JPH05145253A - プラグインパツケージ実装構造 - Google Patents
プラグインパツケージ実装構造Info
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- JPH05145253A JPH05145253A JP3101593A JP10159391A JPH05145253A JP H05145253 A JPH05145253 A JP H05145253A JP 3101593 A JP3101593 A JP 3101593A JP 10159391 A JP10159391 A JP 10159391A JP H05145253 A JPH05145253 A JP H05145253A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はプラグインパッケージ実装構造に関
し、筺体の側方から挿入して、マザーボード上へ実装す
ることを実現すること目的とする。 【構成】 筺体２１の奥部に、側方から挿入されてきた
プラグインパッケージ２４の先端を支持して、プラグイ
ンパッケージ２４を下方向に回動させるときの回動支点
６１を形成するＬ字状ブラケット３０を配設する。プラ
グインパッケージ２４は挿入された後、上記回動支点６
１を中心に下方に回動されて水平とされる。この回動の
過程において、プラグインパッケージ２４上のプラグイ
ンコネクタ２６が筺体２１内のマザーボード２３上のプ
ラグインコネクタ２７と接続されるよう構成する。
し、筺体の側方から挿入して、マザーボード上へ実装す
ることを実現すること目的とする。 【構成】 筺体２１の奥部に、側方から挿入されてきた
プラグインパッケージ２４の先端を支持して、プラグイ
ンパッケージ２４を下方向に回動させるときの回動支点
６１を形成するＬ字状ブラケット３０を配設する。プラ
グインパッケージ２４は挿入された後、上記回動支点６
１を中心に下方に回動されて水平とされる。この回動の
過程において、プラグインパッケージ２４上のプラグイ
ンコネクタ２６が筺体２１内のマザーボード２３上のプ
ラグインコネクタ２７と接続されるよう構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は機器筺体内のプラグイン
パッケージ実装構造に関する。
パッケージ実装構造に関する。
【０００２】電子・通信装置１は一般には、図１６に示
すように、架２内に、複数の機器３-1〜３-4が積重され
て組み込まれた構成である。
すように、架２内に、複数の機器３-1〜３-4が積重され
て組み込まれた構成である。
【０００３】各機器３-1〜３-4は、機器筺体４-1〜４-4
内に、プラグインパッケージ５-1〜５-4が実装されてい
る。
内に、プラグインパッケージ５-1〜５-4が実装されてい
る。
【０００４】装置１の機能を変更するに際しては、プラ
グインパッケージの差し換え、増設等が必要となる。
グインパッケージの差し換え、増設等が必要となる。
【０００５】増設等のために、プラグインパッケージを
実装する構造は、 機器３-1〜３-4を架２より引き出さずに実装が可能
な構造である。
実装する構造は、 機器３-1〜３-4を架２より引き出さずに実装が可能
な構造である。
【０００６】 機器３-1〜３-4を低価格及び小型とし
うる構造であること等が望ましい。
うる構造であること等が望ましい。
【０００７】
【従来の技術】図１７は、従来のプラグインパッケージ
実装構造を示す。
実装構造を示す。
【０００８】機器筺体４は、前面１０に挿入口１１を有
し、奥部にバックボード１２が設けられた構成である。
し、奥部にバックボード１２が設けられた構成である。
【０００９】プラグインパッケージ５は、プラグインパ
ッケージ本体１３の挿入方向先端にプラグインコネクタ
１４を有する構成である。
ッケージ本体１３の挿入方向先端にプラグインコネクタ
１４を有する構成である。
【００１０】プラグインパッケージ５は、矢印１５で示
すように、前面１０側から挿入され、プラグインコネク
タ１４をバックボード１２上のコネクタ１５と接続され
た状態で、機器筺体４内に実装される。
すように、前面１０側から挿入され、プラグインコネク
タ１４をバックボード１２上のコネクタ１５と接続され
た状態で、機器筺体４内に実装される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】プラグインパッケージ
５の挿入は機器筺体４の前面１０側からであるため、上
記実装は、電子機器３を架２（図１６参照）内に組み付
けたままの状態で行うことが出来る。しかし、マザーボ
ードを使用していないため、共通回路部が分割され、部
品点数が多くなり、マザーボードを使用したものに比べ
て、電子機器３がその分大型となり且つコスト高となっ
ていた。
５の挿入は機器筺体４の前面１０側からであるため、上
記実装は、電子機器３を架２（図１６参照）内に組み付
けたままの状態で行うことが出来る。しかし、マザーボ
