JPH05139865A - セメントの毒性アルカリ・ガス等の抑制と、ヒビ割れ等を同時に防止するコンクリートの改良材及び改良方法 - Google Patents

セメントの毒性アルカリ・ガス等の抑制と、ヒビ割れ等を同時に防止するコンクリートの改良材及び改良方法

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JPH05139865A
JPH05139865A JP7026091A JP7026091A JPH05139865A JP H05139865 A JPH05139865 A JP H05139865A JP 7026091 A JP7026091 A JP 7026091A JP 7026091 A JP7026091 A JP 7026091A JP H05139865 A JPH05139865 A JP H05139865A
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美生 徳田
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幸治 柴田
Tetsuyoshi Kondo
哲義 近藤
Kazunori Shibata
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現在、コンクリートの問題点となっているヒビ
割れや毒性アルカリ等を同時に防止し、強度や防水性等
を向上させて、より健康的で居住性に優れた高品質なコ
ンクリート建造物を省資源、省力的に提供する。 【構成】高吸水性樹脂を水と混合してなるゲル状物を用
い、必要に応じシリカルフロライドを混合して、これを
既存のコンクリート表面に塗着したり、該高吸水性樹脂
を下地材に坦持した板状物を型枠に用いたり、該高吸水
性樹脂を打設生コンの上面に5〜20mm厚のゲル状物
が生成するように散布したり、あるいは用いる生コンの
骨材を火山質骨材にするなどして、コンクリートの改良
をはかる。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野]この発明はコンクリートの改良材
と改良方法に関し、「次の諸問題を総合的に解決し
た」。建設業界最大の課題である「ヒビ割れを100
%防止することが出来た」。故に雨漏り無く、打継
ぎ、毛細管、結露が原因でカビ・ダニの発生を防ぎ、ゼ
ンソクやアトピーの原因も抑制。同時にセメントの毒性
アルカリ・ブリージング・凍結ダスト・アンモニアガス
・亜硫酸ガス・発ガン物質アミンを抑えて「住環境を改
善」し、国民の健康を守り「国の医療費節減」=自分の
税負担も軽くなる。「建築ゴミ減量」に躯体防水と
し、10年毎に貼り替える防水シートを不要にし、補修
も不要=「築後の維持費も節減」。更に硬度・密度を増
大しクリープ、中性化防止、耐酸屋根で「耐久性向上」
(台風竜巻等で住宅が一瞬にしてゴミにならない)一
体構造でモルタル不要、レイタンスを抑えタイルの落下
「危険防止」。白華・ハナタレ・苔防止で「美観保
持」。現場の生コン汚水1830PPMを13PPM
にしモルタル不用ダスト防止、解体も減らして「建築公
害防止」。火山砂・火山砂利「未利用資源の有効利
用」で省資源、断熱性の省エネ、海砂の鉄筋腐蝕・森林
破壊を減らして「地球環境保全」」、ムダ、ムリ、ム
ラを無くして省力化、単純化で「施工性と質の向上・工
期短縮でコストダウン」。つまり、本発明はいい物を安
く、早く創ることが出来た)。 [従来の技術と問題点] (1)セメントが固まるのに適した水は、理論的には2
5〜30%とされているが、建設現場の高い所へポンプ
で圧送するには、水の多い軟らかなフレッシュコンクリ
ート(以下生コンと称す)が扱い易い為、実際には水分
