JPH0514260Y2 - - Google Patents

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JPH0514260Y2
JPH0514260Y2 JP1991055429U JP5542991U JPH0514260Y2 JP H0514260 Y2 JPH0514260 Y2 JP H0514260Y2 JP 1991055429 U JP1991055429 U JP 1991055429U JP 5542991 U JP5542991 U JP 5542991U JP H0514260 Y2 JPH0514260 Y2 JP H0514260Y2
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal panel
optical axis
projection lens
light
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JP1991055429U
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JPH0489916U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は投写式液晶表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の投写式液晶表示装置で
は、図10のように光源11およびコンデンサレ
ンズ12によつて作られた平行光線を液晶パネル
13に垂直に当て、これを透過した光を投写レン
ズ14によつてスクリーン15に投写している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 上記のもので
は、暗室でのスクリーン面上で、コントラスト比
は最大20〜30程度しかとれない。コントラスト比
を60〜100程度に上昇させるには、駆動電圧を大
幅に増大させなければならず、実用的なTFTで
はこのような大きなコントラスト比を得ること
は、ソース・ドレイン間リーク電流の増大のため
に不可能であつた。
【0004】 本考案は駆動電圧を増大させることな
く投写像のコントラスト比を大幅に向上できると
ともにぼけのない像が得られるようににしたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、液晶
パネルの配向状態によつて決まる視角特性におい
てコントラスト比の最良な方位から平行光線を入
射し、液晶パネルを透過または反射した光の光軸
を投写レンズの光軸に一致させるとともに上記投
写レンズにはその光軸に垂直な像が入射するよう
にして上記目的を達成している。
【0006】
【実施例】 まず、TN型液晶の視角特性につい
て説明する。
【0007】 図1において、液晶パネル1の配向方
向を矢印Aの方向とした場合、パネル面から垂直
に立てた軸Xを中心とした視角θとコントラスト
との関係をみると、図2のようになる。配向軸Y
からの角度Φが135度、θ=10度の方位が最もコ
ントラストを大きくとれることがわかる。この方
位は、配向のチルト角、クロス角度および誘電率
異方性等によつて決まるものであるが、大半がθ
=3〜15度の範囲に含まれる。
【0008】 そこで本考案は、この角度から光を入
射することにより、最大のコントラスト比を得よ
うというものである。すなわち、図3のように光
源1からの平行光線に対して液晶パネル2を所定
角度θだけ傾け、最大のコントラスト比が得られ
る方位から平行光線を入射させる。液晶パネル2
には、一面3aが平行光線に対して垂直に形成さ
れたフアイバープレート3を密着または近接して
設けてある。フアイバープレート3の一面3aに
は、スクリーン(図示せず)上に結像される像が
形成されるので、平面にしておく必要がある。ま
たフアイバープレート3のフアイバーの径は、液
晶パネルの画素よりも小さいものを用いないと、
像がぼけてしまう。
【0009】 フアイバープレート3を透過した光は
投写レンズ4を介してスクリーン上に投写され
る。
【0010】 以上のような構成からなるため、スク
リーン上には、コントラスト比の高い像が投写さ
れる。
【0011】 図4では、投写レンズ4の光軸に対し
て液晶パネル2を垂直に設け、これに対して光源
1からの平行光線を所定角度θから入射させるよ
うにしたものである。
【0012】 この場合には、フアイバープレート5
によつて、液晶パネル2を透過した光を投写レン
ズ4の光軸と一致させている。
【0013】 図5は、フアイバープレートに代えて
プリズム6を用いたもので、光源1からの平行光
線を液晶パネル2に対して所定角度θの方位から
入射させている。そして液晶パネル2は、プリズ
ム6の、投写レンズ4の光軸に垂直な面6aに対
してΩだけ角度をもたせてある。この角度Ωは以
下の理由によつて設けたものである。プリズム6
は、その左端と右端とでは厚さが異なり、左端の
厚い部分を透過した像が浮き上がつてみえるた
め、スクリーン上の像の一部がぼけてしまう。そ
こで、プリズム6の厚みと屈折率に応じて液晶パ
