JPH05137360A - 振動波モーターを用いた目標物駆動装置 - Google Patents

振動波モーターを用いた目標物駆動装置

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JPH05137360A
JPH05137360A JP3291447A JP29144791A JPH05137360A JP H05137360 A JPH05137360 A JP H05137360A JP 3291447 A JP3291447 A JP 3291447A JP 29144791 A JP29144791 A JP 29144791A JP H05137360 A JPH05137360 A JP H05137360A
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vibration wave
wave motor
driving force
vibration
mechanical
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JP3291447A
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Hajime Fukui
一 福井
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Canon Inc
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動波モータを用いてギヤ等の動力伝達機構
を介して対象物を駆動する際のバックラッシュによる影
響を防止する駆動装置を提供する。 【構成】 振動波モータの出力特性の急激な変化を検知
してバックラッシュ分のギヤ等の移動終了を検知し、そ
の後のモータによる対象物の移動量を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動波モータの出力をギ
ヤ等の機械的伝達手段を介して目標物を駆動する駆動装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動力源の出力をギヤ等の機械的伝
達手段を介して被駆動物を駆動する場合、回転方向逆転
時のバックラッシュ補正手段は、例えばオートフォーカ
スカメラに於ては、特開昭61−17111号公報に示
す様に、モータ逆転時にある補正量を加算して駆動量を
補正して駆動する等の方法が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、常に或る固定値の補正を行う為に製品の個々の
バラツキによるバックラッシュ量のバラツキがある場合
は所望の停止位置精度が得られないという欠点があっ
た。
【0004】また他の方法として特開昭63−1722
41号公報または特開平2−66507号公報で示す様
に目標物は動かないが、伝達ギヤ列のバックラッシュが
つまる程度のパワーをモータに加える事によりバックラ
ッシュを取りのぞく方法は行われていた。
【0005】しかし振動波モータの出力をギヤ等の伝達
手段を介して目標物を駆動する場合は、振動波モータの
特性上起動時のトルクが大きい為に対象物を動かさずに
ギヤ列のバックラッシュだけをつめるだけの駆動を行う
事は事実上不可能であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、振動波
モータの駆動方向逆転時に振動波モータから駆動対象物
に動力を伝達する伝達機構のバックラッシュを補正する
手段として、 1)振動波モータ駆動信号と振動波モータの振動体の振
動状態を検出するセンサー相からの信号との間の位相差
検出手段を設け、振動波モータ起動時からの位相差の変
動を検出する。 2)振動波モータ起動時からの前記センサー相の電圧振
巾の変動を検出する。 3)振動波モータ起動時からの振動波モータの駆動電流
変動を検出する。 のいずれか1つ以上の検出手段を設け、振動波モータ起
動時よりいずれかの信号の変動を検出するまではバック
ラッシュ補正区間として目標物駆動量検出手段の検出動
作を禁止する手段を設け、駆動力伝達系のバックラッシ
ュ分の誤差を補正し目標位置まで正確に被駆動物を移動
させる駆動装置を提供するものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明の特徴を最もよく表わす図面で
あり、同図に於て1はマイクロコンピュータ(以下マイ
コンと称す。)、2はD/Aコンバータでマイコン1の
ディジタル出力信号(D/A OUT)をアナログ電圧
に変換する働きを持つ。3は電圧制御発振器(VCO)
で2の出力電圧に応じた周波電圧を生ずる。4は分周・
移相器で、3の周波電圧を分周し、π/2位相差の矩形
