JPH05143240A - ライトペンアドレス検出方法 - Google Patents

ライトペンアドレス検出方法

Info

Publication number
JPH05143240A
JPH05143240A JP3332545A JP33254591A JPH05143240A JP H05143240 A JPH05143240 A JP H05143240A JP 3332545 A JP3332545 A JP 3332545A JP 33254591 A JP33254591 A JP 33254591A JP H05143240 A JPH05143240 A JP H05143240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light pen
light
control device
crt
display control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3332545A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Yamada
和彦 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP3332545A priority Critical patent/JPH05143240A/ja
Publication of JPH05143240A publication Critical patent/JPH05143240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRT画面上の輝度にかかわりなく、正確に
ライトペンのアドレスを検出可能な方法を提供するこ
と。 【構成】 カラーCRT表示装置が表示制御装置からの
ビデオ信号を受信すると共に、現在の輝度レベルを表示
制御装置へ出力し、ライトペンにてCRTの管面を押圧
することによってライトペンのスイッチが押下されてそ
の押下信号が表示制御装置へ伝達され、表示制御装置が
CRT表示装置へビデオ信号を送信してマークを1フレ
ームの間表示させ、ライトペンがマークをピックアップ
し、これが表示制御装置へ通知され、表示制御装置の内
部のプログラムでライトペンがピックアップした位置を
座標に変換し、このプログラム中で輝度レベルによる補
正条件を付加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライトペンを使用する
カラーCRT表示装置及び表示制御装置におけるライト
ペンのアドレスを検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等を用いてCRTの画面上
に図形その他を描く際に、手作業で目標点を直接に指示
する座標入力手段としてライトペンが周知である。
【0003】例えば『コンピュータシステム機器』(電
子科学シリーズ90、産報出版)に記載されている如
く、ライトペンは、本来表示面上での輝点を検出して信
号を出すだけの光検出器であり図3のような構造となっ
ている。そして、コンソール制御部の制御により次のよ
うな動作を行わせることができる。
【0004】(a)アイデンティファイモード…ライト
ペンが表示部の輝点を検出し、信号を発生すると、ディ
スプレイ装置全体の表示動作がその時の状態のまま停止
し、コンピュータに対しライトペンが輝点を検出したこ
とを知らせる信号を出す。
【0005】コンピュータはこれによりオペレータがラ
イトペンで示したデータについて以下の内容を知ること
ができる。
【0006】即ち、リレッシュメモリのSCCの読出し
により、何番目のコマンドによる表示データであるか、
あるいはどのような図の一部であるか、SCCで示され
ているメモリ内容の読出しにより、どのようなコマンド
によるデータか、更にはX−Yレジスタの読出しによ
り、表示面での輝点の座標位置を調べることができる。 (b)トラッキングモード…ライトペンで表示面上をな
ぞることによりそのライトペンの位置をコンピュータに
入力することができる。これにより表示面上の任意の位
置の指定や、ライトペンの軌跡の入力を行うことができ
る。
【0007】この動作は、表示面上のある輝点をライト
ペンが検出し、そのライトペンの位置を知ると、次から
はある一定周期でその近辺に輝点を表示してライトペン
に検出させ、新しい位置を知るという方法によって行わ
れる。
【0008】図4には、その実際の動作原理を示す。あ
る瞬間に知ることのできたライトペンの中心位置が(X
n-1 ,Yn-1 )であったとし、次の瞬間にライトペンの
中心位置が(Xn ,Yn )に移動しているとすると、
(Xn ,Yn )は次のような方法で知ることができる。
【0009】即ち、既に分かっている位置(Xn-1 ,Y
n-1 )を中心にライトペンの視野に比較して十分に大き
な十字を図のように表示する。ライトペンが輝点として
検出できる範囲の点の位置をそれぞれXL 〜XR ,YH
〜YL とすれば、新しく求められる中心点(Xn ,Yn
)はXn =(XL +XR )/2、Yn =(YH +YL)
/2で求められる。(Xn ,Yn )は次の移動点の検出
に用いられる。このように次々と移動点を検出すること
により、ライトペンが表示面上のいかなる位置に移動し
ても常にその位置を把握しておくことができる。
【0010】トラッキング動作は、実際には表示の繰返
し周波数と同期して行われる。
【0011】カラーCRT表示装置の表示面のXY座標
をライトペンを使って判定する時、単にその時に画面上
に存在する光だけに依存するものであれば、当然文字や
図形が表示されていない背景部分では、ライトペンのア
ドレスを検知することはできなくなる。このため、ライ
トペンのスイッチの押下を合図にCRTに1フレームの
間、全画面を青色フラッシュして検出用マークを表示さ
せるということを行っている。
【0012】その表示開始位置をX=0、Y=0として
X、Yの各カウンタは、ライトペンがマーク光をピック
アップするまでカウントする。
【0013】更に、ライトペンの応答時間によるずれを
カウント数に加減することで座標を割り出す。
【0014】この時、ライトペンマークのCRT上での
発光とライトペンの受光回路の遅延に対しては、ソフト
ウェアにて補正を加えている。
【0015】ここで、CRTの発光がライトペンの受光
回路を経て電気信号変換される過程における時間的遅延
は、CRTの輝度により大きく影響を受ける。この結
果、CRTの輝度によってライトペンの検出アドレスに
誤差を生じてしまうという問題があった。
【0016】すなわち、ライトペンはある程度の受光範
囲を有しており、CRTの輝度レベルの高低によってこ
の受光範囲が変化する。CRTの輝度が高い時は、受光
視野周辺部の光も感知でき、その領域の外寄りで光をピ
ックアップするが、輝度が低い時は内寄りで光をピック
アップするので同じ部位の光の感知が不能となるという
問題を有する。
【0017】即ち、図5にライトペンを画面に垂直に当
てた時の、高輝度時のライトペンの受光視野10、低輝
度時のライトペンの受光視野12、真の指示位置14、
低輝度時のライトペンによる検出位置16、高輝度時の
ライトペンによる検出位置18を示す。このように、C
