JPH05134076A - 炉心溶融状態にある原子炉炉心を回収し冷却するための装置 - Google Patents

炉心溶融状態にある原子炉炉心を回収し冷却するための装置

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JPH05134076A
JPH05134076A JP4123731A JP12373192A JPH05134076A JP H05134076 A JPH05134076 A JP H05134076A JP 4123731 A JP4123731 A JP 4123731A JP 12373192 A JP12373192 A JP 12373192A JP H05134076 A JPH05134076 A JP H05134076A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶融した炉心と原子炉ピットとの接触を回避
し溶融物を迅速に回収し冷却することを可能にする装置
を提供することを目的とする。 【構成】 ピット(3)に対して共軸に配置された円筒
形本体(11a)と、水平面に対して傾斜し本体(11
a)より上に配置されたそらせ上壁(15)とを有する
中央煙突状部(11)と、煙突状部(11)の本体のま
わりに配置され金属板から構成され直線隆起部(24)
を備えた隣接する2面角要素(22、52)によって構
成されていて、炉心を回収し冷却するための壁(12、
42)と、2面角要素(22)の外端に固定された周壁
(13、43)とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炉心溶融(メルトダウ
ン)に至る事故の際、原子炉の炉心を回収し冷却するた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧水型原子炉は、炉心を包囲する略円
筒形の容器を含み、この容器は、底部が容器の垂直下方
に置かれた円筒形原子炉ピット内に配置されている。原
子炉の炉心は、原子炉の1次冷却回路内を燃料集合体と
接触して容器内を循環する加圧水によって冷却される。
【0003】原子炉において炉心の冷却機能を損なうよ
うな事故が発生した場合には、たとえ原子炉の緊急挿入
回路が作動不能になるような事態の生ずる可能性が極め
て低く実質的には零であるとしても、事故の結果生ずる
深刻な結果を考慮すると、このような事態の発生を予想
しておかなければならない。冷却水がない場合には、炉
心溶融に至る事故に発展する可能性があり、かかる事態
が生じた場合には、容器底部に穴があき、溶融した炉心
及び炉心周囲の物質が原子炉容器を収容している原子炉
ピット内に流入することとなる。燃料及び燃料を取り囲
む物質の溶融物(約2800〜3000°C)、いわゆ
るコリウムがコンクリートの原子炉ピットの底部と接触
すると、ピットの底部が完全に破壊される。すると、溶
融物は原子炉格納シェルのラフトに貫入してラフトを破
壊し、原子炉設置用地の地下にある地下水面を汚染す
る。溶融物の地中での進行は、溶融物の残留力が十分減
少したときに停止するにすぎない。
【0004】溶融物とコンクリート原子炉ピットの底部
との接触を回避するために、種々の装置が提案されてき
た。公知の装置は一般的に、単位表面当たりの除去すべ
き力を出来るだけ小さくして流体によって冷却されやす
いようにするために、溶融物を一定の表面上に拡散させ
ることができるようにしている。例えば、内部が耐火材
で被覆された金属バッグに溶融物を回収し収容してバッ
グの部分的な溶融によりエネルギを吸収し、かつ、水の
沸騰によって溶融物の残留力を除去するように金属バッ
グを水に完全に浸漬させるのに十分な時間を提供するこ
とが提案されている。かかる装置の欠点は、耐火材の熱
伝導が極めて悪いことが多く、これにより、液体状態の
ままである溶融物の平衡温度を増大させる作用を有する
という事実から生じている。
【0005】水回路によって連続的に冷却される耐火炉
を使用する他の装置が公知である。これらの装置の欠点
の1つとして、冷却回路が少なくとも部分的に有効でな
くなることがあるという欠点を有する。さらに、熱交換
は、溶融物が回収冷却装置上に排出された後に、溶融物
が高温且つ液体状態のままであるのを回避するのには十
分大きくはない。
【0006】また、溶融物の受け具を構成し、溶融物を
分散させて冷却を促進させ溶融物の凝固を可能にするよ
うに、容器下方のピット底部に水平に置かれたユニット
