JPH05130698A - 補聴器 - Google Patents
補聴器Info
- Publication number
- JPH05130698A JPH05130698A JP28748291A JP28748291A JPH05130698A JP H05130698 A JPH05130698 A JP H05130698A JP 28748291 A JP28748291 A JP 28748291A JP 28748291 A JP28748291 A JP 28748291A JP H05130698 A JPH05130698 A JP H05130698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volume
- amplifier
- mechanical
- hearing aid
- audible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メカニカルボリュームとエレクトリカルボリ
ュームとを組み合わせて、操作性と信頼性を高める。 【構成】 マイクロホン11で集音した可聴音を可聴信
号に変換して増幅器12で増幅し、レシーバ13で可聴
音に変換し、メカニカルボリューム14で音量調整の上
限を設定し、その設定した範囲内でエレクトリカルボリ
ューム15で微少ステップで音量調整し、レシーバ13
からユーザの最適音量が得られる。
ュームとを組み合わせて、操作性と信頼性を高める。 【構成】 マイクロホン11で集音した可聴音を可聴信
号に変換して増幅器12で増幅し、レシーバ13で可聴
音に変換し、メカニカルボリューム14で音量調整の上
限を設定し、その設定した範囲内でエレクトリカルボリ
ューム15で微少ステップで音量調整し、レシーバ13
からユーザの最適音量が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は補聴器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の補聴器の構成を示してい
る。図3において、1はマイクロホンであり、可聴音を
集音して電気信号、すなわち、可聴信号に変換する。2
はこの可聴信号を増幅する増幅器であり、3は増幅器2
から出力される可聴信号を音声に変換するレシーバであ
る。4は増幅器2を通過する可聴信号のレベル、すなわ
ち、音量を調整するメカニカルボリュームである。この
メカニカルボリューム4は増幅器2の信号入力端とアー
ス間に接続されている。
る。図3において、1はマイクロホンであり、可聴音を
集音して電気信号、すなわち、可聴信号に変換する。2
はこの可聴信号を増幅する増幅器であり、3は増幅器2
から出力される可聴信号を音声に変換するレシーバであ
る。4は増幅器2を通過する可聴信号のレベル、すなわ
ち、音量を調整するメカニカルボリュームである。この
メカニカルボリューム4は増幅器2の信号入力端とアー
ス間に接続されている。
【0003】図4は上記従来の補聴器の外観斜示図であ
る。図4において、5はケーシングであり、5aは挿入
部である。この挿入部5aは耳道に挿入する部分であ
り、5bは操作部である。この操作部5bには、取り付
け板5cが設けられている。取り付け板5cには、前記
メカニカルボリューム4とマイクロホン1が取り付けら
れている。増幅器2およびレシーバ3はケーシング5内
に収納されている。
る。図4において、5はケーシングであり、5aは挿入
部である。この挿入部5aは耳道に挿入する部分であ
り、5bは操作部である。この操作部5bには、取り付
け板5cが設けられている。取り付け板5cには、前記
メカニカルボリューム4とマイクロホン1が取り付けら
れている。増幅器2およびレシーバ3はケーシング5内
に収納されている。
【0004】次に、上記従来例の動作について説明す
る。マイクロホン1で集音された可聴音はマイクロホン
1で可聴信号に変換され、増幅器2で増幅され、レシー
バ3で可聴音に変換される。補聴器のユーザは自己の最
適音量になるように、メカニカルボリューム4を操作部
5bで回転操作して音量を調整する。
る。マイクロホン1で集音された可聴音はマイクロホン
1で可聴信号に変換され、増幅器2で増幅され、レシー
バ3で可聴音に変換される。補聴器のユーザは自己の最
適音量になるように、メカニカルボリューム4を操作部
5bで回転操作して音量を調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の補聴器では、小型の回転式の機械的接点を持つメカ
ニカルボリュームを使用しているため、一般に高齢者に
とって、操作しずらく、さらに、汗や塵埃がメカニカル
ボリュームの隙間に入り込み、腐食やノイズを発生さ
せ、信頼制が十分に得られないという問題があった。
来の補聴器では、小型の回転式の機械的接点を持つメカ
ニカルボリュームを使用しているため、一般に高齢者に
とって、操作しずらく、さらに、汗や塵埃がメカニカル
ボリュームの隙間に入り込み、腐食やノイズを発生さ
せ、信頼制が十分に得られないという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、操作性と信頼性を向上できる優れた補聴器
を提供することを目的とするものである。
ものであり、操作性と信頼性を向上できる優れた補聴器
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、増幅器を通過する可聴信号のレベル調整の
上限を設定するメカニカルボリュームと、このメカニカ
ルボリュームで設定される上限の範囲内で微少ステップ
で可聴信号のレベルを調整するエレクトリカルボリュー
ムとを設け、メカニカルボリュームで可聴信号のレベル
の上限を設定し、この上限の設定された範囲内でエレク
トリカルボリュームを微少ステップで調整することによ
り、所定の音量を調整するようにしたものである。
するために、増幅器を通過する可聴信号のレベル調整の
上限を設定するメカニカルボリュームと、このメカニカ
ルボリュームで設定される上限の範囲内で微少ステップ
で可聴信号のレベルを調整するエレクトリカルボリュー
ムとを設け、メカニカルボリュームで可聴信号のレベル
の上限を設定し、この上限の設定された範囲内でエレク
トリカルボリュームを微少ステップで調整することによ
り、所定の音量を調整するようにしたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、メカニカルボリ
ュームで補聴器使用者に合った音量調整の上限を設定
し、エレクトリカルボリュームでその範囲内を上下して
微少ステップでレベル調整を行うことにより、音量調整
をすることができ、メカニカルボリュームの長所である
設定が容易であることに加えて、エレクトリカルボリュ
ームの長所である調整が容易で、腐食しない点を生かせ
ることができ、幅広い調整を容易に行うことができ、信
頼性の向上と、操作性の向上が可能となるという効果を
有する。
ュームで補聴器使用者に合った音量調整の上限を設定
し、エレクトリカルボリュームでその範囲内を上下して
微少ステップでレベル調整を行うことにより、音量調整
をすることができ、メカニカルボリュームの長所である
設定が容易であることに加えて、エレクトリカルボリュ
ームの長所である調整が容易で、腐食しない点を生かせ
ることができ、幅広い調整を容易に行うことができ、信
頼性の向上と、操作性の向上が可能となるという効果を
有する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示して
いる。図1において、11はマイクロホンであり、可聴
音を集音して電気信号、すなわち、可聴信号に変換する
ものであり、12はこの可聴信号を増幅する増幅器、1
3は可聴信号を入力して可聴音に変換するレシーバであ
る。
いる。図1において、11はマイクロホンであり、可聴
音を集音して電気信号、すなわち、可聴信号に変換する
ものであり、12はこの可聴信号を増幅する増幅器、1
3は可聴信号を入力して可聴音に変換するレシーバであ
る。
【0010】また、14はメカニカルボリュームであ
り、前記増幅器12を通過する可聴信号のレベル調整の
上限の設定を行うもので、増幅器とアース間に接続され
ている。15はエレクトリカルボリュームであり、メカ
ニカルボリューム14で設定された上限の範囲内で、微
少ステップで可聴信号のレベル、ひいては音量調整を行
うものであり、上記増幅器12とアース間に接続されて
いる。
り、前記増幅器12を通過する可聴信号のレベル調整の
上限の設定を行うもので、増幅器とアース間に接続され
ている。15はエレクトリカルボリュームであり、メカ
ニカルボリューム14で設定された上限の範囲内で、微
少ステップで可聴信号のレベル、ひいては音量調整を行
うものであり、上記増幅器12とアース間に接続されて
いる。
【0011】図2は上記補聴器の外観斜示図である。図
2において、16はケーシングであり、挿入部16aと
操作部16bとを有している。挿入部16aは耳孔内に
挿入する部分であり、操作部16bは音量を調整するた
めの操作を行う部分であり、取り付け面16cを有し、
この取り付け面16cには、前記エレクトリカルボリュ
ーム14とメカニカルボリューム15とマイクロホン1
1とが取り付けられている。ケーシング16内には、増
幅器12,レシーバ13等が収納されている。
2において、16はケーシングであり、挿入部16aと
操作部16bとを有している。挿入部16aは耳孔内に
挿入する部分であり、操作部16bは音量を調整するた
めの操作を行う部分であり、取り付け面16cを有し、
この取り付け面16cには、前記エレクトリカルボリュ
ーム14とメカニカルボリューム15とマイクロホン1
1とが取り付けられている。ケーシング16内には、増
幅器12,レシーバ13等が収納されている。
【0012】次に、上記第1の実施例の動作について説
明する。上記第1の実施例において、マイクロホン11
で集音された可聴音は可聴信号に変換されて、増幅器1
2に入力され、そこで増幅された後、レシーバ13に送
出され、可聴音に変換される。この際、超小型回転式可
変抵抗を用いたメカニカルボリューム14により、音量
調整範囲の上限を設定しておき、この設定された上限の
範囲内でエレクトリカルボリューム15により微少ステ
ップで増幅器12を通過する可聴信号レベル、ひいては
音量を微調整する。
明する。上記第1の実施例において、マイクロホン11
で集音された可聴音は可聴信号に変換されて、増幅器1
2に入力され、そこで増幅された後、レシーバ13に送
出され、可聴音に変換される。この際、超小型回転式可
変抵抗を用いたメカニカルボリューム14により、音量
調整範囲の上限を設定しておき、この設定された上限の
範囲内でエレクトリカルボリューム15により微少ステ
ップで増幅器12を通過する可聴信号レベル、ひいては
音量を微調整する。
【0013】このように、上記第1の実施例によれば、
メカニカルボリューム14により音量調整範囲の上限を
設定し、タッチ式のエレクトリカルボリューム15によ
り、その範囲内を上下して微少ステップで可変させ、音
量調整をすることにより、幅広い調整を容易にでき、汗
等に対する信頼性を高くできるという効果を有する。
メカニカルボリューム14により音量調整範囲の上限を
設定し、タッチ式のエレクトリカルボリューム15によ
り、その範囲内を上下して微少ステップで可変させ、音
量調整をすることにより、幅広い調整を容易にでき、汗
等に対する信頼性を高くできるという効果を有する。
【0014】なお、上記実施例では、エレクトリカルボ
リューム15はタッチ式で説明を進めたが、このエレク
トリカルボリューム15を使用して、リモートコントロ
ール式により、音量調整するようにしてもよい。
リューム15はタッチ式で説明を進めたが、このエレク
トリカルボリューム15を使用して、リモートコントロ
ール式により、音量調整するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、以下に示す効果を有する。 1.エレクトリカルボリュームを使用しているため、タ
ッチ式あるいはリモートコントロール式の音量調整がで
き、操作性がよい。 2.エレクトリカルボリュームを使用しているため、汗
等に対して耐腐食性を有し、信頼性が向上する。 3.メカニカルボリュームで音量の上限に設定し、エレ
クトリカルボリュームでその範囲内を上下して音量調整
しているため、過大音量にならないようにすることがで
きる。
に、以下に示す効果を有する。 1.エレクトリカルボリュームを使用しているため、タ
ッチ式あるいはリモートコントロール式の音量調整がで
き、操作性がよい。 2.エレクトリカルボリュームを使用しているため、汗
等に対して耐腐食性を有し、信頼性が向上する。 3.メカニカルボリュームで音量の上限に設定し、エレ
クトリカルボリュームでその範囲内を上下して音量調整
しているため、過大音量にならないようにすることがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施例における補聴器の概略ブ
ロック図
ロック図
【図2】同補聴器の外観斜示図
【図3】従来の補聴器の概略ブロック図
【図4】従来の補聴器の外観斜示図
11 マイクロホン 12 増幅器 13 レシーバ 14 メカニカルボリューム 15 エレクトリカルボリューム 16 ケーシング
Claims (1)
- 【請求項1】 可聴音を可聴信号に変換するマイクロホ
ンと、前記可聴信号を増幅する増幅器と、この増幅器の
出力信号を可聴音に変換するレシーバと、前記増幅器を
通過する前記可聴信号のレベル調整の上限設定用のメカ
ニカルボリュームと、前記増幅器を通過する前記可聴信
号のレベル調整を上記メカニカルボリュームで設定され
た上限設定の範囲内で微少ステップで調整を行うエレク
トリカルボリュームとを備えた補聴器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28748291A JPH05130698A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 補聴器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28748291A JPH05130698A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 補聴器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130698A true JPH05130698A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17717915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28748291A Pending JPH05130698A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 補聴器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05130698A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010095431A1 (ja) | 2009-02-19 | 2010-08-26 | パナソニック株式会社 | 補聴器および補聴器の音量制御方法 |
US8144905B2 (en) | 2003-02-27 | 2012-03-27 | Oticon A/S | Volume control in a hearing aid and hearing aid with volume control |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28748291A patent/JPH05130698A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8144905B2 (en) | 2003-02-27 | 2012-03-27 | Oticon A/S | Volume control in a hearing aid and hearing aid with volume control |
WO2010095431A1 (ja) | 2009-02-19 | 2010-08-26 | パナソニック株式会社 | 補聴器および補聴器の音量制御方法 |
EP2268062A1 (en) * | 2009-02-19 | 2010-12-29 | Panasonic Corporation | Hearing aid and method of controlling volume of hearing aid |
JP4647725B2 (ja) * | 2009-02-19 | 2011-03-09 | パナソニック株式会社 | 補聴器および補聴器の音量制御方法 |
EP2268062A4 (en) * | 2009-02-19 | 2011-04-06 | Panasonic Corp | HEARING APPARATUS AND METHOD FOR CONTROLLING THE VOLUME OF THE HEARING DEVICE |
US8462957B2 (en) | 2009-02-19 | 2013-06-11 | Panasonic Corporation | Hearing aid and method of controlling volume of hearing aid |
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