JPH05129041A - 半田カツプ及びそれを有する電気コネクタ - Google Patents

半田カツプ及びそれを有する電気コネクタ

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JPH05129041A
JPH05129041A JP4100227A JP10022792A JPH05129041A JP H05129041 A JPH05129041 A JP H05129041A JP 4100227 A JP4100227 A JP 4100227A JP 10022792 A JP10022792 A JP 10022792A JP H05129041 A JPH05129041 A JP H05129041A
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solder cup
contact
shaft portion
hole
cup
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JP4100227A
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English (en)
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Jr Charles E Dorwart
チヤールズ・エドワード・ドーワート・ジユニア
William T Parker
ウイリアム・セオドア・パーカー
Jeffrey L Showers
ジエフリー・リン・シヤワー
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AMP Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/10Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
    • H01R4/18Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
    • H01R4/20Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping using a crimping sleeve
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/02Soldered or welded connections

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 打ち抜き及び曲げ加工で形成され弾性保持部
を有する半田カップ、及びこれを用いてコンタクトの軸
部への装着を容易にし、組立製造コストを低減した電気
コネクタを提供すること。 【構成】 コネクタ20に収容されるコンタクト22の
軸部44に固定される半田カップ24は、軸部44をそ
の中に収容する大きさの略筒形である。半田カップ24
は、第1端92近傍に少なくとも1個の保持部108を
有する。保持部108は、その中に収容される軸部44
の断面寸法より小さい有効径を穴90の内部に形成す
る。コンタクト22の軸部44を半田カップ24の穴9
0内に挿入する際、軸部44が半田カップ24の保持部
108と干渉係合する。これにより、半田カップ24が
軸部44と電気的に接続すると共に、軸部44に固定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタのコンタ
クトの軸部と結合する半田カップ、特に電気コネクタの
コンタクトの軸部と圧入接続する、打ち抜き及び曲げ加
工された半田カップ、及びその半田カップを用いた電気
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,717,354号に開示
された公知のコンタクトは、そのコンタクトの嵌合部と
一体的に打ち抜き及び曲げ加工された半田カップを有す
る。
【0003】別の従来例のコンタクトは、切削された後
にコンタクトの軸に圧着される半田カップを有する。図
16は、この従来例の半田カップ200を示す図であ