波を出力する。5、6は電力増巾器で4の周波電圧を振
動波モータ9を駆動できる電圧と電流値に増巾する。
7、8はマッチングコイル、9は振動波モータで9aは
ロータ、9bはステーター、10、11は電圧コンパレ
ータ、12はA相周波電圧とセンサー相(S相)の位相
を測定しディジタル信号としてマイコン1に出力する位
相検出器。13はパルス板で同図に示す様に放射方向に
複数のスリットがあいており、ギヤ14と共に振動波モ
ータ9の軸と同軸となっており、振動波モータ(振動型
モータ)のロータ9aと共に回転する。15はギヤでレ
ンズ鏡筒16の外周ギヤ部と嵌合する。17はレンズ、
18はフォトインタラプタでパルス板13の回転を検出
する。19はインタラプタ18の信号検出回路で、イン
タラプタ18の微少信号を増巾しディジタル信号に支援
する。20はUP/DOWNカウンタで、パルス板13
の回転により生ずるパルス信号をカウントする。
【0008】次にマイコン1の各端子の説明を行う。
【0009】DIR1はUP/DOWNカウンタ20の
カウント方向を指示する出力端子であり、説明の都合上
HでUP、LでDOWNとする。PULSE INはU
P/DOWNカウンタ20のカウント値の入力端子であ
る。MONは検出回路19出力の直接入力端子である。
RESETはUP/DOWNカウンタ20のReset
出力端子で、HでRESETとする。CNT EN/反
転DISはカウンタ20のカウント可能/禁止指示の出
力端子であり、Hで可能Lで禁止とする。D/A OU
TはD/Aコンバータ2への出力端子。DIR2は振動
波モータの回転方向を変更する為に振動波モータに加え
る周波電圧A,Bの位相差を90°、270°に変更す
る為の指示を分周移相器4に与える為の出力端子であ
る。
【0010】USM EN/反転DISは分周移相器4
の出力をON/OFFする為の端子であり、HでON、
LでOFFとなる。PHASE INは位相検出器12
の検出位相値を読み込む為の入力端子である。
【0011】次に振動波データ9について図2を用いて
説明する。
【0012】図2はステータ9bの裏面上に配される電
歪素子又は圧電素子等の電気−機械エネルギー変換素子
の配設状態を示す説明図である。図2中のA1及びB
1は、それぞれ図示の位相及び分極関係にステータ9b
上に配される第1と第2の電歪素子群である。又S1
第1の電歪素子群B1に対して45°位相がづれた位置
に配されるセンサー用の電歪素子である。これらの電気
−機械エネルギー変換素子としての各電歪素子は、それ
ぞれ単独のものを振動体に附しても良いし、又、一体的
に分極処理にて形成しても良い。図1に戻り、A,B,
Sはそれぞれ、第1、第2の電歪素子群及びセンサー用
電歪素子S1に対する駆動電極及びセンサー電極を示
し、電極Aに対して前記増巾器5を介した周波電圧が印
加されると共に電極Bに前記増巾器6を介した周波電圧
が印加されることにて、ステータ9bの表面に進行性の
振動波が形成される。又、振動体に上記振動波が形成さ
れると、この振動波の状態に応じてセンサー用電歪素子
Sが出力(周波電圧)を出力し、センサー電極S1
て、これが検出される。尚、振動波モータは共振状態で
は、A電極への駆動電圧とセンサー電極からの出力電圧
との位相関係が特定の関係を示す特性を有しており、電
極Aにて周波信号が印加される第1の電歪素子群A1
センサー用電歪素子Sとの位置関係にて決定され、本実
施例の場合は正転状態では電極A,Sとの信号波形の位
相が135°ずれた時に共振状態を示し、又、逆転の時
には45°ずれた時に共振状態を示すものとし、共振か
らずれるほど上記位相差関係がずれるものとする。
【0013】図3は振動波データ9の位相特性を示した
図であり、横軸に駆動周波数f、縦軸1にA相−S相間
の位相差θを縦軸2に回転数nを取っている。同図に於
て位相差軸は上方が小さく、回転数nは、上方が高く、
また周波数fは右方が高くなる。振動波モータ9は駆動
周波数を高い方より低い方に走査していく事により、あ
る周波数fm(起動周波数)で動き始め、その後さらに
周波数を低い方に走査していく事により回転数は上がる
と同時にA相S相間の位相差θも小さくなる。しかしな
がら共振周波数f0を越えてさらに周波数を低くすると
急激に回転が止まってしまい位相差も急激に変動して大
きくなる。
【0014】またこの特性は温度や負荷により左右にシ
フトし、特に負荷が重くなった場合は図3の右方向(高
周波側)にシフトする特性を持っている。従って負荷が
急激に重くなった場合は位相の変動を検出する事により
判別する事ができる。
【0015】図4はA相−S相の位相検出の既念を示す
図であり、上よりS相電圧波形(4a)、A相電圧波形
(4b)、およびおのおのの信号をコンパレータ10お
よび11を通してディジタル信号に変換した波形(4c
