JPH0513300Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513300Y2 JPH0513300Y2 JP16667387U JP16667387U JPH0513300Y2 JP H0513300 Y2 JPH0513300 Y2 JP H0513300Y2 JP 16667387 U JP16667387 U JP 16667387U JP 16667387 U JP16667387 U JP 16667387U JP H0513300 Y2 JPH0513300 Y2 JP H0513300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw shaft
- flange
- connecting ring
- support ring
- lipstick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 241000238876 Acari Species 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Stackable Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、口紅などの化粧料やクレヨン、糊材
などを繰出して使用する繰出し容器に係るもので
ある。
などを繰出して使用する繰出し容器に係るもので
ある。
〈従来の技術〉
第4図に示す実公昭53−52519号の「細杆状口
紅装置」も1種の繰出し容器であるが、該装置
は、内筒2が外筒1の延長状に長く連結され、該
内筒内に多数重ね合わされた支持体8とその下端
の受体10、底板5によつて口紅7が支持され、
底板に連結した長いねじ杆4が外筒1内のナツト
3に螺合し、外筒を回動することによつて口紅が
上下する構成であり、内筒から突出した最上端の
支持体8からさらに突出した口紅により化粧する
ものである。
紅装置」も1種の繰出し容器であるが、該装置
は、内筒2が外筒1の延長状に長く連結され、該
内筒内に多数重ね合わされた支持体8とその下端
の受体10、底板5によつて口紅7が支持され、
底板に連結した長いねじ杆4が外筒1内のナツト
3に螺合し、外筒を回動することによつて口紅が
上下する構成であり、内筒から突出した最上端の
支持体8からさらに突出した口紅により化粧する
ものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところが使用により口紅が減少すると、該最上
端の支持体を押出し次の支持体を内筒口部に押上
げ係支させて最上端とし、口紅を最初と同様に突
出させて使用するには該押出し、押上げ係支、口
紅の突出のためにその都度ねじ杆を上昇、下降さ
せる回動操作を必要とする。しかも口紅のさらな
る減少により上記のねじり杆は次第に上昇する。
そして押出し排除した支持体内に支持されていた
口紅を次の支持体に支持させる操作中に折曲つた
り、破断することがある。
端の支持体を押出し次の支持体を内筒口部に押上
げ係支させて最上端とし、口紅を最初と同様に突
出させて使用するには該押出し、押上げ係支、口
紅の突出のためにその都度ねじ杆を上昇、下降さ
せる回動操作を必要とする。しかも口紅のさらな
る減少により上記のねじり杆は次第に上昇する。
そして押出し排除した支持体内に支持されていた
口紅を次の支持体に支持させる操作中に折曲つた
り、破断することがある。
又、上記の構成ではデツドスペースが多く容器
全長が長く、各支持体に弾性突条9を附設した構
造であり、成形コストにも影響し、携行にも嵩高
い。
全長が長く、各支持体に弾性突条9を附設した構
造であり、成形コストにも影響し、携行にも嵩高
い。
〈問題点を解決する為の手段〉
本考案は、上記従来の欠点を除去し、回動操作
が少く、容器全長が短寸で使用減少によつても回
動操作、手間、ストロークは変らない構成の繰出
し容器を提供するものであり、その構成は、多段
に重ね合わせた支持環によつて容器本体を構成し
てその筒孔に口紅等の被支持体を収納し、該被支
持体を固着した短寸のねじ軸を操作基部に螺着
し、該操作基部、ねじ軸、支持環を連結環により
一体的に結合して成る、前記被支持体は操作基部
の回動により上下する。
が少く、容器全長が短寸で使用減少によつても回
動操作、手間、ストロークは変らない構成の繰出
し容器を提供するものであり、その構成は、多段
に重ね合わせた支持環によつて容器本体を構成し
てその筒孔に口紅等の被支持体を収納し、該被支
持体を固着した短寸のねじ軸を操作基部に螺着
し、該操作基部、ねじ軸、支持環を連結環により
一体的に結合して成る、前記被支持体は操作基部
の回動により上下する。
〈実施例〉
第1図は本考案の繰出し容器の蓋を外した状態
における一部分解斜視図で、1は操作基部、4は
連結環、5は支持環、6は蓋を示し、第2図の施
蓋状態の縦断面図に示す通り、操作基部1は二重
環状で、内ねじ1bを有する中央部の軸受部1a