が2倍の60%前後の生コンが使われている。 水分の多い生コンは収縮の度合が大きい為に、乾燥
し収縮するにつれ簡単にヒビ割れがおきてしまう。例え
ば100m長さの校舎の屋根の場合、6cmの割合で収
縮することは国際的に認められた許容範囲である。つま
り、6cm分の屋根が無くなった計算になる。この6c
mは各所に分散して「ヒビ割れ現象」となる。 同時に乾燥する時発生する「毛細管現象」。1m
の生コンに使用する水は200l前後である。この水は
蒸発して無くなる。つまり、水の容積分が収縮分と、ヒ
ビ割れ分と、毛細管(空洞)分となる。完成後この毛細
管から雨が浸透したり、乾燥すると目に見えないダスト
が長期に亙り飛散する。 軟らかい生コンは100%構造クラックが入る。漏
水するためにシート防水などを施してきたが、有機と無
機は同居し難く、夏と冬で屋根自体の温度差が100℃
前後となり、苛酷な条件下を「ノリで貼る工法は甘
い」。シートが伸縮を繰り返して継手のノリが剥がれ、
気付いた時は既に酸性雨が鉄筋を腐食させ部分破壊が始
まっている。 (2)他方ヒビ割れ防止について、最近では水の代わり
に「氷を使う方法」や「型枠に小さな穴を沢山あけ、内
側に特殊な布を貼って余分な水分を取る方法」等が開発
されているが、 氷は夏大量に必用で 布の取付は手間がかかり
穴をあけた型枠は1回の使用で生コンが目づまり
し、反復使用できないのでコスト高となり、実用化の域
に達していない。 (3)これより重大な問題はセメントの排出する毒性ア
ルカリガスが人の健康を害することである。 東大・黒坂教官の実験によればコンクリートから発
生するアンモニアガス・亜硫酸ガスで衣類が縮んだり、
変色し、羊毛は2ヶ月後65.9%が脱白。セメントに
発がん物質のアミンが混在する等が学会で発表された。
(90.12.19毎日新聞) コンクリートの毛細管から飛散する目に見えない微
塵が、博物館や美術館の陳列品に甚大な損害を与えると
いう事がようやく我が国でも問題にされるようになっ
た。コンクリートの建物やプールが原因で発生する幾つ
か不明の病気の原因がセメントにあるかどうか日本では
あまり研究されていないが、本発明者らの現場体験で
は、生コン打設の翌日から特に、風通しの悪い地下室
等、ガスで頭痛や吐き気等再三もよおしたことがある。
また、新築マンションの乳幼児・お年寄りで具合の悪い
方が比較的多いことに気付き、昭和45年頃からベラン
ダ等に魚を入れ、試したところ強アルカリ・ガス等でど
の魚も即死の状態であった。この事実は名医の証言や黒
坂教官の学会発表と合致する。 英国ではセメントの排出する毒性アルカリ・ガスや
遊離石灰質等、長年テストの結果国民の呼吸器病、胸部
疾患、リウマチ、神経痛等原因の60%がセメントのレ
イタンス・ダストにあることが立証され、1955年食
品衛生法が発令された。 建築間もないマンションにヒビ割れがおき、雨漏り
でカビが生え、ダニが胞子を食べて繁殖。毛細管から有
害なセメントのダストが飛散し、人体に吸入されて水分
と反応し、毒性アルカリ・ガスを呈し、室内の複合汚染
と共にゼンソクやアトピーの原因になる深刻な問題がお
きている。 水俣病の原因を早くから某大学教授が指摘したにも
かかわらず、臭いものにはフタをする悪い習慣が取り返
しのつかない多くの犠牲者を出してしまった。従来企業
が主で国民は従であったがコンクリート公害の原因がハ
ッキリした以上消費者保護の為、車や薬同様「ビルやマ
ンションの製造責任法」も必要になってきた。今後建築
士はお医者と連携して問診時、患者の住宅の構造や生活
状態等アンケートをとり、これらの裏付調査を参考に住
環境改善の設計・施工が重要な課題である。 また最近では酸性雨がコンクリートにシミ込んでセ
メントや砕石の石灰質を溶かし、強度が半減するという
