JPH05134170A - カメラの距離検出装置 - Google Patents
カメラの距離検出装置Info
- Publication number
- JPH05134170A JPH05134170A JP29897191A JP29897191A JPH05134170A JP H05134170 A JPH05134170 A JP H05134170A JP 29897191 A JP29897191 A JP 29897191A JP 29897191 A JP29897191 A JP 29897191A JP H05134170 A JPH05134170 A JP H05134170A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- subject
- sensor
- time
- light source
- Prior art date
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- Pending
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】合焦点検出時間を短縮する。
【構成】電荷蓄積直前に数ミリセコンド間、センサ励起
用光源16を点灯して、ラインセンサ14を励起させ
る。
用光源16を点灯して、ラインセンサ14を励起させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの距離検出装置
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】従来から、外光が所定値より
暗くなると自動的に被写体に補助光を放射し、被写体ま
での距離を測距するカメラの距離検出装置は、特開昭4
8−53717号として知られている。
暗くなると自動的に被写体に補助光を放射し、被写体ま
での距離を測距するカメラの距離検出装置は、特開昭4
8−53717号として知られている。
【0003】しかしながら、距離検出に使用される電荷
蓄積型測距素子は、暗部に配置した状態から光を照射し
ても、それが急激であると短時間では出力が追従しな
い。
蓄積型測距素子は、暗部に配置した状態から光を照射し
ても、それが急激であると短時間では出力が追従しな
い。
【0004】したがって、補助光を被写体に照射して、
すぐに測距しても暗い被写体においては、正確に測距さ
れないという問題があった。
すぐに測距しても暗い被写体においては、正確に測距さ
れないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の事情に鑑み、本発
明は、受光素子を照明する照明用手段を設け、被写体を
照明する補助光放射に先立ち、所定時間該受光素子を照
明するようになしたものである。
明は、受光素子を照明する照明用手段を設け、被写体を
照明する補助光放射に先立ち、所定時間該受光素子を照
明するようになしたものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳
細に説明する。図1は本発明に係るカメラの距離検出装
置の一実施例図、図2は本発明の焦点検出部を示す図、
図3はラインセンサ上に投影される被写体像の例をしめ
す図、図4は本発明のタイミングチャート図である。
細に説明する。図1は本発明に係るカメラの距離検出装
置の一実施例図、図2は本発明の焦点検出部を示す図、
図3はラインセンサ上に投影される被写体像の例をしめ
す図、図4は本発明のタイミングチャート図である。
【0007】図1において、外光検出部1は被写体2を
見込む位置に設けられ、被写体2の明るさを測定し、C
PU3に被写体2の明るさの状態を入力する。補助光回
路4は、CPU3の指令を受け被写体2の明るさが所定
値以下になると、被写体2に対向して設けられた発光素
子5を駆動し被写体2を照明する。発光素子5により照
明された被写体2は撮影レンズ6を介して焦点検出部7
に投影される。焦点検出部7に投影された被写体2の状
態はCPU3によりカメラから被写体2までの焦点ズレ
量と方向を演算され、そのズレ量がなくなる方向に撮影
レンズ駆動部8により撮影レンズ6を駆動し、合焦位置
で撮影レンズ6を停止するように動作される。
見込む位置に設けられ、被写体2の明るさを測定し、C
PU3に被写体2の明るさの状態を入力する。補助光回
路4は、CPU3の指令を受け被写体2の明るさが所定
値以下になると、被写体2に対向して設けられた発光素
子5を駆動し被写体2を照明する。発光素子5により照
明された被写体2は撮影レンズ6を介して焦点検出部7
に投影される。焦点検出部7に投影された被写体2の状
態はCPU3によりカメラから被写体2までの焦点ズレ
量と方向を演算され、そのズレ量がなくなる方向に撮影
レンズ駆動部8により撮影レンズ6を駆動し、合焦位置