ードを使用していないため、共通回路部が分割され、部
品点数が多くなり、マザーボードを使用したものに比べ
て、電子機器３がその分大型となり且つコスト高となっ
ていた。
【００１２】本発明は、マザーボードが組み込まれた構
造であって、且つプラグインパッケージの挿入を前面側
から可能としたプラグインパッケージ実装構造を提供す
ることを目的とする。
造であって、且つプラグインパッケージの挿入を前面側
から可能としたプラグインパッケージ実装構造を提供す
ることを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、プラ
グインパッケージを垂直の姿勢で筺体の周側面の挿入口
より該筺体内に挿入して実装する構造において、該筺体
の底板上に、コネクタを有するマザーボードを設けると
共に、該筺体の奥部に、挿入されてきた上記プラグイン
パッケージの挿入方向先端を支持して、該プラグインパ
ッケージの垂直面方向の回動支点を形成する支点形成部
材を設けてなり、上記プラグインパッケージを挿入した
後に、挿入方向上後端側を押し下げることによって、上
記プラグインパッケージが上記回動支点を中心に回動し
て、該プラグインパッケージ上のコネクタが上記マザー
ボード上の上記コネクタと接続される構成としたもので
ある。
グインパッケージを垂直の姿勢で筺体の周側面の挿入口
より該筺体内に挿入して実装する構造において、該筺体
の底板上に、コネクタを有するマザーボードを設けると
共に、該筺体の奥部に、挿入されてきた上記プラグイン
パッケージの挿入方向先端を支持して、該プラグインパ
ッケージの垂直面方向の回動支点を形成する支点形成部
材を設けてなり、上記プラグインパッケージを挿入した
後に、挿入方向上後端側を押し下げることによって、上
記プラグインパッケージが上記回動支点を中心に回動し
て、該プラグインパッケージ上のコネクタが上記マザー
ボード上の上記コネクタと接続される構成としたもので
ある。
【００１４】請求項２の発明は、請求項１のプラグイン
パッケージ実装構造において、上記筺体の上記挿入口の
部位に設けられ、上記プラグインパッケージの挿入時に
該プラグインパッケージが上記筺体内のマザーボード上
のコネクタに衝突しない高さに保たれるように上記プラ
グインパッケージの下縁を弾性的に支持する弾性支持部
材を更に有する構成としたものである。
パッケージ実装構造において、上記筺体の上記挿入口の
部位に設けられ、上記プラグインパッケージの挿入時に
該プラグインパッケージが上記筺体内のマザーボード上
のコネクタに衝突しない高さに保たれるように上記プラ
グインパッケージの下縁を弾性的に支持する弾性支持部
材を更に有する構成としたものである。
【００１５】請求項３の発明は、請求項１の該マザーボ
ード上の該コネクタは、奥部側にアース用接触子を有
し、且つ、請求項１の該プラグインパッケージ上の該コ
ネクタは、挿入方向先端側にアース用接触子を有する構
成としたものである。
ード上の該コネクタは、奥部側にアース用接触子を有
し、且つ、請求項１の該プラグインパッケージ上の該コ
ネクタは、挿入方向先端側にアース用接触子を有する構
成としたものである。
【００１６】
【作用】請求項１の支点形成部材は、マザーボードをマ
ザーボードを設けた構成において、プラグインパッケー
ジを筺体の周側面側から挿入して実装されることを可能
とするように作用する。
ザーボードを設けた構成において、プラグインパッケー
ジを筺体の周側面側から挿入して実装されることを可能
とするように作用する。
【００１７】請求項２の弾性支持部材は、挿入時に、プ
ラグインパッケージがマザーボード上のコネクタに衝突
しないように作用する。
ラグインパッケージがマザーボード上のコネクタに衝突
しないように作用する。
【００１８】請求項３のコネクタ内のアース用接触子の
配置は、接続時にはアース用接触子が最初に接触し、離
脱時にはアース用接触子が最後に離れるように作用す
る。
配置は、接続時にはアース用接触子が最初に接触し、離
脱時にはアース用接触子が最後に離れるように作用す
る。
【００１９】
【実施例】図１は、本発明の一実施例のプラグインパッ
ケージ実装構造の実装完了直前の状態を示す。
ケージ実装構造の実装完了直前の状態を示す。
【００２０】２０は電子・通信機器であり、筺体２１内
のうち、筺体２１の底板２２上に、共通回路部が設けら
れたマザーボード２３が固定してある。
のうち、筺体２１の底板２２上に、共通回路部が設けら
れたマザーボード２３が固定してある。
【００２１】２４はプラグインパッケージであり、筺体
２１の前面板２５側より垂直の姿勢で挿入され、図１の
状態を経て図１１に示すように、プラグインコネクタ２
６をマザーボード２３上のプラグインコネクタ２７に接
続されて、筺体２１内に実装される。なお、プラグイン
パッケージ２４の実装の仕方及び実装状態の詳細につい
ては後述する。
２１の前面板２５側より垂直の姿勢で挿入され、図１の
状態を経て図１１に示すように、プラグインコネクタ２
６をマザーボード２３上のプラグインコネクタ２７に接
