JPH0514898U - 内外気湿度計 - Google Patents

内外気湿度計

Info

Publication number
JPH0514898U
JPH0514898U JP7016491U JP7016491U JPH0514898U JP H0514898 U JPH0514898 U JP H0514898U JP 7016491 U JP7016491 U JP 7016491U JP 7016491 U JP7016491 U JP 7016491U JP H0514898 U JPH0514898 U JP H0514898U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outside air
scale plate
humidity
pointer
transparent cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7016491U
Other languages
English (en)
Inventor
大雄 原
Original Assignee
大雄 原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大雄 原 filed Critical 大雄 原
Priority to JP7016491U priority Critical patent/JPH0514898U/ja
Publication of JPH0514898U publication Critical patent/JPH0514898U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置に要するスペースが極めて小さく、しか
も内外気の湿度を明瞭に対比することができる内外気湿
度計を提供する。 【構成】 目盛り板の背面に、第1の感湿ユニットを、
その指針軸が目盛り板を貫通するように取着し、目盛り
板の表面を覆う透明カバーの中心部に、第2の感湿ユニ
ットを、その指針軸が、第1の感湿ユニットの指針軸と
同軸的に対向するように取着する。 【効果】 内外気の湿度が、共通の目盛りにより同軸的
に表示され、視認性良く比較することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、容器の内外或いは部屋の内外の湿度を同時に測定表示し得る内外気 湿度計に関する。
【0002】
【従来の技術】
陳列ケース、保存ケース、或いは部屋などの内部の湿度雰囲気を、外気とは異 なる状態に積極的に維持する必要が生じる場合があり、そのような場合に、外気 と内気の湿度を同時に測定し得るのが好都合な場合が多い。例えば、精密機械や 、漆器、歴史的遺物など湿度に敏感な物品を収容するケース内の湿度条件を監視 する上で、ケース内に設けられた湿度計の値を読み取ることにより監視すること も考えられるが、ケース内の湿度を外気の湿度と対比して表示することにより、 格別注意力を要することなく、また直感的に容器内の湿度を監視することが可能 となる。また、空調された部屋の状態を、外気の状態と対比することにより、居 室の快適性と空調に要するエネルギーのコストの両者を考慮した空調機器の合理 的な運転が可能となる。そのような場合に、容器の内外或いは居室の内外に連通 する検知部をそれぞれ有する2台の湿度計を設置することも考えられるが、両湿 度計の対比が困難であり、その設置に多大なスペースを要するという不都合があ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、小型であってしか も内外気の湿度の差を明瞭に対比し得るような内外気湿度計を提供することにあ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、本考案によれば、内外気の湿度を同時に測定するための内 外気湿度計であって、目盛り板と、該目盛り板の背面に取着され、且つ該目盛り 板を貫通する第1の指針軸及び該軸の遊端に固着された第1の指針を有する第1 の感湿ユニットと、前記目盛り板の表面を覆う透明カバーと、前記透明カバーの 中心に固着され、且つ前記第1の指針軸とほぼ同軸をなし且つ該指針軸に向けて 延出する第2の指針軸及び該第2の指針軸の遊端に固着された第2の指針を有す る第2の感湿ユニットとを有することを特徴とする内外気湿度計を提供すること により達成される。
【0005】
【作用】
このようにすれば、例えばケーシングを介して、目盛り板を容器の開口などに 気密に装着すれば、目盛り板の内外の湿度を第1及び第2の感湿ユニットにより 測定し、しかも両湿度計測値を同軸的な指針により表示することができ、湿度計 の設置に要するスペースを節約すると共に、内外気の両湿度値の対比を容易に行 うことができる。
【0006】 特に、前記透明カバーが、前記目盛り板の表面にほぼ気密に装着されており、 前記第2の感湿ユニットが、前記透明カバーの中心部に設けられた開口にほぼ気 密に装着された取着板を介して取着されているものとすれば、目盛り板及び透明 カバーの両者により内外気を隔絶することができ、両感湿ユニットの近傍に於け る内外気の混ざり合いを、二重の壁により回避することができ、内外気の湿度の 正確な測定が可能となる。
