JPH05128940A - 押釦スイツチのインターロツク装置 - Google Patents

押釦スイツチのインターロツク装置

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JPH05128940A
JPH05128940A JP3047740A JP4774091A JPH05128940A JP H05128940 A JPH05128940 A JP H05128940A JP 3047740 A JP3047740 A JP 3047740A JP 4774091 A JP4774091 A JP 4774091A JP H05128940 A JPH05128940 A JP H05128940A
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JP
Japan
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interlock
push button
interlock body
push
spring
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JP3047740A
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Shigeru Kato
重 加藤
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型にして、機械的に簡単な構造で、確実な
るインターロックを行う。 【構成】 本体1内に対向した2つの押釦2.2を押下
可能にして設け、両押釦間に偏平三角円錐形状に形成
し、かつ揺動旋回するインターロック体6を配置する。
ンターロック体下面中央に支点となる円錐形状の突起を
形成し、揺動・旋回自在に支持する。この突起にばね7
を嵌挿し、このインターロック体6と本体のくぼみ10
間に介在させ、インターロック体の方向を規制する。こ
のインターロック体の各傾斜面上に、押釦2に突設した
押下片2bを対向せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型にして、機械的に簡
単な構造で、確実なるインターロックを行うようになし
た押釦スイッチのインターロック装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】押釦スイッチにおいて、両押釦の同時操
作による機器の破損防止を図るため、2つの押釦が同時
に押下できないようインターロック装置が必要である。
汎用されているものとして実公昭32−551号、同3
9−28139号公報に開示されたものがある。これは
対向する押釦間にインターロック用のロッドを横方向に
移動可能にスイッチ本体内に納め、いずれか一方の押釦
を押し下げたとき、これにより他方側の押釦へ移動させ
てロックを行うようになしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この公知の方式では構
造が複雑で、使用部品数も多く、組立に手数を要すもの
となっている。特にばねやボールを用いる場合には、組
立は困難となる。またスイッチのストロークに対して、
インターロック範囲が約半分である。従って、この範囲
に多段のスイッチ接点を配置することは困難で、多段ス
イッチのインターロック方式としては適さない。
【0004】本発明はこれに鑑みてなしたもので、構造
が簡単で、かつ操作性の良い、スイッチのインターロッ
ク方式の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、本体内に対向した2つの押釦
を押下可能にして設け、両押釦間に偏平三角円錐形状に
形成し、かつ揺動旋回するインターロック体を配置する
とともに、インターロック体下面中央に支点となる円錐
形状の突起を形成し、揺動・旋回自在に支持し、この突
起にばねを嵌挿しこのインターロック体と本体のくぼみ
間に介在させ、インターロック体の方向を規制し、かつ
このインターロック体の各傾斜面上に、押釦に突設した
押下片を対向せしめたことを要旨とする。ばねのかわり
にばね作用を持ったピンを本体くぼみに立て、インター
ロック体と連結してもかまわない。
【0006】
【作用】対向する2つの押釦間に頂面が偏平なる三角円
錐形としたインターロック体を配設し、かつ旋回・揺動
自在にして本体に支持しているため、いずれか一方の押
釦を押し下げると、この押釦に突設した押下片にてイン
ターロック体を旋回・揺動させて他方側の押釦の押下片