の積み重ねによって構成される装置が公知である。しか
しながら、この装置は、溶融物の流れが局部的になると
きには原子炉ピットのコンクリートを有効に保護しない
という欠点を有する。すると、互い違いに配置されたユ
ニットは、溶融物が局部的にオーバーフローすることに
よって溶融物で連続的に満たされ、溶融物が原子炉ピッ
ト底部に迅速に到達する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、炉心を包囲する円筒形容器からなり、該容器が容器
の垂直下方に底部が置かれた円筒形原子炉ピット内に配
置された原子炉が炉心溶融状態にある場合に、炉心を回
収し冷却するための装置であって、原子炉ピットの底部
上に載り且つピット下部分を満たしている水に浸漬され
た金属構造体によって構成されており、溶融した炉心と
原子炉ピットとの接触を回避し溶融物を迅速に回収し冷
却することを可能にする装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による回収冷却装置の金属構造体は、原子炉
ピットに対して共軸に配置された円筒形本体と、水平面
に対して傾斜し円筒形本体より上に配置されたそらせ上
壁とを有する中央煙突状部と、煙突状部の本体のまわり
に配置され金属板から構成され直線隆起部を備えた隣接
する2面角要素の第1組立体によって構成されていて、
炉心を回収し冷却するための壁とを含み、前記2面角要
素の内端部は、煙突状部の本体の壁に設けられた三角形
開口部の領域において、煙突状部の本体のまわりに半径
方向に固定されており、2面角要素の上部を構成する隆
起部は、煙突状部の方へ上方に傾斜しており、回収壁と
ピット底部との間の空隙は、三角形開口部を介して煙突
状部と連通しており、第1組立体の2面角要素の外端に
固定された周壁をさらに含み、該周壁の端部は、煙突状
部に固定された前記端部と向かい合っており、回収壁と
ピット底部との間の空隙を回収壁より上の原子炉ピット
の内容積とを連通させる少なくとも1つの路を形成する
ように、原子炉ピットの内面に隣接して配置されてい
る。
【0009】
【実施例】図1は、極厚スラブによって構成された、原
子炉格納シェルのラフト2と、底部3aがラフト2上に
載っている原子炉ピット3とからなる原子炉のコンクリ
ート構造体の一部を示している。炉心5を包囲する、略
円筒形状の原子炉容器4は、下部が湾曲底部4aによっ
て閉鎖され、その垂直軸線が原子炉ピット3の軸線と一
致するように原子炉ピット3内に配置されている。底部
3aより上の原子炉ピット3の下部分は、参照符号7ま
で水で満たされている。
【0010】原子炉の冷却装置の完全損壊を引き起こす
ような事故が起こった場合に、金属板によって構成され
ている、本発明の回収冷却装置10が、炉心の溶融部分
(コリウム)を回収しこれを冷却するように、容器底部
4aの下方かつ原子炉ピットの底部3aの上に載ってい
る。装置10を構成する金属構造体は、原子炉ピット3
の下部分を7のところまで満たしている水に完全に浸漬
されている。
【0011】図2は、内面を鎖線で概略的に示した原子
炉ピット3の下部分の底部3aに載っている回収冷却装
置10を示している。図2及び図3で分かるように、回
収冷却装置10は、中央煙突状部11と、中央煙突状部
11を取り囲む回収冷却壁12と、煙突状部11の軸線
14と直交し原子炉ピット3の軸線と一致する、多角形
横断面の周壁13とを含む金属構造体によって構成され
ている。煙突状部11は、円筒形の管状本体11aと、
管状本体11aより上に固定され水平面に対して傾斜し
た、そらせ上壁15とを含む。管状本体11aの壁及び
上壁15は、金属(一般的には鋼)によって全体が形成
されている。
【0012】管状本体11aの壁には、管状本体の高さ
の可成りの部分にわたって延びた三角形開口部16が形
成されている。三角形開口部16は、その底部が下部領
域に配置され、頂点が管状本体11aの上部に隣接して
配置されている。図2及び図3に示す実施例において
は、13の連続した三角形開口部16が、煙突状部11
の円筒形本体の周囲に沿って形成されている。管状本体
11aの上部は又、三角形開口部16より上に配置され
管状本体11aの上端に隙間17が形成されるように、
切り欠かれている。そらせ上壁15は、隙間17の端部
に固定されている。煙突状部の管状本体11aの上部
は、そらせ上壁15が水平面に対して傾斜して固定され
るように、隙間17の端部の切欠きを有する。
