JPH05132136A - 水流式固形物切り出し装置 - Google Patents

水流式固形物切り出し装置

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JPH05132136A
JPH05132136A JP29321891A JP29321891A JPH05132136A JP H05132136 A JPH05132136 A JP H05132136A JP 29321891 A JP29321891 A JP 29321891A JP 29321891 A JP29321891 A JP 29321891A JP H05132136 A JPH05132136 A JP H05132136A
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water
solid matter
solid material
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flow path
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JP29321891A
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Hitoshi Iwata
均 岩田
Katsuaki Nanba
克章 難波
Yoshitaka Mikata
義孝 見方
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Kinsuke Yoshida
金輔 吉田
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House Foods Corp
Yamato Scale Co Ltd
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Yamato Scale Co Ltd
House Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水に入れた固形物、例えばしらたき、春雨、切
り干し大根、長ひじき、もやし等を所定量に分割する、
すなわち切り出しする水流式固形物切り出し装置を提供
することである。 【構成】固形物投入部と、環状流路と、該環状流路の外
側に設けられた複数の切り出し口とを備えた水流式固形
物切り出し装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水に入れた固形物、例
えばしらたき、春雨、切り干し大根、長ひじき、もやし
等を所定量に分割する、すなわち切り出しする水流式固
形物切り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記固形物の切り出しは、固形物
が機械的に扱うことが困難であることや、絡みやすいこ
と等により、手作業により行われいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手作業による
固形物の切り出しは、効率が悪く、作業環境もよくない
問題がある。また、この手作業には、所望量をすばやく
切り出すためには熟練を要する問題もあった。本発明は
従来の固形物の切り出しに関するこのような問題に鑑み
てなされたものであって、全く手作業を必要とせず、ま
た連続的かつ効率的に切り出しを行うことができる水流
式固形物切り出し装置を提供することを目的とする。本
発明はさらに、操作に熟練を要せず容易に高精度の固形
物の切り出しを行うことができる水流式固形物切り出し
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、固形物投入部
と、環状流路と、該環状流路の外側に設けされた複数の
切り出し口とを備えたことを特徴とする水流式固形物切
り出し装置である。
【0005】
【作用および効果】本発明によれば、投入された固形物
は環状流路において絡みが解かれ、水と一緒に固形物が
切り出し口に供給されるから、連続的かつ効率的に切り
出しを行うことができ、操作にも特別な熟練を要しない
利点を有する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例の水流式固形物切り出
し装置を図に基づいて説明する。水流式固形物切り出し
装置1は、図1に示すように、中央部の固形物投入部2
と、その周囲の環状流路4と、環状流路4の外側に設け
られた複数の切り出し口6と、固形物投入部2と環状流
路4とを放射方向で僅かに環状流路4の流れ方向に傾斜
して連結する連絡流路8とを有する。
【0007】固形物投入部2は、図2に示すように、底
部に、傘形の回転部材14がモーター16によって回転
可能に配置されている。該回転部材により、水を一定方
向に循環させることができるが、環状流路の側部、或い
は底部にノズルを設け、該ノズルから水を特定方向に吹
き出すことにより、環状流路の水を一定方向に循環させ
ることもできる。固形物投入部2の上方には、固形物O
を搬送して投入するためのコンベヤ10と、コンベヤ1
0から投入される固形物Oに水をかけるための水噴射口
12が配置されている。尚、本発明において、固形物投
入部は、図に示したように水中に存在させなくてもよ
く、水上部に位置させ、そこから環状流路に固形物を供
給してもよい。又、固形物投入部を環状流路の中心部に
位置させることにより固形物を環状流路に均等に分散供
給させることができ好ましい。
【0008】切り出し口6は、内側ゲート20と外側ゲ
ート22とを有し、それぞれがエアシリンダ18に連結
されている。内側ゲート20と外側ゲート22の下方に
は、水抜きネット24付き供給バケット26と、水抜き
ネット24を通過した水を受ける水回収樋28と、切り
出された固形物Oの重量を測定するための計量バケット
32とが配置されている。計量バケット32の下方に
は、全ての計量バケット32から排出される固形物Oを
集合させる集合シュート36が配置されている。
【0009】供給バケット26の底部には揺動可能な排
出ゲート25があって、供給バケット26に固形物Oと
一緒に投入された水が水抜きネット24によって排除さ
れると、排出ゲート25が開放となり、固形物Oを計量
バケット32に供給する。計量バケット32の排出ゲー
ト34も揺動することによって開閉可能である。計量バ
ケット32は供給された固形物Oを計量する。その計量
値によって、制御装置(図示せず)は予め定められた重
量に等しいか最も近い組合せ重量を決定し、その組合せ
