JPH05145579A - パケツト交換機のプロセツサ切り替え方式 - Google Patents

パケツト交換機のプロセツサ切り替え方式

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JPH05145579A
JPH05145579A JP33270491A JP33270491A JPH05145579A JP H05145579 A JPH05145579 A JP H05145579A JP 33270491 A JP33270491 A JP 33270491A JP 33270491 A JP33270491 A JP 33270491A JP H05145579 A JPH05145579 A JP H05145579A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重要性の高い通信回線では、障害復旧が確実
に行え、かつ、他の切り戻しの処理で通信が中断される
ことのないパケット交換機のプロセッサ切り替え方式を
得る。 【構成】 常用プロセッサの各々が処理する通信回線毎
に設定された切り戻し優先順位を定義テーブルに登録し
ておき、装置管理プロセッサ内に、故障した常用プロセ
ッサが一旦予備プロセッサに切り替わり、その後その障
害より復旧して待機状態にある時に他の常用プロセッサ
に障害が発生した場合、新たに故障となった常用プロセ
ッサの優先順位が、待機状態にある常用プロセッサのそ
れよりも高いときにのみ、予備プロセッサの切り戻しの
処理を実行する切り替え制御部を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パケット交換機のn
回線の通信回線のそれぞれに対応したn台の常用プロセ
ッサに対して1台の予備プロセッサを対応させた、n+
1予備方式の冗長構成をとるパケット交換機のプロセッ
サ切り替え方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば電気通信研究所研究発表
会論文集第42号(大容量パケット交換方式)に示され
た、従来のパケット交換機のプロセッサ切り替え方式を
示す構成図である。図において、1は当該パケット交換
機の各通信回線に対応して設けられ、通常のパケット処
理を行う常用プロセッサ、2はこの常用プロセッサ1の
うちのいずれかが障害となったときに切り替わる予備プ
ロセッサであり、これらによってn+1固定予備切り替
え方式が形成されている。3は各常用プロセッサ1に接
続された回線制御部であり、4はこのパケット交換機全
体を運転管理する装置管理プロセッサである。5は常用
プロセッサ1、予備プロセッサ2、および装置管理プロ
セッサ4のマルチプロセッサ間を結合する完全二重化さ
れたシステムバスである。
【0003】次に動作について説明する。図10におい
て、ある通信回線の通信のパケット処理に対応する常用
プロセッサ1のうちの1台が障害となった場合、該当通
信回線の通信処理を行っていた該当プロセッサを含むn
台の常用プロセッサ1に対して1台設置された予備プロ
セッサ2に切り替わり、該当通信回線の通信が再開され
る。これによって、n+1固定予備方式のため、残りn
−1台の常用プロセッサ1については無予備状態にな
る。
【0004】上記の障害であった常用プロセッサ1が復
旧した後、該当常用プロセッサ1を現用系に組み込む操
作として、予備プロセッサ2と該当常用プロセッサ1と
を切り戻す作業が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のパケット交換機
のプロセッサ切り替え方式は以上のように構成されてい
るので、常用プロセッサ1のうちの1つが障害となった
状態で、さらに残りn−1台のうちの常用プロセッサ1
が障害になった場合、予備プロセッサ2への切り替えが
不可能であるため、例え後から障害となった常用プロセ
ッサ1が通信処理を行っている回線が重要であったとし
ても、通信障害を復旧させることができず、また、上記
の無予備状態を回避するため、障害であった常用プロセ
ッサ1が復旧した後、該当常用プロセッサ1を現用系に
