JPH05128291A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH05128291A JPH05128291A JP3287870A JP28787091A JPH05128291A JP H05128291 A JPH05128291 A JP H05128291A JP 3287870 A JP3287870 A JP 3287870A JP 28787091 A JP28787091 A JP 28787091A JP H05128291 A JPH05128291 A JP H05128291A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 情報を総合的に処理できかつメディアコスト
が低い情報処理装置を提供する。 【構成】 情報処理装置はバーコードリーダ14及び15を
備えており、移動物体a,bの物品個々の情報は、バー
コードリーダによって読み取られる。移動物体a,b,
・・・の集合体である移動物体A,B,・・・の情報は
情報処理装置の一部を構成している移動体識別装置で処
理される。移動体識別装置は応答器20、21、質問器用ア
ンテナ22、23及び質問器用コントローラ24を備えてい
る。応答器は移動物体のパレット、コンテナ、棚等に取
り付けられており、質問器用アンテナは流通過程の目的
が変化する場所に設けられている。質問器と応答器との
間の通信を制御するために、数個の質問器を制御可能な
コントローラ24が設けられている。コントローラ24の上
位にはさらに、バーコードリーダを制御するコントロー
ラも接続されているコンピュータ30が設けられている。
が低い情報処理装置を提供する。 【構成】 情報処理装置はバーコードリーダ14及び15を
備えており、移動物体a,bの物品個々の情報は、バー
コードリーダによって読み取られる。移動物体a,b,
・・・の集合体である移動物体A,B,・・・の情報は
情報処理装置の一部を構成している移動体識別装置で処
理される。移動体識別装置は応答器20、21、質問器用ア
ンテナ22、23及び質問器用コントローラ24を備えてい
る。応答器は移動物体のパレット、コンテナ、棚等に取
り付けられており、質問器用アンテナは流通過程の目的
が変化する場所に設けられている。質問器と応答器との
間の通信を制御するために、数個の質問器を制御可能な
コントローラ24が設けられている。コントローラ24の上
位にはさらに、バーコードリーダを制御するコントロー
ラも接続されているコンピュータ30が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物流、FA分野等にお
いて物品個々の情報と物品集合体の情報とを総合的に処
理可能な情報処理装置に関する。
いて物品個々の情報と物品集合体の情報とを総合的に処
理可能な情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生産、流通の多品種少量化を背景に、移
動体識別装置等の自動認識技術が、FA(ファクトリオ
ートメーション)、物流及び各種の社会システムの分野
で応用されており、さらなる開発が進められている。
動体識別装置等の自動認識技術が、FA(ファクトリオ
ートメーション)、物流及び各種の社会システムの分野
で応用されており、さらなる開発が進められている。
【0003】移動体識別装置は、一般的に、固定した位
置に配置された質問器と移動体等に取り付けられた応答
器とを備えており、生産ラインの部品の投入、検査、払
い出し等の工程での製品個々の仕様、加工及び検査等の
情報を管理するのに有効な装置である。移動体識別装置
は、生産ライン以外にも、搬送、物流等で利用されてお
り、データキャリアシステムとも呼ばれている。
置に配置された質問器と移動体等に取り付けられた応答
器とを備えており、生産ラインの部品の投入、検査、払
い出し等の工程での製品個々の仕様、加工及び検査等の
情報を管理するのに有効な装置である。移動体識別装置
は、生産ライン以外にも、搬送、物流等で利用されてお
り、データキャリアシステムとも呼ばれている。
【0004】この種の移動体識別装置の応答器はデータ
キャリアと呼ばれており、通常、メモリ容量が大きく読
出し/書込みが可能なRAM及びアンテナ等を有する通
信制御部等が内蔵された密閉構造を有しており、移動体
に取り付けられる。移動体は、例えば、ローラコンベア
上で搬送されるパレットであり、パレット内に各種の物
品又は部品等が収められている。移動体の情報はRAM
等に書き込まれ、移動体固有の原情報や移動の過程で変
更・追加される物品及び部品等の情報を含んでいる。従
って、図3に示すように物品個々は移動物体a,物品群
の集合は移動物体Aに夫々相当している場合、応答器と
情報を送受信可能な質問器を移動物体aのい通過場所及
び移動物体Aの通過場所に設置することによって、移動
体の情報変化に即応して情報処理が可能であり、「物と
情報の一体化」が実現できる。
キャリアと呼ばれており、通常、メモリ容量が大きく読
出し/書込みが可能なRAM及びアンテナ等を有する通
信制御部等が内蔵された密閉構造を有しており、移動体
に取り付けられる。移動体は、例えば、ローラコンベア
上で搬送されるパレットであり、パレット内に各種の物
品又は部品等が収められている。移動体の情報はRAM