および4d)を示している。
【0016】位相検出器では例えばコンパレータ11の
出力がHになってからコンパレータ10の出力がHにな
るまでの間、VCOの基準クロックをカウンタでカウン
トする事によりディジタル値で直接A相−S相間の位相
を計測する事ができる。VCOのクロックは分周、移相
器に入る前は例えば駆動周波数の256倍の周波数で発
振する事によりA相−S相位相差を360°/256≒
1.4°きざみで精密に計測する事ができる。
【0017】このVCOクロックは例えば8bitのバ
イナリーカウンタで計数する事により1LSB≒1.4
°の8bitデータとしてマイコン1が直接読み取る事
ができる。
【0018】次いで上記実施例の動作を図5を用いて説
明する。
【0019】図5の(a)〜(e)のいずれも横軸は時
間を示している。各縦軸は図5の(a)では周波数fで
上方が高く、図5の(b)では位相差θで上方が小さ
く、図5の(c)では検出回路19の出力を示し、図5
の(d)では検出回路19のパルス間隔の逆数、すなわ
ちパルス板13の回転速度で上方が高速を示し、図5の
(e)はマイコン1のCNT EN/反転DIS端子の
状態を示す。
【0020】以下に振動波モータ9の回転方向を変化さ
せた場合におけるバックラッシュ補正動作について説明
する。
【0021】図5の(a)に於てA相及びB相に印加さ
れる周波電圧の駆動周波数fはマイコン1により制御さ
れ、周波数の高い方(fS)より低い方に走査される。
一方マイコン1はパルス板13の回転をインタラプター
18、検出回路19を介してMON端子よりモニターし
ており、図5のAの時点にてパルス板13の回転を検知
し、振動波モータ9の起動を検出する事により、この時
点での周波数fmに周波数を保持する。
【0022】一方マイコン1は振動波モータ9のA相−
S相間の位相差を位相検出器12を介してモニターして
おり、図5のA時点より位相差の変化をモニターし続け
る。
【0023】この状態で伝達ギヤ14、15及びレンズ
鏡筒16外周のギヤのバックラッシュがつまり負荷が重
くなり位相差が変動する時点Bを検出する迄は、レンズ
鏡筒16は動いていないのでCNT EN/反転DIS
をLにしてUP/DOWNカウンタ20のカウント動作
を禁止し、UP/DOWNカウンタ20がバックラッシ
ュ分、ギヤ14、15が動いている間に発生するフォト
インタラプター及び検出回路からのパルスをカウントす
ることを禁止する。
【0024】前記B点検出後はマイコン1のCNT E
N/反転DIS端子をHとしてUP/DOWNカウンタ
20のカウントを許可し、同時に駆動周波数を下げ、振
動波モータ9を加速する。
【0025】同時にマイコン1はPHASE INに入
力されるA相−S相の位相差θをモニターし続け、振動
波モータ9の共振点よりいく分大きい位相差θLに達し
た所で駆動周波数の走査を停止する。これは図3にて述
べたように振動波モータ9の特性上、共振点を越えると
急激に回転が止まってしまうので、これを防ぐためであ
る。
【0026】次に駆動目標点Eのある距離手前D点に達
すると、減速の為にマイコン1は駆動周波数fの上方走
査を開始する。この周波数上昇の方法はある関数(例え
ば一次関数あるいはより高次な関数等)で一律に変化さ
せる方法と、振動波モータの回転速度すなわちパルス板
13のパルス間隔の逆数がある減速パターンに合致する
様に周波数を変化させる方法が一般に行われているがこ
れに関しては公知であるので説明は省略する。
【0027】最終的に駆動目標位置に達した所で振動波
モータ9の駆動を停止し、マイコン1のCNT EN/
反転DIS端子をL0にし、カウンタ20のカウントを
禁止し、駆動動作を終了する。
【0028】次にマイコン1にプログラムされている前
記動作について図6を用いて説明する。
【0029】〔ステップ101〕 振動波モータを前回
の駆動方向と逆転させるためにDIR2端子の出力を前
回と逆状態に設定する。
【0030】〔ステップ102〕 CNT EN/反転
DIS端子をL0に設定し、UP/DOWNカウンタ2
0のカウント動作を禁止する。
【0031】〔ステップ103〕 D/A OUTを振
動波モータ9の起動可能周波数より幾分高い周波数fS
に設定する。
【0032】〔ステップ104〕 USM EN/ 反
転DISをHiに設定する。これにて振動波モータ9に
分周移相器4、電力増巾器5、6、マッチングコイル
7、8を介して周波電圧が印加され、振動波モータの駆
動が開始する。
【0033】〔ステップ105〕 MON端子をモニタ
ーし、パルス入力が入ったか否かを確認し、パルス入力
があればステップ107へ、なければステップ106へ
分岐する。
【0034】〔ステップ106〕 周波数を一段下げて
ステップ105に戻る。
【0035】〔ステップ107〕 パルス入力を確認
