JPH0514056A - 振幅変調回路 - Google Patents

振幅変調回路

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Publication number
JPH0514056A
JPH0514056A JP16455391A JP16455391A JPH0514056A JP H0514056 A JPH0514056 A JP H0514056A JP 16455391 A JP16455391 A JP 16455391A JP 16455391 A JP16455391 A JP 16455391A JP H0514056 A JPH0514056 A JP H0514056A
Authority
JP
Japan
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amplitude
signal
amplitude modulation
switch
attenuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP16455391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Oura
秀人 大浦
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲温度変化等に対して振幅変調度が安定な
振幅変調回路を得る。 【構成】 高周波入力信号を分配器4で分配し、その一
出力信号を減衰器5で減衰した後スイッチ6でオン,オ
フし、分配器4の他の出力信号と合成器7で合成するこ
とにより、スイッチ6をスイッチングする変調される振
幅変調波を得るものであり、その振幅変調度は前記減衰
器の減衰量で決まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、路車間情報システム
(RACS)の路上機(ビーコン機)に実装される位置
検出用の振幅変調回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路上に設置した路上機と通過する車両
との間で準マイクロ波を用いて通信を行い、路上機から
車両に位置情報や道路交通情報等を提供する路車間情報
システムが開発されている。
【0003】図2は路上機から車両に位置情報を提供す
る位置検出システムの説明図である。図2において、路
上機の一のアンテナは上り方向の路上に、他のアンテナ
は下り方向の路上にそれぞれ振幅変調波を放射してお
り、該振幅変調波は1kHzの短形波信号により相互に
逆相となるように振幅変調されている。車両はそのアン
テナの下を通過するとき、車載受信機により振幅変調波
を受信して復調し、1kHzの短形波信号の位相を検出
してアンテナに対する位置を知るとともに、その変化点
を識別することにより、自車の位置を正確に知ることが
出来る。
【0004】ところで、前記路上機において振幅変調波
を発生するための振幅変調器には、位置検出システムが
準マイクロ波帯を使用したシステムであることから、P
INダイオードを代表とする可変抵抗形ダイオード等を
用いた振幅変調器が使用されている。このPINダイオ
ードは、順方向に流す直流電流により、ダイオードの電
極間の高周波抵抗値が変化する素子である。そこで、振
幅変調器では準マイクロ波帯の伝送路上に、このPIN
ダイオードを配置し、PINダイオードに低周波の変調
信号を印加する。すると準マイクロ波帯での抵抗値が変
わる為、通過損失が変調信号に対応して変わる。その結
果として振幅変調波を得ているものである。
【0005】図3は前記振幅変調器の一例を示す回路図
である。図3(a)はPINダイオードをΠ型に構成し
た振幅変調器であって、準マイクロ波帯での入力インピ
ーダンス整合を必要とする場合に使用される。図3
(b)は簡易形振幅変調器であって、変調指数が小さ
く、入出力インピーダンスを考慮する必要のない場合に
使用される。
【0006】図4は上述の路車間情報システムで使用さ
れるビーコン機の送信機の出力側の系統図であり、11
は2分配器、12は上記の振幅変調器、13はアンテナ
である。図4において、送信信号は、2分配器11にて
2分配され、各振幅変調器12にて10%程度の振幅変
調をうけ、それぞれアンテナ13から上り方向あるいは
下り方向の路上に放射される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PIN
ダイオードは周囲温度により直流電流が変わり、従って
高周波抵抗が変化するので、このPINダイオードを用
いた振幅変調器はその変調度や出力が周囲温度によって
変化するという欠点があった。このため、この振幅変調
器を図4に示す振幅変調器2に使用すると、その温度特
性が同一でない場合、2つの振幅変調器2の変調度や送
信電力に周囲温度の変化によって差が生じ、位置検出シ
ステムにおける車両の直下位置精度の劣化につながると
いう問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、2つの振幅変調器の変調指数の差及
び変動と送信電力の差及び変動の少ない振幅変調回路を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、高周波入力信号を分配する分配器と、前記分
配器の一出力信号を減衰させる減衰器と、前記減衰器の
出力信号を変調信号に基づいてオン,オフして出力する
スイッチと、前記スイッチの出力信号と前記分配器の他
の出力信号を合成する合成器とを有し、前記分配器、減
衰器および合成器は受動素子で構成したものである。
【0010】
【作用】高周波入力信号を分配器で分配し、その一出力
信号を減衰器で減衰した後スイッチでオン,オフし、前
記分配器の他の出力信号と合成器で合成することにより
前記スイッチをスイッチングする変調信号で変調される
振幅変調波を得るものであり、その振幅変調度は前記減
衰器の減衰量により決まる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すブロック