る。コンタクトと分離して製造される代表的な従来例の
半田カップ200は、黄銅又は燐青銅の材料を切削して
形成される。半田カップは、略円筒形の外形と、それと
略同軸の穴202を有する。コンタクトの軸部は、規制
手段206が許容する限り、第1端204の穴202内
に受容される。各半田カップ200はコンタクトに圧着
固定される。
【0004】半田カップ200の第2端は、コンタクト
がコネクタ内に収容されているとき、コネクタハウジン
グの後方へ突出して導体を受容し、半田付けされる。開
口208によって、半田付け状態の検査ができると共に
導体が穴202内に十分に挿入されたかどうかを検査す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来例は、コン
タクトと半田カップが一体的に形成されているため、貫
通コンデンサ等のフィルタ部材をコンタクトに取り付け
ることが困難である。
【0006】他方、後者の従来例の半田カップ200
は、切削加工で形成されるため、その製造コストを高い
という問題がある。また、半田カップ200とコンタク
トとを個別に圧着する必要があるので、電気コネクタの
組立コストが高くなってしまうという問題もある。
【0007】従って、本発明は、上述の問題を解決する
半田カップ及び電気コネクタ、即ちフィルタ部材を装着
することができ、製造及び組立コストを低くできる半田
カップ及び電気コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題解決のための手段】本発明の半田カップは、コネ
クタハウジング内に収容されるコンタクトの軸部に固定
される半田カップであって、外側に広がった第1端と、
導体と半田接続する第2端と、前記第1端から前記コン
タクトの軸部を受容する穴とを有し、前記第1端近傍に
少なくとも1個の弾性保持部を有する略筒形とし、該弾
性保持部は、前記穴内に突出して前記穴内に受容される
前記軸部の断面寸法より小さい有効径を形成することを
特徴とする。
【0009】また、本発明の電気コネクタは、コネクタ
ハウジングと、相手コネクタのコンタクトと嵌合する嵌
合部及び末端に延びる略筒状の軸部を有し、前記ハウジ
ング内に保持される少なくとも1個のコンタクトと、前
記末端で前記軸部に固定される圧入型半田カップとを具
え、該圧入型半田カップは、外側に広がった第1端と、
導体と半田接続する第2端と、前記第1端から前記コン
タクトの軸部を受容する穴とを有し、前記第1端近傍に
前記穴内に突出する少なくとも1個の弾性保持部を有す
る略筒形とし、該弾性保持部は、前記穴内に受容された
前記コンタクトの軸部と圧入係合することを特徴とす
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の半田カップ及び電気コネクタ
の好適実施例を図面を参照して説明する。図1は、コン
タクト22を有する電気コネクタ20を示す、中心から
外れた面での断面図である。本発明の一実施例の圧入型
半田カップ24は、コンタクト22に固定される。図示
のコネクタは、少なくとも一個のコンタクト22を有す
るサブミニチュアDコネクタである。コンタクト22
は、上側のコンタクト列26及び下側のコンタクト列2
8の2列に配列される。上側の列26のコンタクト22
は、下側の列28のコンタクトと離隔すると共に、横方
向に互いに離隔する。コネクタハウジング内の全コンタ
クトが同一のタイプのコンタクトに見えるが、本発明
は、図1に示されるようにピン(雄型)コンタクト、又
はリセプタクル(雌型)コンタクトのいずれにも適用で
きる。
【0011】好適実施例によれば、コネクタ20は、共
に適当なプラスチック材料で射出成形された前部絶縁ハ
ウジング30と後部絶縁ハウジング32とを有するシー
ルド(遮蔽)コネクタである。前部ハウジング30は、
嵌合面36の方に突出し、サブミニチュアDの形状のシ
ュラウド部34を有する。嵌合面36は、相手コネクタ
(図示せず)の端子を受容するテーパ状の挿入面40を
有する複数のコンタクト受容開口38を具える。コンタ
クト22は、前部嵌合部42、中間軸部44及びその軸
部44に固定される圧入型半田カップ24を有する。
【0012】コンタクト22は、軸部44を貫通するフ
ィルタ46を有してもよい。フィルタ46は、その代表