等に書き込まれ、移動体固有の原情報や移動の過程で変
更・追加される物品及び部品等の情報を含んでいる。従
って、図3に示すように物品個々は移動物体a,物品群
の集合は移動物体Aに夫々相当している場合、応答器と
情報を送受信可能な質問器を移動物体aのい通過場所及
び移動物体Aの通過場所に設置することによって、移動
体の情報変化に即応して情報処理が可能であり、「物と
情報の一体化」が実現できる。
【0005】一方、バーコードによる情報処理装置は、
変化しない情報を最小限でバーコード化したラベルを移
動物体に取り付け、バーコードリーダで読み出す。図4
に示すように、バーコードは書込みが不可能な情報源で
あるため、各移動物体のバーコードに対応する原情報や
追加、変更する情報は、上位コンピュータが管理する集
中システムであり、バーコードは「物と情報を対応させ
る機能の一体化」にすぎない。
変化しない情報を最小限でバーコード化したラベルを移
動物体に取り付け、バーコードリーダで読み出す。図4
に示すように、バーコードは書込みが不可能な情報源で
あるため、各移動物体のバーコードに対応する原情報や
追加、変更する情報は、上位コンピュータが管理する集
中システムであり、バーコードは「物と情報を対応させ
る機能の一体化」にすぎない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】バーコードによる情報
処理装置は、メディアコストの安さ、普及の大きさから
物品個々の情報メディアとして使われ、商品物流用の識
別技術として地位を確立している。しかし、バーコード
はデータ量が少なく、読みだし専用である為、パレット
やコンテナ等の物品群の集合情報を処理すると、情報は
上位コンピュータに持たせる必要があり、そのためシス
テムは複雑で柔軟性に欠けており、「物と情報の一体
化」が難しいという問題点がある。
処理装置は、メディアコストの安さ、普及の大きさから
物品個々の情報メディアとして使われ、商品物流用の識
別技術として地位を確立している。しかし、バーコード
はデータ量が少なく、読みだし専用である為、パレット
やコンテナ等の物品群の集合情報を処理すると、情報は
上位コンピュータに持たせる必要があり、そのためシス
テムは複雑で柔軟性に欠けており、「物と情報の一体
化」が難しいという問題点がある。
【0007】他方、移動体識別装置はメディアコストが
高く、普及の観点から物品個々の情報メディアには不適
当である。
高く、普及の観点から物品個々の情報メディアには不適
当である。
【0008】従って、本発明は、情報を総合的に処理で
きかつメディアコストが低い情報処理装置を提供するも
のである。
きかつメディアコストが低い情報処理装置を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、物品が
有する該物品固有の情報を読取る読取り手段と、物品を
含む移動体に対して読取り手段によって読み取られた物
品固有の情報に基づいて移動体に固有の情報を付与する
手段とを備えた情報処理装置が提供される。
有する該物品固有の情報を読取る読取り手段と、物品を
含む移動体に対して読取り手段によって読み取られた物
品固有の情報に基づいて移動体に固有の情報を付与する
手段とを備えた情報処理装置が提供される。
【0010】
【作用】物品個々が有する物品固有の情報は、これを読
み取る読取り手段によって読み取られる。そして、読取
り手段によって読み取られた物品固有の情報に関連して
移動体に固有の情報を移動体に対して付与する手段によ
って、物品固有の情報は移動体に付与される。
み取る読取り手段によって読み取られる。そして、読取
り手段によって読み取られた物品固有の情報に関連して
移動体に固有の情報を移動体に対して付与する手段によ
って、物品固有の情報は移動体に付与される。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明による情報処理装置の一実施
例の構成を概略的に示すブロック図である。
例の構成を概略的に示すブロック図である。
【0013】物流等において、物品が何であるかを物品
個々の情報に持たせ、移動や保管は行き先及び物品の目
的に応じてパレット、コンテナ、棚等に集められる。そ
して、流通過程の目的が変化する毎に、物品群の中身も
変わり情報も変化するが、物品個々の情報は変化しな
い。
個々の情報に持たせ、移動や保管は行き先及び物品の目
的に応じてパレット、コンテナ、棚等に集められる。そ
して、流通過程の目的が変化する毎に、物品群の中身も
変わり情報も変化するが、物品個々の情報は変化しな
い。
【0014】図1に示すように、物品個々は矢印I 方向
に移動する移動物体a10,矢印II方向に移動する移動物
体b11,・・・に相当し、これらの物品を含むパレッ
ト、コンテナ、棚等の矢印III 方向に移動する移動物体
A12,矢印IV方向に移動する移動物体B13,・・・に相
当する。情報処理装置は、物品個々の情報を読み取る読
取り手段であるバーコードリーダ14、15を備えており、
移動物体aの物品個々の情報はバーコードリーダ14によ
って、移動物体bの物品個々の情報はバーコードリーダ
15によって読み取られる。情報は、例えば、製造国名、
メーカ名、商品コード番号及び製造年月日等である。バ
ーコードリーダとしては固定スキャナが使用され、各移