し、振動波モータの起動を確認した後は、振動波モータ
9のA相−S相の位相差θを位相検出器12のディジタ
ル信号出力としてマイコン1のDHASF IN入力端
子より入力し、図5に示すB点、すなわち、伝達ギヤ系
のバックラッシュがつまり、位相差θが急激に変動する
点、を検出する迄はステップ107をループする。
【0036】〔ステップ108〕 B点検出後はマイコ
ン1のCNT EN/反転DIS端子をHiに設定し、
UP/DOWNカウンタ20のカウントを許可する。
【0037】〔ステップ109〕 駆動目標量に対する
駆動残量と減速開始点(一定値)を比較し、駆動残量<
減速開始点であれば#114に分岐し減速処理を行い、
駆動残量≧減速開始点であれば、ステップ110に分岐
する。
【0038】尚駆動残量は予めセットされている目標駆
動量からカウンタ20のカウント値を減算することでも
とめられ、この駆動残量が所定値以下となった時に減速
処理が実行される。
【0039】〔ステップ110〕 A相−S相間の位相
差θにより以下の3条件で分岐する。
【0040】〔ステップ111〕 θ>θLの場合は振
動波モータ9の共振点に対してまだ十分な余裕があるの
で、駆動周波数を1段下げて振動波モータ9を加速し、
ステップ109に戻る。
【0041】〔ステップ112〕 θL≧θ≧θL′の場
合は、共振点に対して幾物余裕のある位相差の間にいる
ので周波数の変更は行わずにそのままステップ109に
戻る。
【0042】〔ステップ113〕 θ<θL′の場合
は、共振点に近く振動波モータ9はほぼ最大回転数で回
る事になるが、前述した様にちょっとした負荷変動で共
同振波数を逸脱し振動波モータが急停止してしまう危険
があるので周波数を1段高くして、ステップ109に戻
る。
【0043】〔ステップ114〕 駆動残量<減速開始
点になった場合は目標駆動量でなめらかに停止する様に
減速処理を行う。
【0044】〔ステップ115〕 目標駆動量分の駆動
の終了後はマイコン1のUSM EN/反転DIS端子
をL0に設定し、振動波モータ9に駆動用周波電圧を与
えるのを停止し、振動波モータを停止する。
【0045】〔ステップ116〕 マイコン1のCNT
EN/反転DIS端子をL0に設定し、UP/DOW
Nカウンタ20のカウントを禁止し駆動処理を終了す
る。
【0046】以上の処理により、振動波モータの逆転時
もバックラッシュによるガタ分を補正して目標物を指定
量動かす事が可能になる。
【0047】図7は第2の実施例の特徴を最もよく表わ
す図面であり、図1と同じ部分の説明は省略する。21
はS相電圧検出器で前記振動波モータ9のセンサー相
(S相)の振巾をA/D変換しディジタル信号としてマ
イコン1に出力する。A/D交換については既に公知の
技術であるので、ここでは説明を省略する。
【0048】次にマイコン1の端子について第1実施例
と異なる部分を説明する。
【0049】SV INはS相電圧検出器21のディジ
タル変換されたS相振巾電圧を入力する為の入力端子で
ある。
【0050】図8は振動波モータ9のセンサー相(S
相)電圧を示した図であり、横軸に駆動周波数f、縦軸
1にS相の電圧振巾を、縦軸2に回転数nを取ってい
る。同図に於てS相電圧振巾は、上方が大きく、回転数
nは上方が高く、また周波数fは右方が高い。同図にお
けるS相電圧振巾は図3におけるA相−S相位相差とほ
ぼ合致し、振動波モータ9の共振点に近ずく程S相電圧
振巾は増大し、かつ回転数nは増大し共振点f0を越え
ると急激に回転が止まりS相電圧振巾は小さくなる。
【0051】次に第2の実施例の作用を図9を用いて説
明する。
【0052】図9の(a),(c),(d),(e)は
図5におけるそれぞれ(a),(c),(d),(e)
と合致するので説明を省略する。
【0053】図9の(b)は縦軸はS相電圧振巾を横軸
は時間を示し、上方が電圧が高い。
【0054】以下に第2の実施例における振動波モータ
9の回転方向を変化させた場合のバックラッシュ補正動
作について説明する。
【0055】図9の(a)に於て駆動周波数fはマイコ
ン1により制御され、周波数の高い方より低い方にスキ
ャンされる。一方、マイコン1はパルス板13の回転を
インタラプタ18、検出回路19を介してMON端子よ
りモニタしており、図9のAの時点にてパルス板13の
変化を検知し、振動波モータ9の起動を検出する事によ
り周波数のスキャンを停止する。一方マイコン1は振動
波モータ9のS相電圧振巾をS相電圧検出器21を介し
てモニタしており、図9のAの時点よりS相電圧振巾の
変化をモニターし続け、伝達ギヤ14、15、及びレン
ズ鏡筒16外周のギヤのバックラッシュがつまり負荷が
重くなりS相振巾電圧の変動する時点Bを検出する迄は
レンズ鏡筒16は実際は動いていないのでCNT EN
/反転DISをLにしてUP/DOWNカウンタ20の
