JPH051357U - 押しボタンの被覆装置 - Google Patents

押しボタンの被覆装置

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JPH051357U
JPH051357U JP680491U JP680491U JPH051357U JP H051357 U JPH051357 U JP H051357U JP 680491 U JP680491 U JP 680491U JP 680491 U JP680491 U JP 680491U JP H051357 U JPH051357 U JP H051357U
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JP
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push button
bellows
pressing
annular tubular
button cover
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JP680491U
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孝治 高橋
耕一 畑岡
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆部材とボタンカバー部分とを同時に成型
することによって、押しボタンの被覆装置を容易に加工
し、かつボタンカバー部分の破損を招かないようにす
る。 【構成】 環状筒部(2)、押圧部(4)そして蛇腹部(3)
が合成樹脂等の硬質材料によって一体に成型されている
ので、ボタンカバーを別途製造加工する必要がなく、加
工が容易となる。また、環状筒部(2)の空洞の略中心部
に、押圧部(4)を蛇腹部(3)によって支持しているの
で、押圧部(4)を押圧しても蛇腹部(3)は斜め下方向に
伸びるだけで捲れず、妄りに破損することがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、押しボタンを備える装置本体を被覆する合成樹脂等の硬質材料によ り成型された被覆部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、金属材料よりなる装置本体の冷たい接触感をなくすために、ポリプロピ レン等の硬質材料によって成型した被覆材料によって装置本体を被覆することが 行われている。
【0003】 例えば、図5、図6にはポリプロピレン等で成型された従来の被覆部材(01)が 示されており、押しボタン部分を除く金属製の基台(02)の部分を被覆している。
【0004】 押しボタン部分には、押しボタンの押動操作に支障のない塩化ビニールやゴム 等の軟質材料により成型されたボタンカバー(03)が、被覆部材(01)の環状凸部(0 4)をボタンカバー(03)の下部に設けた環状凹部(05)に嵌合させるようにして、接 着剤により固定されている。
【0005】 ボタンカバー(03)の押圧部(06)と環状凹部(05)との間には、肉薄の段部(07)が 形成され、押圧部(06)の上下移動を許容するようになっている。
【0006】 また、押圧部(06)の下部には凹入部(08)が切設され、押しボタン本体(09)の頭 部を受入れるようになっている。
【0007】 しかし、前述の従来技術では、基台(02)の被覆部材(01)とボタンカバー(03)と が別の材料により成型されているため、それぞれの成型作業および取付けが面倒 であるだけでなく、ボタンカバー(03)の取付けや接合が不確実であると脱落して ボタンカバー(03)が紛失することもある。
【0008】 さらに、段部(07)を設けてボタンカバー(3)の上下動を許容するものであるの で、押動操作によって薄肉の段部(07)が捲れ、押しボタンの多数回の押動操作に よってボタンカバー(03)が破損するといった問題があった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、被覆材料とボタンカバー部分とを同時に成型することによ って、押しボタンの被覆装置を容易に加工し、かつボタンカバー部分の破損を招 かないようにすることである。
【0010】
【問題点を解決するための手段】
合成樹脂等の硬質材料により成型された被覆部材より突設した環状筒部と、こ の環状筒部の空洞とした中心部に位置する押しボタン本体の上部に被冠する凹入 部を内面中央部に形成した押圧部と、この押圧部の外周縁より前記筒部の上端縁 に向かい連続する波線状とした蛇腹部を一体に成型してなる押しボタンの被覆装 置。
【0011】
【作用】
環状筒部、押圧部そして蛇腹部が合成樹脂等の硬質材料によって一体に成型さ れているので、ボタンカバーを別途製造加工する必要がなく、加工が容易となる 。
【0012】 また、環状筒部の空洞の略中心部に、押圧部を蛇腹部によって支持しているの で、押圧部を押圧しても蛇腹部は斜め下方向に伸びるだけで捲れず、妄りに破損 することがない。
【0013】
【実施例】
図1ないし図示4は本考案の実施例を示し、被覆部材(1)、環状筒部(2)、蛇 腹部(3)そして押圧部(4)は合成樹脂等の硬質材料で一体に成型されている。
【0014】 環状筒部(2)は、被覆部材(1)より突設されており、その略上端から中心に向 って連続する蛇腹部(3)が形成され、環状筒部(2)の略中心には押圧部(4)が蛇 腹部(3)によって支持されている。
【0015】 押圧部(4)の下方には凹入部(5)が形成され、押しボタン等の頭部と嵌合され るようになっている。
【0016】 また、蛇腹部(3)の板厚は、0.2〜0.7mm程度が望ましく、板厚が薄い程、蛇腹 部(3)は弾性変化し易くなる。しかし、硬質材料の種類によって板厚を薄くでき る限度もあり、硬質材料の蛇腹部(3)に、押圧部(4)を中心とした放射方向のス リット(6)を数箇所切設することにより、押しボタンの押動操作に伴なう蛇腹部 (3)の弾性変形を、より一層無理なく行うことができる。
【0017】 図3には、押しボタン本体(7)を装設した基台(8)に被覆部材(1)を被覆した 押しボタンの被覆装置が示されており、押しボタンの頭部(9)は押圧部(4)の凹 入部(5)に嵌入され、下方からコイルバネ(10)で上方に押圧されている。