RT画面上の輝度差によって、指定位置が同じであるに
もかかわらず、検出位置に大きな変化が生じてしまう。
【0018】図6において、同一クロックでスキャンす
ると、X方向は早いスピードで光が通過するのに対し、
Y方向は各ラスタ(スキャン)ごとに1回だけカウント
(検出)すればよいから、若干ずれてもさほど大きな位
置ずれは生じないという状態になる。しかし、更にクロ
ック周波数が高くなると、Y軸についてもずれが大きく
なってしまい、ライトペンの応答時間による光検出のず
れの補正だけでは安定した座標を得ることはできない。
【0019】
【発明の目的】本発明は上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、CRT画面上の輝度にかかわ
りなく、正確にライトペンのアドレスを検出可能な方法
を提供するとにある。
【0020】
【発明の概要】上記目的を達成するため本発明は、カラ
ーCRTの輝度レベルを表示制御装置へ報知する手段を
有するカラーCRT表示装置と、輝度レベルによるライ
トペンがピックアップする光の位置のずれとライトペン
の応答時間から成る遅延の補正をする手段を有する表示
制御装置と、を備えるライトペンアドレス検出方法にお
いて、カラーCRT表示装置が表示制御装置からのビデ
オ信号を受信すると共に、現在の輝度レベルをデジタル
又はアナログ信号で表示制御装置へ出力し、ライトペン
がCRTの管面を押すことによってライトペンのスイッ
チが押下されてその押下信号が表示制御装置へ伝達さ
れ、表示制御装置がCRT表示装置へビデオ信号を送信
してマークを1フレームの間表示させ、ライトペンがそ
のマークをピックアップし、これが表示制御装置へ通知
され、表示制御装置の内部のプログラムでライトペンが
ピックアップした位置を座標に変換し、このプログラム
中で輝度レベルによる補正条件を付加し、輝度レベルが
高ければ、ライトペンを押した所の中心より外寄りで光
をピックアップするから、補正値を大きくし、逆に輝度
レベルが低ければ、中心寄りで光をピックアップするか
ら、補正値を小さくすることを特徴とする。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0022】図1に本発明を適用したCRT表示装置の
構成例を示す。図において、カラーCRT表示装置1
は、ビデオ信号を表示制御装置2から入力する。カラー
CRT表示装置1は、CRTの現在の輝度レベルをデジ
タル又はアナログ信号で表示制御装置2へ出力する。
【0023】ライトペン3がCRTの管面を押すと、ラ
イトペン3のスイッチが押下され、その押下信号が表示
制御装置2へ伝達される。表示制御装置2は、マークを
1フレーム表示するようにCRT表示装置1へビデオ信
号を送る。ライトペン3がそのマークをピックアップ
し、これを表示制御装置2へ通知する。その後、表示制
御装置2の内部のプログラムでライトペン3がピックア
ップした位置が座標に変換される。
【0024】この時、表示制御装置2は、CRT表示装
置1から輝度レベルの情報を受信しているので、プログ
ラム中で輝度レベルによる補正条件を付加する。
【0025】輝度レベルが高ければ、ライトペン3を押
した所の中心より外寄りで光をピックアップするから、
補正値を大きくする。
【0026】逆に輝度レベルが低ければ、中心寄りで光
をピックアップするから、補正値を小さくする必要があ
る。
【0027】この結果、CRT表示面をライトペン3で
押圧した箇所のアドレスとプログラムにより求めた座標
との誤差が小さくなることから、表示領域中のライトペ
ン使用範囲が密になり、ライトペンの用途がより有効に
なる。
【0028】すなわち、誤差が大きいと、図2(A)に
示すように、ライトペン使用の有効範囲が粗くなるが、
誤差が小さくなることで、図2(B)に示すように、有
効範囲が密になる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
輝度によってライトペンのピックアップする位置が変わ
っても、その分が補正されるので、CRT表示装置の輝
度が変わっても正確にライトペンでXY座標を求めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したCRT表示装置の構成図であ
る。
【図2】(A)及び(B)は本発明によるライトペンの
有効範囲の変化を示す説明図である。
【図3】一般のライトペンの構造を示す断面図である。
【図4】ライトペンの移動に伴うアドレス検出原理を示
す説明図である。
【図5】CRTの輝度の高低に対応して変化する検出位
置を示す図である。
【図6】CRT画面のスキャン作用を示す図である。
【符号の説明】 1 … CRT表示装置 2 … 表示制御装置 3 … ライトペン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーCRTの輝度レベルを表示制御装
    置へ報知する手段を有するカラーCRT表示装置と、輝
    度レベルによるライトペンがピックアップする光の位置
    のずれとライトペンの応答時間から成る遅延の補正をす
    る手段を有する表示制御装置と、を備えるライトペンア
    ドレス検出方法において、 カラーCRT表示装置が表示制御装置からのビデオ信号
    を受信すると共に、現在の輝度レベルをデジタル又はア
    ナログ信号で表示制御装置へ出力し、 ライトペンをCRTの管面を押圧することによってライ
    トペンのスイッチが押下されてその押下信号が表示制御
    装置へ伝達され、 表示制御装置がCRT表示装置へビデオ信号を送信して
    マークを1フレームの間表示させ、 ライトペンが該マークをピックアップし、これが表示制
    御装置へ通知され、 表示制御装置の内部のプログラムでライトペンがピック
    アップした位置を座標に変換し、このプログラム中で輝
    度レベルによる補正条件を付加し、 該輝度レベルが高い場合には、ライトペンを押圧した箇
    所の中心より外寄りで光をピックアップするために補正
    値を大きくし、 輝度レベルが低い場合には、該箇所の中心寄りで光をピ
    ックアップするために補正値を小さくすることを特徴と
    するライトペンアドレス検出方法。
JP3332545A 1991-11-21 1991-11-21 ライトペンアドレス検出方法 Pending JPH05143240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332545A JPH05143240A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 ライトペンアドレス検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332545A JPH05143240A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 ライトペンアドレス検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05143240A true JPH05143240A (ja) 1993-06-11

