JPH05138214A - 冷間圧延ロールの粗面化加工装置 - Google Patents

冷間圧延ロールの粗面化加工装置

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JPH05138214A
JPH05138214A JP3329561A JP32956191A JPH05138214A JP H05138214 A JPH05138214 A JP H05138214A JP 3329561 A JP3329561 A JP 3329561A JP 32956191 A JP32956191 A JP 32956191A JP H05138214 A JPH05138214 A JP H05138214A
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JP
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roll
liquid nitrogen
roughening
surface roughening
movable carriage
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JP3329561A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kuwamoto
紘 鍬本
Jun Fukutake
諄 福武
Masaharu Jitsukawa
正治 実川
Toshikazu Mori
俊量 森
Masakatsu Nishida
正克 西田
Hikari Yonamoto
光 與名本
Hiroyuki Sawada
弘幸 沢田
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Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Japan Oxygen Co Ltd
JFE Engineering Corp
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粗面化加工後直ちに液体窒素の吹付を行うこ
とができ、これによって優れた耐摩耗性を有するロール
を得ることができる冷間圧延ロールの粗面化加工装置を
提供することにある。 【構成】 レーザビーム、電子ビーム等のビーム照射若
しくは放電加工により冷間圧延ロールに粗面化加工を施
す装置であって、ロールを保持し、且つこれを回転させ
るための回転保持機構と、ロール長手方向に沿って移動
可能な移動台と、該移動台上に並列して設けられたビー
ム照射ヘッドまたは放電加工装置および液体窒素吹付装
置とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザビームまたは
電子ビーム等のビーム照射、或いは放電加工により冷間
圧延ロールに粗面化加工を施す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷間圧延ロールに粗面化加工を施す方法
として、レーザビームや電子ビーム等のビーム照射或い
は放電加工による加工方法が知られている。しかし、こ
れらの方法により得られる粗面は、ビーム照射や放電加
工により生じるクレータ状の凸部の表層近くに、残留オ
ーステナイト量が多く母材に較べ硬度が低い白色層が形
成され、耐摩耗性に劣るという欠点がある。このため、
この種の加工ロールは従来のショットブラスト等による
粗面化加工ロールに較べ、ロール寿命が短いという問題
があった。図12ないし図14は、電子ビーム加工(図
12)、レーザビーム加工(図13)および放電加工
(図14)後の各ロールの表層からの硬度分布を示して
いる。
【0003】このような問題を解決するため、特開昭6
3−20192号や特開昭63−20193号では、レ
ーザ加工後に液体窒素の吹付等によってロールにサブゼ
ロ処理を施すことによりロールを硬化させ、耐摩耗性を
向上させる方法が提案されている。この提案では、特
に、粗面化加工部表層の残留オーステナイト量が15〜