で撮影レンズ6を停止するように動作される。
【0008】図2は、本発明の焦点検出部7を示す図で
ある。撮影レンズ6の後方には、フィルム面と等価な位
置である仮想結像面9、この結像面9の後方にコンデン
サレンズ10、視野マスク11、この視野マスク11に
近接して再結像レンズ12および13、この再結像レン
ズによって被写体像が再結像されるラインセンサ14、
このラインセンサ14を短時間照明するセンサ励起用光
源16、及びラインセンサの出力を増幅するアンプ15
が設けられている。
ある。撮影レンズ6の後方には、フィルム面と等価な位
置である仮想結像面9、この結像面9の後方にコンデン
サレンズ10、視野マスク11、この視野マスク11に
近接して再結像レンズ12および13、この再結像レン
ズによって被写体像が再結像されるラインセンサ14、
このラインセンサ14を短時間照明するセンサ励起用光
源16、及びラインセンサの出力を増幅するアンプ15
が設けられている。
【0009】撮影レンズ6に入射した光は、フィルム面
と等価な位置にある結像面9、コンデンサレンズ10、
視野マスク11、再結像レンズ12、13、を介して、
ラインセンサ14に同一像がある一定の間隔で投影され
る。この像の出力はアンプ15で増幅され、CPU3に
入力される。センサ励起用光源16はラインセンサ14
の近傍に設けられ、補助光発光に先立って短時間ライン
センサ14を照明する。
と等価な位置にある結像面9、コンデンサレンズ10、
視野マスク11、再結像レンズ12、13、を介して、
ラインセンサ14に同一像がある一定の間隔で投影され
る。この像の出力はアンプ15で増幅され、CPU3に
入力される。センサ励起用光源16はラインセンサ14
の近傍に設けられ、補助光発光に先立って短時間ライン
センサ14を照明する。
【0010】上述のように構成された本発明の動作を図
3及び図4を用いて説明する。ラインセンサ14に投影
された像の間隔はピントのズレ量に対応する。例えば、
図3に示すように、ピントを合わすべき被写体が合焦時
に結像する結像面9より前に結像した前ピン状態の時、
像間隔は合焦時より狭くなる。また、逆に結像面より後
に結像している後ピン状態の時、合焦時の像間隔より広
くなる。このようにして、被写体のズレ量と方向を測定
することができるが、ラインセンサ14は被写体2から
直接に光を受ているので、被写体2が低輝度、低コント
ラストの場合には、十分のセンサ出力が得られないこと
になる。このような被写体条件下の時、電荷の蓄積動作
に同期して補助光を放射する。この補助光によって、被
写体にある程度の輝度及びコントラストを与えることが
できる。しかし、被写体が暗いほど、補助光の発光時間
及び電荷の蓄積時間を長くしなければ、十分な出力信号
が得られない。補助光の発光時間や電荷の蓄積時間を長
くとると、カメラのシャッタチャンスを逃がすことにな
り、使い勝手がよろしくない。
3及び図4を用いて説明する。ラインセンサ14に投影
された像の間隔はピントのズレ量に対応する。例えば、
図3に示すように、ピントを合わすべき被写体が合焦時
に結像する結像面9より前に結像した前ピン状態の時、
像間隔は合焦時より狭くなる。また、逆に結像面より後
に結像している後ピン状態の時、合焦時の像間隔より広
くなる。このようにして、被写体のズレ量と方向を測定
することができるが、ラインセンサ14は被写体2から
直接に光を受ているので、被写体2が低輝度、低コント
ラストの場合には、十分のセンサ出力が得られないこと
になる。このような被写体条件下の時、電荷の蓄積動作
に同期して補助光を放射する。この補助光によって、被
写体にある程度の輝度及びコントラストを与えることが
できる。しかし、被写体が暗いほど、補助光の発光時間
及び電荷の蓄積時間を長くしなければ、十分な出力信号
が得られない。補助光の発光時間や電荷の蓄積時間を長
くとると、カメラのシャッタチャンスを逃がすことにな
り、使い勝手がよろしくない。
【0011】そこで、本発明は、ラインセンサ14の受
光面全面に光が当たるようにセンサ励起用光源16を配
置し、補助光発光に同期して該光源16によってライン
センサ14を短時間照明しようとするものである。その
動作を図4を参照して説明すると、図示しない電源スイ
ッチにより、回路に電源が供給されると、外光検出部1
により被写体2の明るさが検出され、CPU3によって
補助光を放射すべきかどうかが演算される。
光面全面に光が当たるようにセンサ励起用光源16を配
置し、補助光発光に同期して該光源16によってライン
センサ14を短時間照明しようとするものである。その
動作を図4を参照して説明すると、図示しない電源スイ
ッチにより、回路に電源が供給されると、外光検出部1
により被写体2の明るさが検出され、CPU3によって
補助光を放射すべきかどうかが演算される。
【0012】図示しないレリーズボタンを押すと、被写
