JPH05138356A - Ｔｉｇ溶接トーチ - Google Patents
Ｔｉｇ溶接トーチInfo
- Publication number
- JPH05138356A JPH05138356A JP33565191A JP33565191A JPH05138356A JP H05138356 A JPH05138356 A JP H05138356A JP 33565191 A JP33565191 A JP 33565191A JP 33565191 A JP33565191 A JP 33565191A JP H05138356 A JPH05138356 A JP H05138356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collet
- torch
- electrode
- base
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＴＩＧ溶接トーチの電極の突出し長さの調節
や交換を容易に行う。 【構成】 トーチ本体１内に収納され先端に先広テーパ
孔２′を有する筒状のボディ２と、先広テーパ孔２′内
に収容されるとともに縦スリット付中心孔に電極１０を
挿入しているコレット３と、コレット３の基部に連結さ
れたコレットホルダー５と、コレットホルダー５とトー
チ本体１との間に介装され常にコレットホルダー５をト
ーチ本体１基部へ押圧しているスプリング６とを具えて
いる。従ってスプリング６は常時コレットホルダー５を
介してコレット３をボディ２の基部へ引張っているの
で、コレット３は絞られるようになり摩擦力で電極１０
を固定する。
や交換を容易に行う。 【構成】 トーチ本体１内に収納され先端に先広テーパ
孔２′を有する筒状のボディ２と、先広テーパ孔２′内
に収容されるとともに縦スリット付中心孔に電極１０を
挿入しているコレット３と、コレット３の基部に連結さ
れたコレットホルダー５と、コレットホルダー５とトー
チ本体１との間に介装され常にコレットホルダー５をト
ーチ本体１基部へ押圧しているスプリング６とを具えて
いる。従ってスプリング６は常時コレットホルダー５を
介してコレット３をボディ２の基部へ引張っているの
で、コレット３は絞られるようになり摩擦力で電極１０
を固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＴＩＧ溶接トーチに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のＴＩＧ溶接トーチにおいては、図
４縦断面図に示すように、トーチ本体１内に収められた
ボディ２の中心に縦スリットを有するコレット３を収容
し、コレット３をねじ部を利用して後部より押し中心孔
に電極１０を固定している。しかしてこのようなＴＩＧ
溶接トーチにより溶接施工をするときには、電極１０の
突出し量の変更や電極１０の交換を頻繁に行うが、この
作業のたびにトーチ本体１後部の固定つまみ１８を締め
たり緩めたりしている。しかしこれは、保護手袋をして
の作業であるとともに高所現場等の作業環境では手間の
かかる作業であり、もっと簡便な手段が望まれている。
４縦断面図に示すように、トーチ本体１内に収められた
ボディ２の中心に縦スリットを有するコレット３を収容
し、コレット３をねじ部を利用して後部より押し中心孔
に電極１０を固定している。しかしてこのようなＴＩＧ
溶接トーチにより溶接施工をするときには、電極１０の
突出し量の変更や電極１０の交換を頻繁に行うが、この
作業のたびにトーチ本体１後部の固定つまみ１８を締め
たり緩めたりしている。しかしこれは、保護手袋をして
の作業であるとともに高所現場等の作業環境では手間の
かかる作業であり、もっと簡便な手段が望まれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、電極の突出し長さの調
節や交換を容易に行うことができ、ひいては溶接品質の
向上，作業時間の短縮及び作業の安全性向上を招来する
ＴＩＧ溶接トーチを提供することを目的とする。
事情に鑑みて提案されたもので、電極の突出し長さの調
節や交換を容易に行うことができ、ひいては溶接品質の
向上，作業時間の短縮及び作業の安全性向上を招来する
ＴＩＧ溶接トーチを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、ト
ーチ本体内に収納され先端に先広テーパ孔を有する筒状
のボディと、上記ボディの先広テーパ孔内に収容される
とともに縦スリット付中心孔に電極を挿入しているコレ
ットと、上記コレットの基部に連結されたコレットホル
ダーと、上記コレットホルダーとトーチ本体との間に介
装され常にコレットホルダーをトーチ本体基部へ押圧し
ているスプリングとを具えたことを特徴とする。
ーチ本体内に収納され先端に先広テーパ孔を有する筒状
のボディと、上記ボディの先広テーパ孔内に収容される
とともに縦スリット付中心孔に電極を挿入しているコレ
ットと、上記コレットの基部に連結されたコレットホル
