JPH05141549A - サンプリングバルブ - Google Patents
サンプリングバルブInfo
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- JPH05141549A JPH05141549A JP3331283A JP33128391A JPH05141549A JP H05141549 A JPH05141549 A JP H05141549A JP 3331283 A JP3331283 A JP 3331283A JP 33128391 A JP33128391 A JP 33128391A JP H05141549 A JPH05141549 A JP H05141549A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/10—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
- G01N35/1095—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices for supplying the samples to flow-through analysers
- G01N35/1097—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices for supplying the samples to flow-through analysers characterised by the valves
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F11/00—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it
- G01F11/10—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation
- G01F11/12—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation of the valve type, i.e. the separating being effected by fluid-tight or powder-tight movements
- G01F11/14—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation of the valve type, i.e. the separating being effected by fluid-tight or powder-tight movements wherein the measuring chamber reciprocates
- G01F11/16—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation of the valve type, i.e. the separating being effected by fluid-tight or powder-tight movements wherein the measuring chamber reciprocates for liquid or semiliquid
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- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
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- G01F11/10—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation
- G01F11/12—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation of the valve type, i.e. the separating being effected by fluid-tight or powder-tight movements
- G01F11/20—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation of the valve type, i.e. the separating being effected by fluid-tight or powder-tight movements wherein the measuring chamber rotates or oscillates
- G01F11/22—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation of the valve type, i.e. the separating being effected by fluid-tight or powder-tight movements wherein the measuring chamber rotates or oscillates for liquid or semiliquid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 血液等の液体試料を輪切り状に切り出し定量
採取するためのサンプリングバルブにおいて、測定に必
要な試料分だけを選択してサンプリングする。 【構成】 ２つの固定素子１０、１４と、これらの固定
素子の間に挟まれた可動素子１２とからなるサンプリン
グバルブにおいて、少なくとも一つの定量用通路Ｐ１，
…と通じるように、一方の固定素子に流入用通路Ｑを設
け、それぞれが相異なる定量用通路と通じるように、他
方又は一方の固定素子に複数の流出用通路Ｒ１，Ｒ２，
…を設け、定量用通路Ｐ１，Ｐ２，…を所定の組合せで
相互接続するために、一方又は他方の固定素子に中継用
通路Ｓ１，…を設ける。
採取するためのサンプリングバルブにおいて、測定に必
要な試料分だけを選択してサンプリングする。 【構成】 ２つの固定素子１０、１４と、これらの固定
素子の間に挟まれた可動素子１２とからなるサンプリン
グバルブにおいて、少なくとも一つの定量用通路Ｐ１，
…と通じるように、一方の固定素子に流入用通路Ｑを設
け、それぞれが相異なる定量用通路と通じるように、他
方又は一方の固定素子に複数の流出用通路Ｒ１，Ｒ２，
