JPH05133350A - チユーブポンプ - Google Patents

チユーブポンプ

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Publication number
JPH05133350A
JPH05133350A JP35260491A JP35260491A JPH05133350A JP H05133350 A JPH05133350 A JP H05133350A JP 35260491 A JP35260491 A JP 35260491A JP 35260491 A JP35260491 A JP 35260491A JP H05133350 A JPH05133350 A JP H05133350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
spiral
action
condition
crossing point
Prior art date
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Pending
Application number
JP35260491A
Other languages
English (en)
Inventor
Riyouji Saeki
領二 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittec KK
Original Assignee
Nittec KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nittec KK filed Critical Nittec KK
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Publication of JPH05133350A publication Critical patent/JPH05133350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目 的】液体移送用の無脈流チューブポンプの提供。 【構 成】チューブ１を渦巻状またはコイル状に１巻き
した状態にセットし、作用上エンドレスとする。そし
て、偏心軸または円錐コマ１６の転がりによりチューブ
を順次押しつぶしポンプ作用を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体移送用のチューブ
ポンプに拘るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のチューブポンプは、図１に示す構
造で、数個のローラー３を持つローター４とチューブ受
け２の内壁との間にチューブ１を挟み込み、ローター４
の回転によってチューブ１をローラー３が順次押しつぶ
し移動することでチューブ内圧の変化を作りポンプ作用
を成している。この方式では、次の欠点がある １）チューブの不連続部分及び複数ローラーの押しつぶ
された部分より起こる脈流の発生。 ２）ローラーの回転によりチューブが移動しやすい。 ３）強く押しつぶすのでチューブの損傷が大きい。 ４）チューブの押しつぶし圧力が大きく、液送量に比べ
て大きいトルクのモーターが必要。 ５）構造上小型化しにくい。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、前項従来
の技術１）及び２）の全てを解決する機構を試みた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、チューブポ
ンプの機構を次の様にすることで課題を解決した。 １）チューブを渦巻又はコイル状にセットすることによ
って、作用上エンドレス状態を作る。 ２）チューブを押しつぶす部分を１カ所とする。 ３）転がり摩擦を生じない押しつぶし機構とする。
【０００５】
【作用】図２は受筒６の内壁に沿ってチューブ１をコイ
ル状に１巻きし、チューブの交点１２を過ぎた位置に作
られ引き出し口７及び８より外へチューブの両端を出し
た状態の斜視図である。図３は図２の状態にセットした
チューブポンプの作用機構図で、受筒６の中心に設けら
れた偏心軸９をローラー１０を介してチューブ１を圧着
し乍ら回転する構造を持つている。円輪バネ１１はチュ
ーブ１を受筒６に圧着状態を保ち、ローラー１０とチュ
ーブ１との直接接触によるチューブのズレ及び損傷を防
ぐとともにチューブに予圧を与える作用を施す。偏心軸
９の回転によりローラー１０はチューブ１を圧着し乍ら
進み、チューブ１の内圧の変化により矢印の方向に流体
が移動しポンプ作用を成す。図４はチューブ１を円盤受
皿上１３に渦巻状に１巻きし、交点１２を過ぎた位置に
作られた引き出し口１４及び１５よりチューブ両端を外
へ引き出した状態の斜視図である。図５は図４の状態に
セットしたチューブのポンプ作用機構図で、円盤受皿１
３の中心を軸として円錐コマ１６を転がり回転させるこ
とによってチューブ１を圧着し乍ら円運動させる構造を
持っている。円錐コマ１６の転がり回転は一端に任意角
度の切片を持つ円柱コマ１７の切片面を円錐コマ１６の
円面に沿ってすべり回転させて作用することができる。
円錐コマ１６の頂点には球状支点１８を有し、また円周
上のキー溝１９と、キー２０によって円錐コマ１６の回
転を防いでいる。円錐コマ１６の円錐面はチューブ１を
押しつぶす状態にセットし、円柱コマ１７の回転によっ
てチューブ１を順次押しつぶし乍ら進み、チューブ１の
内圧の加減作用によってポンプ作用を生じる。図３及び
図５の方式によるポンプ作用において、チューブの交点
を境としてチューブ内圧の減圧から加圧への変換によっ
て起こる脈流は、チューブ交点をオーバラップさせるこ
とで解消させることができる。
【０００６】
【実施例】図６にチューブを円筒コイル状に巻いた場合
の本発明のチューブポンプの構造図を、図７にチューブ
を平面渦巻状に巻いた場合の本発明のチューブポンプの
構造図を示す。
【０００７】
【発明の効果】本発明により次の効果が得られた。 １）脈流が無い。 ２）チューブの損傷が少ない。 ３）チューブのズレが無い。 ４）機構が簡素化、小型化できる。 ５）安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】既存チューブポンプの機構図
【図２】本発明の斜視図
【図３】本発明の作用機構図
【図４】本発明の斜視図
【図５】本発明の作用機構図
【図６】本発明のチューブポンプの構造図
【図７】本発明のチューブポンプの構造図
【符号の説明】
１は チューブ ２は チューブ受け ３は ローラー ４は ローター ５は シャフト ６は 受筒 ７は 引き出し口 ８は 引き出し口 ９は 偏心軸 １０は ローラー １１は 円輪バネ １２は 交点 １３は 円盤受皿 １４は 引き出し口 １５は 引き出し口 １６は 円錐コマ １７は 円柱コマ １８は 球状支点 １９は キー溝 ２０は キー ２１は キャップ ２２は 座板 ２３は 球面滑り軸受 ２４は 固定ネジ ２５は スラスト玉軸受 ２６は 止めネジ ２７は ハウジング ２８は ボールベアリング ２９は モーターシャフト ３０は モーター ３１は 押さえ板 ３２は ピン ３３は 針状コロ軸受 ３４は ベアリング固定ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】チューブを渦巻状またはコイル状に１巻き
    した状態にセットし、作用上エンドレスとしたチューブ
    ポンプ。
  2. 【請求項２】偏心軸９または円錐コマ１６によるチュー
    ブ押しつぶし作用を行うチューブポンプ。
JP35260491A 1991-11-13 1991-11-13 チユーブポンプ Pending JPH05133350A (ja)

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JP35260491A JPH05133350A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 チユーブポンプ

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JPH05133350A true JPH05133350A (ja) 1993-05-28

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JP35260491A Pending JPH05133350A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 チユーブポンプ

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JP (1) JPH05133350A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058506A (ja) * 2000-03-30 2011-03-24 Seiko Epson Corp チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置
JP2017066969A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 日本電産サンキョー株式会社 チューブポンプ

Cited By (3)

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JP2011058506A (ja) * 2000-03-30 2011-03-24 Seiko Epson Corp チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置
JP2012026454A (ja) * 2000-03-30 2012-02-09 Seiko Epson Corp チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置
JP2017066969A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 日本電産サンキョー株式会社 チューブポンプ

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