ダーと、上記コレットホルダーとトーチ本体との間に介
装され常にコレットホルダーをトーチ本体基部へ押圧し
ているスプリングとを具えたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明ＴＩＧ溶接トーチにおいては、コレット
ホルダーとトーチ本体との間に介装されているスプリン
グは常時コレットホルダーを介してコレットをボディの
基部へ引張っているので、コレットは絞られるようにな
り摩擦力で電極を固定する。また電極の突出し量を変え
たり、交換するときには、コレットホルダーの基部を指
で押せば、コレットホルダーはスプリングの力に打ち勝
ちスプリングを縮めながらコレットとともに下へさが
る。この結果コレットはボディの先広テーパ孔より外
れ、コレットの中心孔に入れている電極とコレットには
摩擦力がなくなり、電極をトーチ本体より自由に突出し
又は引込みさせることができる。
ホルダーとトーチ本体との間に介装されているスプリン
グは常時コレットホルダーを介してコレットをボディの
基部へ引張っているので、コレットは絞られるようにな
り摩擦力で電極を固定する。また電極の突出し量を変え
たり、交換するときには、コレットホルダーの基部を指
で押せば、コレットホルダーはスプリングの力に打ち勝
ちスプリングを縮めながらコレットとともに下へさが
る。この結果コレットはボディの先広テーパ孔より外
れ、コレットの中心孔に入れている電極とコレットには
摩擦力がなくなり、電極をトーチ本体より自由に突出し
又は引込みさせることができる。
【０００６】
【実施例】本発明ＴＩＧ溶接トーチの一実施例を図面に
ついて説明すると、図１は縦断面図、図２は図１のII−
IIに沿った横断面図、図３は作動状況の説明図である。
図１及び図２において、絶縁材製のトーチ本体１の内部
には筒状のボディ２が納められており、このボディ２先
端は先広テーパ孔２′に形成されコレット３が収容され
ている。コレット３の基部はねじ部４で繋がれたコレッ
トホルダー５がボディ２とトーチ本体１の中心を貫通し
てトーチ基部へ伸びている。
ついて説明すると、図１は縦断面図、図２は図１のII−
IIに沿った横断面図、図３は作動状況の説明図である。
図１及び図２において、絶縁材製のトーチ本体１の内部
には筒状のボディ２が納められており、このボディ２先
端は先広テーパ孔２′に形成されコレット３が収容され
ている。コレット３の基部はねじ部４で繋がれたコレッ
トホルダー５がボディ２とトーチ本体１の中心を貫通し
てトーチ基部へ伸びている。
【０００７】そして、コレットホルダー５基部の周囲と
トーチ本体１の間には、スプリング６が一方をトーチ本
体１、他方を断熱材製のカラー７を介して止め輪８で支
持され両者間へ挟み込まれている。このスプリング６の
反力でコレットホルダー５は常時トーチ後部へ押されて
おり、この結果コレットホルダー５と繋がれているコレ
ット３はボディ２の先広テーパ孔２′へ引き込まれてい
る。コレット３は外周がテーパ状でかつ図２に示すよう
な縦スリット９が刻まれており、よってコレット３の中
心孔を貫通してセットしている電極１０は摩擦力によっ
て堅く固定される。
トーチ本体１の間には、スプリング６が一方をトーチ本
体１、他方を断熱材製のカラー７を介して止め輪８で支
持され両者間へ挟み込まれている。このスプリング６の
反力でコレットホルダー５は常時トーチ後部へ押されて
おり、この結果コレットホルダー５と繋がれているコレ
ット３はボディ２の先広テーパ孔２′へ引き込まれてい
る。コレット３は外周がテーパ状でかつ図２に示すよう
な縦スリット９が刻まれており、よってコレット３の中
心孔を貫通してセットしている電極１０は摩擦力によっ
て堅く固定される。
【０００８】またコレットホルダー５の基端にはキャッ
プ１１が被せられ、トーチ本体１を覆う上蓋１２の上に
突出ている。更にボディ２には横方向からパワーケーブ
ル１３が接続されるとともに、その内外にガスホース１
４，冷却ホース１５が配設されており、なおボディ２の
先端にはガスレンズ１６が取付けられ、それを囲むシー
ルドカップ１７がトーチ本体１の先端に取付けられてい
る。
プ１１が被せられ、トーチ本体１を覆う上蓋１２の上に
突出ている。更にボディ２には横方向からパワーケーブ
ル１３が接続されるとともに、その内外にガスホース１
４，冷却ホース１５が配設されており、なおボディ２の
先端にはガスレンズ１６が取付けられ、それを囲むシー
ルドカップ１７がトーチ本体１の先端に取付けられてい
る。
【０００９】このような装置において、電極１０の突出
し量を変えたり、交換するときには、図３に示すよう
に、キャップ１１を指で押せば、コレットホルダー５は
スプリング６の力に打ち勝ちスプリング６を縮めながら
コレット３とともに下へさがる。この結果コレット３は
ボディ２の先広テーパ孔２′より外れ、コレット３の中
心孔へ入れている電極１０とコレット３には摩擦力がな
くなり、電極１０をトーチ本体１より自由に突出し又は
引込みさせることができる。
し量を変えたり、交換するときには、図３に示すよう