ヤッカイな恐ろしい「ツララ現象」が放映された。(9
0.6.3 NHK東京) 海砂による鉄筋腐蝕の山陽新幹線。広島アパートは
築後10年で破壊が始まっている。 (4)環境汚染と時代の変化で、コンクリートの新しい
問題が山積しつつある。 理由は、 優質な川砂はダムでセキ止められ、自然製造不可と
なり海・山砂が「生コン骨材を粗悪化」。 作業員も「昔はコンクリートを打つ」と称したが今
は「生コンを流すだけ」と意識の違い。 もはや建築現場のポンプ打法では硬い生コンを求め
ることは無理で絶望的である。が、解決しなければなら
ない。 [問題点を解決するための技術手段]本発明者らは、従
来の軟らかい生コンでも、ドコでも、ドナタでも簡単に
安価で早く、作業者の健康上の問題も無くセメントの毒
性アルカリ・ガスを抑え、同時にヒビ割れや雨水の浸
透、結露やカビの生えないコンクリートの生成法に挑み
鋭意研究・実験を繰り返した結果本発明に到達し、実用
化した。 (1)すなわち本発明に用いる、カルボキシル基及び/
またはスルホン酸基を含有する高分子化合物の高吸水性
樹詣(以下吸水材と称す)を水と混合してなるゲル状物
(以下PWと称す)であることを特徴とするコンクリー
トの改良材(第一発明)である。 (2)該改良材(PW)を第1図に示す既存建物の壁
(1)スラブ下(2)床(3)に塗着すると、ゲル状物
(PW)が乾燥して吸水材に戻り、これが雨漏り・結露
を吸収してセメントの毒性アルカリ・ガス・ダストを同
時抑制することを特徴とするコンクリートの「後塗り」
改良方法(第二発明)。 但しこの方法はヒビ割れ防止は出来ない。 (3)吸水材を先に吸水させて、吸水終了時にシリカル
・フロライド(以下SWと称す)と混合したゲル状物
(以下PSWと称す)でコンクリートに耐酸性をもたせ
ることを特徴とするコンクリート改良材(第三発明)。 (4)該改良材(PSW)を第1図のベランダ(31)
屋根(32)の表面に流し広め塗着浸透させると、ゲル
と作用してフリントのように硬い弗化カルシウム層を作
りセメントの風化を止め、吸水せず、酸アルカリに犯さ
れず、酸性雨のツララ現象による強度半減を防止したこ
とを特徴とするコンクリートの改良方法(第四発明)。 (5)第2図の下地材(4)の片面に凹部(5)を設
け、該凹部に吸水材(6)を入れてこの上をPSW
(7)を全面に塗着し、吸水材脱落防止の水溶性シート
(8)を貼り、乾燥してアンカー釘の穴(9)を設けた
ことを特徴とするコンクリート改良の「吸水材入り板状
物」(第五発明)。以下PSB(41)と称す。 (6)該PSB(41)を第3図の従来コンクリート型
枠(10)の部屋側とし、吸水材(6)が生コン(1
1)と接するようにし、アンカー釘(12)を差して釘
(13)で型枠に打ちつける。と生コン水を吸収して強
度増大、吸水したゲル(61)が水養生を代替してヒビ
割れを防ぎ雨漏りがしない。また、壁の打継ぎ(14)
にゲル(61)が挟って後に乾燥して吸水するので、打
継ぎから雨水の浸透を許さずカビ、結露も防止、同時に
セメントの毒性アルカリ・ガス、ダストを抑制すること
を特徴とするコンクリートの改良方法(第六発明)。以
上がコンクリート建造物の壁及びスラブ下の「先付工
法」である。 (7)各階スラブ上(屋根を含む)に於いて、冬季凍結
の恐れがある時、生コン打設の直後上面を均した後、吸
水材を全面に散布し、生コン水を吸水した後、更に吸水
材を全面にムラを直しつつ散布して、該吸水材の上に水
を撒いて防凍ゲル膜を作り、該ゲル膜が防凍可能な厚さ
10〜20mmに調整してコンクリートの表面を保護
し、凍結によるヒビ割れ、ダストを防ぎ、同時にセメン
トの毒性アルカリ・ガスを抑制することを特徴とするコ
ンクリートの改良方法(第七発明)。 (8)水分の多い従来生コンを、従来のポンプ圧送で床
や屋根に流した場合、寒風や強い日照りの時、急激に収