【0018】 上下の基台(8)(8)の間には、例えば椅子の背杆を上下させるための移動プレ ート(1)が内装され、移動プレート(11)には、図4に示されるように、案内溝(1 2)と大径孔(13)が切設されている。
【0019】 図3に示される状態では、押しボタン本体(7)の大径ロッド(14)が移動プレー ト(11)の大径孔(13)に嵌合しており、移動プレート(11)の移動を規制している。
【0020】 移動プレート(11)を移動させる際、押圧部(4)をコイルバネ(10)に抗して下方 に押すと、案内溝(12)を自由に移動できる小径ロッド(15)が大径孔(13)の部分に 対応する。
【0021】 この状態では移動プレート(11)の移動が何ら規制されず、基台(8)に対して移 動プレート(11)を自由に動かすことができる。
【0022】 このように、押圧部(4)を、環状筒部(2)の空洞の略中心部に、蛇腹部(3)で 支持しているので、たとえ押圧部(4)を強力に下方に押し下げても、蛇腹部(3) が斜め下方に伸びるだけであり、無理な応力が加わらず、妄りに破損するような ことがない。
【0023】 また、蛇腹部(3)、押圧部(4)が硬質材料の環状筒部(2)で囲まれているので 、側方から予期せぬ外力が加わっても蛇腹部(3)を傷付けたり、押圧部(4)が押 され、誤動作するようなことはない。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、次の効果を奏する。 (a) 環状筒部、押圧部そして蛇腹部が合成樹脂等の硬質材料によって一体成 型されているので、ボタンカバーを被覆材料とは別に製造したり、組付けたりす る必要がなく、加工が大幅に軽減される。 (b) 押圧部を押下しても蛇腹部は斜め下方に伸びるだけで捲れることがなく 、蛇腹部が妄りに破損することがない。 (c) 蛇腹部、押圧部が環状筒部で囲まれているので、側方からの外力で蛇腹 部が傷つくことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である押しボタンの被覆部材の
平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の被覆部材で基台を被覆した状態の側断面
図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】従来技術を示す押しボタンの被覆装置を示す平
面図である。
【図6】図5のC−C断面図である。 (1)被覆材料 (2)環状筒部 (3)蛇腹部 (4)押圧部 (5)凹入部 (6)スリット (7)押しボタン本体 (8)基台 (9)頭部 (10)コイルバネ (11)移動プレート (12)案内溝 (13)大径孔 (14)大径ロッド (15)小径ロッド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂等の硬質材料により成型された
    被覆部材より突設した環状筒部と、この環状筒部の空洞
    とした中心部に位置する押しボタン本体の上部に被冠す
    る凹入部を内面中央部に形成した押圧部と、この押圧部
    の外周縁より前記筒部の上端縁に向かい連続する波線状
    とした蛇腹部を一体に成型してなる押しボタンの被覆装
    置。
  2. 【請求項2】 蛇腹部に、押圧部を中心とした放射方向
    のスリットを数箇所切設した請求項1記載の押しボタン
    の被覆装置。
JP1991006804U 1991-01-25 1991-01-25 押しボタン式ロック装置 Expired - Lifetime JPH0746193Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991006804U JPH0746193Y2 (ja) 1991-01-25 1991-01-25 押しボタン式ロック装置

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JP1991006804U JPH0746193Y2 (ja) 1991-01-25 1991-01-25 押しボタン式ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH051357U true JPH051357U (ja) 1993-01-14
JPH0746193Y2 JPH0746193Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=11648383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991006804U Expired - Lifetime JPH0746193Y2 (ja) 1991-01-25 1991-01-25 押しボタン式ロック装置

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JP (1) JPH0746193Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61183867U (ja) * 1985-05-02 1986-11-17
JP2012099300A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Nidec Copal Electronics Corp 接点構造及びスイッチ装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59107835A (ja) * 1982-12-10 1984-06-22 Hitachi Ltd アンギユラカツタホルダ
JPS6321068U (ja) * 1986-07-25 1988-02-12
JPH01258327A (ja) * 1987-11-02 1989-10-16 Mic Electron Co タクトスイッチ

Patent Citations (3)

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