カウント動作を禁止し、UP/DOWNカウンタ20の
バックラッシュによる誤カウントを禁止する。
【0056】次にB点検出後はマイコン1のCNT E
N/反転DIS端子をHとしてUP/DOWNカウンタ
20のカウントを許可し、同時に駆動周波数を下げ、振
動波モータ9を加速する。同時にマイコン1はSV I
Nに入力されるS相電圧振巾をモニターし続け、振動波
モータ9の共振点よりいく分小さいS相電圧V0に達し
た所で駆動周波数の走査を停止する。これは振動波モー
タ9の特性、共振点を越えると急激に回転が止まってし
まうので、これを防ぐ為である。駆動目標点Eに対して
所定距離手前のD点に達すると減速の為にマイコン1は
駆動周波数fの上方走査を開始する。
【0057】この周波数上昇の方法はある関数(例えば
一次関数あるいはより高次な関数等)で一律に変化させ
る方法と、振動波モータの回転速度、すなわちパルス板
13のパルス間隔の逆数がある減速パターンに合致する
様に周波数を変化させる方法が一般に行われているがこ
れに関しては公知であるので説明は省略する。
【0058】最終的に駆動目標位置Eに達した所で振動
波モータ9の駆動を停止し、マイコン1のCNT EN
/反転DIS端子をL0にし、カウンタ20のカウント
を禁止し、駆動動作を終了する。
【0059】次にマイコン1にプログラムされている前
記動作について図10を用いて説明する。
【0060】〔ステップ201〕 振動波モータを前回
の駆動方向と逆転させる為にDIR2端子の出力を前回
と逆状態に設定する。
【0061】〔ステップ202〕 CNT EN/反転
DIS端子をL0に設定し、UP/DOWNカウンタ2
0のカウント動作を禁止する。
【0062】〔ステップ203〕 D/A OUTを振
動波モータ9の起動可能周波数より幾分高い周波数fS
に設定する。
【0063】〔ステップ204〕 USM EN/反転
DIS をHiに設定し振動波モータ9に分周移相器
4、電力増巾器5、6マッチングコイル7、8を介して
周波電圧が印加され、振動波モータの駆動を開始する。
【0064】〔ステップ205〕 MON端子をモニタ
ーし、パルス入力が入ったか否かを確認し、パルス入力
があればステップ207へ、なければステップ206へ
分岐する。
【0065】〔ステップ206〕 周波数を一段下げて
ステップ205に戻る。
【0066】〔ステップ207〕 パルス入力を確認
し、振動波モータの起動を確認した後は、振動波モータ
9のS相電圧振巾をS相電圧検出器21のディジタル信
号出力としてマイコン1のSV IN入力端子より入力
し、図9に示すB点、すなわち伝達ギヤ系のバックラッ
シュがなくなり、S相電圧Vが急激に変動する点を検出
するまではステップ207をループする。
【0067】〔ステップ208〕 B点検出後はマイコ
ン1のCNT EN/反転DIS端子をHiに設定し、
UP/DOWNカウンタ20のカウントを許可する。
【0068】〔ステップ209〕 駆動目標量に対する
駆動残量と減速開始点(一定値)を比較し、駆動残量<
減速開始点であれば#214に分岐し減速処理を行い、
駆動残量≧減速開始点であればステップ210に分岐す
る。
【0069】〔ステップ210〕 振動波モータ9のS
相電圧振巾Vにより以下の3条件で分岐する。
【0070】〔ステップ211〕 V<VLの場合は振
動波モータ9の共振点に対してまだ十分な余裕があるの
で、駆動周波数を1段下げて振動波モータ9を加速し、
ステップ209に戻る。
【0071】〔ステップ212〕 VL′≧V≧VLの場
合は、共振点に対して幾物余裕のある電圧となっている
ので周波数の変更は行れずにそのままステップ209に
戻る。
【0072】〔ステップ213〕 V>VL′の場合
は、共振点に近く振動波モータ9はほぼ最大回転数で回
る事になるが、前述した様にちょっとした負荷変動で共
振周波数を逸脱し振動波モータが急停止してしまう危険
があるので、S相電圧振巾VがVLとVL′との間に入る
様に周波数を1段高くして、ステップ209に戻る。
【0073】〔ステップ214〕 駆動残量<減速開始
点になった場合は目標位置でなめらかに停止する様に減
速処理を行う。
【0074】〔ステップ215〕 目標駆動量分の駆動
終了後はマイコン1のUSM EN/反転DIS端子を
0に設定し、振動波モータ9に駆動用周波電圧を与え
るのを停止し振動波モータを停止する。
【0075】〔ステップ216〕 マイコン1のCNT
EN/反転DIS端子をL0に設定し、UP/DOW
Nカウンタ20のカウントを禁止し、駆動処理を終了す
る。
【0076】以上の処理により、振動波モータの逆転時
もバックラッシュによるガタ分を補正して目標物を指定
量動かす事が可能になる。
【0077】図11は、第3の実施例の特徴を最もよく
表わす図面であり図1と同じ部分の説明は省略する。図