組み込む操作として予備プロセッサ2と該当常用プロセ
ッサ1とを切り戻しの処理を実行した場合、当該切り戻
し処理時にパケット処理が中断するので対応する回線の
通信が一時的に不通となってしまい、さらに、上記の切
り戻し作業はパケット交換機設置場所ローカルでの保守
作業となるため、保守作業員が現地に出向かなければな
らないなどの問題点があった。
【0006】請求項1に記載の発明は、上記のような問
題点を解消するためになされたものであり、重要性の高
い通信回線については、通信障害の復旧が確実に行え、
他の切り戻しの処理にて通信が中断されることもないパ
ケット交換機のプロセッサ切り替え方式を得ることを目
的とする。
【0007】また、請求項2および3に記載の発明は、
切り戻しの処理をリモート制御で実行可能なパケット交
換機のプロセッサ切り替え方式を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るパケット交換機のプロセッサ切り替え方式は、各常
用プロセッサがそれぞれ処理する通信回線毎に設定され
た切り戻し優先順位を定義テーブルに登録しておき、故
障した常用プロセッサが一旦予備プロセッサに切り替わ
り、その後その障害より復旧して待機状態にある時に他
の常用プロセッサに障害が発生した場合、新たに故障と
なった常用プロセッサに対応する通信回線の優先順位
が、待機状態にある常用プロセッサのそれよりも高いと
きにのみ、予備プロセッサの切り戻しの処理を実行する
切り替え制御部を、装置管理プロセッサ内に設けたもの
である。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係るパケッ
ト交換機のプロセッサ切り替え方式は、さらに、網管理
装置から予備プロセッサから常用プロセッサへの切り戻
しを指示するパケットを受け取ると、切り替え制御部に
対して当該常用プロセッサと予備プロセッサとの切り戻
しの処理の実行を指示するリモート制御インタフェース
部を装置管理プロセッサに持たせたものである。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明に係るパケ
ット交換機のプロセッサ切り替え方式は、前記リモート
制御インタフェース部を、網管理装置から予備プロセッ
サと常用プロセッサとの切り替え/切り戻しを指示する
パケットを受け取ると、当該パケットの内容に従って、
常用プロセッサと予備プロセッサの切り替え、あるいは
切り戻しの処理の実行を切り替え制御部に指示するよう
にしたものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明における切り替え制御部
は、故障して一旦予備プロセッサと切り替えられた常用
プロセッサが、その後その障害より復旧して待機状態に
ある時に他の常用プロセッサに障害が発生した場合、各
々の常用プロセッサの処理する通信回線毎に設定された
切り戻し優先順位が登録されている定義テーブルを参照
して、新たに障害となった常用プロセッサに対応する通
信回線の優先順位が、待機状態にある常用プロセッサの
それよりも高いと判定された場合にのみ、予備プロセッ
サの切り戻しの処理を実行することにより、重要性の高
い通信回線については、通信障害の復旧を確実に行うこ
とができ、また、他の切り戻しの処理によって、通信が
中断されることのないパケット交換機のプロセッサ切り
替え方式を実現する。
【0012】また、請求項2に記載の発明におけるリモ
ート制御インタフェース部は、予備プロセッサから常用
プロセッサへの切り戻しを指示するパケットを網管理装
置より受け取ると、当該常用プロセッサと予備プロセッ
サとの切り戻しの処理の実行を切り替え制御部に指示す
ることにより、切り戻しの処理をリモート制御で実行可
能なパケット交換機のプロセッサ切り替え方式を実現す
る。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明におけるリ
モート制御インタフェース部は、予備プロセッサと常用
プロセッサの切り替え/切り戻しを指示するパケットを
網管理装置より受け取ると、当該パケットの内容に応じ
て常用プロセッサと予備プロセッサの切り替え、あるい