下面とインターロック体の稜線とが当接され、インター
ロックが自動的にかけられる。そしてこのインターロッ
ク体は偏平な三角円錐形とし、各傾斜面は稜線を介して
連設されているので、ロックがより確実に行えるものと
なる。また、本体とインターロック体の間にばねを介在
させているため押し下げを解除するとインターロック体
は決められた位置に戻る。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。図において1は押釦スイッチの本体で、この本体1
内には2つの押釦2,2を互いに対向して嵌合するため
の押釦嵌合孔1a,1aを上に向けて穿設し、この押釦
嵌合孔1aの上部で外方側の内側面に2段または3段操
作用(アクション用)のガイド球3を導くための縦方向
のガイド溝1b,1b,を設ける。このガイド溝1bよ
り押釦嵌合孔内面へとガイド球3が導かれるようにな
す。
【0008】この押釦2は一側面に押下片2bに突設さ
れ、押釦嵌合孔内に本体1の上下方向に対し、スライド
自在に嵌挿し得る形状とし、かつこの押釦の横方向に押
釦内側がガイド球が突出しないようにして横孔2aを突
設し、この横孔2a内にばね4を挟むようにして2個の
ガイド球3,3を嵌挿し、このばね4を挟んで2個一対
とした外側のガイド球は、ばね4の作用にて押釦2の外
側方向へ突出するようになし、これにより押釦2を本体
の押釦嵌合孔内へ挿入したとき、ばね圧により、ガイド
球3がガイド溝面1bに押圧されるようになすと共に、
この押釦の底部中央にばね嵌合孔2cを一体に形成し、
この押釦を本体に嵌挿した場合、該押釦を常に押し上げ
るように、ばね嵌合孔と本体の押釦嵌合孔底面間にばね
5を介在せしめるものとする。なお、この場合、押釦2
がばね5の作用により本体1より抜け出ないよう押釦に
横水平方向に貫通され、かつ本体側に固定された固定接
点片T1,T2と接触離間する可動接点片S1,S2に
て支持されている。
【0009】本体1の頂面には対向する2つの押釦嵌合
孔1a,1a間に円形のくぼみ10を形成し、かつこの
くぼみの中央部に突起12を形成し、このくぼみ10内
に嵌合するように偏平三角円錐形状をしたインターロッ
ク体6を配設し、この突起12の先端でインターロック
体6の下面中央を支持し、インターロック体6が静止、
揺動、旋回するときの支点となす。この突起12にばね
7を嵌挿し、インターロック体とくぼみ間に介在せしめ
る。
【0010】このばね7はコイルばね形をしており、か
つその両端をコイル部によりコイル長手方向へ突出する
直線形とし、この直線端部7a,7bを、その一方をく
ぼみ10の内底面に穿孔した係止孔に、他方をインター
ロック体6に穿孔した係止孔にそれぞれ嵌合係止し、こ
れにより押釦2の押し下げを解除すると、インターロッ
ク体6はばね7の作用により元の位置に戻るようにせし
める。
【0011】またくぼみ10の内底面には対向する2つ
の押釦嵌合孔1a,1a間の中間位置に1つの突条11
を設け、この突条11にて押釦押下時、インターロック
体6が揺動する際、インターロック体6の下面を支持
し、この突条11の左右いずれかに傾動するようにイン
ターロック体の揺動方向、並びに押下量を規制するもの
である。
【0012】インターロック体6は図1ないし図3に詳
示するように、外形は円形もしくは円形に近い形状で、
中央の中心が高く、外周縁側が低くなる偏平な円錐形と
し、かつ頂面はこの最高点である中心より放射方向に延
びる三本の稜線6a,6b,6cにて三角形に分かたれ
た三角状の平坦な形斜面61,62,63となるように
形成され、本体1への係止時、図3に示すように2つの
対向する押釦2,2を結ぶ直線に対し、直交し、かつ押
釦2,2間Lに一つの稜線6aが位置し、この線Lに対
して残る2つの稜線6b,6cがなす角度は等しくなる
ようにし、かつ稜線6aの位置に、ばね7を係止する孔
が穿孔される。さらに3つの傾斜面は稜線にて分かれ、
このインターロック体6の頂面でその同一半径線上の周
回方向において稜線は形斜面61,62,63のうちで
最も高い位置となるように形成される。
【0013】上述のごとく構成される押釦スイッチの操
作について、以下図1及び図5ないし図8を参照しつつ
説明する。図1は両押釦2,2がいずれも押し下げられ
ていないOFFの状態である。今、図5に示すように右
側の押釦2を1段操作になるように押し下げると、この
右側の押下に応じて、この押釦の押下片2bにてインタ
ーロック体6の形斜面62を押し下げられ、押下片2b
は形斜面62上を摺動し、インターロック体6は図5に
示すように反時計方向に少し旋回しつつ、図6に示すよ
うに少し押し下げられて傾動する。この状態で左側の押
