JPH05139451A - 貼着用袋体 - Google Patents
貼着用袋体Info
- Publication number
- JPH05139451A JPH05139451A JP28158891A JP28158891A JPH05139451A JP H05139451 A JPH05139451 A JP H05139451A JP 28158891 A JP28158891 A JP 28158891A JP 28158891 A JP28158891 A JP 28158891A JP H05139451 A JPH05139451 A JP H05139451A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- separator
- bag
- cover sheet
- glued
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食品等のケース或いは包紙に直接貼着し得
る、簡易食卓用器具等を収納する袋体を提供する。 【構成】 セパレータ１０と、このセパレータ上に剥離
自在に貼着された糊付きシート１２と、この糊付きシー
ト上に、開口部１６を残存させた状態で縁部が接着され
たカバーシート１４と、から形成し、カバーシートを収
納物の挿入方向に沿った折目１５により蛇腹状に形成
し、伸縮自在となした。
る、簡易食卓用器具等を収納する袋体を提供する。 【構成】 セパレータ１０と、このセパレータ上に剥離
自在に貼着された糊付きシート１２と、この糊付きシー
ト上に、開口部１６を残存させた状態で縁部が接着され
たカバーシート１４と、から形成し、カバーシートを収
納物の挿入方向に沿った折目１５により蛇腹状に形成
し、伸縮自在となした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は貼着用袋体に関し、より
具体的には、食品等に付帯させる簡易ナイフ、フォー
ク、スプーン或いは割箸等を収納するのに適した袋体
と、その取扱い上の機能性を向上させた上記袋体に関す
る。
具体的には、食品等に付帯させる簡易ナイフ、フォー
ク、スプーン或いは割箸等を収納するのに適した袋体
と、その取扱い上の機能性を向上させた上記袋体に関す
る。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】カップ型アイスクリー
ム、持ち帰り用のケーキ或いは弁当等においては、これ
らを食する者の便宜を図るため、簡易スプーン、ナイフ
或いは割箸等がサービスとして付けられている。これら
の簡易食卓用器具は一般に紙製の袋体に収納され上記食
品に付されるが、これら器具が収納された袋体は、食品
とは別個に購買者に手渡されたり、或いは食品の包紙に
差込まれたりするため、時には落したり紛失したり等の
問題があった。
ム、持ち帰り用のケーキ或いは弁当等においては、これ
らを食する者の便宜を図るため、簡易スプーン、ナイフ
或いは割箸等がサービスとして付けられている。これら
の簡易食卓用器具は一般に紙製の袋体に収納され上記食
品に付されるが、これら器具が収納された袋体は、食品
とは別個に購買者に手渡されたり、或いは食品の包紙に
差込まれたりするため、時には落したり紛失したり等の
問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は斯かる観点に
基づいてなされたものであり、上記簡易食卓用器具等を
収納する袋体を、これらが付される食品等のケース或い
は包紙に直接貼着し得るように改良し、更にこの袋体の
改良に基因する問題点を解消すると共にその取扱い上の
機能性を向上させることを目的とする。
基づいてなされたものであり、上記簡易食卓用器具等を
収納する袋体を、これらが付される食品等のケース或い
は包紙に直接貼着し得るように改良し、更にこの袋体の
改良に基因する問題点を解消すると共にその取扱い上の
機能性を向上させることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段及びその作用】これを達成
するため本発明においては、貼着用袋体を、セパレータ
と、このセパレータ上に剥離自在に貼着された糊付きシ
ートと、この糊付きシート上に、開口部を残存させた状
態で縁部が接着されたカバーシートと、から形成し、カ
バーシートを収納物の挿入方向に沿った折目により蛇腹
状に形成し、伸縮自在となした。従って収納物を挿入し
た状態において、上部のカバーシートだけが膨らみ、下
部の糊付きシートを上側に反り返らせ丸まらせるような
張力は作用しなくなるので、糊付きシートがひとりでに
セパレータから剥がれてしまうような事態は生じなくな
る。
するため本発明においては、貼着用袋体を、セパレータ
と、このセパレータ上に剥離自在に貼着された糊付きシ
ートと、この糊付きシート上に、開口部を残存させた状
態で縁部が接着されたカバーシートと、から形成し、カ
バーシートを収納物の挿入方向に沿った折目により蛇腹
状に形成し、伸縮自在となした。従って収納物を挿入し
た状態において、上部のカバーシートだけが膨らみ、下
