JPH0514808U - 定 規 - Google Patents

定 規

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JPH0514808U
JPH0514808U JP9406291U JP9406291U JPH0514808U JP H0514808 U JPH0514808 U JP H0514808U JP 9406291 U JP9406291 U JP 9406291U JP 9406291 U JP9406291 U JP 9406291U JP H0514808 U JPH0514808 U JP H0514808U
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八郎 高橋
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Kyowa Manufacturing Co Ltd
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Kyowa Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定物の端面が測定方向に対し直交してい
ない場合にもその端部を傷付けることなく、しかも被測
定物の長さを正確に測定できる定規を提供する。 【構成】 加工材等の被測定物Wを載置する載置面を形
成した定規本体16を備え、前記被測定物Wの長さを測
定可能な定規において、前記定規本体16の載置面上に
は前記被測定物Wの一端を係止するストッパー部材19
を設け、該ストッパー部材19を円柱状に形成し、その
円柱の中心軸線が被測定物Wの測定方向に対し直交する
とともに、前記載置面に対し平行になるよう設置した。
この構成により、加工材等の鋭角状部分がストッパー部
材19に直接当たることを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、加工材等の被測定物の長さを測定するために使用される定規に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、加工材等の被測定物を載置する載置面を形成した定規本体を備え、前 記被測定物の長さを測定可能な定規において、被測定物の一端を係止するストッ パー部材を備えた定規としては、ストッパー部材の被測定物に対する係止面を前 記載置面に対し垂直になるように形成されたものが一般に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、木材加工やサッシ等において端部が傾斜したものを測定する場合 、長さは通常最大値で見るため、上記従来の定規において、例えば被測定物とし ての木材の端部が傾斜して形成されたものを計測する場合には、木材の鋭角にな った角部が潰れてしまい商品価値を失う虞があった。また、角部が潰れることに より正確な計測ができないという問題もあった。
【0004】 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とする処は 、被測定物の端面が測定方向に対し直交していない場合にもその端部を傷付ける ことなく、しかも被測定物の長さを正確に測定できる定規を提供することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案においては、被測定物を載置する載置面を 形成した定規本体を備え、前記被測定物の長さを測定可能な定規において、前記 定規本体の載置面上には前記被測定物の一端を係止するストッパー部材を設け、 該ストッパー部材を円柱状に形成し、その円柱の中心軸線が被測定物の測定方向 に対し直交するとともに、前記載置面に対し平行になるよう設置したことをその 要旨としている。
【0006】
【作用】
従って、本考案によれば、被測定物を定規本体の載置面に載置し、この被測定 物をストッパー部材に係止させる。この際、被測定物の端部が傾斜している場合 でもストッパー部材が被測定物の角部に当たることなく係止される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の定規が木工機用横切盤に付設された分度定規に使用される一実 施例を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1に示すように、木工機用横切盤の定盤F上には円鋸刃Mが前後方向へ移動 可能に突出して設けられている。移動定盤Sの手前側には、サイド定規Tが設け られている。分度定規1の下部には断面逆凹状のブラケット2が形成されており 、このブラケット2は前記サイド定規Tに対し摺動自在に取付けられている。前 記ブラケット2には、分度定規1のサイド定規T上における位置決めをするため の固定用ボルト3が設けられている。
【0009】 図2に示すように、ブラケット2の上方には定規フレーム4が立設されている 。図3,4に示すように、この定規フレーム4の下部には、割出軸6が回動可能 に支持されるとともに、割出軸6の中間部外周には外周に歯部を備えた歯形スト ッパー部7が割出軸6と一体回動可能に形成されている。
【0010】 図3,4に示すように、前記歯形ストッパー部7は割出軸6の回動中心に対し 所定距離tだけ偏心されており、後記する割出ストッパー10に対し、歯形スト ッパー部7の短径側では歯部同志が離間されるとともに、歯形ストッパー部7の 長径側では歯部同志が係止されるよう配置されている。
【0011】 図2に示すように、割出軸6の一端には、割出軸6を回動操作可能なクランプ ハンドル5が取付けられており、歯形ストッパー7の短径側が上方に位置してい るときにはクランプハンドル5が上方に位置するように位置決めされている。ま た、割出軸6の他端側には、推力軸受を介して調節装置としての調節ねじ8が配 設されており、この調節ねじ8の回動操作により、前記割出軸6を図3の左右方 向へ移動可能とされている。なお、図3における割出軸6の位置が最も右方に位 置した場合であり、これ以上は右方へ移動しないように歯形ストッパー7が係止 される段差部が定規フレーム4内に設けられている。
【0012】 前記定規フレーム4には、その上部に中心軸9が回動不能に固定されており、 この中心軸9にはころ軸受21が付設されるとともに、ピンにより固定されてい る。
【0013】 図3,4に示すように、前記中心軸9には、割出歯車10が遊挿されており、 前記ころ軸受21に当接されている。角度目盛板11及び調定アーム12は、そ れぞれ中心軸9に遊挿されるとともに、前記割出歯車10に対し順次重合されて いる。前記割出歯車10、角度目盛板11及び調定アーム12は締付ボルト14 及びピン22により係止されて一体回動可能に取付けられている。
【0014】 前記中心軸9の先端には、固定ハンドル13が締付け可能に取付けられている 。そして、この固定ハンドル13を締付けることにより、前記割出歯車10,角 度目盛板11及び調定アーム12がころ軸受21と固定ハンドル13の基部とに 挟持され、中心軸9に対し回動不能とされている。逆に、固定ハンドル13の締 付けを緩めることにより、それら割出歯車10,角度目盛板11及び調定アーム 12が中心軸9に対し一体回動可能とされている。