…を設け、定量用通路Ｐ１，Ｐ２，…を所定の組合せで
相互接続するために、一方又は他方の固定素子に中継用
通路Ｓ１，…を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、血液等の液体試料を輪
切り状に切り出し定量採取するためのサンプリングバル
ブ、詳しくは、測定に必要な試料分だけを選択してサン
プリングすることができるサンプリングバルブに関す
る。
切り状に切り出し定量採取するためのサンプリングバル
ブ、詳しくは、測定に必要な試料分だけを選択してサン
プリングすることができるサンプリングバルブに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】赤血球等の血球を計数する装置、白血球
を分類する装置、網赤血球を計数する装置は、それぞれ
よく知られている。また、それら複数機能を一つにまと
めた装置（多機能装置）も知られている。この多機能装
置においては、一度のサンプリング操作で多項目の測定
結果を得ることができる。しかし、検体によっては不必
要な項目まで測定してしまうことになり、試料や試薬の
無駄遣いとなる。そのような無駄をなくそうとすれば、
検体ごとに必要な試料だけをサンプリングし、装置内に
取り込み分析するという機能（ディスクリートテスト機
能）が必要となる。例えば、生化学検査の分野において
は、ピペットから必要な量の試料を吸引し、その試料を
反応容器に吐出するというサンプリング方式をとってい
る。この方式は構成が簡単ではあるが、精度が出にく
い。特に血液のような粘性の高い試料を扱う場合は問題
となる。そのため血球計数装置においては、試料のサン
プリングは、サンプリングバルブを用い試料を輪切り状
に切り出し定量採取することが行われている。
を分類する装置、網赤血球を計数する装置は、それぞれ
よく知られている。また、それら複数機能を一つにまと
めた装置（多機能装置）も知られている。この多機能装
置においては、一度のサンプリング操作で多項目の測定
結果を得ることができる。しかし、検体によっては不必
要な項目まで測定してしまうことになり、試料や試薬の
無駄遣いとなる。そのような無駄をなくそうとすれば、
検体ごとに必要な試料だけをサンプリングし、装置内に
取り込み分析するという機能（ディスクリートテスト機
能）が必要となる。例えば、生化学検査の分野において
は、ピペットから必要な量の試料を吸引し、その試料を
反応容器に吐出するというサンプリング方式をとってい
る。この方式は構成が簡単ではあるが、精度が出にく
い。特に血液のような粘性の高い試料を扱う場合は問題
となる。そのため血球計数装置においては、試料のサン
プリングは、サンプリングバルブを用い試料を輪切り状
に切り出し定量採取することが行われている。
【０００３】図６及び図７を参照しながら、一般的なサ
ンプリングバルブの構成及び動作を簡単に説明する。通
常、サンプリングバルブは２つの固定素子１０、１４
と、両固定素子１０、１４に挟まれた可動素子１２とか
らなる。図６及び図７は、サンプリングバルブの２つの
状態を示している。図６において、試料は矢印Ａの方
向、すなわちピペット１６、流入用通路Ｑ、定量用通路
Ｐ１、流出用通路Ｒ１と流れ、可動素子１２の定量用通
路Ｐ１に充満される（これを第１の状態という）。第１
の状態から可動素子１２が移動することにより、図７の
状態となり（これを第２の状態という）、第１の状態で
定量用通路Ｐ１に充満された試料が切り出され、通路Ｔ
２から通路Ｔ１へと矢印Ｂの方向に希釈液等の液ととも
にサンプリングバルブ外に移送される。
ンプリングバルブの構成及び動作を簡単に説明する。通
常、サンプリングバルブは２つの固定素子１０、１４
と、両固定素子１０、１４に挟まれた可動素子１２とか
らなる。図６及び図７は、サンプリングバルブの２つの
状態を示している。図６において、試料は矢印Ａの方
向、すなわちピペット１６、流入用通路Ｑ、定量用通路
Ｐ１、流出用通路Ｒ１と流れ、可動素子１２の定量用通
路Ｐ１に充満される（これを第１の状態という）。第１
の状態から可動素子１２が移動することにより、図７の
状態となり（これを第２の状態という）、第１の状態で
定量用通路Ｐ１に充満された試料が切り出され、通路Ｔ
２から通路Ｔ１へと矢印Ｂの方向に希釈液等の液ととも
にサンプリングバルブ外に移送される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】さて、試料のサンプリ
ングをサンプリングバルブにより行う装置において、前
述のディスクリートテスト（検体ごとに必要な試料だけ
をサンプリングし、分析すること）を実現するため、デ
ィスクリートテスト対応型のサンプリングバルブが熱望
されていた。本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、測定に必要な試料分を選択して定量採取することが
できるディスクリートテスト対応型のサンプリングバル
ブを提供することを目的とする。
ングをサンプリングバルブにより行う装置において、前
述のディスクリートテスト（検体ごとに必要な試料だけ
をサンプリングし、分析すること）を実現するため、デ
ィスクリートテスト対応型のサンプリングバルブが熱望
されていた。本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、測定に必要な試料分を選択して定量採取することが
できるディスクリートテスト対応型のサンプリングバル
ブを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のサンプリングバルブは、図１〜図５を参
照して説明すれば、静止状態にある２つの固定素子１
０、１４と、これらの固定素子の間に挟まれ移動する可
動素子１２とからなり、可動素子１２には試料定量用通
路Ｐ１，Ｐ２，…が複数設けられており、可動素子１２
が固定素子１０、１４に対して面接触しながら移動する
ことにより、前記定量用通路に試料を充満する第１の状
態と、この充満した試料を輪切り状に切り出し外部に移
送する第２の状態とを有するサンプリングバルブにおい
て、前記第１の状態において、少なくとも一つの定量用
通路と通じるように、一方の固定素子に設けられた流入
用通路Ｑと、それぞれが相異なる定量用通路と通じるよ
うに、他方又は一方の固定素子に設けられた複数の流出
用通路Ｒ１，Ｒ２，…と、定量用通路Ｐ１，Ｐ２，…を
所定の組合せで相互接続するために、一方又は他方の固
定素子に設けられた中継用通路Ｓ１，…と、を備え、少
なくとも一つの中継用通路は、流入用通路Ｑ、流出用通
路Ｒ１，Ｒ２，…、他の中継用通路のいずれかと接続す