縮し、100%ヒビ割れして雨漏りやカビの発生源とな
る。また、ブリージング水が浮上してレイタンスが多
発、乾燥後ダスト化して人の健康を害する。また該ダス
トはモチ取り粉の働きをしてタイルやモルタルが剥離す
るという害もある。そこで本発明の防止方法はタッピン
グして生コンを締め固めると共に水分をしぼり出し、こ
の上に吸水材を散布すると、スラブ下に本発明の吸水材
入り断熱材と共成して上下で生コン水を完全に吸収す
る。得たゲル膜で水養生を代替して生コン凝結時最も良
好な環境を作り、徐々に硬化させる為にヒビ割れせず、
セメントが完全に水和反応を示して強度増大、水密コン
クリートに生成し毛細管も閉塞した。同時にセメントの
毒性アルカリ・ガス等を抑制したことを特徴とするコン
クリートの改良方法(第八発明)である。 (9)火山灰・火山礫を従来の生コン工場で混練し、得
た非構造用軽量生コンを本発明の吸水材入り下地材を従
来の型枠に取り付け、該型枠内に打設して必要に応じ上
面へ吸水材を散布して構造用強度に発現させ、火山物有
効利用とヒビ割れ等の防止・毒性アルカリガス等を抑制
したことを特徴とする軽量コンクリートの改良方法(第
九発明)。 (1)本発明に使用する吸水材は、カルボキシル基及び
/又はスルホン酸基を含有する高分子化合物としては、
吸水性樹脂及び水溶性樹脂があげられる。 吸水性樹指としては、デンプン又はセルロース
(a)カルボキシル基及び/又はスルホン酸基を含有す
る水溶性単体及び/又は加水分解により水溶性となる単
量体(b)と架橋剤(c)とを必須成分として重合させ
必要により加水分解を行うことにより得られる吸水性樹
脂がある。 吸水性能としては、例えばポリアクリル酸系ポリマ
ーで自重の500〜1000倍の吸水能力を有し、圧力
を加えても水を放出せず、ゲル状を保ち且つ吸水と乾燥
の反復使用可能な吸水粉が適している。 水溶性樹脂としては、カルボキシメチル化セルロー
ス、同デンプン、スルホン化セルロース。ポリアクリ
ル、アミドの部分加水分解物などがあげられる。これら
の水溶性樹脂は2種以上用いてもよく、また上記吸水性
樹脂と併用使用しても良い。水溶性樹脂としては1%水
溶液粘度として1000CPS以上のものがある。但し
この種の樹脂は長時間直射日光に当るとゲルがゾル化す
るので建築用に改良する必要がある。 形状については特に制限なく、粉粒状、フレーク
状、繊維状など何れの形状でもよい。 本発明において吸水材に増量剤、充填剤として鉱物
性パーライト、ロックウール等併用する。他に酸化防
止、防カビ剤等添加することが出来る。 吸水樹脂量は生コンの水/セメント比により適宜選
択できるが通常の生コン水は60%前後であり20g/
〜120g/mが生コンの吸水量、レイタンス防
止量で経済的である。 粒径は200〜300μとし、細かい程表面積が大
きいので吸水速度が速い。使用場所、施工方法の内容に
よってこれを適宜選択する。 (2)シートは運搬や鉄筋組立時に破れ難いものとし、
型枠に取り付けてから生コン打設迄の間(約1週間前後
の間)雨が降っても溶けないもので且つ打設時生コン水
を充分吸収するもの、能力の点から紙を使用するのが好
ましい。 ここで紙とは主として植物繊維を絡み合わせて膠着
させたものであり、比較的坪量が低く吸水性及び/また
は透水性を備えたものが良い。例えば吸水紙、硫酸紙、
和紙等があげられる。 水不溶性透性基材としては、繊維質シートや有孔合
成樹脂製シート等があげられる。好ましい基材は繊維質
紙シートである。 紙の重量は通常5g/m〜100g/mであ
る。防止、抑制材の製造方法は特に限定されず、例えば
断熱材の凹部に吸水材を入れ、PSWに水溶性樹脂接着
剤を溶解した水をスプレーし、紙をエンボス加工或は熱
圧着した後、乾燥する方法でよい。紙の厚さは通常0.