続されて、筺体２１内に実装される。なお、プラグイン
パッケージ２４の実装の仕方及び実装状態の詳細につい
ては後述する。
【００２２】上記の機器２０は、マザーボード２３を有
するため、図１７に示す従来の機器に比べて、部品点数
が少なく、然して小型で且つ安価である。
するため、図１７に示す従来の機器に比べて、部品点数
が少なく、然して小型で且つ安価である。
【００２３】次に、図１中、筺体２１の構成について説
明する。
明する。
【００２４】図２，図３に示すように、筺体２１内の奥
部には、支点形成部材としてのＬ字状のブラケット３０
が前面板２５と平行に延在してマザーボード２３上に固
定してある。
部には、支点形成部材としてのＬ字状のブラケット３０
が前面板２５と平行に延在してマザーボード２３上に固
定してある。
【００２５】Ｌ字状ブラケット３０は、水平部３０ａ，
垂直部３０ｂ，水平部３０ａの先端の立上り部３０ｃ，
及び垂直部３０ｂの先端より前面板２５側に延出した廂
部３０ｄを有する。
垂直部３０ｂ，水平部３０ａの先端の立上り部３０ｃ，
及び垂直部３０ｂの先端より前面板２５側に延出した廂
部３０ｄを有する。
【００２６】このＬ字状ブラケット３０には、プラグイ
ンパッケージ受け部が形成してあり、これについては後
述する。
ンパッケージ受け部が形成してあり、これについては後
述する。
【００２７】筺体２１の前面板２５には、図４に示すよ
うに、複数の挿入口３１-1〜３１-5が整列して形成され
ている。
うに、複数の挿入口３１-1〜３１-5が整列して形成され
ている。
【００２８】各挿入口３１-1〜３１-5の上端には、ガイ
ド溝３２-1〜３２-5が形成してある。
ド溝３２-1〜３２-5が形成してある。
【００２９】各挿入口３１-1〜３５-5の下側寄りであっ
て、且つ筺体２１の内側のうち挿入口３１-1〜３１-5の
近傍の部位に、弾性支持部材としての板ばね部材３３-1
〜３３-5が設けてある。各板ばね部材３３-1〜３３-5に
は、図５に拡大して示すＵ字状部３３-1a 〜３３-5a が
形成してある。
て、且つ筺体２１の内側のうち挿入口３１-1〜３１-5の
近傍の部位に、弾性支持部材としての板ばね部材３３-1
〜３３-5が設けてある。各板ばね部材３３-1〜３３-5に
は、図５に拡大して示すＵ字状部３３-1a 〜３３-5a が
形成してある。
【００３０】このＵ字状部３３-1a （３３-2a 〜３３-5
a）は、図２に示すように、プラグインコネクタ２７の
高さ位置Ｈ1 より多少高い高さ位置Ｈ2 としてある。
a）は、図２に示すように、プラグインコネクタ２７の
高さ位置Ｈ1 より多少高い高さ位置Ｈ2 としてある。
【００３１】上記板ばね部材３３-1〜３３-5は、殆ど変
形せずにプラグインパッケージ２４の重量を支えること
が出来、後述する作業者の押し下げ時には容易に弾性変
形しうる程度のばね力としてある。
形せずにプラグインパッケージ２４の重量を支えること
が出来、後述する作業者の押し下げ時には容易に弾性変
形しうる程度のばね力としてある。
【００３２】また、前記のＬ字状ブラケット３０には、
図３に示すように、上記ガイド溝３２-1〜３２-5に対応
して、プラグインパッケージ受け部３４-1〜３４-5が形
成してある。
図３に示すように、上記ガイド溝３２-1〜３２-5に対応
して、プラグインパッケージ受け部３４-1〜３４-5が形
成してある。
【００３３】各プラグインパッケージ受け部３４-1〜３
４-5は、垂直部３０ｂのうち下部寄りの部位の孔３５-1
〜３５-5と、立上り部３０ｃの溝３６-1〜３６-5と、廂
部３０ｄの溝３７-1〜３７-5と、また、図２に示すよう
に、コネクタ２７は前面板２５の近傍に配されている。
４-5は、垂直部３０ｂのうち下部寄りの部位の孔３５-1
〜３５-5と、立上り部３０ｃの溝３６-1〜３６-5と、廂
部３０ｄの溝３７-1〜３７-5と、また、図２に示すよう
に、コネクタ２７は前面板２５の近傍に配されている。
【００３４】コネクタ２７の接触子は、筺体２１の奥部
側から順に、アース用接触子３８，電源用接触子３９，
信号用接触子４０の順で配してある。
側から順に、アース用接触子３８，電源用接触子３９，
信号用接触子４０の順で配してある。
【００３５】次に、プラグインパッケージ２４の構造に
ついて、図６（Ａ），（Ｂ）を参照して説明する。
ついて、図６（Ａ），（Ｂ）を参照して説明する。
【００３６】５０はプラグインパッケージ本体、５１は
この挿入方向先端、５２は挿入方向後端である。
この挿入方向先端、５２は挿入方向後端である。
【００３７】５３はピンであり、プラグインパッケージ
本体５０の挿入方向先端５１の下部寄りの部位に固定し
てあり、挿入方向先端５１より突出している。ピン５３
の先端側は、テーパ部５３ａとしてある。
本体５０の挿入方向先端５１の下部寄りの部位に固定し
てあり、挿入方向先端５１より突出している。ピン５３
の先端側は、テーパ部５３ａとしてある。
【００３８】５４はカバーであり、平面図上コ字形をし
ており、プラグインパッケージ本体５０の挿入方向後端
