JPH05131614A - 枚葉紙用多色フレキソ印刷機 - Google Patents
枚葉紙用多色フレキソ印刷機Info
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- JPH05131614A JPH05131614A JP31967091A JP31967091A JPH05131614A JP H05131614 A JPH05131614 A JP H05131614A JP 31967091 A JP31967091 A JP 31967091A JP 31967091 A JP31967091 A JP 31967091A JP H05131614 A JPH05131614 A JP H05131614A
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- Japan
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- ink
- printing
- sheet
- printing unit
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41P—INDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
- B41P2200/00—Printing processes
- B41P2200/10—Relief printing
- B41P2200/12—Flexographic printing
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 版の製作が容易で、印刷インキの量が適切で
発色効果に優れた簡便な多色印刷機を提供する。 【構成】 第1の圧胴3に臨ませて第1のインキで印刷
する第1印刷ユニット6を設けるとともに、この下流側
に第1乾燥ユニット7を設け、その下流側に第2のイン
キで印刷する第2印刷ユニット8と第2乾燥ユニット9
を順に設け、渡し胴4を介して枚葉紙を受ける第2圧胴
5に臨ませて第3のインキで印刷する第3印刷ユニット
10と第3乾燥ユニット11を順に設ける。
発色効果に優れた簡便な多色印刷機を提供する。 【構成】 第1の圧胴3に臨ませて第1のインキで印刷
する第1印刷ユニット6を設けるとともに、この下流側
に第1乾燥ユニット7を設け、その下流側に第2のイン
キで印刷する第2印刷ユニット8と第2乾燥ユニット9
を順に設け、渡し胴4を介して枚葉紙を受ける第2圧胴
5に臨ませて第3のインキで印刷する第3印刷ユニット
10と第3乾燥ユニット11を順に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枚葉紙に多色印刷する
フレキソ印刷機に関するものである。
フレキソ印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフレキソ印刷機は、主として段ボ
ール紙など包材の印刷用として開発され、送りにはコロ
システムを用いていた。また、多色印刷機には、オフセ
ット印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷などがある。
ール紙など包材の印刷用として開発され、送りにはコロ
システムを用いていた。また、多色印刷機には、オフセ
ット印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フレキソ印刷機は、送りがコロシステムなので咬や針等
の見当装置の精度が期待できないし、オフセット印刷と
比較すると印刷インキの盛り量が多いのでタックが生じ
易い。したがって、写真製版や多色印刷の様な精密印刷
はできなかった。また、オフセット印刷は、見当精度が
良好であるが、印刷インキ盛り量が少ないので、発色効
果が低く、インキとして顔料や染料のビヒクルが限定さ
れてしまい、汎用インキを使用できない。スクリーン印
刷は、紙の厚さに拘らず使用でき、また、ビヒクルが限
定されることもないが、印刷インキ量が過大であり、コ
ントロールが困難で単色印刷となり、多色化が困難であ
る。グラビア印刷は、印刷インキの盛り量も適切であっ
て印刷機能自体は優れているが、版を製作する作業が他
の方式の製版に比較して遥かに煩雑であり、コストが他
の印刷よりも高い。
フレキソ印刷機は、送りがコロシステムなので咬や針等
の見当装置の精度が期待できないし、オフセット印刷と
比較すると印刷インキの盛り量が多いのでタックが生じ
易い。したがって、写真製版や多色印刷の様な精密印刷
はできなかった。また、オフセット印刷は、見当精度が
良好であるが、印刷インキ盛り量が少ないので、発色効
果が低く、インキとして顔料や染料のビヒクルが限定さ
れてしまい、汎用インキを使用できない。スクリーン印
刷は、紙の厚さに拘らず使用でき、また、ビヒクルが限
定されることもないが、印刷インキ量が過大であり、コ
ントロールが困難で単色印刷となり、多色化が困難であ
る。グラビア印刷は、印刷インキの盛り量も適切であっ
て印刷機能自体は優れているが、版を製作する作業が他
の方式の製版に比較して遥かに煩雑であり、コストが他
の印刷よりも高い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、積載した枚葉紙を一枚宛送出する給紙
装置と、第1のインキを入れたインキパンと、該インキ
パン内に下端を臨ませて設けたファンチングロールと、
圧胴の表面に接触可能な状態で設けられ、第1のインキ
を表面の版に受けて圧胴との間を通過する枚葉紙に印刷
する版胴と、該版胴とファンチングロールとの間に設け
られ、ファンチングロール側から版胴側へインキを均し
ながら供給するコーチングロールとを有する第1印刷ユ
ニットと、第1印刷ユニットの下流側に配設されて第1
印刷ユニットにより印刷した枚葉紙のインキを乾燥する
第1乾燥ユニットと、第1乾燥ユニットの下流側に配設
されて、第1のインキとは異なる色彩の第2のインキを
入れたインキパンと、該インキパン内に下端を臨ませて
設けたファンチングロールと、圧胴の表面に接触可能な
状態で設けられ、第2のインキを表面の版に受けて圧胴
との間を通過する枚葉紙に印刷する版胴と、該版胴とフ
ァンチングロールとの間に設けられ、ファンチングロー
ル側から版胴側へインキを均しながら供給するコーチン
グロールとを有する第2印刷ユニットと、第2印刷ユニ
ットの下流側に配設されて第2印刷ユニットにより印刷
した枚葉紙のインキを乾燥する第2乾燥ユニットと、を
備えたことを特徴とするものである。
案されたもので、積載した枚葉紙を一枚宛送出する給紙
装置と、第1のインキを入れたインキパンと、該インキ
パン内に下端を臨ませて設けたファンチングロールと、
圧胴の表面に接触可能な状態で設けられ、第1のインキ
を表面の版に受けて圧胴との間を通過する枚葉紙に印刷
する版胴と、該版胴とファンチングロールとの間に設け
られ、ファンチングロール側から版胴側へインキを均し
ながら供給するコーチングロールとを有する第1印刷ユ
ニットと、第1印刷ユニットの下流側に配設されて第1
印刷ユニットにより印刷した枚葉紙のインキを乾燥する
第1乾燥ユニットと、第1乾燥ユニットの下流側に配設
されて、第1のインキとは異なる色彩の第2のインキを
入れたインキパンと、該インキパン内に下端を臨ませて
設けたファンチングロールと、圧胴の表面に接触可能な
状態で設けられ、第2のインキを表面の版に受けて圧胴
との間を通過する枚葉紙に印刷する版胴と、該版胴とフ
ァンチングロールとの間に設けられ、ファンチングロー
ル側から版胴側へインキを均しながら供給するコーチン
グロールとを有する第2印刷ユニットと、第2印刷ユニ
ットの下流側に配設されて第2印刷ユニットにより印刷
した枚葉紙のインキを乾燥する第2乾燥ユニットと、を
備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】給紙装置が積載した枚葉紙を取り出して圧胴に
供給すると、第1印刷ユニットの作用により版胴の版が
第1のインキにより当該枚葉紙に印刷し、印刷された枚
葉紙は第1乾燥ユニットにより乾燥され、その下流側で
第2印刷ユニットの作用により版胴の版が第2のインキ
により印刷し、印刷された枚葉紙は第2乾燥ユニットに
より乾燥される。
供給すると、第1印刷ユニットの作用により版胴の版が
第1のインキにより当該枚葉紙に印刷し、印刷された枚
葉紙は第1乾燥ユニットにより乾燥され、その下流側で
第2印刷ユニットの作用により版胴の版が第2のインキ
により印刷し、印刷された枚葉紙は第2乾燥ユニットに
より乾燥される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。枚葉紙用多色フレキソ印刷機1は、図1に示す
ように、積載した枚葉紙を一枚宛送出する給紙装置2を
一側に配設し、該給紙装置2の下流側に給紙装置2から
供給された枚葉紙をグリップした状態で回転する第1の
圧胴3を設け、その下流側に第1の圧胴3から受け渡さ
れた枚葉紙をグリップした状態で回転する第1の渡し胴
4を設け、その下流側に該渡し胴4を介して搬送された
枚葉紙をグリップして回転する第2の圧胴5を設け、上
記第1の圧胴3に臨ませて第1印刷ユニット6を設ける
とともに、第1印刷ユニット6の下流側に第1乾燥ユニ
ット7を設け、第1乾燥ユニット7の下流側に第2印刷
ユニット8と第2乾燥ユニット9を順に設け、第2圧胴
5に臨ませて第3印刷ユニット10、第3乾燥ユニット
11、第4印刷ユニット12、第4乾燥ユニット13を
順に設け、その下流側に第2圧胴5から受け渡された枚
葉紙をグリップした状態で回転する第2の渡し胴14を
設けるとともに、該渡し胴14の下流に第3圧胴15を
設け、該圧胴15に臨ませて特色印刷ユニット16、第
5乾燥ユニット17、トップコートユニット18を設
け、第3圧胴15から離脱した枚葉紙を集積装置19ま
で搬送する搬送装置20の途中に最終乾燥ユニット21
を設けてある。
明する。枚葉紙用多色フレキソ印刷機1は、図1に示す
ように、積載した枚葉紙を一枚宛送出する給紙装置2を
一側に配設し、該給紙装置2の下流側に給紙装置2から
供給された枚葉紙をグリップした状態で回転する第1の
圧胴3を設け、その下流側に第1の圧胴3から受け渡さ
れた枚葉紙をグリップした状態で回転する第1の渡し胴
4を設け、その下流側に該渡し胴4を介して搬送された
枚葉紙をグリップして回転する第2の圧胴5を設け、上
記第1の圧胴3に臨ませて第1印刷ユニット6を設ける
とともに、第1印刷ユニット6の下流側に第1乾燥ユニ
ット7を設け、第1乾燥ユニット7の下流側に第2印刷
ユニット8と第2乾燥ユニット9を順に設け、第2圧胴
5に臨ませて第3印刷ユニット10、第3乾燥ユニット
11、第4印刷ユニット12、第4乾燥ユニット13を
順に設け、その下流側に第2圧胴5から受け渡された枚
葉紙をグリップした状態で回転する第2の渡し胴14を
設けるとともに、該渡し胴14の下流に第3圧胴15を
設け、該圧胴15に臨ませて特色印刷ユニット16、第
5乾燥ユニット17、トップコートユニット18を設
け、第3圧胴15から離脱した枚葉紙を集積装置19ま
で搬送する搬送装置20の途中に最終乾燥ユニット21
を設けてある。
【0007】給紙装置2は、枚葉紙を一枚宛送出する機
能を備えていればどのような構造のものでもよいが、図
面に示すものは、載置部22に積載した枚葉紙を一枚宛
取り出して搬送装置を介して第1圧胴3に供給するよう
にしてある。
能を備えていればどのような構造のものでもよいが、図
面に示すものは、載置部22に積載した枚葉紙を一枚宛
取り出して搬送装置を介して第1圧胴3に供給するよう
にしてある。
【0008】第1圧胴3は、公知のグリップ機構により
枚葉紙の縁を挟んだ状態で回転するもので、図面に示す
ものは、給紙装置2から供給された枚葉紙の縁を爪部材
(図示せず)により挟んで回転搬送し、所定位置まで搬
送すると爪部材が枚葉紙の縁を放して渡し胴に渡すよう
にしてある。なお、第2圧胴5および第3圧胴15も第
1圧胴3と同様の構成で、渡し胴から受けた枚葉紙を爪
部材により挟んだ状態で回転搬送するようにしてある。
枚葉紙の縁を挟んだ状態で回転するもので、図面に示す
ものは、給紙装置2から供給された枚葉紙の縁を爪部材
(図示せず)により挟んで回転搬送し、所定位置まで搬
送すると爪部材が枚葉紙の縁を放して渡し胴に渡すよう
にしてある。なお、第2圧胴5および第3圧胴15も第
1圧胴3と同様の構成で、渡し胴から受けた枚葉紙を爪
部材により挟んだ状態で回転搬送するようにしてある。
【0009】第1印刷ユニット6は、図2に示すよう
に、第1のインキ(例えば赤色インキ)を入れたインキ
パン23と、該インキパン23内の下端を臨ませて設け
たファンチングロール24と、表面をファンチングロー
ル24の表面に接触させて設けたコーチングロール25
と、表面に設けた版をコーチングロール25の表面と圧
胴3の表面に接触可能な状態で設けた版胴26などから
なる。なお、図中27は、表面の余分なインキを掻き落
すドクタープレートである。また、本実施例では、紫外
線により乾燥硬化する紫外線硬化性インキを使用してい
る。
に、第1のインキ(例えば赤色インキ)を入れたインキ
パン23と、該インキパン23内の下端を臨ませて設け
たファンチングロール24と、表面をファンチングロー
ル24の表面に接触させて設けたコーチングロール25
と、表面に設けた版をコーチングロール25の表面と圧
胴3の表面に接触可能な状態で設けた版胴26などから
なる。なお、図中27は、表面の余分なインキを掻き落
すドクタープレートである。また、本実施例では、紫外
線により乾燥硬化する紫外線硬化性インキを使用してい
る。
【0010】ファンチングロール24は、ゴム被覆ロー
ルであり、インキパン23の中で回転して、インキパン
23内のインキを表面に付着させて回転することにより
インキをコーチングロール25に均一な流れで供給す
る。なお、このファンチングロール24はコーチングロ
ール25の回転よりも遅く回転し、また、本実施例では
ドクターロール28の当接によりインキ量を定量に調整
している。
ルであり、インキパン23の中で回転して、インキパン
23内のインキを表面に付着させて回転することにより
インキをコーチングロール25に均一な流れで供給す
る。なお、このファンチングロール24はコーチングロ
ール25の回転よりも遅く回転し、また、本実施例では
ドクターロール28の当接によりインキ量を定量に調整
している。
【0011】コーチングロール25は、アニロックスロ
ールとも呼ばれ、細かいセルを表面全体に形成した金属
製ロールであり、版胴26の刷板の凸部画像へインキを
均一皮膜で供給する。このコーチングロール25は版胴
26とギアで噛み合っていて、その表面速度が同じにな
るように設定されている。
ールとも呼ばれ、細かいセルを表面全体に形成した金属
製ロールであり、版胴26の刷板の凸部画像へインキを
均一皮膜で供給する。このコーチングロール25は版胴
26とギアで噛み合っていて、その表面速度が同じにな
るように設定されている。
【0012】版胴26は、刷板(図示せず)を表面に両
面テープ等により貼り付ける円筒体である。刷板は、ゴ
ム版、光感光性樹脂版、ゴムカット版など一般的に柔軟
性で弾性のある物質からなり、インキを移転する版はカ
ッティング、鋳造、エッチング、溶解、洗い出し工程な
どを経て造られ、第1のインキ(赤色インキ)で印刷す
る印刷部分だけ凸部とし、非印刷部分より高くなってい
る。したがって、第1印刷ユニット6が作動すると、イ
ンクパン23内のインクがファンチングロール24とコ
ーチングロール25を介して版胴26の刷板に供給さ
れ、第1圧胴3が回転することにより枚葉紙を版胴26
との間を通過させると、刷板の凸部のインクが当該枚葉
紙に転写される。そして、この様にして印刷された枚葉
紙は、圧胴3の回転により第1乾燥ユニット7に送られ
る。
面テープ等により貼り付ける円筒体である。刷板は、ゴ
ム版、光感光性樹脂版、ゴムカット版など一般的に柔軟
性で弾性のある物質からなり、インキを移転する版はカ
ッティング、鋳造、エッチング、溶解、洗い出し工程な
どを経て造られ、第1のインキ(赤色インキ)で印刷す
る印刷部分だけ凸部とし、非印刷部分より高くなってい
る。したがって、第1印刷ユニット6が作動すると、イ
ンクパン23内のインクがファンチングロール24とコ
ーチングロール25を介して版胴26の刷板に供給さ
れ、第1圧胴3が回転することにより枚葉紙を版胴26
との間を通過させると、刷板の凸部のインクが当該枚葉
紙に転写される。そして、この様にして印刷された枚葉
紙は、圧胴3の回転により第1乾燥ユニット7に送られ
る。
【0013】第1乾燥ユニット7は、タックがなくなる
程度までインキを乾燥する機能を備えていればどのよう
な構成でもよく、図面の実施例では紫外線照射ランプ
7′を圧胴3の表面に向けて設けてなる。したがって、
第1印刷ユニット6により印刷された枚葉紙が第1圧胴
3の回転により第1乾燥ユニット7の下方を通過する
と、紫外線照射ランプ7′の紫外線により乾燥され、こ
の乾燥状態で第2印刷ユニット8に搬送される。
程度までインキを乾燥する機能を備えていればどのよう
な構成でもよく、図面の実施例では紫外線照射ランプ
7′を圧胴3の表面に向けて設けてなる。したがって、
第1印刷ユニット6により印刷された枚葉紙が第1圧胴
3の回転により第1乾燥ユニット7の下方を通過する
と、紫外線照射ランプ7′の紫外線により乾燥され、こ
の乾燥状態で第2印刷ユニット8に搬送される。
【0014】第2印刷ユニット8は、第1印刷ユニット
6と同じ様な構成であり、第1のインキ(例えば赤色イ
ンキ)とは異なる色彩のインキ(例えば青色インキ)を
入れたインキパンと、該インキパン内の下端を臨ませて
設けたファンチングロールと、表面をファンチングロー
ルの表面に接触させて設けたコーチングロールと、表面
に設けた版をコーチングロールの表面と第1圧胴3の表
面に接触可能な状態で設けた版胴などからなる。
6と同じ様な構成であり、第1のインキ(例えば赤色イ
ンキ)とは異なる色彩のインキ(例えば青色インキ)を
入れたインキパンと、該インキパン内の下端を臨ませて
設けたファンチングロールと、表面をファンチングロー
ルの表面に接触させて設けたコーチングロールと、表面
に設けた版をコーチングロールの表面と第1圧胴3の表
面に接触可能な状態で設けた版胴などからなる。
【0015】版胴は、刷板を表面に両面テープ等により
貼り付ける円筒体である。刷板は、第1印刷ユニット6
のものと同様の構成であるが、第2のインキ(青色イン
キ)を印刷する部分だけを凸部に形成してある。したが
って、第2印刷ユニット8が作動すると、インクパン内
の青色インクがファンチングロールとコーチングロール
を介して版胴の刷板に供給され、第1圧胴3が回転する
ことにより枚葉紙を版胴との間を通過させると、刷板の
凸部の青色インクが当該枚葉紙に転写される。なお、第
2印刷ユニット8の版胴と圧胴との間を通過する枚葉紙
には第1印刷ユニット6により赤色インクで印刷されて
いるが、この赤色インクの部分は既に乾燥しているの
で、第2印刷ユニット8により青色インクにより印刷し
た場合に赤色インクと青色インクとの不用意な混合がな
くなり、鮮明な印刷ができる。そして、この様にして印
刷された枚葉紙は、圧胴の回転により第2乾燥ユニット
9に送られる。
貼り付ける円筒体である。刷板は、第1印刷ユニット6
のものと同様の構成であるが、第2のインキ(青色イン
キ)を印刷する部分だけを凸部に形成してある。したが
って、第2印刷ユニット8が作動すると、インクパン内
の青色インクがファンチングロールとコーチングロール
を介して版胴の刷板に供給され、第1圧胴3が回転する
ことにより枚葉紙を版胴との間を通過させると、刷板の
凸部の青色インクが当該枚葉紙に転写される。なお、第
2印刷ユニット8の版胴と圧胴との間を通過する枚葉紙
には第1印刷ユニット6により赤色インクで印刷されて
いるが、この赤色インクの部分は既に乾燥しているの
で、第2印刷ユニット8により青色インクにより印刷し
た場合に赤色インクと青色インクとの不用意な混合がな
くなり、鮮明な印刷ができる。そして、この様にして印
刷された枚葉紙は、圧胴の回転により第2乾燥ユニット
9に送られる。
【0016】第2乾燥ユニット9は、第1乾燥ユニット
7と同様の構成であり、紫外線照射ランプを圧胴の表面
に向けて設けてなる。したがって、第2印刷ユニット8
により印刷された枚葉紙が第1圧胴3の回転により第2
乾燥ユニット9の下方を通過すると、紫外線照射ランプ
の紫外線により乾燥され、この乾燥状態で搬送されて第
1渡し胴4に送られる。
7と同様の構成であり、紫外線照射ランプを圧胴の表面
に向けて設けてなる。したがって、第2印刷ユニット8
により印刷された枚葉紙が第1圧胴3の回転により第2
乾燥ユニット9の下方を通過すると、紫外線照射ランプ
の紫外線により乾燥され、この乾燥状態で搬送されて第
1渡し胴4に送られる。
【0017】第1渡し胴4は、第1圧胴3から第2圧胴
5に枚葉紙を渡すシリンダであり、枚葉紙の位置誤差を
解消するために枚葉紙の縁をグリップした状態で回転搬
送する。なお、グリップ機構は、第1圧胴3と同様に、
公知の爪部材によるものでもよい。したがって、第1渡
し胴4が回転すると、第1圧胴3から受け渡された枚葉
紙を第2圧胴5に所定のピッチで確実に渡すことができ
る。そして、第2圧胴5に渡された枚葉紙は、第3印刷
ユニット10に送られる。
5に枚葉紙を渡すシリンダであり、枚葉紙の位置誤差を
解消するために枚葉紙の縁をグリップした状態で回転搬
送する。なお、グリップ機構は、第1圧胴3と同様に、
公知の爪部材によるものでもよい。したがって、第1渡
し胴4が回転すると、第1圧胴3から受け渡された枚葉
紙を第2圧胴5に所定のピッチで確実に渡すことができ
る。そして、第2圧胴5に渡された枚葉紙は、第3印刷
ユニット10に送られる。
【0018】第3印刷ユニット10は、第1印刷ユニッ
ト6と同じ構成であり、第1のインキ(赤色インキ)お
よび第2のインキ(青色インキ)とは異なる色彩のイン
キ(例えば黄色インキ)を入れたインキパンと、該イン
キパン内の下端を臨ませて設けたファンチングロール
と、表面をファンチングロールの表面に接触させて設け
たコーチングロールと、表面に設けた版をコーチングロ
ールの表面と第2圧胴5の表面に接触可能な状態で設け
た版胴などからなる。
ト6と同じ構成であり、第1のインキ(赤色インキ)お
よび第2のインキ(青色インキ)とは異なる色彩のイン
キ(例えば黄色インキ)を入れたインキパンと、該イン
キパン内の下端を臨ませて設けたファンチングロール
と、表面をファンチングロールの表面に接触させて設け
たコーチングロールと、表面に設けた版をコーチングロ
ールの表面と第2圧胴5の表面に接触可能な状態で設け
た版胴などからなる。
【0019】版胴は、刷板を表面に両面テープ等により
貼り付ける円筒体である。刷板は、前記印刷ユニットの
ものと同様の構成であるが、第3のインキ(黄色イン
キ)を印刷する印刷部分だけを凸部に形成してある。し
たがって、第3印刷ユニット10が作動すると、インク
パン内の黄色インクがファンチングロールとコーチング
ロールを介して版胴の刷板に供給され、第2圧胴5が回
転することにより枚葉紙を版胴との間を通過させると、
刷板の凸部の黄色インクが当該枚葉紙に転写される。な
お、第3印刷ユニット10の版胴と第2圧胴5との間を
通過する枚葉紙には第2印刷ユニット8により青色イン
クで重ねて印刷されているが、この青色インクの部分は
既に乾燥しているので、第3印刷ユニット10により黄
色インクにより印刷した場合に青色インクと黄色インキ
の不用意な混合がなくなり、鮮明な印刷ができる。そし
て、この様にして印刷された枚葉紙は、圧胴の回転によ
り第3乾燥ユニット11に送られる。
貼り付ける円筒体である。刷板は、前記印刷ユニットの
ものと同様の構成であるが、第3のインキ(黄色イン
キ)を印刷する印刷部分だけを凸部に形成してある。し
たがって、第3印刷ユニット10が作動すると、インク
パン内の黄色インクがファンチングロールとコーチング
ロールを介して版胴の刷板に供給され、第2圧胴5が回
転することにより枚葉紙を版胴との間を通過させると、
刷板の凸部の黄色インクが当該枚葉紙に転写される。な
お、第3印刷ユニット10の版胴と第2圧胴5との間を
通過する枚葉紙には第2印刷ユニット8により青色イン
クで重ねて印刷されているが、この青色インクの部分は
既に乾燥しているので、第3印刷ユニット10により黄
色インクにより印刷した場合に青色インクと黄色インキ
の不用意な混合がなくなり、鮮明な印刷ができる。そし
て、この様にして印刷された枚葉紙は、圧胴の回転によ
り第3乾燥ユニット11に送られる。
【0020】第3乾燥ユニット11は、前記乾燥ユニッ
トと同様の構成であり、紫外線照射ランプを第2圧胴5
の表面に向けて設けてなる。したがって、第3印刷ユニ
ット10により印刷された枚葉紙が第2圧胴5の回転に
より第3乾燥ユニット11の下方を通過すると、紫外線
照射ランプの紫外線により乾燥され、この乾燥状態で第
4印刷ユニット12に送られる。
トと同様の構成であり、紫外線照射ランプを第2圧胴5
の表面に向けて設けてなる。したがって、第3印刷ユニ
ット10により印刷された枚葉紙が第2圧胴5の回転に
より第3乾燥ユニット11の下方を通過すると、紫外線
照射ランプの紫外線により乾燥され、この乾燥状態で第
4印刷ユニット12に送られる。
【0021】第4印刷ユニット12は、第1印刷ユニッ
ト6と同じ様な構成であり、第1のインキ(赤色イン
キ)、第2のインキ(青色インキ)、および第3のイン
キ(黄色インキ)とは異なる色彩のインキ(例えば黒色
インキ)を入れたインキパンと、該インキパン内の下端
を臨ませて設けたファンチングロールと、表面をファン
チングロールの表面に接触させて設けたコーチングロー
ルと、表面に設けた版をコーチングロールの表面と第2
圧胴5の表面に接触可能な状態で設けた版胴などからな
る。
ト6と同じ様な構成であり、第1のインキ(赤色イン
キ)、第2のインキ(青色インキ)、および第3のイン
キ(黄色インキ)とは異なる色彩のインキ(例えば黒色
インキ)を入れたインキパンと、該インキパン内の下端
を臨ませて設けたファンチングロールと、表面をファン
チングロールの表面に接触させて設けたコーチングロー
ルと、表面に設けた版をコーチングロールの表面と第2
圧胴5の表面に接触可能な状態で設けた版胴などからな
る。
【0022】版胴は、刷板を表面に両面テープ等により
貼り付ける円筒体である。刷板は、前記印刷ユニットの
ものと同様の構成であるが、第4のインキ(黒色イン
キ)を印刷する印刷部分だけを凸部に形成してある。し
たがって、第4印刷ユニット12が作動すると、インク
パン内の黒色インクがファンチングロールとコーチング
ロールを介して版胴の刷板に供給され、第2圧胴5が回
転することにより枚葉紙を版胴との間を通過させると、
刷板の凸部の黒色インクが当該枚葉紙に転写される。な
お、第4印刷ユニット12の版胴と第2圧胴5との間を
通過する枚葉紙には第3印刷ユニット10により黄色イ
ンクで重ねて印刷されているが、この黄色インクの部分
は既に乾燥しているので、第4印刷ユニット12により
黒色インクにより印刷した場合に黄色インキの不用意な
混合がなくなり、鮮明な印刷ができる。そして、この様
にして印刷された枚葉紙は、圧胴の回転により第4乾燥
ユニット13に送られる。
貼り付ける円筒体である。刷板は、前記印刷ユニットの
ものと同様の構成であるが、第4のインキ(黒色イン
キ)を印刷する印刷部分だけを凸部に形成してある。し
たがって、第4印刷ユニット12が作動すると、インク
パン内の黒色インクがファンチングロールとコーチング
ロールを介して版胴の刷板に供給され、第2圧胴5が回
転することにより枚葉紙を版胴との間を通過させると、
刷板の凸部の黒色インクが当該枚葉紙に転写される。な
お、第4印刷ユニット12の版胴と第2圧胴5との間を
通過する枚葉紙には第3印刷ユニット10により黄色イ
ンクで重ねて印刷されているが、この黄色インクの部分
は既に乾燥しているので、第4印刷ユニット12により
黒色インクにより印刷した場合に黄色インキの不用意な
混合がなくなり、鮮明な印刷ができる。そして、この様
にして印刷された枚葉紙は、圧胴の回転により第4乾燥
ユニット13に送られる。
【0023】第4乾燥ユニット13は、前記乾燥ユニッ
トと同様の構成であり、紫外線照射ランプを第2圧胴5
の表面に向けて設けてなる。したがって、第4印刷ユニ
ット12により印刷された枚葉紙が第2圧胴5の回転に
より第4乾燥ユニット13の下方を通過すると、紫外線
照射ランプの紫外線により乾燥される。そして、乾燥さ
れた枚葉紙は、前記と同様な構成からなる第2渡し胴1
4を介して特色印刷ユニット16に送られる。
トと同様の構成であり、紫外線照射ランプを第2圧胴5
の表面に向けて設けてなる。したがって、第4印刷ユニ
ット12により印刷された枚葉紙が第2圧胴5の回転に
より第4乾燥ユニット13の下方を通過すると、紫外線
照射ランプの紫外線により乾燥される。そして、乾燥さ
れた枚葉紙は、前記と同様な構成からなる第2渡し胴1
4を介して特色印刷ユニット16に送られる。
【0024】特色印刷ユニット16は、第1印刷ユニッ
ト6と同じ様な構成であるが、金色などの特殊なインキ
を印刷するためのもので、インキ(例えば金色インキ)
を入れたインキパンと、該インキパン内の下端を臨ませ
て設けたファンチングロールと、表面をファンチングロ
ールの表面に接触させて設けたコーチングロールと、表
面に設けた版をコーチングロールの表面と第3圧胴15
の表面に接触可能な状態で設けた版胴などからなる。
ト6と同じ様な構成であるが、金色などの特殊なインキ
を印刷するためのもので、インキ(例えば金色インキ)
を入れたインキパンと、該インキパン内の下端を臨ませ
て設けたファンチングロールと、表面をファンチングロ
ールの表面に接触させて設けたコーチングロールと、表
面に設けた版をコーチングロールの表面と第3圧胴15
の表面に接触可能な状態で設けた版胴などからなる。
【0025】版胴は、刷板を表面に両面テープ等により
貼り付ける円筒体である。刷板は、前記印刷ユニットの
ものと同様の構成であるが、特色インキ(金色インキ)
を印刷する印刷部分だけを凸部に形成してある。したが
って、特色印刷ユニットが作動すると、インクパン内の
金色インクがファンチングロールとコーチングロールを
介して版胴の刷板に供給され、第3圧胴15が回転する
ことにより枚葉紙を版胴との間を通過させると、刷板の
凸部の金色インクが当該枚葉紙に転写される。なお、特
色印刷ユニットの版胴と第3圧胴15との間を通過する
枚葉紙には第4印刷ユニット12により黒色インクで重
ねて印刷されているが、この黒色インクの部分は既に乾
燥しているので、不用意な混合がなくなり、鮮明な印刷
ができる。そして、この様にして印刷された枚葉紙は、
第3圧胴15の回転により第5乾燥ユニット17に送ら
れる。
貼り付ける円筒体である。刷板は、前記印刷ユニットの
ものと同様の構成であるが、特色インキ(金色インキ)
を印刷する印刷部分だけを凸部に形成してある。したが
って、特色印刷ユニットが作動すると、インクパン内の
金色インクがファンチングロールとコーチングロールを
介して版胴の刷板に供給され、第3圧胴15が回転する
ことにより枚葉紙を版胴との間を通過させると、刷板の
凸部の金色インクが当該枚葉紙に転写される。なお、特
色印刷ユニットの版胴と第3圧胴15との間を通過する
枚葉紙には第4印刷ユニット12により黒色インクで重
ねて印刷されているが、この黒色インクの部分は既に乾
燥しているので、不用意な混合がなくなり、鮮明な印刷
ができる。そして、この様にして印刷された枚葉紙は、
第3圧胴15の回転により第5乾燥ユニット17に送ら
れる。
【0026】第5乾燥ユニット17は、前記乾燥ユニッ
トと同様の構成であり、紫外線照射ランプを第3圧胴1
5の表面に向けて設けてなる。したがって、特色印刷ユ
ニットにより印刷された枚葉紙が第3圧胴15の回転に
より第5乾燥ユニット17の下方を通過すると、紫外線
照射ランプの紫外線により乾燥される。そして、乾燥さ
れた枚葉紙は、トップコートユニット18に送られる。
トと同様の構成であり、紫外線照射ランプを第3圧胴1
5の表面に向けて設けてなる。したがって、特色印刷ユ
ニットにより印刷された枚葉紙が第3圧胴15の回転に
より第5乾燥ユニット17の下方を通過すると、紫外線
照射ランプの紫外線により乾燥される。そして、乾燥さ
れた枚葉紙は、トップコートユニット18に送られる。
【0027】トップコートユニット18は、表面艶出し
液を塗布するもので、軟質塩化ビニールなどの合成樹脂
からなる艶出し液を入れたパン29と、該パン29内の
下端を臨ませて設けたファンチングロール30と、表面
をファンチングロール30の表面に接触させて設けたコ
ーチングロール31などからなる。なお、ファンチング
ロール30、及びコーチングロール31は、前記した印
刷ユニットのものとほぼ同様の構成である。また、本実
施例では紫外線硬化樹脂を含有させた艶出し液を使用
し、最終乾燥ユニット21は、複数の紫外線照射ランプ
を備えた紫外線照射装置により構成してある。したがっ
て、トップコートユニット18が作動すると、枚葉紙の
印刷面に艶出し液を均一に塗布することができる。な
お、枚葉紙の印刷面に艶出し液を塗布しても、印刷面は
既に乾燥ユニットにより乾燥されているので、インキが
にじんだりかすれたりすることはない。そして、艶出し
液が塗布された枚葉紙は、搬送装置20により集積装置
19まで搬送され、途中で最終乾燥ユニット21により
艶出し液の乾燥が行なわれる。
液を塗布するもので、軟質塩化ビニールなどの合成樹脂
からなる艶出し液を入れたパン29と、該パン29内の
下端を臨ませて設けたファンチングロール30と、表面
をファンチングロール30の表面に接触させて設けたコ
ーチングロール31などからなる。なお、ファンチング
ロール30、及びコーチングロール31は、前記した印
刷ユニットのものとほぼ同様の構成である。また、本実
施例では紫外線硬化樹脂を含有させた艶出し液を使用
し、最終乾燥ユニット21は、複数の紫外線照射ランプ
を備えた紫外線照射装置により構成してある。したがっ
て、トップコートユニット18が作動すると、枚葉紙の
印刷面に艶出し液を均一に塗布することができる。な
お、枚葉紙の印刷面に艶出し液を塗布しても、印刷面は
既に乾燥ユニットにより乾燥されているので、インキが
にじんだりかすれたりすることはない。そして、艶出し
液が塗布された枚葉紙は、搬送装置20により集積装置
19まで搬送され、途中で最終乾燥ユニット21により
艶出し液の乾燥が行なわれる。
【0028】なお、上記した実施例における各印刷ユニ
ットは、1本のコーチングロール25を備えたものであ
るが、本発明の印刷ユニットはこれに限定されるもので
はなく、フレキソ印刷できるものであればどのような構
成でもよい。例えば、図3に示すように、ファンチング
ロール24と版胴3との間にコーチングロール25a,
25bを2本設けることによりインキを一層均一に供給
できるようにしてもよい。
ットは、1本のコーチングロール25を備えたものであ
るが、本発明の印刷ユニットはこれに限定されるもので
はなく、フレキソ印刷できるものであればどのような構
成でもよい。例えば、図3に示すように、ファンチング
ロール24と版胴3との間にコーチングロール25a,
25bを2本設けることによりインキを一層均一に供給
できるようにしてもよい。
【0029】更に、上記実施例では1の圧胴に対して印
刷ユニットと乾燥ユニットを2組設けたが、印刷ユニッ
トと圧胴との対応関係はこれに限定されるものではな
く、例えば1の圧胴に対して1の印刷ユニットと乾燥ユ
ニットを設けるようにしてもよい。
刷ユニットと乾燥ユニットを2組設けたが、印刷ユニッ
トと圧胴との対応関係はこれに限定されるものではな
く、例えば1の圧胴に対して1の印刷ユニットと乾燥ユ
ニットを設けるようにしてもよい。
【0030】また、圧胴は、1回転で枚葉紙を一枚搬送
するものに限定されず、複数枚搬送できるようにしても
よい。
するものに限定されず、複数枚搬送できるようにしても
よい。
【0031】また、上記実施例は、第1乃至第5印刷ユ
ニットにより赤色、青色、黄色、黒色、金色の5色のイ
ンキで印刷して最後に艶出し液をコーチングしたが、本
発明は、これに限定されるものではなく2色以上であれ
ば何色でもよいし、同じ色のインキで重ね印刷してもよ
い。
ニットにより赤色、青色、黄色、黒色、金色の5色のイ
ンキで印刷して最後に艶出し液をコーチングしたが、本
発明は、これに限定されるものではなく2色以上であれ
ば何色でもよいし、同じ色のインキで重ね印刷してもよ
い。
【0032】また、上記実施例の乾燥ユニットは紫外線
照射装置から構成されているが、本発明における乾燥ユ
ニットはこれに限定されるものではなく、温風乾燥ユニ
ットでも赤外線照射ユニットでもよい。処理速度等を考
慮すると、紫外線照射装置であることが望ましい。
照射装置から構成されているが、本発明における乾燥ユ
ニットはこれに限定されるものではなく、温風乾燥ユニ
ットでも赤外線照射ユニットでもよい。処理速度等を考
慮すると、紫外線照射装置であることが望ましい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
レキソ印刷機であっても各印刷ユニットの下流側にそれ
ぞれ乾燥ユニットを設けて、印刷インキを印刷直後乾燥
させるので、次の印刷においてインキの混合を確実に回
避することができる。したがって、フレキソ印刷機であ
っても鮮明な多色印刷が可能となり、発色効果にも優れ
ている。また、枚葉紙を対象とする多色印刷機であって
もフレキソタイプなので、版を製作することがグラビア
印刷と比較しても容易であり、簡便な多色印刷を可能と
することができる。
レキソ印刷機であっても各印刷ユニットの下流側にそれ
ぞれ乾燥ユニットを設けて、印刷インキを印刷直後乾燥
させるので、次の印刷においてインキの混合を確実に回
避することができる。したがって、フレキソ印刷機であ
っても鮮明な多色印刷が可能となり、発色効果にも優れ
ている。また、枚葉紙を対象とする多色印刷機であって
もフレキソタイプなので、版を製作することがグラビア
印刷と比較しても容易であり、簡便な多色印刷を可能と
することができる。
【図1】枚葉紙用多色フレキソ印刷機の正面図である。
【図2】印刷ユニットの正面図である。
【図3】印刷ユニットの他の実施例の正面図である。
1 枚葉紙用多色フレキソ印刷機 2 給紙装置 3 第1圧胴 4 第1渡し胴 5 第2圧胴 6 第1印刷ユニット 7 第1乾燥ユニット 8 第2印刷ユニット 9 第2乾燥ユニット 10 第3印刷ユニット 11 第3乾燥ユニット 12 第4印刷ユニット 13 第4乾燥ユニット 14 第2渡し胴 15 第3圧胴 16 特色印刷ユニット 17 第5乾燥ユニット 18 トップコートユニット 19 集積装置 21 最終乾燥ユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 積載した枚葉紙を一枚宛送出する給紙装
置と、 第1のインキを入れたインキパンと、該インキパン内に
下端を臨ませて設けたファンチングロールと、圧胴の表
面に接触可能な状態で設けられ、第1のインキを表面の
版に受けて圧胴との間を通過する枚葉紙に印刷する版胴
と、該版胴とファンチングロールとの間に設けられ、フ
ァンチングロール側から版胴側へインキを均しながら供
給するコーチングロールとを有する第1印刷ユニット
と、 第1印刷ユニットの下流側に配設されて第1印刷ユニッ
トにより印刷した枚葉紙のインキを乾燥する第1乾燥ユ
ニットと、 第1乾燥ユニットの下流側に配設されて、第1のインキ
とは異なる色彩の第2のインキを入れたインキパンと、
該インキパン内に下端を臨ませて設けたファンチングロ
ールと、圧胴の表面に接触可能な状態で設けられ、第2
のインキを表面の版に受けて圧胴との間を通過する枚葉
紙に印刷する版胴と、該版胴とファンチングロールとの
間に設けられ、ファンチングロール側から版胴側へイン
キを均しながら供給するコーチングロールとを有する第
2印刷ユニットと、 第2印刷ユニットの下流側に配設されて第2印刷ユニッ
トにより印刷した枚葉紙のインキを乾燥する第2乾燥ユ
ニットと、 を備えたことを特徴とする枚葉紙用多色フレキソ印刷
機。 - 【請求項2】 積載した枚葉紙を一枚宛送出する給紙装
置と、 第1のインキを入れたインキパンと、該インキパン内に
下端を臨ませて設けたファンチングロールと、圧胴の表
面に接触可能な状態で設けられ、第1のインキを表面の
版に受けて圧胴との間を通過する枚葉紙に印刷する版胴
と、該版胴とファンチングロールとの間に設けられ、フ
ァンチングロール側から版胴側へインキを均しながら供
給するコーチングロールとを有する第1印刷ユニット
と、 第1印刷ユニットの下流側に配設されて第1印刷ユニッ
トにより印刷した枚葉紙のインキを乾燥する第1乾燥ユ
ニットと、 第1乾燥ユニットの下流側に配設されて、第1のインキ
とは異なる色彩の第2のインキを入れたインキパンと、
該インキパン内に下端を臨ませて設けたファンチングロ
ールと、圧胴の表面に接触可能な状態で設けられ、第2
のインキを表面の版に受けて圧胴との間を通過する枚葉
紙に印刷する版胴と、該版胴とファンチングロールとの
間に設けられ、ファンチングロール側から版胴側へイン
キを均しながら供給するコーチングロールとを有する第
2印刷ユニットと、 第2印刷ユニットの下流側に配設されて第2印刷ユニッ
トにより印刷した枚葉紙のインキを乾燥する第2乾燥ユ
ニットと、 第2乾燥ユニットの下流側に配設されて、第1及び第2
のインキとは異なる色彩の第3のインキを入れたインキ
パンと、該インキパン内に下端を臨ませて設けたファン
チングロールと、圧胴の表面に接触可能な状態で設けら
れ、第3のインキを表面の版に受けて圧胴との間を通過
する枚葉紙に印刷する版胴と、該版胴とファンチングロ
ールとの間に設けられ、ファンチングロール側から版胴
側へインキを均しながら供給するコーチングロールとを
有する第3印刷ユニットと、 第3印刷ユニットの下流側に配設されて第3印刷ユニッ
トにより印刷した枚葉紙のインキを乾燥する第3乾燥ユ
ニットと、 を備えたことを特徴とする枚葉紙用多色フレキソ印刷
機。 - 【請求項3】 インキが紫外線硬化性であり、各乾燥ユ
ニットが紫外線照射装置である請求項1に記載の枚葉紙
用多色フレキソ印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31967091A JPH05131614A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 枚葉紙用多色フレキソ印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31967091A JPH05131614A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 枚葉紙用多色フレキソ印刷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05131614A true JPH05131614A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18112886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31967091A Pending JPH05131614A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 枚葉紙用多色フレキソ印刷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05131614A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0870608A2 (de) * | 1997-04-10 | 1998-10-14 | Kba-Planeta Ag | Bogenflexodruckmaschine |
JP2016078276A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | レンゴー株式会社 | フレキソ印刷機の運用方法及び印版管理システム |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP31967091A patent/JPH05131614A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0870608A2 (de) * | 1997-04-10 | 1998-10-14 | Kba-Planeta Ag | Bogenflexodruckmaschine |
EP0870608A3 (de) * | 1997-04-10 | 1999-05-12 | Kba-Planeta Ag | Bogenflexodruckmaschine |
JP2016078276A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | レンゴー株式会社 | フレキソ印刷機の運用方法及び印版管理システム |
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