例として半田フィレット部48で軸部44と半田付けさ
れ、機械的に軸部44に固定されると共に、フィルタ4
6の第1部分50との間に導電路を形成する。
【0013】フィルタ46の第2部分52は、フィレッ
ト56の位置で接地板54に半田付けされる。フィレッ
ト56は、フィルタ46を接地板54に固定させ、接地
への導電路を形成する。フィルタ46は、コンタクト2
2を伝わる信号中の高周波、高電圧成分を取り除き、接
地板54を介してグランドに落とす。
【0014】前部ハウジング30は、シュラウド部分3
4を囲む形状を有する部分を具えた前部遮蔽部材58に
よって囲まれる。後部遮蔽部材62は、挟持片60等に
よって前部遮蔽部材58に固定され、そこから後方に突
出する。
【0015】接地板54は、64で示される位置で後部
遮蔽部材62の内側表面と係合することによって後部遮
蔽部材62と等電位になる。また、相手シールドコネク
タがコネクタ20と嵌合する際に、前部遮蔽部材58を
介してグランドに接続される。
【0016】後部ハウジング32は、後壁68に半田カ
ップ24を受容するための開口66を有する。その開口
66は、後壁68の内面72にテーパ状の挿入面70を
具える。後部ハウジング32は、その前端に接地板54
と係合する前面76を有するフランジ74を具える。前
部ハウジング30の後面78は、フランジ74の後面が
弾性ラッチ部材80と係止する際に、接地板54と係合
する。ラッチ部材80は、後部遮蔽部材62のせん断部
を内側に屈曲して形成される。
【0017】図2は、本発明の打ち抜き及び曲げ加工さ
れた圧入型半田カップ24を示す図である。半田カップ
24は、軸方向に延びる穴90を有し、細長で実質的に
円筒形である。軸部を受容する第1端92は、端面96
に隣接して外側に広がったフランジ94を有し、組立時
に軸部44を穴90の中心に案内して軸部の折れを防止
する。導体を受容する第2端98は、端面102から半
田カップ24に沿って延出する上側円弧状部分100を
有し、半田付けする導体(図示せず)を穴90内に容易
に受容できるようにする。
【0018】半田カップ24の両端面96、102の間
の中間点には、ストップ片106が穴90内に突出して
いる。ストップ片106と端面96との間には、保持部
108が内向きに且つ穴90内に突出している。保持部
108は、半田カップ24を軸方向に圧入する際に半田
カップ24を軸部44上に保持し、それらの間の電気的
接続を保証する。外側に突出する突起110は、組立後
の電気コネクタ内での半田カップ24の回転を防止する
反回転部を構成する。
【0019】図3は、担持帯114と一体化した半田カ
ップ24の曲げ加工前の打ち抜きブランク112を示す
図である。本実施例では半田カップ24は燐青銅を打ち
抜き及び曲げ加工して形成されるが、本発明はこれに限
定されない。
【0020】ストップ片106は、3辺でせん断される
被せん断部材122となるせん断辺116によって定義
され、1辺がブランク112に結合される。被せん断部
材122の自由端は、曲げ部118でブランク112の
平面から離れるように曲げられ、ブランク112の曲げ
加工完了時には穴90内に突出する。圧入型半田カップ
24のストップ片106は、図5、図9及び図13にお
いて最もよく示されるように、軸部44の外径より小さ
い有効保持径120を形成するために穴90内に突出す
る。
【0021】保持部108は、圧入型半田カップ24の
軸に対して横方向のせん断辺126によって定義され
る。また、保持部108は、ブランク112の曲げ加工
完了時には少なくともせん断面130の一部が穴90内
に突出するように、せん断辺126から円弧状辺128
までブランク112の平面から離れるように形成され
る。さらに、保持部108は、図6、図7から図9、及
び図11から図13に最もよく示されるように、軸部4
4の外径より小さい有効保持径を形成するために穴90
内に突出する。
【0022】保持突起110は、ブランク112の平面
からストップ片106又は保持部108とは反対方向に
突出したディンプルとして形成される。この方法では、
圧入型半田カップ24が曲げ加工される際に、突起11
0の末端が圧入型半田カップ24の外側の他の点と共
に、半田カップ24の外径より大きく、半田カップ24
