JPH067283Y2 - 定 規 - Google Patents

定 規

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JPH067283Y2
JPH067283Y2 JP9406291U JP9406291U JPH067283Y2 JP H067283 Y2 JPH067283 Y2 JP H067283Y2 JP 9406291 U JP9406291 U JP 9406291U JP 9406291 U JP9406291 U JP 9406291U JP H067283 Y2 JPH067283 Y2 JP H067283Y2
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JP
Japan
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ruler
measured
stopper
angle
tooth
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Expired - Lifetime
Application number
JP9406291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0514808U (ja
Inventor
八郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、加工材等の被測定物の
長さを測定するために使用される定規に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、加工材等の被測定物を載置する載
置面を形成した定規本体を備え、前記被測定物の長さを
測定可能な定規において、被測定物の一端を係止するス
トッパー部材を備えた定規としては、ストッパー部材の
被測定物に対する係止面を前記載置面に対し垂直になる
ように形成されたものが一般に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、木材加工や
サッシ等において端部が傾斜したものを測定する場合、
長さは通常最大値で見るため、上記従来の定規におい
て、例えば被測定物としての木材の端部が傾斜して形成
されたものを計測する場合には、木材の鋭角になった角
部が潰れてしまい商品価値を失う虞があった。また、角
部が潰れることにより正確な計測ができないという問題
もあった。
【0004】本考案は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的とする処は、被測定物の端面が
測定方向に対し直交していない場合にもその端部を傷付
けることなく、しかも被測定物の長さを正確に測定でき
る定規を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案においては、被測定物を載置する載置面を形
成した定規本体を備え、前記被測定物の長さを測定可能
な定規において、前記定規本体の載置面上には前記被測
定物の一端を係止するストッパー部材を設け、該ストッ
パー部材を円柱状に形成し、その円柱の中心軸線が被測
定物の測定方向に対し直交するとともに、前記載置面に
対し平行になるよう設置したことをその要旨としてい
る。
【0006】
【作用】従って、本考案によれば、被測定物を定規本体
の載置面に載置し、この被測定物をストッパー部材に係
止させる。この際、被測定物の端部が傾斜している場合
でもストッパー部材が被測定物の角部に当たることなく
係止される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の定規が木工機用横切盤に付設された分度
定規に使用される一実施例を図1〜図4に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1に示すように、木工機用横切盤の定盤
F上には円鋸刃Mが前後方向へ移動可能に突出して設け
られている。移動定盤Sの手前側には、サイド定規Tが
設けられている。分度定規1の下部には断面逆凹状のブ
ラケット2が形成されており、このブラケット2は前記
サイド定規Tに対し摺動自在に取付けられている。前記
ブラケット2には、分度定規1のサイド定規T上におけ
る位置決めをするための固定用ボルト3が設けられてい
る。
【0009】図2に示すように、ブラケット2の上方に
は定規フレーム4が立設されている。図3,4に示すよ
うに、この定規フレーム4の下部には、割出軸6が回動
可能に支持されるとともに、割出軸6の中間部外周には
外周に歯部を備えた歯形ストッパー部7が割出軸6と一
体回動可能に形成されている。
【0010】図3,4に示すように、前記歯形ストッパ
ー部7は割出軸6の回動中心に対し所定距離tだけ偏心
されており、後記する割出ストッパー10に対し、歯形
ストッパー部7の短径側では歯部同志が離間されるとと
もに、歯形ストッパー部7の長径側では歯部同志が係止
されるよう配置されている。
【0011】図2に示すように、割出軸6の一端には、
割出軸6を回動操作可能なクランプハンドル5が取付け
られており、歯形ストッパー7の短径側が上方に位置し
ているときにはクランプハンドル5が上方に位置するよ
うに位置決めされている。また、割出軸6の他端側に
は、推力軸受を介して調節装置としての調節ねじ8が配
設されており、この調節ねじ8の回動操作により、前記
割出軸6を図3の左右方向へ移動可能とされている。な
お、図3における割出軸6の位置が最も右方に位置した
場合であり、これ以上は右方へ移動しないように歯形ス
トッパー7が係止される段差部が定規フレーム4内に設
けられている。
【0012】前記定規フレーム4には、その上部に中心
軸9が回動不能に固定されており、この中心軸9にはこ
ろ軸受21が付設されるとともに、ピンにより固定され
ている。
【0013】図3,4に示すように、前記中心軸9に
は、割出歯車10が遊挿されており、前記ころ軸受21
に当接されている。角度目盛板11及び調定アーム12
は、それぞれ中心軸9に遊挿されるとともに、前記割出
歯車10に対し順次重合されている。前記割出歯車1
0、角度目盛板11及び調定アーム12は締付ボルト1
4及びピン22により係止されて一体回動可能に取付け
られている。
【0014】前記中心軸9の先端には、固定ハンドル1
3が締付け可能に取付けられている。そして、この固定
ハンドル13を締付けることにより、前記割出歯車1
0,角度目盛板11及び調定アーム12がころ軸受21
と固定ハンドル13の基部とに挟持され、中心軸9に対
し回動不能とされている。逆に、固定ハンドル13の締
