照射点の垂
直方向変位を光位置検出センサ44が検出する。この方
法はレーザ変位計として知られている。間隙を検出する
ためには、あらかじめ基準となる間隙を検出しておき、
基準からの変位を検出する。この図9において、符号4
1はレーザ出力部を、符号3A,3Bは集光レンズを、
符号46は測定領域を各々示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のギャップ検出手段のうち加圧方式では、加圧動作を
伴うため、印字媒体に汚れや圧痕が発生する。特に、ド
ットインパクトプリンタにおいて複写用紙を使用した場
合には圧痕の発生が不可避であった。
【0007】また、原点検出後の間隙設定が偏心軸の回
転に頼るため、偏心軸のどの回転位置でゼロ原点を検出
したかにより、設定された間隙に誤差が生ずるという欠
点があった。一方、レーザ方式では、高価であり検出手
段の体積ボリュームが大きいという不都合が生じてい
た。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに印字ヘッドと印字媒体との間のギャッ
プを非接触でしかも高精度に測定することを可能とした
プリンタ用ギャップセンサを提供することを、その目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、プリンタの
印字ヘッドに一体的に装備され当該印字ヘッドと印字媒
体との間の間隙を特定するエッジ部材と、このエッジ部
材と印字媒体との間隙部を照射する発光体と、この発光
体からの照射光を間隙部を介して受光するイメージセン
サと、間隙部を通過した照射光をイメージセンサ上に結
像させる集光レンズとを備える、等の構成を採ってい
る。これによって前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。ここで前述した従来例と同一の構成
部材については同一の符号を用いるものとする。この図
1ないし図5に示す実施例は、プリンタの印字ヘッド5
5に一体的に装備され当該印字ヘッド55と印字媒体5
7との間の間隙Sを特定するエッジ部材2と、このエッ
ジ部材2と印字媒体57との間隙部を照射する発光体1
と、この発光体1からの照射光を間隙部を介して受光す
るイメージセンサ4と、間隙部Sを通過した照射光をイ
メージセンサ4上に結像させる集光手段としての集光レ
ンズ3とを備えている。ここで、発光体1と,間隙部S
と,イメージセンサ4とは同一線上に装備されている。
【0011】これを更に詳述すると、図1において、プ
ラテン56には印字媒体57が装着されており、印字ヘ
ッド55が印字媒体57と対向配置されている。印字ヘ
ッド55の水平方向の近傍にはエッジ部材2が配置され
ている。このエッジ部材2は印字媒体57と対向してお
り、図2に示すように印字媒体57との距離が印字ヘッ
ド55の先端部と一致しており、印字ヘッド55との位
置関係が固定されており、印字ヘッド55と印字媒体5
7との距離がすなわちエッジ部材2と印字媒体57との
距離となっている。
【0012】図1において、エッジ部材2の上方には印
字媒体57とエッジ部材2との間隙部Sを照射するよう
発光体1がある。さらに、エッジ部材2の下方にはイメ
ージセンサ4が配置されている。このイメージセンサ4
は、微細な光センサの集合体であり、直線状に配列さ
れ、その直線の方向は印字ヘッド55と印字媒体57の
間の間隙方向と一致している。以下の説明では、この微
細なセンサ一つ一つをセンサセルと呼ぶこととする。
【0013】さらに、エッジ部材2とイメージセンサ4
との間には集光レンズ3があり、前述したエッジ部材2
と印字媒体57との間隙部Sをイメージセンサ4上に結
像するような焦点距離を有している。例えば図4に示す
ように、エッジ部材2と集光レンズ3との間隔および集
光レンズ3とイメージセンサ4との間隔が、それぞれ集
光レンズ3の焦点距離の2倍,すなわち2fの距離で配
置されている。
【0014】以上の配置において、図3および図4に示
すように発光体1が間隙部Sを照射すると、イメージセ
ンサ4上には投影像9が形成される。投影像9は間隙部
Sを通過した光の像であり、イメージセンサ4の出力
は、図5に示すようになる。この図5において、横軸は
一個一個のセンサセルに対応し、縦軸は各センサセルの
出力である。間隙部の投影像に相当する箇所ではセンサ
セル出力が大きく、それ以外の箇所ではセンサセル出力
は小さい。一点鎖線10は、センサセル出力のある適切
な値に設定したしきい値であり、このしきい値以上の出
力を持つセンサセル、すなわち矢印11に示されるセン
サセルを計数することにより、間隙部の寸法が得られ
る。
【0015】ここで、ドットインパクトプリンタで要求
される印字ヘッド55と印字媒体57との間隙の検出分
解能を0.03[mm]とした場合、図4に示したように間隙
と投影像が1:1の場合には、イメージセンサ4のセル
配列は0.03[mm]より細かいピッチである。
【0016】前述したように、エッジ部材2は印字ヘッ
ド55との位置関係が固定されているので、以上のよう
に検出したエッジ部材2と印字媒体57との間隙Sが、
すなわち印字ヘッド55と印字媒体57との間隙とな
る。
【0017】また、図6にはエッジ部材2からイメージ
センサ4に至る光路途中に反射鏡12を配置した例を示
す。反射鏡12によって光路は90°方向を転換し、集光
レンズ3およびイメージセンサ4は相互に垂直に配置さ
れている。これは紙粉あるいはほこりによる集光レンズ
3などの汚れを防止するためのひとつの手段として有効
となっている。
【0018】図7に、前述した集光レンズ3に代えて集
光用ピンホール31を備えた集光部材3Aを使用した例
を示す。この図7に示す実施例にあっては、前述した図
3に示す場合と同様の作用効果を有するほか、集光レン
ズ3の場合と異なり、集光部材31部分の汚れが気にな
らず、かかる点においては経時的に集光感度をほぼ一定
に維持し得るという利点がある。又安価に入手し得ると
いう利点もある。
【0019】図8は、前述した図7の場合と同様に集光
レンズ3に代えて集光用スリット32を備えた集光部材
3Bを使用した例を示す。このようにしても前述した図
7の場合と同様の作用効果を得ることができる。また、
この図7及び図8に開示した集光部材3A又は3Bにつ
いては、これを図6の実施例に組み込んでもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、簡
単な光学的手段により印字ヘッドと印字媒体との間隙を
検出することを可能としたので、印字ヘッドと印字媒体
とが接触,加圧されることなく、かつプリンタの装置価
格の上昇を最小限にしながら十分な精度の間隙検出を実
現できる、という従来にない優れたプリンタ用ギャップ
センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】図1における印字ヘッドとエッジとの位置関係
を示す説明図である。
【図3】図2における間隙部をイメージセンサに結像す
る様子を示す説明図である。
【図4】他の実施例を示す説明図である。
【図5】イメージセンサの出力を示す説明図である。
【図6】他の実施例を示す説明図である。
【図7ないし図8】各々集光手段の他の実施例を示す説
明図である。
【図9】従来例におけるレーザ変位計の原理的構成を示
す説明図である。
【図10】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 発光体 2 エッジ部材 3 集光手段としての集光レンズ 3A,3B 集光手段としての集光部材 4 イメージセンサ 12 反射鏡 55 印字ヘッド 56 プラテン 57 印字媒体 S 間隙部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/42 E 8804−2C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタの印字ヘッドに一体的に装備さ