ることにより、サンプリングバルブ内に複数のサンプリ
ング経路を形成し、所定の定量用通路を選択して試料を
サンプリングするようにしたことを特徴としている。そ
して、このサンプリングバルブにおいて、複数の定量用
通路が直列に接続されるように、各通路が設けられた
り、又は複数の定量用通路が並列に接続されるように、
各通路が設けられたり、さらには、複数の定量用通路が
直列と並列との組合せで接続されるように、各通路が設
けられたりする。なお、流入用通路Ｑとは、試料吸引時
に外部からサンプリングバルブ内に試料を引き入れる入
口となる通路のことであり、流出用通路Ｒとは、サンプ
リングバルブ内に引き入れた試料を外部に送り出す出口
となる通路のことである。
めに、本発明のサンプリングバルブは、図１〜図５を参
照して説明すれば、静止状態にある２つの固定素子１
０、１４と、これらの固定素子の間に挟まれ移動する可
動素子１２とからなり、可動素子１２には試料定量用通
路Ｐ１，Ｐ２，…が複数設けられており、可動素子１２
が固定素子１０、１４に対して面接触しながら移動する
ことにより、前記定量用通路に試料を充満する第１の状
態と、この充満した試料を輪切り状に切り出し外部に移
送する第２の状態とを有するサンプリングバルブにおい
て、前記第１の状態において、少なくとも一つの定量用
通路と通じるように、一方の固定素子に設けられた流入
用通路Ｑと、それぞれが相異なる定量用通路と通じるよ
うに、他方又は一方の固定素子に設けられた複数の流出
用通路Ｒ１，Ｒ２，…と、定量用通路Ｐ１，Ｐ２，…を
所定の組合せで相互接続するために、一方又は他方の固
定素子に設けられた中継用通路Ｓ１，…と、を備え、少
なくとも一つの中継用通路は、流入用通路Ｑ、流出用通
路Ｒ１，Ｒ２，…、他の中継用通路のいずれかと接続す
ることにより、サンプリングバルブ内に複数のサンプリ
ング経路を形成し、所定の定量用通路を選択して試料を
サンプリングするようにしたことを特徴としている。そ
して、このサンプリングバルブにおいて、複数の定量用
通路が直列に接続されるように、各通路が設けられた
り、又は複数の定量用通路が並列に接続されるように、
各通路が設けられたり、さらには、複数の定量用通路が
直列と並列との組合せで接続されるように、各通路が設
けられたりする。なお、流入用通路Ｑとは、試料吸引時
に外部からサンプリングバルブ内に試料を引き入れる入
口となる通路のことであり、流出用通路Ｒとは、サンプ
リングバルブ内に引き入れた試料を外部に送り出す出口
となる通路のことである。
【０００６】
【作用】本発明のサンプリングバルブを使用する際に
は、流入用通路Ｑにピペット１６を接続し、流出用通路
Ｒ１，Ｒ２，…に吸引手段１８を接続する。そして、第
１の状態にて、ピペット１６を試料液内に漬け、吸引手
段１８を動作させる。その際、例えば切り換え弁により
ある流出用通路のみを選択して吸引圧をかける。その吸
引圧は、サンプリングバルブ内の所定通路を経て、流入
用通路Ｑ、ピペット１６に到達し、ピペット１６から試
料が吸引される。試料は、サンプリングバルブ内の通路
の接続状態に応じて、ある一つのサンプリング経路を流
れ、そのサンプリング経路内にある定量用通路に満たさ
れることになる。その他のサンプリング経路には試料は
流れず、定量もされない。別の流出用通路に吸引圧をか
けると、別の定量用通路に試料が満たされる。このよう
にして、複数設けられた流出用通路のうち一つを選択し
て吸引圧をかけることにより、異なるサンプリング経路
が選択され、すなわち定量用通路が選択されて試料をサ
ンプリングすることが可能となる。なお、サンプリング
バルブ内の通路は、目的に応じて最適な接続状態になる
ように構成しておけばよい。試料の吸引が済めば、サン
プリングバルブは第２の状態となり、試料を輪切り状に
切り出すとともに、サンプリングバルブの外部に設けら
れた測定部に移送される。ついで、サンプリングバルブ
は再び第１の状態となり、洗浄液槽２０からの洗浄液で
各通路が洗浄される。
は、流入用通路Ｑにピペット１６を接続し、流出用通路
Ｒ１，Ｒ２，…に吸引手段１８を接続する。そして、第
１の状態にて、ピペット１６を試料液内に漬け、吸引手
段１８を動作させる。その際、例えば切り換え弁により
ある流出用通路のみを選択して吸引圧をかける。その吸
引圧は、サンプリングバルブ内の所定通路を経て、流入
用通路Ｑ、ピペット１６に到達し、ピペット１６から試
料が吸引される。試料は、サンプリングバルブ内の通路
の接続状態に応じて、ある一つのサンプリング経路を流
れ、そのサンプリング経路内にある定量用通路に満たさ
れることになる。その他のサンプリング経路には試料は
流れず、定量もされない。別の流出用通路に吸引圧をか
けると、別の定量用通路に試料が満たされる。このよう
にして、複数設けられた流出用通路のうち一つを選択し
て吸引圧をかけることにより、異なるサンプリング経路
が選択され、すなわち定量用通路が選択されて試料をサ
ンプリングすることが可能となる。なお、サンプリング
バルブ内の通路は、目的に応じて最適な接続状態になる
ように構成しておけばよい。試料の吸引が済めば、サン
プリングバルブは第２の状態となり、試料を輪切り状に
切り出すとともに、サンプリングバルブの外部に設けら
れた測定部に移送される。ついで、サンプリングバルブ
は再び第１の状態となり、洗浄液槽２０からの洗浄液で
各通路が洗浄される。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
１は、定量用通路を４つ設け、これらの定量用通路Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４が直列に接続されており、３つの
サンプリング経路が互いに一部重複している場合を示し
ている。Ｑは流入用通路、Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３は中継用通
路、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３は流出用通路で、中継用通路Ｓ１
は流出用通路Ｒ１と接続し、中継用通路Ｓ３は流出用通
路Ｒ２と接続している。弁Ｖ１が開、弁Ｖ２，Ｖ３が閉
の状態で、吸引手段１８と弁Ｖ１とが連通するように三
方弁Ｖ４を切り換えると、試料はピペット１６、通路
Ｑ，Ｐ１，Ｒ１と流れ（第１のサンプリング経路）、通
路Ｐ１にて定量される。弁Ｖ２が開、弁Ｖ１，Ｖ３が閉
の状態では、試料はピペット１６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｓ
