JPH05146611A - 脱水装置 - Google Patents

脱水装置

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Publication number
JPH05146611A
JPH05146611A JP3316835A JP31683591A JPH05146611A JP H05146611 A JPH05146611 A JP H05146611A JP 3316835 A JP3316835 A JP 3316835A JP 31683591 A JP31683591 A JP 31683591A JP H05146611 A JPH05146611 A JP H05146611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
frame body
filter cloth
belt conveyor
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP3316835A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Ishii
井 隆 夫 石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAGAMI SERBO KK
Original Assignee
SAGAMI SERBO KK
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Publication date
Application filed by SAGAMI SERBO KK filed Critical SAGAMI SERBO KK
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Publication of JPH05146611A publication Critical patent/JPH05146611A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濾布の損耗および目詰りを低減し、併せて脱
水状況の調整が容易でメンテナンス性に優れた脱水装置
を提供する。 【構成】 基台1と、この基台の支持部2,2に上下動
可能に支持されベルトコンベア9を軸架する枠体3と、
前記基台1と枠体3との間に介装され該枠体3を弾性的
に支持する弾性体7と、前記枠体3を振動させるための
加振器18とを具備し、前記ベルトコンベア9は、外面
幅方向に走る多数の溝15,15…を有するベルト12
と、このベルト12の外面に巻装される濾布13と、こ
のベルト12を回転駆動する駆動源とで構成し、前記枠
体3の一端上面には泥水等の被処理物を供給する被処理
物投入口16を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泥水等の水分を除去する
脱水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば湾岸工事や河川工事等において掘
削排土される土砂は多量の水を含み、泥水状で排出され
る。このような泥水は掘削後脱水し、土砂のみを排出し
て回収するように処理される。
【0003】従来、このような水分を多量に含む泥水の
脱水は、バッチ方式あるいは連続脱水方式によっている
が、このバッチ方式による処理は一定量ずつ間欠的に行
なわれるので作業性をはじめ作業能率が低いことから、
近時は連続脱水方式によるものが多く用いられるように
なっている。
【0004】従来の連続脱水装置は、表面に濾布を有す
る上下のベルト間に排泥水を供給し、これら上下のベル
ト間における圧搾作用により水分を搾り、土砂のみを取
出すようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の連
続脱水装置では、上部のベルトを下部のベルトに押圧す
ることにより圧搾するので、上部のベルトの下部走行部
に大きな加圧力を負荷させにくゝ、そのため十分な圧搾
ができず、高速脱水が難かしい。また押圧されるベルト
間で土砂を搬送しながら圧搾するのでベルトの表面の濾
布が早期に損傷してしまい、濾布の消耗が激しく、ラン
ニングコストが嵩むという問題がある。この問題点は、
上部側のベルトをローラに置き替えるものであっても同
様に指摘される。
【0006】本発明はこれに鑑み、濾布の損耗が少ない
とともに濾布の目詰りが少なく、脱水状況の調整が容易
に行なえ、構造が簡単で故障が少ない脱水装置を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
課題を解決するため、本発明は、基台と、この基台の支
持部に上下動可能に支持されベルトコンベアを軸架する
枠体と、前記基台と枠体との間に介装され該枠体を弾性
的に支持する弾性体と、前記枠体を振動させるための加
振器とを具備し、前記ベルトコンベアは、外面幅方向に
走る多数の溝を有するベルトと、このベルトの外面に巻
装される濾布と、このベルトを回転駆動する駆動源とで
構成し、前記枠体の一端上面には泥水等の被処理物を供