中22はUSM駆動電流検出器で前記振動波モータ9の
駆動電流を微少な電流測定用抵抗23に流し電圧に変換
し、これを信号としてマイコン1に出力する。
【0078】次にマイコン1の端子について第1,第2
の実施例と異なる部分を説明する。
【0079】IUSM IN は電流検出器22のディ
ジタル変換されたUSM駆動電流を入力する為の端子で
ある。
【0080】図12は振動波モータ9の駆動電流を示し
た図であり、横軸に駆動周波数f、縦軸1にUSM駆動
電流を、縦軸2に回転数nを取っている。同図に於てU
SM駆動電流は上方が大きく、回転数は上方が高くまた
周波数fは、右方が高い。同図におけるUSM駆動電流
は図3におけるA相−S相位相差とほぼ合致し、振動波
モータ9の共振点に近ずく程USM駆動電流は増大し、
かつ回転数nは増大し、共振点f0を越えると急激に回
転が止まりUSM駆動電流は小さくなる。
【0081】次に第3の実施例の作用を図13を用いて
説明する。
【0082】図13の(a),(c),(d),(e)
は図5におけるそれぞれ(a),(c),(d),
(e)と合致するので説明を省略する。
【0083】図13の(b)は縦軸はUSM電流を、横
軸は時間を表わす。
【0084】以下に第3の実施例における振動波モータ
9の回転方向を変化させた場合のバックラッシュ補正動
作について説明する。
【0085】図13の(a)に於て駆動周波数fはマイ
コン1により制御され周波数の高い方より低い方にスキ
ャンされる。一方マイコン1はパルス板13の回転をイ
ンタラプタ18、検出回路19を介してMON端子より
モニタしており、図13のAの時点にてパルス板13の
変化を検知し、振動波モータ9の起動を検出する事によ
り周波数のスキャンを停止する。
【0086】一方マイコン1は振動波モータ9の駆動電
流を電流検出器22を介してモニターしており、図13
のAの時点より駆動電流の変化をモニターし続け、伝達
ギヤ14、15及びレンズ鏡筒16外周のギヤのバック
ラッシュがなくなり負荷が重くなりUSM駆動電流の変
動する時点Bを検出する迄は動いていないのでレンズ鏡
筒16は実際CNT EN/反転DISをLにしてUP
/DOWNカウンタ20のカウント動作を禁止し、UP
/DOWNカウンタ20のバックラッシュによる誤カウ
ントを禁止する。
【0087】次に前記B点検出後はマイコン1のCNT
EN/反転DIS端子をHとしてUP/DOWNカウ
ンタ20のカウントを許可し、同時に駆動周波数を下
げ、振動波モータ9を加速する。同時にマイコン1はI
USM INに入力されるUSM駆動電流Iをモニター
し続け、振動波モータ9の共振点よりいく分小さい電流
値ILに達した所で駆動周波数の走査を停止する。
【0088】次に駆動目標位置Eに対して所定距離手前
のD点に達すると減速の為にマイコン1は駆動周波数f
の上方走査を開始する。最終的に目標位置Eに達した所
で振動波モータ9の駆動を停止し、マイコン1のCNT
EN/反転DIS端子をL0にし、カウンタ20のカ
ウントを禁止し、駆動動作を終了する。
【0089】図14はマイコン1にプログラムされてい
る制御フローを示している。このフローは図6のフロー
はほぼ同一のフローであるので、その詳細な説明は省略
する。
【0090】このフローではパルス板13の回転がステ
ップ#305で検出されるとステップ307にてUSM
駆動電流Iの急激な変化の検出がなされる。この急激な
変化の検知後ステップ308にてカウンタ20のカウン
トを許可しステップ309以下の処理がなされる。
【0091】駆動残量が所定値よりも多い時はステップ
310〜313にてUSM駆動電流IがI<ILの時は
周波数を下げ、IL≦I≦IL′の時は周波数を固定し、
I>IL′の時は周波数を増加させる。駆動残量が所定
値以下の時はステップ314〜316が実行され減速動
作に移行し目標位置で停止する。
【0092】以上3つの実施例について個々に独立して
説明したが、おのおのを組み合わせてさらに精度よくバ
ックラッシュ補正動作を行っても良い。また以上の実施
例に於ては移動量検出手段であるUP/DOWNカウン
タ20のカウント動作を禁止したが、カウント動作を禁
止せずに、バックラッシュがなくなるまでのカウント数
を計数し、その分だけ駆動量を補正する方法を取っても
よい。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように振動波モータの逆転
時における駆動力伝達手段のバックラッシュ補正手段と
して、振動波モータ起動時より 1)A相−S相の位相差の変動を検出する。 2)S相の電圧振巾の変動を検出する。 3)振動波モータの駆動電流の変動を検出する。 のいずれか1つ以上の検出手段により駆動力伝達手段の
バックラッシュがなくなるまではバックラッシュ補正区
間として目標物移動量検出手段の検出動作を禁止する事
