JPH0513297U - 壁掛け容器 - Google Patents

壁掛け容器

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JPH0513297U
JPH0513297U JP7062491U JP7062491U JPH0513297U JP H0513297 U JPH0513297 U JP H0513297U JP 7062491 U JP7062491 U JP 7062491U JP 7062491 U JP7062491 U JP 7062491U JP H0513297 U JPH0513297 U JP H0513297U
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container
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清 名児耶
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Marna Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁掛け容器として、狭い設置空間に対応でき
る形状にすることにより、開閉操作を規制されないよう
にし、しかも壁からの着脱が自在となるようにすること
を目的とする。 【構成】 底板3の両端部に係止孔6を夫々開設すると
共に、夫々のこの係止孔6のやや中央よりに保持孔7を
夫々開設した容器本体1と、容器本体1の一側に蝶番連
結される蓋体11と、背面に、何れか一方の保持孔7に
嵌入係止できる保持片21を突設し、容器本体1内に着
脱自在に収納される中容器18と、容器本体1の背面か
ら何れか一方の前記係止孔6に係止でき、家屋の壁面に
装着される保持体23とから構成され、容器本体を上下
姿勢で壁に装着する場合、上下方向を簡単に替えること
ができるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トイレ等の狭い空間の壁面に設置される壁掛け容器の構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレや洗面所、浴室や浴槽等は、常に清潔さを保って清掃しておかなければ ならず、この清掃のための用具が多々開発されている。 この用具として最も一般的なものは水洗用のブラシであって、トイレ、洗面所 、浴室等の片隅に常備されている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 しかしながら、この種の用具は、殆どの場合スペースの狭い床隅に設置されて いることが多く、そのため邪魔になったり、体裁の悪いものになっていた。
【0004】 このような観点から、トイレ等の家屋の壁面にこれ等の用具を吊り下げておく ことが考えられているが、この場合も決して外観体裁の良いものとはいえない。 そこで例えばブラシ等を所定の容器内に収納し、その容器を壁に吊り下げるこ とが行われている。
【0005】 しかしながら、この種の容器は、当然ながら容器本体部分と蓋体部分とから構 成され、蓋体の開閉が容易で且つ閉じた状態での姿勢を確実に維持できるように しなければならない。
【0006】 処が、トイレ等の室内のレイアウト、使用勝手は、夫々の家庭で異なっており 、従って上記した容器をどこに設置するかは、需要者の都合に左右される。それ 故に、上記容器を画一的な規格品としてしまうと、極めて使いにくいものになり 、種々の事情に対応したよう規制品を多数提供するとなると大量生産が望めない ために、個々の単価が上昇してしまう。
【0007】 更には、ブラシ等は使用に従って汚れるものであり、その汚れたブラシを収納 する容器もまた汚れる。従って、この容器を定期的に清掃しなければならないが 、壁に固定した状態であるとこの清掃が困難であることも明かである。
【0008】 本考案は、上述した従来の不満点を解消し、要求に応えるべく考案された壁掛 け容器であって、狭い設置空間に対応できる形状にすることにより、開閉操作を 規制されないようにし、しかも壁からの着脱が自在となるようにすることを目的 とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の壁掛け容器は、底板の両端部に係止孔を夫々開設すると共に、夫々の この係止孔のやや中央よりに保持孔を夫々開設した容器本体と、この容器本体の 一側に蝶番連結される蓋体と、背面に、容器本体の何れか一方の保持孔に嵌入係 止できる保持片を突設し、容器本体内に着脱自在に収納される中容器と、容器本 体の背面から何れか一方の係止孔に係止でき、家屋の壁面に装着される保持体と 、から構成される。
【0010】
【作用】
上述した構成とした結果、壁掛け容器は、家屋の壁面に装着される保持体を容 器本体の係止孔に係止させることにより保持される。この場合、保持体の容器本 体に対する係止は、容器を上下にした姿勢で上位の係止孔に行われる。 そして、容器本体内に収納される中容器は、その保持片を下位の保持孔に嵌入 係止し、収納状態を安定させ、蓋体を閉めるのである。