30%となるようにすることが、ロールの耐摩耗性の改
善に有効であるとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般の鍛鋼ロ
ールの母材の残留オーステナイト量は11〜16%の範
囲であって、残留オーステナイト量が少ないほど耐摩耗
性は向上するものであり、本発明者らの実験によって
も、残留オーステナイト量の少ないロールほど硬度が高
く、粗度低下率が小さくなる傾向を示しいる。したがっ
て、上記特開昭63−20192号等に示されるよう
な、粗面化加工部表層の残留オーステナイト量が、母材
残留オーステナイト量より多い20%前後で粗度低下率
が最低になるということには疑問がある。
【0005】さらに、本発明者らの検討によれば、液体
窒素吹き付けによるサブゼロ処理は、その実施のタイミ
ングが重要であり、時期を失して処理を行なっても十分
な耐摩耗性は得られないことが判明した。すなわち、ロ
ール粗面化加工は、例えばロール径600mm,ロール
長2100mm程度の通常サイズのロールで約1時間を
要するが、このような粗面化加工完了を待ってサブゼロ
処理を実施した場合、十分な耐摩耗性が得られないこと
が判った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記のよ
うな事実に基づきさらに検討を加えた結果、液体窒素の
吹付は粗面化加工後60分以内に実施しないと、十分な
耐摩耗性が得られず、また、このような処理によって加
工部表層の残留オーステナイト量を2.5〜16%とす
ることにより、特に優れた耐摩耗性が得られることを見
出した。本発明はこのような知見に基づき、粗面化加工
後直ちに液体窒素の吹付を行うことができ、これによっ
て優れた耐摩耗性を有する冷間圧延ロールを得ることが
できる粗面化加工装置を提供するものである。すなわ
ち、本発明は次のような構成を有する。
【0007】(1) レーザビーム、電子ビーム等のビ
ーム照射により冷間圧延ロールに粗面化加工を施す装置
において、ロールを保持し、且つこれを回転させるため
の回転保持機構と、ロール長手方向に沿って移動可能な
移動台と、該移動台上に並列して設けられたビーム照射
ヘッドおよび液体窒素吹付装置とからなる冷間圧延ロー
ルの粗面化加工装置。
【0008】(2) 放電加工により冷間圧延ロールに
粗面化加工を施す装置において、ロールを保持し、且つ
これを回転させるための回転保持機構と、ロール長手方
向に沿って移動可能な移動台と、該移動台上に並列して
設けられた放電加工装置および液体窒素吹付装置とから
なる冷間圧延ロールの粗面化加工装置。
【0009】
【作用】回転保持機構にはロールがセットされ、これを
所定の回転速度で回転させる。移動台はロールの一端側
からロール長手方向で移動し、移動台上のビーム照射ヘ
ッドまたは放電加工装置により、回転するロールの表面
に対し粗面化加工がなされる。このような粗面化加工
中、液体窒素吹付装置から粗面化加工部に対して液体窒
素が吹き付けられ、冷却処理がなされる。通常、本発明
装置によるロール粗面化加工は、ロール径600mm、
ロール長2100mm程度のロールで約1時間を要する
が、移動台に設けられた液体窒素吹付装置から液体窒素
を吹き付けることにより、粗面化加工部を加工後数分程
度のうちに冷却処理することができる。
【0010】また、この液体窒素の吹付流量を調整し、
ロール表面の冷却温度をコントロールして熱処理レベル
を変えることにより、残留オーステナイト量を任意にコ
ントロールすることができ、これにより、所望のロール
表面硬度を確保することができる。
【0011】粗面化加工後のロール表層の軟らかい部分
は、ビーム照射や放電加工により一旦溶融した金属が大
気中で瞬時に急冷され常温に到ったために、マルテンサ
イトに十分に変態できず、オーステナイト相が残留した
ものである。本発明の装置では、ビーム照射または放電
加工による粗面化加工後、その粗面化加工した部分に対
し、加工後直ちに液体窒素を吹付け、ロール表面温度を
−50℃以下に低下させる処理を施すことができ、これ
により粗面化加工部表層のオーステナイト相の残留量を
制御することができる。
【0012】図6は、C:0.93wt%、Si:0.