動物体に取り付けられたバーコード16及び17はバーコー
ドリーダ側部を通り過ぎた際に自動的に読み取られる。
この種のバーコードリーダは、いわゆるPOSシステム
(販売時点情報管理システム)で使用されているもので
あり、He−Neレーザを光源として用い光学的にバー
コードを読取る装置である。バーコードリーダ14及び15
は、物品の種類又は物品の搬送路に応じて複数設けられ
ており、これらを制御するバーコードリーダ用コントロ
ーラ18に接続されている。
に移動する移動物体a10,矢印II方向に移動する移動物
体b11,・・・に相当し、これらの物品を含むパレッ
ト、コンテナ、棚等の矢印III 方向に移動する移動物体
A12,矢印IV方向に移動する移動物体B13,・・・に相
当する。情報処理装置は、物品個々の情報を読み取る読
取り手段であるバーコードリーダ14、15を備えており、
移動物体aの物品個々の情報はバーコードリーダ14によ
って、移動物体bの物品個々の情報はバーコードリーダ
15によって読み取られる。情報は、例えば、製造国名、
メーカ名、商品コード番号及び製造年月日等である。バ
ーコードリーダとしては固定スキャナが使用され、各移
動物体に取り付けられたバーコード16及び17はバーコー
ドリーダ側部を通り過ぎた際に自動的に読み取られる。
この種のバーコードリーダは、いわゆるPOSシステム
(販売時点情報管理システム)で使用されているもので
あり、He−Neレーザを光源として用い光学的にバー
コードを読取る装置である。バーコードリーダ14及び15
は、物品の種類又は物品の搬送路に応じて複数設けられ
ており、これらを制御するバーコードリーダ用コントロ
ーラ18に接続されている。
【0015】移動物体a,b,・・・の集合体である移
動物体A,B,・・・は上記したように、流通過程の目
的が変化する毎に、物品群の中身も変わり情報も変化す
る。また、移動物体A,B,・・・は移動物体a,b,
・・・の集合体であるため、情報量は大きい。この情報
は情報処理装置の一部を構成している移動体識別装置で
処理される。この移動体識別装置は、移動物体A,B,
・・・に読取り手段であるバーコードリーダによって読
み取られた物品固有の情報に基づいて移動物体A,B,
・・・に固有の情報を付与する手段に含まれる。
動物体A,B,・・・は上記したように、流通過程の目
的が変化する毎に、物品群の中身も変わり情報も変化す
る。また、移動物体A,B,・・・は移動物体a,b,
・・・の集合体であるため、情報量は大きい。この情報
は情報処理装置の一部を構成している移動体識別装置で
処理される。この移動体識別装置は、移動物体A,B,
・・・に読取り手段であるバーコードリーダによって読
み取られた物品固有の情報に基づいて移動物体A,B,
・・・に固有の情報を付与する手段に含まれる。
【0016】本実施例による移動体識別装置は、応答器
20及び21、質問器用アンテナ22及び23並びに質問器用コ
ントローラ24を備えている。応答器20及び21は移動物体
のパレット、コンテナ、棚等に取り付けられており、ま
た、質問器用アンテナ22及び23は流通過程の目的が変化
する場所、即ち情報が変化する場所に設けられている。
これらの質問器と応答器との間の通信を制御するため
に、数個の質問器を制御可能な質問器用コントローラ24
が設けられている。質問器用コントローラ24にはさら
に、コンピュータ30が接続されている。コンピュータ30
には、また、バーコードリーダ用コントローラ18が接続
されている。このコンピュータ30は、移動物体A,B,
・・・に読取り手段であるバーコードリーダによって読
み取られた物品固有の情報に基づいて移動物体A,B,
・・・に固有の情報を付与する手段に含まれる。
20及び21、質問器用アンテナ22及び23並びに質問器用コ
ントローラ24を備えている。応答器20及び21は移動物体
のパレット、コンテナ、棚等に取り付けられており、ま
た、質問器用アンテナ22及び23は流通過程の目的が変化
する場所、即ち情報が変化する場所に設けられている。
これらの質問器と応答器との間の通信を制御するため
に、数個の質問器を制御可能な質問器用コントローラ24
が設けられている。質問器用コントローラ24にはさら
に、コンピュータ30が接続されている。コンピュータ30
には、また、バーコードリーダ用コントローラ18が接続
されている。このコンピュータ30は、移動物体A,B,
・・・に読取り手段であるバーコードリーダによって読
み取られた物品固有の情報に基づいて移動物体A,B,
・・・に固有の情報を付与する手段に含まれる。
【0017】応答器20は、質問器用アンテナ22から発せ
られたマイクロ波による質問信号を受信して復調した
り、受信した無変調のマイクロ波にディジタル変調を施
して送信する機能を備えており、受信したデータを記憶
するためのRAM、及び応答器20の動作を制御するマイ
クロプロセッサ等を含んでいる(図示せず)。
られたマイクロ波による質問信号を受信して復調した
り、受信した無変調のマイクロ波にディジタル変調を施
して送信する機能を備えており、受信したデータを記憶
するためのRAM、及び応答器20の動作を制御するマイ
クロプロセッサ等を含んでいる(図示せず)。
【0018】質問器用アンテナ22は、コンピュータ30の
命令を受けた質問器用コントローラ24によって応答器20
