JPH0513685Y2 - - Google Patents

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JPH0513685Y2
JPH0513685Y2 JP1985015960U JP1596085U JPH0513685Y2 JP H0513685 Y2 JPH0513685 Y2 JP H0513685Y2 JP 1985015960 U JP1985015960 U JP 1985015960U JP 1596085 U JP1596085 U JP 1596085U JP H0513685 Y2 JPH0513685 Y2 JP H0513685Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は容器の円筒部内に配置される整列部
と、前記円筒部の底面中央に形成された貫通孔に
挿通される挿通部とからなる錠剤フイーダ用整列
盤に関するものである。
[従来の技術] 一般にこの種のものは、挿通部が駆動部材によ
り回転されるとそれにともなつて整列部が回転し
て容器内の錠剤を排出させよるようになつてい
る。そして従来のものは、整列部と挿通部とが別
体に形成されていて、挿通部の回転力を整列部に
伝達するため、整列部のボス孔に突起を設けると
ともに、前記ボス孔に挿込まれる挿通部の先端に
切欠を設け、突起と切欠とを嵌合することによつ
て挿通部の回転力を整列部に確実に伝達するよう
にしていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のものは、突起
と切欠とが一般に緊密に嵌合せずに円周方向にが
たをともなうことが避けられないため、駆動部材
が所定数の錠剤を排出させるのに必要な所定角度
だけ挿通部を回転させても、整列部は前記がたに
より起動が遅れて回転量が所定角度に満たない場
合があり、したがつて整列部を高精度に回転制御
することができなくて、所定数より少ない錠数し
か排出できないことがある等の問題点があつた。
この考案は上記従来のもののもつ問題点を解決
して、整列部を高精度に回転制御することがで
き、しかも、必要に応じて容器から簡単に取り外
して、容易に清掃を行うことのできる錠剤フイー
ダ用整列盤を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するため、容器の円
筒部内に配置される配列部と、前記円筒部の底面
中央に形成されて貫通孔に挿通されて駆動部材に
より回転される挿通部とからなり、前記挿通部の
回転にともなつて前記整列部が回転して前記容器
内の錠剤を排出させるようになつた錠剤フイーダ
用整列盤において、前記整列部を薄肉に形成する
とともに、前記整列部と前記挿通部とを合成樹脂
で一体成形し、前記挿通部の前記貫通孔から下方
へ突出した部分に抜止め用の部材を着脱可能に取
付け、前記挿通部にその下方から前記駆動部材を
同一軸線上に係合するようにしたものである。
[作用] この考案は上記手段を採用したことにより、整
列部と挿通部との相対的がたはなくなり、そのた
め挿通部の回転にともなつて整列部も高精度に回
転制御され、しかも、取り外しが簡単に行えるこ
ととなる。
[実施例] 以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1〜4図はこの考案の一実施例を示し、この
錠剤フイーダ用整列盤は整列部1と挿通部2とが
合成樹脂で一体成形されている。整列部1は上面
がその中心3から下り勾配をなし、かつ円周方向
に分割されてそれぞれ円周方向に沿つて同一方向
に傾斜した分割部分4,4,4の各境界に形成さ
れた段差5,5,5を有し、また周囲には錠剤を
1錠ずつ収容して整列させる多数の溝6,6,…
が円周方向に均等間隔で多数形成されている。挿
通部2は整列部1の上面からリブ7,7,…で補
強されてその中心軸線に沿つて下方へ伸びた円筒
形をなし、下部内周にはスプライン8が形成さ
れ、また下端付近の外周には溝9が形成されて、
下方からワツシヤ10が遊嵌されたうえ弾性リン
グ11が溝9に嵌合されるようになつている。そ
して、整列部1の外径(すなわち溝6,6,…の
外接円の直径)は第5,6図に示す容器21の円
筒部22の内径にほぼ等しく形成され、また挿通
部2の外径は円筒部22の底面23の中央に形成
された貫通孔24の内径にほぼ等しく形成され、
また溝9の位置は整列部1の下面が円筒部22の
底面23に接した状態で、溝9に嵌合した弾性リ
ング11に支えられたワツシヤ10が貫通孔24
を形成した筒部25の下面に接する位置(高さ)
に形成されている。このような錠剤フイーダ用整
列盤はそのすべてを合成樹脂で一体成形すること
も可能であるが、溝9は成形による場合いわゆる
「だれ」または「ひけ」の現象が生じてその位置
が挿通部2の軸線方向に沿つて一定しなくなつて
しまうため、溝9だけは機械加工によつて形成す
るものである。
上記の錠剤フイーダ用整列盤はつぎのようにし
て使用される。すなわち第5,6図に示すよう
に、挿通部2を貫通孔24に上方から挿通して整
列部1を円筒部22内に配置し、整列部1の下面
が円筒部22の底面23に接した状態で、貫通孔
24から下方へ突出した挿通部2にワツシヤ10
を遊嵌したうえ弾性リング11を溝9に嵌合す
る。すると、整列部1の下面が円筒部22の底面
23に接するとともにワツシヤ10が筒部25の
下面に接する一方、整列部1の外周が円筒部22
に回転可能に接するとともに挿通部2の挿通部分
が筒部25に回転可能に接するため、錠剤フイー
ダ用整列盤は容器21にがたなくしかも回転可能
に取付けられることとなる。そして、図示しない
モータの回転軸に固着したスプライン軸をスプラ
イン8に係合したうえモータを駆動させると、ス
プライン8が形成された挿通部2と一体に整列部
1が回転し、この整列部1の回転にともなつて、
容器21内の錠剤は段差5,5,5で一方向に攪
拌されながら溝6,6,…内に収容して整列さ
れ、円筒部22の側面に形成されたスリツト2
6,26,…のうち錠剤の大きさに適合した高さ
のスリツト26に差込み固定されて溝6の上部を
覆う仕切板27の真下に到達した錠剤から順に、
底面23に形成された供給口28を通つて1錠ず
つ落下し排出されることとなる。
また、清浄する場合等必要に応じて、弾性リン
グ11を溝9から外してワツシヤ10とともに挿
通部2から抜き取るだけで、錠剤フイーダ整列盤
は容器21から簡単に取り外せることとなる。
なお、上記実施例では挿通部2とモータとをス