1mm〜3mmである。 (3)防止・抑制板の寸法と種別。市場品のプラスター
ボード、発泡スチロール、ウレタンホームとプラスター
ボードの一体化板等。厚さ10mm〜50mm巾910
mm長さ1820mm、1m×2m板何れでも可。 凹部の形状は の何れでも良い。穴径は2〜15mm、深さ3〜10m
m。間隔は5〜10cm方眼又は千鳥、ランダムとす
る。 アンカー釘の太さは2mm×長さ4〜8cmで。頭
は15〜30mmで大きい方が断熱材がとれない。間隔
は36〜45cm方眼とする。 [実 施 例]以下、本発明はこれに限定されるもので
はない。 実施例 1 (雨漏り、結露等の防止「材」) 吸水材[AP−300Eアクリル酸ソーダの軽度に架橋
した共重合体]平均粒径200〜300μを13g/m
の割合で吸水させたゲル状物(PW)を本発明のコン
クリート改良材とする。 実施例 2 (既存建物の「後塗り」工法) 古いコンクリート造の壁・床・スラブ下の表面の汚水を
除去した後、1例のゲル状物を刷毛で塗り、翌日2回目
を塗り乾燥してなる雨漏り・結露・カビ・ダスト防止
と、セメントの毒性アルカリ、アンモニアガス・亜硫酸
ガス、発ガン物質アミンを同時に抑制する本発明のコン
クリートの改良方法とする。但しこの方法はヒビ割れ防
止は出来ない。 実施例 3 (耐酸性処理「材」) 1例に於いて、吸水材が吸水終了後にシリカル・フロラ
イド(SW)を0.45g/mの割合で混合して得た
ゲル状物(PSW)を本発明のコンクリート改良材とす
る。 実施例 4 (耐酸性屋根の「後処理工法」) コンクリート屋根の表面に3例の(PSW)を流し広
め、モップで塗着浸透させ、翌日2回目、翌々日3回目
を塗着浸透させて、本発明の酸性雨のツララ現象による
強度半減を防止するコンクリートの改良方法とする。 実施例 5 (ヒビ割れ防止ガス抑制の「板」) 市場品で厚さ25×巾910×長さ1820mmの発泡
スチロール製断熱材の片面に、工場で直径7mm、深さ
7mmの穴を設けてこの中に1例の吸水材を入れ、3例
のPSWにのりを加えて全面に塗着し、厚さ0.2mm
の紙シートを貼りエンボス加工した後乾燥してアンカー
釘の穴径5mmをあけてなる本発明ヒビ割れ等の防止と
セメントの毒性アルカリガス等の抑制板とする。 実施例 6 (同上を型枠へ「先付工法」) 5例の板を、従来のコンクリート型枠に従来工法で部屋
側とし、吸水材が生コンと接するように釘打ちしてなる
本発明壁・床(屋根を含む)スラブ下のヒビ割れ等の防
止とセメントの毒性アルカリガス等抑制するコンクリー
トの改良方法とする。 実施例 7 (防凍・防割れ「打設直後の工法]) 各階スラブ(屋根を含む)に於いて、冬期凍結の恐れが
ある時、生コン打設直後に上面を均した後吸水材を40
g/mの割合で全面に散布し、生コン水を吸水した
後、更に吸水材を30g/mの割合でムラを直しつつ
散布し、該吸水材の上に散水して防凍ゲル膜を作り、該
ゲル膜の厚さが15mmになるように調整してコンクリ
ート表面を保護し、本発明各階スラブの防凍でマイナス
15℃までよく冬期でも工事をすることが出来、且つヒ
ビ割れ・ダスト等を防ぎ毒性アルカリガス等の抑制をす
るコンクリート改良方法とする。 実施例 8 (水分の多い生コンを床・屋根に流した場
合のヒビ割れ等防止の「後工法」) 水分の多い従来生コンを従来工法で床や屋根に流した場
合。先ず入念にバイブレターで締め固めると共にタッピ
ングして余剰水分をしぼり出し、左官の1回木ゴテ仕上
げをした後、吸水材を50g/mの割合で散布して水
分を吸収させる。吸収した吸水材はゲル化し該ゲル膜で