【0013】回収冷却壁12は、側縁に沿って隣接する
ように互いに固定された2面角要素又は2面角体22に
よって構成されている。回収冷却壁12の2面角要素2
2のうちいくつかは、装置の構造をより良く示すため、
図示されていない。しかしながら、回収冷却壁12が煙
突状部11の全周において隣接していることが理解され
よう。回収冷却壁12の2面角要素22の各々は、例え
ば直線隆起部24に沿って折り曲げられ溶接で一緒に組
立てられた矩形の金属板によって構成されている。
【0014】2面角要素22の各々は、一端即ち内端が
三角形開口部16の傾斜縁に沿って煙突状部11の本体
11aに固定されている。一緒に組立てられた2面角要
素22の側縁は水平位置に配置され、原子炉ピットの底
部3aの上に載っている。屋根形の2面角要素22の傾
斜面は矩形形状を有しており、2つの異なる開口部角
度、即ち、煙突状部の三角形開口部16の領域における
小さな第1の角度と、外方(即ち、原子炉ピットの壁の
方)に向いた2面角における第1の角度よりも大きな第
2の角度を2面角が有するように、対角線23に沿って
外方に折り曲げられている。かくして、2面角要素22
は、平面のみから構成される。さらに、2面角要素22
の各々の上部を構成する2面角の隆起部24は、煙突状
部11の方向へ(即ち、装置10の外側から内側の方
へ)上方に傾斜している。2面角要素22は、煙突状部
11のまわりに放射状に広がっている。
【0015】周壁13は、台形面と、略垂直方向に配置
されていて、接合され或いは折り曲げられる隆起部2
6、27とを有する2面角体25の連続によって構成さ
れている。2面角体25は、それらの外端の2つの傾斜
縁に沿って固定されており、外端には、水平2面角要素
22の各々に対して、大きな角度をなす三角形横断面開
口部がそれぞれ設けられている。
【0016】周壁13は、回収壁12の全周に沿って、
隣接する2面角体から構成される回収壁12の外側傾斜
縁に沿って固定されたリングの形状を有する。周壁13
は、この周壁が原子炉炉心の溶融部を回収するための受
け部の隆起外縁を構成し、かつ、回収壁12が底部を構
成するように、回収壁12より上に配置されている。回
収冷却装置10を構成する金属構造体は金属板を溶接し
て製造されるが、金属板の組成及び厚さは、装置の使用
条件によって決定される。装置10は加圧水型原子炉の
原子炉ピットの内部に全体が置かれており、2面角要素
22の側縁及び煙突状部11の本体11aの底部によっ
て構成される回収壁12の下部が、ピット底部3aの上
に載っている。装置10を構成する構造体の寸法は、こ
の構造体が原子炉ピット内に正確に心出しされ、周壁1
3の隆起部26が原子炉ピットの内面と接触し、そして
煙突状部の軸線14が原子炉ピットの軸線と一致するよ
うなものである。
【0017】原子炉の作動の際、装置10は、原子炉ピ
ットの底部を満たしている水に完全に浸漬されている。
原子炉で事故が発生して炉心の冷却機能が完全に損なわ
れ炉心の熱が制御不能で且つ緊急挿入装置が作動不能で
あるような場合には、炉心は、容器底部を貫通して流入
する溶融物となるような温度に到達しやすい。すると、
溶融した炉心すなわちコリウムは、原子炉ピットの底部
に流入して、ピットの下部を満たしている水及び本発明
の回収冷却装置10と接触するようになる。
【0018】容器底部の略中央が貫通されるという最も
通常発生するケースの場合には、溶融塊は、溶融塊の流
れを回収冷却壁12の方へ差し向けるそらせ上壁15の
領域において装置10と接触するようになる。急勾配の
連続した2面角によって構成されている回収冷却壁の上
面は、溶融塊を、円周方向に、そして装置10の周方向
に極めて迅速に広げる。
【0019】従って、溶融塊は比較的薄い層の形態で広
げられ、この薄層の上面は、原子炉ピットを満たしてい
る水によって冷却され、薄層の下面は、冷却水が満たさ
れた空間を原子炉ピット底部3aともに構成する冷却壁
12によって冷却され、これにより、溶融塊の熱は、水
の加熱、特に蒸発によって除去される。さらに、2面角
体22によって構成される三角形状の溝の内部において
壁12と底部3aとの間の空隙に収容された水が、壁1
2によって溶融塊と熱接触して溝内部で蒸発するので、
回収冷却壁12と接触して水と蒸気の激しい循環が引き
起こされる。このようにして生じた蒸気は、特に2面角
体22の上側隆起部24の傾斜のため、煙突状部11の
方へ極めて迅速に押し流される。煙突状部11の管状本