へと質問信号を送信したり、応答器20から受信したマイ
クロ波を復調したりする機能を備えている。質問器用コ
ントローラ24は、質問器22及び23の動作を制御するマイ
クロプロセッサ等を含んでいる(図示せず)。
命令を受けた質問器用コントローラ24によって応答器20
へと質問信号を送信したり、応答器20から受信したマイ
クロ波を復調したりする機能を備えている。質問器用コ
ントローラ24は、質問器22及び23の動作を制御するマイ
クロプロセッサ等を含んでいる(図示せず)。
【0019】質問器用アンテナ22と応答器20との間の情
報伝達は次のように実施される。
報伝達は次のように実施される。
【0020】質問器用アンテナ22から応答器20への情報
送信の際、質問器用アンテナ22はその有効電波範囲内に
入った応答器20に対して質問信号電波を送信する。応答
器20はこれに応答し、この応答を受信した質問器用アン
テナ22は応答器20に対して情報を発信し、応答器20のR
AMに情報を書込む。この情報は、例えば、パレット内
部に収納された物品a,bの個数であり、またはそれら
の搬送先である。
送信の際、質問器用アンテナ22はその有効電波範囲内に
入った応答器20に対して質問信号電波を送信する。応答
器20はこれに応答し、この応答を受信した質問器用アン
テナ22は応答器20に対して情報を発信し、応答器20のR
AMに情報を書込む。この情報は、例えば、パレット内
部に収納された物品a,bの個数であり、またはそれら
の搬送先である。
【0021】応答器20から質問器用アンテナ22への情報
送信の際、質問器用アンテナ22の有効電波範囲に入った
応答器20は質問器用アンテナ22から質問信号電波を受信
した後、質問器用アンテナ22へと応答信号を送信し、そ
の後質問器用アンテナ22から送信された無変調のマイク
ロ波に対して、応答器20はRAMに記憶している情報に
基づいて変調し質問器用アンテナ22へと発信する。
送信の際、質問器用アンテナ22の有効電波範囲に入った
応答器20は質問器用アンテナ22から質問信号電波を受信
した後、質問器用アンテナ22へと応答信号を送信し、そ
の後質問器用アンテナ22から送信された無変調のマイク
ロ波に対して、応答器20はRAMに記憶している情報に
基づいて変調し質問器用アンテナ22へと発信する。
【0022】尚、上記した応答器20及び質問器用アンテ
ナ22に関する記述は、応答器21及び質問器用アンテナ23
にそのまま当てはまる。
ナ22に関する記述は、応答器21及び質問器用アンテナ23
にそのまま当てはまる。
【0023】図2は、本発明による情報処理装置を、例
えば、流通に適用した場合の情報の流れについて示して
いる。
えば、流通に適用した場合の情報の流れについて示して
いる。
【0024】移動物体a,b,cは夫々物品a、b,c
に相当しており、それぞれの物品の固有情報はバーコー
ドに記憶されており、バーコードリーダによって読み取
られる。これらの物品a,b,cが、それぞれl個,m
個,n個集められて1つのパレットに収められ、参照番
号53で示される情報を有する移動物体Aとなる。この移
動物体Aが形成された場所に質問器が設置されており、
この質問器によってパレットに取り付けられた応答器に
対して情報53が書き込まれる。この情報は流通の過程に
おいて変化し、組み立て、加工、検査、梱包等の各種の
工程で参照番号54で示される情報へと変化する。本実施
例では、情報54は、物品a,b及びcが加工されて物品
Xが形成されていること及び搬送先の情報が情報53に追
加されて、質問器によって書き込まれる。そして、搬送
先に応じて移動体を分ける場所に設けられた質問器によ
って応答器に記憶された情報54が読み取られ、この情報
54を読み取ったコンピュータによって、移動体は情報55
を有するものと情報56を有するものとにし分けられる。
に相当しており、それぞれの物品の固有情報はバーコー
ドに記憶されており、バーコードリーダによって読み取
られる。これらの物品a,b,cが、それぞれl個,m
個,n個集められて1つのパレットに収められ、参照番
号53で示される情報を有する移動物体Aとなる。この移
動物体Aが形成された場所に質問器が設置されており、
この質問器によってパレットに取り付けられた応答器に
対して情報53が書き込まれる。この情報は流通の過程に
おいて変化し、組み立て、加工、検査、梱包等の各種の
工程で参照番号54で示される情報へと変化する。本実施
例では、情報54は、物品a,b及びcが加工されて物品
Xが形成されていること及び搬送先の情報が情報53に追
加されて、質問器によって書き込まれる。そして、搬送
先に応じて移動体を分ける場所に設けられた質問器によ
って応答器に記憶された情報54が読み取られ、この情報
54を読み取ったコンピュータによって、移動体は情報55
を有するものと情報56を有するものとにし分けられる。
【0025】以上説明したように、本実施例によれば、
バーコードリーダと移動体識別装置とを備えたので、物
品個々の情報と物品の集合体との情報を容易に結び付け
ることによって「物と情報の一体化」を計ることができ
かつメディアコストを低くできる。
バーコードリーダと移動体識別装置とを備えたので、物
品個々の情報と物品の集合体との情報を容易に結び付け
ることによって「物と情報の一体化」を計ることができ