部の糊付きシートを上側に反り返らせ丸まらせるような
張力は作用しなくなるので、糊付きシートがひとりでに
セパレータから剥がれてしまうような事態は生じなくな
る。
【０００５】
【実施例】以下添付図面に示す望ましい実施例に従い発
明を詳述する。
明を詳述する。
【０００６】図１及び図２は本発明袋体の一実施例を示
す平面図及び縦断側面図であり、図中１０がセパレー
タ、１２が糊付きシート、１４がカバーシートを示す。
セパレータ１０及び糊付きシート１２は一般的にラベル
用紙として用いられているコーティングされた紙であ
り、糊付きシート１２側には通常の態様で粘着糊１１が
付着される（図２中においては判り易くするため誇張し
て示してある）。またカバーシート１４もコーティング
された薄紙であり、これは両側縁部の略全長から下側縁
部全体にわたってホットメルティングにより糊付きシー
ト１２に対して加圧接着される。カバーシート１４の接
着されていない開口部１６即ち上側縁部は糊付きシート
１２の上側縁部よりも幾分下に位置し、またその両側縁
部は糊付きシート１２に対して非接着状態となってい
る。カバーシート１４の上記非接着状態の部分にはこれ
を横断して折線１８が形成され、従ってカバーシート１
４の上側縁部は折線１８を境に上方に向けて折返し可能
となっている。この折線１８により開口部１６が開き易
くなっているため、収納物の挿入作業が行ない易く、こ
れは特に作業を自動化する場合に有益である。またカバ
ーシート１４には、収納物の挿入方向に沿ってその全長
にわたって複数の折目１５が形成され、従ってカバーシ
ート１４は蛇腹状（図５参照）をなして伸縮自在となっ
ている。
す平面図及び縦断側面図であり、図中１０がセパレー
タ、１２が糊付きシート、１４がカバーシートを示す。
セパレータ１０及び糊付きシート１２は一般的にラベル
用紙として用いられているコーティングされた紙であ
り、糊付きシート１２側には通常の態様で粘着糊１１が
付着される（図２中においては判り易くするため誇張し
て示してある）。またカバーシート１４もコーティング
された薄紙であり、これは両側縁部の略全長から下側縁
部全体にわたってホットメルティングにより糊付きシー
ト１２に対して加圧接着される。カバーシート１４の接
着されていない開口部１６即ち上側縁部は糊付きシート
１２の上側縁部よりも幾分下に位置し、またその両側縁
部は糊付きシート１２に対して非接着状態となってい
る。カバーシート１４の上記非接着状態の部分にはこれ
を横断して折線１８が形成され、従ってカバーシート１
４の上側縁部は折線１８を境に上方に向けて折返し可能
となっている。この折線１８により開口部１６が開き易
くなっているため、収納物の挿入作業が行ない易く、こ
れは特に作業を自動化する場合に有益である。またカバ
ーシート１４には、収納物の挿入方向に沿ってその全長
にわたって複数の折目１５が形成され、従ってカバーシ
ート１４は蛇腹状（図５参照）をなして伸縮自在となっ
ている。
【０００７】図３は上記袋体を製造するための装置の概
略を示す図である。セパレータ１０及び糊付きシート１
２の原材料はロール２０から、またカバーシート１４の
原材料はロール２２から提供される。両ロール２０，２
２は共に装置系内の送り機構により原材料が引張られる
ことにより回転し、これらの原材料を装置に対して供給
する。カバーシート１４の原材料は、一対の送りローラ
としての役割を兼ねる折目付け部材２４により蛇腹状に
形成され、また引続く図示しない部材によりその上部に
折線１８を付けられ、その後加熱圧着部材２６により糊
付きシート１２の原材料と接着される。両材料の接着
は、両材料にコーティングされた樹脂を加熱圧着する所
謂ホットメルティングによって行われる。接着後の両原
材料は、カッタ２８により、糊付きシート１２及びカバ
ーシート１４部分が所定の各袋体毎に分断されるが、こ
の時カッタ２８はセパレータ１０の原材料に対しては全
く切れ目を入れることはない。従って各袋体のセパレー
タ１０は連続的に連結された一枚紙の様相を呈し、また
この一枚紙状のセパレータ１０上に、各袋体の糊付きシ
ート１２及びカバーシート１４が分断された状態で連続
的に配列貼着される。切断後の材料は、次に一対の送り
ローラ３０によりプレスされるが、この時カバーシート
１４の蛇腹は、両側縁部が接着により固定されているた
め、図４図示の如く各折目１５に沿って折畳まれて平坦
な状態となる。この折畳みは、引続いて行なわれるプリ
ンタ３２による印刷及び製品の巻取作業を容易にするた
めのものであり、印刷済の袋体製品の連続体はロール３
４として巻取られる。
略を示す図である。セパレータ１０及び糊付きシート１
２の原材料はロール２０から、またカバーシート１４の
原材料はロール２２から提供される。両ロール２０，２
２は共に装置系内の送り機構により原材料が引張られる
ことにより回転し、これらの原材料を装置に対して供給
する。カバーシート１４の原材料は、一対の送りローラ
としての役割を兼ねる折目付け部材２４により蛇腹状に
形成され、また引続く図示しない部材によりその上部に
折線１８を付けられ、その後加熱圧着部材２６により糊
付きシート１２の原材料と接着される。両材料の接着
は、両材料にコーティングされた樹脂を加熱圧着する所