【0007】
【実施例】
以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実施例について詳細に説明する。 本考案に基づく内外気湿度計の好適実施例を示す図1及び図2に於て、有底円 筒形の例えば樹脂からなるケーシング1の開口端に、透明な樹脂からなる透明カ バー3が気密に閉じられており、ケーシング1の環状肩面と、それに衝当する透 明カバー3の対応する環状端面との間には円形の目盛り板2が気密に挟持されて いる。ケーシング1の開口端近傍の外周部には、この湿度計を容器などに開設さ れた開口に装着するための外向フランジ1aが形成されている。
【0008】 ケーシング1の底部には、その内部に郭成された空室7をケーシング外と連通 するための通孔4が設けられている。また、目盛り板2の背面、即ちケーシング の内室7を向く側の面の中心部には、感湿ユニット5が同軸的に取着されている 。この感湿ユニット5は、目盛り板2を貫通する指針軸及びその遊端に固着され た指針6とを有する。
【0009】 また、透明カバー3の中心部には開口が設けられ、該開口には有底円筒形のフ ロントケース8が装着されている。このフロントケース8の底部にも、その内室 12を外気と連通するための通孔9が設けられている。フロントケース8の目盛 り板2に対向する側の開口端は、取着板13により閉じられており、該取着板の 、フロントケース側の面には前記感湿ユニット5と同様の第2の感湿ユニット1 0が装着され、その指針軸が取着板13を貫通し、その遊端に指針11が設けら れている。
【0010】 図2に示されるように、両指針6、11はそれぞれ同軸的な指針軸に装着され ており、ケーシング1の内室7の湿度及びフロントケース8の内室12の湿度を 、それぞれ両感湿ユニット5、10により検出し、しかも目盛り板2上の共通の 目盛りに対して、2つの指針6、11により、これら両内室の湿度を同軸的に表 示することができる。
【0011】 図3は、本実施例に於て用いられる感湿ユニット5を詳細に示すもので、その ケーシング20及び目盛り板2を貫通するように軸受23が取着され、該軸受に より指針軸22が軸支されている。指針軸22の外端には前記したように指針6 が固着されており、指針軸22の内端には、金属板と湿度変化により伸縮する樹 脂材料とを積層してなるぜんまい状の感湿エレメント21の中心端が固着されて おり、該エレメントの外端は、ケーシング20の外周に設けられたスロット20 aに遊嵌されている。この感湿ユニット5によれば、ケーシング20の内部の湿 度変化に応じてエレメント21が拡開或いは縮小することにより、指針軸22を 回動させ、指針6の角度変位によりケーシング20の内部の湿度を表示すること ができる。
【0012】 本考案によれば、内外気が、目盛り板2により隔絶されるばかりでなく、透明 カバー3及び取着板13の組み合わせによっても内外気が隔絶されている。即ち 、目盛り板2と透明カバー3との間の空隙は、内外気の両者から隔絶されている ことから、この湿度計に於ては、内外気は二重の壁により隔絶されていることと なる。従って、感湿ユニットの近傍に於て内外気の混ざり合いが極小化され、内 外気の湿度を正確に測定することが可能となる。また、目盛り板2及び透明カバ ー3のいずれか一方の気密性が失われた場合でも、この湿度計は、正確な測定を 継続して行うことができ、湿度計として高い信頼性を確保することができる。
【0013】 云うまでもなく本考案は上記実施例に限定されず、種々の変形変更を加えるこ とができる。例えば、透明ケースは、第2の感湿ユニットを支持し、目盛りの視 認性を確保できるものであれば、フレーム状のもの等任意のものであってもよく 、また、目盛りも、目盛り板に設ける代わりに透明ケース側に設けることもでき る。 さらに、第2の感湿ユニットを、フロントケースを介することなく、透明ケース により直接支持することもできる。
【0014】
【考案の効果】
このように、本考案に基づく内外気湿度計は、その設置に要するスペースが極 めて小さく、しかも内外気の湿度を明瞭に対比することができ、さらに内外気の 湿度を正確に計測することができ、その効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づく内外気湿度計の正面図である。
【図2】図1に於けるII−IIについて見た断面図であ
る。
【図3】図1及び図2に示された実施例に於て用いられ
た感湿ユニットの内部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a フランジ 2 目盛り板 3 透明カバー 4 通孔 5 感湿ユニット 7 内室 8 フロントケース 9 通孔 10 感湿ユニット 11 指針 12 内室 13 取着板 20 ケーシング 21 エレメント 22 指針軸 23 軸受