Family

ID=18256120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3332545A Pending JPH05143240A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 ライトペンアドレス検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05143240A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100426295B1 (ko) * 1995-07-20 2004-05-17 가부시키가이샤 세가 화상처리장치및게임장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100426295B1 (ko) * 1995-07-20 2004-05-17 가부시키가이샤 세가 화상처리장치및게임장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4422851B2 (ja) 座標入力装置及び方法
JP3513419B2 (ja) 座標入力装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ
JP3492180B2 (ja) 座標入力装置
JP2001075736A (ja) 座標入力装置
JP4697916B2 (ja) 座標入力装置及びその制御方法、プログラム
US6598978B2 (en) Image display system, image display method, storage medium, and computer program
US6798926B2 (en) System and method of pointed position detection, presentation system, and program
JPS6248875B2 (ja)
JP2001075735A (ja) 座標入力装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ
US6529854B2 (en) Coordinate position detecting method and display apparatus using the same
US8355012B2 (en) Scanning method for determining a touch position of a touch input apparatus
US6714310B1 (en) Coordinate input apparatus and method, and computer-readable memory therefor
JPH05189137A (ja) 計算機用コマンド入力装置
JP2001022520A (ja) 座標入力装置
US6731271B1 (en) Coordinate input device and its control method, and computer readable memory
JPH05143240A (ja) ライトペンアドレス検出方法
JP2002055779A (ja) 座標入力装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ
US5995112A (en) Color signature detection of objects on a computer display
JP4434381B2 (ja) 座標入力装置
JPH05134806A (ja) ライトペンアドレス検出装置
JP4612751B2 (ja) 入出力一体型装置
JP2002351612A (ja) 座標入力装置及びその制御方法、プログラム
JPH04253220A (ja) 座標検出装置
JPH0519971A (ja) ライトペンアドレス検出装置
JP2000231444A (ja) 座標入力装置および座標入力装置の座標値出力方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体