図である。図1において、1および2は振幅変調器、3
は2分配器、8は入力端子、9,10は出力端子であ
る。振幅変調器1,2は同一の構成であり、共に2分配
器4、減衰器5、スイッチ6および合成器7から構成さ
れている。
【0012】本実施例の動作を図5に示す各部波形図を
参照しながら以下に説明する。入力端子8に入力された
準マイクロ波帯の信号は2分配器3により2分配され、
一方は振幅変調器1に、他方は振幅変調器2にそれぞれ
入力される。振幅変調器1に入力された信号は2分配器
4により更に2分配され、一方は減衰器5に、他方は合
成器7に入力される。前記2分配器4により2分配され
た信号の波形を図6(a)に示す。減衰器5に入力され
た信号は所定の振幅変調指数が得られるレベルまで減衰
され、スイッチ6に入力される。減衰器5の出力波形を
図6(b)に示す。前記スイッチ6は、PINダイオー
ド等を変調信号(例えば図6(c)に示す1kHzの短
形波)によりスイッチング動作をさせることにより、入
力信号をオン,オフして出力する。従って、このスイッ
チ6の出力レベル(あるいは通過損失)は、周囲温度変
化により前記PINダイオードの特性が変化しても殆ん
ど変化しない。スイッチ6の出力波形を図6(d)に示
す。スイッチ6の出力信号は合成器8に入力され、2分
配器4からの信号と合成されて振幅変調を受けた信号と
なり、出力端子9から出力される。図6(e)に、この
振幅変調を受けた信号を波形を示す。
【0013】振幅変調器2も上述した振幅変調器1と同
様の動作により振幅変調を受けた信号を出力端子10か
ら出力する。但し本実施例では、振幅変調器1のスイッ
チ6に印加する変調信号と振幅変調器2のスイッチ6に
印加する変調信号とを互いに逆相にしているので、振幅
変調器2からは図6(f)に示すように、振幅変調器1
から出力される信号とは逆相で変調された信号が出力さ
れる。
【0014】以上、説明したように第1の実施例によれ
ばスイッチ6以外の回路は受動素子で構成されているの
で通過損失の周囲温度による変化はない。スイッチ6は
スイッチング素子として能動素子を使用しているが、上
述したように周囲温度が変化しても、その通過損失の変
動はほとんどない。更に、2つの振幅変調器1,2への
信号(準マイクロ波帯)は同一の信号を分配したもので
ある。従って、振幅変調器1,2から出力される振幅変
調器の振幅変調度の差や出力レベルの差は入力信号(準
マイクロ波帯)レベルが変化しても、また周囲温度が変
化しても変わらない。
【0015】このような回路構成により、2つの送信波
の電力差や、振幅変調器の変調度の差が、直下位置精度
に影響を及ぼす路車間情報システムのビーコンに使用さ
れる振幅変調器にとって性能のよい振幅変調回路が実現
出来る。
【0016】図6は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。本実施例によっても第1の実施例と同様な
効果を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、周囲温度変化による伝送特性の変化が少ない受動
素子と、同様に周囲温度変化による通過損失の変化が少
ないスイッチにて振幅変調回路を構成し、変調度の設定
は受動回路にて行なっているので初期設定を行った後は
長時間的に通過損失の変化や、変調度の変化の少い変調
器が実現出来、路車間情報システムにおける直下位置精
度を長期間に渡って保証することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】位置検出システムの説明図である。
【図3】従来の振幅変調器の回路図である。
【図4】路車間情報システムにおけるビーコン機の送信
機の出力側を示す系統図である。
【図5】第1の実施例の各部波形図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2 振幅変調器 3,4 2分配器 5 減衰器 6 スイッチ 7 合成器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 高周波入力信号を分配する分配器と、 前記分配器の一出力信号を減衰させる減衰器と、 前記減衰器の出力信号を変調信号に基づいてオン,オフ
    して出力するスイッチと、 前記スイッチの出力信号と前記分配器の他の出力信号を
    合成する合成器とを有し、前記分配器、減衰器および合
    成器は受動素子で構成していることを特徴とする振幅変
    調回路。
JP16455391A 1991-07-04 1991-07-04 振幅変調回路 Pending JPH0514056A (ja)

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JP16455391A JPH0514056A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 振幅変調回路

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JP16455391A JPH0514056A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 振幅変調回路

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JPH0514056A true JPH0514056A (ja) 1993-01-22

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ID=15795351

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JP16455391A Pending JPH0514056A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 振幅変調回路

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