    れ当該印字ヘッドと印字媒体との間の間隙を特定するエ
    ッジ部材と、このエッジ部材と前記印字媒体との間隙部
    を照射する発光体と、この発光体からの照射光を前記間
    隙部を介して受光するイメージセンサと、前記間隙部を
    通過した前記照射光を前記イメージセンサ上に結像させ
    る集光手段とを備えていることを特徴としたプリンタ用
    ギャップセンサ
  2. 【請求項2】 前記発光体と,前記間隙部と,前記イメ
    ージセンサとが同一線上に装備されていることを特徴と
    した請求項1記載のプリンタ用ギャップセンサ。
  3. 【請求項3】 前記間隙部と前記イメージセンサとの間
    に、反射鏡を装備すると共に、この反射鏡による反射光
    の進行方向先に前記イメージセンサを配設したことを特
    徴とする請求項1記載のプリンタ用ギャップセンサ。
  4. 【請求項4】 前記集光手段が、集光レンズにより構成
    されていることを特徴とした請求項1,2又は3記載の
    プリンタ用ギャップセンサ。
  5. 【請求項5】 前記集光手段が、集光用ピンホールを備
    えた集光部材により構成されていることを特徴とした請
    求項1,2又は3記載のプリンタ用ギャップセンサ。
  6. 【請求項6】 前記集光手段が、集光用スリットを備え
    た集光部材により構成されていることを特徴とした請求
    項1,2又は3記載のプリンタ用ギャップセンサ。
JP34218791A 1991-11-30 1991-11-30 プリンタ用ギヤツプセンサ Withdrawn JPH05149721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34218791A JPH05149721A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 プリンタ用ギヤツプセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34218791A JPH05149721A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 プリンタ用ギヤツプセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05149721A true JPH05149721A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18351791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34218791A Withdrawn JPH05149721A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 プリンタ用ギヤツプセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05149721A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010185710A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Kenek Co Ltd 光学式変位計
CN104180764A (zh) * 2013-05-22 2014-12-03 谐波传动系统有限公司 间隙测定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010185710A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Kenek Co Ltd 光学式変位計
CN104180764A (zh) * 2013-05-22 2014-12-03 谐波传动系统有限公司 间隙测定装置
JP2014228393A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 隙間測定装置
TWI631313B (zh) * 2013-05-22 2018-08-01 和諧驅動系統股份有限公司 間隙測定裝置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7533954B2 (en) Printing media type discrimination apparatus and method, and printing apparatus
JP3484245B2 (ja) シャトル型プリンタの印刷システムおよびシャトル型プリンタの動作方法
EP0280699B1 (en) Precision paper transport system
CA1118696A (en) Automatic margin setting apparatus for a scanned sheet of paper
US7126146B2 (en) Device and method for detecting the edge of a recording material
US20060171725A1 (en) Optical mouse sensor for monitoring motion of a sheet
US6386676B1 (en) Reflective type media sensing methodology
WO1996019353A1 (en) A printer having a position sensor
WO1996019353A9 (en) A printer having a position sensor
JP2006176337A (ja) レーザを用いた2次元光学式プリンタエンコーダ
US7703873B2 (en) Method and apparatus for image registration
KR20050008362A (ko) 인쇄용지의 단부 검출방법 및 검출장치
JP4652929B2 (ja) インクジェットプリンタ
EP0361753B1 (en) Printer having paper-out and column zero detection mechanism
US7233014B2 (en) Medium detection apparatus and medium detection method
US4994678A (en) Apparatus for detecting a sheet by displacement of a roller
US6915743B2 (en) Device and method for detecting the edge of a recording material
JPH05149721A (ja) プリンタ用ギヤツプセンサ
JP3890469B2 (ja) インクジェット式画像形成装置
JP4496985B2 (ja) 印刷装置、媒体検出方法、プログラム及び印刷システム
EP1479472A1 (en) Marking determining method and marking determining apparatus
JP2002178491A5 (ja)
JP2005313603A (ja) 印刷装置、媒体検出方法、プログラムおよび印刷システム
JPH106566A (ja) 印字装置
JP2638833B2 (ja) レーザビーム作像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204