にねじ軸2の外ねじ2cを螺着し、その外周の環
状凹部に連結環4を挿嵌している。該連結環4
は、内周面に突条4′を縦設してねじ軸2の鍔縁
2aに設けた凹部2a′と係支してねじ軸2を一体
的に支持するとともに、下位の内向き鍔縁4aが
ねじ軸2の鍔縁2aと係支し、操作基部1は連結
環4に対し回動可能に凹凸嵌合しており連結環4
の外周鍔縁4bは操作基部1の外周壁上端面に係
支している。
における一部分解斜視図で、1は操作基部、4は
連結環、5は支持環、6は蓋を示し、第2図の施
蓋状態の縦断面図に示す通り、操作基部1は二重
環状で、内ねじ1bを有する中央部の軸受部1a
にねじ軸2の外ねじ2cを螺着し、その外周の環
状凹部に連結環4を挿嵌している。該連結環4
は、内周面に突条4′を縦設してねじ軸2の鍔縁
2aに設けた凹部2a′と係支してねじ軸2を一体
的に支持するとともに、下位の内向き鍔縁4aが
ねじ軸2の鍔縁2aと係支し、操作基部1は連結
環4に対し回動可能に凹凸嵌合しており連結環4
の外周鍔縁4bは操作基部1の外周壁上端面に係
支している。
口紅その他の化粧料或はクレパス等の被支持体
3は、ねじ軸2の上端突部2bに係支し一体的に
植立している。
3は、ねじ軸2の上端突部2bに係支し一体的に
植立している。
各支持環5は同大、同形の断面凸状で大径部
5′、小径部5″を構成し、その内側は大径及び小
径の孔を構成し、大径部5′内の孔には下位の支
持環5の小径部5″が嵌合可能に凹凸嵌着し、上
下方向に積重つた各支持環の孔5aが連通して前
記被支持体3を収容する容器本体の筒孔を構成す
る。
5′、小径部5″を構成し、その内側は大径及び小
径の孔を構成し、大径部5′内の孔には下位の支
持環5の小径部5″が嵌合可能に凹凸嵌着し、上
下方向に積重つた各支持環の孔5aが連通して前
記被支持体3を収容する容器本体の筒孔を構成す
る。
又、該各孔5aの高さtは、ねじ軸2のストロ
ークtと同寸に構成されている。各部材はプラス
チツク成形が最も容易である。蓋6は、連結環の
鍔縁4b上に係支するとともに連結環外周と弾性
的に凹凸嵌合する。
ークtと同寸に構成されている。各部材はプラス
チツク成形が最も容易である。蓋6は、連結環の
鍔縁4b上に係支するとともに連結環外周と弾性
的に凹凸嵌合する。
上記の構成に係る繰出し容器の作用は、使用
時、蓋6を外し、連結環4を指先で挟持し、他方
の指先で操作基部1を回動すると連結環4に凹凸
係支したねじ軸2が上昇して口紅等の被支持体3
が連通する孔5a内を上昇し、上端支持環5から
突出して化粧や彩色などができる。使用後は逆回
動により被支持体を降下させる。使用により被支
持体3が減少し、突出しなくなれば上端の支持環
を外すことにより、最初と同じ状態として使用で
き、以後、全く同様にして使用が継続できる。回
動操作に際してはいかなる場合も寸法tを越える
ことはない。
時、蓋6を外し、連結環4を指先で挟持し、他方
の指先で操作基部1を回動すると連結環4に凹凸
係支したねじ軸2が上昇して口紅等の被支持体3
が連通する孔5a内を上昇し、上端支持環5から
突出して化粧や彩色などができる。使用後は逆回
動により被支持体を降下させる。使用により被支
持体3が減少し、突出しなくなれば上端の支持環
を外すことにより、最初と同じ状態として使用で
き、以後、全く同様にして使用が継続できる。回
動操作に際してはいかなる場合も寸法tを越える
ことはない。
第3図は他の実施例を示し、前記実施例と異る
のは、蓋6′を上端支持環にのみ被嵌定着して材
料の軽減を計つていることと支持環の形状をデザ
イン変更した点だけである。該第3図の支持環
は、その上下口端面にへ(山)型部分を設けて成
るから、不要支持環の取り除き時、支持環を摘持
して回動するとへ(山)型部分がカム面を形成し
ているから容易に上向に案内さて取り外せる。
のは、蓋6′を上端支持環にのみ被嵌定着して材
料の軽減を計つていることと支持環の形状をデザ
イン変更した点だけである。該第3図の支持環
は、その上下口端面にへ(山)型部分を設けて成
るから、不要支持環の取り除き時、支持環を摘持
して回動するとへ(山)型部分がカム面を形成し
ているから容易に上向に案内さて取り外せる。
被支持体としては口紅その他の化粧料、チツ
ク、或はクレヨン、糊剤等自由に選択できる。
ク、或はクレヨン、糊剤等自由に選択できる。
〈考案の効果〉
上記の構成、作用に係る本考案の繰出し容器
は、複数の同型支持環を重ね合せて連結環に固定
することにより容器本体を構成し、その連通した
孔内に被支持体を収容し、該積重ね支持環も又、
直接相互に連結するだけで何ら外周を支持、包囲
する部材を要しないから従来品に比し部材が少
い。
は、複数の同型支持環を重ね合せて連結環に固定
することにより容器本体を構成し、その連通した
孔内に被支持体を収容し、該積重ね支持環も又、
直接相互に連結するだけで何ら外周を支持、包囲
する部材を要しないから従来品に比し部材が少
い。
又、被支持体を昇降する手段であるねじ軸も従
来品に比しきわめて短寸であり、しかもナツトを
介することなく、従つて部材が少い上、その取付