重量を決定している計量バケットの排出ゲート34を開
放し集合シュートに排出する。
【0010】水回収樋28は、ポンプPを有する管路6
0によって水噴射口12に連通されている。管路60
は、環状流路4に新しい水を供給するために、バルブ6
4を介して新水源62に連通されている。環状流路4に
は、図7及び8に示すように、固形物Oとの当接によっ
て揺動する櫛部材50が配置されている。櫛部材50の
揺動角度は、揺動角度検出器52によって検出される。
【0011】次に、上記構成の水流式固形物切り出し装
置1の作動について説明する。回転駆動させられたコン
ベヤ10に固形物Oが供給され、固形物Oは固形物投入
部2落下する。コンベヤ10による固形物Oの供給量
は、制御装置(図示せず)によって、揺動角度検出器5
2の出力に基づいて演算される環状流路4内の固形物O
の量に対応して制御される。固形物Oは、固形物投入部
2において水噴射口12から噴射された水及び回転部材
14によって絡みのある部分が解かれる。
【0012】固形物Oは、固形物投入部2から連絡流路
8を通って環状流路4に入るが、この際に連絡流路8か
ら来た固形物Oと環状流路4で流れていた固形物Oとが
衝突して固形物Oの絡みが解ける。環状流路4の固形物
Oのあるものは水と一緒に開放された切り出し口6に入
る。一方、環状流路4の固形物Oは櫛部材50を揺動さ
せ、環状流路4内の固形物Oの量が検出され、これに基
づいてコンベヤ10の供給量が制御される。
【0013】切り出し口6は、図3に示すように、最初
に、エアシリンダ18の作動により内側ゲート20が開
放となり、ある量の固形物Oが水と一緒に内側ゲート2
0と外側ゲート22の間に入る。次に、図4に示すよう
に、エアシリンダ18の作動により内側ゲート20が閉
鎖され、内側ゲート20と外側ゲート22との間の固形
物Oと環状流路4内の固形物Oとが分離される。
【0014】次に、図5に示すように、エアシリンダ1
8の作動により外側ゲート22が開放となり、内側ゲー
ト20と外側ゲート22との間の上記固形物Oが供給バ
ケット26内に落下する。供給バケット26では、図6
に示すように、水は水抜きネット24の作用によって水
回収樋28に落ちる。同時に、エアシリンダ18の作動
により外側ゲート22が閉鎖される。
【0015】供給バケット26の水がほぼ無くなると、
排出ゲート25が揺動して開放となり、固形物Oは計量
バケット32に入る。計量バケット32は供給された固
形物Oを計量する。バケット32は供給された固形物O
を計量する。その計量値によって、制御装置(図示せ
ず)は予め定められた重量に等しいか最も近い組合せ重
量を決定し、その組合せ重量を決定している計量バケッ
トの排出ゲート34を開放し集合シュートに排出する。
【0016】固形物投入部2の底部の他の実施例は、図
9に示すように、底面を山形に形成し、その中心部分に
水噴射部100を形成してなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の水流式固形物切り出し装置の
平面図である。
【図2】図1の線AーAに沿った断面図である。
【図3】切り出し口の内側ゲートのみが開放した状態の
断面図である。
【図4】切り出し口の外側ゲート及び内側ゲートが閉鎖
した状態の断面図である。
【図5】切り出し口の外側ゲートのみが開放した状態の
断面図である。
【図6】切り出し口の外側ゲート及び内側ゲートが閉鎖
した状態の断面図である。
【図7】固形物が存在しない時の櫛部材近傍の断面図で
ある。
【図8】固形物が存在する時の櫛部材近傍の断面図であ
る。
【図9】固形物投入部の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
O 固形物 1 水流式固形物切り出し装置 2 固形物投入部 4 環状流路 6 切り出し口 8 連絡流路 10 コンベヤ 12 水噴射口 20 内側ゲート 22 外側ゲート 26 供給バケット 28 水回収樋 32 計量バケット 36 集合シュート 50 櫛部材 52 揺動角度検出器
フロントページの続き (72)発明者 見方 義孝 兵庫県明石市茶園場町5番22号 大和製衡 株式会社内 (72)発明者 山本 宏 兵庫県明石市茶園場町5番22号 大和製衡 株式会社内 (72)発明者 吉田 金輔 兵庫県明石市茶園場町5番22号 大和製衡 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形物投入部と、環状流路と、該環状流
    路の外側に設けられた複数の切り出し口とを備えたこと
    を特徴とする水流式固形物切り出し装置。
  2. 【請求項2】 環状流路が、固形物投入部の周囲に設け
    られている請求項1記載の水流式固形物切り出し装置。
  3. 【請求項3】 上記固形物投入部が、環状流路と連結す
    る連結流路を備えている請求項1記載の水流式固形物切
    り出し装置。
  4. 【請求項4】 上記固形物投入部が、底部に傘形の回転
    部材を有する請求項1記載の水流式固形物切り出し装
    置。
  5. 【請求項5】 上記固形物投入部が、底部を傘形に形成
    し、その中央部に水噴射部を設けた請求項1記載の水流
    式固形物切り出し装置。
  6. 【請求項6】 上記切り出し口が、内側ゲート及び外側
    ゲートを有する請求項1記載の水流式固形物切り出し装
    置。
  7. 【請求項7】 上記切り出し口が、その下方に水抜きネ
    ット付き受け器及び計量バケットを有する請求項1記載
    の水流式固形物切り出し装置。
  8. 【請求項8】 上記環状流路が、固形物によって揺動さ
    せられる櫛部材及び櫛部材の揺動角度を検出する揺動角
    度検出器を有する請求項1記載の水流式固形物切り出し
    装置。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57141929U (ja) * 1981-02-26 1982-09-06
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JPS5891584U (ja) * 1981-12-13 1983-06-21 三菱重工業株式会社 粉粒体貯留槽
JPS62155400A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 Jgc Corp スラリ−均等分配装置
JPH0215864U (ja) * 1988-07-14 1990-01-31

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