は切り戻しの処理の実行を切り替え制御部に指示するこ
とにより、切り戻しの処理をリモート制御で実行可能な
パケット交換機のプロセッサ切り替え方式を実現する。
【0014】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
基づいて説明する。図1は請求項1および2に記載の発
明の一実施例を示す構成図である。図において、1は常
用プロセッサ、2は予備プロセッサ、4は装置管理プロ
セッサ、5はシステムバスであり、図10に同一符号を
付した従来のそれらと同一、あるいは相当部分であるた
め詳細な説明は省略する。
【0015】また、10はパケット通信処理装置(プロ
セッサ)について、n台の常用プロセッサ1と1台の予
備プロセッサ2のn+1予備切り替え方式であるパケッ
ト交換機である。20はこのようなパケット交換機10
にて構成されるパケット交換ネットワークの網管理を行
う網管理装置であり、30は各常用プロセッサ1によっ
て処理される通信回線である。また、装置管理プロセッ
サ4内において、41はn+1予備切り替えを制御する
切り替え制御部であり、42は網管理装置20からのリ
モート制御パケットの受信処理を行うリモート制御イン
タフェース部である。6は通信回線30について、接続
先を常用プロセッサ1と予備プロセッサ2との間で切り
替え/切り戻しを行う回線切り替え部であり、7は常用
プロセッサ1及び予備プロセッサ2のシステムバス5へ
の接続を切り替えるバス切り替え部である。8は各常用
プロセッサ1の処理する通信回線30毎の切り戻し優先
順位が登録される定義テーブルとしてのプロセッサ構成
定義テーブルである。
【0016】次に、図2はn+1予備切り替え方式につ
いての説明図である。図において、9はn台の常用プロ
セッサ1と、それらと切り替えられる1台の予備プロセ
ッサ2との組み合わせによるプロセッサ群であり、他は
図1と同一符号を付してその説明を省略する。
【0017】また、図3は切り戻し優先順位に基づく自
動切り戻し/切り替え制御についての説明図である。図
において1a〜1dは常用プロセッサ、30a〜30d
はそれぞれ常用プロセッサ1a〜1dが通信の処理をす
る通信回線であり、6は回線切り替え部である。
【0018】さらに、図4は前記プロセッサ構成定義テ
ーブル8に登録されるプロセッサ構成定義情報を示す説
明図である。図において、81はn+1台のプロセッサ
群9に関する情報であり、82は各常用プロセッサ1お
よび予備プロセッサ2に関する情報である。当該情報8
2はそれぞれ83のプロセッサNo.、84のプロセッ
サ実装/未実装区別、85のプロセッサ運転状態、86
のプロセッサ切り戻し優先順位、87のプロセッサ個別
情報から成っている。
【0019】図5は前記網管理装置20からのリモート
制御によるプロセッサ切り戻しの処理を示すシーケンス
図である。図において、50は網管理装置20から送信
されるプロセッサ切り戻し制御指示パケット、51はパ
ケット交換機10から返送されるプロセッサ切り戻し制
御応答パケット、52は切り戻しが完了した時点でパケ
ット交換機10から送信される常用プロセッサ1と予備
プロセッサ2の立ち上げ通知パケットであり、53はパ
ケット交換機10におけるリモート切り戻し処理であ
る。
【0020】次に動作について説明する。図1のパケッ
ト交換機10の常用プロセッサ1の1つが障害となった
場合、装置管理プロセッサ4における切り替え制御部4
1からの指示で回線切り替え部6とバス切り替え部7が
動作し、対応する回線30が予備プロセッサ2に切り替
わり、当該予備プロセッサ2は現用系のシステムバス5
に接続される。これによって、当該回線30の通信回線
は回復する。このn+1予備切り替え動作は図2に示す
n+1台の各プロセッサ群9毎に実施されるもので、1
台のパケット交換機10の複数のプロセッサをn台ずつ
のプロセッサ群9に分割する度合いは、プロセッサ障害
に対する信頼性と予備プロセッサ2の必要数の面での経
済性とのバランスにより設計するものである。
【0021】この後、同一のn+1台のプロセッサ群9
の中の別の常用プロセッサ1が障害となった場合につい
て、図3を用いて説明する。先に常用プロセッサ1aが