【0011】 しかしながら、蓋体の開閉方向が固定化されていると、設置箇所によっては、 蓋体が側方の壁等に衝突してしまって円滑さを欠く場合がでてくる。つまり、例 えば蓋体が左開きであるにも拘らず、容器の左側に障害物があるような場合であ る。このような場合であっても、その位置での右側は蓋体の開きスペースがある のであれば、蓋体が右開きとなるようにすれば良い。
【0012】 それ故に、容器全体を上下に反転させれば良い。即ち、容器本体の底板の上下 両端部には夫々係止孔が開設され、夫々のこの係止孔のやや中央よりには夫々保 持孔が開設されているので、容器全体を上下に反転させても、保持体による家屋 の壁面への装着、及び容器本体内への中容器の収納は、何ら支障なく達成される ことになる。
【0013】 また、容器全体を家屋の壁面から外すことも、容器本体内から中容器を取外す ことも自在であるので、これ等の清掃が極めて簡単なものになる。
【0014】
【実施例】
合成樹脂で成形される容器本体1は、側板2、底板3、端板4から構成される 薄箱形状であって、容器本体1を上下に縦の姿勢とした場合、底板3の中央部に は、端板4近傍から上下に幅広の膨出条5が内方に膨出する形態で形成され、底 板3の膨出条5部分の上下の両端部に係止孔6を夫々貫通開設すると共に、夫々 のこの係止孔6のやや中央よりに保持孔7を夫々貫通開設した構成であり、係止 孔6は、中央部が幅広となった長孔形状、保持孔7は、端板4方向が幅狭となっ た四角孔形状である。
【0015】 上下の両端板4の内面にあって、一方の側板2との連続部分には、側板2から 底板3の一部にかけて湾曲する条状の肉厚部8が奥行き方向に沿って形成され、 この肉厚部8の側板2側である基端には上下方向に沿って軸孔9が開設され、底 板3側である先端には上下方向に沿って係止条10が突設されている。
【0016】 蓋体11は、略かまぼこ形状の頂板13の上下両端に端板12を連設した構成 で、一方側の頂板13外面の中央部には把手片14が突設され、他方側側に於け る両端板12の内面には、容器本体1と蝶番連結するための連結片15が夫々突 出固定される。
【0017】 連結片15は、直線状の主体部15aと、この主体部15aの先端に反転して 連続する湾曲した先端部15bとから構成され、先端部15bを頂板13の他方 側外方に突出する形態にして端板12の内面に固定することにより、蓋体11に 装着される。
【0018】 そして、蓋体11の上位に固定される連結片15の先端部15bの上面、及び 蓋体11の下位に固定される連結片15の先端部15bの下面にあって、夫々の 先端には軸ピン16が突設され、且つ、主体部15aとの連続部近傍には、主体 部15aに平行に係止溝17が刻設される。
【0019】 容器本体1と蓋体11との組付けは、連結片15の軸ピン16を容器本体1の 軸孔9に軸支させることにより達成する。 この状態で蓋体11を閉じるために回動させると、連結片15もまた軸ピン1 6を軸にして変位し、主体部15aと先端部15bとの連続部が容器本体1の底 板3近傍に位置し、容器本体1の膨出条5の係止条10に当接する。
【0020】 この当接にも拘らず更に蓋体11を閉じるために回動させると、連結片15は 多少の抵抗を受けながらも係止条10を乗り越え、係止条10が係止溝17に係 止して安定した状態になる。即ち、この係止条10と係止溝17との係止によっ て、容器本体1に対する蓋体11の閉鎖が維持されるのである。
【0021】 次に、中容器18は有底筒形状であって、前部壁が大きく切り欠かれ、容器本 体1と蓋体11との組合わせ物の下部内に収納される。 中容器18の後壁部にあって、内面中央には上端から上下に嵌入溝19が刻設 され、嵌入溝19の上端は幅広となっていて段部20が形成される。
【0022】 また、中容器18の後壁部の背面にあって、中央には、保持片21が突設され 、この保持片21を中心にして一対の位置決め条22が上下に突設されている。 一対の位置決め条22の相互間隔は、容器本体1の膨出条5の幅に等しく、容 器本体1内に中容器18を収納した際、保持片21が容器本体1の下位の保持孔 7に嵌入係止し、膨出条5が一対の位置決め条22の間に位置して収納姿勢を安 定させる。
【0023】 次に、家屋の壁面に装着される保持体23は、容器本体1の背面から係止孔6 に嵌入係止する係止ピン24を突設した板体であり、図1にあって符号23aで 示した保持体23は、板体を壁に接着固定するなり、螺子止め固定するものであ り、符号23bで示した保持体23は、吸盤構造として吸着できるようにしたも のである。
【0024】 さて、中容器18に収納される掃除具には種々のものが考えられるが、図示し た実施例はブラシ体25である。ブラシ体25は、柄26の先端にブラシ部28 としてスポンジや布、ゴム等の弾材等を装着した構成で、ブラシ部28が中容器 18内に収納され、且つその状態で柄26が容器本体1内に収納できる程度の大 きさである。
【0025】 ブラシ体25を中容器18内に収納した際、その姿勢を安定させるべく、柄2 6の先端部が中容器18の嵌入溝19内に上方から嵌入係止できるようにする。 従って、柄26は少なくとも先端部を断面四角形状とするのが望ましく、それ故 に嵌入溝19の幅は、柄26の先端部の幅に対応している。