１，Ｐ２，Ｓ２，Ｐ３，Ｒ２と流れ（第２のサンプリン
グ経路）、通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３にて定量される。弁Ｖ
３が開、弁Ｖ１，Ｖ２が閉の状態では、試料はピペット
１６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｓ１，Ｐ２，Ｓ２，Ｐ３，Ｓ３，
Ｐ４，Ｒ３と流れ（第３のサンプリング経路）、通路Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４にて定量される。
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
１は、定量用通路を４つ設け、これらの定量用通路Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４が直列に接続されており、３つの
サンプリング経路が互いに一部重複している場合を示し
ている。Ｑは流入用通路、Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３は中継用通
路、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３は流出用通路で、中継用通路Ｓ１
は流出用通路Ｒ１と接続し、中継用通路Ｓ３は流出用通
路Ｒ２と接続している。弁Ｖ１が開、弁Ｖ２，Ｖ３が閉
の状態で、吸引手段１８と弁Ｖ１とが連通するように三
方弁Ｖ４を切り換えると、試料はピペット１６、通路
Ｑ，Ｐ１，Ｒ１と流れ（第１のサンプリング経路）、通
路Ｐ１にて定量される。弁Ｖ２が開、弁Ｖ１，Ｖ３が閉
の状態では、試料はピペット１６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｓ
１，Ｐ２，Ｓ２，Ｐ３，Ｒ２と流れ（第２のサンプリン
グ経路）、通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３にて定量される。弁Ｖ
３が開、弁Ｖ１，Ｖ２が閉の状態では、試料はピペット
１６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｓ１，Ｐ２，Ｓ２，Ｐ３，Ｓ３，
Ｐ４，Ｒ３と流れ（第３のサンプリング経路）、通路Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４にて定量される。
【０００８】図２は、定量用通路を６つ設け、これらの
定量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４，Ｐ５，Ｐ６が並列
に接続され（ただし、本例では直列部分もある）、３つ
のサンプリング経路が並列関係にある場合を示してい
る。Ｑは流入用通路、Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３，Ｓ４，Ｓ５は
中継用通路、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３は流出用通路で、中継用
通路Ｓ１，Ｓ４は流入用通路Ｑと接続されている。な
お、中継用通路Ｓ１を流入用通路Ｑと接続し、通路Ｓ４
を通路Ｓ１と接続してもよい。弁Ｖ１が開、弁Ｖ２，Ｖ
３が閉の状態で、吸引手段１８と弁Ｖ１とが連通するよ
うに三方弁Ｖ４を切り換えると、試料はピペット１６、
通路Ｑ，Ｐ１，Ｒ１と流れ（第１のサンプリング経
路）、通路Ｐ１にて定量される。弁Ｖ２が開、弁Ｖ１，
Ｖ３が閉の状態では、試料はピペット１６、通路Ｑ，Ｓ
１，Ｐ２，Ｓ２，Ｐ３，Ｓ３，Ｐ４，Ｒ２と流れ（第２
のサンプリング経路）、通路Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４にて定量
される。弁Ｖ３が開、弁Ｖ１，Ｖ２が閉の状態では、試
料はピペット１６、通路Ｑ，Ｓ４，Ｐ５，Ｓ５，Ｐ６，
Ｒ３と流れ（第３のサンプリング経路）、通路Ｐ５，Ｐ
６にて定量される。
定量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４，Ｐ５，Ｐ６が並列
に接続され（ただし、本例では直列部分もある）、３つ
のサンプリング経路が並列関係にある場合を示してい
る。Ｑは流入用通路、Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３，Ｓ４，Ｓ５は
中継用通路、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３は流出用通路で、中継用
通路Ｓ１，Ｓ４は流入用通路Ｑと接続されている。な
お、中継用通路Ｓ１を流入用通路Ｑと接続し、通路Ｓ４
を通路Ｓ１と接続してもよい。弁Ｖ１が開、弁Ｖ２，Ｖ
３が閉の状態で、吸引手段１８と弁Ｖ１とが連通するよ
うに三方弁Ｖ４を切り換えると、試料はピペット１６、
通路Ｑ，Ｐ１，Ｒ１と流れ（第１のサンプリング経
路）、通路Ｐ１にて定量される。弁Ｖ２が開、弁Ｖ１，
Ｖ３が閉の状態では、試料はピペット１６、通路Ｑ，Ｓ
１，Ｐ２，Ｓ２，Ｐ３，Ｓ３，Ｐ４，Ｒ２と流れ（第２
のサンプリング経路）、通路Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４にて定量
される。弁Ｖ３が開、弁Ｖ１，Ｖ２が閉の状態では、試
料はピペット１６、通路Ｑ，Ｓ４，Ｐ５，Ｓ５，Ｐ６，
Ｒ３と流れ（第３のサンプリング経路）、通路Ｐ５，Ｐ
６にて定量される。
【０００９】図３は、定量用通路を３つ設け、これらの
定量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３が直列と並列との組合せで
接続され、３つのサンプリング経路が一部重複、一部並
列状態にある場合を示している。Ｑは流入用通路、Ｓ
１，Ｓ２は中継用通路、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３は流出用通路
で、中継用通路Ｓ１，Ｓ２は流出用通路Ｒ１と接続され
ている。なお、中継用通路Ｓ１を流出用通路Ｒ１と接続
し、通路Ｓ２を通路Ｓ１と接続してもよい。弁Ｖ１が
開、弁Ｖ２，Ｖ３が閉の状態で、吸引手段１８と弁Ｖ１
とが連通するように三方弁Ｖ４を切り換えると、、試料
はピペット１６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｒ１と流れ（第１のサ
ンプリング経路）、通路Ｐ１にて定量される。弁Ｖ２が
開、弁Ｖ１，Ｖ３が閉の状態では、試料はピペット１