湿潤養生せしめると、セメントが完全に水和反応を示し
て水密コンクリートに生成され、徐々に硬化する為にヒ
ビ割れを防ぎ毛細管も閉塞、且つ吸水材のマイナスイオ
ンでセメントのプラスイオンを化学的に反応せしめ、セ
メントの毒性アルカリ・ガス・ダスト等を吸収・固定化
処理するコンクリートの改良方法とする。 実施例 9 (火山灰・火山礫の有効利用) 10例に於いて、骨材を火山灰・火山礫とし、水を20
%増やした以外は全く同様にして、これを本発明の構造
用軽量コンクリートに発現させ、ヒビ割れ、中性化等の
防止と毒性アルカリガス等を抑制したコンクリートの改
良方法とする。 実施例 10 (供試体の配合と、4〜10例の実験内
容と結果) 水/セメント比60%、単位セメント量320kg/c
、骨材量1800kg/m、混和剤0.32kg
/mで配合した生コンを縦1m×横1m×高さ12c
m、堤防の高さと厚さが12cmの池状になる型枠内に
打ち込んで外に放置した(外気温:17℃、湿度:54
%RH)。次項を観察、測定した。 4週後、ヒビ割れ 毛細管の発生及び漏水と浸透
を確認した:貯水結果=止水率100%。10例配
合の供試体φ10×高さ20cmを4週間自然乾燥した
後、強塩酸を入れ供試体の1/2を20日間浸せきした
後、4週間乾燥して重量減少率を測定した:従来品が2
0%減少したのに対し、本発明品は0.01%であっ
た。他方4週間空中に放置した供試体圧縮強度試験を
行った:従来品4週強度250kg/mに対し2週で
245kg/cmであった。以上の結果を第1表に示
し、比較として何もしない(従来方法のままの)結果を
実施例10として第1表に併記した。 [発明の作用効果]本発明の改良材・板・方法は次の効
果を奏す。第一発明の吸水材を水と混合して得た「ゲル
状物」を、第二発明の該ゲルの後塗り工法によって、古
いビルでも塗着することが出来、 (1)ゲルがヒビ割れ箇所に充填され、毛細管も閉塞し
て今まで排出し続けた目に見えないセメントの毒性アル
カリ・ダストを封じ呼吸器病、胸部疾患、リウマチ、神
経痛の原因を予防した。 (2)また該ゲル膜は乾燥して元の吸水性を発揮してヒ
ビ割れから雨の浸透や結露を吸収し、カビやダニの発生
を抑制してゼンソクやアトピーも予防した。 従来生コンは、打設直後から硬化までの間に、カル
シウムやアルミニウム、ケイ素などの金属を主成分とし
た粒子間に結合力を持たない無機質(左官が一般に言う
「バカ」と称する凝結終結時間をオーバーした固まらな
いセメントも含む)がブリージング水と共にコンクリー
トの表面に溶出し、これが乾燥して炭酸カルシウムを主
成分とした毒性アルカリ、レイタンスを堆積する。これ
を放置すると乾燥して飛散し、人体に吸入されて水分と
反応すると強い毒性アルカリを呈し、人の健康を害した
が本発明はこれを解消した。 (3)本発明:セメントの毒性アルカリ等の抑制「メカ
ニズム」は────、 吸水材が生コンから溶出するブリージング水中のカ
ルシウムイオンを吸収・固定化し、レイタンスの主成分
である炭酸カルシウムの生成を抑制する。これは吸水材
のもつ−COO基によるCa2+イオンの固定化に基
づくもの。つまりセメントのプラスイオンを吸水材のマ
イナスイオンで化学的にセメントの毒性アルカリ・ダス
ト・アンモニアガス・亜硫酸ガス・発ガン物質のアミン
を吸収・固定化処理するものと考えられる。上記確認方
法として、 A.生コン打設の翌日金魚・鯉・鮒各3尾を入れて4週
間放置した結果、生存率100%であった。 B.他方、原子吸光法により金属イオン含量分折測定値