体11aに流入する蒸気は、開口部17から除去され
る。
【0020】回収壁12の傾斜縁に固定された周壁13
は、その内面と原子炉ピット3の外面との間に水路30
を構成する。水路30は、回収壁12より上に位置決め
された原子炉ピットの部分を、壁12の2面角とピット
底部3aとの間に位置する三角形状の水路31と連通さ
せる。このようにして、原子炉ピット3の底部を満たし
ている水は、図3の矢印32によって示すように、装置
10より上に位置決めされた原子炉ピット3の内空間
と、壁12によって回収され壁12の傾斜面上に広げら
れた溶融塊と熱接触して水を蒸発させる溝31との間
で、循環されることができる。従って、溝31の内部で
蒸気にされ煙突状部11によって除去された水は、装置
10より上に位置決めされた原子炉ピットの空隙から来
る水と交換される。従って、溝31の内面と接触する水
の強力な循環が引き起こされる。従って、溶融塊は、上
方からは原子炉ピットを満たしている水によって、下方
からは溝31内部を循環している水によって、同時に冷
却され、水は溶融塊によって加熱され蒸発される。
【0021】図4、図5及び図6は、蒸気除去用の煙突
状部11と、並置された2面角体によって構成され三角
形状の溝31を構成する回収壁12とからなる回収冷却
装置10の一部を示している。図3における切断面A、
B、Cに対応する3つの横断面33a、33b、33c
が、図4、図5、図6にそれぞれ示されている。横断面
33aは、溝31の入口部分を含んだ、壁12の外縁に
対応している。横断面33cは、開口部16の縁に沿っ
て煙突状部11に接合された、別の壁12の内縁に対応
している。横断面33bは、2面角体の面が2つの異な
る連続勾配を有している中間横断面に対応している。ま
た、図4、図5及び図6には、事故の際、回収壁12上
に排出され、広げられて回収壁12の上面と接触する溶
融塊35が示されている。
【0022】排出された後に壁12の上面と接触して極
めて迅速に凝固した溶融塊層の形状が、種々の横断面3
3a、33b、33cとして示されている。横断面33
aでは、凝固した溶融塊33′aの上部が、壁12の鋸
歯状面と実質的に平行な湾曲面37aによって構成され
ている。実際には、溶融塊の強力かつ略均一な冷却が横
断面33aにおいて行われ、凝固した溶融塊層35′a
が壁12の上面上に極めて迅速に形成される。
【0023】また、中間横断面33bにおける凝固した
溶融塊の上側位置37bが図示されている。この面37
bは、横断面33bの急勾配部分に対して略平行な2つ
の縁部と、湾曲した中央部分とからなる。実際には、壁
12上に広がっている溶融塊は強力に冷却され、壁12
の歯の上部分に厚い層が極めて迅速に構成される。壁1
2の角度をなして配置された2つの連続部分の間の、鋸
歯状突起の基部に到達した溶融物は、2面角をなした2
つの面の間で強力に冷却されるが、これらの面は、凝固
した溶融塊35′bを収容する2面角の全内容積を画定
する。
【0024】最後に、横断面33cでは、溶融物は、壁
12の上面及び煙突状部11の壁によって同時に冷却さ
れる。溶融物は、極めて迅速に、壁12の2つの連続し
た鋸歯状突起間に位置する空隙全体を満たす凝固塊3
5′cとなる。従って、回収壁12上に広がった溶融物
は、極めて迅速に、この面12を覆う厚い凝固層とな
る。かくして、原子炉ピット3aの方向への液体溶融物
の進行が妨げられる。さらに、溶融物は凝固した溶融塊
の層によって圧密され硬化される。
【0025】単一の金属板によって構成される壁12
が、溶融物の熱の作用を受けて金属溶融によって或る箇
所において貫通されたとしても、壁は、極厚の保護層を
構成する溶融物の凝固によって直ちに再構成される。さ
らに、溶融物の凝固層は、金属板及び凝固した溶融物が
大きな熱伝導を有する物質である限りにおいては、下部
から冷却されたままである。
【0026】回収冷却装置10が、原子炉の事故の際、
原子炉炉心の回収を1度だけ行おうとしていることは明
白である。図7、図8及び図9は、本発明による装置の
変形例である。図7及び図8において参照符号40で全
体を示した装置は、中央煙突状部41と、並置された2
面角体によって構成された回収壁42と、2面角体の外
端に固定され、壁44を構成する外周壁43とを含む。
煙突状部41は、縁部に沿って細長い三角形開口部46
が設けられた円筒形本体41aからなり、これらの縁部
には、回収壁42となる2面角体52の内端が接合され
固定される。
【0027】図7及び図8で分かるように、十字形を有