給する被処理物投入口を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】ベルトコンベアを駆動し、加振器を起動させた
のち投入口から泥水等の被処理物を投入すると、被処理
物はベルト上の濾布の上に供給され、加振器により振動
を与えられる枠体を通じてベルトコンベアにも上下振動
が与えられる。これにより濾布上に供給された泥水等は
濾布上で広がり、水分は濾布を通過してベルトの溝に入
り、この溝を通じてベルトの側方へ流出され、適宜回
収、排出される。濾布上に残った土砂はベルトコンベア
の末端に至るまでの間に水分が除去され、その末端から
排出されて回収される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0010】基台1には少なくとも4カ所の側部に支持
部2,2が水平方向に突設され、枠体3の支持部4,4
に挿通支持された軸5,5が前記支持部2,2に挿通さ
れてナット6,6で止められており、これら上下の支持
部4,2間に弾性体としてのコイルバネ7,7が弾装さ
れていて、基台1に対し枠体3を弾性的に上下動自在に
支持している。基台1内には水回収タンク8が設けられ
ている。
【0011】前記枠体3にはベルトコンベア9が水平方
向に装架されている。このベルトコンベア9は、枠体3
の前後端部に軸支されたプーリー10,11間に巻装さ
れるベルト12と、このベルト12の外面側を被覆する
ように巻装された濾布13とを有し、このプーリー10
に回転を与えるモータ等の駆動手段14を備えており、
ベルト12が図1において矢印方向に回動されるように
なっている。
【0012】このベルト12は、図4に長手方向の断面
を拡大して示すように、ベルト12の幅方向全域にわた
り両端が開放された多数の溝15,15…が形成され、
その上に濾布13がおかれている。
【0013】前記枠体3の上流側端部には泥水等の被処
理物を投入するための投入口16が開口されており、ま
た枠体3の長手方向中間部には偏心回転により振動を発
生する振動モータ17を備えた加振器18が搭載されて
いる。
【0014】前記ベルトコンベア9の上部走行範囲の両
側部には、土砂を含む泥水が濾布13の外側部へ逸脱し
ないようにするゴム板等からなる防壁19,19が濾布
13の表面に接するようにして枠体3に取付けられてい
る。
【0015】つぎに上記実施例の作用を説明する。
【0016】駆動手段14によりベルトコンベア9を駆
動し、加振器18の振動モータ17を起動すると、枠体
3に振動が与えられ、この枠体3を通じてベルト12に
振動が与えられる。こうして枠体3の投入口16から泥
水を供給すると、泥水は振動しているベルト12の濾布
13上に供給され、泥水がベルト12の回動によって運
ばれる間に水分が濾布13を通過してベルト12の溝1
5,15…内に入り、この溝15,15…の端部から基
台1内の回収タンク8内に回収される。ベルトコンベア
9の末端に至った泥水は、その水分の殆どがベルト12
の振動によって振り切られ、土砂のみがベルトコンベア
9の折り返し端から剥離落下して適宜回収容器、運搬器
等に回収される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ベ
ルトコンベア上に滞留する泥水等の被処理物の滞留時間
を増減することにより脱水状態を調整することができ、
そのためベルトコンベアの搬送速度を調節するだけで脱
水状況の調整を容易に図ることができる。またベルトコ
ンベア上の濾布に被処理物を加圧することがないととも
にベルトコンベアが反転して下部を走行する間における
振動により濾布に付着している付着物が落下し、濾布の
目詰りを著しく少なくすることができる。さらに構造が
簡単であるから故障の発生もなく、土砂掘削現場等に設
置してもメンテナンス性がよいなどの種々の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図
【図2】同平面図
【図3】同正面図
【図4】ベルトコンベアの一部拡大図
【符号の説明】
1 基台 3 枠体 7 弾性体としてのコイルバネ 9 ベルトコンベア 12 ベルト 13 濾布 14 駆動手段 15 溝 16 被処理物投入口 18 加振器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台と、この基台の支持部に上下動可能に
    支持されベルトコンベアを軸架する枠体と、前記基台と
    枠体との間に介装され該枠体を弾性的に支持する弾性体
    と、前記枠体を振動させるための加振器とを具備し、前
    記ベルトコンベアは、外面幅方向に走る多数の溝を有す
    るベルトと、このベルトの外面に巻装される濾布と、こ
    のベルトを回転駆動する駆動源とで構成し、前記枠体の
    一端上面には泥水等の被処理物を供給する被処理物投入
    口を設けたことを特徴とする脱水装置。
JP3316835A 1991-11-29 1991-11-29 脱水装置 Pending JPH05146611A (ja)

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