け手間も不要である上、該ねじ軸を回動させる操
作基部も従来品のような長寸を要さず、かさが低
いから携帯に便利であり、最初の使用から最後の
支持環に到る迄、常にその回動操作は一定の短い
ストロークであるから迅速で使い勝手がきわめて
良好である。
来品に比しきわめて短寸であり、しかもナツトを
介することなく、従つて部材が少い上、その取付
け手間も不要である上、該ねじ軸を回動させる操
作基部も従来品のような長寸を要さず、かさが低
いから携帯に便利であり、最初の使用から最後の
支持環に到る迄、常にその回動操作は一定の短い
ストロークであるから迅速で使い勝手がきわめて
良好である。
又、被支持体の減少に伴つて取外す支持環が従
来品のような弾性突条を有することのない簡単な
構造の嵌合のみであるから指先で摘んで取外すこ
とができ一々ねじ軸を昇降させて押出し、取り外
し、後続支持環、口紅等の押し上げ、下降、再押
し上げするような複雑な操作を全く要しない。し
かも前記した通りねじ軸のストロークtと支持環
の孔の高さtが等しいから回動操作範囲がtをこ
えることなく操作が迅速であり、デツドスペース
もないコンパクトな構成である上、不要支持環を
取り外しても被支持体は後続支持環から突出して
いないから、操作中誤つて削落したり切断するよ
うなおそれが全くない等、極めて便利で成形、製
作、組立ても簡単容易で材料も少い実益多い繰出
し容器である。
来品のような弾性突条を有することのない簡単な
構造の嵌合のみであるから指先で摘んで取外すこ
とができ一々ねじ軸を昇降させて押出し、取り外
し、後続支持環、口紅等の押し上げ、下降、再押
し上げするような複雑な操作を全く要しない。し
かも前記した通りねじ軸のストロークtと支持環
の孔の高さtが等しいから回動操作範囲がtをこ
えることなく操作が迅速であり、デツドスペース
もないコンパクトな構成である上、不要支持環を
取り外しても被支持体は後続支持環から突出して
いないから、操作中誤つて削落したり切断するよ
うなおそれが全くない等、極めて便利で成形、製
作、組立ても簡単容易で材料も少い実益多い繰出
し容器である。
第1図は、本考案繰出し容器の蓋を外した状態
の一部分解斜視図、第2図は、同上施蓋状態の半
縦断面図、第3図は、同上他の実施例の半縦断面
図、第4図は、従来例の縦断面図である。 1……操作基部、1a……軸受部、2……ねじ
軸、2a,4a……鍔縁、3……被支持体、4…
…連結環、5……支持環、5a……孔。
の一部分解斜視図、第2図は、同上施蓋状態の半
縦断面図、第3図は、同上他の実施例の半縦断面
図、第4図は、従来例の縦断面図である。 1……操作基部、1a……軸受部、2……ねじ
軸、2a,4a……鍔縁、3……被支持体、4…
…連結環、5……支持環、5a……孔。
Claims (1)
- 互いに着脱可能に嵌合し、積重ねられて被支持
体収容用の連通孔を形成する複数の同型支持環
と、積重支持環の下端支持環を嵌着支持する連結
環と、該連結環下端寄りの内向き鍔縁上面に係支
する鍔縁を有し、中心部の上端突部と該鍔縁によ
つて抜け止め状に口紅などの化粧料その他の被支
持体を前記連通孔内に立設し、該鍔縁下部に外ね
じを有して成るねじ軸と、該ねじ軸を昇降可能に
螺着する軸受部を中央に立設し、その外周環状部
内に前記連結環を挿嵌係支して回動のみ可能な操
作基部とから成り、該ねじ軸のストロークと、連
通孔を構成する単位支持環の孔の高さを同寸と
し、常時操作基部の回動によるストロークを一定
小範囲として成ることを特徴とする繰出し容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16667387U JPH0513300Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16667387U JPH0513300Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0169414U JPH0169414U (ja) | 1989-05-09 |
JPH0513300Y2 true JPH0513300Y2 (ja) | 1993-04-08 |
Family
ID=31454271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16667387U Expired - Lifetime JPH0513300Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513300Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP16667387U patent/JPH0513300Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0169414U (ja) | 1989-05-09 |
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