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外気の湿度を同時に測定するための
    内外気湿度計であって、 目盛り板と、 該目盛り板の背面に取着され、且つ該目盛り板を貫通す
    る第1の指針軸及び該軸の遊端に固着された第1の指針
    を有する第1の感湿ユニットと、 前記目盛り板の表面を覆う透明カバーと、 前記透明カバーの中心に固着され、且つ前記第1の指針
    軸とほぼ同軸をなし且つ該指針軸に向けて延出する第2
    の指針軸及び該第2の指針軸の遊端に固着された第2の
    指針を有する第2の感湿ユニットとを有することを特徴
    とする内外気湿度計。
  2. 【請求項2】 前記透明カバーが、前記目盛り板の表
    面にほぼ気密に装着されており、前記第2の感湿ユニッ
    トが、前記透明カバーの中心部に設けられた開口にほぼ
    気密に装着された取着板を介して取着されていることを
    特徴とする請求項1に記載の内外気湿度計。
JP7016491U 1991-08-07 1991-08-07 内外気湿度計 Pending JPH0514898U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7016491U JPH0514898U (ja) 1991-08-07 1991-08-07 内外気湿度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7016491U JPH0514898U (ja) 1991-08-07 1991-08-07 内外気湿度計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0514898U true JPH0514898U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13423640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7016491U Pending JPH0514898U (ja) 1991-08-07 1991-08-07 内外気湿度計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0514898U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101830U (ja) * 1977-01-21 1978-08-17
JP5194270B1 (ja) * 2012-03-10 2013-05-08 妹尾 静一 内外温度計

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101830U (ja) * 1977-01-21 1978-08-17
JPS5523882Y2 (ja) * 1977-01-21 1980-06-07
JP5194270B1 (ja) * 2012-03-10 2013-05-08 妹尾 静一 内外温度計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4590789A (en) Remote calibrator
US5121627A (en) Integrated miniaturized sensor for measuring total dissolved gas and liquid vapor
US3675475A (en) Material testing device for the continuous measurement of stress relaxation
CN105372395A (zh) 高精度六合一气体检测仪
JPWO2013065174A1 (ja) 計量装置用データロガー
CN105759689B (zh) 档案库房温湿度环境监控系统及方法
US9122920B1 (en) Digital manifold gauge with integral pressure-temperature algorithms and rotatable display means
JPH0514898U (ja) 内外気湿度計
US20080105058A1 (en) Vacuum regulator with two gauges
US11892321B2 (en) Device for determining orientation of an object
GB2190203A (en) Apparatus for use in diagnosing condensation or the likelihood thereof
CN201355364Y (zh) 一种摆幅风速仪
US3898884A (en) Indoor/outdoor thermometer
US6510741B2 (en) Manometer having dual pressure sensors
US2609691A (en) Portable altimeter
US6204779B1 (en) Combined altitude and height-above-ground indicator for an aircraft
US3815421A (en) Gauge with cemented bourdon
JPH0533018U (ja) 湿度計
JPS6229952Y2 (ja)
US5146165A (en) Pressure measuring device responsible to a magnetic flux field
CN206399472U (zh) 温湿度探测仪
CN111175346A (zh) 水分活度检测装置、水分活度检测罐及其检测方法
CN210154996U (zh) 一种粉尘浓度测量仪
CN216925782U (zh) 一种智能恒温恒湿天平箱
US4208910A (en) Dew point instrument