プライン係合するようにしたが、挿通部2とモー
タまたは他の駆動部材とをスプライン係合以外の
適宜の手段により同一軸線上に係合するようにし
てもよく、また上記実施例ではワツシヤ10と溝
9に嵌合する弾性リング11とによつて挿通部2
が上方へ抜出ることを防止するようにしたが、他
の適宜の手段によつて抜止め用の部材を構成して
もよく、その他この考案は上記実施例の種々の変
更、修正が可能であることはいうまでもない。
[考案の効果] この考案は上記のように構成したので、挿通部
が回転すると整列部も挿通部と不可分一体に回転
するうえ、整列部が薄肉で、整列部と挿通部とが
合成樹脂で一体成形されているため、回転の起
動、停止いずれの場合もそれを妨げる慣性力を実
質的に無視できることとなつて、整列部を高精度
に回転制御することができ、そのため駆動部材が
所定数の錠剤を排出させるのに必要な所定角度だ
け挿通部を回転させれば、整列部も同一角度だけ
確実に回転して所定数の錠剤を間違いなく排出さ
せることができ、しかも、挿通部にその下方から
駆動部材を同一軸線上に係合するようにしたか
ら、駆動部材の回転力が挿通部に片寄りなく作用
して挿通部にはその軸線を中心として回転する力
が伝えられ、そのため挿通部と容器の貫通孔との
はめあい精度を高めても円滑な回転が保障される
し、整列部と容器の円筒部とのはめあい精度を高
めても円滑な回転が保障され、したがつて各部の
はめあい精度を高めてそれにより整列部の位置決
めおよび回転の精度をきわめて高精度に維持する
ことができ、さらに、必要に応じて容器から簡単
に取り外して、容易に清掃を行うことができる等
のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの考案による錠剤フイーダ用整
列盤の一実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は正面図、第3図は部品ごとに展開して示す縦断
正面図、第4図は底面図、第5,6図はそれぞれ
この考案による整列盤を使用した錠剤フイーダの
一例を示す縦断面図および平面図である。 1……整列部、2……挿通部、3……中心、4
……分割部分、5……段差、6……溝、7……リ
ブ、8……スプライン、9……溝、10……ワツ
シヤ、11……弾性リング、21……容器、22
……先筒部、23……底面、24……貫通孔、2
5……筒部、26……スリツト、27……仕切
板、28……供給口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 容器の円筒部内に配置される整列部と、前記
    円筒部の底面中央に形成された貫通孔に挿通さ
    れて駆動部材により回転される挿通部とからな
    り、前記挿通部の回転にともなつて前記整列部
    が回転して前記容器内の錠剤を排出させるよう
    になつた錠剤フイーダ用整列盤において、前記
    整列部を薄肉に形成するとともに、前記整列部
    と前記挿通部とを合成樹脂で一体成形し、前記
    挿通部の前記貫通孔から下方へ突出した部分に
    抜止め用の部材を着脱可能に取付け、前記挿通
    部にその下方から前記駆動部材を同一軸線上に
    係合するようにしたことを特徴とする錠剤フイ
    ーダ用整列盤。 2 前記整列部は周囲に錠剤を1錠ずつ収容して
    整列させる多数の溝が形成されている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の錠剤フイーダ用整
    列盤。 3 前記抜止め用の部材は前記挿通部に遊嵌され
    るワツシヤと、このワツシヤを位置決めするた
    め前記挿通部に形成された溝に嵌合される弾性
    リングとからなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の錠剤フイーダ用整列盤。 4 前記挿通部と前記駆動部材とはスプライン係
    合される実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    錠剤フイーダ用整列盤。 5 前記挿通部は下端が開口した円筒形からな
    り、下部内周にスプラインが形成されている実
    用新案登録請求の範囲第4項記載の錠剤フイー
    ダ用整列盤。
JP1985015960U 1985-02-08 1985-02-08 Expired - Lifetime JPH0513685Y2 (ja)

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JP1985015960U JPH0513685Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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JP1985015960U JPH0513685Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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Publication Number Publication Date
JPS61132203U JPS61132203U (ja) 1986-08-18
JPH0513685Y2 true JPH0513685Y2 (ja) 1993-04-12

Family

ID=30502280

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985015960U Expired - Lifetime JPH0513685Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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JP (1) JPH0513685Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53102194U (ja) * 1977-01-22 1978-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61132203U (ja) 1986-08-18

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