JPH05147563A - 自転車用サドル - Google Patents

自転車用サドル

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Publication number
JPH05147563A
JPH05147563A JP13544192A JP13544192A JPH05147563A JP H05147563 A JPH05147563 A JP H05147563A JP 13544192 A JP13544192 A JP 13544192A JP 13544192 A JP13544192 A JP 13544192A JP H05147563 A JPH05147563 A JP H05147563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle saddle
saddle
air
elastic body
porous elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13544192A
Other languages
English (en)
Inventor
Giuseppe Bigolin
ジユゼツペ・ビゴリン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SERE IT Srl
Selle Italia SRL
Original Assignee
SERE IT Srl
Selle Italia SRL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SERE IT Srl, Selle Italia SRL filed Critical SERE IT Srl
Publication of JPH05147563A publication Critical patent/JPH05147563A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の体型に自動的にフィットし、同時に
効率的なクッション効果をもたらすことの出来るパッド
材からなる、快適性を改良した自転車用のサドルを提供
する。 【構成】 実質的に剛体である支持フレーム2と外部パ
ッド材3からなる。支持フレームと外部パッド材3との
間に、多孔質弾性体12を間に挟み込み、かつ外周部を
結合された非通気性シート11からなるクッション部材
10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自転車用サドルに関し、
詳しくは、快適性を改良した自転車用サドルに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自転車用のサドルを製造
する際に解決するべき非常に重要なこととして、使用者
の体型と使用者の重量との双方に完全にフィットするよ
うなパッド材、或は、クッション層を提供できるかどう
かの問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自転車用パッド
材は、通常、柔軟材の層からなり、もし使用者の体重が
比較的大きければこれらの従来タイプのパッド材は過剰
に圧縮され、上記の問題を満足の行くように解決するこ
とができない。従来、パッド材を形成するに、密度の異
なる複数の多孔質材料も使われてきたが、これらをパッ
ド材層として構成させる技術に困難が伴い、やはり満足
の行く解決法とはならなかった。
【0004】即ち、本発明の目的は、使用者の体型に自
動的にフィットし、同時に効率的なクッション効果をも
たらすことの出来るパッド材からなる、快適性を改良し
た自転車用のサドルを提供することによって、上記の欠
点を克服することにある。上記目的の範囲内において本
発明は、単なる空気弾性のクッション材の場合に見られ
がちな空気抜けに起因する欠点等の無い、優れた空気弾
性材料としてのクッション性を持った自転車のサドル用
パッド材を提供することを目的とする。本発明の別の目
的は、操作性において高く信頼でき、入手の容易な部品
および材料を原料として使い、製造も容易で、しかも純
粋に価格的な面からも競争力の強い自転車用サドルを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、本質的に頑丈なフレーム及び外部のパッド材から
なる、自転車用サドルによって達成される。即ち、本発
明にかかるサドルの特徴構成は、実質的に剛体である支
持フレームと外部パッド材からなり、さらに前記支持フ
レームと前記外部パッド材との間に、多孔質弾性体を間
に挟み込み、かつ外周部を結合された非通気性シートか
らなるクッション部材を備える点にある。
【0006】非通気性材料シートが、外周部を互いにシ
ールされたプラスチック材料からなることが好ましい。
そして、非通気性材料シートの間に、多孔質弾性体中に
封入された状態で、比較的大量の空気が拘束されている
と一層好ましい。
【0007】多孔質弾性体が、モルトプレン型の発泡プ
ラスチックからなると、内部に含まれる大量の空気を排
出しにくくするので都合がよい。
【0008】外部パッド材は、その外側が皮革または他
の適切な材料からなるコート材により被覆されている
と、外部パッド材の表面が保護されると共に、外観が良
くなって好ましい。
【0009】
【作用】このようにして構成されたクッション部材は、
内部に収められた多孔質弾性体に含まれている比較的大
量の空気が、サドルに座る使用者から受ける圧力が大き
くても少しずつしか抜けず、急速な空気抜けの欠点が無
く、真に空気弾性材料として機能するため、使用者に対
して真に快適な座り心地を提供するものである。つま
り、クッション部材は外気に対して気密性が保たれてい
るため、多孔質弾性体が中に比較的大量の空気を保持で
き、この多孔質弾性体材料自身の特質によって外から圧
力がかかっても簡単には空気が抜け出さず、空気を少し
ずつしか排出しないため、膨らんだままの状態を保ちな
がら使用者の体型に完全に適応することが可能となる。
このように、本発明によれば、空気弾性クッション中の
空気が抜けるという従来技術の典型的な欠点が克服さ
れ、真に空気弾性材料に即したクッション効果が得られ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明が以上のように構成されているか
ら、クッション部材中に閉じ込められた比較的大量の空
気は多孔質弾性体の内部に拘束されて、排気が抑制され
るため、空気が短時間で抜ける欠点がなく、典型的な空
気弾性のクッション効果が得られ、しかも簡単な構造で
あり、従って製作費用が少なく、実用性の高い自転車用
サドルを提供できた。
【0011】
【実施例】図1〜図3に示す参照番号に即して説明する
と、本発明による快適性を改良した自転車等用サドルは
概ね1で表され、例えばナイロンまたは他のプラスチッ
ク材料などから構成されており適切な形状に加工された
剛体構造をなす支持フレーム2からなる。フレーム2
は、ポリウレタン製などの外部パッド3で被覆されてい
て、この外部パッド3は比較的硬質であることが好まし
い。
【0012】本実施例の主たる特徴は、図2に示すよう
に、フレーム2と外部パッド3との間に概ね参照番号1