53wt%、Mn:0.89wt%、Cr:5.08w
t%、Mo:0.33wt%の組成のロール(硬度Hv
800)にレーザビーム照射により粗面化加工を施した
後、この粗面化加工部に対し、種々の時間経過後に液体
窒素を吹き付けることにより、ロール表面をそれぞれ−
196℃、−120℃、−50℃、−40℃、−20
℃、0℃の6水準まで冷却する冷却処理を行ない、ビー
ム照射後上記冷却処理開始までの時間がビーム照射部の
硬度に及ぼす影響を調べたものである。なお、上記冷却
温度の調整は、液体窒素吹付量をコントロールすること
により行った。図7に、−196℃に冷却した場合の液
体窒素吹き付け開始からのロール表層近傍の温度変化を
示す。
【0013】図6によれば、ロール表層の冷却温度が−
50℃を超えた例えば−40℃では、加工後ほぼ瞬間的
に冷却を行わないと、母材硬度であるHv800以上の
硬度が得られず、さらに−40℃を超える温度では、加
工から冷却開始までの時間の長短に拘らず母材硬度であ
るHv800以上の硬度が得られない。また、冷却温度
が−50℃以下であっても、粗面化加工してから液体窒
素吹き付けまでの時間が略60分を超えると、Hv80
0以上の硬度が得られないことが判る。この点、本発明
装置によれば粗面化加工後直ちに液体窒素の吹付を行う
ことができるため、所望の硬度を得ることができる。
【0014】また、本発明者らは、粗面化加工部表層の
残留オーステナイト量が硬度およびロール粗度低下率に
及ぼす影響について調べた。図8はその結果を示すもの
で、残留オーステナイト量が16%以下では、表層部硬
度が母材硬度と同等かそれ以上となるため粗面低下率が
減少する傾向があり、ほぼ5〜10%の範囲で最もロー
ル粗度低下率が減少する。一方、残留オーステナイト量
が2.5%未満では、硬度は高いものの溶融部分が脆く
なるため、粗度低下率が大きい。以上の結果から、上記
冷却処理により、粗面化加工部表層の残留オーステナイ
ト量を2.5〜16%とすることが好ましい。このよう
な残留オーステナイト量の調整は、液体窒素吹付装置か
らの液体窒素の吹付量を調整し、冷却温度をコントロー
ルすることにより行うことができる。図9に液体窒素吹
付量と残留オーステナイト量との関係を示す。
【0015】
【実施例】図1および図2に本発明をレーザビーム方式
の粗面化加工装置に適用した場合の一実施例を示す。粗
面化加工装置は、ロールを保持し、且つこれを回転させ
るための回転保持機構1と、ロール長手方向に沿って移
動可能な移動台2と、該移動台上に並列して設けられた
レーザ照射ヘッド3および液体窒素吹付装置4とからな
っている。前記移動台2は、駆動ネジ軸5の回転によ
り、ロールの回転と同期してロール軸線方向と平行に移
動可能となっている。また、前記液体窒素吹付装置4
は、ロール面に対向した液体窒素の噴射ノズル8を有し
ている。なお、その他図面において、6はレーザ発信
器、7は移動台2のガイド軸、9は流量調整弁である。
【0016】このような粗面化加工装置によれば、上記
回転保持機構1にはロールAがセットされ、これを所定
の回転速度で回転させる。一方、レーザ発信器6から出
力されたレーザビームは、複数のミラ−を介して、レー
ザ照射ヘッド3からロールAの表面に略垂直に照射され
る。このレーザ照射ヘッド3は、レーザビームをメカニ
カルチッパによりパルス化して照射することができる。
また、このパルスの周波数と出力、ロール回転数および
レーザ照射ヘッド3の移動速度の設定によって、表面粗
さのパタ−ン深さを制御することができる。なお、通常
この装置によるロール粗面化加工は、ロール径600m
m、ロール長2100mmのロールで約1時間を要す
る。
【0017】上記のようなレーザ照射ヘッド3による粗
面化加工中、液体窒素吹付装置4の噴射ノズル8から粗
面化加工部に対して液体窒素が吹き付けられ、冷却処理
がなされる。このような装置において、例えば、 ロール回転速度:200rpm 移動台の移動速度:50mm/min レーザ照射部と液体窒素吹付部のロール軸方向距離:4
00mm クレータのロール軸方向ピッチ:300μm の条件で、上記のようなロール径600mm、ロール長
2100mmのロールの粗面化加工を行った場合、粗面
化加工部に対し、加工直後から略8分以内に液体窒素を
吹付を行うことができる。
【0018】また、液体窒素の吹付量は流量調整弁9に
より制御される。この液体窒素の流量調整により、ロー