障害になり回線30aが予備プロセッサ2に切り替わっ
ている状態で、常用プロセッサ1aの障害が復旧してい
る場合、後から常用プロセッサ1bが障害となった時
に、プロセッサ構成定義テーブル8を参照して、回線3
0bと回線30aとに対応した常用プロセッサ1a,1
bの間で、プロセッサ切り戻し優先順位86を比較し、
回線30bの方が回線30aよりも優先順位が高い場合
には予備プロセッサ2の切り戻しの処理を実行して、図
3(a) に示すように回線30aを常用プロセッサ1aに
戻し、予備プロセッサ2をあらためて回線30bに切り
替える。この時回線30bの通信は復旧するが、回線3
0aの通信が前記予備プロセッサ2の切り戻しの処理に
よって中断する。一方、切り戻し優先順位の比較の結
果、回線30aの方が回線30bよりも優先順位が高
い、もしくは等しい場合には、図3(b) に示すように予
備プロセッサ2の切り戻しの処理は行わない。従って回
線30bの通信は不通となったままであるが、回線30
aの通信は継続できる。
【0022】上記の自動的な切り戻し/切り替えの動作
について、図6のフローチャートを用いて説明する。常
用プロセッサ1bの障害発生後、まずステップST1で
図4のプロセッサ構成定義テーブル8のプロセッサ運転
状態85を読みだし、予備プロセッサ2が待機状態にあ
るかどうかを調べる。待機状態にある場合はステップS
T8で通常のn+1予備切り替え動作となる。待機状態
にない場合には、ステップST2で前記プロセッサ運転
状態85より予備プロセッサ2が既に他の常用プロセッ
サ1aの障害の為に現用状態にあるかどうかを調べる。
現用状態にない場合はステップST7へ進み、自動切り
戻し/切り替え動作が行わないまま処理を終わる。現用
状態にある場合には、ステップST3で先に障害となっ
た常用プロセッサ1aが復旧(正常)状態になっている
か、即ち待機状態になっているかをプロセッサ運転状態
85より調べる。復旧状態になっていない場合はステッ
プST7へ進み、自動切り戻し/切り替え動作が行わな
いまま処理を終わる。一方、復旧状態になっている場合
には、ステップST4でプロセッサ構成定義テーブル8
を読みだし、後障害の常用プロセッサ1bのプロセッサ
切り戻し優先順位86が先障害の常用プロセッサ1aの
それよりも高いかどうかを調べる。優先順位が高くない
場合はステップST7へ進み、自動切り戻し/切り替え
動作が行わないまま処理を終わる。優先順位が高ければ
ステップST5で予備プロセッサ2の切り戻しの処理を
行い、ステップST6で後障害の常用プロセッサ1bと
の間での切り替えの処理を実施する。
【0023】次に、前記切り戻し優先順位に関係なくパ
ケット交換ネットワークの網管理装置20からリモート
制御によって既に切り替え状態にある予備プロセッサ2
の切り戻しの処理を行う動作について図5のシーケンス
に従って説明する。網管理装置20のオペレータ・コン
ソールに切り戻し制御指示を入力すると、網管理装置2
0はプロセッサ切り戻し制御指示パケット50を該当す
るパケット交換機10に対して送信する。当該プロセッ
サ切り戻し制御指示パケット50を受信すると、パケッ
ト交換機10の装置管理プロセッサ4にあるリモート制
御インタフェース部42では、このプロセッサ切り戻し
制御指示パケット50によってリモート切り戻し処理5
3が起動されその受付応答であるプロセッサ切り戻し制
御応答パケット51を網管理装置へ返送する。この後パ
ケット交換機10では、装置管理プロセッサ4内の切り
替え制御部41によって常用プロセッサ1と予備プロセ
ッサ2との間の切り戻し動作を開始し、当該処理の完了
によってそれぞれのプロセッサ1,2が現用状態、待機
状態として立ち上がったことを知らせるプロセッサ立ち
上げ通知パケット52を網管理装置20へ送信する。網
管理装置20ではそのプロセッサ立ち上げ通知パケット
52の受信をオペレータ・コンソールに表示し、オペレ
ータに切り戻しが正常に実施できたことを知らせる。
【0024】次に、前記リモート切り戻し処理53につ
いて、その動作を図7のフローチャートに従って説明す
る。プロセッサリモート切り戻し制御指示パケット50
を受信すると、ステップST11で予備プロセッサ2の