釦2を押し下げようとしてもインターロック体6の稜線
6bにてこの押釦の押下片2bが少しの隙間をあけて支
持されているので、左側の押釦の押し下げはこの隙間の
ストロークだけとなり、スイッチ操作のための押下スト
ローク量の押し下げは不能となる。すなわち左側押釦2
はロックがかかった状態となる。
【0014】また右側の押釦2をさらに押し下げて第2
段の操作(第2アクション)をすると、図7及び8に示
すようになる。すなわち図5,6の状態よりさらに右側
の押釦2を下方に押し下げるとインターロック体6は右
側の押釦の降下によりさらに強い力で押下片2bにて押
し下げられる。これによりインターロック体はさらに反
時計方向に旋回し右側が押し下げられ傾斜し、他方の左
側は押し上げられて左側押釦の押下片を上方へ押し上げ
るように当接支持されるようになる。このとき、インタ
ーロック体6の揺動が完全に阻止され、左側の押釦は完
全にロックがかかった状態となる。
【0015】そして右側の押釦押下力を解除すると、こ
の押釦2のばね5の力により自動的に復帰するととも
に、インターロック体6もばね7の作用にて復帰し、図
1の状態に戻るものである。
【0016】なお左側の押釦を押し下げた場合は、前記
動作と反対となり、同様に右側の押釦は第1段操作、第
2段操作においてもロックがされた状態となる。
【0017】
【発明の効果】本発明による時は対向する2つの押釦を
押下可能にして嵌挿した押釦スイッチ本体の中央部にく
ぼみを備え、このくぼみ内中央部に円錐形突起の支持台
を設け、その先端に偏平で、かつ頂面が三角円錐面とし
たインターロック体下面中央を当接支持し、ばねにてイ
ンターロック体の方向を規制し、かつこのインターロッ
ク体の各傾斜面上に、押釦に突設した押下片を対向せし
めているため、インターロックの作動が確実で、かつ組
立が容易に行える利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明押釦スイッチのインターロック装置の縦
断正面図である。
【図2】インターロック体部の縦断側面図である。
【図3】本発明実施例の平面図である。
【図4】押釦とインターロック体との関係を示す平面図
である。
【図5】1段押込状態を示す断面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】2段押込状態の断面図である。
【図8】同平面図である。
【図9】本体の中央部分の断面図である。
【図10】本発明実施例の底面図である。
【図11】同側面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 押釦 2b 押下片 6 インターロック体 7 ばね 10 くぼみ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月17日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に対向した2つの押釦を押下可能
    にして設け、両押釦間に偏平三角円錐形状に形成し、か
    つ揺動旋回するインターロック体を配置するとともに、
    インターロック体下面中央に支点となる円錐形状の突起
    を形成し、揺動・旋回自在に支持し、この突起にばねを
    嵌挿しこのインターロック体と本体のくぼみ間に介在さ
    せ、インターロック体の方向を規制し、かつこのインタ
    ーロック体の各傾斜面上に、押釦に突設した押下片を対
    向せしめたことを特徴とする押釦スイッチのインターロ
    ック装置。
JP3047740A 1991-02-20 1991-02-20 押釦スイッチのインターロック装置 Expired - Fee Related JPH088029B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113936938A (zh) * 2021-09-18 2022-01-14 湖北省电力装备有限公司 一种环网柜用隔离开关与断路器联动操作机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113936938A (zh) * 2021-09-18 2022-01-14 湖北省电力装备有限公司 一种环网柜用隔离开关与断路器联动操作机构
CN113936938B (zh) * 2021-09-18 2023-09-19 湖北省电力装备有限公司 一种环网柜用隔离开关与断路器联动操作机构

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