６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｓ１，Ｐ２，Ｒ２と流れ（第２のサ
ンプリング経路）、通路Ｐ１，Ｐ２にて定量される。弁
Ｖ３が開、弁Ｖ１，Ｖ２が閉の状態では、試料はピペッ
ト１６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｓ２，Ｐ３，Ｒ３と流れ（第３
のサンプリング経路）、通路Ｐ１，Ｐ３にて定量され
る。
定量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３が直列と並列との組合せで
接続され、３つのサンプリング経路が一部重複、一部並
列状態にある場合を示している。Ｑは流入用通路、Ｓ
１，Ｓ２は中継用通路、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３は流出用通路
で、中継用通路Ｓ１，Ｓ２は流出用通路Ｒ１と接続され
ている。なお、中継用通路Ｓ１を流出用通路Ｒ１と接続
し、通路Ｓ２を通路Ｓ１と接続してもよい。弁Ｖ１が
開、弁Ｖ２，Ｖ３が閉の状態で、吸引手段１８と弁Ｖ１
とが連通するように三方弁Ｖ４を切り換えると、、試料
はピペット１６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｒ１と流れ（第１のサ
ンプリング経路）、通路Ｐ１にて定量される。弁Ｖ２が
開、弁Ｖ１，Ｖ３が閉の状態では、試料はピペット１
６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｓ１，Ｐ２，Ｒ２と流れ（第２のサ
ンプリング経路）、通路Ｐ１，Ｐ２にて定量される。弁
Ｖ３が開、弁Ｖ１，Ｖ２が閉の状態では、試料はピペッ
ト１６、通路Ｑ，Ｐ１，Ｓ２，Ｐ３，Ｒ３と流れ（第３
のサンプリング経路）、通路Ｐ１，Ｐ３にて定量され
る。
【００１０】つぎに、図４及び図５を参照しながら、さ
らに詳細に説明する。図４，５は図１に示したサンプリ
ングバルブの具体例の斜視図である。図４は第１の状
態、図５は第２の状態を示している。ただし、図４，５
とも通路を一部省略して描いている。これは図及び説明
をわかりやすくするためである。図４においては、図５
に描かれている移送用の通路Ｔ１ａ，Ｔ１ｂ，…，Ｔ４
ｂを省略し（図１、２、３も同様）、図５においては、
図４に描かれている通路Ｑ，Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３，Ｒ１，
Ｒ２，Ｒ３を省略している。まず、図４を参照しながら
試料吸引について説明する。固定素子１０、１４、可動
素子１２は円盤状である。素子１０、１２、１４の中心
には貫通孔２２、２４、２６が設けられ、貫通孔２２、
２４、２６には軸（図示せず）が通される。固定素子１
０、１４の上部側面には切欠２８、３０が設けられ、固
定のための支持具（図示せず）が嵌まるようになってい
る。可動素子１２は固定素子１０、１４に挟まれ一定角
度回転する。固定素子１０、１４を静止状態に保ち、可
動素子を両固定素子に対して面接触で一定量移動させる
手段については公知である（例えば、特開平１−１３８
４２１号公報参照）。各素子１０、１２、１４の互いに
接触する面は、極めて高精度に研磨された平面となって
いる。可動素子１２には、一例として、４つの試料定量
用の通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４が設けられている。定
量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４は可動素子１２を貫通
した通路となっている。
らに詳細に説明する。図４，５は図１に示したサンプリ
ングバルブの具体例の斜視図である。図４は第１の状
態、図５は第２の状態を示している。ただし、図４，５
とも通路を一部省略して描いている。これは図及び説明
をわかりやすくするためである。図４においては、図５
に描かれている移送用の通路Ｔ１ａ，Ｔ１ｂ，…，Ｔ４
ｂを省略し（図１、２、３も同様）、図５においては、
図４に描かれている通路Ｑ，Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３，Ｒ１，
Ｒ２，Ｒ３を省略している。まず、図４を参照しながら
試料吸引について説明する。固定素子１０、１４、可動
素子１２は円盤状である。素子１０、１２、１４の中心
には貫通孔２２、２４、２６が設けられ、貫通孔２２、
２４、２６には軸（図示せず）が通される。固定素子１
０、１４の上部側面には切欠２８、３０が設けられ、固
定のための支持具（図示せず）が嵌まるようになってい
る。可動素子１２は固定素子１０、１４に挟まれ一定角
度回転する。固定素子１０、１４を静止状態に保ち、可
動素子を両固定素子に対して面接触で一定量移動させる
手段については公知である（例えば、特開平１−１３８
４２１号公報参照）。各素子１０、１２、１４の互いに
接触する面は、極めて高精度に研磨された平面となって
いる。可動素子１２には、一例として、４つの試料定量
用の通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４が設けられている。定
量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４は可動素子１２を貫通
した通路となっている。
【００１１】固定素子１０の下部側面には、パイプ状の
ピペット１６が取り付けられている。ピペット１６は、
固定素子１０の研磨面１０ａ側に開口するＬ字状の流入
用通路Ｑに連なっている。もちろんピペット１６の代わ
りにチューブを介して注射針状の細管を接続し試料吸引
部としてもよい。通路Ｑは定量用通路Ｐ１と通じてい
る。固定素子１４の研磨面１４ａ表面には溝状の中継用
通路Ｓ１、Ｓ３が設けられ、また、固定素子１０の外部
にはループ状の中継用通路Ｓ２が設けられている。中継
用通路Ｓ１は定量用通路Ｐ１とＰ２とを接続し、中継用
通路Ｓ２は定量用通路Ｐ２とＰ３とを接続し、中継用通
路Ｓ３は定量用通路Ｐ３とＰ４とを接続している。すな
わち、中継用通路Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３は複数の定量用通路
を直列に接続している。中継用通路Ｓ１，Ｓ３部分には
それぞれ固定素子１４を貫通した流出用通路Ｒ１，Ｒ２
が設けられている。また、固定素子１０には定量用通路
Ｐ４と接続する流出用通路Ｒ３が設けられている。流出
用通路Ｒ３も固定素子１０を貫通する通路である。１８
は吸引手段であり、一例として、吸引圧の発生及び洗浄
液の吐出が行えるシリンジタイプのものである。２０は