により駆動力伝達系のバックラッシュを補正し、駆動対
象物の位置を精密に制御できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図。
【図2】振動波モータの分極図。
【図3】振動波モータの位相および回転特性図。
【図4】位相検出動作を説明するための波形図。
【図5】第1実施例の動作を説明するための波形図。
【図6】第1実施例の動作フローを示す説明図。
【図7】本発明の第2実施例を示すブロック図。
【図8】振動波モータのS相出力および回転特性図。
【図9】第2実施例の動作を説明するための波形図。
【図10】第2実施例の動作フローを示す説明図。
【図11】本発明の第3実施例を示すブロック図。
【図12】振動波モータの電流および回転特性図。
【図13】第3実施例の動作を説明するための波形図。
【図14】第3実施例の動作フローを示す説明図。
【符号の説明】
1 マイクロコンピューター 3 電圧制御発振器 9 振動波モータ 20 カウンタ 21 電圧検出器 22 電流検出器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動体に電気−機械エネルギー変換素子
    を配し、該変換素子に対して駆動周波信号を印加して振
    動体に進行性振動波を形成し、該振動波にて移動体を駆
    動する振動波モータと、 前記振動波モータに駆動周波信号を与える駆動周波信号
    発生手段と、 前記振動波モータの駆動力により機械的伝達手段を介し
    て駆動目標物に駆動力を伝達する機械的駆動力伝達手段
    と、 前記機械的駆動力伝達手段の中にある、いづれかの伝達
    手段に連動する前記振動波モータ回転量検出手段と、 前記振動波モータの振動体の振動状態を検出する振動状
    態検出手段と、 前記駆動周波信号と前記振動状態検出手段に発生するモ
    ニタ電圧の位相差検出手段と、 を有する振動波モータを用いた目標物駆動装置におい
    て、 前記振動波モータ起動時からの前記位相差変動の検出手
    段を有し、 前記位相差変動の検出手段により位相差変動が検出され
    る迄は、前記機械的駆動力伝達手段により発生するバッ
    クラッシュの補正区間として、前記目標駆動物の移動量
    計測に用いない事を特徴とした振動波モータを用いた目
    標物駆動装置。
  2. 【請求項2】 振動体に電気−機械エネルギー変換素子
    を配し、該変換素子に対して駆動周波信号を印加して振
    動体に進行性振動波を形成し、該振動波にて移動体を駆
    動する振動波モータと、 前記振動波モータに駆動周波信号を与える駆動周波信号
    発生手段と、 前記振動波モータの駆動力により機械的伝達手段を介し
    て駆動目標物に駆動力を伝達する機械的駆動力伝達手段
    と、 前記機械的駆動力伝達手段の中にある、いづれかの伝達
    手段に連動する前記振動波モータ回転量検出手段と、 前記振動波モータの振動体の振動状態を検出する振動状
    態検出手段と、 前記駆動周波信号と前記振動状態検出手段に発生するモ
    ニタ電圧の位相差検出手段と、 を有する振動波モータを用いた目標物駆動装置におい
    て、 前記振動波モータ起動時からの前記位相差変動の検出手
    段を有し、 前記位相差変動の検出手段により位相差変動が検出され
    る迄は、前記機械的駆動力伝達手段により発生するバッ
    クラッシュの補正区間として、前記振動波モータの回転
    量検出手段の回転量の検出を禁止する事を特徴とする、
    振動波モータを用いた目標物駆動装置。
  3. 【請求項3】 振動体に電気−機械エネルギー変換素子
    を配し、該変換素子に対して駆動周波信号を印加して振
    動体に進行性振動波を形成し、該振動波にて移動体を駆
    動する振動波モータと、 前記振動波モータに駆動周波信号を与える駆動周波信号
    発生手段と、 前記振動波モータの駆動力により機械的伝達手段を介し
    て駆動目標物に駆動力を伝達する機械的駆動力伝達手段
    と、 前記機械的駆動力伝達手段の中にある、いづれかの伝達
    手段に連動する前記振動波モータ回転量検出手段と、 前記振動波モータの振動体の振動状態を検出する振動状
    態検出手段と、 前記振動状態検出手段に発生するモニタ電圧の検出手段
    と、 を有する振動波モータを用いた目標物駆動装置におい
    て、 前記振動波モータ起動時からの前記モニタ電圧変動の検
    出手段を有し、 前記モニタ電圧変動の検出手段により位相差変動が検出
    される迄は、前記機械的駆動力伝達手段により発生する
    バックラッシュの補正区間として、前記目標駆動物の移
    動量計測に用いない事を特徴とした振動波モータを用い