ル表面の冷却温度をコントロールして熱処理レベルを変
えることで、残留オーステナイト量を任意にコントロー
ルすることができ、これにより、所望のロール表面硬度
を確保することができる。
【0019】図3ないし図5に本発明装置の他の実施例
を示す。この実施例では、基台13上に移動台2がロー
ル長手方向移動可能に設けられ、この移動台2上にレー
ザ照射ヘッド3と液体窒素吹付装置4とが並列的に設け
られている。移動台2は駆動ネジ軸5の回転により、ロ
ールの回転と同期してロール軸線方向と平行に移動可能
となっている。
【0020】前記液体窒素吹付装置4は、ロールを外囲
し、且つリングの内周に流体流通用の環状溝100を有
する保冷リング10を有している。この保冷リング10
の内部には、リングの略半周に亘ってノズルヘッダ11
が設けられ、このノズルヘッダ11の長手方向に適当な
間隔をおいて噴射ノズル12が取り付けられ、各噴射ノ
ズル12は、その先端がロール面に近接するようにし
て、前記環状溝100内に位置している。前記ノズルヘ
ッダ11には、液体窒素の供給管19が接続されてい
る。
【0021】また、保冷リング10の内径はロールAの
外面との間で若干の間隙が形成される程度に構成され、
環状溝100内での保冷効果を高めるようにしている。
保冷リング10の内部には、保冷用の断熱材17が充填
されている。また、保冷リング10は、その内部にロー
ルを挿通させるため半割構造とし、両半割部が連結金具
18で脱着可能に連結されている。なお、図示しない
が、本実施例でもロールの回転保持機構やレーザ発信器
等は図1に示す実施例と同様の構成となっている。ま
た、その他図面において、14は液体窒素の気液分離装
置、15は流量調整弁、16は流量計である。
【0022】なお、上記実施例はいずれもレーザビーム
照射方式の粗面化加工装置の例であるが、電子ビーム照
射方式や放電加工方式の場合にも基本構造は同様であ
り、移動台2上にレーザ照射ヘッド3に代えて電子ビー
ム照射装置或いは放電加工装置を設けるだけでよい。
【0023】次に、本発明装置により粗面化加工された
ロールと比較例のロールについて、それらの耐摩耗性試
験の結果を示す。ロール径600mmの調質圧延用ロー
ルを用い、これに本発明装置および比較法により粗面化
加工を施し、ロール表面の摩耗による被圧延ストリップ
の粗度変化を調べた。このロールの成分組成は、C:
0.90wt%、Si:0.50wt%、Mn:0.9
0wt%、Cr:5.0wt%、Mo:0.30wt
%、V:0.01wt%であり、通常広く用いられてい
る成分系の鍛鋼ロールである。一般に、この種のロール
は鋳造後鍛造して、焼入、焼戻等の熱処理がなされるも
ので、マルテンサイト素地中に球状炭化物が一様に分布
した健全な組織を有している。
【0024】〔比較例1〕ロール表面にCO2ガスレー
ザビーム法によって、以下のレーザビーム照射条件で粗
面化加工を施した。このロールの表層近傍の硬度分布を
図10に示す。 レーザ出力:1.4kW パルス周波数:50kHz エネルギー密度:6.0×106W/cm2 クレータのピッチ:ロール円周方向、軸方向とも300
μm ロールの粗度:Ra2.0μm
【0025】〔比較例2〕ロールに上記と同様の条件で
レーザビーム照射による粗面化加工を施し、粗面化加工
から240分経過後、ロール表面に液体窒素を200g
/minの吹付量で吹き付けた。このロールの粗面化加
工部表層の残留オーステナイト量は約30%、表面硬度
はHv680であった。
【0026】〔本発明例〕図3ないし図5に示す装置を
用いて、ロールに上記と同様の条件でレーザビーム照射
による粗面化加工を施すとともに、粗面化加工部に対し
て加工から8分以内に液体窒素を200g/minの吹
付量で吹き付け、粗面化加工部表層の残留オーステナイ
ト量が約10%、表面硬度が約1000Hvのロールを
得た。
【0027】以上のようにして得られた比較例および本
発明例の各ロールと、ショットブラスト加工して得られ
た従来の粗面化加工ロールとを用い、焼鈍後のSPCC
の冷延鋼板(板厚0.7mm)を圧下率1.0%で調質
圧延(圧延長:50km)し、板表面粗さの低下の程度
(ΔRa)を調べた。その結果を図11に示す。これに
よれば、比較例1や比較例2のロールでは、従来の粗面
化加工ロールに較べて粗度が大きく低下しているのに対
し、本発明装置により粗面化加工したロールでは、従来