５２に固定してある。
ており、プラグインパッケージ本体５０の挿入方向後端
５２に固定してある。
【００３９】カバー５４より取手５５が突出している。
【００４０】コネクタ２６は、プラグインパッケージ本
体５０の下側縁５６に臨んで、且つ挿入方向後端５２寄
りの部位に、固定してある。
体５０の下側縁５６に臨んで、且つ挿入方向後端５２寄
りの部位に、固定してある。
【００４１】プラグインコネクタ２６の接触子は、挿入
方向先端５１側から順に、アース用接触子５７，電源用
接触子５８，信号用接触子５９の順で配されている。
方向先端５１側から順に、アース用接触子５７，電源用
接触子５８，信号用接触子５９の順で配されている。
【００４２】次に、上記のプラグインパッケージ２４を
上記筺体２１内に実装するときの操作及び動作について
説明する。
上記筺体２１内に実装するときの操作及び動作について
説明する。
【００４３】プラグインパッケージ２４の実装は、電子
・通信機器２０を稼動したままの状態で行う。
・通信機器２０を稼動したままの状態で行う。
【００４４】上記の実装は、 プラグインパッケージ
２４を筺体２１内に挿入する操作と、 取手５５を押
し下げる操作との二つの操作により完了する。
２４を筺体２１内に挿入する操作と、 取手５５を押
し下げる操作との二つの操作により完了する。
【００４５】まず、図７及び図８に示すように、プラグ
インパッケージ２４のプラグインパッケージ本体５０の
下側縁５６を、Ｕ字状部３３-1a に嵌合させて板ばね部
材３３-1により支持させつつ、且つ上側縁６０側をガイ
ド溝３２-1に嵌合させて、挿入口３１-1を通して、矢印
Ａ方向に挿入する。
インパッケージ２４のプラグインパッケージ本体５０の
下側縁５６を、Ｕ字状部３３-1a に嵌合させて板ばね部
材３３-1により支持させつつ、且つ上側縁６０側をガイ
ド溝３２-1に嵌合させて、挿入口３１-1を通して、矢印
Ａ方向に挿入する。
【００４６】これにより、プラグインパッケージ２４
は、プラグインパッケージ本体５０の下側縁５６をＵ字
状部３３-1a ，上側縁６０をガイド溝３２-1により案内
されて、垂直姿勢を保ちつつ且つ挿入方向に対して左右
方向の位置を規制された状態で挿入される。
は、プラグインパッケージ本体５０の下側縁５６をＵ字
状部３３-1a ，上側縁６０をガイド溝３２-1により案内
されて、垂直姿勢を保ちつつ且つ挿入方向に対して左右
方向の位置を規制された状態で挿入される。
【００４７】プラグインパッケージ本体５０の下側縁５
６はマザーボード２３上のプラグインコネクタ２７より
若干高い位置に支持されており、プラグインパッケージ
２４は、プラグインパッケージ本体５０の側面のプラグ
インコネクタ２６が上記プラグインコネクタ２７に衝突
することなく挿入される。
６はマザーボード２３上のプラグインコネクタ２７より
若干高い位置に支持されており、プラグインパッケージ
２４は、プラグインパッケージ本体５０の側面のプラグ
インコネクタ２６が上記プラグインコネクタ２７に衝突
することなく挿入される。
【００４８】プラグインパッケージ２４は、図１に示す
ように、プラグインパッケージ本体５０の挿入方向先端
５１がＬ字状ブラケット３０に当接する状態まで挿入さ
れる。
ように、プラグインパッケージ本体５０の挿入方向先端
５１がＬ字状ブラケット３０に当接する状態まで挿入さ
れる。
【００４９】最終段階の挿入は、プラグインパッケージ
本体５０の下側縁５６を溝３６-1に嵌合させ挿入方向先
端側を位置規制した状態で行う。
本体５０の下側縁５６を溝３６-1に嵌合させ挿入方向先
端側を位置規制した状態で行う。
【００５０】この最終段階の挿入によって、ピン５３が
孔３５-1に嵌入し、且つプラグインパッケージ本体５０
の挿入方向先端５１のうちの上方側が溝３７-1に嵌合す
る。テーパ部５３ａは、ピン５３を円滑に孔３５-1内へ
嵌入させる。
孔３５-1に嵌入し、且つプラグインパッケージ本体５０
の挿入方向先端５１のうちの上方側が溝３７-1に嵌合す
る。テーパ部５３ａは、ピン５３を円滑に孔３５-1内へ
嵌入させる。
【００５１】また、カバー５４が、図９，図１０に拡大
して併せて示すように、挿入口３１-1内に嵌合する。
して併せて示すように、挿入口３１-1内に嵌合する。
【００５２】また、図１に示すように、プラグインコネ
クタ２６がプラグインコネクタ２７の真上に対向する。
クタ２６がプラグインコネクタ２７の真上に対向する。
【００５３】プラグインパッケージ２４は、挿入口３１
-1の近傍を板ばね部材３３-1により支持されており、挿
入方向後端５２が挿入方向先端５１より若干高くなって
おり、マザーボード２３と平行な面（水平面）６０に対
して、２〜３度の角度傾斜している。
-1の近傍を板ばね部材３３-1により支持されており、挿
入方向後端５２が挿入方向先端５１より若干高くなって
おり、マザーボード２３と平行な面（水平面）６０に対
して、２〜３度の角度傾斜している。
【００５４】次いで、図１中、取手５５を矢印Ｂ方向に
押し下げる。
押し下げる。
【００５５】これにより、プラグインパッケージ２４
は、ピン５３が孔３５-1へ嵌合している点６１を回動支
点として、図１中、時計方向に、図１０に示す水平とな
る位置まで上記板ぱね部材３３-1を撓ませつつ回動され
る。
は、ピン５３が孔３５-1へ嵌合している点６１を回動支
点として、図１中、時計方向に、図１０に示す水平とな
る位置まで上記板ぱね部材３３-1を撓ませつつ回動され
る。
【００５６】カバー５４は、第１１図に拡大して示すよ
うに垂直となる。
うに垂直となる。
【００５７】また、上記の回動の過程において、プラグ
インコネクタ２６がプラグインコネクタ２７と接続され
る。
インコネクタ２６がプラグインコネクタ２７と接続され
る。
【００５８】以上により、プラグインパッケージ２４の
実装が完了する。
実装が完了する。
【００５９】実装状態において、プラグインパッケージ
２４は、挿入方向先端５１側については、ピン５３の孔
３５-1への嵌合、プラグインパッケージ本体５０の溝３
６-1，３７-1への嵌合によって、倒れを防止されて垂直
に規制され、挿入方向後端５２側については、カバー５
４の挿入口３１-1への嵌合によって倒れを防止されて垂
直に規制された状態となる。
２４は、挿入方向先端５１側については、ピン５３の孔
３５-1への嵌合、プラグインパッケージ本体５０の溝３
６-1，３７-1への嵌合によって、倒れを防止されて垂直
に規制され、挿入方向後端５２側については、カバー５
４の挿入口３１-1への嵌合によって倒れを防止されて垂
直に規制された状態となる。
【００６０】次に、上記実装過程における、プラグイン
コネクタ２６と２７との接続について説明する。
コネクタ２６と２７との接続について説明する。
【００６１】プラグインコネクタ２６は水平の状態から
垂直に下降するのではなく、若干傾斜している状態から
回動支点６１を中心とした円弧６２に沿って下降する。
垂直に下降するのではなく、若干傾斜している状態から
回動支点６１を中心とした円弧６２に沿って下降する。
【００６２】しかし、傾斜は２〜３度と小さいものであ
り、且つ上記円弧６２の半径Ｒも大きく円弧６２は略直
線に近いものであり、更に、接続状態ではプラグインコ
ネクタ２６はマザーボード２３と平行であるため、プラ
グインコネクタ２６はプラグインコネクタ２７と正常に
接続される。
り、且つ上記円弧６２の半径Ｒも大きく円弧６２は略直
線に近いものであり、更に、接続状態ではプラグインコ
ネクタ２６はマザーボード２３と平行であるため、プラ
グインコネクタ２６はプラグインコネクタ２７と正常に
接続される。
【００６３】また、プラグインコネクタ２６及び２７の
各接触子の接続は、プラグインパッケージ２４の挿入方
向先端５１側の接触子側から開始される。
各接触子の接続は、プラグインパッケージ２４の挿入方
向先端５１側の接触子側から開始される。
【００６４】即ち、最初に、図１３（Ａ）で示すよう
に、アース用接触子５７と３８とが時刻Ｔ1 で接続さ
れ、次いで、同図（Ｂ）に示すように、電源用接触子５
８と３９とが時刻Ｔ2 で接続され、最後に、同図（Ｃ）
に示すように、信号用接触子５９と４０とが時刻Ｔ3 で
接続される。
に、アース用接触子５７と３８とが時刻Ｔ1 で接続さ
れ、次いで、同図（Ｂ）に示すように、電源用接触子５
８と３９とが時刻Ｔ2 で接続され、最後に、同図（Ｃ）
に示すように、信号用接触子５９と４０とが時刻Ｔ3 で
接続される。
【００６５】このため、プラグインパッケージ２４の実
装時において、回路誤動作は起きない。
装時において、回路誤動作は起きない。
【００６６】プラグインパッケージ２４の離脱は、上記
実装時とは逆の操作を行うことによってなされる。
実装時とは逆の操作を行うことによってなされる。
【００６７】即ち、図１１及び図１２中、取手５５を引
き上げ、続いて手前に引くことにより、プラグインパッ
ケージ２４は筺体２１より引き出される。
き上げ、続いて手前に引くことにより、プラグインパッ
ケージ２４は筺体２１より引き出される。
【００６８】このとき、図１３に示すように、最初に信
号用接続子４０，５９が時刻Ｔ10で外れ、次に電源用接
触子３９，５８が時刻Ｔ11で外れ、次いで、時刻Ｔ12で
アース用接触子３８，５７が最後に外れることになり、
プラグインパッケージ２４の離脱時においても回路誤動
作は起きない。
号用接続子４０，５９が時刻Ｔ10で外れ、次に電源用接
触子３９，５８が時刻Ｔ11で外れ、次いで、時刻Ｔ12で
アース用接触子３８，５７が最後に外れることになり、
プラグインパッケージ２４の離脱時においても回路誤動
作は起きない。
【００６９】図１４，図１５は支点形成のための別の構
造を示す。
造を示す。
【００７０】図１４（Ａ）に示すように、Ｌ字状ブラケ
ット７０の上端近傍に孔７１が設けてある。同図（Ｂ）
に示すように、プラグインパッケージ本体５０の挿入方
向先端５１のうち上側縁６０寄りのピン７２が上記孔７
１に嵌合して回動支点９３が形成される。
ット７０の上端近傍に孔７１が設けてある。同図（Ｂ）
に示すように、プラグインパッケージ本体５０の挿入方