内部に洗浄用（希釈用）の液が入った洗浄液（希釈液）
槽である。三方弁Ｖ４は、吸引手段１８をサンプリング
バルブ側又は洗浄液槽側に切り換える。二方弁Ｖ１，Ｖ
２，Ｖ３はシリンジ１８と各流出用通路Ｒ１，Ｒ２，Ｒ
３の間に設けられ、流路の選択を行う。なお、洗浄液は
希釈液としても使用される。
ピペット１６が取り付けられている。ピペット１６は、
固定素子１０の研磨面１０ａ側に開口するＬ字状の流入
用通路Ｑに連なっている。もちろんピペット１６の代わ
りにチューブを介して注射針状の細管を接続し試料吸引
部としてもよい。通路Ｑは定量用通路Ｐ１と通じてい
る。固定素子１４の研磨面１４ａ表面には溝状の中継用
通路Ｓ１、Ｓ３が設けられ、また、固定素子１０の外部
にはループ状の中継用通路Ｓ２が設けられている。中継
用通路Ｓ１は定量用通路Ｐ１とＰ２とを接続し、中継用
通路Ｓ２は定量用通路Ｐ２とＰ３とを接続し、中継用通
路Ｓ３は定量用通路Ｐ３とＰ４とを接続している。すな
わち、中継用通路Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３は複数の定量用通路
を直列に接続している。中継用通路Ｓ１，Ｓ３部分には
それぞれ固定素子１４を貫通した流出用通路Ｒ１，Ｒ２
が設けられている。また、固定素子１０には定量用通路
Ｐ４と接続する流出用通路Ｒ３が設けられている。流出
用通路Ｒ３も固定素子１０を貫通する通路である。１８
は吸引手段であり、一例として、吸引圧の発生及び洗浄
液の吐出が行えるシリンジタイプのものである。２０は
内部に洗浄用（希釈用）の液が入った洗浄液（希釈液）
槽である。三方弁Ｖ４は、吸引手段１８をサンプリング
バルブ側又は洗浄液槽側に切り換える。二方弁Ｖ１，Ｖ
２，Ｖ３はシリンジ１８と各流出用通路Ｒ１，Ｒ２，Ｒ
３の間に設けられ、流路の選択を行う。なお、洗浄液は
希釈液としても使用される。
【００１２】以上のようにして、サンプリングバルブ内
には流入用通路Ｑを入口とし流出用通路Ｒ１を出口とす
る第１のサンプリング経路、流入用通路Ｑを入口とし流
出用通路Ｒ２を出口とする第２のサンプリング経路、流
入用通路Ｑを入口とし流出用通路Ｒ３を出口とする第３
のサンプリング経路の３つのサンプリング経路が形成さ
れる。弁Ｖ１，Ｖ２，Ｖ３のいずれか一つを開にし、そ
の他を閉にすることにより、３つのサンプリング経路の
いずれかを選択することができる。
には流入用通路Ｑを入口とし流出用通路Ｒ１を出口とす
る第１のサンプリング経路、流入用通路Ｑを入口とし流
出用通路Ｒ２を出口とする第２のサンプリング経路、流
入用通路Ｑを入口とし流出用通路Ｒ３を出口とする第３
のサンプリング経路の３つのサンプリング経路が形成さ
れる。弁Ｖ１，Ｖ２，Ｖ３のいずれか一つを開にし、そ
の他を閉にすることにより、３つのサンプリング経路の
いずれかを選択することができる。
【００１３】次に図５を参照しながら試料移送について
説明する。図４の第１の状態から、可動素子１２が一定
角度回転し図５の第２の状態になる。固定素子１０に
は、各定量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４と通じるよう
に、固定素子１０を貫通した移送用通路Ｔ１ａ，Ｔ２
ａ，Ｔ３ａ，Ｔ４ａが設けられている。固定素子１４に
も、各定量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４と通じるよう
に、固定素子１４を貫通した移送用通路Ｔ１ｂ，Ｔ２
ｂ，Ｔ３ｂ，Ｔ４ｂが設けられている。希釈液吐出手段
Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４が動作することにより、一方の
移送用通路Ｔ１ｂ，Ｔ２ｂ，Ｔ３ｂ，Ｔ４ｂ側から矢印
の方向に一定量の希釈液を供給し、通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ
３，Ｐ４にて定量された試料は、通路Ｔ１ａ，Ｔ２ａ，
Ｔ３ａ，Ｔ４ａからそれぞれ各測定部Ｂ１，Ｂ２，Ｂ
３，Ｂ４に希釈液とともに移送される。このとき、選択
されたサンプリング経路に応じて希釈液吐出手段が動作
する。すなわち、第１のサンプリング経路が選択されて
いた場合（通路Ｐ１のみで試料定量がなされた場合）に
は希釈液吐出手段Ｃ１のみが動作する。第２のサンプリ
ング経路が選択されていた場合（通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３
にて試料定量がなされた場合）には希釈液吐出手段Ｃ
１，Ｃ２，Ｃ３が動作する。第３のサンプリング経路が
選択されていた場合（通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４にて
試料定量がなされた場合）には、全ての希釈液吐出手段
Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４が動作する。
説明する。図４の第１の状態から、可動素子１２が一定
角度回転し図５の第２の状態になる。固定素子１０に
は、各定量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４と通じるよう
に、固定素子１０を貫通した移送用通路Ｔ１ａ，Ｔ２
ａ，Ｔ３ａ，Ｔ４ａが設けられている。固定素子１４に
も、各定量用通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４と通じるよう
に、固定素子１４を貫通した移送用通路Ｔ１ｂ，Ｔ２
ｂ，Ｔ３ｂ，Ｔ４ｂが設けられている。希釈液吐出手段
Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４が動作することにより、一方の
移送用通路Ｔ１ｂ，Ｔ２ｂ，Ｔ３ｂ，Ｔ４ｂ側から矢印
の方向に一定量の希釈液を供給し、通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ
３，Ｐ４にて定量された試料は、通路Ｔ１ａ，Ｔ２ａ，
Ｔ３ａ，Ｔ４ａからそれぞれ各測定部Ｂ１，Ｂ２，Ｂ
３，Ｂ４に希釈液とともに移送される。このとき、選択
されたサンプリング経路に応じて希釈液吐出手段が動作
する。すなわち、第１のサンプリング経路が選択されて
いた場合（通路Ｐ１のみで試料定量がなされた場合）に
は希釈液吐出手段Ｃ１のみが動作する。第２のサンプリ
ング経路が選択されていた場合（通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３
にて試料定量がなされた場合）には希釈液吐出手段Ｃ