ネル2を補正角度Ωだけ傾けてやる必要が生じる
のである。これによつて、プリズム6からは、投
写レンズ4の光軸に垂直な虚像が透過し、スクリ
ーン上に結像される。
【0014】 図6では、液晶パネル2と光源1との
間にプリズム7を設けることによつて、液晶パネ
ル2に角度θの方位から平行光線を入射させるよ
うにしたものである。
【0015】 他の構成は図5と同様である。
【0016】 図7および図8はそれぞれ図6の例の
プリズム7に代えてフアイバープレート8および
フレネルプリズム9を用いたものである。
【0017】 図9は反射形のものに用いた例を示し
たもので、反射形の液晶パネル10に角度θの方
位から平行光線を入射するようにしたものであ
る。反射した光はプリズム等によつて、投写レン
ズの光軸に平行な光に変換してスクリーンに像を
投写するものである。
【0018】 なお本考案は、プロジエクター以外に
も例えば液晶プリンタにも適用できる。
【0019】 この場合には、コントラスト比が高く
なるので、感光ドラムに依らず中間調が出せ、し
かも高速化が可能になる。
【0020】
【考案の効果】 本考案によれば、液晶パネルの
視角特性に応じて最もコントラスト比が大きくと
れる方位から平行光線を入射するようにしたの
で、従来の液晶パネルに垂直に光を入射していた
ものより!?かに大きなコントラスト比が得られ、
安価な装置で高品位の画像が得られる。しかも液
晶パネルを透過または反射した光の光軸を投写レ
ンズの光軸に一致させるとともに上記投写レンズ
にはその光軸に垂直に像が入射するように補正し
たため、液晶パネルに斜め方向から光源の光が入
射されることに伴う像の一部のぼけをなくすこと
ができる。また液晶パネルの画素の駆動電圧を大
きくしなくても高いコントラストが得られ、パネ
ルの構造や物性的な負担を軽くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶パネルへの入射光の方位を示した説
明図
【図2】液晶の視角特性の一例を示した特性図
【図3】本考案の一実施例を示した正面図
【図4】〜
【図9】それぞれ他の実施例を示した
正面図
【図10】従来の投写式液晶表示装置を示した説
明図
【符号の説明】
1……光源 2……液晶パネル 3……フアイバープレート 4……投写レンズ 5……フアイバープレート 6……プリズム 7……プリズム 8……フアイバープレート 9……フレネリプリズム 10……液晶パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の配向処理を施した液晶パネルと、この液
    晶パネルの配向状態によつて決まる視角特性にお
    いてコントラスト比の最も良好な方位から上記光
    源の光を上記液晶パネルに入射させ、上記液晶パ
    ネルから透過または反射した光の光軸を投写レン
    ズの光軸と一致させるとともに上記投写レンズに
    はその光軸に垂直な像を入射させる光学系を設け
    たことを特徴とする投写式液晶表示装置。
JP1991055429U 1991-07-17 1991-07-17 Expired - Lifetime JPH0514260Y2 (ja)

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JP1991055429U JPH0514260Y2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17

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JPH0489916U JPH0489916U (ja) 1992-08-05
JPH0514260Y2 true JPH0514260Y2 (ja) 1993-04-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101297A (en) * 1977-02-16 1978-09-04 Seiko Epson Corp Liquid crystal display unit
JPS6070482A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 セイコーエプソン株式会社 液晶表示プロジェクション装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101297A (en) * 1977-02-16 1978-09-04 Seiko Epson Corp Liquid crystal display unit
JPS6070482A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 セイコーエプソン株式会社 液晶表示プロジェクション装置

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JPH0489916U (ja) 1992-08-05

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