向先端５１のうち上側縁６０寄りのピン７２が上記孔７
１に嵌合して回動支点９３が形成される。
【００７１】また、図１５（Ａ），（Ｂ）に示すよう
に、プラグインパッケージ本体５０の挿入方向先端５１
に切欠８０を形成し、この切欠８０がＬ字状ブラケット
８１の垂直壁の頂部の廂状折曲部８２に嵌合して回動支
点８３が形成されるようにしてもよい。
に、プラグインパッケージ本体５０の挿入方向先端５１
に切欠８０を形成し、この切欠８０がＬ字状ブラケット
８１の垂直壁の頂部の廂状折曲部８２に嵌合して回動支
点８３が形成されるようにしてもよい。
【００７２】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項１の発明によ
れば、機器筐体をマザーボードを設けた構成として、し
かも、プラグインパッケージを、上記筺体の側面の挿入
口を通して挿入する仕方によって、即ち、機器筐体を例
えば架より一旦引き出すことなく、実装することが出来
る。
れば、機器筐体をマザーボードを設けた構成として、し
かも、プラグインパッケージを、上記筺体の側面の挿入
口を通して挿入する仕方によって、即ち、機器筐体を例
えば架より一旦引き出すことなく、実装することが出来
る。
【００７３】マザーボードを設けた構成によって、マザ
ーボードを設けないものに比べて、機器筐体を小型とす
ることが出来、且つ低価格とすることが出来る。
ーボードを設けないものに比べて、機器筐体を小型とす
ることが出来、且つ低価格とすることが出来る。
【００７４】請求項２の発明によれば、プラグインパッ
ケージの挿入を、マザーボード上のコネクタに衝突する
ことなく行うことが出来る。
ケージの挿入を、マザーボード上のコネクタに衝突する
ことなく行うことが出来る。
【００７５】請求項３の発明によれば、例えば接続の際
に接触子間にノイズが発生した場合であっても回路の誤
動作を回避することが出来る。
に接触子間にノイズが発生した場合であっても回路の誤
動作を回避することが出来る。
【図１】本発明の一実施例のプラグインパッケージ実装
構造の実装完了直前（挿入完了時）の状態を示す図であ
る。
構造の実装完了直前（挿入完了時）の状態を示す図であ
る。
【図２】図１中の筺体を示す図である。
【図３】図２の筺体内に設けられているＬ字状ブラケッ
トを示す斜視図である。
トを示す斜視図である。
【図４】図２の筺体の前面側からみた斜視図である。
【図５】図２中、Ｖ−Ｖ線方向よりみた拡大矢視図であ
る。
る。
【図６】プラグインパッケージを示す図である。
【図７】実装の最初の状態（挿入時）を示す図である。
【図８】図７中、VIII−VIII線方向よりみてプラグイン
コネクタ同士の位置関係を示す拡大矢視図である。
コネクタ同士の位置関係を示す拡大矢視図である。
【図９】図１の状態におけるカバー側を拡大して示す図
である。
である。
【図１０】図９中、Ｘ−Ｘ線方向からみた矢視図であ
る。
る。
【図１１】プラグインパッケージが実装された状態を示
す図である。拡大矢視図である。
す図である。拡大矢視図である。
【図１２】図１１中、カバー側を拡大して示す図であ
る。
る。
【図１３】実装時及び離脱時におけるプラグインコネク
タの接続を説明する図である。
タの接続を説明する図である。
【図１４】支点形成の一の変形例を示す図である。
【図１５】支点形成の別の変形例を示す図である。
【図１６】電子・通信装置の一般的構造を概略的に示す
図である。
図である。
【図１７】従来のプラグインパッケージ実装構造の１例
を示す図である。
を示す図である。
２０ 電子・通信機器 ２１ 筐体 ２２ 底板 ２３ マザーボード ２４ プラグインパッケージ ２５ 前面板 ２６，２７ プラグインコネクタ ３０ Ｌ字状ブラケット ３０ａ 水平部 ３０ｂ 垂直部 ３０ｃ 立上り部 ３０ｄ 廂部 ３１-1〜３１-5 挿入口 ３２-1〜３２-5 ガイド溝 ３３-1〜３３-5 板ばね部材 ３３-1a 〜３３-5a Ｕ字状部 ３４-1〜３４-5 プラグインパッケージ受け部 ３５-1〜３５-5 孔 ３６-1〜３６-5 溝 ３７-1〜３７-5 溝 ３８ アース用接触子 ３９ 電源用接触子 ４０ 信号用接触子 ５０ プラグインパッケージ本体 ５１ 挿入方向先端 ５２ 挿入方向後端 ５３ ピン ５３ａ テーパ部 ５４ カバー ５５ 取手 ５６ 下側縁 ５７ アース用接触子 ５８ 電源用接触子 ５９ 信号用接触子 ６０ マザーボードの平行な面（水平面） ６１ 回動支点 ６１ 円弧 ７０ ブラケット ７１ 孔 ７２ ピン ７３ 回動支点 ８０ 切欠 ８１ Ｌ字状ブラケット ８２ 廂状折曲部 ８３ 回動支点
Claims (3)
- 【請求項１】 プラグインパッケージ（２４）を垂直の
姿勢で機器筺体（２１）の周側面（２５）の挿入口（３
１-1）より該筺体内に挿入して実装する構造において、 該筺体（２１）の底板（２２）上に、プラグインコネク
タ（２７）を有するマザーボード（２３）を設けると共
に、 該筺体（２１）の奥部に、挿入されてきた上記プラグイ
ンパッケージ（２４）の挿入方向先端（５１）を支持し