【0026】 更に、柄26の先端部の両側には突起27が突設され、前記したように柄26 の先端部を中容器18の嵌入溝19内に上方から嵌入係止した際に、この両突起 27が嵌入溝19上端の段部20に当接する。 そして、中容器18の大きさとの相対的な問題であるが、突起27の下端とブ ラシ部28の先端との間の長さは、段部20と中容器18の底面との間の長さよ りも小さい。
【0027】 その結果、ブラシ体25を中容器18内に収納して両突起27を段部20に当 接させると、ブラシ体25は吊り下がり状態となり、ブラシ部28の先端が浮き 上がって、ブラシ部28の先端と中容器18の底面との間に間隙が形成されるこ とになる。このように、ブラシ部28の先端を中容器18の底面に当接しないよ うにすることにより、ブラシ部28の水分を切ることができるのである。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の壁掛け容器は、家屋の壁面に簡単に保持させるこ とができ、中容器も安定した姿勢で収納することができる。 そして、壁面に係止させるために開設された係止孔、及び中容器を保持するた めに開設された保持孔は、夫々容器本体の両端部に一対ずつ設けられているので 、容器本体に組付けられた蓋体の開き方向が不都合であるような場合、容器全体 を上下に反転させれば、蓋体の開き方向を反対側にすることができ、中容器の組 み替えも容易に達成することができる。 更には、容器全体の壁面から着脱、及び容器本体内からの中容器の着脱も自在 であり、これ等の清掃が極めて簡単なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の壁掛け容器の分解斜視図である。
【図2】組立てた状態の斜視図である。
【図3】蝶番部分を示す部分的な拡大平面図である。
【図4】容器本体の端板の内面要部を示す拡大正面図で
ある。
【図5】蓋体を閉じた状態の蝶番部分を示す部分的な拡
大平面断面図である。
【図6】蓋体を閉じた状態の蝶番部分を示す部分的な拡
大正面断面図である。
【図7】中容器の背面図である。
【図8】容器本体と中容器とを組合せた状態の断面図で
ある。
【図9】中容器とブラシ体との相互関係を示す一部断面
正面図である。
【符号の説明】
1;容器本体、3;底板、4;端板、5;膨出条、6;
係止孔、7;保持孔、9;軸孔、10;係止条、11;
蓋体、12;端板、15;連結片、16;軸ピン、1
7;係止溝、18;中容器、21;保持片、23;保持
体、24;係止ピン、25;ブラシ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板(3)の両端部に係止孔(6)を夫
    々開設すると共に、夫々の該係止孔(6)のやや中央よ
    りに保持孔(7)を夫々開設した容器本体(1)と、 該容器本体(1)の一側に蝶番連結される蓋体(11)
    と、 背面に、何れか一方の前記保持孔(7)に嵌入係止でき
    る保持片(21)を突設し、前記容器本体(1)内に着
    脱自在に収納される中容器(18)と、 前記容器本体(1)の背面から何れか一方の前記係止孔
    (6)に係止でき、家屋の壁面に装着される保持体(2
    3)と、 から成る壁掛け容器。
JP1991070624U 1991-08-09 1991-08-09 壁掛け容器 Expired - Lifetime JPH0715520Y2 (ja)

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JP1991070624U JPH0715520Y2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 壁掛け容器

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JP1991070624U JPH0715520Y2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 壁掛け容器

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JPH0513297U true JPH0513297U (ja) 1993-02-23
JPH0715520Y2 JPH0715520Y2 (ja) 1995-04-12

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63112900U (ja) * 1987-01-17 1988-07-20
JPH02134100U (ja) * 1989-04-17 1990-11-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63112900U (ja) * 1987-01-17 1988-07-20
JPH02134100U (ja) * 1989-04-17 1990-11-07

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Effective date: 19951003