するように直角に組立てられた平らな金属板によって構
成された要素47が、煙突状部41の円筒形本体41の
内側に軸線方向に配置され固定されており、前記十字上
の傾斜位置に固定された平面壁50の支持体を構成す
る。図1及び図2に示した実施例と比較すると、煙突状
部41の上部には開口部が設けられておらず、煙突状部
によって回収された蒸気は、壁50を支持する十字47
と、煙突状部の円筒形本体41aの上部との間の空隙を
介して自由に漏洩する。何故ならば、煙突状部の中央部
分47が本体41よりも長いからである。
【0028】さらに、装置40の外周壁43は、図2及
び図3に示された装置のように、単一の多角形横断面壁
によっては構成されておらず、図2及び図3に示す装置
10の多角形横断面の壁13と実質的に同一な第1の内
壁要素44と、壁44の垂直隆起部に沿って装置40の
周囲に共軸に固定された円筒形フープによって形成され
た第2の壁要素45とからなる二重壁によって構成され
ている。
【0029】特に図9で分かるように、フープ45は、
角のある空隙55が、冷却水を、矢印57の方向に、回
収壁42の下面及び原子炉ピット53の底面53aによ
って構成される三角形横断面の溝56の方へ、循環させ
ることができるようにしておくため、原子炉ピット53
の内径よりも小さな直径を有する。従って、上述のよう
に、水の強力な循環が、空隙55を介して装置40と煙
突状部41より上に位置決めされた原子炉ピットの空隙
と、溝56との間に引き起こされる。水は溝56内部で
壁44と接触して蒸発し、蒸気は煙突状部41を介して
除去され、或いは、壁44の2面角体とフープ45の内
面との間の空隙58に流入する。
【0030】この実施例においては、空隙55における
水の循環は、フープ45によって空隙58の蒸気の循環
から完全に分離される。周壁44内のレベル59まで溶
融物が排出された場合における装置40の作動は、水の
蒸発及び蒸気の移動が周壁44外部かつフープ45内部
で生ずるという点を除いて、装置10の作動と同様であ
る。装置40の場合には、回収壁42を覆う溶融物が周
壁44内で回収され効果的に拡散され、壁42と接触し
て溶融物の凝固が行われ、かくして、液体溶融物と原子
炉ピット53の壁との接触が回避される。
【0031】横断面の表面積が33平方メートルの原子
炉ピットの場合には、並置された2面角体から構成され
る回収面が80平方メートル以上である回収冷却装置を
製造することが可能である。この装置は、原子炉ピット
の底部からほぼ1mの高さを有する層の形態をなした2
0立方メートル程度の溶融物の回収を可能にする。周壁
と十分な高さの円筒状部を使用することによって、より
多くの容量、例えば40立方メートル程度の溶融物の回
収を計画することができる。従って、本発明の装置は、
事故の際、液体溶融物と原子炉ピット底部との接触をさ
せるように、原子炉容器から漏洩する溶融物を回収し冷
却することが可能になる。
【0032】本発明は、以上説明した実施例に限定され
るものではない。かくして、上述のものとは異なる形状
の中央煙突状部と周壁を使用するのを想到することが可
能である。しかしながら、周壁を、並置された2面角体
によって構成され三角形状の放射状に広がる溝を構成す
る回収壁の外縁に接合しなければならない。原子炉の主
冷却装置並びに補助冷却装置が完全に作動不能になるよ
うな事故が起こった場合に、コンクリート原子炉ピット
内に配置された容器を有する原子炉の溶融物を回収し冷
却するのに、本発明による装置を使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回収冷却装置を備えた加圧水型原
子炉の原子炉ピットの下部の略断面図である。
【図2】本発明の回収冷却装置の第1実施例を示した斜
視図である。
【図3】図2に示した装置の垂直横断面図である。
【図4】図3に示した回収冷却装置のAにおける横断面
図である。
【図5】図3に示した回収冷却装置のBにおける横断面
図である。
【図6】図3に示した回収冷却装置のCにおける横断面
図である。
【図7】本発明の回収冷却装置の第2実施例を示した斜
視図である。
【図8】図7に示した装置の煙突状部の詳細斜視図であ
る。
【図9】図7に示した装置の垂直横断面図である。
【符号の説明】