付けを緩めることにより、それら割出歯車10,角度目
盛板11及び調定アーム12が中心軸9に対し一体回動
可能とされている。
【0015】図2に示すように、調定アーム12の先端
側には、支持板23が固定されており、この支持板23
により定規本体としてのブレード16はその長手方向に
摺動自在に支持されている。そして、支持板23の両端
側に配設された締付ボルト15により支持板23上でブ
レード16を締付固定できるようになっている。
【0016】このブレード16上には、被測定物として
の加工材Wの一端を位置決めするための自在ストッパー
板17がブレード16上でスライド可能に支持されてお
り、ボルト等により位置決めできるように構成されてい
る。この自在ストッパー板17の前方にはストッパー板
18が配設されるとともに、このストッパー板18の前
方には加工材Wの一端が当接される円柱形のストッパー
部材としての角度面ストッパー19が付設されている。
すなわち、図2に示すように、前記角度面ストッパー1
9の曲面部分が加工材Wの端部に当接するように取付け
られている。
【0017】次に、上記のように構成された定規の作用
を説明する。さて、加工材Wの端部を所定角度にて切断
するには、図2に示すように、サイド定規T上でブラケ
ット2を摺動固定させるとともに、ブレード16上で自
在ストッパー台17を所望の位置に摺動固定させる。
【0018】そして、固定ハンドル13の締付けを緩
め、前記角度目盛板11に表刻された角度目盛を見なが
らブレード16を回動させ、所望の角度付近に合わせ
る。その後、クランプレバー5を図4の時計回りに回動
させると、割出歯車10の歯部と偏心された歯形ストッ
パー7の歯部とが噛合い、所望の角度が得られる。
【0019】ここで、例えば歯部のピッチを1度毎に設
けた歯形ストッパー7及び割出歯車10を使用すれば、
0.1度や0.2度といった微少なズレが偏心された歯
形ストッパー7の回動に伴い補正されるので、作業者は
さほど角度調節に神経を注ぐ必要がなくなる。また、ク
ランプレバー5の回動により歯形ストッパー7及び割出
歯車10の歯部同志が係止された状態となるため、固定
ハンドル13の締付作業において調節された角度が狂う
といった虞もない。
【0020】上記のように角度が決定されたら、加工材
Wをブレード16上にその一端を前記角度面ストッパー
19に当接するよう載置させ、加工材Wの長さを自在ス
トッパー台17を摺動させて調節した後、円鋸刃Mにて
切断すれば、所望の切断角度が得られる。
【0021】また、角度目盛板11の初期値が0度を指
していない場合には、調節ねじ8にて調節する。すなわ
ち、前記歯形ストッパー7と割出歯車10とが噛み合っ
た状態で調節ねじ8を回動させることにより初期値のズ
レを補正することができる。
【0022】上記実施例によれば、角度面ストッパー1
9を円柱状に形成したことにより、加工材Wの角部がこ
の角度面ストッパー19に直接当たることがない。従っ
て、木材等の比較的柔らかい角部を潰すことがなくなる
ため、加工材Wを傷めることがなくなるとともに、加工
材Wの長さを正確に測定することができる。
【0023】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、定規は必ずしも分度定規の一部に組み込む
必要はなく、各種定規として使用することができる。ま
た、角度面ストッパー19をストッパー板18とともに
ブレード16に対し図2の左右方向へ傾動可能に設ける
等、本考案の趣旨から逸脱しない範囲において構成の一
部を適宜に変更してもよい。
【0024】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の定規によ
れば、被測定物の端面が測定方向に対し直交していない
場合にもその端部を傷付けることなく、しかも被測定物
の長さを正確に測定できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示し、定規を分度定規に
取付けるとともに、この分度定規を木工機用横切盤に付
設した状態を示す斜視図である。
【図2】 本考案の一実施例を示し、定規を分度定規に
取付けた状態を示す平面図である。
【図3】 本考案の一実施例を示し、分度定規の断面図
である。
【図4】 本考案の一実施例を示し、図3のB−B断面
図である。
【符号の説明】
16 定規本体としてのブレード、19 ストッパー部
材としての角度面ストッパー、W 被測定物としての加
工材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物(W)を載置する載置面を形成
    した定規本体(16)を備え、前記被測定物(W)の長
    さを測定可能な定規において、 前記定規本体(16)の載置面上には前記被測定物
    (W)の一端を係止するストッパー部材(19)を設
    け、該ストッパー部材(19)を円柱状に形成し、その
    円柱の中心軸線が被測定物(W)の測定方向に対し直交
    するとともに、前記載置面に対し平行になるよう設置し
    たことを特徴とする定規。
JP9406291U 1991-11-15 1991-11-15 定 規 Expired - Lifetime JPH067283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9406291U JPH067283Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 定 規

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9406291U JPH067283Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 定 規

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0514808U JPH0514808U (ja) 1993-02-26
JPH067283Y2 true JPH067283Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=14100044

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JP9406291U Expired - Lifetime JPH067283Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 定 規

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