１，Ｃ２，Ｃ３が動作する。第３のサンプリング経路が
選択されていた場合（通路Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４にて
試料定量がなされた場合）には、全ての希釈液吐出手段
Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４が動作する。
【００１４】次に図４を参照しながら通路洗浄について
説明する。図５の第２の状態から、可動素子１２が一定
角度逆回転し図４の第１の状態に戻る。洗浄の場合も上
記移送の場合と同様に考えて、選択されたサンプリング
経路に応じて通路を洗浄すればよい。すなわち、第１の
サンプリング経路が選択されていた場合（通路Ｑ，Ｒ１
に試料が残留している）には弁Ｖ１のみを開にし吸引手
段１８を動作させる。このように、吸引手段１８は吸引
・洗浄手段の機能をも発揮する。第２のサンプリング経
路が選択されていた場合（通路Ｑ，Ｓ１，Ｓ２，Ｒ２に
試料が残留している）には、弁Ｖ２のみを開にする。第
３のサンプリング経路が選択されていた場合（通路Ｑ，
Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３，Ｒ３に試料が残留している）には、
弁Ｖ３のみを開にする。ただ、このようにすると、上記
第１のサンプリング経路の場合において通路Ｓ１の洗浄
が不充分となり、第２のサンプリング経路の場合におい
て通路Ｒ１，Ｓ３の洗浄が不充分となり、第３のサンプ
リング経路の場合において通路Ｒ１，Ｒ２の洗浄が不充
分となるので、第１のサンプリング経路が選択されてい
た場合には、弁Ｖ１だけでなく弁Ｖ２も開にし、第２の
サンプリング経路又は第３のサンプリング経路が選択さ
れていた場合には弁Ｖ１，Ｖ２，Ｖ３を開にするのが好
ましい。また、各通路の試料残量を考慮して、弁Ｖ１，
Ｖ２，Ｖ３を動作させれば、所定時間内、所定液量でさ
らに効果的な洗浄を行うことができる。例えば、第１の
サンプリング経路が選択されていた場合には弁Ｖ１、Ｖ
２を交互に開閉を繰り返すようにする（ただし、弁Ｖ１
の開時間の方を長く設定しておく）。また、第２のサン
プリング経路及び第３のサンプリング経路が選択されて
いた場合、弁Ｖ１、Ｖ２、Ｖ３を交互に開閉を繰り返す
ようにする（ただし、第２のサンプリング経路の場合に
は、弁Ｖ２の開時間を弁Ｖ１，Ｖ３よりも長く設定して
おき、第３のサンプリング経路の場合には、弁Ｖ３の開
時間を弁Ｖ１，Ｖ２よりも長く設定しておく）。具体的
な洗浄方法は、その他いろいろ考えられるが、実際の装
置構成に応じて適宜選択すればよい。
説明する。図５の第２の状態から、可動素子１２が一定
角度逆回転し図４の第１の状態に戻る。洗浄の場合も上
記移送の場合と同様に考えて、選択されたサンプリング
経路に応じて通路を洗浄すればよい。すなわち、第１の
サンプリング経路が選択されていた場合（通路Ｑ，Ｒ１
に試料が残留している）には弁Ｖ１のみを開にし吸引手
段１８を動作させる。このように、吸引手段１８は吸引
・洗浄手段の機能をも発揮する。第２のサンプリング経
路が選択されていた場合（通路Ｑ，Ｓ１，Ｓ２，Ｒ２に
試料が残留している）には、弁Ｖ２のみを開にする。第
３のサンプリング経路が選択されていた場合（通路Ｑ，
Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３，Ｒ３に試料が残留している）には、
弁Ｖ３のみを開にする。ただ、このようにすると、上記
第１のサンプリング経路の場合において通路Ｓ１の洗浄
が不充分となり、第２のサンプリング経路の場合におい
て通路Ｒ１，Ｓ３の洗浄が不充分となり、第３のサンプ
リング経路の場合において通路Ｒ１，Ｒ２の洗浄が不充
分となるので、第１のサンプリング経路が選択されてい
た場合には、弁Ｖ１だけでなく弁Ｖ２も開にし、第２の
サンプリング経路又は第３のサンプリング経路が選択さ
れていた場合には弁Ｖ１，Ｖ２，Ｖ３を開にするのが好
ましい。また、各通路の試料残量を考慮して、弁Ｖ１，
Ｖ２，Ｖ３を動作させれば、所定時間内、所定液量でさ
らに効果的な洗浄を行うことができる。例えば、第１の
サンプリング経路が選択されていた場合には弁Ｖ１、Ｖ
２を交互に開閉を繰り返すようにする（ただし、弁Ｖ１
の開時間の方を長く設定しておく）。また、第２のサン
プリング経路及び第３のサンプリング経路が選択されて
いた場合、弁Ｖ１、Ｖ２、Ｖ３を交互に開閉を繰り返す
ようにする（ただし、第２のサンプリング経路の場合に
は、弁Ｖ２の開時間を弁Ｖ１，Ｖ３よりも長く設定して
おき、第３のサンプリング経路の場合には、弁Ｖ３の開
時間を弁Ｖ１，Ｖ２よりも長く設定しておく）。具体的
な洗浄方法は、その他いろいろ考えられるが、実際の装
置構成に応じて適宜選択すればよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、つぎのような効果を奏する。 （１） 複数の流出用通路を設け、サンプリングバルブ
内の各通路を所望の接続状態にすることにより、サンプ
リングバルブ内に複数のサンプリング経路を形成させる
ことができ、必要な試料だけを選択して定量採取するこ
とができるので、試料を無駄にすることがない。 （２） 必要な試料だけを選択して定量採取できるの
で、検体ごとに必要な試料だけをサンプリングし、分析
する、いわゆるディスクリートテストの対応が可能とな
る。
ので、つぎのような効果を奏する。 （１） 複数の流出用通路を設け、サンプリングバルブ
内の各通路を所望の接続状態にすることにより、サンプ
リングバルブ内に複数のサンプリング経路を形成させる
ことができ、必要な試料だけを選択して定量採取するこ
とができるので、試料を無駄にすることがない。 （２） 必要な試料だけを選択して定量採取できるの
で、検体ごとに必要な試料だけをサンプリングし、分析
する、いわゆるディスクリートテストの対応が可能とな
る。
【図１】本発明のサンプリングバルブの一実施例を示す
断面説明図である。
断面説明図である。
【図２】本発明のサンプリングバルブの他の実施例を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
【図３】本発明のサンプリングバルブのさらに他の実施
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図４】図１に示すサンプリングバルブにおける、定量
用通路に試料を充満する第１の状態を示す斜視図であ
る。
用通路に試料を充満する第１の状態を示す斜視図であ
る。
【図５】図１に示すサンプリングバルブにおける、試料
を切り出し移送する第２の状態を示す斜視図である。