と、レイタンスの発生状態を観察した。その結果を第2
表に示し、比較として何もしない場合、10例の結果を
第2表に併記した。 C.打設の翌日コンクリート表面のレイタンスの発生状
態を観察した:従来品は多量に発生したのに対し、本発
明品は全くなく表面に光沢がある。 本発明に於いて、前述・後述共「吸水材がコンクリート
に接したところ」は全て上記の効果を奏す。第三発明は
第一発明のゲルに、シリカル・フロライドと合成して得
た「ゲル状物」PSWを──、第四発明の改良方法でコ
ンクリート屋根に塗着浸透させると、硬い弗化カルシウ
ム層を形成してセメントの風化、カビ、苔を防ぎ、ゲル
と作用してセメントの毒性アルカリ、遊離石灰質を封
じ、酸に強く酸性雨に対応した「コンクリートの焼き入
れ効果」である。第五発明の吸水板は、断熱材に埋め込
んであるので───、 大工がタダで取付けてくれるというメリットがあ
る。つまり人の腰で相撲を取るずるいヤリ方だが、結果
として質の向上、工期の短縮によるコストダウンで共に
利益を得ることが出来る。 また、作業条件の悪い現場で吸水シートを貼るのに
比べ、本発明の吸水板は工場で加工するので品質が安定
し、施工度も99%で改良効果に満足出来る。 更に吸水板側の型枠は生コンで汚損しないので反復
使用に耐え、吸水剤のコストを補って余りある。 第六発明の吸水材入り断熱材の先付工法で生コンを打つ
と───、 (1)生コンの圧力と水分で、紙シートがパンクして直
ちに吸水を開始する。 吸水して膨張したゲルは、バイブレターの相乗作用
で型枠内の生コンを圧縮し、締め固めの作用で豆板が無
くなった。また、打継ぎにゲルが挟まって、後に乾燥し
て吸水するので、打継ぎから雨水の侵入を阻止して、カ
ビ、ダニの発生を防ぐことができる。 同時に生コン水を吸水して水/セメント比を下げ4
週強度を2週で発現し、この早強効果で型枠バラシが早
く、工期を短縮、大巾にコストダウンが可能になった。 また、ゲル膜の保水効果でセメントの凝結時最も重
要な水分が保給されるのでセメントが完全に水和反応を
示し、急激な乾燥収縮を抑えるので窓廻りのヒビ割れや
毛細管を閉塞して、水密コンクリートに生成されるので
鉄筋を防錆して耐久性が向上した。 更にゲルは、脱型と共に乾燥して吸水材に戻り、入
居後結露や台風時サッシ廻りから侵入する雨水も、オム
ツ効果で天井や壁にシミ、カビの発生を防ぎ前述同様ゼ
ンソク等の予防もする「壁の改良方法」である。 第七発明はマイナス15℃まで生コンを打つことが出来
る。 (1)生コンの上に吸水材を撒くとゲル膜が出来、寒風
からコンクリートを保護して凍結によるヒビ割れ、融解
によるコンクリート破壊のダスト及び毒性アルカリ・ガ
スも抑制する。 第八発明=水の多い生コンでもヒビ割れしない。 (1)500〜1000倍の吸水能力を有する吸水材
が、生コン水を可能な限り吸収するので乾燥時の収縮が
少ない。 更に吸水したゲルが、前述同様の膜で保護した後
に、 今度はコンクリートが固まる時水分を補給し、セメ
ントは完全に水和反応して強度・硬度が増大し、水密コ
ンクリートに生成されて雨が浸透しないので防水シート
を貼る必要がない。 よって従来の10年毎の貼り替え費用や、貼り替え
時に出る建築ゴミも無くし、毒性も抑えた「床及び屋根
の改良方法」である。 第九発明の火山砂・火山砂利有効利用の必要性は──
─、 (1)山陽新幹線や広島アパートは瀬戸内海の砂を使
い、塩分で鉄筋が腐って膨張し、コンクリートを押し割
り、鉄筋コンクリートの優れた特徴を失い、アパートは