3 原子炉 3a 原子炉ピット 4 容器 5 炉心 11 中央煙突状部 11a 円筒形本体 12、42 回収壁 13、43 周壁 15 そらせ上壁 16、46 三角形開口部 22、52 2面角要素又は2面角体 30、55 路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炉心溶融状態にある原子炉炉心を回収し冷
    却するための装置であって、該原子炉は、原子炉炉心
    (5)を包囲する円筒形容器(4)からなり、該容器の
    軸線は、容器(4)の垂直方向下方に配置された底部
    (3a)を有する原子炉ピット(3)と垂直であり、前
    記回収冷却装置は、原子炉ピットの底部(3a)上に載
    り且つ原子炉ピット(3)の下部分を満たしている水に
    浸漬されている金属構造体によって構成されている回収
    冷却装置において、 前記金属構造体は、 原子炉ピット(3)に対して共軸に配置された円筒形本
    体(11a)と、水平面に対して傾斜し円筒形本体(1
    1a)より上に配置されたそらせ上壁(15)とを有す
    る中央煙突状部(11)と、 煙突状部(11)の本体のまわりに配置され金属板から
    構成され直線隆起部(24)を備えた隣接する2面角要
    素(22、52)の第1組立体によって構成されてい
    て、炉心を回収し冷却するための壁(12、42)とを
    含み、前記2面角要素の内端部は、煙突状部(11)の
    本体の壁に設けられた三角形開口部(16、46)の領
    域において、煙突状部(11)の本体のまわりに半径方
    向に固定されており、2面角要素の上部を構成する隆起
    部(24)は、煙突状部(11)の方へ上方に傾斜して
    おり、回収壁(12、42)とピット底部(3a)との
    間の空隙は、三角形開口部(16、46)を介して煙突
    状部(11)と連通しており、 第1組立体の2面角要素(22)の外端に固定された周
    壁(13、43)をさらに含み、該周壁の端部は、煙突
    状部(11)に固定された前記端部と向かい合ってお
    り、回収壁(12)とピット底部(3a)との間の空隙
    を回収壁(12)より上の原子炉ピット(3)の内容積
    とを連通させる少なくとも1つの路(30、55)を形
    成するように、原子炉ピット(3)の内面に隣接して配
    置されていることを特徴とする、装置。
  2. 【請求項2】周壁(13、43)は、第1組立体の2面
    角要素(22)の外端に固定された2面角要素の第2組
    立体によって構成され、原子炉ピット(3)の周囲に垂
    直に配置された直線隆起部(26、27)を有する多角
    形横断面の壁要素(13、44)を含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】周壁は、多角形横断面の周壁(44)に対
    して共軸に、周壁(44)の外側垂直隆起部に沿って固
    定された円筒形フープ(45)をさらに含み、該フープ
    (45)は、回収壁(42)とピット底部(53a)と
    の間の空隙を原子炉ピット(53)の回収壁(42)よ
    り上の内容積と連通させる環状空隙(55)を、回収冷
    却装置(40)の周囲に形成するように、原子炉ピット
    の直径よりも小さな直径を有していることを特徴とす
    る、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】中央煙突状部(11)の円筒形本体(11
    a)の上部には、蒸気通過用の開口部が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに記
    載の装置。
  5. 【請求項5】煙突状部(41)は、そらせ上壁(50)
    が固定され、煙突状部(41)の高さよりも大きな軸線
    方向高さを有する十字形の中央要素(47)をさらに含
    むことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに
    記載の装置。
  6. 【請求項6】第1組立体の2面角要素(22)は、2面
    角要素(22)が半径方向に2つの異なる開口角度を有
    するように、対角線(23)に沿って折り曲げられた矩
    形傾斜面を有することを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1つに記載の装置。
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