謂ホットメルティングによって行われる。接着後の両原
材料は、カッタ２８により、糊付きシート１２及びカバ
ーシート１４部分が所定の各袋体毎に分断されるが、こ
の時カッタ２８はセパレータ１０の原材料に対しては全
く切れ目を入れることはない。従って各袋体のセパレー
タ１０は連続的に連結された一枚紙の様相を呈し、また
この一枚紙状のセパレータ１０上に、各袋体の糊付きシ
ート１２及びカバーシート１４が分断された状態で連続
的に配列貼着される。切断後の材料は、次に一対の送り
ローラ３０によりプレスされるが、この時カバーシート
１４の蛇腹は、両側縁部が接着により固定されているた
め、図４図示の如く各折目１５に沿って折畳まれて平坦
な状態となる。この折畳みは、引続いて行なわれるプリ
ンタ３２による印刷及び製品の巻取作業を容易にするた
めのものであり、印刷済の袋体製品の連続体はロール３
４として巻取られる。
【０００８】
【発明の効果】上記構成の貼着用袋体によれば、カバー
シート１４が蛇腹状に形成されているので、図５に示し
た如くカバーシート１４だけが伸び、図６に示したよう
に下部の糊付きシート12が上側に反って丸まってしまう
ようなことはない。従って糊付きシート１２がひとりで
にセパレータ１０から剥がれてしまうような不測の事態
が生じることはなく、袋体の貯蔵管理を行ない易いもの
とする。
シート１４が蛇腹状に形成されているので、図５に示し
た如くカバーシート１４だけが伸び、図６に示したよう
に下部の糊付きシート12が上側に反って丸まってしまう
ようなことはない。従って糊付きシート１２がひとりで
にセパレータ１０から剥がれてしまうような不測の事態
が生じることはなく、袋体の貯蔵管理を行ない易いもの
とする。
【図１】本発明に係る貼着用袋体の一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図２】同実施例の縦断側面図である。
【図３】同袋体を製造するための装置の概略を示す図で
ある。
ある。
【図４】同袋体のカバーシートの蛇腹がローラにより折
畳まれた状態を示す図である。
畳まれた状態を示す図である。
【図５】同袋体に収納物を収納した状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図６】蛇腹がないカバーシートを用いた場合の収納物
を収納した状態を示す断面図である。
を収納した状態を示す断面図である。
１０ セパレータ １２ 糊付きシート １４ カバーシート １５ 折目 １６ 開口部 ２０，２２，３４ ロール ２４ 折目付け部材 ２６ 加熱圧着部材 ２８ カッタ ３０ 送りローラ ３２ プリンタ
Claims (1)
- 【請求項１】 セパレータ１０と、このセパレータ１０
上に剥離自在に貼着された糊付きシート１２と、この糊
付きシート１２上に、開口部16を残存させた状態で縁部
が接着されたカバーシート１４と、からなり、このカバ
ーシート１４が収納物の挿入方向に沿った折目１５によ
り蛇腹状に形成され、伸縮自在であることを特徴とする
貼着用袋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28158891A JPH05139451A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 貼着用袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28158891A JPH05139451A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 貼着用袋体 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12937783A Division JPS6023149A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 貼着用袋体及び貼着用袋体の連続体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05139451A true JPH05139451A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17641246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28158891A Pending JPH05139451A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 貼着用袋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05139451A (ja) |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP28158891A patent/JPH05139451A/ja active Pending
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