の粗面加工ロール以上に粗度低下が抑えられている。
【0028】
【発明の効果】以上述べた本発明の装置によれば、従来
法により得られるロールに較べ摩耗と粗面低下が少ない
冷間圧延用の粗面化加工ロールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す正面図
【図2】図1のII−II線に沿う断面図
【図3】本発明の他の実施例を示す側面図
【図4】図3に示す装置の一部切欠正面図
【図5】図4のV−V線に沿う断面図
【図6】ロール粗面化加工後、液体窒素吹き付け開始ま
での時間とロール表層の硬度との関係を示す図面
【図7】液体窒素吹き付け開始からのロール表層近傍の
温度変化の一例を示す図面
【図8】ビーム照射によるロール粗面化加工部表層の残
留オーステナイト量とロールの硬度および粗度低下率と
の関係を示す図面
【図9】粗面化加工部への液体窒素吹き付け量と粗面化
加工部表層の残留オーステナイト量との関係を示す図面
【図10】比較例1のロールの粗面化加工部表層近傍の
硬度分布を示す図面
【図11】比較例および本発明例の各ロールと従来例の
ロールで鋼板の調質圧延を実施した際の、鋼板表面粗さ
変化を示す図面
【図12】電子ビームによる粗面化加工部(加工まま)
のロール表層近傍の硬度分布を示す図面
【図13】レーザビームによる粗面化加工部(加工ま
ま)のロール表層近傍の硬度分布を示す図面
【図14】放電加工による粗面化加工部(加工まま)の
ロール表層近傍の硬度分布を示す図面
【符号の説明】
1…回転保持機構、2…移動台、3…レーザ照射ヘッ
ド、4…液体窒素吹付装置、5…駆動ネジ軸、6…レー
ザ発信器、8…噴射ノズル、9…流量調整弁、10…保
冷リング、11…ノズルヘッダ、12…噴射ノズル、1
3…基台、15…流量調整弁、A…ロール
フロントページの続き (72)発明者 福武 諄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 実川 正治 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 森 俊量 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 西田 正克 栃木県宇都宮市平出工業団地一番地 三菱 製鋼株式会社宇都宮製作所内 (72)発明者 與名本 光 神奈川県川崎市幸区塚越4−320 日本酸 素株式会社内 (72)発明者 沢田 弘幸 神奈川県川崎市幸区塚越4−320 日本酸 素株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビーム、電子ビーム等のビーム照
    射により冷間圧延ロールに粗面化加工を施す装置におい
    て、ロールを保持し、且つこれを回転させるための回転
    保持機構と、ロール長手方向に沿って移動可能な移動台
    と、該移動台上に並列して設けられたビーム照射ヘッド
    および液体窒素吹付装置とからなる冷間圧延ロールの粗
    面化加工装置。
  2. 【請求項2】 放電加工により冷間圧延ロールに粗面化
    加工を施す装置において、ロールを保持し、且つこれを
    回転させるための回転保持機構と、ロール長手方向に沿
    って移動可能な移動台と、該移動台上に並列して設けら
    れた放電加工装置および液体窒素吹付装置とからなる冷
    間圧延ロールの粗面化加工装置。
JP3329561A 1991-11-18 1991-11-18 冷間圧延ロールの粗面化加工装置 Withdrawn JPH05138214A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2433736A1 (de) * 2010-09-27 2012-03-28 H. Kleinknecht & Co. GmbH Vorrichtung zum Texturieren einer Walze
CN108247933A (zh) * 2018-01-30 2018-07-06 霸州市金昌环保材料有限公司 一种粉末涂料压片机压滚防粘连装置
CN112629099A (zh) * 2020-12-18 2021-04-09 南京瑞贻电子科技有限公司 一种大型冷却系统应急冷却装置及冷却方法

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