が受容される開口66の径より大きい有効外径を形成す
る。
【0023】ブランク112の側端136は、半田カッ
プ24が曲げ加工される際に、互いに実質的に当接して
継ぎ目138を形成する。
【0024】図4は、担持帯114と結合した圧入型半
田カップ24の曲げ加工が完了した状態を示す図であ
る。半田カップ24は、間隔及び材料の制限があるの
で、コネクタ20のコンタクト22の中心線間隔と同じ
間隔で打ち抜き加工してもよいし、違う間隔であっても
よい。コネクタ20の組立の際には、半田カップ24は
例えば点線140に沿って担持帯114からせん断され
る。
【0025】図7ないし図10は、圧入型半田カップ2
4がリセプタクルコンタクト144の軸部44Aに軸方
向に圧入される過程を示す部分断面図である。嵌合部4
2がリセプタクルである、リセプタクルコンタクト14
4を構成するコンタクト22は、図1の上半分に示され
る。リセプタクルコンタクト144の嵌合部42は打ち
抜き及び曲げ加工されるので、その軸部44Aも典型的
には打ち抜き及び曲げ加工される。このため、軸部44
Aは空洞を有する円筒形になる。
【0026】半田カップ24を軸部44Aに圧入するた
めには、軸部44Aを穴90と軸方向に整列させ、軸部
44A及び半田カップ24を互いに近づく方向に相対的
に移動する。軸部44Aは、フランジ94及び穴90内
に折れずに受容され易くするために、その先端148が
テーパ形状146に形成されている。保持部108は、
軸部44Aの径より小さい有効径になるように内方に突
出して形成されているので、図7に示されるように、穴
90内に軸部44Aの前方への移動に抗するためにテー
パ形状146に沿って係合する。
【0027】穴90内で軸部44Aを前方に移動させる
ためには、外力が増大することが必要であり、軸部44
Aが穴90内を通過するにつれて保持部108に外側へ
の弾性変形を生じさせる。同時に、軸部44Aは、若干
圧縮されるか、又は継ぎ目138において半田カップ2
4を若干開かせるか、あるいは両方生じる。
【0028】先端148がストップ片106と係合して
半田カップ24を軸部44Aの適当な位置に導くまで、
軸部44Aを挿入し続ける。保持部108のせん断面1
30のエッジ150は、軸部44Aとの係合により付勢
され、半田カップ24を軸部44A上に固定する。保持
部108は、穴90の内方に向かって曲げ加工され、半
田カップ24の周囲からテーパ状になっており、端面9
6近傍から端面102及びストップ片106の方に向か
ってより小さい有効径になっている。エッジ150は軸
部44Aと摩擦係合しており、半田カップ24を軸部4
4A上に保持するために軸部44Aの外表面に喰いつ
く。
【0029】1片のストップ片106及び1個の保持部
108で十分であるが、円周に沿って3片のストップ片
及び3個の保持部を略等間隔に配置すると、軸部44A
を穴90の略中心に案内する効果があることが判明し
た。
【0030】図10は、リセプタクルコンタクトの軸部
44A上の半田カップ24を示す断面図である。この図
によれば、継ぎ目138が若干開いた状態で軸部44A
が穴90の中心に実質的に案内されている様子、そして
軸部44A上に半田カップ24を保持すると共に電気的
接続する様子が示される。さらに、保持部に与えられる
形状に依存して、好適実施例で用いられる保持部が軸部
44Aと係合するエッジ150に沿って限られた長さを
与えるので、多数の保持部は軸部に対する半田カップ2
4の保持力を高める。
【0031】図11ないし図13は、圧入型半田カップ
24がピンコンタクト154の軸部44B上に軸方向に
圧入される過程を示す部分断面図である。嵌合部42が
ピンとなり、その結果、ピンコンタクト154を構成す
るコンタクト22は、図1の下半分に示される。ピンコ
ンタクトは、打ち抜き形成されるが、ワイヤを引いて形
成するとより経済的に製造できる。ピンコンタクトがど
のように製造されるかに関係なく、その軸部44Bがソ
リッドな(非中空)部材であるので、その機能はリセプ
タクルコンタクト144の打ち抜き、及び曲げ加工され
た中空の軸部44Aと比較すると若干相違する。軸部4
4Bは軸方向に穴90と整列する。軸部44B及び半田
カップは相対的に互いに向かって移動する。軸部44B