0で表される適切なクッション効果を備えたクッション
部材を挟みおく点にある。更に具体的には、クッション
部材10は、多孔質弾性体たるスポンジ部材12を中間
に挟んだ状態において外周部でシールされた2枚の非通
気性シート11から構成されている。このスポンジ部材
としては、内部に独立気泡を含むもの、連続気泡を含む
もの、独立気泡と連続気泡の双方を含むものが考えられ
る。
【0013】このようにして構成されたクッション部材
は、内側に配置されたスポンジ状の材料に包含されてい
る比較的大量の空気が、サドルに座る使用者から受ける
圧力の大きさに拘らずごく僅かづつしか抜けず、つまり
空気抜けの欠点が無く、真に空気弾性材料として機能す
るため、使用者に対して真に快適な座り心地を提供する
ものである。上述したように、特に、スポンジ状材料を
使用しているために、空気弾性クッション中の空気が抜
けると言う典型的な欠点が克服され、真に空気弾性材料
に即したクッション効果が得られる。
【0014】実際、クッション部材は外気に対して気密
性が保たれているため、スポンジ状材料が中に比較的大
量の空気を保持でき、このスポンジ状材料自身の特質に
よって外から圧力がかかっても簡単には空気が抜け出さ
ず、空気を少しずつしか排出しないため、膨らんだまま
の状態を保ちながら使用者の体型に完全に適応すること
が可能である。もとより、クッション部材10は適切な
らばどのような材料からなっていても良いが、特にスポ
ンジ状材料としてモルトプレン型(moltopren
e type)の発泡プラスチックを採用すると一層好
ましい結果が得られる。これは、内部に含まれる空気の
排出阻止効果が大きいからである。
【0015】必要に応じて、図3に示すように、サドル
1をコート材20で被覆しても良い。コート材20の材
質としては、天然あるいは合性皮革層または他の適切な
被覆材料を使用できる。
【0016】以上の開示により、冒頭に記した目的およ
び目標が本発明によって十分に達成されることが明らか
になったと思う。特に、指摘しておきたいことは、クッ
ション部材中に閉じ込められた比較的大量の空気がスポ
ンジ状材料の内部に拘束され、排気が前記発泡プラスチ
ック材料によって阻止されるため、空気が短時間で抜け
る欠点なく、典型的な空気弾性のクッション効果が得ら
れる点である。
【0017】〔別実施例〕本発明は自転車用サドルに関
するものであるが、実質的に自転車と同等または類似と
みなせるもの、例えば一輪車、トレーニング用のサイク
リング・マシーン、三輪車などのサドルも本発明の範囲
に含まれる。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】サドルの長手方向の分解断面図
【図2】サドルの長手方向断面図
【図3】サドルを取り付けた状態を示す図
【符号の説明】
2 支持フレーム 3 外部パッド材 10 クッション部材 11 非通気性シート 12 多孔質弾性体 20 コート部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に剛体である支持フレーム(2)
    と外部パッド材(3)からなり、さらに前記支持フレー
    ム(2)と前記外部パッド材(3)との間に、多孔質弾
    性体(12)を間に挟み込み、かつ外周部を結合された
    非通気性シート(11)からなるクッション部材(1
    0)を備えた自転車用サドル。
  2. 【請求項2】 前記非通気性材料シート(11)が、外
    周部を互いにシールされたプラスチック材料からなる請
    求項1の自転車用サドル。
  3. 【請求項3】 前記非通気性材料シート(11)の間
    に、前記多孔質弾性体(12)中に封入された状態で、
    比較的大量の空気が拘束されている請求項1の自転車用
    サドル。
  4. 【請求項4】 前記多孔質弾性体(12)が、モルトプ
    レン型の発泡プラスチックからなる請求項3の自転車用
    サドル。
  5. 【請求項5】 前記外部パッド材(3)は、その外側が
    皮革または他の適切な材料からなるコート材(20)に
    より被覆されている請求項1の自転車用サドル。
JP13544192A 1991-05-29 1992-05-28 自転車用サドル Pending JPH05147563A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT000469 IT221892Z2 (it) 1991-05-29 1991-05-29 Struttura di sella per cicli e simili, a comfort migliorato
IT91U-00469 1991-05-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05147563A true JPH05147563A (ja) 1993-06-15

Family

ID=11358710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13544192A Pending JPH05147563A (ja) 1991-05-29 1992-05-28 自転車用サドル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH05147563A (ja)
IT (1) IT221892Z2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6871907B2 (en) 2002-04-22 2005-03-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Saddle for bicycle and driver supporting structure for bicycle
JP2009518231A (ja) * 2005-12-06 2009-05-07 セッレ ロイアル エッセピア 超軽量サドル構造物、特にペダル駆動乗り物のための超軽量サドル構造物、およびそれの支持フレームを製造する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6871907B2 (en) 2002-04-22 2005-03-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Saddle for bicycle and driver supporting structure for bicycle
JP2009518231A (ja) * 2005-12-06 2009-05-07 セッレ ロイアル エッセピア 超軽量サドル構造物、特にペダル駆動乗り物のための超軽量サドル構造物、およびそれの支持フレームを製造する方法

Also Published As

Publication number Publication date
ITMI910469U1 (it) 1992-11-29
ITMI910469V0 (it) 1991-05-29
IT221892Z2 (it) 1994-12-06

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