JPH0513651U - ダイカストマシンのエアブロー装置 - Google Patents

ダイカストマシンのエアブロー装置

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JPH0513651U
JPH0513651U JP6366291U JP6366291U JPH0513651U JP H0513651 U JPH0513651 U JP H0513651U JP 6366291 U JP6366291 U JP 6366291U JP 6366291 U JP6366291 U JP 6366291U JP H0513651 U JPH0513651 U JP H0513651U
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JP
Japan
Prior art keywords
air blowing
casting machine
die casting
air
holes
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Pending
Application number
JP6366291U
Other languages
English (en)
Inventor
八郎 土井
Original Assignee
株式会社アーレステイ
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エア吹出しパイプの1本当たりから発生する
噴射音(騒音レベル)を88〜77db(A) まで低減させたダ
イカストマシンのエアブロー装置の提供を目的とする。 【構成】 ダイカストマシンの金型清掃並びに離型剤塗
布後の乾燥を行なうエアブロー装置に於いて、エア吹出
しパイプ1の壁面に多数の孔2を無数に点在させて設
け、又、孔2が無数に点在するエア吹出しパイプ1の外
側に吸音材3を設け、更に、孔2が無数に点在するエア
吹出しパイプ1の外側に被覆体4を設けたことである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダイカストマシンの金型清掃並びに離型剤塗布後の乾燥を行なうエ アブロー装置に係り、特にエアブロー装置を構成するエア吹出しパイプの改良に 関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
従来から此種のダイカストマシンは金型清掃ー離型剤の塗布ー型締めー注湯ー 射出ーキュアリングー型開きー押出しー製品の取出しの順序で行なわれる1サイ クル動作中で金型清掃時と離型剤が塗布された後にエアブロー装置が作動してエ ア吹出しパイプから金型のキャビティ面とその周りのパーテング面に向けてエア を噴出し、キャビティ面,パーテング面に付着残留する鋳ばり等の付着物を取り 除く金型清掃を行ない、そしてキャビティ面に塗布された離型剤の乾燥を行なう 。ところで、エアブロー装置は搬入,搬出用の移動アーム又は金型に直接設備さ れたエアマニフォールドに数十本のエア吹出しパイプを具備して構成されており 、それから同時にエアを噴出させるものであが、従来のエア吹出しパイプの1本 当たりから発生する噴射音(騒音レベル)は略 90dB(A)位とされている。従って 、エアブロー装置に組み込まれている全てのエア吹出しパイプから同時にエアが 噴出されるとかなり大きな騒音となり、ダイカストマシンを操作する工場内の作 業者はその騒音問題で悩まされているのが現状である。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
本考案はこの様な従来事情に鑑みてなされたものであり、その解決しょうとす る技術的課題は、エア吹出しパイプの1本当たりから発生する噴射音(騒音レベ ル)を88〜77db(A) まで低減させたダイカストマシンのエアブロー装置の提供を 目的とする。
【0004】
【課題を達成するための手段】 上記目的を達成するために本考案が講じる技術的手段は、ダイカストマシンの 金型清掃並びに離型剤塗布後の乾燥を行なうエアブロー装置に於いて、エア吹出 しパイプの壁面に多数の孔を無数に点在させて設けたことを特徴とする。又、孔 が無数に点在するエア吹出しパイプの外側に吸音材を設けたことを特徴とする。 更に、孔が無数に点在するエア吹出しパイプの外側に被覆体を設けたことを特徴 とする。
【0005】
【実施例】
本考案の実施の一例を図面に基づいて以下説明すると、エア吹出しパイプ1は 周知の銅製パイプであり、その壁面に多数の孔2を無数に点在させて穿設すると 共に、孔2を無数に点在させた外側にはグラスファイバー,岩綿,ミネラルウー ル等を用いた吸音材3を所望の厚さで巻き付け、更に被覆体4を取付けて構成し 、エアブロー装置のエアマニフォールド5に後端を接続して組み込み具備する。 上記被覆体4は、ゴムや合成樹脂等の所望な材料を用いてテイプ状に形成したも のを吸音材3を含む孔2が穿設されたエア吹出しパイプ1の外側を密閉する如く 巻き付けて該外側に設けるか、或いは図示例の如くエア吹出しパイプ1の外径よ りも太くして両端開口部を絞り込んだパイプ状に一体成形して、エア吹出しパイ プ1の外側に嵌挿定着せしめて密閉状に設ける。
【0006】 実験1 長さ230 mmで内径6mmの銅パイプの先端から20mmの所から60mmの範囲で40−φ 24キリの孔2を設けたエア吹き出しパイプ1をエア発生装置に取付けてエア圧: 5kg/cm2 ,大気開放の実験条件により実験を行なった。この場合の噴射音(騒 音レベル)は騒音計で計測した結果86dB(A) であった。
【0007】 実験2 上記実験1で用いたエア吹出しパイプ1の外側に孔2を包み込むように吸音材 3を巻き付けて全く同じ実験条件で行なった場合の噴射音は83〜80dB(A) であっ た。
【0008】 実験3 上記実験2で用いたエア吹出しパイプ1の外側に吸音材3を完全に密閉する如 く被覆体4を設けて実験1と全く同じ実験条件で行なった場合の噴射音は78〜77 dB(A) であった。
【0009】
【考案の効果】
本考案ダイカストマシンのエアブロー装置は叙上の如く、エア吹出しパイプの 壁面に多数の孔を無数に点在させて設けてなるから、従来装置のエア吹出しパイ プと比べて実施例詳述の如く、噴射音を低減させることができ、しかも孔を包み 込むように吸音材を設け且つ吸音材を完全に密閉する如く被覆体を設けることで 更に噴射音を低減させることが出来る。 従って、本考案ダイカストマシンのエアブロー装置によれば、優れた消音効果が 期待でき、ダイカストマシンを操作する工場内の作業者に対する騒音問題を解決 することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ダイカストマシンのエアブロー装置の実
施の一例を示した断面正面図である。
【図2】図1の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…エア吹出しパイプ 2…孔 3…吸音材 4…外パイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 11/16 C 7350−5H // B29C 45/83 7365−4F

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイカストマシンの金型清掃並びに離型
    剤塗布後の乾燥を行なうエアブロー装置に於いて、エア
    吹出しパイプの壁面に多数の孔を無数に点在させて設け
    たことを特徴とするダイカストマシンのエアブロー装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、孔が無数に点在する
    エア吹出しパイプの外側に吸音材を設けたことを特徴と
    するダイカストマシンのエアブロー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に於いて、孔が無数に点
    在するエア吹出しパイプの外側に被覆体を設けたことを
    特徴とするダイカストマシンのエアブロー装置。
JP6366291U 1991-08-12 1991-08-12 ダイカストマシンのエアブロー装置 Pending JPH0513651U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167596A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Kao Corp エアゾール容器
JP2006175294A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Matsushita Electric Works Ltd 液体ノズル

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