て、該プラグインパッケージの垂直面方向の回動支点
（６１）を形成する支点形成部材（３０）を設けてな
り、 上記プラグインパッケージ（２４）を挿入した後に、挿
入方向上後端側を押し下げることによって、上記プラグ
インパッケージ（２４）が上記回動支点を中心に回動し
て、該プラグインパッケージ上のプラグインコネクタ
（２６）が上記マザーボード（２３）上の上記プラグイ
ンコネクタ（２７）と接続される構成としたことを特徴
とするプラグインパッケージ実装構造。 - 【請求項２】 請求項１のプラグインパッケージ実装構
造において、 上記筺体の上記挿入口（３１-1）の部位に設けられ、上
記プラグインパッケージの挿入時に該プラグインパッケ
ージが上記筺体内のマザーボード上のプラグインコネク
タに衝突しない高さに保たれるように上記プラグインパ
ッケージの下縁（５６）を弾性的に支持する弾性支持部
材（３３-1）を更に有する構成としたことを特徴とする
プラグインパッケージ実装構造。 - 【請求項３】 請求項１の該マザーボード上の該プラグ
インコネクタ（２７）は、奥部側にアース用接触子（３
８）を有し、 且つ、請求項１の該プラグインパッケージ上の該プラグ
インコネクタ（２６）は、挿入方向先端側にアース用接
触子（５７）を有する構成としたことを特徴とするプラ
グインパッケージ実装構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3101593A JPH05145253A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | プラグインパツケージ実装構造 |
| US07/878,410 US5325269A (en) | 1991-05-07 | 1992-05-04 | Apparatus having plurality of plug-in packages detachably housed in housing thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3101593A JPH05145253A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | プラグインパツケージ実装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05145253A true JPH05145253A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14304684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3101593A Withdrawn JPH05145253A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | プラグインパツケージ実装構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5325269A (ja) |
| JP (1) | JPH05145253A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021158254A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 電子機器 |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5751559A (en) * | 1996-10-08 | 1998-05-12 | International Business Machines Corporation | Apparatus for inserting PC cards having recessed guide paths with multiple levels in the guide paths |
| EP0848320A3 (en) * | 1996-12-13 | 1999-04-21 | International Business Machines Corporation | System and method for inserting circuit boards in tight spaces |
| US6053760A (en) * | 1998-06-05 | 2000-04-25 | International Business Machines Corporation | Universal device for mounting circuit cards in a computer or like electrical machine |
| US6373712B1 (en) | 1998-06-05 | 2002-04-16 | International Business Machines Corporation | Device for inserting circuit cards into electrical machines |