は、フランジ94及び穴90内に折れずに受容され易く
するために、その先端158がテーパ形状156に形成
されている。軸部44Bは、軸部44Aの外径と略等し
い外径を有する。保持部108は内方に曲げられ、軸部
44Bの外径より小さい有効径を有するので、図11に
示されるように、穴90内で軸部44Bの前方への移動
に抗するためにテーパ形状156に沿って係合する。
【0032】穴90内で軸部44Bを前方に移動させる
ためには、外力を増大することが必要である。この外力
によって、軸部44Bが通過するにつれて保持部108
が外側へ弾性変形する。同時に、半田カップ24は継ぎ
目138で若干開くことがある。
【0033】先端158が少なくとも1片のストップ片
106と係合して半田カップ24を軸部44Bの適当な
位置に導くまで、軸部44Bを挿入し続ける。保持部1
08の末端150は、軸部44Bとの係合により付勢さ
れ、半田カップ24を軸部44B上に固定する。保持部
108は、穴90の内方に曲げられ半田カップ24の円
周からテーパ状になり、軸部44Bの径より小さい有効
径になっている。このため、エッジ150は軸部44B
と摩擦係合し、半田カップ24を軸部44B上に保持す
るために軸部44Bの外表面に喰い込むことができる。
【0034】図14は、ピンコンタクト154の軸部4
4B上に固定された半田カップを示す断面図である。こ
こでは、継ぎ目138が若干開いた状態で軸部44Bが
穴90の略中心に位置し、エッジ150が半田カップ2
4を軸部44B上に保持するために軸部44Bと摩擦係
合する。
【0035】コネクタ20は、各コンタクト22の軸部
44及び接地板54の各開口内にフィルタ46を取り付
け、半田付けすることによって組立られる。この組立体
は、前部ハウジング30の開放した後部に挿入される。
接地板54は、半田フィレット部86で後部遮蔽部材6
2に半田付けされる。遮蔽部材58は、ハウジング部材
30を覆い、遮蔽部材60に固定される。この組立段階
では、コンタクト列26又は28に必要な多数の半田カ
ップ24は、担持帯114と結合した状態からせん断さ
れるまでの間、把持される。この半田カップ24の列
は、上述の通り、ハウジング内に既に収容されたコンタ
クトの選択された列の各軸部44と整列すると同時に圧
入される。他列のコンタクトに必要な多数の半田カップ
は、担持帯114と結合した状態からせん断されるまで
の間、引き続き把持される。この半田カップの列は18
0度回転し、ハウジング部材30内に既に収容されたコ
ンタクトのうち選択された列のコンタクトの各軸部44
と整列すると同時に圧入される。
【0036】後部ハウジング部材32は、次に各半田カ
ップ24の端面102が最初に各開口に受容された状態
で半田カップ24の上から圧入される。後部ハウジング
32のフランジは、ラッチ部材80の下で係止し、後部
ハウジング32をラッチ部材80に固定する。
【0037】各半田カップ24は、少なくとも第2端9
8の部分が図1に示されるように後部ハウジング部材3
2の後面68を越えて突出する状態で各開口66の中に
入ると共に部分的に貫通する。フランジ94はテーパ状
の導入部70に受容され、半田カップ24が開口66か
ら完全に抜け出てしまうことを防止し、テーパ状の導入
部と係合して中心に位置決めする。この様にして、導体
は容易に半田付けできる。導体が半田カップ24に半田
付けされると、軸部44に対する半田カップ24の保持
力が半田付けによって強化されることもある。
【0038】図15に示されるように、代表的な突起1
10は、テーパ状の導入部を越えて開口66を形成する
壁160と干渉係合する。この干渉係合によって半田カ
ップ24が開口66内で軸部44上を回転するのを防止
する。
【0039】同じ半田カップが、中空構造及びソリッド
(非中空)断面の両方のコンタクトの軸部に対しても使
用できることが判明している。半田カップは、0.21
6mm(0.0085インチ)の板厚の燐青銅板から打
ち抜き及び曲げ加工され、1.461mm(0.057
5インチ)の公称内径を有する。コンタクトの軸部は
1.016mm(0.4インチ)の公称外径を有する。
保持部は内方に曲げられ、0.914mm(0.036
インチ)の有効径を有する。好適実施例では、突起11
0は半田カップ24の外表面から0.076mm(0.