を切り出し移送する第２の状態を示す斜視図である。
【図６】従来の一般的なサンプリングバルブにおける、
定量用通路に試料を充満する第１の状態を示す断面説明
図である。
定量用通路に試料を充満する第１の状態を示す断面説明
図である。
【図７】従来の一般的なサンプリングバルブにおける、
試料を切り出し移送する第２の状態を示す断面説明図で
ある。
試料を切り出し移送する第２の状態を示す断面説明図で
ある。
１０ 固定素子 １２ 可動素子 １４ 固定素子 １６ ピペット １８ 吸引手段 ２０ 洗浄液（希釈液）槽 Ｂ 測定部 Ｃ 希釈液吐出手段 Ｑ 流入用通路 Ｐ 定量用通路 Ｒ 流出用通路 Ｓ 中継用通路 Ｔ 移送用通路
Claims (4)
- 【請求項１】 静止状態にある２つの固定素子（１
０）、（１４）と、これらの固定素子の間に挟まれ移動
する可動素子（１２）とからなり、可動素子（１２）に
は試料定量用通路（Ｐ１），（Ｐ２），…が複数設けら
れており、可動素子（１２）が固定素子（１０）、（１
４）に対して面接触しながら移動することにより、前記
定量用通路に試料を充満する第１の状態と、この充満し
た試料を輪切り状に切り出し外部に移送する第２の状態
とを有するサンプリングバルブにおいて、 前記第１の状態において、少なくとも一つの定量用通路
と通じるように、一方の固定素子に設けられた流入用通
路（Ｑ）と、 それぞれが相異なる定量用通路と通じるように、他方又
は一方の固定素子に設けられた複数の流出用通路（Ｒ
１），（Ｒ２），…と、 定量用通路（Ｐ１），（Ｐ２），…を所定の組合せで相
互接続するために、一方又は他方の固定素子に設けられ
た中継用通路（Ｓ１），…と、を備え、 少なくとも一つの中継用通路は、流入用通路（Ｑ）、流
出用通路（Ｒ１），（Ｒ２），…、他の中継用通路のい
ずれかと接続することにより、サンプリングバルブ内に
複数のサンプリング経路を形成し、所定の定量用通路を
選択して試料をサンプリングするようにしたことを特徴
とするサンプリングバルブ。 - 【請求項２】 複数の定量用通路が直列に接続されるよ
うに、各通路が設けられたことを特徴とする請求項１記
載のサンプリングバルブ。 - 【請求項３】 複数の定量用通路が並列に接続されるよ
うに、各通路が設けられたことを特徴とする請求項１記
載のサンプリングバルブ。 - 【請求項４】 複数の定量用通路が直列と並列との組合
せで接続されるように、各通路が設けられたことを特徴
とする請求項１記載のサンプリングバルブ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03331283A JP3130608B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | サンプリングバルブ |
| US07/969,574 US5390552A (en) | 1991-11-20 | 1992-10-30 | Valve for sampling a liquid specimen |
| AU28179/92A AU646982B2 (en) | 1991-11-20 | 1992-11-05 | Sampling valve |
| DE69224169T DE69224169T2 (de) | 1991-11-20 | 1992-11-06 | Probenentnahmeventil |
| EP92310206A EP0545560B1 (en) | 1991-11-20 | 1992-11-06 | Sampling valve |
| CA002079436A CA2079436C (en) | 1991-11-20 | 1992-11-18 | Sampling valve |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03331283A JP3130608B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | サンプリングバルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141549A true JPH05141549A (ja) | 1993-06-08 |
| JP3130608B2 JP3130608B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=18241958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03331283A Expired - Fee Related JP3130608B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | サンプリングバルブ |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5390552A (ja) |
| EP (1) | EP0545560B1 (ja) |
| JP (1) | JP3130608B2 (ja) |
| AU (1) | AU646982B2 (ja) |
| CA (1) | CA2079436C (ja) |
| DE (1) | DE69224169T2 (ja) |
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| JP2011506921A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | ホリバ アベイクス エスアーエス | 多位置式サンプリングバルブ |
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| TW308536B (en) * | 1995-12-21 | 1997-06-21 | Toa Medical Electronics | Sampling valve |
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| JP6114038B2 (ja) * | 2013-01-10 | 2017-04-12 | 凸版印刷株式会社 | 包装容器及びパッケージ商品 |
| JPWO2017082041A1 (ja) * | 2015-11-13 | 2018-07-12 | アルプス電気株式会社 | 流路構造体および測定対象液体の測定装置 |
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