に、キャップ１１を指で押せば、コレットホルダー５は
スプリング６の力に打ち勝ちスプリング６を縮めながら
コレット３とともに下へさがる。この結果コレット３は
ボディ２の先広テーパ孔２′より外れ、コレット３の中
心孔へ入れている電極１０とコレット３には摩擦力がな
くなり、電極１０をトーチ本体１より自由に突出し又は
引込みさせることができる。
【００１０】
【発明の効果】要するに本発明によれば、トーチ本体内
に収納され先端に先広テーパ孔を有する筒状のボディ
と、上記ボディの先広テーパ孔内に収容されるとともに
縦スリット付中心孔に電極を挿入しているコレットと、
上記コレットの基部に連結されたコレットホルダーと、
上記コレットホルダーとトーチ本体との間に介装され常
にコレットホルダーをトーチ本体基部へ押圧しているス
プリングとを具えたことにより、電極の突出し長さの調
節や交換を容易に行うことができ、ひいては溶接品質の
向上，作業時間の短縮及び作業の安全性向上を招来する
ＴＩＧ溶接トーチを得るから、本発明は産業上極めて有
益なものである。
に収納され先端に先広テーパ孔を有する筒状のボディ
と、上記ボディの先広テーパ孔内に収容されるとともに
縦スリット付中心孔に電極を挿入しているコレットと、
上記コレットの基部に連結されたコレットホルダーと、
上記コレットホルダーとトーチ本体との間に介装され常
にコレットホルダーをトーチ本体基部へ押圧しているス
プリングとを具えたことにより、電極の突出し長さの調
節や交換を容易に行うことができ、ひいては溶接品質の
向上，作業時間の短縮及び作業の安全性向上を招来する
ＴＩＧ溶接トーチを得るから、本発明は産業上極めて有
益なものである。
【図１】本発明ＴＩＧ溶接トーチの一実施例の縦断面図
である。
である。
【図２】図１のII−IIに沿った横断面図である。
【図３】本溶接トーチの作動状況の説明図である。
【図４】従来のＴＩＧ溶接トーチの縦断面図である。
１ トーチ本体 ２ ボディ ２′ 先広テーパ孔 ３ コレット ４ ねじ部 ５ コレットホルダー ６ スプリング ７ カラー ８ 止め輪 ９ 縦スリット 10 電極 11 キャップ 12 上蓋 13 パワーケーブル 14 ガスホース 15 冷却ホース 16 ガスレンズ 17 シールドカップ
Claims (1)
- 【請求項１】 トーチ本体内に収納され先端に先広テー
パ孔を有する筒状のボディと、上記ボディの先広テーパ
孔内に収容されるとともに縦スリット付中心孔に電極を
挿入しているコレットと、上記コレットの基部に連結さ
れたコレットホルダーと、上記コレットホルダーとトー
チ本体との間に介装され常にコレットホルダーをトーチ
本体基部へ押圧しているスプリングとを具えたことを特
徴とするＴＩＧ溶接トーチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33565191A JPH05138356A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | Ｔｉｇ溶接トーチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33565191A JPH05138356A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | Ｔｉｇ溶接トーチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05138356A true JPH05138356A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=18290989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33565191A Withdrawn JPH05138356A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | Ｔｉｇ溶接トーチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05138356A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100429031C (zh) * | 2004-01-15 | 2008-10-29 | 株式会社大亨 | 轧头套管及钨极惰性气体保护焊焊炬 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP33565191A patent/JPH05138356A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100429031C (zh) * | 2004-01-15 | 2008-10-29 | 株式会社大亨 | 轧头套管及钨极惰性气体保护焊焊炬 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |