JPH0512911U - 原料配合制御装置 - Google Patents

原料配合制御装置

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JPH0512911U
JPH0512911U JP980491U JP980491U JPH0512911U JP H0512911 U JPH0512911 U JP H0512911U JP 980491 U JP980491 U JP 980491U JP 980491 U JP980491 U JP 980491U JP H0512911 U JPH0512911 U JP H0512911U
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JP
Japan
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flow rate
raw material
required amount
control loop
blending
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Withdrawn
Application number
JP980491U
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English (en)
Inventor
富行 財満
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各原料の濃度や設定配合比の変更によって、各
原料の流量制御範囲を越えた場合でも、最適の配合比に
なるように配合制御を維持する。 【構成】各原料の流量をそれぞれ制御する流量制御ルー
プと、各流量制御ループから各原料の流量上限値を入力
すると共に、各原料の濃度および配合比に関する信号を
用い、流量上限値に基づく当該原料の最大要求量をそれ
ぞれ逆演算する最大要求量演算手段と、各最大要求量演
算手段からの演算結果および要求量を入力し、これらの
中で最小値のものを選択するローセレクタと、選択され
た信号と各原料の濃度および配合比に関する信号が与え
られ、これらの信号に基づいて前記流量制御ループに出
力する原料設定流量値を演算する設定流量値演算手段と
で構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の原料をある要求量に応じて配合する原料配合装置に関し、さ らに詳しくは、原料(液体原料)の濃度や設定配合比の変更に対して適確に対応 できるようにした原料配合制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の原料をある要求量に応じて配合あるいは混合する制御装置と して、例えば特開昭54−91190号公報に見られるような装置がある。この 装置は、混合すべき原料の流量を検出し、両者の流量が要求量に対して所定の比 率になるように比率制御を行うように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置においては、各原料の濃度や設定配合比(混合比)が 大巾に変更されると、各原料の流量制御範囲を越えることがあり、この場合は最 適な配合比に制御出来なくなり、制御性が悪化するという課題があった。 本考案は、この様な課題に鑑みてなされたもので、ある要求量に応じて複数の 原料(液体原料)を配合または混合する場合、原料の濃度や設定配合比によって 、各原料の流量制御範囲を越えた場合でも、最適の配合比になるように制御を維 持できる原料配合制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この様な目的を達成する本考案は、 ある要求量に応じて複数の原料を所定の配合比になるように制御を行う原料配 合制御装置において、 各原料の流量をそれぞれ制御する流量制御ループと、 各流量制御ループから各原料の流量上限値を入力すると共に、各原料の濃度お よび配合比に関する信号を用い、流量上限値に基づく当該原料の最大要求量をそ れぞれ逆演算する最大要求量演算手段と、 各最大要求量演算手段からの演算結果および要求量を入力し、これらの中で最 小値のものを選択するローセレクタと、 このローセレクタで選択された信号を入力すると共に、各原料の濃度および配 合比に関する信号を用いて、前記流量制御ループに出力する原料設定流量値を演 算する設定流量値演算手段と を備えて構成される。
【0005】
【作用】
各原料の流量制御ループでの流量制御上限値から、各原料ごとの最大要求量が 最大要求量演算手段において計算される。 ローセレクタは、これら計算された最大要求量,設定される要求量の中で最小 値のものを選択し、これを設定流量値演算手段に出力する。設定流量値演算手段 は、ローセレクタからの要求信号に基づいて、各原料の流量設定値を流量制御範 囲内で配合されるように計算する。
【0006】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の一実施例を詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す構成ブロック図である。この実施例では、説 明を簡単にするために、2つの液体原料A,Bを配合する場合を例示してある。 図において、1は液体原料Aが流れる管路、2は液体原料Bが流れる管路で、こ れらの原料は、管路の先において互いに配合あるいは混合されるようになってい る。 3は原料Aの流量を制御する流量制御ループ、4は原料Bの流量を制御する流 量制御ループで、いずれも、流量センサ31,41,これらの流量センサからの 流量信号PVを入力する流量調節計32,42、流量調節計からの制御出力MV により動作する調節弁33,43で構成されている。
【0007】 5,6は各流量制御ループ3,4から各原料A,Bの流量上限値SHA,SH Bを入力し、また、各原料の濃度CA,CB(%)および配合比SA,SB(% )に関する信号が与えられ、流量上限値に基づいて、それぞれ該当の原料の最大 要求量を逆演算する最大要求量演算手段、7は各最大要求量演算手段5,6から の演算結果および要求量設定手段8からの要求量をそれぞれ入力し、これらの中 で最小値のものを選択するローセレクタである。ここで、要求量設定手段8は、 人間が設定する場合のほかに、例えば負荷の状況などにより自動的に要求量が演 算されるものも含むとする。 9,10はローセレクタ7で選択された信号RLoと、各原料の濃度CA,C B(%)および配合比SA,SB(%)に関する信号が与えられ、これらの信号 に基づいて各流量制御ループ3,4に出力する原料設定流量値SVA,SVBを 演算する設定流量値演算手段である。
【0008】 このように構成した装置の動作を、次に説明する。 図2は、全体の動作を示すフローチャートである。各流量制御ループ3,4は 、流量調節計32,42に与えられている流量設定値SVA,SVBに基づいて 、各原料A,Bの流量を制御している。この状態で、各最大要求量演算手段5, 6は、各流量制御ループ3,4から自分が担当している流体原料の流量上限値S HA,SHBをそれぞれ受けて、また、各原料の濃度CA,CB(%)および配 合比SA,SB(%)に関する信号を用いて、各流体原料A,Bの最大要求量、 すなわち、その制御ループにおいて流量制御可能な最大要求量SMA,SMBを それぞれ、例えば(1)式,(2)式を用いて逆演算する。 SMA =流体原料Aの流量上限値SHA×(CA/100)×(100/SA) …(1) SMB =流体原料Bの流量上限値SHB×(CB/100)×(100/SB) …(2)
【0009】 ローセレクタ7は、各最大要求量演算手段5,6で演算された最大要求量SM A,SMBおよび、要求量設定手段8からの要求量SMOの中で、最小のものを 選択する。これにより、各流量制御ループでの制御範囲を越えた要求量が設定さ れることを防止する。ローセレクタ7で選択された要求量信号RLOは、それぞ れ設定流量値演算手段9,10に与えられ、設定流量値演算手段9,10は、こ の要求量に基づいて各流量制御ループでの設定流量値SVA,SVBを、(3) 式、(4)式により演算する。 SVA =RLO×(SA/100)×(100/CA) …(3) SVB =RLO×(SB/100)×(100/CB) …(4)
【0010】 各流量制御ループ3,4は、この様な設定流量値SVA,SVBを受けて、各 原料A,Bの流量をこれらの設定流量値になるように制御する。 この様な動作を行う装置において、通常の状態では、ローセレクタ7は要求量 設定手段8からの要求量SMOを選択している。原料の濃度や配合比が変更され て、各流量制御ループでの制御範囲を越えるような流量が流れ出すと、ローセレ クタ7は、要求量設定手段8からの要求量SMO以外の要求量を選択し、各流量 制御ループで流量制御範囲を越えないように、設定流量値SVA,SVBが変更 される。これにより各流量制御ループにおいて、安定した配合制御を維持するこ とができるようにしている。 なお、この実施例では、流体原料A,Bの2つを配合する場合を例にとったが 、さらに複数の原料を配合する場合にも同様に適用できる。
【0011】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、各原料の濃度や設定配合比の変 更によって、各原料の流量制御範囲を越えた場合でも、最適の配合比になるよう に配合制御を維持することができる原料配合制御装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】全体の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2 管路 3,4 流量制御ループ 5,6 最大要求量演算手段 7 ローセレクタ 8 要求量設定手段 9,10 設定流量値演算手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある要求量に応じて複数の原料を所定の配
    合比になるように制御を行う原料配合制御装置におい
    て、 各原料の流量をそれぞれ制御する流量制御ループと、 各流量制御ループから各原料の流量上限値を入力すると
    共に、各原料の濃度および配合比に関する信号を用い、
    流量上限値に基づく当該原料の最大要求量をそれぞれ逆
    演算する最大要求量演算手段と、 各最大要求量演算手段からの演算結果および要求量を入
    力し、これらの中で最小値のものを選択するローセレク
    タと、 このローセレクタで選択された信号と入力すると共に、
    各原料の濃度および配合比に関する信号を用い、前記流
    量制御ループに出力する原料設定流量値を演算する設定
    流量値演算手段とを設けたことを特徴とする原料配合制
    御装置。
JP980491U 1991-02-27 1991-02-27 原料配合制御装置 Withdrawn JPH0512911U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49106600U (ja) * 1973-01-08 1974-09-12
JP2003517666A (ja) * 1999-12-03 2003-05-27 グラコ ミネソタ インコーポレーテッド 複数コンポーネントの分配装置

Cited By (3)

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JPS49106600U (ja) * 1973-01-08 1974-09-12
JPS5332799Y2 (ja) * 1973-01-08 1978-08-14
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