【0015】 図2に示すように、調定アーム12の先端側には、支持板23が固定されてお り、この支持板23により定規本体としてのブレード16はその長手方向に摺動 自在に支持されている。そして、支持板23の両端側に配設された締付ボルト1 5により支持板23上でブレード16を締付固定できるようになっている。
【0016】 このブレード16上には、被測定物としての加工材Wの一端を位置決めするた めの自在ストッパー板17がブレード16上でスライド可能に支持されており、 ボルト等により位置決めできるように構成されている。この自在ストッパー板1 7の前方にはストッパー板18が配設されるとともに、このストッパー板18の 前方には加工材Wの一端が当接される円柱形のストッパー部材としての角度面ス トッパー19が付設されている。すなわち、図2に示すように、前記角度面スト ッパー19の曲面部分が加工材Wの端部に当接するように取付けられている。
【0017】 次に、上記のように構成された定規の作用を説明する。 さて、加工材Wの端部を所定角度にて切断するには、図2に示すように、サイ ド定規T上でブラケット2を摺動固定させるとともに、ブレード16上で自在ス トッパー台17を所望の位置に摺動固定させる。
【0018】 そして、固定ハンドル13の締付けを緩め、前記角度目盛板11に表刻された 角度目盛を見ながらブレード16を回動させ、所望の角度付近に合わせる。その 後、クランプレバー5を図4の時計回りに回動させると、割出歯車10の歯部と 偏心された歯形ストッパー7の歯部とが噛合い、所望の角度が得られる。
【0019】 ここで、例えば歯部のピッチを1度毎に設けた歯形ストッパー7及び割出歯車 10を使用すれば、0.1度や0.2度といった微少なズレが偏心された歯形ス トッパー7の回動に伴い補正されるので、作業者はさほど角度調節に神経を注ぐ 必要がなくなる。また、クランプレバー5の回動により歯形ストッパー7及び割 出歯車10の歯部同志が係止された状態となるため、固定ハンドル13の締付作 業において調節された角度が狂うといった虞もない。
【0020】 上記のように角度が決定されたら、加工材Wをブレード16上にその一端を前 記角度面ストッパー19に当接するよう載置させ、加工材Wの長さを自在ストッ パー台17を摺動させて調節した後、円鋸刃Mにて切断すれば、所望の切断角度 が得られる。
【0021】 また、角度目盛板11の初期値が0度を指していない場合には、調節ねじ8に て調節する。すなわち、前記歯形ストッパー7と割出歯車10とが噛み合った状 態で調節ねじ8を回動させることにより初期値のズレを補正することができる。
【0022】 上記実施例によれば、角度面ストッパー19を円柱状に形成したことにより、 加工材Wの角部がこの角度面ストッパー19に直接当たることがない。従って、 木材等の比較的柔らかい角部を潰すことがなくなるため、加工材Wを傷めること がなくなるとともに、加工材Wの長さを正確に測定することができる。
【0023】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、定規は必ずしも分度定 規の一部に組み込む必要はなく、各種定規として使用することができる。また、 角度面ストッパー19をストッパー板18とともにブレード16に対し図2の左 右方向へ傾動可能に設ける等、本考案の趣旨から逸脱しない範囲において構成の 一部を適宜に変更してもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の定規によれば、被測定物の端面が測定方向に対 し直交していない場合にもその端部を傷付けることなく、しかも被測定物の長さ を正確に測定できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示し、定規を分度定規に
取付けるとともに、この分度定規を木工機用横切盤に付
設した状態を示す斜視図である。
【図2】 本考案の一実施例を示し、定規を分度定規に
取付けた状態を示す平面図である。
【図3】 本考案の一実施例を示し、分度定規の断面図
である。
【図4】 本考案の一実施例を示し、図3のB−B断面
図である。
【符号の説明】
16 定規本体としてのブレード、19 ストッパー部
材としての角度面ストッパー、W 被測定物としての加
工材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物(W)を載置する載置面を形成
    した定規本体(16)を備え、前記被測定物(W)の長
    さを測定可能な定規において、 前記定規本体(16)の載置面上には前記被測定物
    (W)の一端を係止するストッパー部材(19)を設
    け、該ストッパー部材(19)を円柱状に形成し、その
    円柱の中心軸線が被測定物(W)の測定方向に対し直交
    するとともに、前記載置面に対し平行になるよう設置し
    たことを特徴とする定規。
JP9406291U 1991-11-15 1991-11-15 定 規 Expired - Lifetime JPH067283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9406291U JPH067283Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 定 規

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9406291U JPH067283Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 定 規

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0514808U true JPH0514808U (ja) 1993-02-26
JPH067283Y2 JPH067283Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=14100044

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JP9406291U Expired - Lifetime JPH067283Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 定 規

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JP (1) JPH067283Y2 (ja)

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JPH067283Y2 (ja) 1994-02-23

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