| US6493235B1 (en) | 2001-08-29 | 2002-12-10 | International Business Machines Corporation | Auto docking/locking rack hardware for easy serviceability of printed circuit cards in tight spaces |
| US6608759B1 (en) | 2002-02-28 | 2003-08-19 | International Business Machines Corporation | Docking cassette for printed circuit boards |
| US6671184B1 (en) | 2002-07-12 | 2003-12-30 | International Business Machines Corporation | Latching and locking handles |
| US7180753B2 (en) * | 2003-06-26 | 2007-02-20 | International Business Machines Corporation | Server packaging architecture utilizing a blind docking processor-to-midplane mechanism |
| US6896539B2 (en) * | 2003-06-30 | 2005-05-24 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Pivot component coupled with first circuit board for control of relative alignment of first circuit board connection component with second circuit board connection component |
| DE102009020390B3 (de) * | 2009-05-08 | 2010-05-20 | Sinitec Vertriebsgesellschaft Mbh | Serverrahmen sowie zum Einsatz in dem Serverrahmen geeigneter Einschubserver |
| US9781858B2 (en) * | 2014-10-24 | 2017-10-03 | Advanced Micro Devices, Inc. | Apparatus to facilitate orthogonal coupling of a server sled with a server backplane |
| JP6565176B2 (ja) * | 2014-11-27 | 2019-08-28 | 富士通株式会社 | 電子装置及び実装方法 |
| US9913389B2 (en) | 2015-12-01 | 2018-03-06 | International Business Corporation Corporation | Tamper-respondent assembly with vent structure |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5218519A (en) * | 1987-09-08 | 1993-06-08 | Digital Equipment Corporation | Card cage system |
| US5057968A (en) * | 1989-10-16 | 1991-10-15 | Lockheed Corporation | Cooling system for electronic modules |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP3101593A patent/JPH05145253A/ja not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-05-04 US US07/878,410 patent/US5325269A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021158254A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 電子機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5325269A (en) | 1994-06-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |