JPH0513132A - 接続用コネクタ装置 - Google Patents
接続用コネクタ装置Info
- Publication number
- JPH0513132A JPH0513132A JP3164129A JP16412991A JPH0513132A JP H0513132 A JPH0513132 A JP H0513132A JP 3164129 A JP3164129 A JP 3164129A JP 16412991 A JP16412991 A JP 16412991A JP H0513132 A JPH0513132 A JP H0513132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- connector device
- connection
- circuit
- connecting connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電気回路より発生する雑音を外部に出さずまた
外部より電気回路へ侵入してくる雑音を阻止する雑音阻
止効果を高めることを目的とする。 【構成】電気回路の入出部となる接続用コネクタ装置の
内部のピンヘッダ１に雑音防止素子としてフェライト２
を取り付けてある。
外部より電気回路へ侵入してくる雑音を阻止する雑音阻
止効果を高めることを目的とする。 【構成】電気回路の入出部となる接続用コネクタ装置の
内部のピンヘッダ１に雑音防止素子としてフェライト２
を取り付けてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に取り付
けて使用される接続用コネクタ装置に関するものであ
る。
けて使用される接続用コネクタ装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種接続用コネクタ装置は、電
気的および機械的に接続するのみであり、そこに外来雑
音が乗っても、この接続用コネクタ装置の外たとえば、
プリント基板に雑音除去素子を付けて対処しなければな
らなかった。また、この接続部より外へ輻射する不要雑
音に対しても、同様にプリント基板などに雑音輻射を抑
えるフィルターなどの素子を設けていた。
気的および機械的に接続するのみであり、そこに外来雑
音が乗っても、この接続用コネクタ装置の外たとえば、
プリント基板に雑音除去素子を付けて対処しなければな
らなかった。また、この接続部より外へ輻射する不要雑
音に対しても、同様にプリント基板などに雑音輻射を抑
えるフィルターなどの素子を設けていた。
【０００３】また、アナログとディジタル混在回路など
では、ディジタル部よりアナログ部へ雑音が入り込みや
すいため、ディジタル部とアナログ部を別々に分けるな
どして対処しているが、その接点部たとえばＡ／ＤやＤ
／Ａ変換部などを完全に分離できず、その対策に多くの
努力とコストを必要としていた。
では、ディジタル部よりアナログ部へ雑音が入り込みや
すいため、ディジタル部とアナログ部を別々に分けるな
どして対処しているが、その接点部たとえばＡ／ＤやＤ
／Ａ変換部などを完全に分離できず、その対策に多くの
努力とコストを必要としていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の接続用コネクタ装置では、この接続用コネクタ装置
自身がアンテナの役割をして、外来雑音を受けたり、ま
た不要な雑音を輻射したり、さらには接続用コネクタ装
置で接続した一方の回路より雑音が入り込んだりするた
め、その対策として、この接続用コネクタ装置が設けら
れているプリント基板などに雑音対策素子を設けて対処
していた。しかし、雑音を輻射したり、受けたりする接
続用コネクタ装置以外のところで対策を行なわざるをえ
ないため、その効果は少なかった。また、複数回路の接
続、たとえばアナログ回路とディジタル回路または、高
周波回路と低周波回路など、一方より他方に雑音を出す
回路は、その接続部を経由して、他方に必要な信号以外
の雑音も一緒に送るという問題があった。本発明はこの
ような課題を解決するもので、雑音除去効果が大きく、
また必要な信号以外は送らないようにし、互いに影響す
る回路を完全に分離させることができる接続用コネクタ
装置を提供することを目的とするものである。
来の接続用コネクタ装置では、この接続用コネクタ装置
自身がアンテナの役割をして、外来雑音を受けたり、ま
た不要な雑音を輻射したり、さらには接続用コネクタ装
置で接続した一方の回路より雑音が入り込んだりするた
め、その対策として、この接続用コネクタ装置が設けら
れているプリント基板などに雑音対策素子を設けて対処
していた。しかし、雑音を輻射したり、受けたりする接
続用コネクタ装置以外のところで対策を行なわざるをえ
ないため、その効果は少なかった。また、複数回路の接
続、たとえばアナログ回路とディジタル回路または、高
周波回路と低周波回路など、一方より他方に雑音を出す
回路は、その接続部を経由して、他方に必要な信号以外
の雑音も一緒に送るという問題があった。本発明はこの
ような課題を解決するもので、雑音除去効果が大きく、
また必要な信号以外は送らないようにし、互いに影響す
る回路を完全に分離させることができる接続用コネクタ
装置を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、接続コネクタ装置内部の端子部に雑音防止
素子を設けたものである。また、本発明は内部にフィル
タ機能を持つ回路素子を封入し、コネクタ端子と回路素
子とを電気的に接続したものである。
に本発明は、接続コネクタ装置内部の端子部に雑音防止
素子を設けたものである。また、本発明は内部にフィル
タ機能を持つ回路素子を封入し、コネクタ端子と回路素
子とを電気的に接続したものである。
【０００６】
【作用】したがって、本発明によれば、接続コネクタ内
部に、雑音防止素子を入れることにより、雑音を受けた
り副射する部分で雑音を受けたり副射しないようにでき
る。
部に、雑音防止素子を入れることにより、雑音を受けた
り副射する部分で雑音を受けたり副射しないようにでき
る。
【０００７】さらに本発明によれば、接続用コネクタ装
置内にＩＣなどの能動素子を封入することにより、複数
回路接続時に起こる一方より他方の回路へ与える雑音を
阻止することができる。
置内にＩＣなどの能動素子を封入することにより、複数
回路接続時に起こる一方より他方の回路へ与える雑音を
阻止することができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の第１の実施例の構成を示すも
のである。図１において、１は接触部となる多数本のピ
ンヘッダであり、これら各ピンヘッダ１にフェライト２
を被せている。３は前記フェライト２が脱落しないよう
に押えるハウジングである。なお、前記フェライト２は
必要な部分のピンヘッダ１のみ被せることもできる。こ
の実施例において、ハウジング３から突出するピンヘッ
ダ１にプリント基板が接続される。
のである。図１において、１は接触部となる多数本のピ
ンヘッダであり、これら各ピンヘッダ１にフェライト２
を被せている。３は前記フェライト２が脱落しないよう
に押えるハウジングである。なお、前記フェライト２は
必要な部分のピンヘッダ１のみ被せることもできる。こ
の実施例において、ハウジング３から突出するピンヘッ
ダ１にプリント基板が接続される。
【０００９】上記構成において、ピンヘッダ１にフェラ
イト２を被せることにより雑音フィルタとしての動作を
する。したがって、第１の実施例によれば、接続用コネ
クタ装置自体が雑音フィルタとしての動作をするため、
外来の雑音は、この接続用コネクタ装置部で阻止され、
回路の方に入ることはない。また回路から外に副射する
雑音もこのフィルタの役割をする接続用コネクタ装置よ
り外に副射されることはない。特に、この接続用コネク
タ装置に接続される他方のコネクタ装置には線材などが
接続されるため、この線材がアンテナとしての働きを
し、雑音を副射したり受ける動作をしやすいが、その根
本で、これらの雑音を阻止することができる。
イト２を被せることにより雑音フィルタとしての動作を
する。したがって、第１の実施例によれば、接続用コネ
クタ装置自体が雑音フィルタとしての動作をするため、
外来の雑音は、この接続用コネクタ装置部で阻止され、
回路の方に入ることはない。また回路から外に副射する
雑音もこのフィルタの役割をする接続用コネクタ装置よ
り外に副射されることはない。特に、この接続用コネク
タ装置に接続される他方のコネクタ装置には線材などが
接続されるため、この線材がアンテナとしての働きを
し、雑音を副射したり受ける動作をしやすいが、その根
本で、これらの雑音を阻止することができる。
【００１０】図２は本発明の第２の実施例の構成を示す
ものである。図２において、複数本のピンヘッダ４は一
端近傍が樹脂モールド５で一体的に固定され、さらに中
間部が収納部６により、また他端近傍が接続部７により
支持されている。樹脂モールド５および接続部７は何れ
かが他方のコネクタ装置と接続され、他方がプリント基
板と接続される。前記収納部６には雑音防止を目的とす
るＬＣ素子やセラミック素子あるいはＩＣなどフィルタ
機能を持った回路が収納される。
ものである。図２において、複数本のピンヘッダ４は一
端近傍が樹脂モールド５で一体的に固定され、さらに中
間部が収納部６により、また他端近傍が接続部７により
支持されている。樹脂モールド５および接続部７は何れ
かが他方のコネクタ装置と接続され、他方がプリント基
板と接続される。前記収納部６には雑音防止を目的とす
るＬＣ素子やセラミック素子あるいはＩＣなどフィルタ
機能を持った回路が収納される。
【００１１】この第２の実施例によれば、接続用コネク
タ装置内に、フィルタ機能を持つ回路を収納することに
より、必要以外の信号は送出しないようにすることが可
能となる。さらに収納部６に他の回路を入れると、たと
えば信号のエラー訂正機能回路やアナログ・ディジタル
変換回路を収納すれば、システム全体の雑音などによ
る、データ誤りなどに対する信頼性は高くなるという効
果がある。
タ装置内に、フィルタ機能を持つ回路を収納することに
より、必要以外の信号は送出しないようにすることが可
能となる。さらに収納部６に他の回路を入れると、たと
えば信号のエラー訂正機能回路やアナログ・ディジタル
変換回路を収納すれば、システム全体の雑音などによ
る、データ誤りなどに対する信頼性は高くなるという効
果がある。
【００１２】なお、上記第２の実施例では、収納部６に
入れる回路素子は接続用コネクタ装置の接続部の外に位
置しているが、この回路素子を接続部の内部に収納して
も良い。すなわち収納部６を設けずに、樹脂モールド５
または接続部７の内部にフィルタ機能を持つ回路素子を
設けるようにしても良い。
入れる回路素子は接続用コネクタ装置の接続部の外に位
置しているが、この回路素子を接続部の内部に収納して
も良い。すなわち収納部６を設けずに、樹脂モールド５
または接続部７の内部にフィルタ機能を持つ回路素子を
設けるようにしても良い。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、接続コネ
クタ装置内に、フェライトまたはＬＣやＩＣなどのフィ
ルタを内蔵したものであり、外来雑音を受けたり、副射
したりする部分に対して、完全な雑音阻止効果が得られ
る。そして必要な信号以外は送らないようにし、互いに
影響する回路を完全に分離できる。
クタ装置内に、フェライトまたはＬＣやＩＣなどのフィ
ルタを内蔵したものであり、外来雑音を受けたり、副射
したりする部分に対して、完全な雑音阻止効果が得られ
る。そして必要な信号以外は送らないようにし、互いに
影響する回路を完全に分離できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例における接続用コネクタ
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図２】本発明の第２の実施例における接続用コネクタ
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
１ ピンヘッダ
２ フェライト
３ ハウジング
４ ピンヘッダ
５ 樹脂モールド
６ 収納部
７ 接続部
Claims (2)
- 【請求項１】 プリント基板に取り付けられる接続用コ
ネクタ装置であって、内部の端子部に雑音防止素子を設
けた接続用コネクタ装置。 - 【請求項２】 プリント基板に取り付けられる接続用コ
ネクタ装置であって、内部にフィルタ機能を持つ回路素
子を封入し、コネクタ端子と回路素子とを電気的に接続
した接続用コネクタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3164129A JPH0513132A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 接続用コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3164129A JPH0513132A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 接続用コネクタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513132A true JPH0513132A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15787302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3164129A Pending JPH0513132A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 接続用コネクタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513132A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8202456B2 (en) | 2006-11-13 | 2012-06-19 | Kyorin Pharmaceutical Co., Ltd. | Method for preparing sustained release tablet |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP3164129A patent/JPH0513132A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8202456B2 (en) | 2006-11-13 | 2012-06-19 | Kyorin Pharmaceutical Co., Ltd. | Method for preparing sustained release tablet |
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