かつメディアコストを低くできる。
【0026】上記実施例において、伝送媒体の方式とし
てはマイクロ波方式を用いたが、これに限られるもので
はなく、電磁結合方式、電磁誘導方式、光通信方式等を
用いてもよい。
てはマイクロ波方式を用いたが、これに限られるもので
はなく、電磁結合方式、電磁誘導方式、光通信方式等を
用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、物品が有する該物品固有の情報を読取る読取り手段
と、物品を含む移動体に対して読取り手段によって読み
取られた物品固有の情報に基づいて移動体固有の情報を
付与する手段とを備えたので、物品個々の情報と物品の
集合体との情報を容易に結び付けることによって「物と
情報の一体化」を計ることができかつメディアコストを
低くできる。
ば、物品が有する該物品固有の情報を読取る読取り手段
と、物品を含む移動体に対して読取り手段によって読み
取られた物品固有の情報に基づいて移動体固有の情報を
付与する手段とを備えたので、物品個々の情報と物品の
集合体との情報を容易に結び付けることによって「物と
情報の一体化」を計ることができかつメディアコストを
低くできる。
【図1】本発明に係わる情報処理装置の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明に係わる情報処理装置における情報の流
れを説明する図である。
れを説明する図である。
【図3】移動体識別装置の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】バーコードリーダを用いた情報処理装置の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
10、11、12、13 移動物体 14、15 バーコードリーダ 16、17 バーコード 18 バーコードリーダ用コントローラ 20、21 応答器 22、23 質問器用アンテナ 24 質問器用コントローラ 30 コンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】 物品が有する該物品固有の情報を読取る
読取り手段と、前記物品を含む移動体に対して前記読取
り手段によって読み取られた前記物品固有の情報に基づ
いて前記移動体固有の情報を付与する手段とを備えたこ
とを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287870A JP2763837B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287870A JP2763837B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05128291A true JPH05128291A (ja) | 1993-05-25 |
JP2763837B2 JP2763837B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=17722815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3287870A Expired - Fee Related JP2763837B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763837B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720641U (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-11 | 株式会社トキメック | 光学式データ読取り機能付き電子データ読取り・書込み装置及び光学式読取り用データ付き電子データキャリア |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62124905U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-08 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP3287870A patent/JP2763837B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62124905U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-08 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720641U (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-11 | 株式会社トキメック | 光学式データ読取り機能付き電子データ読取り・書込み装置及び光学式読取り用データ付き電子データキャリア |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2763837B2 (ja) | 1998-06-11 |
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