体2の明るさが所定値以下である場合は、まずセンサ励
起用光源16が数ミリセコンド点灯し、ラインセンサ1
4を照明する。センサ励起用光源16が消灯すると、そ
れに同期して補助光回路4が駆動し、発光素子5が被写
体を電荷蓄積時間中照明し、消灯する。この電荷蓄積時
間は、所定の時間であっても、外光により可変であって
もよいものである。この光源16は図4のタイミングの
ように、電荷の蓄積直前に数ミリセカンド発光させてい
る。電子が励起されてしまえば、それ以上長く照射して
も意味がなく、また、誤測距の原因ともなるため、電荷
の蓄積を開始するときには、消灯しなければならない。
尚、外光検出部1は、撮影レンズ6を介して入射してき
た光を受光する位置に設けてもよいことは勿論である。
体2の明るさが所定値以下である場合は、まずセンサ励
起用光源16が数ミリセコンド点灯し、ラインセンサ1
4を照明する。センサ励起用光源16が消灯すると、そ
れに同期して補助光回路4が駆動し、発光素子5が被写
体を電荷蓄積時間中照明し、消灯する。この電荷蓄積時
間は、所定の時間であっても、外光により可変であって
もよいものである。この光源16は図4のタイミングの
ように、電荷の蓄積直前に数ミリセカンド発光させてい
る。電子が励起されてしまえば、それ以上長く照射して
も意味がなく、また、誤測距の原因ともなるため、電荷
の蓄積を開始するときには、消灯しなければならない。
尚、外光検出部1は、撮影レンズ6を介して入射してき
た光を受光する位置に設けてもよいことは勿論である。
【0013】
【効果】以上説明したように、本発明に係るカメラの距
離検出装置は、センサ励起用光源により、ラインセンサ
を電荷の蓄積直前の数ミリセコンド発光させているの
で、低輝度、低コントラスト時の合焦点検出時間を短縮
することができる。
離検出装置は、センサ励起用光源により、ラインセンサ
を電荷の蓄積直前の数ミリセコンド発光させているの
で、低輝度、低コントラスト時の合焦点検出時間を短縮
することができる。
【図1】本発明に係るカメラの距離検出装置の一実施例
図である。
図である。
【図2】本発明の焦点検出部を示す図である。
【図3】ラインセンサ上に投影される被写体像の例を示
す図である。
す図である。
【図4】本発明のタイミングチャート図である。
1 外光検出部 2 被写体 3 CPU 4 補助光回路 5 発光素子 6 撮影レンズ 7 焦点検出部 8 撮影レンズ駆動部 9 結像面 10 コンデンサレンズ 11 視野マスク 12、13 再結像レンズ 14 ラインセンサ 15 アンプ 16 センサ励起用光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7811−2K G03B 3/00 A
Claims (1)
- 【請求項1】 所定値より暗くなると被写体に補助光を
放射する発光素子と被写体よりの反射光を受光する受光
素子を有し、その反射光を受光し演算回路により該被写
体までの距離を測定するカメラの距離検出装置におい
て、 前記発光素子の放射に先立ち、前記受光素子を所定時間
照射する照明用手段を備えたことを特徴とするカメラの
距離検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29897191A JPH05134170A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | カメラの距離検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29897191A JPH05134170A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | カメラの距離検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134170A true JPH05134170A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17866559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29897191A Pending JPH05134170A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | カメラの距離検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05134170A (ja) |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP29897191A patent/JPH05134170A/ja active Pending
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