    た目標物駆動装置。
  4. 【請求項4】 振動体に電気−機械エネルギー変換素子
    を配し、該変換素子に対して駆動周波信号を印加して振
    動体に進行性振動波を形成し、該振動波にて移動体を駆
    動する振動波モータと、 前記振動波モータに駆動周波信号を与える駆動周波信号
    発生手段と、 前記振動波モータの駆動力により機械的伝達手段を介し
    て駆動目標物に駆動力を伝達する機械的駆動力伝達手段
    と、 前記機械的駆動力伝達手段の中にある、いづれかの伝達
    手段に連動する前記振動波モータ回転量検出手段と、 前記振動波モータの振動体の振動状態を検出する振動状
    態検出手段と、 前記振動状態検出手段に発生するモニタ電圧の検出手段
    と、 を有する振動波モータを用いた目標物駆動装置におい
    て、 前記振動波モータ起動時からの前記モニタ電圧変動の検
    出手段を有し、 前記モニタ電圧変動の検出手段により位相差変動が検出
    される迄は、前記機械的駆動力伝達手段により発生する
    バックラッシュの補正区間として、前記振動波モータの
    回転量検出手段の回転量の検出を禁止する事を特徴とす
    る、振動波モータを用いた目標物駆動装置。
  5. 【請求項5】 振動体に電気−機械エネルギー変換素子
    を配し、該変換素子に対して駆動周波信号を印加して振
    動体に進行性振動波を形成し、該振動波にて移動体を駆
    動する振動波モータと、 前記振動波モータに駆動周波信号を与える駆動周波信号
    発生手段と、 前記振動波モータの駆動力により機械的伝達手段を介し
    て駆動目標物に駆動力を伝達する機械的駆動力伝達手段
    と、 前記機械的駆動力伝達手段の中にある、いづれかの伝達
    手段に連動する前記振動波モータ回転量検出手段と、 前記振動波モータの駆動電流を検出する駆動電流検出手
    段と、 を有する振動波モータを用いた目標物駆動装置におい
    て、 前記振動波モータ起動時からの前記振動波モータ駆動電
    流の変動検出手段を有し、前記振動波モータの駆動電流
    変動の検出手段により駆動電流変動が検出される迄は、
    前記機械的駆動力伝達手段により発生するバックラッシ
    ュの補正区間として、前記目標駆動物の移動量計測に用
    いない事を特徴とした振動波モータを用いた目標物駆動
    装置。
  6. 【請求項6】 振動体に電気−機械エネルギー変換素子
    を配し、該変換素子に対して駆動周波信号を印加して振
    動体に進行性振動波を形成し、該振動波にて移動体を駆
    動する振動波モータと、 前記振動波モータに駆動周波信号を与える駆動周波信号
    発生手段と、 前記振動波モータの駆動力により機械的伝達手段を介し
    て駆動目標物に駆動力を伝達する機械的駆動力伝達手段
    と、 前記機械的駆動力伝達手段の中にある、いづれかの伝達
    手段に連動する前記振動波モータ回転量検出手段と、 前記振動波モータの駆動電流を検出する駆動電流検出手
    段と、 を有する振動波モータを用いた目標物駆動装置におい
    て、 前記振動波モータ起動時からの前記振動波モータ駆動電
    流の変動検出手段を有し、前記振動波モータの駆動電流
    変動の検出手段により駆動電流変動が検出される迄は、
    前記機械的駆動力伝達手段により発生するバックラッシ
    ュの補正区間として、前記振動波モータの回転量検出手
    段の回転量の検出を禁止する事を特徴とする、振動波モ
    ータを用いた目標物駆動装置。
JP3291447A 1991-11-07 1991-11-07 振動波モーターを用いた目標物駆動装置 Pending JPH05137360A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021779A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Nidec Copal Corp カメラ装置
JP2009017636A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Seiko Epson Corp 超音波モータの駆動方法
JP2009106152A (ja) * 2009-02-05 2009-05-14 Canon Inc 振動型アクチュエータの制御装置および光学機器
JP2015125211A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 キヤノン株式会社 レンズ駆動装置及びそれを有するレンズ装置及び撮像装置

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