状態が現用状態にあるかどうかを調べる。現用状態にな
い場合には指示内容が不正であるとしてステップST1
7のエラー処理へ進む。現用状態にある場合はステップ
ST12で切り戻すべき常用プロセッサ1が復旧(正
常)状態になっているかどうか、即ち待機状態であるか
どうかを調べる。待機状態にない場合はステップST1
7のエラー処理へ進む。待機状態にあればステップST
13にて正常受付処理を行い、ステップST14でプロ
セッサリモート切り戻し制御応答パケット51を網管理
装置20へ返送し、ステップST15で切り戻しの処理
を開始する。その後切り戻しの処理が完了して常用プロ
セッサ1と予備プロセッサ2がそれぞれ現用状態、待機
状態として立ち上がったとき、プロセッサ立ち上げ通知
パケット52を網管理装置20へ送信する。
【0025】実施例2.なお、上記実施例1では図3の
常用プロセッサ1a〜1dに異なる切り戻し優先順位を
設定した場合について述べたが、図8に示すように、各
常用プロセッサ1xにすべて等しい切り戻し優先順位を
設定することもできる。この場合は、図6に示す動作フ
ローにより自動切り戻しの処理(ステップST5)が発
生し得ないn+1固定予備切り替え方式となる。即ち、
図4のプロセッサ構成定義テーブル8のプロセッサ切り
戻し優先順位86に設定する値によって、優先順位に従
った自動切り戻し方式とn+1固定予備切り替え方式と
の両方を使い分けることができる。
【0026】実施例3.また、上記実施例1では図5に
示すリモート制御によるプロセッサ切り戻し制御のシー
ケンスについて説明したが、図9に示すようにプロセッ
サリモート切り替え/切り戻し制御指示パケット60を
定義して、当該プロセッサリモート切り替え/切り戻し
制御指示パケット60の内容によって常用プロセッサ1
から予備プロセッサ2への切り替えをリモート制御で行
うことも可能となる。なお、図において、61は前記プ
ロセッサリモート切り替え/切り戻し制御指示パケット
60に応答してパケット交換機10より送信されるプロ
セッサリモート切り替え/切り戻し制御応答パケット、
62は切り替えあるいは切り戻しの処理の完了時点でパ
ケット交換機10より送信されるプロセッサ立ち上げ通
知パケットであり、63はパケット交換機10における
リモート切り替え/切り戻し処理である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、故障して一旦予備プロセッサと切り替えられた
常用プロセッサが、その後その障害より復旧して待機状
態にある時に他の常用プロセッサに障害が発生した場
合、新たに障害となった常用プロセッサに対応する通信
回線の優先順位が、待機状態にある常用プロセッサのそ
れよりも高いときにのみ、予備プロセッサの切り戻しの
処理を実行するように構成したので、予備プロセッサが
現用状態にあるときに常用プロセッサに障害が発生した
場合、先に障害であった常用プロセッサが待機状態に復
旧していても、予備プロセッサが処理している通信回線
の優先順位が高いものであれば、予備プロセッサの切り
戻しの処理は実行されず、従って、重要性のより高い通
信回線については、故障発生時の通信障害の復旧を確実
に行うことができ、さらに、他の切り戻しの処理によっ
て通信が中断されるようなことのないパケット交換機の
プロセッサ切り替え方式が得られる効果がある。
【0028】また、請求項2および3に記載の発明によ
れば、網管理装置より受け取ったパケットに従って、予
備プロセッサと常用プロセッサの切り替え、あるいは切
り戻しの処理の実行を指示するように構成したので、該
当通信回線の通信終了後などのタイミングにおいてリモ
ート制御で、切り戻しの処理を実行することのできるパ
ケット交換機のプロセッサ切り替え方式が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】上記実施例におけるn+1予備切り替え方式に
ついての説明図である。
【図3】上記実施例における切り戻し優先順位に基づく
自動切り戻し/切り替え制御についての説明図である。
【図4】上記実施例におけるプロセッサ構成定義情報を
示す説明図である。
【図5】上記実施例におけるリモート制御によるプロセ