10年足らずでコンクリートの自然破壊が始まりボロボ
ロ。補修費に40億円もかけているが元通りにならな
い。理由は、何百億年も海に堆積した砂の塩分は抜けな
いし、中性化(大気中の炭酸ガスと反応)し強度が半減
するコンクリートの「エイズ」と言われる恐ろしい病気
で、建て替えないと地震時危ない。 よって、マグマが6000℃の高温で噴出した不純
物のない火山砂の方が良い。 が今日迄使われない理由は、発泡骨材故にワーカー
ビリチ・可塑性(ガサガサしてポンプ圧送)不良で大量
の水を使うために強度が出ない等々で(軽量第5種90
kg/cm)として構造用には使用できなかったが、 本発明の吸水材入下地を用いることによって、構造
用軽量コンクリート210kg/cm以上に発現させ
ることが可能になった。本発明は未利用資源を有効利用
した上で、中性化防止、毒性アルカリガスも封じ、発泡
砂利の断熱効果で暖・冷房の効率を高め、省資源・省エ
ネ、塩害も無く耐久的。 重要な点は全国民が健康で明るい生活が出来る「住
環境を創る」ことである。 以上詳記の如く新規性・進歩性の有益な発明は安全性の
高いビル・マンションに有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のゲルを既存建物に用いた側断面図、第
2図は吸水材を坦持した下地材の側断面図、第3図は吸
水材坦持した下地材を型枠に取り付け、生コンを一部打
ち込んだ側断面図である。 1・・壁 4・・下地材 2・・スラブ下 41・・吸水材入下地材 3・・床 5・・凹部 31・・ベランダ 6・・吸水材 32・・屋 根 61・・吸水ゲル 7・・P S W 11・・生 コ ン 8・・シ ー ト 12・・アンカー釘 9・・アンカー穴 13・・型枠取付釘 10・・型 枠 14・・打ち継ぎ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 哲義 三重県津市桜橋一丁目203番地の1 (72)発明者 柴田 和典 愛知県豊橋市佐藤町才ノ神8番地の2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)吸水性樹脂(以下吸水材と称す)を、水と混合し
    てなるゲル状物であるコンクリートの改良材。 (2)建物の壁・床・スラブ下に請求項1記載を塗着す
    ることを特徴とするコンクリートの改良方法。 (3)シリカル・フロライドを請求項1記載と混合した
    ゲル状物であるコンクリートの改良材。 (4)コンクリートの表面に請求項3記載を塗着して耐
    酸性にすることを特徴とするコンクリートの改良方法。 (5)吸水材を下地材に坦持した板状物であるコンクリ
    ートの改良材。 (6)請求項5記載の板状物の吸水材が生コンと接する
    ように型枠に取り付けることを特徴とするコンクリート
    の改良方法。 (7)生コンを打設した上面に吸水材を散布してゲル状
    物の厚さを5〜20mmに調整して防凍防割することを
    特徴とするコンクリートの改良方法。 (8)生コンを打設した上面に吸水材を散布して生コン
    水を吸水して得たゲル状物で保水養生することを特徴と
    するコンクリートの改良方法。 (9)火山質骨材を生コン工場で練り、請求項5記載の
    板状物を用いて該生コンを打設し、必要に応じ請求項8
    記載を併用して構造用強度に発現することを特徴とする
    軽量コンクリートの改良方法。
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