003インチ)突出する。これにより、最も離れた点の
有効径が増大し、この結果、軸部を受容する際に半田カ
ップの径の広がりと組み合わせると、1.87mm
(0.07インチ)の公称穴径を有する開口66内での
干渉係合(圧入)を確実にする。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、従来例の独立した半田
カップの様に切削することなく、打ち抜き及び曲げ加工
によって形成される半田カップを提供できる。半田カッ
プを打ち抜き及び曲げ加工で製造することは、半田カッ
プのコンタクト軸部に対する自動組立を容易にする。こ
のようにして、従来例の半田カップで行なっていたコン
タクト軸部に個別に圧着する工程をなくすことにより、
半田カップを含めたコネクタの製造及び組立コストを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上側の列には本発明の半田カップを保持する雌
型コンタクトを、下側の列には同じ半田カップを保持す
る雄型コンタクトを示した本発明の電気コネクタ20を
示す、中心から外れた面での断面図である。
【図2】本発明の打ち抜き及び曲げ加工された圧入型半
田カップ24を示す斜視図である。
【図3】担持帯114と一体化した図2の半田カップ2
4の曲げ加工前の打ち抜きブランク112を示す図であ
る。
【図4】担持帯114と結合した図2の圧入型半田カッ
プ24の曲げ加工が完了した状態を示す平面図である。
【図5】半田カップ24のストップ片106を示す、図
2の線5−5に沿った断面図である。
【図6】半田カップ24の保持部108を示す、図2の
線6−6に沿った断面図である。
【図7】雌型コンタクトの軸部44A上に圧入される状
態を示す、軸部44Aが保持部108と係合する位置で
の図2の半田カップ24の部分拡大断面図である。
【図8】図2の半田カップ24が図7の状態よりさらに
前進して軸部44A上に圧入される状態を示す部分拡大
断面図である。
【図9】雌型コンタクトの軸部44A上に圧入される状
態を示す、軸部44Aがストップ片106と係合する位
置での図2の半田カップ24の部分拡大断面図である。
【図10】雌型コンタクトの軸部44A上に固定された
半田カップ24を示す、図9の線10−10に沿った断
面図である。
【図11】雄型コンタクトの軸部44B上に圧入される
状態を示す、軸部44Bが保持部108と係合する位置
での図2の半田カップ24の部分拡大断面図である。
【図12】図2の半田カップ24が図11の状態よりさ
らに前進して軸部44B上に圧入される状態を示す部分
拡大断面図である。
【図13】雄型コンタクトの軸部44B上に圧入される
状態を示す、軸部44Bがストップ片106と係合する
位置での図2の半田カップ24の部分拡大断面図であ
る。
【図14】雄型コンタクトの軸部44B上に固定された
半田カップ24を示す、図13の線14−14に沿った
断面図である。
【図15】図1の線15−15に沿った後部ハウジング
32の断面図である。
【図16】従来例の半田カップ200を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
20 電気コネクタ 22 コンタクト 24 半田カップ 42 嵌合部 44A、44B 軸部 30、32 コネクタハウジング 90 穴 92 第1端 98 第2端 108 弾性保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・セオドア・パーカー アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 17007 ボイリング・スプリングス ウイ スキー・スプリングス・ロード 35 (72)発明者 ジエフリー・リン・シヤワー アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 17055 メカニクスバーグ ビーコン・サ ークル 2114

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング内に収容されるコン
    タクトの軸部に固定される半田カップであって、 外側に広がった第1端と、導体と半田接続する第2端
    と、前記第1端から前記コンタクトの軸部を受容する穴
    とを有し、前記第1端近傍に少なくとも1個の弾性保持
    部を有する略筒形とし、 該弾性保持部は、前記穴内に突出して前記穴内に受容さ
    れる前記軸部の断面寸法より小さい有効径を形成するこ
    とを特徴とする半田カップ。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングと、 相手コネクタのコンタクトと嵌合する嵌合部及び末端に
    延びる略筒状の軸部を有し、前記ハウジング内に保持さ
    れる少なくとも1個のコンタクトと、 前記末端で前記軸部に固定される圧入型半田カップとを
    具え、 該圧入型半田カップは、外側に広がった第1端と、導体
    と半田接続する第2端と、前記第1端から前記コンタク
    トの軸部を受容する穴とを有し、前記第1端近傍に前記
    穴内に突出する少なくとも1個の弾性保持部を有する略
    筒形とし、 該弾性保持部は、前記穴内に受容された前記コンタクト
    の軸部と圧入係合することを特徴とする電気コネクタ。
JP4100227A 1991-03-28 1992-03-27 半田カツプ及びそれを有する電気コネクタ Pending JPH05129041A (ja)

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