ッサ切り戻しの処理を示すシーケンス図である。
【図6】上記実施例における自動切り戻し/切り替えの
動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】上記実施例におけるリモート制御によるプロセ
ッサ切り戻しの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図8】この発明の実施例2を示すn+1固定予備切り
替え方式についての説明図である。
【図9】この発明の実施例3を示すリモート制御による
プロセッサ切り替え処理のシーケンス図である。
【図10】従来のパケット交換機のプロセッサ切り替え
方式を示す構成図である。
【符号の説明】
1 常用プロセッサ 2 予備プロセッサ 4 装置管理プロセッサ 8 定義テーブル(プロセッサ構成定義テーブル) 10 パケット交換機 20 網管理装置 30 通信回線 41 切り替え制御部 42 リモート制御インタフェース部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット交換機のn回線の通信回線のそ
    れぞれに対応したn台の常用プロセッサに対して1台の
    予備プロセッサを対応させたn+1予備方式の冗長構成
    をとり、前記常用プロセッサの1台に障害が発生した場
    合に、当該常用プロセッサを前記予備プロセッサに切り
    替える装置管理プロセッサを備えたパケット交換機のプ
    ロセッサ切り替え方式において、前記n台の常用プロセ
    ッサがそれぞれ処理する各通信回線毎に設定された切り
    戻し優先順位を登録する定義テーブルを設け、前記装置
    管理プロセッサに、前記常用プロセッサが故障して前記
    予備プロセッサに一旦切り替わり、その後当該常用プロ
    セッサがその障害より復旧して待機状態にある時に他の
    常用プロセッサに故障が発生した場合、新たに障害とな
    った常用プロセッサに対応する通信回線の優先順位が、
    待機状態にある常用プロセッサのそれよりも高いときに
    のみ、前記予備プロセッサの切り戻しの処理を実行する
    切り替え制御部を設けたことを特徴とするパケット交換
    機のプロセッサ切り替え方式。
  2. 【請求項2】 前記装置管理プロセッサに、外部の網管
    理装置より送られてくる、前記予備プロセッサから前記
    常用プロセッサへの切り戻しを指示するパケットを受け
    取ると、前記切り替え制御部に対して当該常用プロセッ
    サと予備プロセッサとの切り戻しの処理の実行を指示す
    るリモート制御インタフェース部を設けたことを特徴と
    する、請求項1に記載のパケット交換機のプロセッサ切
    り替え方式。
  3. 【請求項3】 前記装置管理プロセッサに、外部の網管
    理装置より送られてくる、前記予備プロセッサと前記常
    用プロセッサとの切り替え/切り戻しを指示するパケッ
    トを受け取ると、当該パケットの内容に従って、前記常
    用プロセッサと予備プロセッサの切り替え、あるいは切
    り戻しの処理の実行を、前記切り替え制御部に指示する
    リモート制御インタフェース部を設けたことを特徴とす
    る、請求項1に記載のパケット交換機のプロセッサ切り
    替え方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000043882A1 (fr) * 1999-01-20 2000-07-27 Fujitsu Limited Appareil de commutation de base de donnees

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WO2000043882A1 (fr) * 1999-01-20 2000-07-27 Fujitsu Limited Appareil de commutation de base de donnees

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